JP2008052981A - コネクタ構造 - Google Patents

コネクタ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008052981A
JP2008052981A JP2006226586A JP2006226586A JP2008052981A JP 2008052981 A JP2008052981 A JP 2008052981A JP 2006226586 A JP2006226586 A JP 2006226586A JP 2006226586 A JP2006226586 A JP 2006226586A JP 2008052981 A JP2008052981 A JP 2008052981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
holder
lock
lock arm
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006226586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4890999B2 (ja
Inventor
Haruki Yoshida
春樹 吉田
Sumihito Atsumi
純人 渥美
Yoshitaka Ito
義貴 伊藤
Hideki Honma
秀輝 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2006226586A priority Critical patent/JP4890999B2/ja
Publication of JP2008052981A publication Critical patent/JP2008052981A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4890999B2 publication Critical patent/JP4890999B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】確実にコネクタをホルダに収容させて保持できるコネクタ構造を提供する。
【解決手段】コネクタ構造1はシート側ユニット40とヘッドレスト側ユニット41とを備えている。シート側ユニット40はコネクタとしての第一のコネクタ4とホルダ3とを備えている。第一のコネクタ4はロックアーム27を備えている。ロックアーム27は第一当接部28を備えている。ホルダ3はロック部としてのホルダロックアーム21と第二当接部35とを備えている。第一のコネクタ4がホルダ3のホルダ本体17に収容されるとロックアーム27とホルダロックアーム21とが係合するとともに第二当接部35が第一当接部28より第一のコネクタ4の挿入方向Sより奥側に位置し且つ第一当接部28と第二当接部35とが第一のコネクタ4の挿入方向Sに沿って並べられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタと、コネクタを収容するホルダとを備えたコネクタ構造に関する。
移動体としての自動車のヘッドレストには、モニタや衝突時のむち打ちを防止するむち打ち防止装置等の各種の電子機器が取り付けられることがある。この種のヘッドレストに取り付けられる電子機器に所望の電力や信号を供給するために、コネクタ構造が用いられる。このようなコネクタ構造において、コネクタは車内のコネクタ収容体に収容された後に、相手方コネクタと嵌合する。
この種のコネクタ構造は、コネクタと、コネクタ収容体としてのホルダと、前記コネクタと嵌合する相手方コネクタと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。コネクタは、ロックアームと、第一当接部とを備えている。ホルダは、ロックアームと係合するロック部と、第一当接部と当接する第二当接部とを備えている。コネクタがホルダに挿入されて収容されると、ロックアームとロック部とが係合する。またコネクタとホルダとが互いに近づく方向には第一当接部が第二当接部に係止されて移動が規制される。このようにコネクタはホルダに保持された後、相手方コネクタと嵌合する。
特開平11−67346号公報
前述した特許文献1等に記載されたコネクタ構造では、第一当接部はロックアームから離れた位置に設けられていた。このため、ロックアームとロック部とが係合しても、成型時の精度が低い場合や、ロックアームとロック部との係合部にガタつきがある場合、第一当接部と第二当接部とが互いに当接できない位置に配置されてしまう虞があった。
したがって、本発明の目的は、確実にコネクタをホルダに収容させて保持できるコネクタ構造を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のコネクタ構造は、端子金具を収容するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに設けられたロックアームと、を有するコネクタと、前記コネクタをホルダ本体に収容するホルダと、を備えたコネクタ構造において、前記ロックアームは、基端部が前記コネクタハウジングのハウジング本体に連なったアーム部材と、前記アーム部材の前記基端部に設けられた第一当接部と、を備え、前記ホルダ本体は、前記ロックアームと係合するロック部と、前記第一当接部と当接する第二当接部と、を備え、前記コネクタが前記ホルダ本体に挿入されて収容されると、前記ロックアームと前記ロック部とが係合するとともに、前記第二当接部が前記第一当接部より前記コネクタの挿入方向の奥側に位置し且つ前記第一当接部と前記第二当接部とが前記コネクタの挿入方向に沿って並べられることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のコネクタ構造は、請求項1に記載のコネクタ構造において、前記コネクタが相手方コネクタと嵌合した際に、前記ロックアームと前記ロック部との係合を解除して前記コネクタを前記ホルダに対して移動可能にする係合解除部と、前記コネクタの前記ホルダに対しての移動を案内する移動案内部と、を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のコネクタ構造は、請求項2に記載のコネクタ構造において、前記コネクタは前記ロックアームを複数備え、一つの前記ロックアームに設けられた前記第一当接部と、他の前記ロックアームに設けられた前記第一当接部とは、互いに異なることを特徴としている。
