JP2010125421A - ワーク洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のワークの洗浄・乾燥装置は、ワークの多数の各洗浄・乾燥ポイントを、多数の水洗・乾燥ノズルで狙い、処理する構成である。多数のノズルを要し、洗浄装置・ノズル・配管等の複雑化、保守管理の複雑化と、装置の大型化と、複雑化等を招来する。また、洗浄・乾燥装置の複雑化、装置の大型化等を招来する課題があった。
【構成】 本発明は、複数のステーションと、遮蔽用の扉を備えたワークを順送りする回転テーブルと、洗浄・乾燥位置に設けた自転及び公転で遊星運動する上面洗浄・乾燥用のノズルを備えた上面洗浄・乾燥装置と、自転、及び上面洗浄・乾燥装置の公転による公転で遊星運動する対の側面洗浄・乾燥用のノズルを備えた側面洗浄・乾燥装置と、自転及び公転で遊星運動する下面洗浄・乾燥用のノズルを備えた下面洗浄・乾燥装置と、水・エアを供給する手段で構成したワーク洗浄装置。
【選択図】 図1−1

Description

本考案は、ワーク洗浄装置に関する。
従来のワーク、加工品、製品等の洗浄対象物(以下、ワークとする)の洗浄装置(方法)において、一般的なワークの洗浄装置では、ワークの多数の各洗浄・乾燥ポイントを確定し、この洗浄・乾燥ポイントを狙った多数の水洗・乾燥ノズルを設け、この多数の各ノズルより水及び/又はエアを吹出して、ワークを洗浄及び乾燥する構成である。従って、多数のノズルを要し、洗浄・乾燥機構・ノズル・配管等の複雑化と、その保守管理の複雑化を招来する。そして、また、洗浄・乾燥装置の大型化と、複雑化等を招来すること、又は装置に多数のノズルを設置することで、洗浄・乾燥装置の複雑化、及び/又は、作業の複雑化と、その保守管理の複雑化を招来する。等の多くの課題があった。
そして、この課題を解決するための手段として、文献(1)〜(3)を参照として説明する。
この文献(1)は、特開平7−31575号の「回転ノズル装置およびその設計方法」である。この発明は、複数のリンクから構成されたノズルを用い、このノズルの噴射口から噴射される水の噴射角度を、カオス原理を使用してランダムに変化させて、このランダムな変化を利用してノズルからランダムに噴射する構成であり、ノズルのランダムな動きと、これによる均一な水の散布を利用して効率的・迅速に洗浄することを目的とする。
文献(2)は、特開平6−226220号の「洗浄装置」である。この発明は、支持アームを利用して水平方向において公転及び自転をする対のノズルを設け、この対のノズルより洗浄液及び/又は温水を散布する構成であり、少ないノズルを利用して、ホッパー等の計量装置用部品を、効率的かつ美麗に洗浄することを目的とする。
文献(3)は、特開2002−126663の「ワーク洗浄装置」である。この発明は、搬送装置に設けたワークを、上下面洗浄装置と、対の側面洗浄装置を介して、洗浄し、次いで、上下面洗浄装置と、対の側面洗浄装置を介して乾燥する構造である。従って、ワークの洗浄と乾燥には、最適な構造である。
特開平7−31575号 特開平6−226220号 特開2002−126663
文献(1)は、ノズルが、カオス原理を使用してランダムに変化させ、このランダムな変化を利用し、このノズルからランダムに散布を介して、均一な水の散布を利用して効率的・迅速に洗浄することにある。従って、ノズルのランダムな動きを基本とする構造であり、単純な構造で、かつ単純な形態であれば、可能と考えられる。しかしながら、ワークの構造及び/又は形態が複雑で、かつ多数の凹凸を備えたものである場合には、そのノズルからの水の散布が充分に行なえず、洗浄効果を、期待するには十分とは考えられず、問題を抱えている。
文献(2)は、支持アームを利用して水平方向において公転及び自転をする対のノズルを設け、対のノズルより洗浄液及び/又は温水を拡散する構成であり、少ないノズルを利用し、部品を、効率的かつ美麗に洗浄することにある。しかし、洗浄ノズルを介して、洗浄液と温水を交互に噴射する構造であり、能率的に考えられるが、文献(1)と同様に、洗浄にムラが生じると思われ、洗浄精度が充分とは考えられず、また、中途半端の感じが考えられ、改良の余地がある。
文献(3)は、搬送装置に設けたワークを、上下面洗浄装置と、対の側面洗浄装置による洗浄と、次の上下面洗浄装置と、対の側面洗浄装置による乾燥でなる構造である。従って、少ないノズルで、ワークの洗浄と乾燥を図るには、最適な構造である。しかし、洗浄と乾燥を、搬送方向で、順次、行なうことから、洗浄装置自体の長さ、幅等が長くなり、場所を占有することと、設置場所が限定されること等の改良点が考えられる。
尚、本考案が意図するワークを、全方向に洗浄するには、前記文献(3)が有効であり、十分な成果が期待できる。そして、本発明者が、実施の過程で、その成果を確認している。
そこで、本考案者は、この文献(3)の効果を、有効に利用し、かつ現場において、最適なワーク洗浄装置の提供と、産業界が要望する効率的で、かつ全てのワークに適するワーク洗浄装置の提供を図ることを意図する。
