JP2008050515A - アルミニウム管抽伸潤滑油及びそれを用いたアルミニウム管の抽伸方法。 - Google Patents

アルミニウム管抽伸潤滑油及びそれを用いたアルミニウム管の抽伸方法。 Download PDF

Info

Publication number
JP2008050515A
JP2008050515A JP2006230246A JP2006230246A JP2008050515A JP 2008050515 A JP2008050515 A JP 2008050515A JP 2006230246 A JP2006230246 A JP 2006230246A JP 2006230246 A JP2006230246 A JP 2006230246A JP 2008050515 A JP2008050515 A JP 2008050515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum pipe
pipe drawing
aluminum
lubricating oil
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006230246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5010212B2 (ja
Inventor
Keiichiro Hatsuno
圭一郎 初野
Kazuhiro Hosomi
和弘 細見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority to JP2006230246A priority Critical patent/JP5010212B2/ja
Publication of JP2008050515A publication Critical patent/JP2008050515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5010212B2 publication Critical patent/JP5010212B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

【課題】潤滑性に優れ、低コストで抽伸加工を行うことができるアルミニウム管抽伸潤滑油及び、それを用いたアルミニウム管の抽伸方法を提供すること。
【解決手段】アルミニウム管の抽伸加工に用いられるアルミニウム管抽伸潤滑油である。アルミニウム管抽伸潤滑油は、鉱物油、未水素添加又は水素添加のポリイソブチレン、及びイソパラフィンから選ばれる1種以上の基油と、金属石鹸とを含有する。金属石鹸は、Ca、Zn、Mg、Al、Pb、Co、Ni、Fe、Cu、Mn、Sn、Li、Cd、及びBaのいずれかの金属と、炭素数11〜18の有機酸とから構成される。金属石鹸の含有量は、0.05〜5.0重量%である。アルミニウム管抽伸潤滑油全体の動粘度は、温度40℃において5〜50000mm2/sである。
【選択図】なし

Description

本発明は、アルミニウム合金の管の製造方法に使用されるアルミニウム管抽伸潤滑油及び該潤滑油を用いたアルミニウム管の抽伸方法に関する。なお、ここでいう「アルミニウム」は、純アルミニウム及びアルミニウム合金を含む。
アルミニウムの抽伸加工は、アルミニウムをダイスに通して引っ張り、ダイス穴形状と同じ断面の管、棒、綿材を製造する方法である。一般には、常温で加工するが、高温で加工することもできる。
アルミニウム管の抽伸加工においては、例えば、心金やプラグ等をアルミニウム管の内面に配置した状態で、上記のごとくアルミニウム管をダイスを通して引っ張ることにより、管の外形のみならず、内径あるいは肉厚をも所要の寸法に仕上げることができる。
また、変形抵抗の大きなアルミニウム材からなるアルミニウム管を加工する場合や、変形量が大きな加工を行う場合には、ダイスとアルミニウム材との間、あるいは内面のプラグとアルミニウム管との間に、大きな摩擦力がはたらき、アルミニウム管に焼き付き傷が発生したり、場合によっては管切れが発生したりすることがある。
このような不具合を防ぐために、抽伸加工においては、アルミニウム管、ダイス、プラグ等に、潤滑油を供給することが行われていた。
このような潤滑油としては、抽伸加工用に特化したものはほとんどなく、一般的には、アルミニウム加工用の潤滑油が広く用いられていた。例えば、軽加工あるいは軟質アルミニウム材からなるアルミニウム管の加工においては、例えば、高粘度の高分子合成炭化水素からなる基油に、脂肪酸エステルあるいはアルコール、ポリオールエステル等の油性剤が添加された潤滑油が用いられていた。また、変形抵抗の大きなアルミニウム材からなるアルミニウム管を加工する場合や加工が大きい場合には、潤滑油として、高粘度の潤滑油、吸着性の高い油性剤、あるいは極圧剤等が使用されていた。
このような潤滑油の具体例としては、鉱油、合成油、及び油脂等の基油と、脂肪酸エステル系無灰摩擦調整剤及び脂肪族アミン系無灰摩擦調整剤とを含有する潤滑油組成物(特許文献1)がある。また、特定組成のジチオリン酸亜鉛を含有する塑性加工用潤滑油組成物等(特許文献2、3)がある。
しかしながら、抽伸加工に上述のような潤滑油を用いた場合でも限界があり、製造条件によっては上述のように摩擦力が発生し、焼きつき傷や管切れ等の不具合が発生する場合があった。また、従来の潤滑油は、比較的製造コストが高いという問題があった。
