JP2008052787A - 複合光学素子及び光ピックアップ装置 - Google Patents

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克彦 林
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淳 村田
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Abstract

【課題】情報記録媒体に設けられた複数の情報記録面のそれぞれに対して好適にレーザー光を合焦させることが可能な複合光学素子及び光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】互いに異なる材料で構成された第1の光学部25と第2の光学部35とを接合してなる複合光学素子15であって、第1の光学部25の光学機能表面26に第2の光学部35が接合され、第1の光学部25と第2の光学部35との接合面の中央領域には、凹凸面部26aが形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、複合光学素子及び光ピックアップ装置に関する。
近年、複数の情報記録面を有する情報記録媒体(例えば、BD(Blu-ray Disc(登録商標))等の光ディスクなど)の研究開発が進められている。しかしながら、複数の情報記録面が設けられている場合、情報記録媒体の光源側表面から各情報記録面までの距離が相互に異なるため、通常、1つの対物レンズで複数の情報記録面のそれぞれにレーザー光を合焦させようとした場合、情報記録媒体の光源側表面から各情報記録面までの距離の相違に起因して球面収差が発生するため、すべての情報記録面に対して好適にレーザー光を合焦させるのは困難である。
このような問題に鑑み、例えば、特許文献1等には、ビームエキスパンダーレンズやコリメータレンズを光軸方向に駆動させて対物レンズに入射するビームの発散角を変化させることにより、情報記録媒体の光源側表面から各情報記録面までの距離の相違に起因する球面収差を補正する技術が開示されている。
特開2006−31901号公報
しかしながら、単にコリメータレンズ等を光軸方向に駆動させるのみでは、十分に収差を補正できないおそれがある。特に、情報記録面が3面以上、例えば4面ある場合には各情報記録面に対して十分に収差を補正することが困難となる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、情報記録媒体に設けられた複数の情報記録面のそれぞれに対して好適にレーザー光を合焦させることが可能な複合光学素子及び光ピックアップ装置を提供することにある。
すなわち、本発明の複合光学素子は、互いに異なる材料で構成された第1の光学部と第2の光学部とを接合してなり、第1の光学部の光学機能表面に第2の光学部が接合され、第1の光学部と第2の光学部との接合面の一部領域には、第1の回折面が形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の光ピックアップ装置は、相互に平行な複数の情報記録面を有する情報記録媒体の複数の情報記録面のそれぞれにレーザー光を合焦させるものであり、レーザー光を出射する光源と、レーザー光を各情報記録面に合焦させるための対物レンズと、光源と対物レンズとの間の基準位置に位置し、基準位置から光軸上を変位可能に構成されており、複数の情報記録面のうちのレーザー光を合焦しようとする情報記録面にレーザー光が合焦するように基準位置から光軸上を変位して対物レンズに入射するレーザー光の形状を変化させる収差補正素子とを備え、対物レンズは、互いに異なる材料で構成された第1の光学部と第2の光学部とを接合してなる複合光学素子で構成され、第1の光学部の光学機能表面に第2の光学部が接合され、第1の光学部と第2の光学部との接合面の一部領域には、回折面が形成されていることを特徴とするものである。
以上のように、本発明によれば、情報記録媒体に設けられた複数の情報記録面のそれぞれに対して好適にレーザー光を合焦させることが可能な複合光学素子及び光ピックアップ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
<実施形態1>
図1は本実施形態1に係る光ピックアップ装置1の主要部の構成を表す図である。図2は対物光学系14周辺の構成を拡大した断面図である。
本実施形態1に係る光ピックアップ装置1は、情報記録媒体Dの情報記録面21に対してレーザー光を合焦させるためのものである。詳細に、情報記録媒体Dは、相互に平行で、且つ相互に離間するように配置された複数の情報記録面21を備えており、光ピックアップ装置1は、それら複数の情報記録面21のそれぞれに対してレーザー光を合焦させるためのものである。