請求項1の発明は、ワーク洗浄装置の小型化(省スペース化)と、設置の容易化を達成すること、また、回転テーブルの所定のステーションで、洗浄と乾燥等の処理を図り、作業の効率化と、視認性を確保すること等を意図する。また、この請求項1の発明は、洗浄と乾燥を、回転テーブルの放射方向において、平面視して、対峙する位置関係に設置することで、ワーク装置の振動・荷重バランスを確保し、ワーク装置の安定性と、耐久性の向上等を図ることを意図する。そして、この請求項1の発明は、上面洗浄装置と下面洗浄装置回転軸の主軸と竪軸の軸芯位置を、回転テーブルの上下方向において、平面視して、変位関係に設置することで、ワーク装置の振動・荷重バランスを確保し、ワーク装置の安定性と、耐久性の向上等を図ることを意図する。
請求項1は、ワークを順送りし、かつ複数のステーションを備えた回転テーブルと、この回転テーブルの各セクションを遮蔽する扉と、この扉を昇降する昇降装置と、この回転テーブルの洗浄位置の上面に設けた自転及び公転を利用して遊星運動する上面洗浄用の上面ノズルを備えた上面洗浄装置、及びこの回転テーブルの乾燥位置の上面に設けた自転及び公転を利用して遊星運動する上面乾燥用の上面ノズルを備えた上面乾燥装置と、この上面洗浄装置の下方に設けた自転、及び前記上面洗浄装置の公転による公転を利用して遊星運動する対の側面洗浄用の側面ノズルを備えた側面洗浄装置、及びこの上面乾燥装置の下方に設けた自転、及び前記上面乾燥装置の公転による公転を利用して遊星運動する対の側面乾燥用の側面ノズルを備えた側面乾燥装置と、この回転テーブルの下面で、かつ前記上面洗浄装置に対峙して設けた自転及び公転を利用して遊星運動する下面洗浄用の下面ノズルを備えた下面洗浄装置、及びこの回転テーブルの下面で、かつ前記上面乾燥装置に対峙して設けた自転及び公転を利用して遊星運動する下面乾燥用の下面ノズルを備えた下面乾燥装置と、前記各ノズルに水及び/又はエアを供給する手段と、で構成されているワーク洗浄装置であって、
前記上面洗浄装置は、前記フレームに設けた回転自在の第一の主軸と、この第一の主軸の回転を司る駆動手段及び伝達部と、前記第一の主軸に設けた第一の回転板と、この第一の回転板に垂設した回転軸と、この第一の回転軸の回転を司る歯車機構と、この回転軸に設けた上面ノズルリンクと、この上面ノズルリンクの回転を司る前記駆動手段と、前記上面ノズルリンクに設けた上面洗浄用の上面ノズルとで構成し、
前記上面乾燥装置は、前記フレームに設けた回転自在の第二の主軸と、この第二の主軸の回転を司る駆動手段及び伝達部と、前記第二の主軸に設けた第二の回転板と、この第二の回転板に垂設した第二の回転軸と、この第二の回転軸の回転を司る歯車機構と、この第二の回転軸に設けた上面ノズルリンクと、この上面ノズルリンクの回転を司る前記駆動手段と、前記上面ノズルリンクに設けた上面乾燥用の上面ノズルとで構成し、
また前記側面洗浄装置は、前記上面洗浄装置の第一の回転板に設けた支持杆と、この支持杆に設けた第三の回転軸と、この第三の回転軸を回転する前記上面洗浄装置のスプロケットとチェーンを介して連繋するスプロケットと、前記第三の回転軸に設けた側面ノズルリンクと、この側面ノズルリンクに設けた対の側面洗浄用の側面ノズルとで構成し、
また前記側面乾燥装置は、前記上面乾燥装置の第二の回転板に設けた支持杆と、この支持杆に設けた第四の回転軸と、この第四の回転軸を回転する前記上面洗浄装置のスプロケットとチェーンを介して連繋するスプロケットと、前記第四の回転軸に設けた側面ノズルリンクと、この側面ノズルリンクに設けた対の側面乾燥用の側面ノズルとで構成し、
さらに下面洗浄装置は、前記フレームに設けた回転する竪軸と、この竪軸の回転を司る回転手段と、この竪軸に設けた第五の回転板と、この第五の回転板に設けた第五の回転軸と、この第五の回転軸に設けた下面ノズルリンクと、この下面ノズルリンクの回転を司る回転手段と、前記下面ノズルリンクに設けた下面洗浄用の下面ノズルで構成し、
さらに下面乾燥装置は、前記フレームに設けた回転する竪軸と、この竪軸の回転を司る回転手段と、この竪軸に設けた第六の回転板と、この第六の回転板に設けた第六の回転軸と、この第六の回転軸に設けた下面ノズルリンクと、この下面ノズルリンクの回転を司る回転手段と、前記下面ノズルリンクに設けた下面乾燥用の下面ノズルで構成し、
前記上面洗浄・乾燥装置に対峙し、この下面洗浄・乾燥装置を設けるとともに、この上下面洗浄・乾燥装置で形成した空間の両側面に、前記側面洗浄・乾燥装置をそれぞれ配備する構成としたワーク洗浄装置である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成し、また、この目的を達成するに、最適な側面洗浄・乾燥装置の各ノズルの構造を提供することを意図する。
請求項2は、請求項1に記載のワーク洗浄装置において、