請求項1に記載した本発明のコネクタ構造によれば、第一当接部はロックアームの基端部に設けられ、コネクタがホルダに収容されると、ロックアームとロック部とが係合するとともに、第二当接部が第一当接部よりコネクタの挿入方向の奥側に位置し且つ第一当接部と第二当接部とがコネクタの挿入方向に沿って並べられる。このため、コネクタの挿入方向において、第一当接部は第二当接部と確実に当接する。またコネクタの離脱方向においては、ロックアームとロック部とが係合している。
請求項2に記載した本発明のコネクタ構造によれば、コネクタが相手方コネクタと嵌合した際に、ロックアームとロック部との係合を解除してコネクタを移動可能にする係合解除部と、コネクタの移動を案内する移動案内部とを備えている。このため、相手方コネクタと嵌合すると、コネクタはホルダから簡単に離脱する。
請求項3に記載した本発明のコネクタ構造によれば、コネクタはロックアームを複数備え、一つのロックアームに設けられた第一当接部と他のロックアームに設けられた第一当接部とは、互いに異なる。このため、ホルダに挿入しようとする時にコネクタの向きが明確に認識できる。また一つの向きのコネクタのみがホルダに挿入可能になる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、第一当接部はロックアームの基端部に設けられ、コネクタがホルダに収容されると、ロックアームとロック部とが係合するとともに、第二当接部が第一当接部よりコネクタの挿入方向の奥側に位置し且つ第一当接部と第二当接部とがコネクタの挿入方向に沿って並べられる。このため、コネクタの挿入方向において、第一当接部は第二当接部と確実に当接する。またコネクタの離脱方向においては、ロックアームとロック部とが係合している。したがって、確実にコネクタをホルダに収容し保持することができる。
請求項2に記載の本発明は、コネクタが相手方コネクタと嵌合した際に、ロックアームとロック部との係合を解除してコネクタを移動可能にする係合解除部と、コネクタの移動を案内する移動案内部とを備えている。このため、相手方コネクタと嵌合すると、コネクタはホルダとの係合を簡単に解除され、コネクタはホルダから離れる方向に移動自在になる。したがって、簡単にコネクタをホルダから取り外すことができる。
請求項3に記載の本発明は、コネクタはロックアームを複数備え、一つのロックアームに設けられた第一当接部と他のロックアームに設けられた第一当接部とは、互いに異なる。このため、ホルダに挿入しようとする時にコネクタの向きが明確に認識できる。また一つの向きのコネクタのみがホルダに挿入可能になる。したがって、コネクタを誤った向きでホルダに挿入するのを防止でき、確実にコネクタをホルダに収容し保持することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかるコネクタ構造を、図1ないし図11を参照して説明する。図1等に示すコネクタ構造1は、自動車等のヘッドレストに取り付けられるモニタやむち打ち防止装置等の各種の電子機器に所望の電力や信号を伝送するために用いられる。
コネクタ構造は、図1に示すように、シート側ユニット40と、ヘッドレスト側ユニット41と、クリップ5と、を備えている。
シート側ユニット40は、図1及び図2に示すように、ブラケット2と、ホルダ3と、コネクタとしての第一のコネクタ4と、プレート6(図2に示す)と、ボルト7(図2に示す)と、を備えている。
ブラケット2は、絶縁性の合成樹脂で構成され、第一の物品としての自動車のシートに取り付けられる。ブラケット2は、板状の本体部8と、一対の収容部9とを備えている。本体部8は、一対の収容部9同士を連結している。一対の収容部9は、互いに間隔をあけて平行に配置されている。収容部9は、収容部本体10と、フランジ部11とを備えている。収容部本体10は、円管状の底板12と、該底板12の外縁から立設した円筒状の円筒部13とを一体に備えて、有底筒状に形成されている。
円筒部13には、直線孔14が貫通している。直線孔14は、円筒部13即ち収容部9の収容部本体10の軸芯に対して直交する方向に沿って、直線状に延在している。直線孔14は、ホルダ3に設けられた後述する直線状切り欠き20及び後述するステー42に設けられた直線孔47との双方と連通する。収容部本体10は、内側にホルダ3を収容して、該ホルダ3を保持する。
フランジ部11は、板状に形成されているとともに、収容部本体10の円筒部13の底板12から離れた側の外縁から該収容部本体10の円筒部13の外周方向に延在している。フランジ部11は、収容部本体10の円筒部13の底板12から離れた側の外縁の約半周分に設けられている。フランジ部11には、該フランジ部11の外周に向かうにしたがって段階的に該フランジ部11を厚くする段差15が設けられている。更に、フランジ部11の本体部8寄りの端部には、ボルト通し孔16が設けられているとともに、該ボルト通し孔16とねじ孔が連通したナットが埋設されている。