具体的に、情報記録媒体Dは、光源10側からこの順で配置された、波長λ1の光に対応する第1の情報記録面21aと、波長λ2(λ1<λ2)の光に対応する第2の情報記録面21bと、波長λ3(λ2<λ3)の光に対応する第3の情報記録面21cとの3面の情報記録面21を有している。第1の情報記録面21aの光源10側には保護基板厚t1の第1の保護層22aが設けられている。第1の情報記録面21aと第2の情報記録面21bとの間には、保護基板厚t2(t1≦t2)の第2の保護層22bが設けられている。第2の情報記録面21bと第3の情報記録面21cとの間には、保護基板厚t3(t2<t3)の第3の保護層22cが設けられている。第1の保護層22a、第2の保護層22b、及び第3の保護層22cは、相互に略同一の層厚であってもよく、また、相互に異なる層厚であってもよい。
なお、ここでは、このように3面の情報記録面21を有する場合を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係るピックアップ装置は、例えば、2面又は3面の情報記録面、若しくは5面以上の情報記録面を有する情報記録媒体の各情報記録面に対してレーザー光を合焦するものであってもよい。
ここで、情報記録媒体Dの種類は特に限定されるものではない。情報記録媒体Dは、例えば、CD(Compact Disc)、CD−R(Compact Disc Recordable)、CD−RW(Compact Disc ReWritable)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random Access Memory)、EVD(Enhanced Versatile Disc)、EVD−R(Enhanced Versatile Disc Recordable)、EVD−RW(Enhanced Versatile Disc ReWritable)、EVD−ROM(Enhanced Versatile Disc Read Only Memory)、EVD−RAM(Enhanced Versatile Disc Random Access Memory)、BD(Blu-ray Disc)、BD−R(Blu-ray Disc Recordable)、BD−RW(Blu-ray Disc ReWritable)、BD−ROM(Blu-ray Disc Read Only Memory)、BD−RAM(Blu-ray Disc Random Access Memory)、HD−DVD(High Definition Digital Versatile Disc)、HD−DVD−R(High Definition Digital Versatile Disc Recordable)、HD−DVD−RW(High Definition Digital Versatile Disc ReWritable)、HD−DVD−ROM(High Definition Digital Versatile Disc Read Only Memory)、HD−DVD−RAM(High Definition Digital Versatile Disc Random Access Memory)等の光ディスク(以上、すべて登録商標)であってもよい。
光ピックアップ装置1は、3つの光源10,20,30と、ビーム成形レンズ11と、3つの光源10,20,30にそれぞれ対応するビームスプリッタ12,22,32と、コリメータレンズ13と、対物光学系14と、検出系16とを備えている。
光源10は、情報記録媒体DがBD(登録商標)である場合に、波長が378〜438nm(420nm未満であってもよい)のレーザー光(発散光)を出射するものとすることができる。
光源20は、情報記録媒体DがDVD(登録商標)である場合に、波長が630〜690nmのレーザー光を出射するものとすることができる。
光源30は、情報記録媒体DがCD(登録商標)である場合に、波長が750〜810nmのレーザー光を出射するものとすることができる。
光源10の前方にはビーム成形レンズ11が配置されている。このビーム成形レンズ11によって光源10から出射されたレーザー光が所望の形状に成形される。ビーム成形レンズ11により成形されたレーザー光は、ビームスプリッタ12の反射面12aにより情報記録媒体D方向へと反射される。
光源20の前方にはビームスプリッタ23が配置されている。光源20から出射したレーザー光はビームスプリッタ23の反射面23aにより情報記録媒体D方向へと反射される。
