JP2008052841A - 自動セル閾値電圧測定に関する方法、装置及びシステム - Google Patents

自動セル閾値電圧測定に関する方法、装置及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】メモリセルの閾値電圧を自動的に測定する方法と装置を提供する。
【解決手段】測定回路202は、基準電流発生器212と、メモリセル114と、ビット線プリチャージ回路218と、比較/ラッチ回路220、222とを含む。基準電流がメモリセル電流よりも大きい場合、ビット線電圧は増大する。基準電流がメモリセル電流よりも小さい場合、ビット線電圧は低下する。ビット線電圧とプリチャージされたビット線基準電圧とを比較する比較器220が切り替わるまで、基準電流は大きなステップで発生される。基準電流発生器は212、比較器220が切り替わるまで、小さなステップで電流を発生する。基準電流は10nAの精度でメモリセル電流116に収束する。次いで、メモリセル電流116からメモリセルの閾値電圧が決定される。
【選択図】図7

Description

本発明の実施の形態は一般に不揮発性メモリデバイスに関し、詳細には、不揮発性メモリセルの閾値電圧を決定するための方法及び装置に関する。
コンピュータシステムから、携帯電話、PDA、カメラ、音楽プレーヤー等の個人用電気機器に至るまで、不揮発性半導体メモリは、幅広い電子工学応用においてますます人気を集めている。この人気の高まりと共に、デバイスの速度及び精度に対する要求も増している。
電気的に消去可能なプログラマブルメモリ(EEPROM)、フラッシュEEPROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリセルは、基板と制御ゲートとの間に配置されたフローティングゲートを使用して、電界効果トランジスタ(FET)に情報を記憶する。図1は、フラッシュメモリで使用される従来のトランジスタを含むフラッシュセルを示す。フラッシュセル10は、ドレイン12、ソース14、フローティングゲート16及び制御ゲート18を含む。フローティングゲート16は、フローティングゲートの上下に形成された誘電層によって制御ゲート18及び基板から分離されている。フラッシュメモリでは、複数のフラッシュセルの制御ゲートがワード線に結合される。そのため本明細書では制御ゲート上の信号をVwl又はその変形名で呼ぶことにする。
用語「閾値電圧」は、ソース領域14とドレイン領域12との間でデバイスを導通させるのに必要な制御ゲート18上の電圧を指す。フローティングゲート16上の電荷は、その中に含まれる電子の数によって決まる。フローティングゲート16上の電子の数が多いほど、セルが導通するのに必要な制御ゲート18上の電圧は大きくなる。言い換えると、フラッシュセル10がプログラムされているとき、フローティングゲート16上に存在する電子は、フラッシュセル電流22をイネーブルするのに必要な閾値電圧を増大させる。電子が存在せず又は除去されたとき、セル電流22をイネーブルするのに必要な閾値電圧は低下する。フラッシュセル10の閾値電圧が或るレベルよりも高い場合、フラッシュセル10はプログラムされた状態にあるとみなされ、閾値電圧がこの或るレベルよりも低い場合、フラッシュセル10は消去された状態にあるとみなされる。したがって、フラッシュセル10の閾値電圧を知ることによって、フラッシュセル10の状態(プログラムされた状態か又は消去された状態か)を決定することができる。
図2は、フラッシュセルの動作特性を電流対電圧曲線として示している。動作の際、消去されたフラッシュセルは曲線20によって示す電流特性を示し、これを2値の「1」と定義する。フラッシュセルがプログラムされると、フローティングゲート上の追加の電荷は、フラッシュセルのこの電流曲線をより高い電圧に移動させる。フローティングゲート上に蓄積された電荷が多いほど、この電流曲線は右側へ移動する。曲線30は、2値の「0」として安全にプログラムされたフラッシュセルの電流特性を示す。曲線25は、「0」とみなされるべき最小の許容可能なプログラミングである、フラッシュセルの電流特性を示す。線40は、プログラムされたフラッシュセルと消去されたフラッシュセルとをセンス増幅器が区別する電流閾値(Ith)を示す。フラッシュセルからの電流(Icell)がIthよりも小さい場合、フラッシュセルは消去されているとみなされ、IcellがIthよりも大きい場合、フラッシュセルはプログラムされているとみなされる。言い換えると、センス増幅器が検出する十分に大きい電流をフラッシュセルが流す、線50によって表される閾値電圧(Vth)が存在する。したがって、プログラミング後は、消去された電圧とプログラムされた電圧の中間の電圧を印加することによって、フラッシュセルを読み取ることができる。この中間の電圧を印加することにより、電流が感知された場合、フラッシュセルは消去されている(即ち、この場合には「1」)とみなされる。電流が感知されない場合、そのフラッシュセルはプログラムされている(即ち、この場合には「0」)とみなされる。
