JP2007220404A - キーボードおよび電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数を少なくしてキーボードの組み立て性の向上を図ることができるキーボードおよびそのキーボードを有する電子機器を提供することを目的としている。
【解決手段】 ケース9に回動自在に支持されたキートップ14を有し、キートップ14を押して回動させることでキートップ14の下方に配置されたスイッチ回路を接続させるキーボードであって、ケース9またはキートップ14のうちの何れか一方に、キートップ14を軸支させるための軸部11が一体に形成され、ケース9またはキートップ14のうちの何れか他方に、軸部11に嵌合する嵌合部18が一体に形成され、軸部11が嵌合部18に取り付けられて、キートップ14がケース9に枢支されている。
【選択図】 図1

Description

本発明はキーボードおよびキーボードを有する電子機器に関するものである。
電子機器などに用いられている薄型のキーボードは、現在パンタグラフ構造のキーボードが主流である。しかし、パンタグラフ構造のキーボードは、ストロークが大きく携帯機器に使用されているもので2.5mm程度ある。また、構造が複雑なので、部品点数が多くなり、組み立て性が悪い。パンタグラフ構造のキーボードに比べ部品点数を減らしたキーボードとして、基板に回動自在に軸支されたスタビライザーにキートップを取り付けた構造のピアノタッチ式のキーボードが開示されている(特許文献1参照)。このようなキーボードでは、キートップを押して回動させることで、キートップに形成された押圧部(垂設部)がその下の弾性変形部を押圧し、弾性変形部の下に配置されたスイッチ回路が接続される。
特開2005−93129号公報
一般に、キーボードを小型化すると、部品自体も小型化するので組み立てが難しくなる。したがって、キーボードの小型化に伴い、なるべく部品点数の削減が望まれる。しかし、従来の技術のキーボードでは、キーボードの各キーごとにスタビライザー等の独立した部品が用いられているので、キーの数が多ければ多いほど部品点数が多くなる。したがって、従来の技術では、小型化に伴って組み立て性が悪くなるという問題が生じる。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、部品点数を少なくしてキーボードの組み立て性の向上を図ることができるキーボードおよびそのキーボードを有する電子機器を提供することを目的としている。
本発明は、ケースに回動自在に支持されたキートップを有し、該キートップを押して回動させることで該キートップの下方に配置されたスイッチ回路を接続させるキーボードであって、前記ケースまたは前記キートップのうちの何れか一方に、前記キートップを軸支させるための軸部が一体に形成され、前記ケースまたは前記キートップのうちの何れか他方に、前記軸部に嵌合する嵌合部が一体に形成され、前記軸部が前記嵌合部に取り付けられて、前記キートップが前記ケースに枢支されていることを特徴とするキーボードである。
また、本発明のキーボードは、前記軸部が、互いに間隔をあけて且つ同軸上に配置された一対のピンを有し、前記嵌合部が、前記一対のピンにそれぞれ係止されるつめ部を有する構成にすることができる。
また、本発明のキーボードは、前記軸部が、対向する部位間に架設された軸棒を有し、前記嵌合部が、前記軸棒に係止されるつめ部を有する構成にすることができる。
また、本発明のキーボードは、前記軸部が、互いに間隔をあけて且つ同軸上に配置された一対の半球状の突起を有し、前記嵌合部が、前記半球状の突起が嵌め込まれる半球状の窪みを有する構成にすることができる。
また、本発明は、上記キーボードを有することを特徴とする電子機器である。
本発明に係るキーボードおよび電子機器によれば、スタビライザー等の部品を用いることなく、キートップが回動自在に取り付けられるため、キーボードの部品点数を削減することができる。また、系合する箇所も削減できる。これによって、組み立て性も改善され組み立てやすくなる。
以下、本発明に係るキーボードおよび電子機器の第1、第2、第3の実施の形態について、図面に基いて説明する。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態におけるキーボードの断面図である。
