JP2008049853A - 運転整理支援システム - Google Patents

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Shuichiro Sakikawa
Tatsuhiro Sato
佐藤達広
Toyohisa Morita
森田豊久
Kenji Ota
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Abstract

【課題】
複数の運転整理案が作成されたときに、整理案の評価指標が曖昧なためどれを選択すべきか判断が難しく、また、判断実行者毎に選択する整理案が異なってしまい、整理案の品質の統一化が難しい。
【解決手段】
複数の提案機能より運転整理案の作成に使用する1つもしくは複数の提案機能の選択と、運転整理案の良否を判断する評価値算出方法の選択と、運転整理案のエラー回復処理の選択を、ユーザーに促すインタフェースを提供する提案機能選択部1110と、作成した運転整理案の評価を評価値算出方法に基づき評価する提案ダイヤ評価部1150と、提案機能、エラー回復処理と、提案ダイヤ評価部にて算出した評価値に基づき運転整理案を作成する提案実行制御部1130と、作成した運転整理案及び計画ダイヤに対して現在時刻以降の着発時分をシミュレーションするダイヤ予想部1140を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転整理業務において、運行乱れを復旧するための整理案の作成、評価、ユーザーへの伝達を行う運転整理支援システム及びその運転整理支援システム上で実行されるべき方法に関するものである。
天候や地震、事故などによる交通ダイヤグラム(以下、単に「ダイヤ」ともいう)の乱れを正常な状態へと戻す運転整理業務においては、近年、列車の高密度化、運行路線区の拡張による整理案作成業務の複雑さと、整理案作成の迅速化による顧客サービス向上のため、計算機による業務支援のニーズが高まっている。運転整理、特に鉄道の運転整理業務に用いられる計算機支援機能の一つとして、ダイヤ予想機能がある。これは、駅設備から取得した列車の走行実績を基に、現在時刻以降の列車の着発時刻を算出するものである。
しかしながら、ダイヤ予想では、番線変更や出発順序変更といった計画変更を行うことはなく、計画に沿った着発時刻を求める処理であるので、予想結果通りの運行を行うことは、特に大乱れが生じた場合に不可能である場合が多く、ユーザーは予想結果をみながら計画変更をせねばならなかった。
このような問題を解決する技術として、以下の特許文献がある。この特許文献は列車実績ダイヤと計画ダイヤとから予測ダイヤを作成するシミュレーション部と、予測ダイヤの中から計画ダイヤに対する所定の遅延時間以上遅れた部分に対して、遅延回復のためのダイヤ変更案(整理案)を作成する作成部と、これを表示する表示部と、より成り、表示内容から選択すべき運転整理を指示させ、この指示に従って計画ダイヤを変更させるものとすることで、運転整理の自動化と処理の効率化を図るものである。
特開平8-58592号公報
しかしながら、この特許文献1に記載した技術においては、2つの課題がある。
1つは、ダイヤの変更作業が人間系で行うしかならず、提示された計画変更よりどの案を選択するかに多大な検討が必要であり、ダイヤの組み換えを担当する人の経験の差により、結果として出来上がる整理案に差が生じる。
2つめは、運転整理案の評価指標が曖昧であるため、複数の整理案が生成されたときにどれを選択すべきか判断が難しく、また、判断実行者毎に選択する整理案が異なってしまい、整理案の品質の統一化が難しい。
本発明の目的は、自動で実行すべき計画変更内容や、評価方式を、ユーザー入力画面を通してシステムへと入力し、入力された要件に応じたひとつないし複数の提案機能を評価指標に基づき組み合わせながら一つの運転整理案を作成するシステム及び方法を提供することである。
また、本発明の目的は、複数の運転整理案が作成されてしまう場合に、適切ね評価指標に基づき適切な運転整理案を作成するシステム及び方法を提供する。