図3は、ナンド列114のそれぞれのセル115のセル電流116を決定するための試験論理として構成された従来のフラッシュメモリデバイス102の一部分の回路図である。一般に、図3は、フラッシュメモリデバイス102の通常機能動作中に使用される論理を示すためではなく、フラッシュメモリデバイス102の試験構成を示すために使用される。ナンド列114の各フラッシュセル115は、Xデコーダ112からのワード線118に接続されたゲートを有する。Vthパッド122は、試験モード構成において、所望のVthのアナログ電圧(すなわち閾値電圧)を駆動するために使用することができる入力パッドである。Xデコーダ112は、アドレス信号(図示せず)をデコードして、選択されたフラッシュセル114aの適宜のワード線118をVthパッド122からのVth信号で駆動することにより、選択されたフラッシュセル114aのワード線118を活性化する。Xデコーダ112内に複数のサブXデコーダ(フラッシュセルごとに1つ)を設けることができる。例えば、ナンド列114が32個のセルを含む場合、Xデコーダ112の中には、32本のワード線を駆動するための32個のサブXデコーダが存在する。ナンド列114のドレインにはビット線124が接続され、ナンド列114のソースは大地電位VSSに接続される。ソース選択ゲート134は、ナンド列114のソースが大地電位VSSに選択的に結合されることを可能にし、ドレイン選択ゲート132は、ナンド列114のドレインがビット線124に選択的に結合されることを可能にする。一般に、ソース選択ゲート134及びドレイン選択ゲート132のゲートは通常機能構成時に作動する論理によって制御することができるが、試験モード構成中は、これらのゲートを、ソース選択ゲート134及びドレイン選択ゲート132をオン構成のままにする信号により設定することができる。ビット線124は抵抗器127、コンデンサ129及びデータキャッシュ125を含み、データキャッシュ125は、それぞれのビット線124の読み取り、プログラム及び消去の動作を制御するために使用される回路である。抵抗127及びコンデンサ129は、ビット線124の分布容量及び分布抵抗を示すためにのみ示されている。
セル電流116は、選択されたフラッシュセル114のドレインからソースへと流れ、試験フロー手順期間に測定される。試験フロー手順は、フラッシュセルにワード線電圧を印加し、セルを流れる電流をIthパッド126で測定する長時間の測定プロセスを必要とする。ワード線電圧が変更され、特定の量の電流がセルを流れるまで、この手順が繰り返される。この試験フロー測定プロセスは長い試験時間をもたらすので、結局は生産費の増大の原因となる。
そこで、メモリセル電流を内部的に決定するための手段を提供する方法及び装置、したがって生産費を低減させるためにメモリセルの閾値電圧を迅速かつ正確に決定することを可能にする方法及び装置が求められている。
メモリセル電流を決定する速度及び精度の増大によって生産費を低減させることができる、内部基準電流発生器及び比較器を備えたフラッシュメモリデバイスに対する要求が存在する。
本発明の実施の形態は、メモリセル電流を内部的に測定し、フラッシュメモリセルの閾値電圧の自動測定を可能にするための装置及び動作方法を提供する。
本発明の一つの実施の形態では、閾値電圧測定回路は、基準電流を内部的に発生させるように構成された基準電流発生器を備える。基準電流発生器はビット線と第1の入出力装置との間に動作可能に結合される。また、測定回路は、動作可能に直列配置に結合された複数のフラッシュセルを含むナンド列を備える。直列配置の第1の端部はビット線に動作可能に結合され、直列配置の第2の端部は大地電圧に動作可能に結合される。また、測定回路には、ビット線電圧とビット線基準電圧とを比較して論理信号を出力するように構成された比較器が含まれ、比較器の第1の入力はビット線に動作可能に結合される。さらに、測定回路は、ビット線基準電圧を記憶するように構成されたビット線プリチャージ回路を備える。ビット線プリチャージ回路はビット線と比較器の第2の入力とに動作可能に結合される。
本発明の他の実施の形態は、ビット線基準電圧を記憶するステップと、閾値電圧を測定するフラッシュセルを選択するステップとを含む、メモリセルの閾値電圧を測定する方法を構成する。また、この方法は、選択されたフラッシュセルに対する動作可能な結合のための基準電流を発生するステップを含み、基準電流とフラッシュセルとの組合せがビット線電圧を発生する。また、この方法は、ビット線基準電圧をビット線電圧と比較し、この比較を示す論理信号を生成するステップを含む。
本発明の他の実施の形態は、閾値電圧測定回路を備えるフラッシュメモリを含む。閾値電圧測定回路は、基準電流を内部的に発生させるように構成された基準電流発生器を備える。基準電流発生器は、ビット線と第1の入出力装置との間に動作可能に結合される。また、測定回路は、動作可能に結合された直列配置の複数のフラッシュセルを含むナンド列を備える。直列配置の第1の端部はビット線に動作可能に結合され、直列配置の第2の端部は大地電圧に動作可能に結合される。また、測定回路には、ビット線電圧とビット線基準電圧とを比較して論理信号を出力するように構成された比較器が備えられ、比較器の第1の入力はビット線に動作可能に結合される。さらに、測定回路は、ビット線基準電圧を記憶するように構成されたビット線プリチャージ回路を含備える。ビット線プリチャージ回路はビット線及び比較器の第2の入力に動作可能に結合される。