光源30の前方にはビームスプリッタ32が配置されている。光源30から出射したレーザー光はビームスプリッタ32の反射面32aにより情報記録媒体D方向へと反射される。
ビームスプリッタ12,22,32と情報記録媒体Dとの間には、コリメータレンズ(単一のレンズにより構成されていてもよく、複数のレンズにより構成されていてもよい。)13と、情報記録媒体Dの各情報記録面21にレーザー光を合焦するための対物光学系14とが配置されている。
なお、本実施形態1では、対物光学系14は複合光学素子15のみによって構成されているが、必要に応じて、対物光学系14を複合光学素子15と位相補正素子やビームエキスパンダーレンズ等の他の1又は複数の光学素子とにより構成してもよい。
複合光学素子15のNAは特に限定されるものではないが、特に光ピックアップ装置1がBD(登録商標)等に対してレーザー光を合焦させるものである場合は、例えば0.8以上であることが好ましい。
対物光学系14により情報記録媒体Dの情報記録面21に合焦されたレーザー光は、情報記録面21により反射される。そして、その情報記録面21における反射光は再度、対物光学系14、コリメータレンズ13(収差補正素子)、ビームスプリッタ12を透過して検出系16に入射するように構成されている。
検出系16は、検出器18と、検出器18に合焦するための検出レンズ17とにより構成されており、検出器18において検出レンズ17によって合焦された反射光が検出されるように構成されている。
なお、本実施形態1では、検出器18を1つだけ設けた形態について説明したが、それぞれの波長に対応する専用の検出器を3つ設けるようにしても構わない。
本実施形態1では、コリメータレンズ13は収差補正素子としての機能を有するものであり、ビームスプリッタ12と複合光学素子15(対物光学系14)との間の基準位置に位置し、その基準位置から光軸AX上を変位可能に構成されている。そして、複数の情報記録面21のうちレーザー光を合焦しようとする情報記録面21にレーザー光が合焦するように基準位置から光軸AX上を変位して複合光学素子15(対物光学系14)により情報記録面21にレーザー光が好適に合焦するように構成されている。言い換えれば、レーザー光を合焦しようとする情報記録面21の光軸AX上の位置に応じて収差補正素子としてのコリメータレンズ13の光軸AX上の位置が調整されて各情報記録面21にレーザー光が好適に合焦されるように構成されている。
具体的に、例えば、コリメータレンズ13が基準位置に位置するときに、レーザー光が対物光学系14により第1の情報記録面21aに好適に合焦されるように複合光学素子15が光学的に設計されている場合、第1の情報記録面21a以外の情報記録面21、例えば、第2の情報記録面21bにレーザー光を合焦させる際には、対物光学系14により第2の情報記録面21bにレーザー光が好適に合焦するように、コリメータレンズ13の光軸AX上の位置が調整されてレーザー光の形状(発散角等)が調整される。従って、本実施形態1に係る光ピックアップ装置1では、複数の情報記録面21を有する情報記録媒体Dの各情報記録面21に対して好適にレーザー光を合焦することができる。
さらに、本実施形態1では、対物光学系14を構成する複合光学素子15は、第1の光学部25と第2の光学部35とを備えている。第1の光学部25は、それぞれ凸状非球面の光学機能表面(レンズ面)26と光学機能表面(レンズ面)27とを有する両凸のレンズにより構成されている。
前記光学機能表面26は、その中央部に設けられた凹凸面部26a(第1の回折面)と、凹凸面部26aに隣接するように設けられた滑面部26bとを含む。具体的に、本実施形態1では、凹凸面部26aは断面鋸歯状の回折面により構成されている。
なお、本明細書において「滑面」とは、段差や稜線がなく、滑らかな面のことをいう。それに対して、「凹凸面」とは、凹部と凸部とが周期的又は非周期的に複数配列された面をいう。なお、凹凸面において、凹部と凸部との境界は稜線でなくてもよく、面取り状等の丸みを帯びた形状であってもよい。
前記第2の光学部35は、光学機能表面26上において第1の光学部25に接合されたメニスカス状のレンズにより構成されている。第2の光学部35の第1の光学部25側の光学機能表面37は、光学機能表面26に対応した形状をしており、具体的には、その中央部に位置する回折面と、その回折面に隣接して設けられた滑面とにより構成されている。
一方、光学機能表面26と対面する光学機能表面36は、その中央部に設けられた滑面部36aと、滑面部36aに隣接し且つ光軸方向において凹凸面部26aとオーバーラップしない領域の少なくとも一部、すなわち外周部に設けられた凹凸面部36bとを含む。具体的に、凹凸面部36bは断面鋸歯状の回折面により構成されている。