図1に示すように、基板1は電子回路基板であり、基板1にはスイッチパターン2や電子回路が実装されている。基板1は、ゴム製のラバースイッチ3によって覆われている。ラバースイッチ3は、スカート部4と、導通部5と、移動部6と、板部7とから構成されている。被押圧部6に矢印8で示す方向に力が加わると、スカート部4が変形し移動部6が矢印8で示す方向に移動する。導通部5はカーボン印刷がされ、導電性の膜が形成されている。移動部6が基板1に当接する部分には、スイッチパターン2が形成されていて、導通部5がこのスイッチパターン2をショートさせ信号を変化させる。スカート部4は移動部6に連続して設けられ、肉薄になっている。スカート部4は弾性があり、定常状態では移動部6と基板1との間に空間ができている。移動部6に力が加わり、移動部6が移動するとスカート部4は変形し、移動部6に加わる力がなくなるとスカート部4は元の形状に戻る。ラバースイッチ3は、ケース9と基板1により挟まれ、特に板部7が押さえられ固定されている。
図2は、第1の実施の形態におけるキーボードのキーの正面方向からの断面図であり、図3は、第1の実施の形態におけるキーボードのケースの斜視図である。図2,図3において、図1と同じものには同じ符号をつけている。
図1,図2,図3に示すように、ケース9には、ストッパー受け部10と軸部11とが形成されている。ストッパー受け部10は、ケース9の底面から立ち上げられてその先端にL字状に屈曲された被掛止部10aが形成された部位であり、ケース9と一体に成形されてなるものである。軸部11は、対向する一対の立ち上がり部12a,12bと、互いに同軸上に配置された一対のピン13a,13bとから構成されている。一対の立ち上がり部12a,12bは、ケース9の底面から平行に立ち上げられた壁体であり、ケース9と一体に成形されてなるものである。一対のピン13a,13bは、一対の立ち上がり部12a,12bの対向する側面(内側面)にそれぞれ突設された円柱形状の部位であり、それぞれの立ち上がり部12a,12bと一体に成形されてなるものである。
また、ケース9の底面には、貫通孔である複数のスイッチ窓28が形成されている。スイッチ窓28は、各キーごとに配設されており、ストッパー受け部10と軸部11との間の位置に形成されている。このスイッチ窓28には、ラバースイッチ3の移動部6やスカート部4が通される。また、ケース9の底面には、貫通孔である複数の逃げ孔29が形成されている。逃げ孔29は、一対の立ち上がり部12a,12bに隣接して形成されており、一対の立ち上がり部12a,12bの内側面に沿って形成されている。
図4は、第1の実施の形態におけるキーボードのキー構造を模式的にした斜視図である。図4において、図1から図3と同じものには同じ符号をつけている。
図1,図2,図4に示すように、ケース9には、各キーに対応するキートップ14が回動自在に取り付けられている。
キートップ14の裏側には、軸部11が嵌め込まれる嵌合部18が形成されている。嵌合部18は、キートップ14の裏面に一対の垂れ下がり部19a,19bが平行に垂設され、これら一対の垂れ下がり部19a,19bの先端に、一対のつめ部20a,20bがそれぞれ形成された構成からなっている。一対の垂れ下がり部19a,19bは、それぞれキートップ14と一体に成形されている。キートップ14は、一対のつめ部20a,20bで軸部11のピン13a,13bを挟み込むことで軸支される。このとき、一対のつめ部20a,20bは一時的にそれぞれたわんでピン13a,13bを挟み込む。また、一対のつめ部20a,20b先端の内側の角は、R状或いは直線状に面取りされており、一対のつめ部20a,20bの間にピン13a,13bが入り込み易くなっている。このようにして簡単にキートップ14を取り付けることができ、スタビライザーなどを各キーごとにセットしなくてすむので組み込み性が改善されている。
また、一対のつめ部20a,20bは、一対の立ち上がり部12a,12bの内側に嵌り込む。なお、嵌合部18を構成する板体が4枚であってもよく、一対の立ち上がり部12a,12bの内側及び外側にそれぞれ配置され、立ち上がり部12a,12bを両側から挟み込むようにしてもよい。また、一対のつめ部20a,20bが立ち上がり部12a,12bの外側に設けられていてもよく、これによって、キーの外側方向のがたつきが少なくなる。また、これら一対のつめ部20a,20bは、キーの位置あわせの効果ももつ。
また、キートップ14の裏側には、ラバースイッチ3の移動部6を押圧するための押圧部21が形成されている。押圧部21はキートップ14の裏側に設けた凸部であり、その先端の押圧部端22は平坦である。また、移動部6の先端の移動部端23も平坦であり、キートップ14がストッパー15とストッパー受け10が当接して止まる位置にあるとき、押圧部端22と移動部端23は平坦面で接する。このとき、ラバースイッチ3の反発力により矢印8とは逆向きに力が加わっている。このとき、なるべく接する面の力の加わり方を均等にするために、接する面は、キートップ14の回動軸Sを中心とした法線の角度とする。
