JP2008050187A - 合わせガラスの製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガラス板などに傷がつくことなく搬送でき、長尺状のガラス板などでも気泡ができることなく貼り合わせることのできる合わせガラスの製造装置を提供する。
【解決手段】本発明の合わせガラス製造装置1は、上下両側に備えたガラス板支持ロール22でガラス板5の両長手側面側を支持しながらガラス板5を搬送するガラス板支持台2と、合成樹脂板6を吸引しながらガラス板5に対して斜めに接近するように搬送する吸引装置3と、ガラス板5と合成樹脂板6とを重ねて押圧するニップロール4とを備えたことを特徴とするものである。
これにより、ガラス板5は、長手側面側を下側として、立てながら搬送するので自重により割れるおそれが少なく、また、合成樹脂板6は、吸引装置3に吸引されながら、ガラス板5に接近するので、ニップロール4で貼り合わされる前にガラス板6と合成樹脂板6とが貼付することがなく、気泡ができることなく貼り合わせることができる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の合わせガラス製造装置1は、上下両側に備えたガラス板支持ロール22でガラス板5の両長手側面側を支持しながらガラス板5を搬送するガラス板支持台2と、合成樹脂板6を吸引しながらガラス板5に対して斜めに接近するように搬送する吸引装置3と、ガラス板5と合成樹脂板6とを重ねて押圧するニップロール4とを備えたことを特徴とするものである。
これにより、ガラス板5は、長手側面側を下側として、立てながら搬送するので自重により割れるおそれが少なく、また、合成樹脂板6は、吸引装置3に吸引されながら、ガラス板5に接近するので、ニップロール4で貼り合わされる前にガラス板6と合成樹脂板6とが貼付することがなく、気泡ができることなく貼り合わせることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガラス板同士或いはガラス板と合成樹脂板とを接着して合わせガラスを製造することのできる合わせガラスの製造装置に関する。
従来の合わせガラスの製造装置や合わせガラスの製造方法としては、下記特許文献1〜3に記載されているものなどがある。
下記特許文献1の第1図などには、ガラス板に接着材料を塗布し、この塗布面を上向きにして水平方向に並べたローラ上に載せて搬送し、他のガラス板を、前記ローラの上側にあり、多数の空気吸引孔を有するコンベヤベルトに吸引させながら搬送し、これらガラス板同士を貼り合わせる合わせガラスの製造装置が記載されている。
下記特許文献1の第1図などには、ガラス板に接着材料を塗布し、この塗布面を上向きにして水平方向に並べたローラ上に載せて搬送し、他のガラス板を、前記ローラの上側にあり、多数の空気吸引孔を有するコンベヤベルトに吸引させながら搬送し、これらガラス板同士を貼り合わせる合わせガラスの製造装置が記載されている。
下記特許文献2の第4図などには、ガラス板に接着材料を塗布し、この塗布面を上向きにしてガラス板を水平方向に並べたローラ上に載せて搬送し、他のガラス板の一面にプラスチックフィルムを備え、このプラスチックフィルムを下向きにして水平方向に並べたローラ上に載せて搬送し、これらガラス板同士を貼り合わせる合わせガラスの製造装置が記載されている。
下記特許文献3の図2などには、ガラス板の上側に接着剤層を形成し、その上に合成樹脂版を載せ、これをローラ間或いはローラと台板間に挟んで押圧し、合わせガラスを製造する方法が記載されている。また、この文献の図5などには、ガラス板などを鉛直方向に搬送して合わせガラスを製造する方法が記載されている。
下記特許文献3の図2などには、ガラス板の上側に接着剤層を形成し、その上に合成樹脂版を載せ、これをローラ間或いはローラと台板間に挟んで押圧し、合わせガラスを製造する方法が記載されている。また、この文献の図5などには、ガラス板などを鉛直方向に搬送して合わせガラスを製造する方法が記載されている。
しかし、従来の合わせガラス製造装置では、ガラス板などをローラに載せて搬送するため、傷がつきやすく、ローラに付着している油などによりに汚れてしまうことがあった。また、ガラス板などの板圧が薄いと、自重で撓みやすく、貼り合わせる所定位置よりも手前で貼り合わさることがあり、この場合、ガラス板などと接着層との界面に気泡ができてしまい、不良品が生じていた。
さらに、長尺状のガラス板などを貼り合わせる場合、水平方向に並べたローラで搬送して貼り合わせる方法では、後端側が自重で割れてしまうおそれがあり、また、鉛直方向に搬送して貼り合わせる方法では、ガラス板などを鉛直に立てなければならず、長尺状のガラス板などは取り扱うことができなかった。