このように、本実施形態1に係る複合光学素子15は、第1面乃至第3面の3つの面を有している。具体的に、光源10側の面から順番に説明すると、第1面(入射面)は、2つの領域からなり、中心からNA0.6までの領域は非球面であり、NA0.6からNA0.85までの領域は回折構造を有している。また、第2面(接合面)は、2つの領域からなり、中心からNA0.6までの領域は回折構造を有し、NA0.6からNA0.85までの領域は非球面となっている。また、第3面(出射面)は、1つの領域からなり、非球面となっている。
本実施形態1では、上述したように第1の光学部25の光学機能表面26が凹凸面部26aと滑面部26bとにより構成されているため、凹凸面部26aが設けられている中央領域における光学機能表面26の光学的パワーと、滑面部26bが設けられている周辺領域における光学機能表面26の光学的パワーとを異ならしめることができる。
さらに、第2の光学部35の光学機能表面36が滑面部36aと凹凸面部36bとにより構成されているため、滑面部36aが設けられている中央領域における光学機能表面36の光学的パワーと、凹凸面部36bが設けられている周辺領域における光学機能表面36の光学的パワーとを異ならしめることができる。
従って、例えば、ある波長の光を中央領域を使用して集光させるとともに、異なる波長の光を周辺領域を使用して集光させることができる。
具体的には、このような複合光学素子15を用いることによって、例えば、複合光学素子15の中央領域によって波長約655nmの光をDVDの情報記録面に集光させ、中央領域とともに周辺領域とによって波長約405nmの光をBDの情報記録面に集光させることが可能となり、複数種類の情報記録媒体(例えば、光ディスク)に対して互換性を有する光ピックアップ装置を実現することが可能となる。なお、凹凸面部26aがさらに光学的パワーの異なる複数の回折面により構成されており、中央領域が相互に光学的パワーの異なる複数の領域により構成されていてもよい。
なお、ここでは、1種類の情報記録媒体に対してのみレーザー光を合焦可能な構成の光ピックアップ装置を例に挙げて説明したが、複数種類の情報記録媒体のそれぞれに対してレーザー光を合焦可能な構成であってもよい。その場合、対物光学系14を複合光学素子15と複合光学素子15に入射する光の位相を補正する位相補正素子やビームエキスパンダーレンズ等とにより構成しても構わない。
また、ここでは、収差補正素子としてコリメータレンズ13を使用する場合を例に挙げて説明したが、収差補正素子は、コリメータレンズと複合光学素子との間に配置されたビームエキスパンダーレンズ単体、又はビームエキスパンダーレンズ及びコリメータレンズにより構成してもよい。また、液晶レンズや液体レンズ等を収差補正素子として用いてもよい。
また、本実施形態1において、レンズ等の光学素子は、実質的に屈折作用のみを有する屈折面のみにより構成されたものであってもよいが、例えば、回折面や位相段差面等の他の光学機能面を有するものであってもよい。さらに、レンズ等の光学素子の材質は特に限定されるものではなく、例えばガラス製であってもよく、樹脂製であってもよい。
また、光ピックアップ装置1は、光源10,20,30と情報記録媒体Dとの間に透過波面収差に実質的に影響を及ぼさないような素子をさらに備えるものであってもよい。
また、本実施形態1では、光ピックアップ装置1内に3つの光源10,20,30を設けて、CD、DVD、BDの3種の光ディスクに対してレーザー光を合焦させるようにしたが、この形態に限定するものではなく、光源を1つだけ設けておき、この光源を光ピックアップ装置1に対して配置された光ディスクの種類に応じた波長の光を選択的に出射するものとしても構わない。
なお、本実施形態1では、滑面部が非球面により構成されており、凹凸面部が断面鋸歯状の回折面により構成されている例について説明したが、本発明において、滑面部は、例えば、平面、球面、円筒面、楕球面、トーリック面等であってもよい。また、凹凸面部は、例えば、断面矩形状や断面正弦波状の回折面、複数の凸状又は凹状レンズ面からなるレンズアレイ面、位相段差面、若しくは光反射防止構造(例えば、反射を抑制しようとする光の波長以下のピッチで配列された複数の錐体状突起部又は錐体状凹部からなる構造)が形成された光反射防止面であってもよい。
<実施形態2>
図3は本実施形態2に係る光ピックアップ装置に用いる複合光学素子の構成を示す断面図である。なお、前記実施形態1との違いは、第1の光学部の表面に加工性に優れる樹脂材料等のコーティング層を設け、このコーティング層に回折面を形成して光学機能表面とした点であるため、以下、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図3に示すように、本実施形態2に係る複合光学素子24は、第1の光学部25と第2の光学部35とを備えている。第1の光学部25は、ガラス材料で構成されたベースレンズ25aと、ベースレンズ25aの表面に接合されたコーティング層25bとを備えている。