ホルダ3は、絶縁性の合成樹脂で構成されており、全体として円筒状に形成されている。ホルダ3は、図2ないし図4に示すように、円筒状のホルダ本体17と、フランジ部18とを一体に備えている。ホルダ本体17は、複数の切り欠きや孔が設けられて全体として円筒状に形成されている。ホルダ本体17は、収容部本体10内に収容される。このため、ホルダ3は、収容部本体10即ちブラケット2を介して、第一の物品としてのシートに取り付けられる。
ホルダ本体17には、図2に示すように、複数の弾性変形アーム19と、直線状切り欠き20と、ロック部としてのホルダロックアーム21と、移動案内部34と、第二当接部35と、が設けられている。弾性変形アーム19は、弾性変形可能な棒状に形成されており、その一端部がホルダ本体17に連なっている。弾性変形アーム19は、他端部がホルダ本体17に接離する方向に弾性変形自在となっている。弾性変形アーム19は、ホルダ本体17が収容部本体10内に収容されると、他端部が収容部本体10の円筒部13の内面と接触する。弾性変形アーム19は、他端部が収容部本体10の円筒部13の内面と接触して弾性変形することで、ホルダ本体17を収容部本体10内で移動自在に支持するとともに、常に収容部本体10の中央に向かって付勢している。
直線状切り欠き20は、ホルダ本体17の内外を連通した孔であり、ホルダ3のホルダ本体17の軸芯に対して直交する方向に沿って延在している。直線状切り欠き20は、ホルダ3のホルダ本体17が収容部9の収容部本体10内に収容されると、直線孔14と重なって、該直線孔14と連通する。
ホルダロックアーム21は、図示例では、一対設けられている。これら一対のホルダロックアーム21は、ホルダ本体17の中心を挟んで互いに相対する位置に配置されている。ホルダロックアーム21は、図2に示すように、それぞれ、棒状のアーム本体22とロック突起23とを備えている。アーム本体22は、その長手方向がホルダ本体17の軸芯に沿って配置されている。アーム本体22は、長手方向の両端部がホルダ本体17と一体に形成されて、両端部以外の箇所がホルダ本体17と間隔をあけて配置されて、所謂両持ち状に形成されている。ロック突起23は、アーム本体22の長手方向の中央部に配置され、アーム本体22から一対のホルダロックアーム21同士が近づく方向に凸に形成されている。
移動案内部34は、図3及び図4等に示すように、ホルダ本体17の内面から凹に四つ設けられている。移動案内部34は、ホルダ3への第一のコネクタ4の挿入方向Sに直交する方向の断面がL字状に形成されている。移動案内部34は、ホルダ本体17のヘッドレスト側ユニット41から離れた端部から、ヘッドレスト側ユニット41に近づく方向に延在している。移動案内部34は、第一のコネクタ4の後述するロックアーム27が摺動自在となっている。
移動案内部34のうち移動案内部34aは、図3等に示すように、一対のホルダロックアーム21のうち一方のホルダロックアーム21aを互いの間に位置付けるように一対設けられている。移動案内部34のうち移動案内部34bは、他方のホルダロックアーム21bを互いの間に位置付けるように一対設けられている。一対の移動案内部34a同士の間隔は、一対の移動案内部34b同士の間隔より、大きくなるように設けられている。
第二当接部35は、図3等に示すように、ホルダ本体17のフランジ部18から離れた内面に三つ設けられている。第二当接部35は、ホルダ3への第一のコネクタ4の挿入方向Sに直交し且つ第一のコネクタ4と相対する面である。第二当接部35は、移動案内部34の内面と直交するように設けられている。第二当接部35は、移動案内部34よりフランジ部18寄りに配置されている。第二当接部35は、ロック突起23よりフランジ部18から離れた側に配置されている。
第二当接部35のうち第二当接部35aは、図3等に示すように、前記一方のホルダロックアーム21aを互いの間に位置付けるように一対設けられている。第二当接部35のうち第二当接部35bは、前記他方のホルダロックアーム21bの近傍に設けられている。
フランジ部18は、板状に形成され、且つホルダ本体17が収容部本体10内に収容された際にホルダ本体17のフランジ部11寄りに位置付けられる一方の端部からホルダ本体17の外周方向に延在している。フランジ部18は、ホルダ本体17の前述した一方の端部の約半周分に設けられている。
前述したホルダ3は、フランジ部18が収容部9のフランジ部11に重ねられて、ホルダ本体17が収容部9の収容部本体10内に収容される。なお、ホルダ3のフランジ部18は、収容部9の段差15の内側に位置付けられる。そして、ホルダ3は、ホルダ本体17内に第一のコネクタ4を収容して、ホルダロックアーム21に第一のコネクタ4の後述するロックアーム27が係合して、該第一のコネクタ4を保持する。
第一のコネクタ4は、図2、図5及び図6等に示すように、端子金具36(図8等に示す)と、コネクタハウジング24とを備えている。端子金具36は、導電性の板金で構成されている。端子金具36は、電線の端末が取り付けられて、該電線の芯線と電気的に接続される。
コネクタハウジング24は、絶縁性の合成樹脂で構成され、箱状のハウジング本体26と、一対のロックアーム27とを備えている。ハウジング本体26には、複数の端子収容室が設けられている。端子収容室は、それぞれ、直線状に延在している。複数の端子収容室は、互いに平行に配置されている。端子収容室は、両端がハウジング本体26の外表面に開口した孔(空間)である。
一対のロックアーム27は、コネクタハウジング24に設けられている。ロックアーム27は、互いの間にハウジング本体26を位置付けている。ロックアーム27は、それぞれ、一対のアーム部材37と、該アーム部材37同士を連結したロックビーク38とを備えている。