さらに、長尺状のガラス板などを貼り合わせる場合、水平方向に並べたローラで搬送して貼り合わせる方法では、後端側が自重で割れてしまうおそれがあり、また、鉛直方向に搬送して貼り合わせる方法では、ガラス板などを鉛直に立てなければならず、長尺状のガラス板などは取り扱うことができなかった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決するため、ガラス板などに傷がつくことなく搬送でき、長尺状のガラス板などでも気泡ができることなく貼り合わせることのできる合わせガラスの製造装置を提供せんとするものである。
本発明の合わせガラス製造装置は、上下両側に備えたガラス板支持ロールでガラス板の両長手側面側を支持しながらガラス板を搬送するガラス板支持台と、ガラス板に対して斜めに接近するように合成樹脂板を吸引しながら搬送する吸引装置と、ガラス板と合成樹脂板とを重ねて押圧するニップロールと、を備えたことを特徴とする。
これにより、ガラス板は、長手側面側をガラス板支持ロールで支持し、搬送する構成としてあるので、傷がつきにくく、汚れにくいものである。また、合成樹脂板は、吸引装置で吸引されながらガラス板に接近するので、自重で撓むことがなく、ニップロールで貼り合わされる前にガラス板と合成樹脂板とが貼付することがない。さらに、ガラス板は、長手側面を下側として、立てながら搬送するので自重により割れるおそれがなく、長尺状のガラス板を用いた合わせガラスをも製造することができる。
前記ニップロールはゴムロールであり、このニップロール間は、ガラス板及び合成樹脂板の厚さに合わせて予め隙間を設けておくことが好ましい。
従来では、ニップロールをゴムロールとした場合は、両ロール間を隙間無く当接させており、ガラス板などが両ロール間に入りにくく、ガラス板などが変形してしまうことがあったが、本発明では、ニップロール間を、ガラス板及び合成樹脂板の厚さに合わせて予め隙間を設けておくことにより、スムーズにガラス板及び合成樹脂板がニップロール間に入ることができ、ガラス板及び合成樹脂板が変形することがない。
なお、この隙間の幅は、ガラス板、合成樹脂板及びこれらを接着する接着層の総厚よりも0.1mm〜0.5mm大きくするのがよい。
従来では、ニップロールをゴムロールとした場合は、両ロール間を隙間無く当接させており、ガラス板などが両ロール間に入りにくく、ガラス板などが変形してしまうことがあったが、本発明では、ニップロール間を、ガラス板及び合成樹脂板の厚さに合わせて予め隙間を設けておくことにより、スムーズにガラス板及び合成樹脂板がニップロール間に入ることができ、ガラス板及び合成樹脂板が変形することがない。
なお、この隙間の幅は、ガラス板、合成樹脂板及びこれらを接着する接着層の総厚よりも0.1mm〜0.5mm大きくするのがよい。
前記ガラス板支持台を、上下方向に移動可能とすることもできる。
これにより、ガラス板の幅方向に対して合成樹脂板を適宜位置に貼り合わせることができる。
これにより、ガラス板の幅方向に対して合成樹脂板を適宜位置に貼り合わせることができる。
前記吸引装置を、下側に合成樹脂板の長手側面を載置する載置ロールを備えた構成とし、上下方向に移動可能とすることもできる。
このようにしても、上記と同様に、ガラス板の幅方向に対して合成樹脂板を適宜位置に貼り合わせることができる。
このようにしても、上記と同様に、ガラス板の幅方向に対して合成樹脂板を適宜位置に貼り合わせることができる。
また、本発明は、ガラス板を、幅方向を上下方向として長さ方向に搬送し、合成樹脂板を、吸引しながらガラス板に対して斜めに接近するように搬送してガラス板と合成樹脂板とを重ねて押圧する合わせガラスの製造方法をも提供する。
これにより、ガラス板は、長手側面側を下側として、立てながら搬送するので自重により割れるおそれがなく、長尺状のガラス板を用いた合わせガラスを製造することができる。
また、合成樹脂板は、サクションベルト部に吸引されながらガラス板に接近するので、自重で撓むことがなく、ニップロールで貼り合せる前にガラス板と合成樹脂板とが貼付することがない。
このように、サクションベルト部とニップロール部とを分離して配置してあるので、重ね合わせたガラス板と合成樹脂板とを、ベルト越しでなく直接、押圧することができるので精度良く貼り合わせることができる。
また、合成樹脂板は、サクションベルト部に吸引されながらガラス板に接近するので、自重で撓むことがなく、ニップロールで貼り合せる前にガラス板と合成樹脂板とが貼付することがない。
このように、サクションベルト部とニップロール部とを分離して配置してあるので、重ね合わせたガラス板と合成樹脂板とを、ベルト越しでなく直接、押圧することができるので精度良く貼り合わせることができる。
以下、実施形態に基づいて本発明を説明する。