また、短スカート部24、長スカート部25のようにキートップ14の回動の支点から遠いほうのスカートを長くすることもできる。このようにすることで、キートップ14は回動軸Sを中心に円弧状に動くので、回動の支点から距離によって加わる力が異なるのでスカートの長さを変えることで加わる力を補正している。スカートの肉厚を変えて調整することもできる。
このような形態にすることで、キーストロークを小さくすることができる。例えば本実施の形態では、キーストロークが0.6mmから0.8mmのキーボードを実現した。
図5は、第1の実施の形態におけるキーボードのケースの断面図であり、図3の一点鎖線XYで切断したときの断面図である。図5において、図1から図4と同じものには同じ符号をつけている。
図5に示すように、キーの高さt1は、ケース9からキートップ14の頂上までの高さであり、約1.0mmである。なお、キーの高さt1は、0.5mmから1.5mm程度が使いやすい高さである。脇から見てもキーがあることが確認でき、あまり飛び出していないので、落としたときなどにも、ぶつかることも少ないのでキートップが外れにくい。
図6は、第1の実施の形態におけるキーボードのキートップの斜視図である。図6において、図1から図5と同じものには同じ符号をつけている。
図1,図6に示すように、キートップ14の端部には、ストッパー15が設けられている。このストッパー15によりキートップ14の回動の角度が制限される。ストッパー15の幅は、キートップ14の幅に合わせることもできる。このストッパー15はケース9に形成されたストッパー受け10と対向するように設けられ、キートップ14がラバースイッチ3の力で押し戻されると、ストッパー15に設けられた掛止部15aがストッパー受け10の被掛止部10aに当接し、キートップ14が掛止される。
また、ケース9に停止台26、キートップ14の端部に停止面27、を設けることで、ストッパー15とストッパー受け10の代わりにすることができる。つまり、所定の位置まで角度が戻ると停止台26と停止面27が当接して停止する。こうすると、かぎ状のストッパー15より肉厚を厚くとることができるので、丈夫に作ることができる。
また、キートップ14の表面(上面)は、キートップ14の回動軸Sからの距離が遠い方の端部16がその反対(回動軸S側)の端部17よりも凸状に高くなっている。なお、キートップ14は、その表面が同じ高さである平坦なキーでも良い。キートップ14の表面の高い方の端部には、キー凸部35が形成されている。このキー凸部35は、回動軸Sと略平行に延在する細長い凸部である。回動軸Sと略平行にすることで、キートップ14の回動方向に指を先導しやすくなる。また、部分的に凸部を設けることで、キーを認識しやすくなるので、隣り合うキーを重複して押すことが少なくなる。
上記した構成からなるキーボードによれば、スタビライザー等の独立した部品を用いることなく、キートップ14が回動自在に取り付けられるため、キーボードの部品点数を削減することができ、組み立て性が改善される。また、キートップ14に形成された一対のつめ部20a,20bを、ケース9に形成されたピン13a,13bに挟み込ませることで、キートップ14がケース9に回動自在に取り付けられるため、組み立ては簡単である。したがって、キーボードを小型化した場合でも容易に組み立てることができ、小型化に好適である。また、部品同士が系合する箇所が減るため、キーのぐらつき防止にもなる。また、ストッパー15を設けることで、ラバースイッチ3からの反発力とストッパー15での当接とでキーのぐらつきの防止にもなっている。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する第2の実施の形態のうち上記した第1の実施の形態と同様な構成についてはその説明を省略する。
図7は、第2の実施の形態におけるキーボードのキーの正面方向からの断面図であり、図8は、第2の実施の形態におけるキーボードのキー構造を模式的にした斜視図である。
図7,図8に示すように、軸部11は、対向する一対の立ち上がり部12a,12bと、一対の立ち上がり部12a,12bの間に架設された丸棒状の軸棒13とから構成されている。軸棒13は、キートップ14の回動軸Sに沿って延在しており、それぞれの立ち上がり部12a,12bと一体に成形されている。この軸棒13が、キートップ14に形成された一対のつめ部20a,20bで挟み込まれることで、キートップ14はケース9に軸支される。
上記した構成からなるキーボードによれば、上記した第1の実施の形態のキーボードと同様の作用効果を奏することができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する第3の実施の形態のうち上記した第1の実施の形態と同様な構成についてはその説明を省略する。
