JP2008055309A - マイクロチップ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能とするマイクロチップを実現すること。
【解決手段】微小流路に充填される触媒と、前記微小流路の両端に液体の流入口及び前記触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成された基板とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガラス基板、樹脂基板、シリコン基板などで形成され流入させた液体の化学反応を行わせる微細流路を有するマイクロチップに関し、特に簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能とするマイクロチップに関する。
従来の液体の化学反応を行わせる微細流路を有するマイクロチップに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
WO2004/086055 K.Sato M.Tokeshi T.Odake H.Kimura T.Ooi M.Nakao T.Kitamori, Integration of an Immunosorbent Assay System: Analysis of Secretory Human Immunoglobulin A on Polystyrene Beads in a Microchip, Analytical Chemistry.72, 1144-1147(2000)
図14及び図15は従来のマイクロチップの一例を示す平面図及び断面図であり、上記「非特許文献1」に記載されたものである。また、図15は図14のA−A断面図である。
図14及び図15において、1は流入口及び流出口が形成された基板、2は固体が固着されたマイクロビーズ若しくは金属触媒を球状に形成した触媒、3は中央に突起部を有し基板1と貼り合わされて微小流路を構成する溝が形成された基板である。
例えば、基板1には図14中”IP100”及び”EP100”に示す流入口及び流出口がエッチング加工等によりそれぞれ形成される。この時、図14中”IP100”に示す流入口の口径は触媒2の直径よりも大きくなるように形成される。
一方、基板3の溝の形成過程を図16を用いて説明する。図16は基板の溝の形成過程を説明する説明図であり、3は図14及び図15と同一符号を付してある。
例えば、基板3では図16中”A01”及び”A02”に示す部分がエッチング加工等により除去され、さらに、図16中A03”に示す部分がエッチング加工等により除去される。このような加工により、中央に図16中”PP100”に示す突起部を有する溝が形成される。
そして、流入口及び流出口が形成された基板1は、基板3に形成された溝の両端に図14中”IP100”及び”EP100”に示す流入口及び流出口が位置するように基板3と接着等により貼り合わされる。このような貼り合わせにより、基板3に形成された溝の開口部分は基板1で覆われ図14及び図15中”MF100”に示す微小流路を構成することになる。
また、基板1に形成された図14中”IP100”に示す流入口からは複数個の触媒2が挿入され、図14及び図15中”MF100”に示す微小流路内に充填される。但し、基板3の溝の図16中”PP100”に示す突起部は、図15中”CL100”に示す基板3の溝の突起部の先端と基板1との間の間隔が触媒2の直径よりも小さく形成される。
ここで、図14等に示す従来例を説明する。化学反応を行わせる液体は図14及び図15中”IP100”に示す流入口から注入され、図14及び図15中”MF100”に示す微小流路を流れる。
この時、液体は図14及び図15中”MF100”に示す微小流路に充填されている複数個の触媒2によって化学反応を起こし、化学反応を生じた液体が図14及び図15中”EP100”に示す流出口から排出される。
また、図15中”CL100”に示す基板3の溝の突起部の先端と基板1との間の間隔は触媒2の直径よりも小さくなるように基板3の溝の図16中”PP100”に示す突起部が形成されているので、複数個の触媒2は基板3の溝の図16中”PP100”に示す突起部で堰き止められ、微小流路内に留まることになる。
この結果、2つの基板で構成される微小流路の中央に突起部を設けることにより、複数個の触媒を微小流路内に堰き止めることが可能になる。
しかし、図14等に示す従来例では、図14及び図15中”MF100”に示す微細流路を構成するには、基板3を加工する際に図16中”A01”及び”A02”に示す部分を除去し、さらに図16中”A03”に示す部分を除去するといった複数回のエッチング加工等の作業が必要となり作業が煩雑になるという問題があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能とするマイクロチップを実現することにある。
上記のような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
微小流路に充填される触媒と、前記微小流路の両端に液体の流入口及び前記触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成された基板とを備えたことにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能となる。