本発明の運転整理支援システムは列車の運行障害情報を取得する設備装置と、運転整理案自動作成の実行条件を入力可能とするインタフェースをユーザーに対して提示し、実行条件に基づき運転整理案の自動作成を行う運転整理装置を有し、設備装置と運転整理装置がネットワークにより接続されており、運転整理装置に備わっている提案機能を格納する提案機能格納部と、提案機能格納部に格納されている提案機能より運転整理案の自動作成にて使用する1つもしくは複数の提案機能の選択と、自動作成した運転整理案の良否を判断する評価値算出方法の選択と、運転整理案にエラーが含まれていた場合のエラー回復処理の選択を、ユーザーからの入力として取り込むインタフェースを提供する提案機能選択部と、自動作成した運転整理案の評価を、提案機能部を介してユーザーが選択した評価値算出方法に基づき評価する提案ダイヤ評価部と、提案機能選択部を介してユーザーが選択した提案機能、エラー回復処理と、提案ダイヤ評価部にて算出した評価値に基づき運転整理案の自動作成を実行する提案実行制御部と、自動生成した運転整理案及び計画ダイヤに対して、現在時刻以降の着発時分のシミュレーションを実施するダイヤ予想部を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーが選択した局所的提案機能、及び評価指標に基づき、複数の提案機能を組み合わせながら適切な運転整理案を自動生成することができる。
以下、本発明に係る一実施形態を、図1から図12を用いて説明する。本実施形態では、鉄道運行システムにおける運転整理支援システムを適用対象として説明するものとする。
先ず、図1を用いて本発明の一実施形態に係る運転整理支援システムのシステム構成および処理の流れについて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る運転整理支援システムのシステム構成図である。
本実施形態の運転整理システムは、1又は複数の設備装置1200を管理する運転整理装置1100と1又は複数の駅毎に備わっている設備装置1200がネットワーク1300により接続されている。
運転整理装置1100は処理装置、処理装置に接続される磁気ディスク等の記憶装置1400、ディスプレイ等の表示装置1500、マウス、キーボード等の入力装置1600を備えた計算機である。記憶装置1400には、列車の運行計画である計画ダイヤの情報を保有する計画ダイヤテーブル1401、自動作成した運転整理案を保有する提案ダイヤテーブル1402、運転整理案自動作成の処理過程の情報を保有する3つのテーブル(提案候補テーブル1403、提案候補テーブル(エラー)1404、一時保存テーブル1405)、作成した運転整理案にエラーが含まれていた場合の修正方法の情報を保有するエラー修正テーブル1406、作成した運転整理案の評価値を保有する評価値管理テーブル1407、運転整理装置1100に備わっている提案機能の実行有無の情報を保有する提案機能管理テーブル1408、計画変更種別ごとの重み付け係数情報を保有する計画変更係数管理テーブル1409を備える。
処理装置では、各部の機能を達成するプログラムを実行することにより処理を行う。
提案機能格納部1120は運転整理装置1100に備わっている提案機能で利用されるデータ(テーブルなど)やプログラムを格納する部分である。提案機能とは、例えば、運転休止、列車新設、運用変更、順序変更、番線変更、臨時停車を実現するための処理機能をいう。
提案機能選択部1110は、提案機能格納部1120に格納されている提案機能より運転整理案の自動作成にて使用する1つもしくは複数の提案機能の選択と、自動作成した運転整理案の良否を判断する評価値算出方法の選択と、運転整理案にエラーが含まれていた場合のエラー回復処理の選択を、ユーザーからの入力として取り込むインタフェースを提供する部分である。
提案ダイヤ評価部1150は自動作成した運転整理案の評価を、提案機能選択部1110を介してユーザーが選択した評価値算出方法に基づき実行する部分である。
提案制御実行部1130は提案機能選択部1110を介してユーザーが選択した提案機能、エラー回復処理と、提案ダイヤ評価部1150にて算出した評価に基づき運転整理案の自動作成を実行する部分である。