前記側面洗浄・乾燥装置には、公転と自転する一個又は複数個のノズルが対峙して設けられており、この対の各ノズル間には、回転テーブルに載置したワークが、前回転テーブルの回転に伴って、旋回移動する際に、衝突しない間隔を保持する構成としたワーク洗浄装置である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成し、また、この目的を達成するに、最適なワークの洗浄ポイントと、ワークの搬送手段を確保することを意図する。
請求項3は、請求項1に記載のワーク洗浄装置において、
前記回転テーブルに隣接し、搬送用テーブルを設ける構成としたワーク洗浄装置である。
請求項1の発明は、ワークを順送りし、かつ複数のステーションを備えた回転テーブルと、回転テーブルの各セクションを遮蔽する扉と、この扉を昇降する昇降装置と、回転テーブルの洗浄位置の上面に設けた自転及び公転を利用して遊星運動する上面洗浄用の上面ノズルを備えた上面洗浄装置、及び回転テーブルの乾燥位置の上面に設けた自転及び公転を利用して遊星運動する上面乾燥用の上面ノズルを備えた上面乾燥装置と、上面洗浄装置の下方に設けた自転、及び前記上面洗浄装置の公転による公転を利用して遊星運動する対の側面洗浄用の側面ノズルを備えた側面洗浄装置、及び上面乾燥装置の下方に設けた自転、及び上面乾燥装置の公転による公転を利用して遊星運動する対の側面乾燥用の側面ノズルを備えた側面乾燥装置と、回転テーブルの下面で、かつ上面洗浄装置に対峙して設けた自転及び公転を利用して遊星運動する下面洗浄用の下面ノズルを備えた下面洗浄装置、及び回転テーブルの下面で、かつ上面乾燥装置に対峙して設けた自転及び公転を利用して遊星運動する下面乾燥用の下面ノズルを備えた下面乾燥装置と、各ノズルに水及び/又はエアを供給する手段と、で構成されているワーク洗浄装置であって、
上面洗浄装置は、フレームに設けた回転自在の第一の主軸と、第一の主軸の回転を司る駆動手段及び伝達部と、第一の主軸に設けた第一の回転板と、第一の回転板に垂設した回転軸と、第一の回転軸の回転を司る歯車機構と、回転軸に設けた上面ノズルリンクと、上面ノズルリンクの回転を司る前記駆動手段と、上面ノズルリンクに設けた上面洗浄用の上面ノズルとで構成し、
上面乾燥装置は、フレームに設けた回転自在の第二の主軸と、第二の主軸の回転を司る駆動手段及び伝達部と、第二の主軸に設けた第二の回転板と、第二の回転板に垂設した第二の回転軸と、第二の回転軸の回転を司る歯車機構と、第二の回転軸に設けた上面ノズルリンクと、上面ノズルリンクの回転を司る前記駆動手段と、上面ノズルリンクに設けた上面乾燥用の上面ノズルとで構成し、
また前記側面洗浄装置は、上面洗浄装置の第一の回転板に設けた支持杆と、支持杆に設けた第三の回転軸と、第三の回転軸を回転する前記上面洗浄装置のスプロケットとチェーンを介して連繋するスプロケットと、第三の回転軸に設けた側面ノズルリンクと、側面ノズルリンクに設けた対の側面洗浄用の側面ノズルとで構成し、
また側面乾燥装置は、上面乾燥装置の第二の回転板に設けた支持杆と、支持杆に設けた第四の回転軸と、第四の回転軸を回転する前記上面洗浄装置のスプロケットとチェーンを介して連繋するスプロケットと、第四の回転軸に設けた側面ノズルリンクと、側面ノズルリンクに設けた対の側面乾燥用の側面ノズルとで構成し、
さらに下面洗浄装置は、フレームに設けた回転する竪軸と、竪軸の回転を司る回転手段と、竪軸に設けた第五の回転板と、第五の回転板に設けた第五の回転軸と、第五の回転軸に設けた下面ノズルリンクと、下面ノズルリンクの回転を司る回転手段と、下面ノズルリンクに設けた下面洗浄用の下面ノズルで構成し、
さらに下面乾燥装置は、フレームに設けた回転する竪軸と、竪軸の回転を司る回転手段と、竪軸に設けた第六の回転板と、第六の回転板に設けた第六の回転軸と、第六の回転軸に設けた下面ノズルリンクと、下面ノズルリンクの回転を司る回転手段と、下面ノズルリンクに設けた下面乾燥用の下面ノズルで構成し、
前記上面洗浄・乾燥装置に対峙し、下面洗浄・乾燥装置を設けるとともに、上下面洗浄・乾燥装置で形成した空間の両側面に、側面洗浄・乾燥装置をそれぞれ配備する構成としたワーク洗浄装置である。
従って、請求項1は、ワーク洗浄装置の小型化(省スペース化)と、設置の容易化を達成すること、また、回転テーブルの所定のステーションで、洗浄と乾燥等の処理を図り、作業の効率化と、視認性を確保すること等を意図する。また、この請求項1の考案は、洗浄と乾燥を、回転テーブルの放射方向において、平面視して、対峙する位置関係に設置することで、ワーク装置の振動・荷重バランスを確保し、ワーク装置の安定性と、耐久性の向上等を図ることを意図する。そして、この請求項1の考案は、上面洗浄装置と下面洗浄装置回転軸の主軸と竪軸の軸芯位置を、回転テーブルの上下方向において、平面視して、変位関係に設置することで、ワーク装置の振動・荷重バランスを確保し、ワーク装置の安定性と、耐久性の向上等を図ることを意図する。