前記ベースレンズ25aは、それぞれ凸状非球面の光学機能表面(レンズ面)26と光学機能表面(レンズ面)27とを有する両凸のレンズにより構成されている。コーティング層25bは樹脂材料で構成されており、ベースレンズ25aの光学機能表面26に接合されている。
前記光学機能表面26は、その中央部に設けられた凹凸面部26aと、凹凸面部26aに隣接するように設けられた滑面部26bとを含む。具体的に、本実施形態2では、凹凸面部26aは断面鋸歯状の回折面により構成されている。
前記第2の光学部35は、光学機能表面26上において第1の光学部25に接合されたメニスカス状のレンズにより構成されている。第2の光学部35の第1の光学部25側の光学機能表面37は、光学機能表面26に対応した形状をしており、具体的には、その中央部に位置する回折面と、その回折面に隣接して設けられた滑面とにより構成されている。
一方、光学機能表面26と対面する光学機能表面36は、その中央部に設けられた滑面部36aと、滑面部36aに隣接し且つ光軸方向において凹凸面部26aとオーバーラップしない領域の少なくとも一部、すなわち外周部に設けられた凹凸面部36bとを含む。具体的に、凹凸面部36bは断面鋸歯状の回折面により構成されている。
このように、本実施形態2に係る複合光学素子24は、第1面乃至第4面の4つの面を有している。具体的に、光源10側の面から順番に説明すると、第1面(入射面)は2つの領域からなり、中心からNA0.6までの領域は非球面であり、NA0.6からNA0.85までの領域は回折構造を有している。また、第2面(接合面)は、2つの領域からなり、中心からNA0.6までの領域は回折構造を有し、NA0.6からNA0.85までの領域は非球面となっている。また、第3面(接合面)は、2つの領域からなり、中心からNA0.6までの領域は非球面を有し、NA0.6からNA0.85までの領域はNA0.6の領域とは異なる非球面となっている。また、第4面(出射面)は、1つの領域からなり、非球面となっている。
以上のように、本実施形態2に係る複合光学素子24によれば、第1の光学部25をなすベースレンズ25aの表面に樹脂材料で構成されたコーティング層25bを設けたから、ベースレンズ25aに屈折率が高い材料を使用することができ、高NAレンズの場合、レンズ面の傾斜角を小さくすることができて製造上有利となる。さらに、コーティング層25bが樹脂材料で構成されているので、容易且つ高い形状精度で光学機能表面26に回折面を形成することができる。
なお、本実施形態2では、第1の光学部25として、ガラス材料と樹脂材料とを接合して構成したものについて説明したが、レンズ等の光学素子の材質は特に限定するものではなく、例えばガラス材料のみで構成したり、樹脂材料のみで構成しても構わない。
<その他の実施形態>
図4は光ピックアップ装置に用いる複合光学素子の別の構成を示す断面図である。図4に示すように、複合光学素子40は、第1の光学部41と第2の光学部45とを備えている。第1の光学部41は、それぞれ凸状非球面の光学機能表面(レンズ面)42と光学機能表面(レンズ面)43とを有する両凸のレンズにより構成されている。
前記光学機能表面42は、その中央部に設けられた凹凸面部42aと、凹凸面部42aに隣接するように設けられた滑面部42bとを含む。具体的に、凹凸面部42aは断面鋸歯状の回折面により構成されている。
前記第2の光学部45は、光学機能表面42上において凹凸面部42aが形成された領域のみを覆うように第1の光学部41に接合されたメニスカス状のレンズにより構成されている。
前記第2の光学部45の第1の光学部41側の光学機能表面37は、光学機能表面42に対応した形状をしており、具体的には、その中央部に位置する回折面により構成されている。一方、光学機能表面42と対面する光学機能表面46は、凸状非球面形状に形成されている。
図5は光ピックアップ装置に用いる複合光学素子のさらに別の構成を示す断面図である。図5に示すように、複合光学素子50は、第1の光学部51と第2の光学部55とを備えている。第1の光学部51は、それぞれ凸状非球面の光学機能表面(レンズ面)52と光学機能表面(レンズ面)53とを有する両凸のレンズにより構成されている。
前記光学機能表面52は、その中央部に設けられた凹凸面部52a(第1の回折面)と、凹凸面部52aに隣接するように設けられた滑面部52bとを含む。具体的に、凹凸面部52aは断面鋸歯状の回折面により構成されている。