ダイヤ予想部1140は自動作成した運転整理案及び計画ダイヤに対して、現在時刻以降又はユーザーの指定時刻以降の着発時分のシミュレーションを実行する部分である。なお、本ダイヤ予想処理は公知の技術を用いる。
運行情報受信部1160は、設備装置1200が送信した運行情報を受信する部分である。
設備装置1200は各駅に備えられており、列車が駅を通過する都度、実績情報を運転整理装置1100へと送信する。また、駅の到着時刻/出発時刻に計画より大幅なずれが発生した場合には運行障害が発生したものとして異常検知情報を合わせて運転整理装置1100へと送信する。
次に、本実施形態の運転整理支援システムの処理の流れについて説明する。
設備装置1200では、列車が駅を通過する都度、列車の到着時刻と出発時刻を取得し、運転整理装置1100に送信する。送信タイミングについてはリアルタイムに送信する場合や、駅に実績情報が一定数蓄積した場合、定周期などが考えられる。本実施例においてはリアルタイムにより送信することとする。また、設備装置1200では運行障害情報を検知した場合には、運行障害情報を送信する。
運転整理装置1100では、設備装置1200が送信した実績情報を実績情報受信部1160により受信し、計画ダイヤテーブル1401に登録する。また、受信した実績情報運行障害情報が含まれている場合には提案機能選択部1110を起動する。ダイヤ予想部1140では計画ダイヤテーブル1401をもとに現在時刻以降の列車の着発時刻をシミュレーションする。提案機能選択部1110は表示装置1500へユーザー入力画面を表示し、ユーザーからの入力結果をエラー修正テーブル1406、提案機能管理テーブル1408、計画変更係数管理テーブル1409へと登録する。
ここで、図2及び図8を用いて提案機能選択部1110のユーザー入力画面、エラー修正テーブル1406、提案機能管理テーブル1408、計画変更係数管理テーブル1409について説明する。
図2は、提案機能選択部1110の第1画面構成である。提案機能選択部1110はユーザー入力第1画面として、図2に示す画面を表示装置1500へと表示する。第1画面は、運行情報受信部1160が受信した運行障害情報を表示する運行障害情報モニタ2100と、提案機能のメニューを表示する提案機能選択モニタ2200を表示する。運行障害情報モニタ2100は、運行障害の内容を示す障害内容表示部2110、障害の発生した箇所(駅)を示す障害発生箇所表示部2120、障害発生時刻を示す障害発生時刻表示部2130、障害復旧見込み情報を示す復旧見込み時間表示部2140を持つ。提案機能選択もニタ2200は提案機能メニュー部2210と選択ボタン2220を持つ。提案機能メニュー部2210には提案機能格納部1120に備わっている提案機能の一覧を表示し、チェックボックス等によりユーザーからの提案機能実行の選択の入力を受け付ける。本例では、運転休止提案機能、順序変更提案機能、番線変更提案機能を選択した場合を示している。ユーザーが選択ボタン2220を押すことにより、選択結果を提案機能管理テーブル1408に登録するとともにユーザー入力第2画面へと表示を移す。
図3は、提案機能管理テーブル1408の構成である。提案機能管理テーブル1408は図3に示すように、提案機能名称3100と提案機能がユーザーにより選択されたか否かを示す選択区分3200のフィールドを有する。選択区分3200がON(“1”)のものがユーザーより選択されたことを意味しており、本例では運転休止提案機能、順序変更提案機能、番線変更提案機能が選択されたことを示している。選択区分3200がOFF(“0”又は“NULL”)のものが、ユーザーより選択されなかったことを意味する。