特開2004−358495号公報 特開2001−348586号公報 特開2001−348588号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、潤滑性に優れ、低コストで抽伸加工を行うことができるアルミニウム管抽伸潤滑油及び、それを用いたアルミニウム管の抽伸方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、アルミニウム管の抽伸加工に用いられるアルミニウム管抽伸潤滑油であって、
該アルミニウム管抽伸潤滑油は、鉱物油、未水素添加又は水素添加のポリイソブチレン、及びイソパラフィンから選ばれる1種以上の基油と、金属石鹸とを含有し、
該金属石鹸は、Ca、Zn、Mg、Al、Pb、Co、Ni、Fe、Cu、Mn、Sn、Li、Cd及びBaのいずれかの金属と、炭素数11〜18の有機酸とから構成され、
上記金属石鹸の含有量は、0.05〜5.0重量%であり、
上記アルミニウム管抽伸潤滑油全体の動粘度は、温度40℃において5〜50000mm2/sであることを特徴とするアルミニウム管抽伸潤滑油にある(請求項1)。
本発明のアルミニウム管抽伸潤滑油は、必須成分として、鉱物油、未水素添加又は水素添加のポリイソブチレン、及びイソパラフィンから選ばれる1種以上及び、上記金属石鹸を含有する。これらの必須成分は全て比較的安価であり、低コストのアルミニウム管抽伸潤滑油を得ることができる。
また、特定の金属石鹸を0.05〜5.0重量%含有すると共に、アルミニウム管抽伸潤滑油全体の動粘度を温度40℃において5〜50000mm2/sとすることによって、優れた潤滑性を得ることができる。これにより、本発明のアルミニウム管抽伸潤滑油は、潤滑性に優れ、低コストで抽伸加工を行うことができる。
第2の発明は、第1の発明に記載の上記アルミニウム管抽伸潤滑油を、アルミニウム管の内面加工及び/又は外面に供給し、アルミニウム管の抽伸加工を行うことを特徴とするアルミニウム管の抽伸方法にある(請求項7)。
本発明は、上述したごとく、上記第1の発明のアルミニウム管抽伸潤滑油を用いる。そのため、優れた潤滑性、かつ、低コストでアルミニウム管を製造することができる。
第1の発明のアルミニウム管抽伸潤滑油が含有する上記金属石鹸は、上述したように、Ca、Zn、Mg、Al、Pb、Co、Ni、Fe、Cu、Mn、Sn、Li、Cd、及びBaのいずれかの金属と、炭素数11〜18の有機酸とから構成される。上記アルミニウム管抽伸潤滑油においては、上記金属石鹸の官能基がアルミニウム管の表面と強固に吸着し、潤滑性を与えることができる。
上記金属石鹸に含まれる金属は、工業的に一般的に用いられるという理由により、Ca、Zn、Mg、Al、Pb、Co、Ni、Fe、Cu、Mn、Sn、Li、Cd、及びBaのいずれかを選択する。
その中でも、工業的に大量に生産されており、より安価に利用可能であるという理由により、特に、Ca、Zn、Mg、Al、及びPbのいずれかを選択することが好ましい。
また、上記有機酸の炭素数が10以下である場合には、潤滑性が低下し、使用できないという問題があり、一方、上記炭素数が19以上である場合には、金属石鹸の価格が高価であり、コストの増大を招くという問題がある。
上記有機酸としては、例えば、脂肪族有機酸、芳香族有機酸、脂環式の有機酸等が挙げられる。
なお、上記金属石鹸としては、金属の価数により、有機酸が1つ結合したモノソープ、2つ結合したジソープ、3つ結合したトリソープの存在が知られている。本発明においては、どの形態の金属石鹸を用いてもよい。
上記ジソープ及びトリソープは、単一の有機酸により構成されたものであってもよいし、2種以上の有機酸により構成されたものであってもよい。
また、不純物として、未反応の金属あるいは、反応過程で生成した金属酸化物を含有する金属石鹸を用いることも可能である。
また、上記金属石鹸の具体例としては、ウンデカン酸カルシウム、ウンデカン酸亜鉛、ウンデカン酸マグネシウム、ウンデカン酸アルミニウム、ウンデカン酸鉛、ウンデカン酸ニッケル、ウンデカン酸鉄、ウンデカン酸銅、ウンデカン酸マンガン、ウンデカン酸スズ、ウンデカン酸リチウム、ウンデカン酸カドミニウム、ウンデカン酸バリウム、ラウリン酸カルシウム、ラウリン酸亜鉛、ラウリン酸マグネシウム、ラウリン酸アルミニウム、ラウリン酸鉛、ラウリン酸ニッケル、ラウリン酸鉄、ラウリン酸銅、ラウリン酸マンガン、ラウリン酸スズ、ラウリン酸リチウム、ラウリン酸カドミニウム、ラウリン酸バリウム、ミリスチン酸カルシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ミリスチン酸アルミニウム、ミリスチン酸鉛、ミリスチン酸ニッケル、ミリスチン酸鉄、ミリスチン酸銅、ミリスチン酸マンガン、ミリスチン酸スズ、ミリスチン酸リチウム、ミリスチン酸カドミニウム、ミリスチン酸バリウム、パルミチン酸カルシウム、パルミチン酸亜鉛、パルミチン酸マグネシウム、パルミチン酸アルミニウム、パルミチン酸鉛、パルミチン酸ニッケル、パルミチン酸鉄、パルミチン酸銅、パルミチン酸マンガン、パルミチン酸スズ、パルミチン酸リチウム、パルミチン酸カドミニウム、パルミチン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸鉛、ステアリン酸ニッケル、ステアリン酸鉄、ステアリン酸銅、ステアリン酸マンガン、ステアリン酸スズ、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸カドミニウム、ステアリン酸バリウム、オレイン酸カルシウム、オレイン酸亜鉛、オレイン酸マグネシウム、オレイン酸アルミニウム、オレイン酸鉛、オレイン酸ニッケル、オレイン酸鉄、オレイン酸銅、オレイン酸マンガン、オレイン酸スズ、オレイン酸リチウム、オレイン酸カドミニウム、オレイン酸バリウム、リノール酸カルシウム、リノール酸亜鉛、リノール酸マグネシウム、リノール酸アルミニウム、リノール酸鉛、リノール酸ニッケル、リノール酸鉄、リノール酸銅、リノール酸マンガン、リノール酸スズ、リノール酸リチウム、リノール酸カドミニウム、リノール酸バリウム、リノレン酸カルシウム、リノレン酸亜鉛、リノレン酸マグネシウム、リノレン酸アルミニウム、リノレン酸鉛、リノレン酸ニッケル、リノレン酸鉄、リノレン酸銅、リノレン酸マンガン、リノレン酸スズ、リノレン酸リチウム、リノレン酸カドミニウム、リノレン酸バリウム等が挙げられる。