本発明の他の実施の形態は、少なくとも1つの入力装置と、少なくとも1つの出力装置と、処理装置と、本発明の一つの実施の形態に基づく閾値電圧測定回路を含む少なくとも1つのフラッシュメモリデバイスとを備える電子システムを含む。
この説明では、本発明の様々な実施の形態が不必要な詳細説明の中に埋没しないよう、回路及び機能はブロック図の形態で示される。反対に、図示され説明される特定の回路実現形態は例でしかなく、本明細書中に特に明記されない限り、これらを本発明の種々の実施の形態を実施する唯一の方法と解釈してはならない。さらに、ブロックの定義及び種々のブロック間の論理区分は、特定の実現形態の例である。当業者には容易に明白であるが、本発明の様々な実施の形態は、他の多数の区分解決法によって実施することができる。タイミング等に関する詳細は、本発明の種々の実施の形態の完全な理解を得るためには不要であり、当業者の能力の範囲内にあるならば、大部分は省略されている。
本明細書での記述は、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ(EEPROM)、フラッシュEEPROM及びフラッシュメモリを含み且つこれらに限定されない不揮発性メモリセルに関する。理解されるように、本発明の実施の形態は、これらの不揮発性メモリセルのうちの任意のものを用いて実施することができる。本明細書では、半導体デバイスへの入力又は半導体デバイスからの出力に言及するときに、簡潔にするため且つ便宜的に、用語「パッド」が使用される。本明細書に記載される特定のパッドは試験目的のためのみに使用されており、パッド上の信号はテスタから駆動されるが、他の場合には、試験のために使用されるばかりでなく、通常動作期間に用いられる従来の入力/出力信号としても使用される。
この説明では、提示及び説明を分かりやすくするために、図面の中には、複数の信号を単一の信号として表すものがある。当業者には理解されるように、この信号は信号のバスを表すことができ、バスはさまざまなビット幅を有することができ、本発明の実施の形態は、単一のデータ信号を含む任意の数のデータ信号に関して実施することができる。用語「アサートする」及び「ネゲートする」は、それぞれ、信号、状態ビット又は同様の装置を論理的に真の状態又は偽の状態にすることを指すときに使用される。論理的に真の状態が論理レベル1である場合、論理的に偽の状態は論理レベル0である。反対に、論理的に真の状態が論理レベル0の場合、論理的に偽の状態は論理レベル1である。
以下、図面を特に参照して、本発明の様々な実施の形態を詳細に説明する。
図4は、本発明の一つの実施の形態に係るメモリデバイス202の一つの実施の形態のブロック図である。通常動作では、標準Xデコーダ60が、消去され、書き込まれ又は読み取られるメモリアレイ62の選択されたメモリセルの対応するワード線118を活性化する。標準Yデコーダ64は、メモリアレイ62の選択されたメモリセルの実際の読み取り、書込み及び/又は消去の動作を制御する。試験Xデコーダ112及び試験Yデコーダ66は通常動作には寄与しない。
試験モード動作では、試験Xデコーダ112はVthパッド122からアナログ電圧を受け取り、さらに、試験のために選択されたセルのゲートに選択電圧を印加することによって、対応するアナログ電圧を、メモリアレイ62内の選択されたフラッシュセルのワード線上に置く。試験Yデコーダ66は、ILOADパッド226からディジタル信号を受け取って所望の基準電流を発生させる閾値電圧測定回路210を含む。この基準電流はメモリアレイ62に送られ、試験手順が実施され、試験結果が状態パッド224に出力される。一般に、標準Xデコーダ60及び標準Yデコーダ64は試験モード動作期間に最小の寄与しかしない。
図5は、テスタ70及び被試験デバイス68(すなわちメモリデバイス202)を含むフラッシュメモリ試験構成のブロック図である。テスタ70は、通常機能試験ばかりでなく本明細書に記載される試験モードを実行するのに必要な信号をメモリデバイス202に供給するように構成される。図示のとおり、アドレス信号/電圧信号を使用して、適切なVth電圧レベルを試験モード期間にメモリデバイス202に供給することができる。アドレス信号は目標のセルを指定し、このアドレス指定されたセルのゲートに、適切なVthを有するワード線電圧が印加される。テスタ70からメモリデバイス202に送られる基準電流については後述する。この試験手順の特定の試験が完了すると、メモリデバイス202は論理信号の形態の出力をテスタ70へ返送し、テスタ70はさらなる試験が必要かどうかを判定する。