前記光学機能表面は53は、その中央部に設けられた滑面部53aと、滑面部53aに隣接し且つ光軸方向において凹凸面部52aとオーバーラップしない領域の少なくとも一部、すなわち外周部に設けられた凹凸面部53bとを含む。具体的に、凹凸面部53bは断面鋸歯状の回折面により構成されている。
前記第2の光学部55は、光学機能表面52上において第1の光学部51に接合されたメニスカス状のレンズにより構成されている。第2の光学部55の第1の光学部51側の光学機能表面57は、光学機能表面52に対応した形状をしており、具体的には、その中央部に位置する回折面と、その回折面に隣接して設けられた滑面とにより構成されている。一方、光学機能表面52と対面する光学機能表面56は、凸状非球面形状に形成されている。
以下、本発明を実施した光ピックアップ装置1を、コンストラクションデータ、収差図等を挙げてさらに具体的に説明する。なお、各数値実施例において、非球面係数が与えられた面は、非球面形状の屈折光学面又は非球面と透過な屈折作用を有する面(例えば回折面等)であることを示し、非球面の面形状を表す下記条件式(*)で定義されるものとする。
Figure 2008052787
但し、
X:光軸からの高さがhである非球面状の点の非球面頂点の接平面からの距離、
h:光軸からの高さ、
Cj:レンズ第j面の非球面頂点の曲率(Cj=1/Rj)、
Kj:レンズ第j面の円錐定数、
Aj,n:レンズ第j面のn次の非球面定数、である。
−数値実施例1−
本実施形態1に係る複合光学素子15を用いたときの数値実施例1におけるコンストラクションデータを下記表1乃至表4に示す。
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
また、複合光学素子15の光源10側の面から順番に、その非球面係数を下記表5乃至表11に示す。
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
図6は本数値実施例1に係る光ピックアップ装置1の複合光学素子15周辺における、BD対応時の光路を表す図である。図6において、BDの場合、波長405nm、保護基板厚0.0875mm、焦点距離2.3mm、有効径3.9mm、NA0.85である。
図7は本数値実施例1において、平行光が複合光学素子15に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のBD対応時の球面収差を表す図である。
図8は本数値実施例1において、平行光が複合光学素子15に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のBD対応時の正弦条件を表す図である。
図7及び図8に示すように、Total収差は2.0mλと良好な性能を得られていることが分かる。
図9は本数値実施例1に係る光ピックアップ装置1の複合光学素子15周辺における、DVD対応時の光路を表す図である。図9において、DVDの場合、波長658nm、保護基板厚0.6mm、焦点距離2.4mm、有効径2.8mm、NA0.6である。
図10は本数値実施例1において、平行光が複合光学素子15に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のDVD対応時の球面収差を表す図である。
図11は本数値実施例1において、平行光が複合光学素子15に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のDVD対応時の正弦条件を表す図である。
図10及び図11に示すように、Total収差は1.5mλと良好な性能を得られていることが分かる。
図12は本数値実施例1に係る光ピックアップ装置1の複合光学素子15周辺における、CD対応時の光路を表す図である。図12において、CDの場合、波長785nm、保護基板厚1.2mm、焦点距離2.4mm、有効径2.2mm、NA0.47である。
図13は本数値実施例1において、平行光が複合光学素子15に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のCD対応時の球面収差を表す図である。
図14は本数値実施例1において、平行光が複合光学素子15に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のCD対応時の正弦条件を表す図である。
図13及び図14に示すように、Total収差は5.3mλと良好な性能を得られていることが分かる。
−数値実施例2−
本実施形態2に係る複合光学素子24を用いたときの数値実施例2におけるコンストラクションデータを下記表12乃至表15に示す。