図4は、提案機能選択部1110の第2画面構成である。提案機能選択部1110はユーザー入力第2画面として、図4に示す画面を表示装置1500へと表示する。第2画面は、自動作成した運転整理案の障害回復度合いを示す計画復旧率について、その計算方法を選択する計画復旧率指定モニタ4100と、提案機能が実施する計画変更内容について、計画変更を実施した場合の影響度を示すパラメータを計画毎に設定するための計画変更影響係数モニタ4200と、選択ボタン4300を表示する。計画復旧率指定モニタ4100は自動作成したダイヤにおける全列車の遅延時分の総和、あるいは、自動作成したダイヤにおける回復時間(ある時刻以降のダイヤであれば各列車/駅における着発時刻と計画時刻との差が規定値以下となる時刻)、あるいは、ある特定の列車に限定した場合の、自動生成したダイヤにおける遅延時分の総和を選択メニューとしてユーザーへ表示する。本例においては総遅延時分を選択したことを示している。計画変更影響係数モニタ4200は計画変更種別毎に影響度合いを示す係数の入力部を持つ。計画変更影響係数モニタ4200の入力項目は、提案機能メニュー部2210の入力項目に対応している。影響度合いは、計画変更を実行した場合に生じる乗客への影響や乗務員の業務変更への影響などを鑑みた数値を入力するものであり、数値が大きいほど影響度合いが大きいことを示している。本例においては運転休止の影響度が15、番線変更が3、順序変更が1を入力したことを示しており、運転休止は乗客への影響が大きいため数値が大きく、順序変更は乗客への影響は小さく、乗務員の業務が多少の変更を有するだけであるので数値が小さく設定されている。
ユーザーが選択ボタン4300を押すことにより、選択結果を計画変更計数管理テーブル1409に登録するとともにユーザー入力第3画面へと表示を移す。
図5は、計画変更係数管理テーブル1409の構成である。計画変更管理テーブル1409は図5に示すように、計画変更名称5100と計画変更の影響係数を示す係数5200のフィールドを有し、ユーザー入力第2画面で入力した影響係数の値が本テーブル上へと更新される。本例では、ユーザー入力第2画面で入力した影響係数の通り、運転休止が15、番線変更が3、順序変更が1として入力内容をテーブルへ登録する。
図6は、提案機能選択部1110の第3画面構成である。提案機能選択部1110はユーザー入力第3画面として、図6に示す画面を表示装置1500へと表示する。第3画面は、自動作成した運転整理案に番線競合が存在した場合のエラー修正方法の入力画面を表示する番線競合エラーモニタ6100、自動作成した運転整理案に駅間追越が存在した場合のエラー修正方法の入力画面を表示する駅間追越エラーモニタ6200と、選択ボタン6300を表示する。番線競合エラーモニタ6100は番線競合が存在した場合に実行する提案機能をひとつあるいは複数個選択するエラー修正機能入力部6100を有し、駅間追越エラーモニタ6200は駅間追越が存在した場合に実行する提案機能をひとつあるいは複数個選択するエラー修正入力部6210を有する。本例においては、番線競合エラーが発生した場合には、番線変更提案機能、順序変更提案機能を実行すると入力したことを示し、駅間追越エラーが発生した場合には、順序変更機能を実行すると入力したことを示している。
図7は番線競合エラー、駅間追越エラーの例をダイヤ図上に示したものである。ダイヤ図は縦軸に列車が進行する駅の名前、横軸に時間をとり、斜め線が列車を示す。列車7100と列車7200はC駅で停車をするが、互いの列車を示す線が重なり合っていることからC駅にて二つの列車が同一番線上に存在している、つまり番線競合をしていることを示す。列車7300と列車7400はC駅からD駅間で列車を示す線が交差をしていることから、C駅〜D駅間で駅間追越をしていることを示す。なお、本実施例に於いては特に記載していないが、番線競合エラー、駅間追越エラーとも列車ダイヤの着発時刻を見ることによりエラーが発生していることを検知することが可能なものである。
図6に戻りユーザー入力第3画面の説明を続ける。選択ボタン6300を押すことにより選択結果をエラー修正テーブル1406へ登録するとともに、図1に示す提案機能実行制御部1130へと処理を移す。
図8は、エラー修正テーブル1406の構成である。エラー修正テーブル1406は図8に示すように、自動作成した運転整理案に含まれるエラー種別8100と、エラーを検知した場合に実行する提案機能を示すエラー修正機能8200のフィールドを有する。本例では、ユーザー入力第3画面で入力した通り、エラー種別が番線競合の場合には番線変更提案機能、順序変更提案機能の2つのレコード、駅間追越の場合には順序変更提案機能のレコードをテーブルへと登録する。