請求項2記載の発明は、
流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
微小流路に充填される触媒と、液体の流入口及び前記触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成された第1の基板と、両端に前記流入口及び前記流出口が位置するように前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成された第2の基板とを備えたことにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能となる。
請求項3記載の発明は、
請求項2記載の発明であるマイクロチップにおいて、
前記流入口の口径が、前記触媒の最大径よりも大きいことにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能となる。
請求項4記載の発明は、
流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
第1及び第2の充填流路に充填される第1及び第2の触媒と、流入流路の一端に液体の流入口及び前記第1及び第2の充填流路の一端に前記第1及び前記第2の触媒の最小径よりもそれぞれ口径が小さい液体の第1及び第2の流出口が形成され前記流入流路の他端に前記第1及び第2の充填流路の他端が接続される基板とを備えたことにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能となる。
請求項5記載の発明は、
流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
第1及び第2の充填流路に充填される第1及び第2の触媒と、液体の流入口及び前記第1及び前記第2の触媒の最小径よりもそれぞれ口径が小さい液体の第1及び第2の流出口が形成された第1の基板と、前記第1の基板と貼り合わされて流入流路の一端に前記第1及び第2の充填流路の一端が接続される前記流入流路、前記第1及び第2の充填流路を構成し、前記流入流路の他端に前記流入口が、前記第1及び第2の充填流路の他端に前記第1及び第2の流出口がそれぞれ位置する溝が形成された第2の基板とを備えたことにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能となる。
請求項6記載の発明は、
請求項5記載の発明であるマイクロチップにおいて、
前記第1及び前記第2の触媒の最大径よりもそれぞれ口径が大きい第1及び第2の触媒充填口を設けたことにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能となる。
請求項7記載の発明は、
流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
充填流路に充填される触媒と、第1及び第2の流入流路の一端にそれぞれ液体の第1及び第2の流入口及び充填流路の一端に前記触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成され前記第1及び第2の流入流路の他端に前記充填流路の他端が接続される基板とを備えたことにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能となる。
請求項8記載の発明は、
流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
充填流路に充填される触媒と、液体の第1及び第2の流入口及び前記触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成された第1の基板と、前記第1の基板と貼り合わされて第1及び第2の流入流路の一端に前記充填流路の一端が接続される前記第1及び第2の流入流路及び前記充填流路を構成し、前記第1及び第2の流入流路の他端に前記第1及び第2の流入口が、前記充填流路の他端に前記流出口がそれぞれ位置する溝が形成された第2の基板とを備えたことにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能となる。
請求項9記載の発明は、
請求項8記載の発明であるマイクロチップにおいて、
前記第1及び第2の流入口の口径が、前記触媒の最大径よりもそれぞれ大きいことにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能となる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1によれば、
微小流路の両端に液体の流入口及び触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成された基板とを備えることにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能とするマイクロチップを実現する。
請求項2及び請求項3の発明によれば、