請求項2の考案は、請求項1に記載のワーク洗浄装置において、
前記側面洗浄・乾燥装置には、公転と自転する一個又は複数個のノズルが対峙して設けられており、この対の各ノズル間には、回転テーブルに載置したワークが、前回転テーブルの回転に伴って、旋回移動する際に、衝突しない間隔を保持する構成としたワーク洗浄装置である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、また、この目的を達成するに、最適な側面洗浄・乾燥装置の各ノズルの構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項3の考案は、請求項1に記載のワーク洗浄装置において、
回転テーブルに隣接し、搬送用テーブルを設ける構成としたワーク洗浄装置である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、また、この目的を達成するに、最適なワークの洗浄ポイントと、ワークの搬送手段を確保できること等の特徴を有する。
以下、本考案の一例を説明する。
図面の説明をすると、各図は、それぞれ好ましい一例を示す。この図1−1は洗浄室及び/又は乾燥室等を囲繞する部屋のカバーを取外した状態のワーク装置の平面俯瞰図、図1−2は、図1−1の要部を省略した平面俯瞰図、図2はワーク装置の側面図、図3−1は回転テーブルと下面洗浄装置との関係を示した要部側面図、図3−2は回転テーブルと下面洗浄装置との関係を示した要部正面図、図3−3は回転テーブルの平面俯瞰図、図3−4は回転テーブルの洗浄ポジションの容器を示した模式図、図3−5は回転テーブルの乾燥ポジションの容器を示した模式図、図3−6は回転テーブルの搬入ポジションのかごを示した模式図、図4−1は上下面洗浄装置と、対の左右側面洗浄装置の関係を示した要部の正面図、図4−2は上面洗浄装置を拡大して示した要部の正面図、図4−3は対の左右側面洗浄装置を拡大して示した要部の正面図、図4−4は下面洗浄装置を拡大して示した要部の正面図、図5−1は上下面乾燥装置と、対の左右側面乾燥装置の関係を示した要部の正面図、図5−2は上面乾燥装置を拡大して示した要部の正面図、図5−3は対の左右側面乾燥装置を拡大して示した要部の正面図、図5−4は下面乾燥装置を拡大して示した要部の正面図、図6−1は洗浄回路図、図6−2は乾燥回路図、である。
本考案の主構成要素は、ワークWの洗浄、乾燥、並びに搬入を司る回転テーブルAと、この回転テーブルAの上面の洗浄ポジションに設けた自転及び公転を利用して遊星運動する洗浄用のノズルを備えた上面洗浄装置Bと、回転テーブルAの上面の乾燥ポジションに設けた自転及び公転を利用して遊星運動する乾燥用のノズルを備えた上面乾燥装置B1と、この上面洗浄装置Bに対峙し、かつ前記回転テーブルAの下側の洗浄ポジションに設けた自転及び公転を利用して遊星運動するノズルを備えた下面洗浄装置Cと、この上面乾燥装置B1に対峙し、かつ前記回転テーブルAの下側の乾燥ポジションに設けた自転及び公転を利用して遊星運動する乾燥用のノズルを備えた下面乾燥装置C1と、この上下面洗浄装置B、C間に形成される空間Sで、かつ前記回転テーブルAの直上に対で設けた自転及び公転を利用して遊星運動する洗浄用のノズルを備えた側面洗浄装置D、D(一方の側面洗浄装置Dで説明する)と、この上下面乾燥装置B1、C1間に形成される空間S1で、かつ前記回転テーブルAの直上に対で設けた自転及び公転を利用して遊星運動する乾燥用のノズルを備えた側面乾燥装置D1、D1(一方の側面乾燥装置D1で説明する)と、前記上下面洗浄・乾燥装置B、B1、C、C1と、側面洗浄・乾燥装置D、D1の夫々のノズルに水及び/又はエアを供給する手段F1、F2と、で構成されているワーク洗浄装置である。図中Gは扉を示す。
以下、前記回転テーブルA・上下面洗浄・乾燥装置B、C・B1、C1と、側面洗浄・乾燥装置D・D1と、この上下面洗浄・乾燥装置B、C・B1、C1等の各ノズルに水を供給する手段F1及び/又はエアを供給する手段F2を個別に説明する。
回転テーブルAは、フレーム1に設けたモータ2と、このモータ2の出力軸に連係機構3を介して連繋され、かつ前記フレーム1に軸受けを介して軸支した回転軸5と、この回転軸5に固止したテーブル6で構成する。従って、この回転軸5の回転で、テーブル6が回転する。この回転制御は、上下面洗浄・乾燥装置B、C・B1、C1等の各ノズルに水及び/又はエアを供給する時点(ワークWの搬入・洗浄・乾燥)おいて停止し、次の処理に至る過程(次のポジションに至る過程)で回転する構造であり、所謂、間欠回転する。この間欠回転は、図示しないタイマー、またリミットスイッチ又はリレー等の電気的手段等の制御手段を採用する。尚、このテーブル6は、搬入ポジション6aと、洗浄ポジション6bと、乾燥ポジション6cで構成し、この各ポジション6a〜6cには、必要により、貫通孔600が、それぞれ設けられている。この貫通孔600は、テーブル6に設けたワークWの主として下面及び/又は側面よりの洗浄・乾燥を行なう際の水及び/又はエアの通過する隙間となり、さらに、この際に発生するゴミ・付着物の除去を効率的に行うことができる。