提案機能選択部1110を通してユーザーの入力を運転整理装置1100へと登録した後に、提案実行制御部1130を実行に移す。ここで、図9から図12を用いて提案実行制御部1130の処理の流れ、評価値管理テーブル1408の構成、計画ダイヤテーブル1401の構成について説明する。
図9は、提案実行制御部1130の処理フローを示す図である。提案実行制御部1130の処理の流れを図9を用いて説明する。ステップ9010では、提案機能管理テーブル1408にて選択区分3200がONの機能のうち、評価値管理テーブル1407にて提案ダイヤ作成元機能として登録されている以外の提案機能を抽出し、集合Sを作成する。
図10は、評価値管理テーブル1408の構成である。評価値管理テーブル1407は図10に示すように、計画ダイヤに対して実行したダイヤ予想結果より算出される計画ダイヤ総遅延時分10100、同じく、計画ダイヤに対して実行したダイヤ予想結果より算出される計画ダイヤ平伏時刻10200、自動作成した運転整理案の評価値を示す提案ダイヤ評価値10300、運転整理案の作成元を示す提案ダイヤ作成元機能10400、提案ダイヤ候補として登録している運転整理案についての評価値を示す提案候補評価値10500、提案ダイヤ候補の作成元を示す提案候補作成元機能10600のフィールドを有する。計画ダイヤ総遅延時分10100、計画ダイヤ平伏時間10200については図1に示す運行情報受信部1160が設備装置1200より運行情報を受信する都度、ダイヤ予想部1140の算出した予想結果を元に値を更新する。計画ダイヤ総遅延時分10100は計画ダイヤの予想着発時分と計画着発時刻の差分の総和、計画ダイヤ平伏時間10200は、各列車/駅における予想着発時刻と計画時刻との差が規定値以下となる時刻として計算する。提案ダイヤ評価値10300は提案テーブル1402に登録されている運転整理案の評価値を値とし、提案ダイヤ作成元機能10400は、提案テーブル1402に登録されている運転整理案の作成元機能の名称を値として持つ。提案候補評価値10500は提案候補テーブル1403に登録されている運転整理案の評価値を値とし、提案候補ダイヤ作成元機能10500は、提案候補テーブル1403に登録されている運転整理案の作成元機能の名称を値として持つ。
図9に戻り処理の流れの説明を続ける。ステップ9020では集合Sより提案機能を1つ抽出する。ステップ9030ではステップ9020にて抽出した提案機能を実行し、提案結果となる運転整理案及び、運転整理案に対するダイヤ予想の結果を一時保存テーブル1405へと登録する。ステップ9040では一時保存テーブル1405に登録されている運転整理案に対する評価を図1の提案ダイヤ評価部1150により行う。提案ダイヤ評価部1150ではまず、作成した運転整理案の計画復旧率を計算するため、図1の提案機能選択部1110のユーザー入力第2画面で選択された内容に基づき一時保存テーブル1405に登録されている運転整理案に対し、総遅延時分の計算もしくは、平伏時間の計算を行う。本例においてはユーザー入力第2画面で選択されたのが総遅延時分であるので、運転整理案に対する総遅延時分の計算を実行する。そして、評価値管理テーブル1407の計画ダイヤ総遅延時分10100と、運転整理案に対する総遅延時分の差分を算出し、この値を計画復旧率として処理総理がアクセス可能なメモリ上に保存する。計画復旧率を算出した後に提案ダイヤ評価部1150では、計画ダイヤテーブル1401と一時保存テーブル1405に登録されている運転整理案を比較し、計画変更内容を取得する。
図11は、計画ダイヤテーブル1401の構成である。計画ダイヤテーブル1401は図11に示されるように、列車ダイヤの基本情報を示す列車ダイヤ基本テーブル11100、列車の走行に関する情報を示す走行情報テーブル11200、列車の出発順序を示す出発順序テーブル11300を有する。なお、計画ダイヤテーブル1401の構成と、提案テーブル1402、提案候補テーブル1403、提案候補テーブル(エラー)1404、一時保存テーブル1405の構成は同一のものとなる。