液体の流入口及び触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成された第1の基板と、前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成された第2の基板とを備えることにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能とするマイクロチップを実現する。
請求項4の発明によれば、流入流路の一端に液体の流入口及び第1及び第2の充填流路の一端に触媒の最小径よりもそれぞれ口径が小さい液体の第1及び第2の流出口が形成され前記流入流路の他端に前記第1及び第2の充填流路の他端が接続される基板とを備えることにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能とするマイクロチップを実現する。
請求項5及び請求項6の発明によれば、液体の流入口及び触媒の最小径よりもそれぞれ口径が小さい液体の第1及び第2の流出口が形成された第1の基板と、前記第1の基板と貼り合わされて流入流路、第1及び第2の充填流路を構成する溝が形成された第2の基板とを備えることにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能とするマイクロチップを実現する。
請求項7の発明によれば、第1及び第2の流入流路の一端にそれぞれ液体の第1及び第2の流入口及び充填流路の一端に触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成され前記第1及び第2の流入流路の他端に前記第1及び第2の充填流路の他端が接続される基板とを備えることにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能とするマイクロチップを実現する。
請求項8及び請求項9の発明によれば、第1及び第2の流入口及び触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成された第1の基板と、前記第1の基板と貼り合わされて第1及び第2の流入流路及び充填流路を構成する溝が形成された第2の基板とを備えることにより、簡単な構成で流路内に触媒を堰き止めることを可能とするマイクロチップを実現する。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係るマイクロチップの一実施例を示す平面図及び断面図である。図2は図1のA−A断面図である。
図1及び図2において、4は流入口及び流出口が形成された基板、5は抗体が固着されたマイクロビーズ若しくは金属触媒を球状に形成した触媒、6は基板4と貼り合わされて微小流路を構成する溝が形成された基板である。
例えば、基板4には図1中”IP110”及び”EP110”に示す流入口及び流出口がエッチング加工等によりそれぞれ形成される。この時、図1中”IP110”に示す流入口の口径は触媒5の直径よりも大きく形成され、図1中”EP110”に示す流出口の口径は触媒5の直径よりも小さく形成される。
一方、基板6の溝の形成過程を図3を用いて説明する。図3は基板の溝の形成過程を説明する説明図であり、6は図1及び図2と同一符号を付してある。
例えば、基板6では図3中”A04”に示す部分がエッチング加工等により除去され、溝が形成される。
そして、流入口及び流出口が形成された基板4は、基板6に形成された溝の両端に図1中”IP110”及び”EP110”に示す流入口及び流出口が位置するように基板6と接着等により貼り合わされる。このような貼り合わせにより、基板6に形成された溝の開口部分は基板4で覆われ図1及び図2中”MF110”に示す微小流路を構成することになる。
また、基板4に形成された図1中”IP110”に示す流入口からは複数個の触媒5が挿入され、図1及び図2中”MF110”に示す微小流路内に充填される。
ここで、図1等に示す従来例を説明する。化学反応を行わせる液体は図1及び図2中”IP110”に示す流入口から注入され、図1及び図2中”MF110”に示す微小流路を流れる。
この時、液体は図1及び図2中”MF110”に示す微小流路に充填されている複数個の触媒5によって化学反応を起こし、化学反応を生じた液体が図1及び図2中”EP110”に示す流出口から排出される。
また、図1中”EP110”に示す流出口の口径は触媒5の直径より小さく形成されているので、複数個の触媒5は図1中”EP110”に示す流出口で堰き止められ、微小流路内に留まることになる。
この結果、2つの基板で構成される微小流路の一端に触媒の直径より口径が小さい流出口を設けることにより、簡単な構成で流路内に複数個の触媒を堰き止めることが可能になる。
図4及び図5は従来のマイクロチップの一例を示す平面図及び断面図である。また、図5は図4のA−A断面図である。
図4、図5において、7は流入口、触媒充填口及び流出口が形成された基板、8及び9は抗体が固着されたマイクロビーズ若しくは金属触媒を球状に形成した触媒、10は基板7と貼り合わされて流入流路及び充填流路を構成する溝が形成される基板である。また、触媒8及び9はそれぞれ種類が異なる触媒である。
例えば、基板7には図4中”IP120”に示す流入口、図4中”IP121”及び”IP122”に示す触媒充填口、図4中”EP120”及び”EP121”に示す流出口がエッチング加工等によりそれぞれ形成される。
この時、図4中”IP121”及び”IP122”に示す触媒充填口の口径は触媒8及び9の直径よりも大きく形成され、図4中”EP120”及び”EP121”に示す流出口の口径は触媒8及び9の直径よりも小さく形成される。
一方、基板10の溝の形成過程を図6を用いて説明する。図6は基板の溝の形成過程を説明する説明図であり、10は図5と同一符号を付してある。
例えば、基板10では図6中”A05”に示す部分がエッチング加工等により除去され、途中で分岐するような音叉型の形状をした溝が形成される。
そして、流入口、触媒充填口及び流出口が形成された基板7は、基板10と接着等により貼り合わされて、基板10に形成された溝の開口部分は基板7で覆われ図4中”IF120”に示す流入流路及び図4中”FP120”及び”FP121”に示す充填流路を構成することになる。
また、図4中”IF120”に示す流入流路の一端は図4中”FP120”及び”FP121”に示す充填流路の一端と接続される。
この時、基板7に形成された図4中”IP120”に示す流入口が図4中”IF120”に示す流入流路の他端に、図4中”IP121”及び”IP122”に示す触媒充填口が図4中”FP120”及び”FP121”に示す充填流路上に、図4中”EP120”及び”EP121”に示す流出口が図4中”FP120”及び”FP121”に示す充填流路の他端に位置するように基板7及び基板10の配置が調整される。
基板7に形成された図4中”IP121”及び”IP122”に示す触媒充填口からは複数個の触媒8及び9がそれぞれ挿入され、図4中”FP120”及び”FP121”に示す充填流路内に充填される。
ここで、図4等に示す実施例を説明する。化学反応を行わせる液体は図4及び図5中”IP120”に示す流入口から注入され、図4中”IF120”に示す流入流路を流れる。
さらに、液体は図4中”IF120”に示す流入流路の一端で分岐され、図4中”FP120”及び”FP121”に示す充填流路をそれぞれ流れる。
この時、液体は図4中”FP120”及び”FP121”に示す充填流路に充填されている複数個の触媒8及び9によってそれぞれ化学反応を起こし、化学反応を生じた液体が図4中”EP120”及び”EP121”に示す流出口からそれぞれ排出される。
また、図4中”EP120”及び”EP121”に示す流出口の口径は触媒8及び9の直径よりもそれぞれ小さく形成されているので、複数個の触媒8及び9は図4中”EP120”及び”EP121”に示す流出口でそれぞれ堰き止められ、微小流路内に留まることになる。
この結果、2つの基板で構成される2つの充填流路の一端に触媒の直径よりも口径が小さい流出口をそれぞれ設けることにより、簡単な構成で流路内に複数個の触媒を堰き止めることが可能になる。
また、それぞれ種類が異なる触媒が充填される2つの充填流路が形成されることにより、化学反応を促進させる触媒を選別することが出来る。
図7及び図8は本発明に係るマイクロチップの一実施例を示す平面図及び断面図である。図8は図7のA−A断面図である。
図7及び図8において、11は流入口及び流出口が形成された基板、12は抗体が固着されたマイクロビーズ若しくは金属触媒を球状に形成した触媒、13は基板11と貼り合わされて流入流路及び充填流路を構成する溝が形成された基板である。
例えば、基板11には図7中”IP130”及び”IP131”に示す流入口、図7中”EP130”に示す流出口がエッチング加工等によりそれぞれ形成される。この時、図7中”IP130”及び”IP131”に示す流入口の口径は触媒12の直径よりもそれぞれ大きく形成され、図7中”EP130”に示す流出口の口径は触媒12の直径よりも小さく形成される。
一方、基板13の溝の形成過程を図9を用いて説明する。図9は基板の溝の形成過程を説明する説明図であり、13は図8と同一符号を付してある。
例えば、基板13では図9中”A06”に示す部分がエッチング加工等により除去され、途中で合流するような音叉型の形状をした溝が形成される。
そして、流入口、及び流出口が形成された基板11は、基板13と接着等により貼り合わされて、基板13に形成された溝の開口部分は基板11で覆われ図7中”IF130”及び”IF131”に示す流入流路及び図7中”FP130”に示す充填流路を構成することになる。
また、図7中”IF130”及び”IF131”示す流入流路の一端が図7中”FP130”に示す充填流路の一端と接続される。
この時、基板11に形成された図7中”IP130”及び”IP131”に示す流入口が図7中”IF130”及び”IF131”に示す流入流路の他端に、図7中”EP130”に示す流出口が図7中”FP130”に示す充填流路の他端に位置するように基板11及び基板13の配置が調整される。
また、基板11に形成された図7中”IP130”及び”IP131”に示す流入口からは複数個の触媒12が挿入され、図7中”FP130”に示す充填流路内に充填される。
ここで、図7等に示す実施例を説明する。化学反応を行わせる第1及び第2の液体は図7及び図8中”IP130”及び”IP131”に示す流入口からそれぞれ注入され、図7中”IF130”及び”IF131”に示す流入流路をそれぞれ流れる。
さらに、第1及び第2の液体は図7中”IF130”及び”IF131”に示す流入流路の他端でそれぞれ合流し、図7中”FP130”に示す充填流路を流れる。
この時、第1及び第2の液体は図7中”FP130”に示す充填流路に充填されている複数個の触媒12によって化学反応を起こし、化学反応を生じた液体が図7”EP130”に示す流出口から排出される。
また、図7中”EP130”に示す流出口の口径は触媒12の直径より小さく形成されているので、複数個の触媒12は図7中”EP130”に示す流出口で堰き止められ、微小流路内に留まることになる。
この結果、2つの基板で構成される充填流路の一端に触媒の直径より口径が小さい流出口を設けることにより、簡単な構成で流路内に複数個の触媒を堰き止めることが可能になる。
また、第1及び第2の液体が合流して充填流路を流れることにより、種類の異なる液体が混合された液体を化学反応させることが可能となる。
図10及び図11は本発明に係るマイクロチップの一実施例を示す平面図及び断面図である。図11は図10のA−A断面図である。図12は本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す各基板の平面図である。図12(a)は基板14の平面図、図12(b)は基板17の平面図、図12(c)は基板18の平面図である。
図10及び図11において、14は流入口及び流出口が形成された基板、15及び16は抗体が固着されたマイクロビーズ若しくは金属触媒を球状に形成した触媒、17は基板14と貼り合わされて微小流路を構成する溝が形成された基板、18は基板17と貼り合わされて微小流路を構成する溝が形成された基板である。
例えば、基板14には図10中”IP140”及び”IP143”に示す流入口、図10中”IP141”及び”IP142”に示す触媒充填口、”EP140”及び”EP141”に示す流出口がエッチング加工等によりそれぞれ形成される。
この時、図10中”IP141”及び”IP142”に示す触媒充填口の口径は触媒15及び16の直径よりもそれぞれ大きく形成され、図10中”EP140”及び”EP141”に示す流出口の口径は触媒15及び16の直径よりもそれぞれ小さく形成される。
一方、基板17及び18の溝の形成過程を図13を用いて説明する。図13は基板の溝の形成過程を説明する説明図であり、図13(a)は基板17の斜視図、図13(b)は基板18の斜視図である。17及び18は図12と同一符号を付してある。
例えば、基板17では図13中”A07”に示す部分がエッチング加工等により除去され、途中で分岐し分岐された2つの溝が他の2つの溝とそれぞれ合流するような溝が形成される。
また、基板18では図13中”A08”に示す部分がエッチング加工等により除去され、途中で分岐するような音叉型の形状をした溝が形成される。
そして、流入口、触媒充填口及び流出口が形成された基板14は、基板17と接着等により貼り合わされて、基板17に形成された溝の開口部分は基板14で覆われ図10中”IF140”に示す流入流路、図10中”FC140”、”FC141”、”FC142”及び”FC143”に示す流路、図10中”FP140”及び”FP141”に示す充填流路から構成される図10中”MF140”に示す微細流路を構成することになる。
また、図10中”IF140”に示す流入流路の一端は図10中”FC140”及び”FC141”に示す流路の一端と接続され、図10中”FC140”、”FC141”、”FC142”及び”FC143”に示す流路の他端は図10中”FP140”及び”FP141”に示す充填流路の一端とそれぞれ接続される。
この時、基板14に形成された図10中”IP140”に示す流入口が図10中”IF140”に示す流入流路の他端に、図10中”IP141”及び”IP142”に示す触媒充填口が図10中”FP140”及び”FP141”に示す充填流路上に、図10中”EP140”及び”EP141”に示す流出口が図10中”FP140”及び”FP141”に示す充填流路の他端にそれぞれ位置するように基板14及び基板17の配置が調整される。
さらに、基板14と接着された基板17は、基板18と接着等により貼り合わされて、基板18に形成された溝の開口部分は基板17で覆われ図10中”IF141”に示す流入流路、図10中”FC144”及び”FC145”に示す流路から構成される図10中”MF141”に示す微細流路を構成することになる。
また、図10中”IF141”に示す流入流路の一端は図10中”FC144”及び”FC145”に示す流路の一端と接続される。
この時、基板17に形成された図10中”IP143”に示す流入口が図10中”IF141”に示す流入流路の一端に位置され、基板17に形成された図10中”FC142”及び”FC143”に示す流路の一端が図10中”FC144”及び”FC145”に示す流路の他端とそれぞれ接続されるように基板14及び基板17の配置が調整される。
すなわち、図10中”FC142”及び”FC143”に示す流路の一端が図10中”FC144”及び”FC145”に示す流路の他端とそれぞれ接続されることにより、図10中”MF140”に示す微細流路及び図10中”MF141”に示す微細流路は相互に接続されることになる。
また、基板14に形成された図10中”IP141”及び”IP142”に示す触媒充填口からは複数個の触媒15及び16がそれぞれ挿入され、図10中”FP140”及び”FP141”に示す充填流路内に充填される。
ここで、図10等に示す実施例を説明する。化学反応を行わせる第1及び第2の液体は図10中”IP140”及び”IP143”に示す流入口からそれぞれ注入され、図10中”IF140”及び”IF141”に示す流入流路をそれぞれ流れる。
第1の液体は図10中”IF140”に示す流入流路の他端で分岐して図10中”FC140”及び図10中”FC141”に示す流路をそれぞれ流れ、第2の液体は図10中”IF141”に示す流入流路の他端で分岐して図10中”FC144”及び図10中”FC145”に示す流路をそれぞれ流れる。
さらに、第2の液体は図10中”FC144”及び図10中”FC145”に示す流路から図10中”FC142”及び図10中”FC143”に示す流路に流れ込む。
第1と及び第2の液体は図10中”FC140”及び図10中”FC141”に示す流路の他端、図10中”FC142”及び”FC143”に示す流路の他端でそれぞれ合流し図10中”FP140”及び図10中”FP141”に示す充填流路をそれぞれ流れる。
この時、第1及び第2の液体は図10中”FP140”及び図10中”FP141”に示す充填流路に充填されている複数個の触媒15及び16によって化学反応を起こし、化学反応を生じた液体が図10中”EP140”及び”EP141”に示す流出口から排出される。
また、図10中”EP140”及び”EP141”に示す流出口の口径は触媒15及び16の直径より小さく形成されているので、複数個の触媒15及び16は図10中”EP140”及び”EP141”に示す流出口で堰き止められ、充填流路内に留まることになる。
この結果、3つの基板で構成される2つの充填流路の一端に触媒の直径より口径が小さい流出口を設けることにより、簡単な構成で流路内に複数個の触媒を堰き止めることが可能になる。
また、2つの充填流路に第1及び第2の液体、種類が異なる触媒15及び16が充填されることにより、化学反応を促進させる触媒を選別することが出来る。
なお、図4等に示す実施例では、触媒8及び触媒9はそれぞれ種類が異なるものとしたが、特にこれに限定されるものではなく、触媒8及び触媒9はそれぞれ同じものであってもよい。この結果、触媒8及び触媒9がそれぞれ同じものであることにより、多量合成が可能となる。
また、図4等に示す実施例では、図4中”IF120”に示す流入流路から図4中”FP120”及び”FP121”に示す充填流路に分岐される構成が例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、3つ以上の充填流路に分岐される構成であってもよい。
また、図7等に示す実施例では、図7中”IF130”及び図7中”IF131”に示す流入流路の他端は図7中”FP130”に示す充填流路の他端とそれぞれ接続される構成が例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、充填流路の他端は3つ以上の流入流路の一端と接続される構成であってもよい。
また、図1等に示す実施例では、図1中”EP110”に示す流出口は触媒の直径より口径が小さく形成されるとしているが、特にこれに限定されるものではなく、流出口の口径は触媒の最小径、若しくは、最小断面積よりも小さく形成されてもよい。
また、図3等に示す実施例では、図3中”IP121”に示す触媒充填口は触媒の直径より口径が大きく形成されるとしているが、特にこれに限定されるものではなく、触媒充填口の口径は触媒の最大径、若しくは、最大断面積よりも大きく形成されてもよい。
また、図10等に示す実施例では、図10中”FC140”及び”FC142”に示す流路の他端は図10中”FP140”に示す充填流路の他端と接続される構成が例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、図10中”FC140”及び図10中”FC142”に示す流路の他端は2つ以上の流路に分岐し分岐された流路の一端が充填流路の一端とそれぞれ接続される構成であってもよい。
また、図10等に示す実施例では、図10中”MF140”及び”MF141”に示す微細流路にそれぞれ種類が異なる液体が流れるとされているが、特にこれに限定されるものではなく、同じ液体が流れるものであってもよい。この結果、図10中”MF140”及び”MF141”に示す微細流路に同じ液体が流入されることにより、多量合成が可能となる。
本発明に係るマイクロチップの一実施例を示す平面図である。 本発明に係るマイクロチップの一実施例を示す断面図である。 本発明に係るマイクロチップの一実施例における基板の溝の形成過程を説明する説明図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す平面図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す断面図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例における基板の溝の形成過程を説明する説明図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す平面図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す断面図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例における基板の溝の形成過程を説明する説明図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す平面図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例における各基板の断面図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す各基板の平面図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例における基板の溝の形成過程を説明する説明図である。 従来のマイクロチップの一例を示す平面図である。 従来のマイクロチップの一例を示す断面図である。 従来のマイクロチップの一例における基板の溝の形成過程を説明する説明図である。