また、上記金属石鹸を0.05〜5.0重量%含有する。上記金属石鹸の含有量が0.05重量%未満の場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の潤滑性が不十分になり、抽伸加工時に焼き付き等の不具合を発生するおそれがあるという問題がある。一方、上記金属石鹸の含有量が5.0重量%を超える場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油が少なくとも部分的に固形化し、アルミニウム管への供給が困難になるという問題がある。
また、固形化した成分がアルミニウム管の表面に付着して、抽伸加工の際にアルミニウム管の表面品質を劣化させるという問題がある。
また、上記アルミニウム管抽伸潤滑油全体の動粘度は、温度40℃において5〜50000mm2/sである。
上記動粘度は、JIS K 2283の「原油及び石油製品の動粘度試験方法」に準拠して40℃における動粘度を測定することができる。例えば、測定器具としてJIS K
2839の「石油類試験用ガラス器具」のキャノン−フェンスケ粘度計(毛管粘度計の一種)を用い、一定量の試験油が毛管を通過するのに要する時間から測定することができる。
上記動粘度が、5mm2/s未満である場合には、摩擦面への導入油量が不足し、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の潤滑性が不十分になり、抽伸加工時に焼き付き等の不具合を発生するおそれがあり、一方、上記動粘度が50000mm2/sを超える場合には、抽伸加工後に、上記アルミニウム管抽伸潤滑油を洗浄等に除去することが困難になる可能性がある。より好ましくは、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の温度40℃における動粘度は3000〜20000mm2/sがよい。
また、比較的柔らかい材料からなるアルミニウム管の抽伸加工に用いる場合には、できるだけ低粘度であることが好ましく、一方、比較的硬い材料からなるアルミニウム管の抽伸加工に用いる場合には、できるだけ高粘度であることが好ましい。
また、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の動粘度は、上記基油、金属石鹸、後述する、油性剤、潤滑性向上剤、芳香族炭化水素、極圧剤等の種類及び配合量等を変えることによって調整することができる。
また、上記アルミニウム管抽伸潤滑油における上記基油の含有量は、45重量%以上であることが好ましい。
上記基油の含有量が45重量%未満の場合には、抽伸加工後に、アルミニウム管抽伸潤滑油を洗浄により除去することが困難になるおそれや、コストが増大するおそれがある。
上記アルミニウム管抽伸潤滑油は、油性剤として、天然油脂、合成エステル、脂肪酸エステル、脂肪酸、及びアルコールから選ばれる1種以上を含有することが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の潤滑性をより向上させることができる。一般に、アルミニウム管の抽伸加工において、潤滑油の潤滑性は、主として境界潤滑性によるところが大きい。上記アルミニウム管抽伸潤滑油においては、上記特定の油性剤を添加することにより、境界潤滑性を向上することができるため、潤滑性をより向上することができる。
また、天然油脂としては、例えば、大豆油、なたね油、パーム油、やし油、豚脂、及び牛脂等がある。これらの中でも、操業性の観点から工業的には、パーム油、やし油が好ましい。
次に、合成エステルとしては、例えば、ネオペンチルグリコールエステル、トリメチロールプロパンエステル、及びペンタエリスリトールエステル等がある。合成エステルを構成する脂肪酸は、飽和あるいは不飽和のもの、また直鎖あるいは分枝を有するものであってもよいが、上記基油との相溶性及びハンドリングの面から炭素数が12〜18のものがより好ましい。また、合成エステルとしては、フルエステル或いは部分エステルのどちらでも用いることができる。
また、上記合成エステルは、モノエステル、ジエステル、トリエステル、及びテトラエ
ステルから選ばれる1種又は2種以上からなることが好ましい。
この場合には、熱による酸化に対する安定性や、境界潤滑性をより向上させることができる。
ネオペンチルグリコールエステルとしては、具体的には、例えば、ネオペンチルグリコールカプリン酸モノエステル、ネオペンチルグリコールカプリン酸ジエステル、ネオペンチルグリコールリノレン酸モノエステル、ネオペンチルグリコールリノレン酸ジエステル、ネオペンチルグリコールステアリン酸モノエステル、ネオペンチルグリコールステアリン酸ジエステル、ネオペンチルグリコールオレイン酸モノエステル、ネオペンチルグリコールオレイン酸ジエステル、ネオペンチルグリコールイソステアリン酸モノエステル、ネオペンチルグリコールイソステアリン酸ジエステル、ネオペンチルグリコールやし油脂肪酸モノエステル、ネオペンチルグリコールやし油脂肪酸ジエステル、ネオペンチルグリコール牛脂脂肪酸モノエステル、ネオペンチルグリコール牛脂脂肪酸ジエステル、ネオペンチルグリコールパーム油脂肪酸モノエステル、ネオペンチルグリコールパーム油脂肪酸ジエステル、ネオペンチルグリコール2モル・ダイマ酸1モル・オレイン酸2モルの複合エステル等がある。これらのうちで、特に好ましくは、オレイン酸、イソステアリン酸、やし油脂肪酸及び牛脂脂肪酸のエステルがよい。