図6は、試験Xデコーダ112、ナンド列114及び閾値電圧測定回路210を含むフラッシュメモリデバイス202の一部分の回路図である。単純にするため、概ね、メモリデバイス202の試験論理部分及びメモリアレイ62(図4)の関連部分のみが示されている。ナンド列114は複数列のメモリアレイ62(図4)の1つの列を表す。説明を簡単にするため、ナンド列114は8つのフラッシュセルC1〜C8を含むが、これに限定されるわけではない。ナンド列114のフラッシュセルC1〜C8はそれぞれ、ワード線118のうちの1本に接続されたゲートを有し、ワード線118はXデコーダ112及びVthパッド122に接続される。前述のとおり、Xデコーダ112には複数(フラッシュセルごとに1つ)のサブXデコーダが含まれる。動作の際、Xデコーダ112は選択されたアドレスをデコードし、Vthパッド122から適宜の閾値電圧を受け取る。さらに、Xデコーダ112は、Vthパッド122の電圧と同じ電圧レベルにほぼ近い選択電圧を、選択されたセルのゲートに印加することによって、選択されたフラッシュセルのワード線を活性化する。加えて、選択されなかった残りのセルは、これらのセルのゲートにバイパス電圧を印加することによってバイパス状態に置かれ、これによって、選択されなかったセルは導通状態を維持する。ナンド列114のドレインにはビット線124が接続されており、ナンド列114のソースは大地電位VSSに接続される。ソース選択ゲート134は、ナンド列114のソースが大地電位VSSに選択的に結合されることを可能にし、ドレイン選択ゲート132は、ナンド列114のドレインがビット線124に選択的に結合されることを可能にする。前述のとおり、ソース選択ゲート134及びドレイン選択ゲート132のゲートは、通常機能構成期間に動作する論理によって制御され得るが、試験モード構成期間には、これらのゲートは、ソース選択ゲート134及びドレイン選択ゲート132をオン構成に維持する信号で制御される。また、ビット線124は抵抗127及びコンデンサ129を含む。データキャッシュ225は、それぞれのビット線124の読み取り、プログラム及び消去の動作を制御するために使用される回路である。抵抗127及びコンデンサ129は、ビット線124の分布容量及び分布抵抗を示すためにのみ図示されている。
閾値電圧測定回路210は、シフトレジスタ227、ILOADパッド226及び基準電流発生器212を備え、基準電流発生器212は、選択された範囲(例えば10〜2560nA)の基準定電流216を発生するように構成される。さらに、測定回路210はビット線基準電圧230を記憶するビット線プリチャージ回路218を備える。ビット線基準電圧230及びビット線電圧228は比較器220への入力であり、比較器220は、これらの入力電圧に応じて、ハイ又はローの値をラッチ222に出力する。ラッチ222は比較器220からのデータを記憶し、記憶された値を状態パッド224に出力する。
次に、図7を参照して、図6の回路の動作を説明する。図7はフラッシュメモリデバイス202の一部分の回路図であり、選択されたターゲットセルC4を示していることを除き図6と同様である。最初に、シフトレジスタ227にシフトされるビットシーケンスとして、所望の基準電流がILOADパッド226に入力される。当業者は認識するように、シフトレジスタはディジタル値をチップに入力するための1つの可能な実施の形態である。試験モード期間には1本のピンを必要とするだけであるからシフトレジスタは有用であるが、本発明の範囲内において、他の方法を使用してフラッシュメモリデバイス202にディジタル値をロードしてもよい。
所望の基準電流を表すディジタル値がロードされると、ビット線プリチャージ回路によってビット線124がプリチャージされる。また、その結果生じた、ビット線上へプリチャージされた電圧レベルがビット線プリチャージ回路230内に記憶され、ビット線基準電圧230として提示される。プリチャージ後、基準電流発生器212は、シフトレジスタ227からの信号222の値の関数として基準電流216を発生する。さらに、選択されたセルC4のゲートにワード線選択電圧を印加することにより、フラッシュセルC4が試験Xデコーダ112によって選択される。セル列114の選択されずに残ったセルは、ワード線パス電圧(ハイの電圧)によって駆動されて導通させられ、したがって、セル電流116が目標のセルC4のドレインからソースへ流れることができる。試験期間に、セル電流116の方が基準電流216よりも大きい場合、ビット線電圧228は低下する。反対に、セル電流116の方が基準電流216よりも小さい場合、ビット線電圧228は増大する。そこで、ビット線電圧228の電位変化をビット線基準電圧230と比較し、この比較の結果をラッチ222に記憶する。
この試験プロセスは、選択されたフラッシュセルの閾値電流をそのゲートに印加された電圧に基づいて決定することを試みながら、試験ステップにおいて進行する。このプロセスは、基準電流216として加えるべき初期電流値から始まる。この初期電流値の結果に基づいて(後述)、次の試験ステップは、以前の値に比べて大きな電流ステップを持つ新たな基準電流を発生する。例えば、この大きな電流ステップを100nAとして、新たな基準電流が以前の試験ステップの基準電流よりも100nA小さくなるようにすることができるが、これに限定されるわけではない。この大きな電流ステップによるプロセスは、状態パッド224上の値が1つの試験ステップから次の試験ステップへ状態を変化させるまで続く。この変化が起こると、試験プロセスは、大きな電流ステップの方向とは反対方向の小さな電流ステップを適用し始める。言い換えると、大きな電流ステップが、それぞれの続いて起こる大きな電流ステップで基準電流を低下させている場合には、小さな電流ステップは、それぞれの続いて起こる小さな電流ステップで基準電流を小さな量(例えば10nAであるが、これに限定されるものではない)だけ増大させる。これらの小さな電流ステップは、1つの試験ステップから次の試験ステップへ状態パッド224上の値が状態を再び変化させるまで続く。この時点で、最後の試験ステップ期間に印加された基準電流は、選択されたセルの閾値電流にほぼ近い値(すなわち、小さな電流間隔が10nAである場合には±10nA以内)になる。