列車ダイヤ基本テーブル11100は列車番号11110、列車の運休区分11120、営業区分11130、折返し列車番号11140等のフィールドを有する。運転休止の変更入力が行われているかは、運休区分11120が計画ダイヤテーブル1401の情報と異なっているかで検出することができ、1レコード異なる毎に運転休止が1回行われたことを示す。
走行情報テーブル11200は列車番号11210、列車における駅の通過順序である走行順11220、走行駅11230、駅において列車がどのような走行をするかを示す通停イベント11240、駅における使用番線11250、計画における着時刻11260、発時刻111270、ダイヤ予想の結果算出される着時刻11280、発時刻11290のフィールドを持つ。番線変更の変更入力が行われているかは使用番線11250が計画ダイヤテーブル1401の情報と異なっているかで検出することができ、1レコード異なる毎に番線変更が1回行われたことを示す。
順序変更テーブル11300は、列車の出発駅11310、出発順序11320、出発する列車番号11330のフィールドを有する。順序変更の変更入力が行われているかは列車番号11330が計画ダイヤテーブル1401の情報と異なっているかで検出することができ、1レコード異なる毎に順序変更が1回行われたことを示す。
図9に戻りステップ9040の処理の説明を続ける。提案ダイヤ評価部1150では計画ダイヤ1401と一時保存テーブル1405の比較より取得した変更内容と、計画係数管理テーブル1409に登録されている係数を基に、計画変更影響度を計算する。計画変更影響度は計画種別毎に計画変更回数×係数の値を算出し、全計画変更種別分加算した値となる。例えば運転休止が1回、番線変更が2回、順序変更が15回実行されたとすると、本実施例において計画変更影響度は、
運転休止影響度( 1×15) + 番線変更影響度(2×3) + 順序変更影響度(15×1) = 36
として算出される。最後に計画復旧率指定値を計画変更影響度で除算することにより運転整理案の評価値となる値を算出する。ステップ9050では提案結果にエラーが存在するかを判別し、エラーが含まれていた場合には処理をステップ9080へと移し、エラーが存在しなければ処理をステップ9060へと移す。ステップ9060では算出した評価値と評価値管理テーブル1407の提案候補評価値10500の値を比較し、評価値が提案候補評価値より大きい場合には処理をステップ9070へと進め、小さい場合には処理をステップ9090へと進める。尚、比較結果の大小は逆であってもよい。ステップ9070では一時保存テーブル1405の内容を提案候補テーブル1403へ更新し、評価値管理テーブル1407の提案候補評価値10500と提案候補作成元機能10600の値を、評価値、及び実行中の提案機能でそれぞれ更新する。ステップ9090ではステップ9010で作成した集合Sが空になったかを判定し、空になった場合処理をステップ9100へと移し、空でない場合には処理をステップ9020へと戻す。ステップ9100では評価値管理テーブル1407の提案ダイヤ評価値10300と、提案候補評価値10500の値を比較し、提案候補評価値10500の値が大きい場合には処理をステップ9110へと進め、小さい場合には提案実行制御部1130の処理を終了とする。ステップ9110では評価値管理テーブル1407の提案候補評価値10500、提案候補作成元機能10600の値をそれぞれ、提案評価値10300、提案作成元機能10400の値で更新し、提案候補テーブル1403に登録されている運転整理案を、提案テーブル1402へと更新する。そしてステップ9110終了後処理をステップ9010へと戻す。ステップ9080ではエラー回復処理を行う。