但し、以下に説明する実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明の範囲が以下の実施形態に制限されるものではない。
図1は本発明の一実施形態の合わせガラス製造装置を模式的に示した上面図、図2は図1の合わせガラス製造装置の構成部品であるガラス支持台を示した斜視図、図3は図2の側面図、図4は図1の合わせガラス製造装置の構成部品である吸引装置を示した斜視図である。
但し、以下に説明する実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明の範囲が以下の実施形態に制限されるものではない。
図1は本発明の一実施形態の合わせガラス製造装置を模式的に示した上面図、図2は図1の合わせガラス製造装置の構成部品であるガラス支持台を示した斜視図、図3は図2の側面図、図4は図1の合わせガラス製造装置の構成部品である吸引装置を示した斜視図である。
本発明の合わせガラス製造装置1は、図1に示すように、ガラス板5を支持して搬送するガラス支持台2、合成樹脂板6を吸引しながら搬送する吸引装置3、ガラス板5と合成樹脂板6とを重ねて押圧するニップロール4を主な構成として備えている。
ガラス支持台2は、図2又は3に示すように、横長矩形板状の台板21の側面21aに、ガラス板支持ロール22を上下両側に4対配してあり、ガラス板5の長手側面側をロール22で支持し、ガラス板5を長さ方向(図1又は2の矢印Aの方向)に搬送できるようにしてある。
ガラス板支持ロール22は、図3に示すように、略円柱状の周面を略台形状に周方向に窪ませた形状としてあり、台板21に軸部22aを取り付け、軸部22aを回転軸として回転できるようにしてある。また、上下一対のロール22の間隔は、ガラス板5の幅よりも若干広めにしてあり、この間にガラス板5を幅方向に挟み、搬送できるようにしてある。
本実施形態では、4対のロール22を配してあるが、これに限定するものではなく、ガラス板の長さなどに応じて適宜数配してよい。また、本実施形態では、ロール22を、フリーロールとしてあるが、駆動するようにしてもよい。
なお、ガラス支持台2は、上下方向に移動できる構成としてもよく、これにより、ガラス板5と合成樹脂板6とを貼り合わせる位置を幅方向で調整できるようになる。
本実施形態では、4対のロール22を配してあるが、これに限定するものではなく、ガラス板の長さなどに応じて適宜数配してよい。また、本実施形態では、ロール22を、フリーロールとしてあるが、駆動するようにしてもよい。
なお、ガラス支持台2は、上下方向に移動できる構成としてもよく、これにより、ガラス板5と合成樹脂板6とを貼り合わせる位置を幅方向で調整できるようになる。
吸引装置3は、図1又は4に示すように、ガラス支持台2の台板21の側面21aと対面するように配してあり、サクションベルト31、空気を吸引するサクションボックス32を主な構成として備えており、合成樹脂板6を吸引しながら長さ方向(図1又は4の矢印Bの方向)に搬送できるようにしてある。
サクションベルト31は、両端を連結したエンドレスのベルトであり、鉛直方向を軸としたベルト用ロール33を四隅に配して回転移動できるようにしてあり、前記台板21の側面21aと対面する吸引面31aを側面21aに対して斜めになるように配し、合成樹脂板6がガラス板5に接近しながら搬送できるようにしてある。側面21aと吸引面31aの角度は、2°〜8°であるのがよい。また、サクションベルト31の面内には、多数の孔31bが形成してある。
なお、本実施形態では、ベルト用ロール33は、下流側(ニップロール4側)の2つを駆動できるようにしてあるが、これに限定するものではなく、少なくともいずれか1つが駆動できるようにしてあればよい。
なお、本実施形態では、ベルト用ロール33は、下流側(ニップロール4側)の2つを駆動できるようにしてあるが、これに限定するものではなく、少なくともいずれか1つが駆動できるようにしてあればよい。
サクションボックス32は、開口部32aを有する箱状のものであり、開口部32aをサクションベルト31の吸引面31aに向けてサクションベルト31内に配してある。底部32bには、管状のダクト34が設けてあり、これはポンプ(図示せず)に接続され、空気を吸引できるようにしてある。ポンプで空気を吸引させると、ベルト31の孔31bから空気を吸引するため、合成樹脂板6を吸引面31a上に吸着できるようになる。
吸引装置3の下側には、水平方向に並行に配した載置ロール35があり、合成樹脂板6の長手側面を下面として載せて搬送できるようにしてある。これにより、ガラス板5に対して合成樹脂板6の幅方向の位置決めがしやすいようにしてある。
なお、吸引装置3を上下方向に移動できる構成としてもよく、これにより、ガラス板5と合成樹脂板6とを貼り合わせる位置を幅方向で調整できるようになる。