上面洗浄装置Cは、前記回転テーブルAの上面に設けており自転及び公転を利用して遊星運動する多数の洗浄用ノズル(上面洗浄用の上面ノズル8〜8n「以下、8とする」)を有する。この上面洗浄装置Cは、フレーム1に設けた回転自在の第一の主軸9と、この第一の主軸9の回転を司る駆動手段(モータ10とする)と、この第一の主軸9の回転を司るベルト及びプーリー(伝達部11とする)と、前記第一の主軸9に設けた第一の回転板12と、この第一の回転板12に垂設した第一の回転軸14と、この第一の回転軸14の回転を司る歯車機構(第一の主軸9と第一の回転軸14にそれぞれ設けた平歯車)と、この第一の回転軸14に設けた第一のノズルリンク15〜15n「以下、15とする」と、この第一の上面ノズルリンク15に設けた前記の上面ノズル8と、で構成されている。従って、上面ノズル8の公転は、モータ2→連係機構3→第一の主軸9の回転→第一の回転板12の経路を介して行われる。また上面ノズル8の自転は、モータ10→伝達部11→第一の主軸9→歯車機構→上面ノズルリンク15を介して行われる。尚、この上面ノズル8は、上下方向(図4−1で上下方向)において、変更可能の構造とすることで、例えば、ワークWの高さ、又は上面・側面等における形状、凹凸、孔等に対応可能とし、回転テーブルAの採用と、本考案の特徴と、洗浄効率・精度の向上と汎用性と、利便性の確保に有効である。
上面乾燥装置C1は、前記回転テーブルAの上面に設けており自転及び公転を利用して遊星運動する多数の洗浄用ノズル(上面乾燥用の上面ノズル81〜81n「以下、81とする」)を有する。この上面洗浄装置Cは、フレーム1に設けた回転自在の第二の主軸91と、この第二の主軸9の回転を司る駆動手段(モータ101とする)と、この第二の主軸91の回転を司るベルト及びプーリー(伝達部111とする)と、前記第二の主軸91に設けた第二の回転板121と、この第二の回転板121に垂設した第二の回転軸141と、この第二の回転軸141の回転を司る歯車機構(第二の主軸91と第二の回転軸141にそれぞれ設けた平歯車)と、この第二の回転軸141に設けた第二のノズルリンク151〜151n「以下、151とする」と、この第二のノズルリンク151に設けた前記の上面ノズル81と、で構成されている。従って、上面ノズル81の公転は、モータ2→伝達機構3→第二の主軸91の回転→第二の回転板121の経路を介して行われる。また上面ノズル81の自転は、モータ101→伝達部111→第二の主軸91→歯車機構→上面ノズルリンク151を介して行われる。尚、このノズル81は、上下方向(図4−1で上下方向)において、変更可能の構造とすることで、例えば、ワークWの高さ、又は上面・側面等における形状、凹凸、孔等に対応可能とし、回転テーブルAの採用と、本考案の特徴と、乾燥効率、又は汎用性と、利便性の確保に有効である。
側面洗浄装置Dは、前記回転テーブルAの側面に設けており自転及び公転を利用して遊星運動する多数の対の側面ノズル(側面洗浄用の側面ノズル20〜20n「以下、20とする」とする。一方で説明する)を有する。この側面洗浄装置Dは、上面洗浄装置Cの第一の回転板12に設けた支持杆21(垂下部21aを含む)と、この支持杆21に設けた第三の回転軸22と、この第三の回転軸22の回転を司る回転手段(この例では、前記第一の回転軸14のスプロケット16と、この支持杆22に設けた第三の回転軸22とに設けたスプロケット23〜23nと、チェーン25とで構成する)と、この第三の回転軸22に設けた側面ノズルリンク26〜26n「以下、26とする」と、この側面ノズルリンク26に設けた対の側面ノズル20と、で構成されている。従って、側面ノズル20の公転は、前記第一の回転板12の回転→支持杆21→垂下部21aの経路を介して行われる。また側面ノズル20の自転は、第一の回転板12の回転→回転手段→側面ノズルリンク26を介して行われる。尚、この側面ノズル20間(図4−1で左右の各ノズル20間を云う)には、ワークWが回転テーブルAに基づいて、旋回移動する際に、衝突しない間隔を備えており、回転テーブルAの採用と、本考案の特徴を発揮する。そして、この間隔(側面洗浄装置Dの他の構造の変更を含む)は、ワークWの大きさ、又は側面・上面における形状、凹凸、孔等で変更可能とすることも可能であり、回転テーブルAの採用と、本考案の特徴と、洗浄効率・精度の向上と、又は汎用性と、利便性の確保に有効である。