図9は、第3の実施の形態におけるキーボードのキーの正面方向からの断面図であり、図10は、第3の実施の形態におけるキーボードのキー構造を模式的にした斜視図である。
図9,図10に示すように、軸部11は、対向する一対の立ち上がり部12a,12bと、互いに同軸上に配置された一対の半球状突起13a´,13b´とから構成されている。一対の半球状突起13a´,13b´は、一対の立ち上がり部12a,12bの対向する側面(内側面)にそれぞれ突設されており、それぞれの立ち上がり部12a,12bと一体に成形されている。
一方、嵌合部18は、対向する一対の垂れ下がり部19a,19bの先端部外側面に、半球状の窪み20a´,20b´がそれぞれ形成された構成からなる。この窪み20a´,20b´は、半球状突起13a´,13b´が嵌め込まれる窪みであり、半球状突起13a´,13b´よりも若干大きく形成されている。キートップ14は、嵌合部18の窪み20a´,20b´の中に軸部11の半球状突起13a´,13b´が嵌り込むことで軸支される。このとき、一対の垂れ下がり部19a,19bが一時的に内側にそれぞれたわんで、窪み20a´,20b´の中に半球状突起13a´,13b´が嵌め込まれる。また、一対の垂れ下がり部19a,19b先端の外側の角は、R状或いは直線状に面取りされており、窪み20a´,20b´の中に半球状突起13a´,13b´を嵌め込み易くなっている。また、垂れ下がり部19a,19bの先端から窪み20a´,20b´に向けて凹状の溝を形成することで、同様に、窪み20a´,20b´の中に半球状突起13a´,13b´を嵌め込み易くすることができる。
上記した構成からなるキーボードによれば、上記した第1の実施の形態のキーボードと同様の作用効果を奏することができる。
次に、上記した構成からなるキーボードを有する電子機器について説明する。
図11は、本発明のキーボードを有する電子機器の斜視図である。
図11に示すように、電子機器の筐体は、第一の筐体45、第二の筐体46の2体構造で、ヒンジ部47で二つに折れるような構造である。第一の筐体45内には表示部48や電子回路が収められ、第二の筐体46にはキーボード49や電子回路や電池が収められている。このような、PDA、パソコン、携帯電話、電子辞書などのキーボードとして用いることができる。
以上、本発明に係る第1、第2、第3の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、ケース9に軸部11が形成され、キートップ14に嵌合部18が形成されているが、本発明は、キートップに軸部が形成され、ケースに嵌合部が形成されていてもよい。
また、上記した第1、第3の実施の形態では、軸部11のピン13a,13b又は半球状突起13a´,13bが、平行する一対の立ち上がり部12a,12の内側面にそれぞれ突設されているが、本発明は、ピンや半球状突起が、一対の立ち上がり部の外側面、或いは一つの立ち上がり部の両側面にそれぞれ突設された構成であってもよい。この場合、嵌合部は、一対の垂れ下がり部の外側面に、半球状突起が嵌め込まれる半球状の窪みがそれぞれ形成された構成からなる。
また、上記した第1、第3の実施の形態では、軸部11のピン13a,13b又は半球状突起13a´,13bが、ケース9の底面に立設された平行する壁状の立ち上がり部12a,12bに突設されており、また、上記した第2の実施の形態では、軸部11の軸棒13が、ケース9の底面に立設された平行する壁状の立ち上がり部12a,12b間に架設されているが、本発明は、軸部のピン、半球状突起、又は軸棒が形成される部分が、平行する壁状の立ち上がり部でなくてもよく、例えば、平行でない立ち上がり部の側面にピン、半球状突起、又は軸棒が形成されていてもよく、或いは、壁状以外の立ち上がり部にピン、半球状突起、又は軸棒が形成されていてもよく、さらに、立ち上がり部が無い構成であってもよい。例えば、ケースの底面に開口が形成され、この開口の縁面に軸部のピン又は半球状の突起が突設された構成や、開口の中に軸棒が架設された構成であってもよい。また、キートップに軸部が形成され、ケースに嵌合部が形成される形態の場合では、軸部のピン、半球状突起、又は軸棒が垂れ下がり部に形成されていなくてもよく、例えば、キートップの縁部に直接ピン又は半球状の突起が突設された構成や、キートップの縁部間に軸棒が架設された構成であってもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態では、嵌合部18が、一対の垂れ下がり部19a,19bの先端に一対のつめ部20a,20bがそれぞれ形成された構成からなっているが、本発明は、割スリーブ状のつめ部によって嵌合部が構成されていてもよく、例えば、キートップの裏面に、下側に割れ目が形成された割スリーブ状のつめ部が形成された構成であってもよい。
