JP2008053100A - 2段動作スイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スイッチレバー2の保持軸21を、ケース部の保持穴11に挿入して、スイッチレバー2をケース部に揺動可能に支持し、スイッチレバー2に2対のスイッチ押圧部を設け、対となる2個のスイッチ押圧部31,32及び33,34をスイッチレバー長手方向に沿ってスイッチレバー2に作用する力点9から夫々異なる距離に配置し、対となる2個のスイッチ押圧部31,34又は32,33の一方をスイッチレバー2の上面側に、他の一方をスイッチレバー2の下面側に配置し、ケース部に設けた基板上51,52に、スイッチ押圧部に対向させてメタルドームスイッチを配設した2段動作スイッチ装置。
【選択図】図1
Description
F1=F0×(1+r1/r2) (a)
F2=F0×r1/r2 (b)
であり、スイッチレバー2の操作端部即ち力点9に近いメタルドームスイッチ43(41)が、遠いメタルドームスイッチ42(44)より大きな力(反作用)を受ける。従って、スイッチレバー2の押下乃至は引き上げ時にスイッチレバー2の操作端部即ち力点9に近いメタルドームスイッチ43(41)が、遠いメタルドームスイッチ42(44)より先にONとなる。
ra<rb (a)
となるよう機構設計されているので、
C点に下向きの力を加えると、力のつりあいから、
FA+FB=FC (b)
C点を中心としたモーメントのつりあいから、
FA×ra=FB×rb (c)
よって、
FA=FC×rb/(ra+rb) (d)
FB=FC×ra/(ra+rb) (e)
(a)よりFA、即ちA点にかかる力の方が大きくなり、メタルドームスイッチ404より先にメタルドームスイッチ403がONとなる。C点に上向きの力を加えると、メタルドームスイッチ402より先にメタルドームスイッチ401がONとなる。
F1=F0×(1+r1/r2) (a)
F2=F0×r1/r2 (b)
であり、スイッチレバー2の操作端部即ち力点9に近いメタルドームスイッチ43が、遠いメタルドームスイッチ41より大きな力(反作用)を受ける。従って、2個のメタルドームスイッチ41,43でスイッチレバー2の動きを支える場合、同じ押圧力のメタルドームであれば、スイッチレバー2の押下時にスイッチレバー2の操作端部即ち力点9に近いメタルドームスイッチ43がメタルドームスイッチ41より先にONとなり、引き上げ時にはメタルドームスイッチ41がメタルドームスイッチ44より先にONとなる。
F2<F0×r1/r2 (c)
又、F0は、メタルドームスイッチ41の押圧F1を、F1=F0×(1+r1/r2)と表した時の値である。
10 ケース部
11 保持穴
2 スイッチレバー
21 保持軸
22 段部
27 操作部
271 設置凹部
28 遥動部
29 回動軸
31 スイッチ押圧部
32 スイッチ押圧部
33 スイッチ押圧部
34 スイッチ押圧部
41 メタルドームスイッチ
42 メタルドームスイッチ
43 メタルドームスイッチ
44 メタルドームスイッチ
51 基板
52 基板
61 支持部
62 支持部
7 フレキシブルプリント回路基板(FPC)
9 力点
Claims (13)
- ケース部に揺動可能に支持されたスイッチレバーに、1対以上のスイッチ押圧部を設け、
前記ケース部に設けた基板上に、前記各スイッチ押圧部に対向させてメタルドームスイッチを配設し、
スイッチ押圧部が押圧する2個のメタルドームスイッチの位置の差に起因するモーメントの差を利用して2段階の動作を行うことを特徴とする2段動作スイッチ装置。 - ケース部に揺動可能に支持されたスイッチレバーに、1対以上のスイッチ押圧部を設け、
前記スイッチレバーに設けた対となる2個のスイッチ押圧部を、スイッチレバー長手方向に沿って前記スイッチレバーに作用する力点から夫々異なる距離に配置し、
前記ケース部に設けた基板上に、前記スイッチ押圧部に対向させてメタルドームスイッチを配設したことを特徴とする2段動作スイッチ装置。 - スイッチレバー両側から突出する保持軸を、ケース部に設けた保持穴に遊嵌して、スイッチレバーをケース部に揺動可能に支持し、
該スイッチレバーに1対以上のスイッチ押圧部を設け、
スイッチレバーに設けた対となる2個のスイッチ押圧部を、スイッチレバー長手方向に沿って前記スイッチレバーに作用する力点から夫々異なる距離に配置し、
前記対となる2個のスイッチ押圧部の一方を前記スイッチレバーの上面側に、他の一方を前記スイッチレバーの下面側に配置し、