アーム部材37は、それぞれ直線状に延在した棒状に形成されており、互いに間隔をあけて平行に配置されている。アーム部材37は、その一端部(基端部)がハウジング本体26のヘッドレスト側ユニット41から離れた側の端部に連なっている。アーム部材37は、前述した一端部からヘッドレスト側ユニット41に向かって延在している。アーム部材37は、端子収容室と平行に配置されている。アーム部材37は、第一当接部28を備えている。
第一当接部28は、図6に示すように、アーム部材37のハウジング本体26に連なった一端部のうちの三つに設けられている。第一当接部28は、ホルダ3への第一のコネクタ4の挿入方向Sに直交し且つホルダ3と相対する面である。第一当接部28は、第一のコネクタ4がホルダ3に収容され保持されると、ホルダ3の第二当接部35と相対するとともに当接可能な位置に配置される。
第一当接部28のうち第一当接部28aは、図6に示すように、一対のロックアーム27のうち一方のロックアーム27aの一対のアーム部材37のそれぞれに設けられている。第一当接部28のうち第一当接部28bは、他方のロックアーム27bの一方のアーム部材37に設けられている。
特許請求の範囲に記載した「一つの前記ロックアームに設けられた前記第一当接部と、他の前記ロックアームに設けられた前記第一当接部とは、互いに異なる」とは、一つのロックアームと他のロックアームにおいて、第一当接部の数、配置や形状等が互いに異なることを意味する。本実施形態においては、第一当接部28は、一方のロックアーム27aに二つ、他方のロックアーム27bに一つ設けられている。即ち、一方のロックアーム27aと他方のロックアーム27bとで第一当接部28の数が異なっている。しかしながら、本発明では、一つのロックアームと他のロックアームにおいて第一当接部の配置や形状等が異なってもよい。
ロックビーク38は、一対のアーム部材37の他端部同士を連結している。ロックビーク38は、係合解除部としてのテーパ面56を備えている。テーパ面56は、ロックビーク38のヘッドレスト側ユニット41から離れた側で且つ第一のコネクタ4のコネクタハウジング24の外側に位置する縁部に設けられている。テーパ面56は、ヘッドレスト側ユニット41から離れるにしたがって第一のコネクタ4のコネクタハウジング24のハウジング本体26に近づく方向に傾斜している。
ロックアーム27は、一対のアーム部材37とロックビーク38との間にロック突起23を位置付けて、他端部にホルダロックアーム21が係合する。このように、ロックアーム27は、第一のコネクタ4に嵌合する後述する第二のコネクタ43から離れた側の一端部がハウジング本体26に連なった片持ち状に形成されている。前述した構成のロックアーム27は、ホルダロックアーム21と係合可能で且つ該ホルダロックアーム21と係合することで、ホルダ3内に第一のコネクタ4を保持する。
前述した第一のコネクタ4は、ホルダ3のホルダ本体17内にフランジ部18から離れた側から挿入されて、該ホルダ本体17内に収容される。第一のコネクタ4は、誤った向きでホルダ3に挿入されると、第一当接部28がホルダ本体17の端部に当接しホルダ本体17内に侵入できない。図5に示された向きの第一のコネクタ4は、図3に示された向きのホルダ3に挿入されると、第一当接部28がホルダ本体17の端部に当接することなく収容される。即ち、ロックアーム27aにホルダロックアーム21aが係合するとともに、ロックアーム27bにホルダロックアーム21bが係合する。このように、第一のコネクタ4はホルダ3のホルダ本体17内に保持される。
また、第一のコネクタ4がホルダ3に収容されると、ホルダ3の第二当接部35は、第一当接部28よりホルダ3への第一のコネクタ4の挿入方向Sの奥側に位置する。さらに、第一当接部28と第二当接部35とは、ホルダ3への第一のコネクタ4の挿入方向Sに沿って並んで配置される。ホルダ3への第一のコネクタ4の挿入方向Sには、第一当接部28と第二当接部35とが当接し移動が規制されて、第一のコネクタ4はホルダ3に保持される。
また、第一のコネクタ4がホルダ3に収容され後述する第二のコネクタ43と嵌合すると、ホルダロックアーム21のロック突起23は外側に向かって押圧され、ロック突起23とロックアーム27との係合を解除する方向に、アーム本体22が弾性変形する。続いて、テーパ面56上にホルダロックアーム21のロック突起23が乗り上げ、ホルダロックアーム21とロックアーム27との係合を完全に解除する。このように、第一のコネクタ4と第二のコネクタ43とが嵌合すると、ホルダロックアーム21とロックアーム27との係合は解除される。互いに嵌合したコネクタ4、43同士は、ホルダ3に対して移動自在となる。第一のコネクタ4のロックアーム27はホルダ3の移動案内部34上を摺動し、コネクタ4、43同士はホルダ3に対して移動する。
プレート6は、厚手の板金で構成されて、平板状に形成されている。プレート6は、一端部に収容部9のフランジ部11に係止する係止部が設けられ、且つ他端部にボルト7を通すボルト通し孔32が設けられている。プレート6は、係止部が収容部9のフランジ部11に係止した状態で、該フランジ部11に重ねられる。そして、プレート6は、ボルト通し孔32が収容部9のフランジ部11に設けられたボルト通し孔16と連通する。
プレート6は、収容部9のフランジ部11との間にホルダ3のフランジ部18を挟む。そして、ボトル通し孔32、16内を通ってナットにボトル7が螺合することで、プレート6は、収容部9のフランジ部11に取り付けられる。プレート6は、収容部9のフランジ部11との間にホルダ3のフランジ部18を挟んで、ホルダ3を収容部9に固定する。
前述した構成のシート側ユニット40は、以下のように組み立てられる。まず、ホルダ本体17が収容部本体10内に挿入され、且つフランジ部18がフランジ部11に重ねられて、ホルダ3が収容部9に保持される。そして、プレート6がホルダ3のフランジ部18に重ねられて、ボルト7によって収容部9のフランジ部11に固定される。
次に、第一のコネクタ3を底板12に設けられた開口部と間隔をあけて相対させる。そして、ホルダ3のホルダ本体17内に第一のコネクタ4が挿入されて、図1に示すように、該第一のコネクタ4がホルダ本体17内に保持される。こうして、前述した構成のシート側ユニット40が組み立てられる。
ヘッドレスト側ユニット41は、図7に示すように、ステー42と、相手方コネクタとしての第二のコネクタ43とを備えている。ステー42は、第二の物品としてのヘッドレストに取り付けられる。ステー42は、金属で構成されて、全体として円管状に形成されている。ステー42は、その先端部に、一対の切り欠き44と、一対の侵入用孔45と、被押圧部46と、直線孔47とを備えている。
一対の切り欠き44は、ステー42の軸芯を挟んで互いに相対する位置に配置されている。切り欠き44は、ステー42の先端からヘッドレストに向かって該ステー42の母材を切り欠いて形成されている。
一対の侵入用孔45は、ステー42の軸芯を挟んで互いに相対する位置に配置されている。侵入用孔45は、切り欠き44とステー42の軸芯に沿って並べられているとともに、該切り欠き44と間隔をあけて配置されている。侵入用孔45は、ステー42の母材を貫通して形成されている。侵入用孔45内には、コネクタ4、43同士が完全に嵌合して、ステー42が底板12に押し付けられると、ホルダロックアーム21のロック突起23が侵入する。このように、侵入用孔45は、コネクタ4、43同士が嵌合して、ホルダ3に対してコネクタ4、43同士が移動した後に、第一のコネクタ4への係合が解除されたホルダロックアーム21のロック突起23が侵入することを許容している。
被押圧部46は、ステー42の軸芯に沿って並ぶ切り欠き44と侵入用孔45との間の部分である。被押圧部46は、ステー42の外壁の一部である。被押圧部46は、コネクタ4、43同士が嵌合した後に、ホルダ3に対してコネクタ4、43同士が移動する際に、第一のコネクタ4への係合が解除されたホルダロックアーム21のロック突起23が当接して、該ホルダロックアーム21のアーム本体22の弾性復元力によって、ロック突起23から押圧される。
直線孔47は、ステー42の軸芯に対して直交する方向に沿って直線状に延在している。直線孔47は、ステー42を貫通している。直線孔47は、コネクタ4、43同士が嵌合して、ステー42がホルダ3の底板12に向かって押し付けられると、前述した直線孔14及び直線状切り欠き20と連通する。
第二のコネクタ43は、図7及び図8等に示すように、端子金具48と、コネクタハウジング49とを備えている。端子金具48は、導電性の板金で構成されている。端子金具48は、前述したモニタやむち打ち防止装置などの各種の電子機器と接続した電線の端末に取り付けられて、該電線の芯線と接続している。
コネクタハウジング49は、絶縁性の合成樹脂で構成され、筒状のハウジング本体51と、ロック突起52と、押圧用突起53とを備えている。ハウジング本体51には、複数の端子収容室が設けられている。端子収容室は、それぞれ、直線状に延在している。複数の端子収容室は、互いに平行に配置されている。端子収容室は、ハウジング本体51内に設けられた孔(空間)である。ハウジング本体51は、ステー42の先端部内に収容される。ハウジング本体51がステー42内に収容されることで、第二のコネクタ43は、ステー42内に収容されて、該ステー42を介して第二の物品としてのヘッドレストに取り付けられる。
ロック突起52は、コネクタハウジング49に二つ設けられている。ロック突起52は、互いの間にハウジング本体51を位置付けている。ロック突起52は、ハウジング本体51のシート側ユニット40寄りの先端から凸に形成されている。ロック突起52には、テーパ面54が設けられている。テーパ面54は、シート側ユニット40に近づくにしたがって、徐々にハウジング本体51に近づくように即ちロック突起52のハウジング本体51からの突出量が徐々に少なくなるように、傾斜している。ロック突起52は、ロックアーム27の一対のアーム部材37とロックビーク38との間に位置付けられて該ロックアーム27と係合する。ロック突起52は、ロックアーム27と係合可能で且つ該ロックアーム27と係合することでコネクタ4、43同士を嵌合させる。
また、ロック突起52は、シート側ユニット40とヘッドレスト側ユニット41とを互いに近づけて、第二のコネクタ43をホルダ3内に挿入していくと、ホルダロックアーム21のロック突起23と当接して、該ロック突起23が第一のコネクタ4のハウジング本体26から離れる方向にアーム本体22を弾性変形させる。
押圧用突起53は、コネクタハウジング49に二つ設けられている。押圧用突起53は、互いの間にハウジング本体51を位置付けている。押圧用突起53は、ハウジング本体51のシート側ユニット40寄りの先端部から凸に形成されており、ロック突起52よりもシート側ユニット40から離れた側に配置されている。押圧用突起53は、ロック突起52と間隔をあけて配置され、且つ該ロック突起52とステー42の軸芯に沿って並べられている。押圧用突起53は、第二のコネクタ43がステー42内に収容されると、ロック突起52とともに前述した切り欠き44内に位置付けられる。押圧用突起53は、ロックアーム27とロック突起52とが互いに係合すると、ロックアーム27のロックビーク38と当接する。
前述した第二のコネクタ43は、ステー42の先端部内に収容される。第二のコネクタ43は、ロック突起52とテーパ面56とがホルダロックアーム21とロックアーム27との係合を解除した後、ロック突起52がロックアーム27の他端部に係合して、第一のコネクタ4と嵌合する。そして、第二のコネクタ43は、第一のコネクタ4とともにホルダ3の底板12に向かって押し付けられる。
前述した構成のヘッドレスト側ユニット41は、以下のように組み立てられる。まず、図7に示すように、第二のコネクタ43とステー42とを、該ステー42の軸芯に沿って、間隔をあけて配置する。そして、ステー42内に第二のコネクタ43が収容されて、前述した構成のヘッドレスト側ユニット41が組み立てられる。
クリップ5は、金属で構成されており、図1及び図2に示すように、直線状の棒状に形成された直線部29と、該直線部29と並行に配置され且つ波形の棒状に形成された波形部30と、直線部29と波形部30との一端同士を連結して円弧状に延在した棒状の円弧部31とを一体に備えて、略U字状に形成されている。クリップ5は、直線部29と波形部30とが互いに接離する方向に弾性変形自在となっている。クリップ5は、直線部29が直線孔14と直線状切り欠き20と直線孔47内に侵入し、且つ直線部29と波形部30との間に収容部本体10及び該収容部本体10内のホルダ3を挟み込んで、収容部本体10に取り付けられる。クリップ5は、直線部29が直線孔14と直線状切り欠き20と直線孔47内に侵入することで、収容部本体10とホルダ3とステー42即ちコネクタ4、43同士を相対的に位置決めする。
そして、直線部29が直線孔14と直線状切り欠き20と直線孔47に挿入されて、直線部29と波形部30との間に収容部本体10を挟み込んで、クリップ5が収容部9即ち互いに接続したシート側ユニット40とヘッドレスト側ユニット41とに取り付けられる。
前述した構成のシート側ユニット40とヘッドレスト側ユニット41とは、以下のように接続される。ブラケット2がシートに取り付けられ、ステー42がヘッドレストに取り付けられて、これらのシートとヘッドレストとが互いに近づけられる。まず、ホルダ3と第二のコネクタ43とを互いに相対させて、シート側ユニット40とヘッドレスト側ユニット41とを互いに近づける。この時、ホルダロックアーム21とロックアーム27とが互いに係合して、ホルダ3内に第一のコネクタ4が保持されている。
そして、第二のコネクタ43がホルダ3内に侵入する。その後、図8に示すように、第二のコネクタ43のコネクタハウジング49内に第一のコネクタ4のコネクタハウジング24のハウジング本体26が侵入する。すると、第二のコネクタ43のロック突起52が、第一のコネクタ4のロックアーム27のロックビーク38に接触する。そして、ロックビーク38がロック突起52のテーパ面54により押圧されて、ロックビーク38がハウジング本体26から離れる方向に、ロックアーム27が弾性変形する。
更に、ヘッドレスト側ユニット41の第二のコネクタ43をホルダ3内に挿入すると、図9に示すように、ロック突起52のテーパ面54上にホルダロックアーム21のロック突起23が乗り上げる。続いて、ロックビーク38とともにホルダロックアーム21のロック突起23が、第二のコネクタ43のロック突起52上に乗り上げて、ロック突起23がハウジング本体26から離れる方向に、ホルダロックアーム21が弾性変形する。
そして、ヘッドレスト側ユニット41の第二のコネクタ43をホルダ3内に挿入すると、ロックビーク38が第二のコネクタ43のロック突起52を乗り越える。そして、該ロックビーク38がハウジング本体26に近づく方向に、ロックアーム27が中立状態に復帰しようとする。そして、ロックアーム27が中立状態に復帰して、ロックアーム27とロック突起52とが互いに係合する(即ち、コネクタ4、43同士が嵌合する)とともに、第二のコネクタ43のロック突起52上にホルダロックアーム21のロック突起23が乗り上げて、該ホルダロックアーム21のロックアーム27との係合が解除される。
更に、ヘッドレスト側ユニット41の第二のコネクタ43をホルダ3内に挿入すると押圧用突起53がロックビーク38を押圧して、図10に示すように、ロックビーク38に設けられたテーパ面56上をホルダロックアーム21のロック突起23が摺動して、該ロック突起23がロックアーム27のロックビーク38上に乗り上げる。こうして、ホルダロックアーム21とロックアーム27との係合が完全に解除されて、互いに嵌合したコネクタ4、43同士がホルダ3内で移動自在となる。
その後、ホルダロックアーム21のロック突起23が、ロックアーム27のロックビーク38を摺動して、ホルダロックアーム21のロック突起23が、ロックアーム27のロックビーク38を完全に乗り越える。ロックアーム21はホルダ3の移動案内部34上を摺動して、コネクタ4、43同士はホルダ3から離れる方向に移動していく。
すると、ホルダロックアーム21のロック突起23がステー42の被押圧部46に当接して、アーム本体22の弾性復元力によってホルダロックアーム21のロック突起23が被押圧部46をホルダ3即ちステー42の内側に向かって押圧する。さらに、ヘッドレスト側ユニット41の第二のコネクタ43をホルダ3内に挿入すると、ホルダロックアーム21のロック突起23が被押圧部46上を摺動して、図11に示すように、ホルダロックアーム21のロック突起23が、被押圧部46を乗り越えて、侵入用孔45内に侵入する。ロック突起23が侵入用孔45内に侵入すると、図11に示すように、アーム本体22即ちホルダロックアーム21が、弾性変形していない中立状態に復帰する。また、図11に示すように、第一のコネクタ4のコネクタハウジング24のヘッドレスト側ユニット41から離れた側の端部が、ホルダ3外に突出する。
すると、直線孔14、47及び直線状切り欠き44が互いに連通する。これら互いに連通した直線孔14、47及び直線状切り欠き44内にクリップ5の直線部29が挿入されて、該クリップ5が前述したユニット40、41に取り付けられる。クリップ5が、収容部本体10と、ホルダ3と、ステー42とを互いに位置決めして、ホルダ3に対して互いに嵌合したコネクタ4、43同士を位置決めする。こうして、コネクタ構造1は、前述した構成のユニット40、41が互いに接続されコネクタ4、43同士が嵌合されるとともにステー42からの荷重をクリップ5で支える。コネクタ4、43同士が嵌合すると、端子金具36、48同士が接続する。こうして、コネクタ構造1は、自動車の車体側の電子機器と、ヘッドレストに取り付けられた電子機器とを互いに接続して、ヘッドレストに取り付けられた電子機器に所望の電力や信号を供給する。
本実施形態によれば、第一当接部28はロックアーム27の基端部に設けられ、コネクタ4がホルダ3に収容されると、ロックアーム27とロック部21とが係合するとともに、第二当接部35が第一当接部28よりコネクタ4の挿入方向の奥側に位置し且つ第一当接部28と第二当接部35とがコネクタ4の挿入方向Sに沿って並べられる。このため、コネクタ4の挿入方向において、第一当接部28は第二当接部35と確実に当接する。またコネクタ4の離脱方向においては、ロックアーム27とロック部21とが係合している。したがって、確実にコネクタ4をホルダ3に収容し保持することができる。
コネクタ4が相手方コネクタ43と嵌合した際に、ロックアーム27とロック部21との係合を解除してコネクタ4を移動可能にする係合解除部56と、コネクタ4の移動を案内する移動案内部34とを備えている。このため、相手方コネクタ43と嵌合すると、コネクタ4はホルダ3との係合を簡単に解除され、コネクタ4はホルダ3から離れる方向に移動自在になる。したがって、簡単にコネクタ4をホルダ3から取り外すことができる。
コネクタ4はロックアーム27を複数備え、一つのロックアーム27に設けられた第一当接部28と他のロックアーム27に設けられた第一当接部28とは、互いに異なる。このため、ホルダ3に挿入しようとする時にコネクタ4の向きが明確に認識できる。また一つの向きのコネクタ4のみがホルダ3に挿入可能になる。したがって、コネクタ4を誤った向きでホルダ3に挿入するのを防止でき、確実にコネクタ4をホルダ3に収容し保持することができる。
本実施形態によれば、第一の物品としてのシートと、第二の物品としてのヘッドレストとを示して、該ヘッドレストに取り付けられる電子機器に所望の信号等を供給するコネクタ構造を示している。しかしながら、本発明では、これに限定することなく、第一の物品としてのシート以外の物品(自動車以外の物品でもよい)と、第二の物品としてのヘッドレスト以外の物品(自動車以外の物品でもよい)とを用いて、該第二の物品に取り付けられる電子機器に所望の信号等を供給してもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるコネクタ構造の斜視図である。 図1に示されたコネクタ構造のシート側ユニットを分解して示す斜視図である。 図2に示されたホルダの下面図である。 図3中のIV−IV線に沿う断面図である。 図2に示された第一のコネクタの下面図である。 図2に示された第一のコネクタの上面図である。 図1に示されたコネクタ構造のヘッドレスト側ユニットを分解して示す斜視図である。 図1に示されたシート側ユニットのホルダ内に、ヘッドレスト側ユニットの第二のコネクタが侵入した状態を示す断面図である。 図8に示されたシート側ユニットの第一のコネクタのロックビークが、ヘッドレスト側ユニットの第二のコネクタのロック突起上に乗り上げた状態を示す断面図である。 図9に示されたシート側ユニットのホルダのホルダロックアームと、第一のコネクタのロックアームとの係合が完全に解除された状態を示す断面図である。 図10に示されたシート側ユニットのホルダのホルダロックアームのロック突起が、ヘッドレスト側ユニットのステーの侵入用孔に侵入した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 コネクタ構造
3 ホルダ
4 第一のコネクタ(コネクタ)
17 ホルダ本体
21(21a、21b) ホルダロックアーム(ロック部)
23 ロック突起
27(27a、27b) ロックアーム
28(28a、28b) 第一当接部
34(34a、34b) 移動案内部
35(35a、35b) 第二当接部
37 アーム部材
43 第二のコネクタ(相手方コネクタ)
56 テーパ面(係合解除部)
S ホルダへの第一のコネクタの挿入方向

Claims (3)

  1. 端子金具を収容するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに設けられたロックアームと、を有するコネクタと、
    前記コネクタをホルダ本体に収容するホルダと、を備えたコネクタ構造において、
    前記ロックアームは、基端部が前記コネクタハウジングのハウジング本体に連なったアーム部材と、前記アーム部材の前記基端部に設けられた第一当接部と、を備え、
    前記ホルダ本体は、前記ロックアームと係合するロック部と、前記第一当接部と当接する第二当接部と、を備え、
    前記コネクタが前記ホルダ本体に挿入されて収容されると、前記ロックアームと前記ロック部とが係合するとともに、前記第二当接部が前記第一当接部より前記コネクタの挿入方向の奥側に位置し且つ前記第一当接部と前記第二当接部とが前記コネクタの挿入方向に沿って並べられることを特徴とするコネクタ構造。
  2. 前記コネクタが相手方コネクタと嵌合した際に、前記ロックアームと前記ロック部との係合を解除して前記コネクタを前記ホルダに対して移動可能にする係合解除部と、前記コネクタの前記ホルダに対しての移動を案内する移動案内部と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ構造。
  3. 前記コネクタは前記ロックアームを複数備え、一つの前記ロックアームに設けられた前記第一当接部と、他の前記ロックアームに設けられた前記第一当接部とは、互いに異なることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ構造。
JP2006226586A 2006-08-23 2006-08-23 コネクタ構造 Active JP4890999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006226586A JP4890999B2 (ja) 2006-08-23 2006-08-23 コネクタ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006226586A JP4890999B2 (ja) 2006-08-23 2006-08-23 コネクタ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008052981A true JP2008052981A (ja) 2008-03-06
JP4890999B2 JP4890999B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=39236845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006226586A Active JP4890999B2 (ja) 2006-08-23 2006-08-23 コネクタ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4890999B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018045989A (ja) * 2016-09-07 2018-03-22 古河電気工業株式会社 コネクタ接続構造およびコネクタ接続構造体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07249454A (ja) * 1994-03-08 1995-09-26 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JPH09330766A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Yazaki Corp 待ち受けコネクタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07249454A (ja) * 1994-03-08 1995-09-26 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JPH09330766A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Yazaki Corp 待ち受けコネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018045989A (ja) * 2016-09-07 2018-03-22 古河電気工業株式会社 コネクタ接続構造およびコネクタ接続構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4890999B2 (ja) 2012-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4669826B2 (ja) コネクタユニット
JP4336358B2 (ja) コネクタユニット
US7347710B2 (en) Electric wire connector having a lock securing mechanism
KR101973894B1 (ko) 단자 위치 확인 장치를 가진 전기 커넥터
JP4787107B2 (ja) コネクタユニット
JP2006253017A (ja) ジョイントコネクタ
KR20080095208A (ko) 커넥터 및 커넥터 조립 방법
JP2008543026A (ja) 端子位置保証装置を有するコネクタ組立体
TWI670905B (zh) 連接器
EP1701414B1 (en) Electrical connector
JP2009016198A (ja) コネクタ
JP4890999B2 (ja) コネクタ構造
US10903604B2 (en) Connector with a housing that restricts excessive deflection of the lock arm
JP4725505B2 (ja) コネクタ及び端子金具
JP4829041B2 (ja) コネクタユニット
JP2005203307A (ja) コネクタ
JP2008004447A (ja) 嵌合検知コネクタ
JP4906080B2 (ja) コネクタ構造
JP4043964B2 (ja) 積層ジョイントコネクタ
JP4880429B2 (ja) コネクタ
JP5195659B2 (ja) コネクタ
CN215070740U (zh) 连接器组件
JP2008052984A (ja) コネクタユニット
WO2016114085A1 (ja) コネクタ
JP2009064567A (ja) 電気コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4890999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250