また、トリメチロールプロパンエステルとしては、例えば、トリメチロールプロパンカプリン酸モノエステル、トリメチロールプロパンカプリン酸ジエステル、トリメチロールプロパンカプリン酸トリエステル、トリメチロールプロパンリノレン酸モノエステル、トリメチロールプロパンリノレン酸ジエステル、トリメチロールプロパンリノレン酸トリエステル、トリメチロールプロパンステアリン酸モノエステル、トリメチロールプロパンステアリン酸ジエステル、トリメチロールプロパンステアリン酸トリエステル、トリメチロールプロパンオレイン酸モノエステル、トリメチロールプロパンオレイン酸ジエステル、トリメチロールプロパンオレイン酸トリエステル、トリメチロールプロパンイソステアリン酸モノエステル、トリメチロールプロパンイソステアリン酸ジエステル、トリメチロールプロパンイソステアリン酸トリエステル、トリメチロールプロパンやし油脂肪酸モノエステル、トリメチロールプロパンやし油脂肪酸ジエステル、トリメチロールプロパンやし油脂肪酸トリエステル、トリメチロールプロパン牛脂脂肪酸モノエステル、トリメチロールプロパン牛脂脂肪酸ジエステル、トリメチロールプロパン牛脂脂肪酸トリエステル、トリメチロールプロパンパーム油脂肪酸モノエステル、トリメチロールプロパンパーム油脂肪酸ジエステル、トリメチロールプロパンパーム油脂肪酸トリエステル、トリメチロールプロパン2モル・ダイマ酸1モル・オレイン酸4モルの複合エステル等がある。これらのうちで、特に好ましくは、オレイン酸、イソステアリン酸、やし油脂肪酸、及び牛脂脂肪酸のエステルがよい。
また、ペンタエリスリトールとしては、例えば、ペンタエリスリトールカプリン酸モノエステル、ペンタエリスリトールカプリン酸ジエステル、ペンタエリスリトールカプリン酸トリエステル、ペンタエリスリトールカプリン酸テトラエステル、ペンタエリスリトールリノレン酸モノエステル、ペンタエリスリトールリノレン酸ジエステル、ペンタエリスリトールリノレン酸トリエステル、ペンタエリスリトールリノレン酸テトラエステル、ペンタエリスリトールステアリン酸モノエステル、ペンタエリスリトールステアリン酸ジエステル、ペンタエリスリトールステアリン酸トリエステル、ペンタエリスリトールステアリン酸テトラエステル、ペンタエリスリトールオレイン酸モノエステル、ペンタエリスリトールオレイン酸ジエステル、ペンタエリスリトールオレイン酸トリエステル、ペンタエリスリトールオレイン酸テトラエステル、ペンタエリスリトールイソステアリン酸モノエステル、ペンタエリスリトールイソステアリン酸ジエステル、ペンタエリスリトールイソステアリン酸トリエステル、ペンタエリスリトールイソステアリン酸テトラエステル、ペンタエリスリトールやし油脂肪酸モノエステル、ペンタエリスリトールやし油脂肪酸ジエステル、ペンタエリスリトールやし油脂肪酸トリエステル、ペンタエリスリトールやし油脂肪酸テトラエステル、ペンタエリスリトール牛脂脂肪酸モノエステル、ペンタエリスリトール牛脂脂肪酸ジエステル、ペンタエリスリトール牛脂脂肪酸トリエステル、ペンタエリスリトール牛脂脂肪酸テトラエステル、ペンタエリスリトールパーム油脂肪酸モノエステル、ペンタエリスリトールパーム油脂肪酸ジエステル、ペンタエリスリトールパーム油脂肪酸トリエステル、ペンタエリスリトールパーム油脂肪酸テトラエステル、ペンタエリスリトールプロパン2モル・ダイマー酸1モル・オレイン酸6モルの複合エステル等がある。これらのうちで、特に好ましくは、オレイン酸、イソステアリン酸、やし油脂肪酸、及び牛脂脂肪酸のエステルがよい。
次に、上記油性剤として添加する上記脂肪酸エステルとしては、一般式(2)R4−COO−R5(ただし、R4は炭素数7〜17のアルキル基、R5は炭素数1〜4のアルキル基)で表される脂肪酸エステルを用いることが好ましい。
上記一般式(2)において、上記アルキル基R4の炭素数が6以下の場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の境界潤滑性が低下したり、アルミ粉が凝着し易くなり抽伸不良が起こるおそれがある。また、この場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の臭気がきつくなり、作業環境を悪化させるおそれがある。一方、上記アルキル基R4の炭素数が18以上の場合、又は上記アルキル基R5の炭素数が5以上の場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の融点が高くなり、常温で固化し易くなるおそれがある。そのため、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の使用時に、該潤滑油を加熱するための加熱設備等が必要となり、アルミニウム管抽伸潤滑油の取り扱いが困難になるおそれがある。
上記脂肪酸エステルの具体例としては、例えば、カプリル酸メチル、カプリル酸エチル、カプリル酸プロピル、カプリル酸ブチル、ペラルゴン酸メチル、ペラルゴン酸エチル、ペラルゴン酸プロピル、ペラルゴン酸ブチル、カプリン酸メチル、カプリン酸エチル、カプリン酸プロピル、カプリン酸ブチル、ラウリン酸メチル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸プロピル、ラウリン酸ブチル、ミリスチン酸メチル、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸プロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸メチル、パルミチン酸エチル、パルミチン酸プロピル、パルミチン酸ブチル、ステアリン酸メチル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸プロピル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸メチル、オレイン酸エチル、オレイン酸プロピル、オレイン酸ブチル等がある。