エラー回復処理の処理フローを図12に示す。ステップ12010では一時保存テーブル1405に登録されている運転整理案を提案候補テーブル(エラー)1404へと上書きする。ステップ12020ではエラー回復として登録されている提案機能を抽出し、集合Tを作成する。エラー回復として登録されている機能は、エラー修正テーブル1406に登録されている機能であり、本例の場合、エラー種別が番線競合であれば、集合Tは番線変更提案機能と順序変更提案機能より構成され、エラー種別が駅間追越であれば集合Tは順序変更提案機能ただ一つとなる。ステップ12030では集合Tより提案機能を1つ抽出する。ステップ12040で提案候補テーブル(エラー)1404に登録されている運転整理案に対して、ステップ1203で抽出した提案機能を実行に移し、提案結果となる運転整理案及び、運転整理案に対するダイヤ予想の結果を一時保存テーブル1405へと登録する。ステップ12050では一時保存テーブル1405に登録されている運転整理案に対する評価を、図9のステップ9040と同様に、図1の提案ダイヤ評価部1150により行う。ステップ12060では提案結果にエラーがあるかを判別し、エラーが含まれていれば処理をステップ12090へと移し、エラーが含まれていない場合にはステップ12070へと処理を進める。ステップ12070ではステップ12050で算出した評価値が評価値管理テーブル1407の提案候補評価値10500より大きい値であるかを判別し、評価値の値が大きければ処理をステップ12080へと移し、値が小さい場合には処理をステップ12090へと進める。ステップ12080では評価管理テーブル1407の提案候補評価値10500、提案候補作成元10600の値を、ステップ12050で算出した評価値、現在実行中の提案機能の名称にて更新し、一時保存テーブル1405に登録されている運転整理案を提案候補ダイヤテーブル1403へと上書きする。ステップ12090では集合Tが空であるかを判定し、空でない場合には処理をステップ12030へと戻し、空である場合にはエラー回復処理を終了する。
本発明は、列車の運行乱れを復旧するための整理案の作成装置に適用可能である。
運転整理支援システムのシステム構成図である。 提案機能選択部1110の第1画面構成である。 提案機能管理テーブル1408の構成である。 提案機能選択部1110の第2画面構成である。 計画変更係数管理テーブル1409の構成である。 提案機能選択部1110の第3画面構成である。 提案ダイヤのエラーパターンを示す図である。 エラー修正テーブル1406の構成である。 提案実行制御部1130の処理フローを示す図である。 評価値管理テーブル1408の構成である。 計画ダイヤテーブル1401の構成である。 提案実行制御部1130中のエラー回復処理の処理フローを示す図である。
符号の説明
1100・・運転整理支援装置、1200・・設備装置、1300・・ネットワーク、1400・・記憶装置、1500・・表示装置、1600・・入力装置、1110・・提案機能選択部、1120・・提案機能格納部、1130・・提案実行制御部、1140・・ダイヤ予想部、1150・・提案ダイヤ評価部、1160・・運行情報受信部、1210・・運行情報送信部、1401・・計画ダイヤテーブル、1402・・提案テーブル、1403・・提案候補テーブル、1404・・提案候補テーブル(エラー)、1405・・一時保存テーブル、1406・・エラー検知テーブル、1407・・評価値管理テーブル、1408・・提案機能管理テーブル、1409・・計画変更係数管理テーブル

Claims (8)

  1. 列車の運行障害情報を取得する設備装置と、運転整理案を作成するための実行条件を入力可能とするインタフェースをユーザーに対して提示し、ユーザーから入力された実行条件に基づき運転整理案を作成する運転整理装置とを有する運転整理支援システムにおいて、
    列車の運行障害を復旧するための複数の提案機能を格納する提案機能格納部と、
    前記提案機能格納部に格納されている複数の提案機能より運転整理案の作成に使用する1つもしくは複数の提案機能の選択と、作成した運転整理案の良否を判断する評価値算出方法の選択と、運転整理案にエラーが含まれていた場合のエラー回復処理の選択を、ユーザーからの入力として取り込むインタフェースを提供する提案機能選択部と、
    作成した運転整理案の評価を、前記提案機能選択部を介してユーザーが選択した評価値算出方法に基づき評価する提案ダイヤ評価部と、
    前記提案機能選択部を介してユーザーが選択した提案機能、エラー回復処理と、提案ダイヤ評価部にて算出した評価値に基づき運転整理案を作成する提案実行制御部と、
    作成した前記運転整理案及び計画ダイヤに対して、現在時刻以降の着発時分のシミュレーションを実施するダイヤ予想部を有することを特徴とする運転整理支援システム。
  2. 前記提案機能選択部は、作成したダイヤにおける全列車の遅延時分の総和、あるいは、作成したダイヤにおける回復時間又はある時刻以降のダイヤであれば各列車/駅における着発時刻と計画時刻との差が規定値以下となる時刻、あるいは、ある特定の列車に限定した場合の、作成したダイヤにおける遅延時分の総和のいずれかを、作成した運転整理案の回復度合いを示す計画復旧率として選択することを特徴とする請求項1記載の運転整理支援システム。
  3. 前記提案機能選択部は、提案機能が実施する計画変更内容に対し、計画変更を実施した場合の影響度を示すパラメータを、計画変更種別毎に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の運転整理支援システム。
  4. 前記提案機能選択部は、作成した運転整理案にエラーが含まれていることを検知した場合に起動する提案機能を、エラー種別ごとに選択することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の運転整理支援システム。
  5. 前記提案実行制御部は、提案テーブルとして登録されている運転整理案に対し、運転整理案の作成元として登録されている提案機能以外で前記提案機能選択部において選択された提案機能を全て実行し、評価値が最大となるもので、かつ既登録された評価値以上の運転整理案を作成した提案機能を新たに登録するとともに、作成した運転整理案を提案テーブルに登録することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の運転整理支援システム。
  6. 前記提案実行制御部は、提案テーブルに登録されている運転整理案に対し、運転整理案の作成元として登録されている提案機能以外で提案機能選択部において選択された提案機能を全て実行し、エラーを含む運転整理案が含まれていた場合、同運転整理案を提案候補テーブル(エラー)として登録し、提案機能選択部において選択したエラー回復用提案機能を提案候補テーブル(エラー)に登録されている運転整理案に対して実行し、実行結果の運転整理案の評価値を算出することを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の運転整理支援システム。
  7. 前記提案ダイヤ評価部は、提案機能にて実施した全ての計画変更について、変更種別ごとに計画回数に提案機能部で選択した計画変更係数を掛けた値を求め、それを全変更種別分加算した値によって、前記提案機能選択部において選択した計画復旧率指定の値を割ることにより評価値を算出することを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の運転整理支援システム。
  8. 列車の運行障害情報を取得する設備装置に接続され、運転整理案を作成するための実行条件を入力可能とするインタフェースをユーザーに対して提示し、ユーザーから入力された実行条件に基づき運転整理案を作成する運転整理装置において、
    列車の運行障害を対策するための複数の提案機能を格納する提案機能格納部と、
    前記提案機能格納部に格納されている複数の提案機能より運転整理案の作成に使用する1つもしくは複数の提案機能の選択と、作成した運転整理案の良否を判断する評価値算出方法の選択と、運転整理案にエラーが含まれていた場合のエラー回復処理の選択を、ユーザーからの入力として取り込むインタフェースを提供する提案機能選択部と、
    作成した運転整理案の評価を、前記提案機能選択部を介してユーザーが選択した評価値算出方法に基づき評価する提案ダイヤ評価部と、
    前記提案機能選択部を介してユーザーが選択した提案機能、エラー回復処理と、提案ダイヤ評価部にて算出した評価値に基づき運転整理案を作成する提案実行制御部と、
    作成した前記運転整理案及び計画ダイヤに対して、現在時刻以降の着発時分のシミュレーションを実施するダイヤ予想部を有することを特徴とする運転整理装置。
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