吸引装置3の下側には、水平方向に並行に配した載置ロール35があり、合成樹脂板6の長手側面を下面として載せて搬送できるようにしてある。これにより、ガラス板5に対して合成樹脂板6の幅方向の位置決めがしやすいようにしてある。
なお、吸引装置3を上下方向に移動できる構成としてもよく、これにより、ガラス板5と合成樹脂板6とを貼り合わせる位置を幅方向で調整できるようになる。
ニップロール4は、鉛直方向を軸とした1対のロールであり、この間にガラス板5及び合成樹脂板6を通過させて押圧し、貼り合わせるものである。両板5,6を押圧する圧力は、エアシリンダで調整できるようにしてある。
ニップロール4は、ゴムロールであるのが好ましいが、金属ロールなどを用いることもできる。
ニップロール4をゴムロールとした場合は、ニップロール間は、ガラス板5及び合成樹脂板6の厚さに合わせて予め隙間を設けておくのがよい。この隙間の幅は、ガラス板5、合成樹脂板6及びこれらを接着する接着層の総厚よりも0.1mm〜0.5mm、特に0.2mm〜0.3mm大きくするのがよい。これにより、ニップロール間に、ガラス板5及び合成樹脂板6が入りやすくなり、ガラス板5及び合成樹脂板6が変形することがない。
ここで、ゴムロールとしては、ゴム硬度がJIS K6253タイプAデュロメータで60〜95°、好ましくは70〜85°、直径50〜200mm線圧1〜30kg/cm、好ましくは線圧5〜10kg/cm、が採用できる。
なお、本実施形態では、ニップロール4は、両側が駆動するようにしてあるが、片側のみが駆動するようにしてもよい。
ニップロール4は、ゴムロールであるのが好ましいが、金属ロールなどを用いることもできる。
ニップロール4をゴムロールとした場合は、ニップロール間は、ガラス板5及び合成樹脂板6の厚さに合わせて予め隙間を設けておくのがよい。この隙間の幅は、ガラス板5、合成樹脂板6及びこれらを接着する接着層の総厚よりも0.1mm〜0.5mm、特に0.2mm〜0.3mm大きくするのがよい。これにより、ニップロール間に、ガラス板5及び合成樹脂板6が入りやすくなり、ガラス板5及び合成樹脂板6が変形することがない。
ここで、ゴムロールとしては、ゴム硬度がJIS K6253タイプAデュロメータで60〜95°、好ましくは70〜85°、直径50〜200mm線圧1〜30kg/cm、好ましくは線圧5〜10kg/cm、が採用できる。
なお、本実施形態では、ニップロール4は、両側が駆動するようにしてあるが、片側のみが駆動するようにしてもよい。
図1中の符号7は、ガラス板搬送ロールを示しており、この表面とガラス板5の表面とが摺れ合い、ガラス板5を搬送するようにしてある。
以下、合わせガラス製造装置1により合わせガラスを製造する方法を説明する。
ガラス板5を、図1〜3に示すように、幅方向を高さ方向として立て、ガラス板5の先端部を上下にあるガラス板支持ロール22間に上流側から搬入し、ガラス板5の両長手側面側を支持させつつ、長さ方向(矢印Aの方向)に搬入していく。各ガラス支持ロール22に長手側面側が支持されるように通し、ガラス板5の先端部表面とガラス搬送ロール7の表面とを摺れ合させる。ガラス板搬送ロール7は矢印Cの方向に回転しており、ガラス板5はガラス搬送ロール7により引かれて矢印Aの方向に搬送される。
ガラス板5を、図1〜3に示すように、幅方向を高さ方向として立て、ガラス板5の先端部を上下にあるガラス板支持ロール22間に上流側から搬入し、ガラス板5の両長手側面側を支持させつつ、長さ方向(矢印Aの方向)に搬入していく。各ガラス支持ロール22に長手側面側が支持されるように通し、ガラス板5の先端部表面とガラス搬送ロール7の表面とを摺れ合させる。ガラス板搬送ロール7は矢印Cの方向に回転しており、ガラス板5はガラス搬送ロール7により引かれて矢印Aの方向に搬送される。
上記作業と略同時に、一面側に接着剤を塗布して接着層8を形成した合成樹脂板6を、図1又は4に示すように、接着剤層8を内側(ガラス板5側)に向けて吸引装置3の吸引面31aに接面させつつ上流側から搬入する。サクションベルト31は、図1の矢印Dの方向に移動しており、合成樹脂板6は、サクションベルト31に引かれて矢印Bの方向に搬送され、吸引装置32の吸引によりサクションベルト31上に吸着されながら撓むことなく搬送される。
搬送されているガラス板5と合成樹脂板6とは、ニップロール4の手前で重なり合い、ニップロール4間を通過して押圧され、ガラス板5と合成樹脂板6とは貼り合わされて合わせガラスとなる。
上記方法では、合成樹脂板6に予め接着層8を形成してあるが、ガラス板5に設けてもよい。
上記実施形態では、ガラス板と合成樹脂板とを貼り合わせて合わせガラスを製造したが、合成樹脂板に代えて、薄いガラス板としてもよい。薄いガラス板なら上記吸引装置でもサクションベルト上に吸着できるため、合わせガラスを製造することができる。