測定の出発点として、発生される初期基準電流216は、以前に測定されたメモリセル電流と同じであり得る。例えば、ナンド列114の4番目のセルC4のセル電流を測定したい場合には、発生される初期基準電流216を、ナンド列114の3番目のセルC3の測定されたセル電流と同じに設定することができる。ナンド列114の最初のセルC1を測定している場合、発生される基準電流216はランダムに設定されてもよいし、他の列の測定値に基づくものであってもよい。ランダムに設定される場合、最初のセルの測定は他のセルよりも長くかかる場合がある。
初期電流の発生後、ビット線124において定常状態に達すると、基準電圧230がビット線電圧228と比較される。ラッチ222は比較器220の論理信号出力を記憶し、結果を状態パッド224に送る。テスタは状態パッド224の出力を監視し、その結果として、基準電流216に対して使用すべき次の値を決定することができる。
例えば、比較器220の出力がハイの場合、ビット線電圧228はビット線基準電圧230よりも大きく、発生される次の基準電流はその時点の基準電流よりも小さくなければならない。発生して比較する該プロセスは、比較器220の出力がハイからローに又はローからハイに切り替わる(すなわち、この試験ステップでラッチされた比較器の結果が以前の試験ステップとは異なる状態を取る)まで続く。比較器220の出力が切り替わると、セル電流116は以前の基準電流216とその時点の基準電流216との間にある。比較器220が最初に切り替わった後、テスタは、大きな電流ステップの方向とは反対方向の小さな電流ステップを生成するよう基準電流発生器212に信号を送る。この小さな電流ステップの後、比較器220はビット線電圧228とビット線基準電圧230とを比較する。基準電流216は小さな増分で発生され、ビット線電圧228とビット線基準電圧230との比較は比較器出力が再び切り替わるまで行われる。例えば、小さな電流ステップは10nAの増分とすることができる。比較器出力が切り替わったとき、基準電流216はセル電流116の10nA以内にある。この時点で、セル電流116を高い精度(すなわち±10nA以内)で決定することができ、フラッシュセル114の閾値電圧を決定することができる。
図8は、閾値電圧測定回路210を含むフラッシュメモリ202(図7)の様々な信号及び動作を含むタイミング図である。最初に、所望の基準電流がILOADパッド226に入力され、シフトレジスタによって捕捉され、基準電流がデコードされる(310)。次いで、ビット線プリチャージ信号320がアサートされ、ビット線電圧360がプリチャージされた電圧レベルまで引き上げられる。その結果生じたプリチャージされた電圧レベルはビット線プリチャージ回路内に記憶され、ビット線基準電圧として比較器に送られる。プリチャージ信号320がネゲートされた後、基準電流330と(目標のセルの)ワード線電圧370がイネーブルされる。基準電流330及びワード線370がイネーブルされると、前述のセル電流と基準電流の関係に応じて、ビット線電圧360が上昇又は降下し、その結果、比較器の出力がハイ又はローになる。次いでラッチ340がアサートされて、比較器出力380の結果をラッチ222(図7)にラッチし、この結果がパッド出力390として提示される。続いて、基準電流330及びラッチ340がネゲートされ、放電信号350がアサートされてビット線をゼロにリセットする。次いで、ワード線電圧370及び放電信号350がネゲートされる。プロセスは1回の試験ステップを完了し、先に説明したとおり、このプロセスは基準電流が電流セルの10nA以内に収束するまで繰り返される。
図9の(a)から(c)は、メモリセル電流及び基準電流に対するビット線電圧を示すタイミング図を示す。図9の(a)〜(c)において、メモリセル電流850は約500nAであり、基準電流は100nAの増分で段階的に変化する。図9の(a)では、最初に基準電流800が600nAよりもわずかに高い電流レベルで発生される。基準電流800がセル電流850よりも大きいため、ビット線電圧802は上昇する。次いで、基準電流発生器(図7)は図9の(b)に示す次の基準電流を発生させる。基準電流810は500nAよりもわずかに高い電流レベルで発生されるが、基準電流810は依然としてセル電流850よりもわずかに大きい。基準電流810がセル電流850よりも大きいため、ビット線電圧812はわずかに増大する。そこで、基準電流発生器(図7)は図9の(c)に示す次の基準電流を発生する。基準電流820は400nAよりもわずかに大きい値で発生されるが、セル電流850よりも小さい。基準電流820がセル電流850よりも小さいため、ビット線電圧822は低下する。さらに、基準電流820はセル電流850の100nA以内にあるため、比較器出力(図7)はハイからローへ又はローからハイへ切り替わる(すなわち、比較器の結果は以前の測定とは異なる状態にある)。