次に、上記油性剤として添加する上記脂肪酸としては、例えば、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、デミスリチン酸、ペンタデカン酸、パルチミン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ベヘン酸等の直鎖飽和脂肪酸や、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノール酸等の不飽和脂肪酸等がある。工業的により好ましい脂肪酸としては、潤滑性、作業性、長期安定性及びコストの面を考慮して、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸等がよい。
次に、上記油性剤として添加するアルコールとしては、一般式(3)R6−OH(ただし、R6は炭素数8〜18のアルキル基)で表される高級アルコールが好ましい。
また、上記アルキル基R6の炭素数が7以下の場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の境界潤滑性が低下したり、アルミ粉が凝着し易くなり抽伸不良が起こるおそれがある。また、この場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の臭気がきつくなり、作業環境を悪化させるおそれがある。一方、上記アルキル基R6の炭素数が19以上の場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の融点が高くなり、常温で固化し易くなるおそれがある。そのため、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の使用時に、該潤滑油を加熱するための加熱設備等が必要となり、アルミニウム管抽伸潤滑油の取り扱いが困難になるおそれがある。より好ましくは、上記一般式(3)におけるアルキル基R6の炭素数は12〜15がよい。
また、上記アルミニウム管抽伸潤滑油は、潤滑性向上剤として、α−オレフィンを含有することが好ましい(請求項3)。
この場合には、この場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の潤滑性をより一層向上することができる。
α−オレフィンは、分子の末端に二重結合を有し、アルミニウム管の表面に化学吸着し易い性質を有しており、潤滑性向上剤として好適である。
一般に、アルミニウムの抽伸加工等の塑性加工時においては、アルミニウムの活発な新生面が現れる。α−オレフィンは、主にこの新生面に吸着して油性剤としての役割を果たし、上記アルミニウム抽伸潤滑油の潤滑性を向上することができる。なお、塑性加工前においては、アルミニウムの表面は、酸化皮膜によって覆われており、酸化皮膜によって覆われたアルミニウムに対しては、脂肪酸エステル、脂肪酸等が吸着しやすい。
上記アルミニウム管抽伸潤滑油において、上記潤滑性向上剤として用いるα−オレフィンとしては、全炭素数が14〜18のものが好ましい。炭素数が13未満の場合には、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の境界潤滑性が低下するおそれがあり、一方、上記炭素数が19以上の場合には、温度0℃付近で上記アルミニウム管抽伸潤滑油が凝固し易くなるおそれがある。そのため、冬季や寒冷地などにおける使用が困難になるおそれがある。
また、上記アルミニウム管抽伸潤滑油は、芳香族炭化水素を含有することが好ましい(請求項4)。
この場合には、基油と金属石鹸との相溶性を向上させることができる。
また、上記アルミニウム管抽伸潤滑油が、上記油性剤、上記潤滑性向上剤、及び後述の極圧剤などを含有する場合には、これらと、上記基油との相溶性を向上させることができる。その結果、上記アルミニウム抽伸潤滑油の潤滑性をより向上することができる。
また、上記芳香族炭化水素としては、一分子にベンゼン環が2個以下のものであることが好ましい。上記芳香族炭化水素に含まれるベンゼン環が3個以上の場合には、相溶性の向上効果が十分に発揮されないおそれがある。
また、上記アルミニウム管抽伸潤滑油は、極圧剤として、下記の一般式(1)で示されるアルキルフォスフォン酸エステル及び/又はリン酸トリトリルを含有することが好ましい(請求項5)。
Figure 2008050515
(但し、R1は炭素数12〜14のアルキル基あるいはアルケニル基、R2及びR3は炭素数1〜4のアルキル基である。)
この場合には、上記アルミニウム管抽伸加工潤滑油の潤滑性をより向上させることができる。
上記R1の炭素数が11以下の場合には、極圧潤滑性が劣化し、焼き付きが発生するおそれがある。一方、上記R1の炭素数が15以上の場合には、抽伸後の洗浄により上記アルミニウム抽伸潤滑油を除去することが困難になるおそれがある。また、この場合には、上記アルミニウム抽伸潤滑油の調整時に粘度が高くなり、取り扱いが困難になるおそれがある。
上記R2あるいはR3の炭素数が5以上の場合には、工業的な製造コストが増大し、コストに見合った潤滑性の向上効果が十分に得られないおそれがある。
また、上記アルミニウム管抽伸潤滑油に含まれる上記油性剤、上記潤滑性向上剤、上記芳香族炭化水素、及び上記極圧剤の合計含有量は、0.1〜50重量%であることが好ましい(請求項6)。