よって、本発明でいう合成樹脂板は、薄いガラス板をも含むものである。
よって、本発明でいう合成樹脂板は、薄いガラス板をも含むものである。
本発明では、ガラス板を、幅方向を上下方向として長さ方向に搬送するようにしたため、自重により撓み、ガラス板が割れることがない。また、合成樹脂板を、吸引しながらガラス板に対して斜めに接近するように搬送するようにしたため、合成樹脂板はサクションベルト上に吸着されており、自重により撓むことがなく、ニップロールの手前でガラス板と貼り合わず、気泡ができることなく貼り合わすことができるものである。
1 合わせガラス製造装置
2 ガラス板支持台
21 台板
21a 側面
22ガラス板支持ロール
22a 軸部
3 吸引装置
31 サクションベルト
31a 吸引面
31b 孔
32 サクションボックス
32a 開口部
32b 底部
33 ベルト用ロール
34 ダクト
35 載置ロール
4 ニップロール
5 ガラス板
6 合成樹脂板
7 ガラス板搬送ロール
8 接着層
2 ガラス板支持台
21 台板
21a 側面
22ガラス板支持ロール
22a 軸部
3 吸引装置
31 サクションベルト
31a 吸引面
31b 孔
32 サクションボックス
32a 開口部
32b 底部
33 ベルト用ロール
34 ダクト
35 載置ロール
4 ニップロール
5 ガラス板
6 合成樹脂板
7 ガラス板搬送ロール
8 接着層
Claims (5)
- 上下両側に備えたガラス板支持ロールでガラス板の両長手側面側を支持しながらガラス板を搬送するガラス板支持台と、ガラス板に対して斜めに接近するように合成樹脂板を吸引しながら搬送する吸引装置と、ガラス板と合成樹脂板とを重ねて押圧するニップロールと、を備えた合わせガラス製造装置。
- 前記ニップロールはゴムロールであり、前記ニップロール間は、ガラス板及び合成樹脂板の厚さに合わせて予め隙間を設けてある請求項1に記載の合わせガラス製造装置。
- ガラス板支持台を、上下方向に移動可能としてある請求項1又は2に記載の合わせガラス製造装置。
- 吸引装置を、下側に合成樹脂板の長手側面を載置する載置ロールを備えた構成とするとともに、上下方向に移動可能としてある請求項1〜3のいずれかに記載の合わせガラス製造装置。
- ガラス板を、幅方向を上下方向として長さ方向に搬送し、合成樹脂板を、吸引しながらガラス板に対して斜めに接近するように搬送し、ニップロールでガラス板と合成樹脂板とを重ねて押圧する合わせガラスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006226302A JP2008050187A (ja) | 2006-08-23 | 2006-08-23 | 合わせガラスの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006226302A JP2008050187A (ja) | 2006-08-23 | 2006-08-23 | 合わせガラスの製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=39234575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006226302A Pending JP2008050187A (ja) | 2006-08-23 | 2006-08-23 | 合わせガラスの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008050187A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012079921A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Honda Motor Co Ltd | 板材合わせ装置 |
CN107814198A (zh) * | 2017-09-20 | 2018-03-20 | 嘉峪关海鑫钢结构有限公司 | 一种夹层玻璃快速夹胶输送装置 |
-
2006
- 2006-08-23 JP JP2006226302A patent/JP2008050187A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN107814198A (zh) * | 2017-09-20 | 2018-03-20 | 嘉峪关海鑫钢结构有限公司 | 一种夹层玻璃快速夹胶输送装置 |
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