符号の説明
1、3、4、6、7、10、11、13、14、17、18 基板
2、5、8、9、12、15、16 触媒

Claims (9)

  1. 流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    微小流路に充填される触媒と、
    前記微小流路の両端に液体の流入口及び前記触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成された基板と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ。
  2. 流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    微小流路に充填される触媒と、
    液体の流入口及び前記触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成された第1の基板と、
    両端に前記流入口及び前記流出口が位置するように前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成された第2の基板と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ。
  3. 前記流入口の口径が、
    前記触媒の最大径よりも大きいことを特徴とする
    請求項2記載のマイクロチップ。
  4. 流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    第1及び第2の充填流路に充填される第1及び第2の触媒と、
    流入流路の一端に液体の流入口及び前記第1及び第2の充填流路の一端に前記第1及び前記第2の触媒の最小径よりもそれぞれ口径が小さい液体の第1及び第2の流出口が形成され前記流入流路の他端に前記第1及び第2の充填流路の他端が接続される基板と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ。
  5. 流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    第1及び第2の充填流路に充填される第1及び第2の触媒と、
    液体の流入口及び前記第1及び前記第2の触媒の最小径よりもそれぞれ口径が小さい液体の第1及び第2の流出口が形成された第1の基板と、
    前記第1の基板と貼り合わされて流入流路の一端に前記第1及び第2の充填流路の一端が接続される前記流入流路、前記第1及び第2の充填流路を構成し、前記流入流路の他端に前記流入口が、前記第1及び第2の充填流路の他端に前記第1及び第2の流出口がそれぞれ位置する溝が形成された第2の基板と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ
  6. 前記第1及び前記第2の触媒の最大径よりもそれぞれ口径が大きい第1及び第2の触媒充填口を設けたことを特徴とする
    請求項5記載のマイクロチップ。
  7. 流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    充填流路に充填される触媒と、
    第1及び第2の流入流路の一端にそれぞれ液体の第1及び第2の流入口及び充填流路の一端に前記触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成され前記第1及び第2の流入流路の他端に前記充填流路の他端が接続される基板と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ。
  8. 流入させた液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    充填流路に充填される触媒と、
    液体の第1及び第2の流入口及び前記触媒の最小径よりも口径が小さい液体の流出口が形成された第1の基板と、
    前記第1の基板と貼り合わされて第1及び第2の流入流路の一端に前記充填流路の一端が接続される前記第1及び第2の流入流路及び前記充填流路を構成し、前記第1及び第2の流入流路の他端に前記第1及び第2の流入口が、前記充填流路の他端に前記流出口がそれぞれ位置する溝が形成された第2の基板と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ
  9. 前記第1及び第2の流入口の口径が、
    前記触媒の最大径よりもそれぞれ大きいことを特徴とする
    請求項8記載のマイクロチップ。
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