側面乾燥装置D1は、前記回転テーブルAの側面に設けており自転及び公転を利用して遊星運動する多数の対の側面ノズル(側面乾燥用の側面ノズル201〜201n「以下、201とする」とする。一方で説明する)を有する。この側面乾燥装置D1は、上面洗浄装置Cの第一の回転板12に設けた支持杆211(垂下部211aを含む)と、この支持杆211に設けた第四の回転軸221と、この第四の回転軸221の回転を司る回転手段(この例では、前記第一の回転軸14のスプロケット16と、この支持杆221に設けた第四の回転軸221とに設けたスプロケット231〜231nと、チェーン251とで構成する)と、この第四の回転軸221に設けた側面ノズルリンク261〜261n「以下、261とする」と、この側面ノズルリンク261に設けた対の側面ノズル201と、で構成されている。従って、側面ノズル201の公転は、前記第一の回転板12の回転→支持杆211→垂下部211aの経路を介して行われる。また側面ノズル201の自転は、第一の回転板12の回転→回転手段→側面ノズルリンク261を介して行われる。尚、この側面ノズル201間(図4−1で、簡略して示した如く、左右の各側面ノズル201間を云う)には、ワークWが回転テーブルAに基づいて、旋回移動する際に、衝突しない間隔を備えており、回転テーブルAの採用と、本考案の特徴を発揮する。そして、この間隔(側面乾燥装置D1の他の構造の変更を含む)は、ワークWの大きさ、又は側面・上面における形状、凹凸、孔等で変更可能とすることも可能であり、回転テーブルAの採用と、本考案の特徴と、乾燥効率、又は汎用性と、利便性の確保に有効である。
下面洗浄装置Cは、前記回転テーブルAの下面に設けており自転及び公転を利用して遊星運動する多数の洗浄用の下面ノズル(下面ノズル30〜30n「以下、30とする」とする)を有する。この下面洗浄装置Cは、フレーム1に設けた回転する竪軸31と、この竪軸31の回転を司る回転手段(この例では、モータ32と、このモータ32の出力軸と前記竪軸31とに設けた図示しないプーリーと、ベルトとで構成する)と、この竪軸31に設けた第五の回転板33と、この第五の回転板33に設けた第五の回転軸34と、この第五の回転軸34に設けた下面ノズルリンク35〜35nと、この下面ノズルリンク35〜35n「以下、35とする」の回転を司る歯車機構(竪軸31と第五の回転軸341にそれぞれ設けた平歯車)と、前記下面ノズルリンク35に設けた下面ノズル30と、で構成されている。従って、下面ノズル30の公転は、モータ32→回転手段→竪軸31→下面ノズルリンク35を介して行われる。また下面ノズル30の自転は、モータ32→竪軸31→歯車機構→下面ノズルリンク35を介して行われる。尚、この下面ノズル30は、上下方向(図4−1で上下方向)において、変更可能の構造とすることで、例えば、ワークWの底面等の形状、凹凸、孔等に対応可能とし、回転テーブルAの採用と、本考案の特徴と、洗浄効率・精度の向上と、又は汎用性と、利便性の確保に有効である。
下面乾燥装置C1は、前記回転テーブルAの下面に設けており自転及び公転を利用して遊星運動する多数の乾燥用のノズル(下面ノズル301〜301n「以下、301とする」とする)を有する。この下面乾燥装置C1は、フレーム1に設けた回転する竪軸311と、この竪軸311の回転を司る回転手段(この例では、モータ321と、このモータ321の出力軸と前記竪軸311とに設けた図示しないプーリーと、ベルトとで構成する)と、この竪軸311に設けた第六の回転板33と、この第六の回転板331に設けた第六の回転軸341と、この第六の回転軸341に設けた下面ノズルリンク351〜351n「以下、351とする」と、この下面ノズルリンク351の回転を司る歯車機構(竪軸311と第六の回転軸341にそれぞれ設けた平歯車)と、前記下面ノズルリンク351に設けた下面ノズル301と、で構成されている。従って、下面ノズル301の公転は、モータ321→回転手段→竪軸311→下面ノズルリンク351を介して行われる。また下面ノズル301の自転は、モータ32→竪軸311→回転手段→下面ノズルリンク351を介して行われる。尚、この下面ノズル301は、上下方向(図4−1で上下方向)において、変更可能の構造とすることで、例えば、ワークWの底面等の形状、凹凸、孔等に対応可能とし、回転テーブルAの採用と、本考案の特徴と、洗浄効率・精度の向上と、又は汎用性と、利便性の確保に有効である。
そして、水を供給する手段F1及び/又はエアを供給する手段F2を個別に説明すると、この水を供給する手段F1は、上面ノズル8〜8n・下面ノズル30〜30n・側面ノズル20〜20n(総称する場合には、ノズルNとする)に水を供給であり、この水を供給する手段F1は、クリーンタンク40と、ホンプ41と、配管42と、各種弁43を主構成で形成し、クリーンタンク40の水及び/又は洗浄液を、ノズルNを利用してワークWに噴射する。図中45はダーティタンク、46はフィルター、47は配管を示す。また、エアを供給する手段F2は、上面ノズル81〜81n・下面ノズル301〜301n・側面ノズル201〜201n(総称する場合には、ノズルN1とする)にエアを供給であり、このエアを供給する手段F2は、コンプレッサー50と、配管52と、各種弁53を主構成で形成し、コンプレッサー50のエアを、ノズルN1を利用してワークWに噴射する。