また、本発明は、キートップ14の構成が上記した実施の形態の構成と異なる構成であってもよい。図12は、本発明のキートップの構造の他の例を示す斜視図である。図12に示すように、キートップ14の上面に凸面38を設けた構造である。凸面38を設けることで、キーピッチが短くなっても隣り合うキーを同時に押しにくできる。キーを押すときに、凸のトップに指の腹が当たるので、凸面38のトップと隣のキーまでの間隔は、キー同士の間隔より大きいので、隣り合うキーを同時に押しているか判別しやすくなる。
また、本発明は、スイッチの構造が上記した実施の形態の構成と異なる構成であってもよい。図13は、本発明のスイッチの構造の他の例を示す断面図である。図13に示すように、第一のフィルム基板39と第二のフィルム基板40とをスペーサー43で一定の間隔を保ち対向させる。第一のフィルム基板39には第一の回路パターン41を有し、第二のフィルム基板40には第二の回路パターン42を有する。第一の回路パターン41と第二の回路パターン41は対向している。スイッチ押下方向44の矢印の方向に力が加わるとフィルム状の回路基板は変形し、対向する回路パタン同士がショートする。そのショートを検知してスイッチとして用いる。このようなスイッチも本発明に用いることができる。
第1の実施の形態を説明するためのキーボードの断面図である。 第1の実施の形態を説明するためのキーボードの正面方向からの断面図である。 第1の実施の形態を説明するためのケースの斜視図である。 第1の実施の形態を説明するためのキーボードのキー構造の斜視図である。 第1の実施の形態を説明するためのケースの断面図である。 第1の実施の形態を説明するためのキートップの斜視図である。 第2の実施の形態を説明するためのキーボードの正面方向からの断面図である。 第2の実施の形態を説明するためのキーボードのキー構造の斜視図である。 第3の実施の形態を説明するためのキーボードの正面方向からの断面図である。 第3の実施の形態を説明するためのキーボードのキー構造の斜視図である。 第1,第2,第3の実施の形態を説明するための電子機器の斜視図である。 他の実施の形態を説明するためのキートップの斜視図である。 他の実施の形態を説明するためのスイッチの構造の断面図である。
符号の説明
9 ケース
14 キートップ
11 軸部
18 嵌合部
13a ピン
13b ピン
20a つめ部
20b つめ部
13 軸棒
13a´ 半球状突起(突起)
13b´ 半球状突起(突起)
20a´ 窪み
20b´ 窪み

Claims (5)

  1. ケースに回動自在に支持されたキートップを有し、該キートップを押して回動させることで該キートップの下方に配置されたスイッチ回路を接続させるキーボードであって、
    前記ケースまたは前記キートップのうちの何れか一方に、前記キートップを軸支させるための軸部が一体に形成され、
    前記ケースまたは前記キートップのうちの何れか他方に、前記軸部に嵌合する嵌合部が一体に形成され、
    前記軸部が前記嵌合部に取り付けられて、前記キートップが前記ケースに枢支されていることを特徴とするキーボード。
  2. 請求項1記載のキーボードにおいて、
    前記軸部は、互いに間隔をあけて且つ同軸上に配置された一対のピンを有し、
    前記嵌合部は、前記一対のピンにそれぞれ係止されるつめ部を有することを特徴とするキーボード。
  3. 請求項1記載のキーボードにおいて、
    前記軸部は、対向する部位間に架設された軸棒を有し、
    前記嵌合部は、前記軸棒に係止されるつめ部を有することを特徴とするキーボード。
  4. 請求項1記載のキーボードにおいて、
    前記軸部は、互いに間隔をあけて且つ同軸上に配置された一対の半球状の突起を有し、
    前記嵌合部は、前記半球状の突起が嵌め込まれる半球状の窪みを有することを特徴とするキーボード。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキーボードを有することを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018081825A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 株式会社東海理化電機製作所 スイッチ装置

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