図10(a)から(c)は、メモリセル電流及び基準電流に対するビット線電圧を示すタイミング図を示している。図10の(a)〜(c)において、メモリセル電流950は約100nAであり、基準電流は10nAの増分で段階的に変化する。図10の(a)においては、最初に基準電流900が85nAよりもわずかに低い電流レベルで発生される。基準電流900がセル電流950よりも小さい値であるため、ビット線電圧902は低下する。次いで、基準電流発生器(図7)が図10の(b)に示す次の基準電流を発生する。基準電流910は95nAよりもわずかに低い電流レベルで発生され、セル電流950よりも小さいままである。基準電流910がセル電流950よりも小さいため、ビット線電圧912は低下するが、(図10の(a)に示された)ビット線電圧902ほど迅速ではない。そこで、基準電流発生器(図7)は図10の(c)に示す次の基準電流を発生する。基準電流920は105nAよりもわずかに低い値で発生されるが、セル電流950よりも大きい。基準電流920がセル電流950よりも大きいため、ビット線電圧922は増大する。さらに、基準電流920はセル電流950の10nA以内にあるため、比較器出力(図7)はハイからローへ又はローからハイへ切り替わる。
図11は、テスタ70(図5)、メモリデバイス202及び閾値電圧測定回路210の組合せによって実行される試験動作の流れ図である。最初に、所望の基準電流がILOADパッド226(図6)に入力され、シフトレジスタによって捕捉され、基準電流がデコードされる(960)。ビット線電圧及びプリチャージ回路がイネーブルされ(962)、ビット線基準電圧がその中に記憶される(964)。続いてプリチャージ回路がディスエーブルされる(966)。試験Xデコーダ112(図6)がテスタ入力に基づいて目標のセルを選択し、対応するワード線がイネーブルされる(968)。同時に、選択されなかったセルにバイパス電圧が印加される(970)。次いで基準電流が発生され(972)、ビット線基準電圧とビット線電圧が比較器220(図6)によって比較される(974)。次いで、テスタ70(図5)は比較器の出力が切り替わったかどうか(すなわち、比較器の結果が、この試験ステップの状態が以前の試験ステップの状態とは異なることを指示しているかどうか)を決定する(976)。比較器がローからハイ又はハイからローへ切り替わっていない場合(978)、基準発生器は100nAだけステップ状に変化した別の基準電流を発生し(982)、ビット線基準電圧とビット線電圧を比較器220によって再び比較する(974)。比較器出力が切り替わったとテスタ70が決定した場合(980)、基準発生器は先の100nAのステップとは反対方向の10nAのステップで基準電流を発生する(984)。続いて、ビット線基準電圧とビット線電圧が比較器220によって比較され(986)、比較器が切り替わったかどうかをテスタ70が決定する(988)。比較器が切り替わっていない場合(992)、基準電流発生器は10nAだけステップ状に変化した別の電流を発生する(984)。比較器が切り替わったとテスタ70が決定した場合(990)、セル電流と基準電流は10nA以内にあるので電流セルを正確に決定することができ、したがってセルの閾値電圧値をテスタ70によって解明することができる(994)。
図12に示すように、本発明の一つの実施の形態に基づく電子システム200は、本発明の一つの実施の形態に基づく少なくとも1つのフラッシュメモリデバイス202及び処理装置204を備え、さらに入力装置206及び出力装置208を備えることができる。電子システム200は、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバー、携帯電話、PDA、ディジタルカメラ、又は不揮発性メモリを使用することができることが望ましい他のシステムを含み得る。フラッシュメモリデバイス202はメモリアレイ62、標準Xデコーダ60、試験Xデコーダ112、標準Yデコーダ64及び試験Yデコーダ66を備え、試験Yデコーダ66は閾値電圧測定回路210を備えている。フラッシュメモリデバイス202は通常動作と試験手順とで動作することができ、試験手順ではメモリアレイ62内のメモリセルの閾値電圧が解明される。
特定の実施の形態に関して本発明を説明してきたが、本発明は説明されたこれらの実施の形態に限定されない。本発明は添付の請求項によってのみ限定されるものであって、これらの請求項は本明細書の様々な実施の形態において説明した本発明の原理に従って動作する全ての等価の装置及び方法を含む。
従来のフラッシュメモリセルの回路図である。 従来のフラッシュメモリセルの選択された動作特性のグラフである。 従来のフラッシュメモリデバイスの一部分の回路図である。 本発明の一つの実施の形態に基づく試験論理を含むフラッシュメモリデバイスの一つの実施の形態のブロック図である。 本発明の一つの実施の形態に基づく試験動作のブロック図である。 本発明の一つの実施の形態に基づく閾値電圧測定回路を含むフラッシュメモリデバイスの一部分の回路図である。 本発明の一つの実施の形態に基づく閾値電圧測定回路を含むフラッシュメモリデバイスの一部分の回路図である。 本発明の一つの実施の形態に基づく閾値電圧測定回路の動作に基づく回路シーケンスを示すタイミング図である。 (a)は、メモリセル電流及び100nAステップの基準電流に対するビット線電圧を示すタイミング図である。(b)は、メモリセル電流及び100nAステップの基準電流に対するビット線電圧を示すタイミング図である。(c)は、メモリセル電流及び100nAステップの基準電流に対するビット線電圧を示すタイミング図である。 (a)は、メモリセル電流及び10nAステップの基準電流に対するビット線電圧を示すタイミング図である。(b)は、メモリセル電流及び10nAステップの基準電流に対するビット線電圧を示すタイミング図である。(c)は、メモリセル電流及び10nAステップの基準電流に対するビット線電圧を示すタイミング図である。 本発明の一つの実施の形態に基づく自動閾値電圧測定回路を含むフラッシュメモリの一つの実施の形態の流れ図である。 本発明の1つ又は複数の実施の形態に基づくメモリを含むシステムのブロック図である。
符号の説明
60 標準Xデコーダ
62 メモリアレイ
64 標準Yデコーダ
66 試験Yデコーダ
68 被試験デバイス
70 テスタ
112 Xデコーダ、試験Xデコーダ
114 ナンド列
116 フラッシュセル電流
118 ワード線
122 Vthパッド
124 ビット線
132 ドレイン選択ゲート
134 ソース選択ゲート
200 電子システム
202 フラッシュメモリデバイス
204 処理装置
206 入力装置
208 出力装置
210 閾値電圧測定回路
212 基準電流発生器
216 基準電流
218 ビット線プリチャージ回路
220 比較器
222 ラッチ
224 状態パッド
226 ILOADパッド
227 シフトレジスタ
228 ビット線電圧
230 ビット線基準電圧

Claims (34)

  1. 基準電流を内部的に発生させるように構成され、ビット線に動作可能に結合され、その入力が第1のパッドに動作可能に結合される基準電流発生器と、
    動作可能に結合された直列配置の複数の不揮発性メモリセルを含み、前記直列配置の第1の端部が前記ビット線に動作可能に結合され、前記直列配置の第2の端部が大地電圧に動作可能に結合されるナンド列と、
    ビット線電圧とビット線基準電圧とを比較して論理信号を生成するように構成され、その第1の入力が前記ビット線に動作可能に結合される比較器と、
    前記ビット線基準電圧を記憶するように構成され、前記ビット線及び前記比較器の第2の入力に動作可能に結合されるビット線プリチャージ回路と
    を具備する閾値電圧測定回路。
  2. 前記複数の不揮発性メモリセルのそれぞれのゲートに動作可能に結合される複数のワード線を活性化するように構成されたXデコーダをさらに備える、請求項1に記載の閾値電圧測定回路。
  3. 前記比較器に動作可能に結合され、前記論理信号を記憶するように構成され、その出力が第2のパッドに動作可能に結合されるラッチをさらに備える、請求項1に記載の閾値電圧測定回路。
  4. 前記第2のパッドが前記論理信号を出力するように構成される、請求項3に記載の閾値電圧測定回路。
  5. 前記比較器の前記第1の入力が非反転入力である、請求項1に記載の閾値電圧測定回路。
  6. 前記比較器の前記第2の入力が反転入力である、請求項1に記載の閾値電圧測定回路。
  7. 前記基準電流発生器が、10〜2560nAの定電流を発生するように構成される、請求項1に記載の閾値電圧測定回路。
  8. 前記第1のパッドが、前記基準電流を発生させるための入力命令を受け取るように構成される、請求項1に記載の閾値電圧測定回路。
  9. 不揮発性メモリセルの閾値電圧を測定する方法であって、
    ビット線基準電圧を記憶するステップと、
    閾値電圧測定のための不揮発性メモリセルを選択するステップと、
    選択された前記不揮発性メモリセルとの動作可能な結合のための基準電流を発生するステップであって、前記基準電流と前記選択された不揮発性メモリセルとの組合せがビット線電圧を発生するステップと、
    前記ビット線基準電圧を前記ビット線電圧と比較し、この比較を示す論理信号を生成するステップと、
    を備える方法。
  10. 前記論理信号が切り替わるまで、前記基準電流を大きな増分で段階的に変化させるステップをさらに含み、
    前記基準電流を大きな増分で段階的に変化させる前記ステップが、ビット線基準電圧を記憶する前記ステップと、不揮発性メモリセルを選択する前記ステップと、基準電流を発生させる前記ステップと、比較する前記ステップとを繰り返すステップを含む、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記基準電流を大きな増分で段階的に変化させる前記ステップが、前記基準電流を100nAだけ段階的に変化させるステップを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記論理信号が切り替わるまで、前記大きな増分の方向とは反対方向の小さな増分で前記基準電流を段階的に変化させるステップをさらに含み、
    前記基準電流を小さな増分で段階的に変化させる前記ステップが、ビット線基準電圧を記憶する前記ステップと、不揮発性メモリセルを選択する前記ステップと、基準電流を発生させる前記ステップと、比較する前記ステップとを繰り返すステップを含む、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記基準電流を小さな増分で段階的に変化させる前記ステップが、前記基準電流を10nAだけ段階的に変化させるステップを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記基準電流に等しいセル電流を設定するステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  15. 不揮発性メモリセルを選択する前記ステップが、選択されたセルのゲートにワード線選択電圧を印加し、選択されなかった複数のセルのそれぞれのゲートにワード線パス電圧を印加するステップを含む、請求項9に記載の方法。
  16. 基準電流を発生させる前記ステップが、以前に測定されたセル電流に等しい基準電流を発生させるステップを含む、請求項9に記載の方法。
  17. 閾値電圧測定回路を備える不揮発性メモリであって、
    基準電流を内部的に発生させるように構成され、ビット線に動作可能に結合され、その入力が第1のパッドに動作可能に結合される基準電流発生器と、
    動作可能に結合された直列配置の複数の不揮発性メモリセルを含み、前記直列配置の第1の端部が前記ビット線に動作可能に結合され、前記直列配置の第2の端部が大地電圧に動作可能に結合されるナンド列と、
    ビット線電圧とビット線基準電圧とを比較して論理信号を生成するように構成され、その第1の入力が前記ビット線に動作可能に結合される比較器と、
    前記ビット線基準電圧を記憶するように構成され、前記ビット線及び前記比較器の第2の入力に動作可能に結合されるビット線プリチャージ回路と、
    を具備する不揮発性メモリ。
  18. 前記複数の不揮発性メモリセルのそれぞれのゲートに動作可能に結合される複数のワード線を活性化するように構成されるXデコーダをさらに含む、請求項17に記載の不揮発性メモリ。
  19. 前記比較器に動作可能に結合され、前記論理信号を記憶するように構成され、その出力が第2のパッドに動作可能に結合されるラッチをさらに含む、請求項17に記載の不揮発性メモリ。
  20. 前記第2のパッドが前記論理信号を出力するように構成される、請求項19に記載の不揮発性メモリ。
  21. 前記比較器の前記第1の入力が非反転入力である、請求項17に記載の不揮発性メモリ。
  22. 前記比較器の前記第2の入力が反転入力である、請求項17に記載の不揮発性メモリ。
  23. 前記基準電流発生器が、10〜2560nAの定電流を発生させるように構成される、請求項17に記載の不揮発性メモリ。
  24. 前記第1のパッドが、前記基準電流を発生させるための入力命令を受け取るように構成される、請求項17に記載の不揮発性メモリ。
  25. 前記第2のパッドがラッチの結果を出力するように構成される、請求項17に記載の不揮発性メモリ。
  26. 少なくとも1つの入力装置と、
    少なくとも1つの出力装置と、
    処理装置と、
    閾値電圧測定回路を備える少なくとも1つの不揮発性メモリデバイスと
    を具備し、前記不揮発性メモリデバイスが、
    基準電流を内部的に発生させるように構成され、ビット線に動作可能に結合され、その入力が第1のパッドに動作可能に結合される基準電流発生器と、
    動作可能に結合された直列配置の複数のフラッシュセルを含み、前記直列配置の第1の端部が前記ビット線に動作可能に結合され、前記直列配置の第2の端部が大地電圧に動作可能に結合されるナンド列と、
    ビット線電圧とビット線基準電圧とを比較して論理信号を生成するように構成され、その第1の入力が前記ビット線に動作可能に結合される比較器と、
    前記ビット線基準電圧を記憶するように構成され、前記ビット線及び前記比較器の第2の入力に動作可能に結合されるビット線プリチャージ回路と、
    を備える電子システム。
  27. 前記複数のフラッシュセルのそれぞれのゲートに動作可能に結合される複数のワード線を活性化するように構成されるXデコーダをさらに含む、請求項26に記載の電子システム。
  28. 前記比較器に動作可能に結合され、前記論理信号を記憶するように構成され、その出力が第2のパッドに動作可能に結合されるラッチをさらに含む、請求項26に記載の電子システム。
  29. 前記第2のパッドが前記論理信号を出力するように構成される、請求項28に記載の電子システム。
  30. 前記比較器の前記第1の入力が非反転入力である、請求項26に記載の電子システム。
  31. 前記比較器の前記第2の入力が反転入力である、請求項26に記載の電子システム。
  32. 前記基準電流発生器が、10〜2560nAの定電流を発生させるように構成される、請求項26に記載の電子システム。
  33. 前記第1のパッドが、前記基準電流を発生させるための入力命令を受け取るように構成される、請求項26に記載の電子システム。
  34. 前記第2のパッドがラッチの結果を出力するように構成される、請求項26に記載の電子システム。
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