前記ケース部に設けた基板上に、前記スイッチ押圧部に対向させてメタルドームスイッチを配設したことを特徴とする2段動作スイッチ装置。 - 前記スイッチレバーに2対のスイッチ押下部を設け、夫々のスイッチ押圧部を他の対の一方のスイッチ押圧部と、前記スイッチレバーを介して対向する位置に配置したことを特徴とする請求項3に記載の2段動作スイッチ装置。
- 筒状のケース部に挿入されて揺動可能に支持されたスイッチレバーに、2個以上のスイッチ押圧部を設け、
前記スイッチレバーに設けた対となる2個のスイッチ押圧部を、前記スイッチレバーの長手方向に沿って前記スイッチレバーに作用する力点から夫々異なる距離に配置し、
前記対となる2個のスイッチ押圧部をスイッチレバーの反対側に設け、
前記ケース部の内面に設けた基板上に、3対以上のメタルドームスイッチを、対となる2個のメタルドームスイッチを夫々前記対となる2個のスイッチ押圧部に対向させて配列して設けことを特徴とする2段動作スイッチ装置。 - 操作部と揺動部を備えたスイッチレバーを、操作部両側から突出する保持軸をケース部に設けた保持穴に挿入して、ケース部に揺動可能に支持し、
前記ケース部に揺動可能に設置された前記操作部に、前記スイッチレバーに作用する力点となる回動軸で前記揺動部を回動自在に軸支し、
前記揺動部に1対以上のスイッチ押圧部を設け、
スイッチレバーの揺動部に設けた対となる2個のスイッチ押圧部を、揺動部の同一面側にスイッチレバー長手方向に沿って、揺胴部を操作部に軸支する回動軸の軸線を跨いで、該軸線から異なる距離に配置して設け、
前記ケース部に設けた基板上に、前記スイッチ押圧部に対向させてメタルドームスイッチを配設したことを特徴とする2段動作スイッチ。 - 前記スイッチレバーに2対のスイッチ押圧部を、1対は前記揺動部の上面側、他の1対は前記揺動部の下面側に設け、夫々のスイッチ押圧部を他の対の一方のスイッチ押圧部と前記揺動部を介して対向する位置に配置したことを特徴とする請求項6に記載の2段動作スイッチ装置。
- スイッチレバー両側から突出する保持軸をケース部に設けた保持穴に遊嵌して、スイッチレバーをケース部に揺動可能に支持し、
該スイッチレバーの上下面側の何れか一面側に1個のスイッチ押圧部、他の面側に2個のスイッチ押圧部を設け、
何れか一面側に設けられた1個のスイッチ押圧部は、他の面側に設けられた2個のスイッチ押圧部夫々と対をなし、
前記スイッチレバーに設けた3個のスイッチ押圧部を、スイッチレバー長手方向に沿って前記スイッチレバーに作用する力点から夫々異なる距離に配置し、
前記ケース部に設けた基板上に、前記スイッチ押圧部に対向させてメタルドームスイッチを配設したことを特徴とする2段動作スイッチ装置。 - 前記スイッチレバーの先端にスイッチ押圧部を設け、該スイッチ押圧部に対向させてメタルドームスイッチを設けたことを特徴とする請求項1から8のうち何れか1項に記載の2段動作スイッチ装置。
- 前記メタルドームスイッチは1枚のフレキシブルプリント回路基板(FPC)に取り付けられていることを特徴とする請求項1から9のうち何れか1項に記載の2段動作スイッチ装置。
- メタルドームスイッチを設けた基板又は前記スイッチレバーにストッパを設け、
スイッチ押圧部をばねで構成し、
メタルドームスイッチに一定以上の圧力が加わらないようにしたことを特徴とする請求項1から10のうち何れか1項に記載の2段動作スイッチ装置。 - 前記対となる2個のスイッチ押圧部に夫々対向する対となる2個のメタルドームスイッチのうち、前記力点から遠い距離に配置されたスイッチ押圧部に対向するメタルドームスイッチの押圧力を、前記力点から近い距離に配置されたスイッチ押圧部に対向するメタルドームスイッチの押圧力より小さくしたことを特徴とする請求項1から11のうち何れか1項に記載の2段動作スイッチ装置。
- 前記スイッチレバーに設けられたスイッチ押圧部及び該スイッチ押圧部に対向して基板上に設けられたメタルドームスイッチに替えて、
該スイッチ押圧部の位置に基板上に設けたメタルドームスイッチを、該メタルドームスイッチの位置にスイッチ押圧部を設けたことを特徴とする請求項1から12のうち何れか1項に記載の2段動作スイッチ装置。
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JP2006229291A JP4806316B2 (ja) | 2006-08-25 | 2006-08-25 | 2段動作スイッチ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-08-25 JP JP2006229291A patent/JP4806316B2/ja not_active Expired - Fee Related
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