上記合計含有量が0.1重量%未満の場合には、上記油性剤、上記潤滑性向上剤、上記芳香族炭化水素、および上記極圧剤による上述の潤滑性の向上効果が十分に得られないおそれがあり、一方、上記合計含有量が50重量%を超える場合には、抽伸加工後に上記アルミニウム管抽伸潤滑油を除去することが困難になるおそれや、抽伸加工後の脱脂や、焼鈍などの工程における残油量が多くなり、アルミニウム管の表面品質に悪影響を及ぼすおそれがある。
(実施例1)
本例は、本発明のアルミニウム管抽伸潤滑油にかかる実施例について説明する。
本例では、表1及び表2に示すごとく、本発明の実施例としての複数種類のアルミニウム管抽伸潤滑油(試料E1〜試料E16)と、本発明の比較例としての複数種類のアルミニウム管抽伸潤滑油(試料C1〜試料C15)を作製し、各種性能の比較試験を行った。
上記実施例及び比較例のアルミニウム管抽伸潤滑油の、基油、金属石鹸の種類、基油と添加剤の合計量に対する添加剤の割合(濃度%)等については、表1及び表2に示す。
本発明の実施例のアルミニウム管抽伸潤滑油(試料E1〜試料E16)は、いずれも、鉱物油、未水素添加又は水素添加のポリイソブチレン、及びイソパラフィンから選ばれる1種以上の基油と、金属石鹸とを含有する。上記金属石鹸の含有量は、0.05〜5.0重量%であり、上記アルミニウム管抽伸潤滑油全体の動粘度は、温度40℃において5〜50000mm2/sである。
Figure 2008050515
Figure 2008050515
表1及び表2の記号を説明する。
A1:ポリイソブチレン、平均分子量980
A2:ポリイソブチレン、平均分子量3700
A3:イソパラフィン、温度40℃における動粘度1.3mm2/s
A4:鉱物油、温度40℃における動粘度300mm2/s
B1:カプリン酸亜鉛
B2:ウンデカン酸亜鉛
B3:ステアリン酸亜鉛
B4:アラキン酸亜鉛
C1:ラウリルアルコール
C2:ステアリン酸ブチル
C3:オレイン酸
C4:トリメチロールプロパン
C5:ペンタエリスリトールオレイン酸テトラエステル
C6:パーム油
D1:テトラデセン−1
E1:エチルベンゼン、温度40℃における動粘度3.8mm2/s
F1:リン酸トリトリル
F2:ドデシルフォスフォン酸ジメチルエステル
次に、本例では、上記試料E1〜試料E16、及び、上記試料C1〜試料C15について、相状態(固体、液体、気体)を視認により確認した。
上記相状態が液体の場合を合格、固体及び気体の場合を不合格とする。結果を表3及び表4に示す。
次に、相状態が液体であった試料について、温度40℃の動粘度を測定した。上記動粘度は、上述のキヤノン・フェンスケ粘度測定方法によって測定した。
動粘度が5〜50000mm2/sの場合を合格、上記動粘度が5mm2/s未満、50000mm2/s超えの場合を不合格とする。その結果を表3及び表4に示す。
また、相状態が液体であった試料について、下記の焼き付き評価試験を行った。
<焼き付き評価試験>
まず、熱間押し出しにより作製したアルミニウム合金管(材質A5052、外径53.0mm、内径35.0mm、長さ約4m)を準備した。次いで、各試料(試料E1〜試料E16及び試料C1〜試料C15)をそれぞれ使用して、アルミニウム合金管を外径45.4mm、内径30.0mmの寸法にする抽伸加工を行った。この抽伸加工は、出側材料速度40m/分という条件で行った。
各試料の潤滑性が悪い場合には、抽伸加工後のアルミニウム合金管表面に潤滑不良にともなう焼き付きが発生する。この焼き付きの有無を目視にて評価した。評価が○を合格、×を不合格とする。結果を表3及び表4に示す。
(評価基準)
○:焼き付きが確認されない場合
×:焼き付きが確認された場合
また、各試料を工業的に用いた場合のコストを評価した。工業的に適用可能な場合は、評価を○として合格、高価格で工業生産に適用できない場合は、評価を×として不合格とする。結果を表3及び表4に示す。
Figure 2008050515
Figure 2008050515
表3より知られるごとく、本発明の実施例としての試料E1〜試料E16は、相状態、動粘度、及び焼き付き、コストのいずれの項目においても良好な結果を示した。これにより、本発明のアルミニウム管抽伸潤滑油は、潤滑性に優れ、低コストで抽伸加工を行うことができる。
また、表4より知られるごとく、本発明の比較例としての試料C1〜試料C9は、金属石鹸を含有していないため、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の潤滑性が不十分になり、抽伸加工時に焼き付き等の不具合を発生するという理由により、焼き付きが不合格であった。
また、本発明の比較例としての試料C10は、金属石鹸の含有量が本発明の下限を下回るため、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の潤滑性が不十分になり、抽伸加工時に焼き付き等の不具合を発生するという理由により、焼き付きが不合格であった。
また、本発明の比較例としての試料C11は、金属石鹸の含有量が本発明の上限を上回るため、上記アルミニウム管抽伸潤滑油が少なくとも部分的に固形化するという理由により、相状態が固体であり、不合格であった。
また、本発明の比較例としての試料C12は、金属石鹸を構成する有機酸の炭素数が本発明の下限を下回るため、潤滑性が不十分になり、焼き付きが不合格であった。
また、本発明の比較例としての試料C13は、金属石鹸の有機酸の炭素数が本発明の上限を上回り、金属石鹸の入手性に乏しく、また、高価であるため、コストが不合格であった。
また、本発明の比較例としての試料C14は、動粘度が本発明の下限を下回るため、上記アルミニウム管抽伸潤滑油の潤滑性が不十分になり、焼き付きが不合格であった。