以下、一つのワークWの搬入と、その洗浄・乾燥と、その取出し、並びに搬送における一工程と、その好ましい、一例を説明する。
「ワークWの搬入」は、ワークWを、回転テーブルAの搬入ポジションの籠の中に、人手、又は自動手段を利用して供給する。続いて、図示しない、リミットスイッチ、センサー、タイマー等の検知手段が働き、扉Gの上方への移動で、搬入・洗浄・乾燥ポジション6a〜6cを開放し、かつこの回転テーブルAが所定角度回転(旋回)する。
「ワークWの洗浄」は、ワークWの搬入後において、回転テーブルAに乗ったワークWが、洗浄ポジション6bに回転したときに、検知手段が働いて停止し、かつ扉Gが降下して、搬入・洗浄・乾燥ポジション6a〜6cが区画(遮蔽)される。この洗浄ポジション6bにあるワークWに対して、上面洗浄装置Bのノズル8と、側面洗浄装置Dのノズル20と、下面洗浄装置Cのノズル30からの、水の噴射と、このノズルNの自転及び公転を利用してワークWの全方向を洗浄する。
「ワークWの乾燥」は、ワークWの洗浄後において、このワークWの洗浄が終了した時点で、検知手段が働き、扉Gの上方への移動で、搬入・洗浄・乾燥ポジション6a〜6cを開放し、かつこの回転テーブルAが所定角度回転(旋回)する。そして、回転テーブルAに乗ったワークWが、乾燥ポジション6cに回転したときに、検知手段が働いて停止し、かつ扉Gが降下して、搬入・洗浄・乾燥ポジション6a〜6cが区画(遮蔽)される。この乾燥ポジション6cにある洗浄済みワークWに対して、上面乾燥装置B1のノズル81と、側面乾燥装置D1のノズル201と、下面乾燥装置C1のノズル301からの、エアの噴射と、このノズルN1の自転及び公転を利用してワークW全体を乾燥する。
「ワークWの取出し」は、ワークWの乾燥後において、このワークWの乾燥が終了した時点で、検知手段が働き、扉Gの上方への移動で、搬入・洗浄・乾燥ポジション6a〜6cを開放し、かつこの回転テーブルAが所定角度回転(旋回)する。そして、回転テーブルAに乗ったワークWが、搬入ポジション6aに回転したときに、検知手段が働いて停止し、かつ扉Gが降下して、搬入・洗浄・乾燥ポジション6a〜6cが区画(遮蔽)される。この搬入ポジション6aにある乾燥済みワークWに対して、人手、又は自動手段を利用して取出すことで、一例の工程が終了する。
「ワークWの搬送」は、ワークWの取出し後において、図示しない搬送用テーブルを介して、所定の箇所にプールされる。
以上が一つのワークWの一工程であり、ワークWの形状、凹凸、高さ等に応じて、適宜対応するものとし、また、複数のワークWを洗浄においても同様である。
図1−1は洗浄室及び/又は乾燥室等を囲繞する部屋のカバーを取外した状態のワーク装置の平面俯瞰図 図1−2は、図1−1の要部を省略した平面俯瞰図 図2はワーク装置の側面図 図3−1は回転テーブルと下面洗浄装置との関係を示した要部側面図 図3−2は回転テーブルと下面洗浄装置との関係を示した要部正面図 図3−3は回転テーブルの平面俯瞰図 図3−4は回転テーブルの洗浄ポジションの容器を示した模式図 図3−5は回転テーブルの乾燥ポジションの容器を示した模式図 図3−6は回転テーブルの搬入ポジションのかごを示した模式図 図4−1は上下面洗浄装置と、対の左右側面洗浄装置の関係を示した要部の正面図 図4−2は上面洗浄装置を拡大して示した要部の正面図 図4−3は対の左右側面洗浄装置を拡大して示した要部の正面図 図4−4は下面洗浄装置を拡大して示した要部の正面図 図5−1は上下面乾燥装置と、対の左右側面乾燥装置の関係を示した要部の正面図 図5−2は上面乾燥装置を拡大して示した要部の正面図 図5−3は対の左右側面乾燥装置を拡大して示した要部の正面図 図5−4は下面乾燥装置を拡大して示した要部の正面図 図6−1は洗浄回路図 図6−2は乾燥回路図
符号の説明
A 回転テーブル
B 上面洗浄装置
B1 上面乾燥装置
C 下面洗浄装置
C1 下面乾燥装置
D 側面洗浄装置
D1 側面乾燥装置
F1 水を供給する手段
F2 エアを供給する手段
G 扉
N ノズル
N1 ノズル
S 空間
S1 空間
W ワーク
1 フレーム
2 モータ
3 連係機構
5 回転軸
6 テーブル
6a 搬入ポジション
6b 洗浄ポジション
6c 乾燥ポジション
600 貫通孔
8〜8n 上面ノズル
9 第一の主軸
10 モータ
11 伝達部
12 第一の回転板
14 第一の回転軸
15〜15n 上面ノズルリンク
16 スプロケット
81〜81n 上面ノズル
91 第一の主軸
101 モータ
111 伝達部
121 第二の回転板
141 第二の回転軸
151〜151n 上面ノズルリンク
161 スプロケット
20〜20n 側面ノズル
21 支持杆
21a 垂下部
22 第三の回転軸
23〜23n スプロケット
25 チェーン
26〜26a 側面ノズルリンク
201〜201n 側面ノズル
211 支持杆
211a 垂下部
221 第四の回転軸
231〜231n スプロケット
251 チェーン
261〜261a 側面ノズルリンク