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
また、複合光学素子24の光源10側の面から順番に、その非球面係数を下記表16乃至表23に示す。
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
Figure 2008052787
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Figure 2008052787
図15は本数値実施例2に係る光ピックアップ装置1の複合光学素子24周辺における、BD対応時の光路を表す図である。図15において、BDの場合、波長405nm、保護基板厚0.0875mm、焦点距離2.3mm、有効径3.9mm、NA0.85である。
図16は本数値実施例2において、平行光が複合光学素子24に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のBD対応時の球面収差を表す図である。
図17は本数値実施例2において、平行光が複合光学素子24に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のBD対応時の正弦条件を表す図である。
図16及び図17に示すように、Total収差26.7mλと良好な性能を得られていることが分かる。
図18は本数値実施例2に係る光ピックアップ装置1の複合光学素子24周辺における、DVD対応時の光路を表す図である。図18において、DVDの場合、波長658nm、保護基板厚0.6mm、焦点距離2.4mm、有効径2.8mm、NA0.6である。
図19は本数値実施例2において、平行光が複合光学素子24に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のDVD対応時の球面収差を表す図である。
図20は本数値実施例2において、平行光が複合光学素子24に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のDVD対応時の正弦条件を表す図である。
図19及び図20に示すように、Total収差16.5mλと良好な性能を得られていることが分かる。
図21は本数値実施例2に係る光ピックアップ装置1の複合光学素子24周辺における、CD対応時の光路を表す図である。図21において、CDの場合、波長785nm、保護基板厚1.2mm、焦点距離2.4mm、有効径2.2mm、NA0.47である。
図22は本数値実施例2において、平行光が複合光学素子24に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のCD対応時の球面収差を表す図である。
図23は本数値実施例2において、平行光が複合光学素子24に入射した場合(物点距離:∞、倍率:∞)のCD対応時の正弦条件を表す図である。
図22及び図23に示すように、Total収差3.6mλと良好な性能を得られていることが分かる。
以上説明したように、本発明は、情報記録媒体に設けられた複数の情報記録面のそれぞれに対して好適にレーザー光を合焦させることが可能な複合光学素子及び光ピックアップ装置を提供することができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態に係る光ピックアップ装置の主要部の構成を表す図である。 対物光学系周辺の構成を拡大した断面図である。 本実施形態2に係る複合光学素子の構成を示す断面図である。 複合光学素子の別の構成を示す断面図である。 複合光学素子の別の構成を示す断面図である。 数値実施例1に係る光ピックアップ装置の対物レンズ周辺における、BD対応時の光路を表す図である。 数値実施例1において、平行光が対物レンズに入射した場合のBD対応時の球面収差を表す図である。 数値実施例1において、平行光が対物レンズに入射した場合のBD対応時の正弦条件を表す図である。 数値実施例1に係る光ピックアップ装置の複合光学素子周辺における、DVD対応時の光路を表す図である。 数値実施例1において、平行光が複合光学素子に入射した場合のDVD対応時の球面収差を表す図である。 数値実施例1において、平行光が複合光学素子に入射した場合のDVD対応時の正弦条件を表す図である。 数値実施例1に係る光ピックアップ装置の複合光学素子周辺における、CD対応時の光路を表す図である。 数値実施例1において、平行光が複合光学素子に入射した場合のCD対応時の球面収差を表す図である。 数値実施例1において、平行光が複合光学素子に入射した場合のCD対応時の正弦条件を表す図である。 