また、本発明の比較例としての試料C15は動粘度が本発明の上限を上回るため、相状態が半固体であり、不合格であった。

Claims (7)

  1. アルミニウム管の抽伸加工に用いられるアルミニウム管抽伸潤滑油であって、
    該アルミニウム管抽伸潤滑油は、鉱物油、未水素添加又は水素添加のポリイソブチレン、及びイソパラフィンから選ばれる1種以上の基油と、金属石鹸とを含有し、
    該金属石鹸は、Ca、Zn、Mg、Al、Pb、Co、Ni、Fe、Cu、Mn、Sn、Li、Cd、及びBaのいずれかの金属と、炭素数11〜18の有機酸とから構成され、
    上記金属石鹸の含有量は、0.05〜5.0重量%であり、
    上記アルミニウム管抽伸潤滑油全体の動粘度は、温度40℃において5〜50000mm2/sであることを特徴とするアルミニウム管抽伸潤滑油。
  2. 請求項1において、上記アルミニウム管抽伸潤滑油は、油性剤として、天然油脂、合成エステル、脂肪酸エステル、脂肪酸、及びアルコールから選ばれる1種以上を含有することを特徴とするアルミニウム管抽伸潤滑油。
  3. 請求項1又は2において、上記アルミニウム管抽伸潤滑油は、潤滑性向上剤として、α−オレフィンを含有することを特徴とするアルミニウム管抽伸潤滑油。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記アルミニウム管抽伸潤滑油は、芳香族炭化水素を含有することを特徴とするアルミニウム管抽伸潤滑油。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記アルミニウム管抽伸潤滑油は、極圧剤として、下記の一般式(1)で示されるアルキルフォスフォン酸エステル及び/又はリン酸トリトリルを含有することを特徴とするアルミニウム管抽伸潤滑油。
    Figure 2008050515
    (但し、R1は炭素数12〜14のアルキル基あるいはアルケニル基、R2及びR3は炭素数1〜4のアルキル基である。)
  6. 請求項2〜5のいずれか一項において、上記アルミニウム管抽伸潤滑油に含まれる上記油性剤、上記潤滑性向上剤、上記芳香族炭化水素、及び上記極圧材の合計含有量は、0.1〜50重量%であることを特徴とするアルミニウム管抽伸潤滑油。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の上記アルミニウム管抽伸潤滑油を、アルミニウム管の内面加工及び/又は外面に供給し、アルミニウム管の抽伸加工を行うことを特徴とするアルミニウム管の抽伸方法。
JP2006230246A 2006-08-28 2006-08-28 アルミニウム管抽伸潤滑油及びそれを用いたアルミニウム管の抽伸方法。 Expired - Fee Related JP5010212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006230246A JP5010212B2 (ja) 2006-08-28 2006-08-28 アルミニウム管抽伸潤滑油及びそれを用いたアルミニウム管の抽伸方法。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006230246A JP5010212B2 (ja) 2006-08-28 2006-08-28 アルミニウム管抽伸潤滑油及びそれを用いたアルミニウム管の抽伸方法。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008050515A true JP2008050515A (ja) 2008-03-06
JP5010212B2 JP5010212B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=39234855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006230246A Expired - Fee Related JP5010212B2 (ja) 2006-08-28 2006-08-28 アルミニウム管抽伸潤滑油及びそれを用いたアルミニウム管の抽伸方法。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5010212B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009122875A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 出光興産株式会社 水溶性金属加工用潤滑剤
WO2019124250A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 出光興産株式会社 金属加工油組成物、及び金属板積層体の製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6281221A (ja) * 1985-10-04 1987-04-14 Showa Alum Corp 冷間塑性加工金属製品の製造方法
JPH0393897A (ja) * 1989-09-06 1991-04-18 Nippon Oil Co Ltd 金属加工油組成物
JPH05331484A (ja) * 1992-06-03 1993-12-14 Nippon Light Metal Co Ltd 金属の加工油剤
JPH10140172A (ja) * 1996-11-11 1998-05-26 Kobe Steel Ltd 銅又は銅合金管の抽伸加工用外面油