30〜30n 下面ノズル
31 竪軸
32 モータ
33 第五の回転板
34 第五の回転軸
35〜35n 下面ノズルリンク
301〜301n 下面ノズル
311 竪軸
321 モータ
331 第六の回転板
341 第六の回転軸
351〜351n 下面ノズルリンク
40 クリーンタンク
41 ポンプ
42 配管
43 弁
45 ダーティタンク
46 フィルター
47 配管
50 コンプレッサー
52 配管
53 弁

Claims (3)

  1. ワークを順送りし、かつ複数のステーションを備えた回転テーブルと、この回転テーブルの各セクションを遮蔽する扉と、この扉を昇降する昇降装置と、この回転テーブルの洗浄位置の上面に設けた自転及び公転を利用して遊星運動する上面洗浄用の上面ノズルを備えた上面洗浄装置、及びこの回転テーブルの乾燥位置の上面に設けた自転及び公転を利用して遊星運動する上面乾燥用の上面ノズルを備えた上面乾燥装置と、この上面洗浄装置の下方に設けた自転、及び前記上面洗浄装置の公転による公転を利用して遊星運動する対の側面洗浄用の側面ノズルを備えた側面洗浄装置、及びこの上面乾燥装置の下方に設けた自転、及び前記上面乾燥装置の公転による公転を利用して遊星運動する対の側面乾燥用の側面ノズルを備えた側面乾燥装置と、この回転テーブルの下面で、かつ前記上面洗浄装置に対峙して設けた自転及び公転を利用して遊星運動する下面洗浄用の下面ノズルを備えた下面洗浄装置、及びこの回転テーブルの下面で、かつ前記上面乾燥装置に対峙して設けた自転及び公転を利用して遊星運動する下面乾燥用の下面ノズルを備えた下面乾燥装置と、前記各ノズルに水及び/又はエアを供給する手段と、で構成されているワーク洗浄装置であって、
    前記上面洗浄装置は、前記フレームに設けた回転自在の第一の主軸と、この第一の主軸の回転を司る駆動手段及び伝達部と、前記第一の主軸に設けた第一の回転板と、この第一の回転板に垂設した回転軸と、この第一の回転軸の回転を司る歯車機構と、この回転軸に設けた上面ノズルリンクと、この上面ノズルリンクの回転を司る前記駆動手段と、前記上面ノズルリンクに設けた上面洗浄用の上面ノズルとで構成し、
    前記上面乾燥装置は、前記フレームに設けた回転自在の第二の主軸と、この第二の主軸の回転を司る駆動手段及び伝達部と、前記第二の主軸に設けた第二の回転板と、この第二の回転板に垂設した第二の回転軸と、この第二の回転軸の回転を司る歯車機構と、この第二の回転軸に設けた上面ノズルリンクと、この上面ノズルリンクの回転を司る前記駆動手段と、前記上面ノズルリンクに設けた上面乾燥用の上面ノズルとで構成し、
    また前記側面洗浄装置は、前記上面洗浄装置の第一の回転板に設けた支持杆と、この支持杆に設けた第三の回転軸と、この第三の回転軸を回転する前記上面洗浄装置のスプロケットとチェーンを介して連繋するスプロケットと、前記第三の回転軸に設けた側面ノズルリンクと、この側面ノズルリンクに設けた対の側面洗浄用の側面ノズルとで構成し、
    また前記側面乾燥装置は、前記上面乾燥装置の第二の回転板に設けた支持杆と、この支持杆に設けた第四の回転軸と、この第四の回転軸を回転する前記上面洗浄装置のスプロケットとチェーンを介して連繋するスプロケットと、前記第四の回転軸に設けた側面ノズルリンクと、この側面ノズルリンクに設けた対の側面乾燥用の側面ノズルとで構成し、
    さらに下面洗浄装置は、前記フレームに設けた回転する竪軸と、この竪軸の回転を司る回転手段と、この竪軸に設けた第五の回転板と、この第五の回転板に設けた第五の回転軸と、この第五の回転軸に設けた下面ノズルリンクと、この下面ノズルリンクの回転を司る回転手段と、前記下面ノズルリンクに設けた下面洗浄用の下面ノズルで構成し、
    さらに下面乾燥装置は、前記フレームに設けた回転する竪軸と、この竪軸の回転を司る回転手段と、この竪軸に設けた第六の回転板と、この第六の回転板に設けた第六の回転軸と、この第六の回転軸に設けた下面ノズルリンクと、この下面ノズルリンクの回転を司る回転手段と、前記下面ノズルリンクに設けた下面乾燥用の下面ノズルで構成し、
    前記上面洗浄・乾燥装置に対峙し、この下面洗浄・乾燥装置を設けるとともに、この上下面洗浄・乾燥装置で形成した空間の両側面に、前記側面洗浄・乾燥装置をそれぞれ配備する構成としたワーク洗浄装置。
  2. 請求項1に記載のワーク洗浄装置において、
    前記側面洗浄・乾燥装置には、公転と自転する一個又は複数個のノズルが対峙して設けられており、この対の各ノズル間には、回転テーブルに載置したワークが、前回転テーブルの回転に伴って、旋回移動する際に、衝突しない間隔を保持する構成としたワーク洗浄装置。
  3. 請求項1に記載のワーク洗浄装置において、
    前記回転テーブルに隣接し、搬送用テーブルを設ける構成としたワーク洗浄装置。
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