数値実施例2に係る光ピックアップ装置の対物レンズ周辺における、BD対応時の光路を表す図である。 数値実施例2において、平行光が対物レンズに入射した場合のBD対応時の球面収差を表す図である。 数値実施例2において、平行光が対物レンズに入射した場合のBD対応時の正弦条件を表す図である。 数値実施例2に係る光ピックアップ装置の複合光学素子周辺における、DVD対応時の光路を表す図である。 数値実施例2において、平行光が複合光学素子に入射した場合のDVD対応時の球面収差を表す図である。 数値実施例2において、平行光が複合光学素子に入射した場合のDVD対応時の正弦条件を表す図である。 数値実施例2に係る光ピックアップ装置の複合光学素子周辺における、CD対応時の光路を表す図である。 数値実施例2において、平行光が複合光学素子に入射した場合のCD対応時の球面収差を表す図である。 数値実施例2において、平行光が複合光学素子に入射した場合のCD対応時の正弦条件を表す図である。
符号の説明
1 光ピックアップ装置
10,20,30 光源
13 コリメータレンズ(収差補正素子)
14 対物光学系
15 複合光学素子(対物レンズ)
D 情報記録媒体
21 情報記録面
21a 第1の情報記録面
21b 第2の情報記録面
21c 第3の情報記録面
22a 第1の保護層
22b 第2の保護層
22c 第3の保護層
25 第1の光学部
26 光学機能表面
26a 凹凸面部(第1の回折面)
26b 滑面部
27 光学機能表面
35 第2の光学部
36 光学機能表面
36a 滑面部
36b 凹凸面部(第2の回折面)
37 光学機能表面
50 複合光学素子
51 第1の光学部
52 光学機能表面
52a 凹凸面部
52b 滑面部
53a 滑面部
53b 凹凸面部(第2の回折面)
55 第2の光学部
56 光学機能表面

Claims (6)

  1. 互いに異なる材料で構成された第1の光学部と第2の光学部とを接合してなる複合光学素子であって、
    前記第1の光学部の光学機能表面に前記第2の光学部が接合され、
    前記第1の光学部と前記第2の光学部との接合面の一部領域には、第1の回折面が形成されていることを特徴とする複合光学素子。
  2. 請求項1において、
    前記第2の光学部の光学機能表面における、光軸方向において前記第1の回折面とオーバーラップしない領域の少なくとも一部には、第2の回折面が形成されていることを特徴とする複合光学素子。
  3. 請求項2において、
    前記第1の回折面は前記接合面の中央部に形成され、
    前記第2の回折面は前記第2の光学部の光学機能表面の外周部に形成されていることを特徴とする複合光学素子。
  4. 請求項1において、
    前記第1の光学部の光学機能表面は、該第1の光学部の両面にそれぞれ設けられ、
    前記第1の光学部の接合面と反対側の光学機能表面における、光軸方向において前記第1の回折面とオーバーラップしない領域の少なくとも一部には、第2の回折面が形成されていることを特徴とする複合光学素子。
  5. 請求項1において、
    保護基板厚がt1で且つ波長λ1の光に対応する第1の情報記録媒体と、保護基板厚がt2(t1≦t2)で且つ波長λ2(λ1<λ2)の光に対応する第2の情報記録媒体と、保護基板厚がt3(t2<t3)で且つ波長λ3(λ2<λ3)の光に対応する第3の情報記録媒体とのそれぞれの情報記録面にレーザー光を合焦させる光ピックアップ装置に用いられることを特徴とする複合光学素子。
  6. 相互に平行な複数の情報記録面を有する情報記録媒体の該複数の情報記録面のそれぞれにレーザー光を合焦させる光ピックアップ装置であって、
    レーザー光を出射する光源と、
    前記レーザー光を前記各情報記録面に合焦させるための対物レンズと、
    前記光源と前記対物レンズとの間の基準位置に位置し、該基準位置から光軸上を変位可能に構成されており、前記複数の情報記録面のうちの前記レーザー光を合焦しようとする情報記録面に該レーザー光が合焦するように前記基準位置から前記光軸上を変位して前記対物レンズに入射するレーザー光の形状を変化させる収差補正素子とを備え、
    前記対物レンズは、互いに異なる材料で構成された第1の光学部と第2の光学部とを接合してなる複合光学素子で構成され、
    前記第1の光学部の光学機能表面に前記第2の光学部が接合され、該第1の光学部と該第2の光学部との接合面の一部領域には、回折面が形成されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
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