JP2005290160A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nippon Oil Corp アルミニウム管加工用潤滑油組成物
JP2006199875A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Sumitomo Light Metal Ind Ltd アルミニウム管抽伸潤滑油及びアルミニウム管の抽伸方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6281221A (ja) * 1985-10-04 1987-04-14 Showa Alum Corp 冷間塑性加工金属製品の製造方法
JPH0393897A (ja) * 1989-09-06 1991-04-18 Nippon Oil Co Ltd 金属加工油組成物
JPH05331484A (ja) * 1992-06-03 1993-12-14 Nippon Light Metal Co Ltd 金属の加工油剤
JPH10140172A (ja) * 1996-11-11 1998-05-26 Kobe Steel Ltd 銅又は銅合金管の抽伸加工用外面油
JP2005290160A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nippon Oil Corp アルミニウム管加工用潤滑油組成物
JP2006199875A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Sumitomo Light Metal Ind Ltd アルミニウム管抽伸潤滑油及びアルミニウム管の抽伸方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009122875A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 出光興産株式会社 水溶性金属加工用潤滑剤
JP2009242743A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Idemitsu Kosan Co Ltd 水溶性金属加工用潤滑剤
WO2019124250A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 出光興産株式会社 金属加工油組成物、及び金属板積層体の製造方法
JP2019112475A (ja) * 2017-12-20 2019-07-11 出光興産株式会社 金属加工油組成物、及び金属板積層体の製造方法
JP7319760B2 (ja) 2017-12-20 2023-08-02 出光興産株式会社 金属加工油組成物、及び金属板積層体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5010212B2 (ja) 2012-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5761941A (en) Lubricant composition for cryogenic forming of aluminum or aluminum alloy sheets
JPWO2004018595A1 (ja) 軸受用潤滑油
JP2005314650A (ja) 潤滑油組成物
US9050696B2 (en) Oil composition, and trace amount oil supply type cutting/grinding processing method
JP2008179773A (ja) 軸受用潤滑油
JP2011102375A (ja) 難燃性油圧作動油組成物
EP3746529A1 (en) Lubricant composition
WO2006068270A1 (ja) 冷間塑性加工用潤滑剤組成物及びそれを用いた冷間塑性加工方法
JP2008189771A (ja) アルミニウム箔用圧延油及びそれを用いたアルミニウム箔の製造方法
JP4783026B2 (ja) アルミニウム管抽伸潤滑油及びアルミニウム管の抽伸方法
JP5010212B2 (ja) アルミニウム管抽伸潤滑油及びそれを用いたアルミニウム管の抽伸方法。
JP5481158B2 (ja) 極圧潤滑剤組成物
JP6114304B2 (ja) グリース組成物
JP6979305B2 (ja) 非鉄金属の引抜用潤滑剤
JP7519351B2 (ja) 金属加工油
JP2009029913A (ja) アルミニウム管抽伸潤滑油、及びそれを用いたアルミニウム管の抽伸方法
JP6660836B2 (ja) 難燃性グリース組成物
JP7181778B2 (ja) 難燃性油圧作動油
US8293691B2 (en) Metal processing lubricant composition
JP2920664B2 (ja) 潤滑油組成物
JP4272407B2 (ja) 内面溝付管加工用外面潤滑油及び内面溝付管の加工方法
US11111450B2 (en) Base oil and lubricant oil composition including the same
JP3489883B2 (ja) 潤滑油
JP4290504B2 (ja) アルミニウム板用加工油及びそれを塗布したアルミニウム板
JPH11158483A (ja) エステル系潤滑油組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5010212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees