JP2008047187A - オーディオ装置、録音装置、及びナビゲーション装置 - Google Patents

オーディオ装置、録音装置、及びナビゲーション装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ラジオ放送で提供される音楽を録音可能な装置において、一つの楽曲の途中で録音が中断されても、その楽曲が再放送された際に、簡単に再録音できるようにする。
【解決手段】ナビゲーション装置2は、使用者からの録音指令に従い、衛星デジタルラジオ装置4から楽曲1曲単位で受信データ(音楽情報と識別情報)を取得し、ハードディスク24に記録(録音)する。また、録音完了後には、ハードディスク24に記録された受信データの容量等から、楽曲の録音途中で録音が中断されたか否かを判断し、録音が中断された際には、その楽曲の識別情報を録音中断リストに登録し、その後は、衛星デジタルラジオ装置4から、受信中の楽曲の識別情報を取得し、その識別情報が録音中断リストに登録されていれば(つまり録音が中断された音楽が再放送されていれば)、衛星デジタルラジオ装置4から受信データを取得してハードディスク24に再録音する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送電波を受信する受信機にて受信/復元された音楽情報を記録媒体に記録可能なオーディオ装置、録音装置、及びナビゲーション装置に関する。
従来より、音楽の音声信号である音楽情報とその音楽の識別情報(曲名、アーティスト名、ジャンル名、データ容量(若しくは再生時間)等)とを人工衛星を使って配信する衛星デジタルラジオ放送が知られている。
この衛星デジタルラジオ放送では、識別情報から、現在放送されている音楽の曲名やアーティスト名を検知できることから、この放送を受信して音声出力するオーディオ装置には、通常、これらの情報を表示するための表示装置が設けられている(例えば、特許文献1等、参照)。
また従来より、放送信号の記録装置として、受信した放送信号を記録媒体に一時的に仮記録しつつ、その仮記録している放送信号は使用者が録音を希望している音楽であるか否かを判定し、使用者が録音を希望している音楽であれば、仮記録している放送信号を使ってその音楽を曲の先頭から本記録するようにした記録装置が提案されている(例えば、特許文献2等、参照)。
特開2006−109233号公報 特開2005−332475号公報
このため、この提案の記録装置を、衛星デジタルラジオ放送を受信するオーディオ装置に組み込めば、使用者が、ラジオ放送(音楽)を聴きながら録音指令を入力することにより、そのとき放送されている音楽を曲の先頭から録音させることができるようになる。また、放送中の音楽の識別情報が表示されることから、使用者は、その表示を見て、好みのアーティストの楽曲を録音させることもできる。
ところで、このようにラジオ放送にて得られる音楽情報を記録媒体に記録(録音)する場合、フェージング等の電波障害によって音楽(楽曲)の途中で録音が中断してしまうことがある。なお、この問題は、移動体に搭載されるオーディオ装置において発生し易く、この種のオーディオ装置であれば、移動体が電波の届かない場所へ進入したときや、移動体が目的地に到着することによってオーディオ装置への電源が遮断されたときにも、楽曲の途中で録音が中断してしまうことになる。
そして、このように一つの楽曲の途中で録音が中断してしまった場合、録音時に使用者が気づかなければ、使用者は、録音した楽曲を再生するまで、録音の中断を知ることができず、また、使用者が、録音が中断されたことを知ったとしても、録音が中断した楽曲を再度録音するには、衛星デジタルラジオ放送を聴きながら、再録音したい音楽(楽曲)が流れた時に、録音指令を入力する必要があり、その音楽(楽曲)を再録音するには手間と時間がかかるという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、ラジオ放送で提供される音楽情報を記録(録音)可能なオーディオ装置において、一つの楽曲の途中で録音が中断されても、その楽曲が再放送された際に、簡単に再録音できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載のオーディオ装置においては、録音手段が受信手段から音楽情報を取得して記録媒体に記録する際、録音中断リスト生成手段が、その音楽情報に対応した識別情報を取得し、その後、音楽情報を記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていなければ、受信手段から取得した識別情報を、録音中断音楽の識別情報として録音中断リスト記憶手段に記憶する。
また、この録音中断リスト生成手段によって録音中断リスト記憶手段に録音中断音楽の識別情報が記憶されると、受信音楽判定手段が、受信手段から受信中の音楽の識別情報を逐次取得して、その識別情報と中断リスト記憶手段に記憶された識別情報とが一致するか否かを判定する。
そして、受信音楽判定手段にて識別情報が一致したと判断されると、第1の再録音手段が、受信手段から音楽情報を取得して記録媒体に記録し、その後、その音楽情報を記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていれば、録音中断リスト記憶手段から、今回録音した音楽の識別情報を消去する。
このように本発明のオーディオ装置によれば、録音手段が受信手段から音楽情報を取得して記録媒体に記録しているときに、電波障害等によって、音楽情報の記録(録音)が中断された場合には、録音中断リストに、録音を中断した音楽の識別情報が記録され、その後、受信手段にて録音中断リストに登録された識別情報と同じ識別情報の音楽情報が受信されると、その音楽情報が自動で記録媒体に記録(再録音)される。
よって、本発明のオーディオ装置によれば、使用者は、録音指令した音楽(楽曲)の録音途中で、電波障害等によって、録音が中断されても、その後特に何もすることなく、その音楽(楽曲)を最後まで録音させることができるようになり、使用者による装置の使い勝手を向上することができる。
なお、第1の再録音手段は、受信音楽判定手段にて識別情報が一致したと判断された場合に、そのまま音楽情報の再録音動作に移行するように構成してもよいが、請求項2に記載のように、受信音楽判定手段にて識別情報が一致したと判断された場合に、その識別情報にて特定される音楽を再録音するか否かを使用者に通知し、その後、再録音指令が入力されたときに、音楽情報の再録音動作を開始するように構成してもよい。また、このような2つの動作を使用者が選択できるようにしてもよい。
一方、請求項3に記載のオーディオ装置においては、録音手段が受信手段から音楽情報を取得して記録媒体に記録する際には、請求項1に記載の装置と同様に、録音中断リスト生成手段が、その音楽情報に対応した識別情報を取得し、その後、音楽情報を記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていなければ、受信手段から取得した識別情報を、録音中断音楽の識別情報として録音中断リスト記憶手段に記憶する。
そして、この録音中断リスト生成手段によって録音中断リスト記憶手段に録音中断音楽の識別情報が記憶されると、再放送日時検出手段が、番組情報取得手段を介して受信手段にて受信可能な放送番組の番組情報を取得し、その番組情報と録音中断リスト記憶手段に記憶された識別情報とに基づき、録音中断音楽が再放送される日時を検出する。
すると、第2の再録音手段が、この再放送日時検出手段にて検出された再放送日時に、受信手段から録音中断音楽の音楽情報を取得して記録媒体に記録し、その後、音楽情報を記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていれば、録音中断リスト記憶手段から、録音した音楽の識別情報を消去する。
よって、本発明のオーディオ装置によれば、請求項1に記載の装置と同様、使用者は、録音指令した音楽(楽曲)の録音途中で、電波障害等によって、録音が中断されても、その後特に何もすることなく、その音楽(楽曲)を最後まで録音させることができるようになり、使用者による装置の使い勝手を向上することができる。
なお、第2の再録音手段は、再放送日時検出手段にて録音中断音楽の再放送日時が検出されると、その検出された再放送日時に録音中断音楽の再録音を実行するように構成してもよいが、請求項4に記載のように、再放送日時検出手段にて検出された再放送日時に録音中断音楽を再録音するか否かを使用者に通知し、その後、その再放送日時での再録音指令が入力されたときに限って、その再放送日時に録音中断音楽の再録音を実行するように構成してもよい。また、このような2つの動作を使用者が選択できるようにしてもよい。
また、更に、本発明のオーディオ装置としては、請求項3,4に記載の装置のように、番組情報を用いて再録音を行う機能(番組情報取得手段、再放送日時検出手段、第2の再録音手段としての機能)と、請求項1,2に記載の装置のように、受信手段にて復元された識別情報を用いて再録音を行う機能(受信音楽判定手段、第1の再録音手段としての機能)との2つの機能を組み込み、この両方の機能によって、録音中断音楽の再録音を行うようにしてもよい。
なお、使用者が録音指令を入力した際に、受信手段が受信している音楽(楽曲)を、一曲分確実に録音できるようにするためには、受信手段を、請求項5に記載のように、受信信号から音楽情報を順次復元しつつ、その復元した音楽情報を記憶部に保存し、しかも、録音再生手段から音楽情報が要求された際には、その要求された音楽情報を記憶部から読み出すことで、音楽情報を曲の先頭部分から録音再生手段に供給するように構成することが望ましい。
ここで、本発明のオーディオ装置は、受信手段や録音手段としての機能を備えた一つの装置として構成する必要はなく、例えば、受信手段としての機能を有する受信装置と、音楽情報の録音に必要な受信手段以外の機能を備えた録音装置とを含む複数の装置にて、所謂オーディオシステムとして構成してもよい。
そして、このようなオーディオシステムを構築する際には、音楽情報の録音機能を有する録音装置を、請求項6〜請求項9の何れかに記載のように構成すればよい。
すなわち、これら各請求項6〜9に記載の録音装置は、音楽の音声信号である音楽情報と該音楽の識別情報とを含む放送電波を受信し、その受信信号から音楽情報及び識別情報を復元する受信装置に接続され、外部から録音指令が入力された際に、受信装置から識別情報にて特定される楽曲単位で音楽情報を取得して、記録媒体に記録するように構成される。
そして、請求項6に記載の録音装置には、請求項1に記載のオーディオ装置と同様、録音中断リスト生成手段、受信音楽判定手段、及び、第1の再録音手段が設けられており、請求項7に記載の録音装置には、これら各手段が設けられて、更に、第1の再録音手段が、請求項2に記載のオーディオ装置と同様に構成されている。
従って、請求項6に記載の録音装置によれば、請求項1に記載のオーディオ装置と同様の効果を得ることができ、請求項7に記載の録音装置によれば、請求項2に記載のオーディオ装置と同様の効果を得ることができる。
また、請求項8に記載の録音装置には、請求項3に記載のオーディオ装置と同様、録音中断リスト生成手段、番組情報取得手段、再放送日時検出手段、及び、第2の再録音手段が設けられており、請求項9に記載の録音装置には、これら各手段が設けられて、更に、第2の再録音手段が、請求項4に記載のオーディオ装置と同様に構成されている。
従って、請求項8に記載の録音装置によれば、請求項3に記載のオーディオ装置と同様の効果を得ることができ、請求項9に記載の録音装置によれば、請求項4に記載のオーディオ装置と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明のオーディオ装置及び録音装置は、ラジオ放送にて得られる音楽情報の録音時に録音が中断した音楽情報を再録音するためのものであるが、音楽情報の録音が中断し易いのは、移動体に搭載して使用される移動体型の装置であることから、本発明のオーディオ装置及び録音装置は、移動体用(換言すれば車載用)にすると、より効果を発揮することができる。
また、受信装置と別体で車載用の録音装置を構成する場合には、必ずしもオーディオシステム専用の録音装置として構成する必要はなく、請求項10に記載のように、車両に搭載されて乗員に対する走行案内を行うナビゲーション装置の一機能として実現するようにしてもよい。
つまり、車両に搭載されるナビゲーション装置には、道路地図等の各種情報を表示する表示部、操作入力用の入力部、経路案内等のための音声信号を出力する音声出力部、経路案内等の各種制御処理を行う演算処理部等が設けられており、これら各部を使って、経路案内以外の車載装置を操作するインターフェースとして利用できることから、このナビゲーション装置に本発明の録音装置としての機能を組み込めば、車両に搭載された受信装置にて受信された音楽情報や識別情報を使用者(乗員)からの指令に従い取り込み、ナビゲーション装置に設けられた記憶媒体に記録できることになり、録音装置を車載装置として実現するのに適した装置となる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された車載マルチメディアシステムの構成を表すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の車載マルチメディアシステムは、車両(自動車)に搭載されて、画像及び音声による走行案内や、各種オーディオ機器からの音声出力を行うためのものであり、走行案内及び音声出力を制御するためのナビゲーション装置2と、衛星デジタルラジオ放送を受信して音楽情報やその識別情報を復元する衛星デジタルラジオ装置4と、FM及びAMの地上アナログラジオ放送を受信したり音楽CDを再生するレシーバ付きのオーディオ再生装置6と、これら各装置2,4,6からの音声信号を増幅して車室の左右前後に設けられた複数のスピーカ8から音声を出力させるオーディオアンプ10と、から構成されている。
ここで、ナビゲーション装置2には、GPS用の人工衛星からの送信電波を受信し、車両の位置、速度、進行方向等を検出するGPS受信機22、地図データや経路案内用の音声データが予め記録され、衛星デジタルラジオ装置4にて受信された音楽の受信データや音楽CDから読み出したCDデータを追加記録なハードディスク24、使用者が各種指令を入力するための操作スイッチ群26、道路地図や走行経路、使用者に対する案内等を表示するための表示装置28、及び、これら各部に接続された制御回路20が備えられている。
また、制御回路20は、CPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータにて構成されており、操作スイッチ群26から入力された指令に従い、表示装置28に走行案内用の道路地図や走行経路図を表示する表示制御、ハードディスク24,衛星デジタルラジオ装置4,オーディオ再生装置6等から得られる音声信号をオーディオアンプ10に増幅させてスピーカ8から音声出力させる音声出力制御、衛星デジタルラジオ装置4からの受信データやCDデータをハードディスク24に記録する録音制御、等を実行する。なお、本実施形態において、ハードディスク24は、本発明の記録媒体、及び、録音中断リスト記憶手段として機能する。
次に、衛星デジタルラジオ装置4は、本発明の受信手段(又は受信装置)に相当するものであり、衛星デジタルラジオ放送の放送電波をアンテナにて受信し、その受信信号から、音楽の音声信号をデジタル化した音楽情報や、放送中の音楽の識別情報を復元する衛星デジタルラジオ受信機42と、この衛星デジタルラジオ受信機42にて復元された音楽情報や識別情報をデコードして音声信号や音楽の曲名、アーティスト名、ジャンル名、データ容量(若しくは再生時間)等の文字コードを生成するデコーダ44と、衛星デジタルラジオ受信機42にて復元された音楽情報及び識別情報を所定時間分だけ一時的に蓄積するためのメモリ46と、これら各部に接続された制御回路40とから構成されている。
この制御回路40は、CPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータにて構成されており、ナビゲーション装置2の制御回路20との間でデータを送受信するための通信機能や、デコーダ44にて生成された音声信号をオーディオアンプ10に出力する音声信号出力機能を備えている。
そして、この制御回路40は、ナビゲーション装置2(詳しくはナビゲーション装置2に設けられた操作スイッチ群26を操作した使用者)からの指令に従い動作し、衛星デジタルラジオ受信機42の選局チャンネルの設定、デコーダ44に音楽情報や識別情報をデコードさせるデコード制御、受信データ(音楽情報及び識別情報)をメモリ46へ書き込む受信データ書き込み制御、ナビゲーション装置2へ受信データを送信する送信制御、といった各種制御を実行する。なお、この制御回路40の制御動作については、後述する。
また次に、オーディオ再生装置は、FM/AMラジオ受信機62と、音楽CDからの音楽データの読み取り及びその音楽データの音声信号への変換等を行うCDドライブ64と、これら各部に接続された制御回路60とから構成されている。
この制御回路60は、CPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータにて構成されており、ナビゲーション装置2の制御回路20との間でデータを送受信するための通信機能や、FM/AMラジオ受信機62で受信・復調された音声信号やCDドライブ64にて生成された音声信号をオーディオアンプ10に出力する音声信号出力機能を備えている。
そして、この制御回路60も、衛星デジタルラジオ装置4の制御回路40と同様、ナビゲーション装置2からの指令に従い動作し、FM/AMラジオ受信機62の選局チャンネルの設定、CDドライブ64が音楽CDから読み取った音楽データのナビゲーション装置2への送信、といった各種制御を実行する。
また、オーディオアンプ10は、ナビゲーション装置2、衛星デジタルラジオ装置4、及び、オーディオ再生装置6から出力された音声信号を選択的に増幅して、複数のスピーカ8に出力するものであるが、各スピーカ8に出力する音声信号の選択、或いは、その音声信号の各スピーカ8への出力レベルは、ナビゲーション装置2の制御回路20から出力される制御信号により設定される。
次に、図2は、衛星デジタルラジオ装置4の制御回路40において繰り返し実行される衛星デジタルラジオ受信処理を表すフローチャートである。
図2に示すように、この衛星デジタルラジオ受信処理では、まずS110(Sはステップを表す)にて、衛星デジタルラジオ受信機42の選局チャンネルを、ナビゲーション装置2から指定された受信チャンネルに設定する。
そして、続くS120では、衛星デジタルラジオ受信機42にて復元された受信データ(つまり音楽情報及び識別情報)を順次メモリ46に記録してゆく受信データの記録動作を開始し、S130に移行する。
なお、S120にて受信データの記録動作を開始すると、衛星デジタルラジオ受信機42にて復元された受信データ(音楽情報及び識別情報)がそのままメモリ46に転送されて、メモリ46に順に蓄積される。また、メモリ46は、例えば、数分〜十数分の音楽を1曲分以上記録できる容量に設定されており、メモリ46へ受信データを書き込む際には、メモリ46の空き領域が少なくなると、古い受信データを消去して、最新の受信データを記録するようにされている。なお、このメモリ46は、本発明の記憶部に相当する。
次に、S130では、ナビゲーション装置2からの指令によって、受信した音声信号の出力が設定されているか否かを判断する。そして、受信した音声信号の出力が設定されていれば、S140にて、衛星デジタルラジオ受信機42にて復元された音楽情報をデコーダ44でデコードさせ、そのデコード結果(つまり音声信号)をオーディオアンプ10に出力した後、S150に移行し、逆に、受信した音声信号の出力が設定されていなければ、そのままS150に移行する。
そして、続くS150では、衛星デジタルラジオ受信機42にて復元された識別情報をデコーダ44でデコードさせて、そのデコード結果(つまり放送中の音楽の曲名、アーティスト名、ジャンル名、データ容量等を表す文字コード)をナビゲーション装置2に送信し、S160に移行する。
S160では、ナビゲーション装置2から、受信データの要求があったか否かを判断する。そして、ナビゲーション装置2から受信データの要求がなければ、S180に移行し、ナビゲーション装置2から受信データの要求があれば、S170に移行して、現在受信中でメモリ46に書き込みつつある音楽(楽曲1曲分)の受信データを、メモリ46から順に読み出し、ナビゲーション装置2に送信し、楽曲1曲分の受信データの送信が完了すると、S180に移行する。
そして、S180では、ナビゲーション装置2から受信チャンネルの変更要求があったか否かを判断し、受信チャンネルの変更要求があれば、S190にて、衛星デジタルラジオ受信機42の選局チャンネルを、ナビゲーション装置2から指定された受信チャンネルに変更した後、S130に移行し、逆に、受信チャンネルの変更要求があれば、そのままS130に移行することにより、上述したS130以降の処理を繰り返し実行する。
なお、衛星デジタルラジオ装置4の制御回路40は、図2の衛星デジタルラジオ受信処理の実行中に、ナビゲーション装置2から、ハードディスク24に記録した受信データの再生要求があった場合には、その後ナビゲーション装置2から送信されてくる受信データをデコーダ44にてデコードして、音声信号をオーディオアンプ10へ出力し、識別情報の文字コードをナビゲーション装置2に出力するデコード処理を別途実行する。
次に、図3は、ナビゲーション装置2において、本発明の録音装置(詳しくは録音手段、録音中断リスト生成手段、受信音楽判定手段、第1の再録音手段)としての機能を実現するために実行される衛星デジタルラジオ録音処理を表すフローチャートである。
この衛星デジタルラジオ録音処理は、制御回路20において、上述した表示制御や音声出力制御を行う他の制御処理と共に繰り返し実行される処理であり、この処理が開始されると、S210にて、現在、スピーカ8から、衛星デジタルラジオの音声(音楽)を出力させているか否かを判断し、現在、スピーカ8から、衛星デジタルラジオの音声(音楽)を出力させていれば、S220に移行し、そうでなければS280に移行する。
次に、S220では、操作スイッチ群26を介して衛星デジタルラジオの録音指令が入力された否かを判断し、録音指令が入力されていれば、S230に移行し、録音指令が入力されていなければ、S280に移行する。
S230では、衛星デジタルラジオ装置4から、現在受信中の音楽を表す識別情報(詳しくは受信した識別情報をデコードした文字コード)を取得し、続くS240にて、衛星デジタルラジオ装置4に受信データの転送要求を送信する。
このように受信データの転送要求を送信すると、衛星デジタルラジオ装置4は、図2のS170の処理により、現在受信している楽曲1曲分の受信データを送信してくるので、続くS250では、衛星デジタルラジオ装置4から送信されてくる受信データを取得し、この受信データに、S230で取得したデコード後の識別情報(文字コード)を付与して、ハードディスク24に記録(録音)する。
そして、このS250の処理が完了すると、S260に移行して、例えば、ハードディスク24に記憶された音楽情報のデータ容量と識別情報から得られるデータ容量とを比較することにより、ハードディスク24に衛星デジタルラジオ装置4にて受信された音楽情報が楽曲1曲分完全に録音されたか、或いは音楽情報の録音が途中で中断されたか否かを判断し、音楽情報が楽曲1曲分完全に録音されていれば、S280に移行し、逆に、音楽情報の録音が途中で中断されていれば、S270にて、ハードディスク24内の録音中断リスト記憶領域に、今回記録が中断された音楽の識別情報(つまりS230にて取得した識別情報(文字コード))を登録することにより録音中断リストを生成し、S280に移行する。
次に、S280では、録音中断リストに音楽の識別情報が登録されているか否か(詳しくは、S270ハードディスク24の録音中断リスト記憶領域に録音が中断された音楽の識別情報が一つでも登録されているか否か)を判断し、録音中断リストに識別情報が登録されていなければ、再録音すべき音楽はないので、当該衛星デジタルラジオ録音処理を一旦終了し、逆に、録音中断リストに識別情報が登録されていれば、S290に移行する。
S290では、衛星デジタルラジオ装置4から、現在受信中の音楽を表す識別情報(文字コード)を取得し、続くS300にて、S290で取得した識別情報は、録音中断リストに登録されているか否かを判断する。
そして、衛星デジタルラジオ装置4から取得した識別情報が、録音中断リストに登録されていなければ、当該衛星デジタルラジオ録音処理を一旦終了し、逆に、衛星デジタルラジオ装置4から取得した識別情報が、録音中断リストに登録されていれば、S310に移行する。
S310では、録音中断リストに識別情報が登録された音楽の自動録音が設定されているか否かを判断し、自動録音が設定されていれば、S340に移行し、自動録音が設定されていなければ、S320に移行する。なお、この自動録音は、使用者(換言すれば車両の乗員)が操作スイッチ群26を操作することにより、設定されるものである。
次に、S320では、衛星デジタルラジオ装置4にて現在受信されている音楽の識別情報(つまりS290にて取得した識別情報)を使用者に通知して、この音楽を再録音するかを確認するための案内画像を、表示装置28に表示する。
そして、続くS330では、この案内画像の表示に従い、操作スイッチ群26を介して録音指令が入力されたか否かを判断し、録音指令が入力されなければ、当該衛星デジタルラジオ録音処理を一旦終了し、逆に、録音指令が入力されれば、S340に移行する。
次に、S340では、衛星デジタルラジオ装置4に受信データの転送要求を送信する。そして、続くS350では、この転送要求に従い衛星デジタルラジオ装置4から送信されてくる楽曲1曲分の受信データを取得し、この受信データに、S290で取得した識別情報(文字コード)を付与して、ハードディスク24に記録(録音)する。
次に、このS350の処理が完了すると、S360に移行して、例えば、ハードディスク24に記憶された音楽情報のデータ容量と識別情報から得られるデータ容量とを比較することにより、ハードディスク24に衛星デジタルラジオ装置4にて受信された音楽情報が楽曲1曲分完全に録音されたか、或いは音楽情報の録音が途中で中断されたか否かを判断する。
そして、音楽情報が楽曲1曲分完全に録音されていれば、S370にて、ハードディスク24に記憶されている録音中断リストの中から、今回録音した音楽の識別情報を消去した後、当該衛星デジタルラジオ録音処理を一旦終了し、逆に、音楽情報の録音が途中で中断されていれば、そのまま当該衛星デジタルラジオ録音処理を一旦終了する。
以上説明したように、本実施形態の車載マルチメディアシステムにおいては、ナビゲーションゲオション装置2が、使用者からの録音指令に従い、衛星デジタルラジオ受信機42で復元された受信データ(音楽情報及び識別情報)をハードディスク24に記録(録音)した際、楽曲1曲分の受信データを正常に録音できなかった場合には、その録音できなかった受信データの識別情報(デコード後の文字コード)を、録音中断リストへ登録し、その後、衛星デジタルラジオ装置4が、録音中断リストに登録されている識別情報の音楽を受信すると、衛星デジタルラジオ装置4からその音楽の受信データを取得して、ハードディスク24に再録音する。また、受信データの再録音については、自動で行うか、使用者に確認してから行うかを、使用者自らが設定できるようにされている。
従って、本実施形態のナビゲーション装置2によれば、使用者は、録音指令した音楽(楽曲)の録音途中で、電波障害等によって、録音が中断されたとしても、自動若しくは簡単な確認操作で、その音楽(楽曲)を再録音させることができるようになり、装置の使い勝手を向上することができる。
なお、本実施形態においては、ナビゲーション装置2において実行される衛星デジタルラジオ録音処理の内、S220〜S250の処理が、本発明の録音手段に相当し、S260及びS270の処理が、本発明の録音中断リスト生成手段に相当し、S280〜S300の処理が、本発明の受信音楽判定手段に相当し、S310〜S370の処理が、本発明の第1の再録音手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、録音中断リストに再録音すべき音楽の識別情報(文字コード)が登録されている場合、衛星デジタルラジオ装置4から受信中の音楽の識別情報(文字コード)を取得して、その識別情報が録音中断リストに登録されているときに、その音楽の受信データ(音楽情報及び識別情報)をハードディスク24に再録音するものとして説明したが、放送局からの放送信号に、今後放送を行う放送番組の番組情報が含まれており、衛星デジタルラジオ装置4でその番組情報を復元できる場合には、その番組情報から、録音中断リストに識別情報が登録されている音楽の放送日時を検出して、その音楽を予約録音するようにしてもよく、或いは、上記実施形態のナビゲーション装置2にこうした予約録音の機能を追加するようにしてもよい。
そして、上記実施形態のナビゲーション装置2において、こうした予約録音を実現するには、制御回路20において、図4に示す録音予約処理及び予約録音処理を実行するようにすればよい。以下、この録音予約処理及び予約録音処理について説明する。
図4に示す録音予約処理は、使用者が操作スイッチ群26を操作して予約指令を入力したときに実行される処理であり、処理が開始されると、S310にて、衛星デジタルラジオ装置4から番組情報を取得し、続くS320にて、その取得した番組情報を検索することにより、録音中断リスト内の識別情報(文字コード)と一致する音楽の放送チャンネル、及び放送日時を検出する。
次に、S330では、S320にて放送チャンネル及び放送日時を検出した音楽毎に、その音楽の識別情報と放送チャンネルと放送日時を表す予約確認画像を表示装置28に表示し、続くS340にて、その予約確認画像の表示に従い、使用者が録音指令を入力したか否かを判断する。
そして、使用者が録音指令を入力した場合には、S350にて、ハードディスク24に予め設定されている録音予約リスト記憶領域に、表示中の予約確認画像に対応した音楽の識別情報と放送チャンネルと放送日時とを登録した後、S360に移行し、逆に、使用者が録音指令を入力していなければ、そのままS360に移行する。
そして、S360では、S320にて放送チャンネル及び放送日時を検出した全ての音楽に対して、予約確認画像による予約確認を行ったか否かを判断し、全ての音楽に対する予約確認が終了していなければ、未確認の音楽に対する予約確認を行うために、S330に移行し、全ての音楽に対する予約確認が終了していれば、当該録音予約処理を終了する。
一方、図4に示す予約録音処理は、ハードディスク24の録音予約リスト記憶領域に、録音すべき音楽の放送チャンネル及び放送日時が一つでも登録されているときに、図3の衛星デジタルラジオ録音処理と共に繰り返し実行される処理であり、この処理が開始されると、まずS410にて、録音予約リストの中から、次に録音すべき音楽の放送チャンネル及び放送日時を読み込み、その放送日時に衛星デジタルラジオ装置4の受信チャンネルを設定変更して、録音すべき音楽の受信データを記録(録音)するのに必要な録音開始時刻を設定する。
そして、S420では、現在時刻が録音開始時刻になったか否かを判断することにより、現在時刻が録音開始時刻になるのを待ち、現在時刻が録音開始時刻になると、S430に移行して、衛星デジタルラジオ装置4の受信チャンネルを、録音すべき音楽の放送チャンネルに設定する。
次に、S440では、衛星デジタルラジオ装置4にて受信されている音楽を確認するために、衛星デジタルラジオ装置4から現在受信中の音楽を表す識別情報(文字コード)を取得し、S450にて、S440で取得した識別情報は、録音中断リストに登録されているか否かを判断する。
そして、衛星デジタルラジオ装置4から取得した識別情報が、録音中断リストに登録されていなければ、録音を予約した音楽は放送されていないものと判断して、当該予約録音処理を一旦終了し、逆に、衛星デジタルラジオ装置4から取得した識別情報が、録音中断リストに登録されていれば、S460に移行する。
S460では、衛星デジタルラジオ装置4に受信データの転送要求を送信し、続くS470にて、この転送要求に従い衛星デジタルラジオ装置4から送信されてくる楽曲1曲分の受信データを取得し、この受信データに、S440で取得した識別情報(文字コード)を付与して、ハードディスク24に記録(録音)する。
そして、このS470の処理が完了すると、S480に移行して、ハードディスク24に記憶されている録音予約リストから、今回録音した音楽の予約情報(放送チャンネル、放送日時等)を消去し、続くS490にて、例えば、ハードディスク24に記憶された音楽情報のデータ容量と識別情報から得られるデータ容量とを比較することにより、ハードディスク24に衛星デジタルラジオ装置4にて受信された音楽情報が楽曲1曲分完全に録音されたか、或いは音楽情報の録音が途中で中断されたか否かを判断する。
そして、音楽情報が楽曲1曲分完全に録音されていれば、S500にて、ハードディスク24に記憶されている録音中断リストの中から、今回録音した音楽の識別情報を消去した後、当該衛星デジタルラジオ録音処理を一旦終了し、逆に、音楽情報の録音が途中で中断されていれば、そのまま当該衛星デジタルラジオ録音処理を一旦終了する。
このように、図4に示す録音予約処理では、録音中断リストに登録されている再録音すべき音楽の識別情報(文字コード)と番組情報とを用いて、再録音すべき音楽の放送チャンネルと放送日時を検出し、その検出した放送日時に録音中断音楽の再録音をするか否かを使用者に確認することで、録音予約リストを生成し、予約録音処理では、その生成した録音予約リストに従い、録音中断音楽の再録音を行う。
従って、使用者は、録音指令した音楽(楽曲)の録音途中で、電波障害等によって、録音が中断されても、ナビゲーション装置2に、録音予約処理を実行させて、録音が中断された音楽を録音予約リストに登録すれば、その録音中断音楽を最後まで録音させることができるようになる。
なお、図4に示した録音予約処理では、録音予約リストに予約情報(放送チャンネル、放送日時等)を登録する際、表示装置28に予約確認画像を表示させて、使用者に予約を確認させるものとして説明したが、こうした予約確認は必ずしも行う必要はなく、録音予約リストには、予約確認を行うことなく自動で予約情報を登録するようにしてもよい。
そして、図4に示した録音予約処理において、S310の処理は、本発明の番組情報取得手段に相当し、S320の処理は、本発明の再放送日時検出手段に相当する。また、録音予約処理におけるS330〜S360の処理と、予約録音処理は、本発明の第2の再録音手段に相当する。
次に、上記実施形態では、本発明の録音手段としての機能はナビゲーション装置2にて実現され、本発明の受信手段としての機能は衛星デジタルラジオ装置4にて実現されるものとして説明したが、これら各手段としての機能は、一つのオーディオ装置にて実現するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、音楽情報とその識別情報とを送信してくるラジオ放送として、衛星デジタルラジオを例にとり説明したが、本発明は、音楽情報と識別情報とを電波で送信してくる放送を受信する装置であれば、どのようなものでも適用することができ、例えば、音楽情報(音声信号)と識別情報(文字コード等)とを送信してくるFM放送を受信する受信装置であっても、本発明を適用することができる。
実施形態の車載マルチメディアシステムの構成を表すブロック図である。 衛星デジタルラジオ装置にて実行される衛星デジタルラジオ受信処理を表すフローチャートである。 ナビゲーション装置にて実行される衛星デジタルラジオ録音処理を表すフローチャートである。 ナビゲーション装置にて実行される録音予約処理及び予約録音処理を表すフローチャートである。
符号の説明
2…ナビゲーション装置、20…制御回路、22…GPS受信機、24…ハードディスク、26…操作スイッチ群、28…表示装置、4…衛星デジタルラジオ装置、40…制御回路、42…衛星デジタルラジオ受信機、44…デコーダ、46…メモり、6…オーディオ再生装置、60…制御回路、62…FM/AMラジオ受信機、64…CDドライブ、8…スピーカ、10…オーディオアンプ。

Claims (10)

  1. 音楽の音声信号である音楽情報と該音楽の識別情報とを含む放送電波を受信し、その受信信号から音楽情報及び識別情報を復元する受信手段と、
    外部から録音指令が入力されると、前記受信手段から前記識別情報にて特定される楽曲単位で音楽情報を取得して、記録媒体に記録する録音手段と、
    を備えたオーディオ装置であって、
    前記録音手段が前記音楽情報を記録媒体に記録する際、前記受信手段から該音楽情報に対応した識別情報を取得し、その後、前記音楽情報を前記記録媒体に楽曲1曲分を記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていなければ、前記受信手段から取得した識別情報を、録音が途中で中断した録音中断音楽の識別情報として録音中断リスト記憶手段に記憶する録音中断リスト生成手段と、
    該録音中断リスト生成手段によって前記録音中断リスト記憶手段に録音中断音楽の識別情報が記憶されている場合に、前記受信手段から現在受信中の音楽の識別情報を逐次取得して、該識別情報と前記中断リスト記憶手段に記憶された識別情報とが一致するか否かを判定する受信音楽判定手段と、
    該受信音楽判定手段にて識別情報が一致したと判断されると、前記受信手段から音楽情報を取得して前記記録媒体に記録し、その後、該音楽情報を前記記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていれば、前記録音中断リスト記憶手段から、録音した音楽の識別情報を消去する第1の再録音手段と、
    を備えたことを特徴とするオーディオ装置。
  2. 前記第1の再録音手段は、前記受信音楽判定手段にて識別情報が一致したと判断された場合に、該識別情報にて特定される音楽を再録音するか否かを使用者に通知し、その後、外部から再録音指令が入力されたときに、前記音楽情報の再録音動作を開始することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
  3. 音楽の音声信号である音楽情報と該音楽の識別情報とを含む放送電波を受信し、その受信信号から音楽情報及び識別情報を復元する受信手段と、
    外部から録音指令が入力されると、前記受信手段から前記識別情報にて特定される楽曲単位で音楽情報を取得して、記録媒体に記録する録音手段と、
    を備えたオーディオ装置であって、
    前記録音手段が前記音楽情報を記録媒体に記録する際、前記受信手段から該音楽情報に対応した識別情報を取得し、その後、前記音楽情報を前記記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていなければ、前記受信手段から取得した識別情報を、録音が途中で中断した録音中断音楽の識別情報として録音中断リスト記憶手段に記憶する録音中断リスト生成手段と、
    外部の情報源から前記受信手段にて受信可能な放送番組の番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記録音中断リスト生成手段によって前記録音中断リスト記憶手段に録音中断音楽の識別情報が記憶されている場合に、前記番組情報取得手段を介して番組情報を取得し、該番組情報と前記録音中断リスト記憶手段に記憶された識別情報とに基づき、録音中断音楽が再放送される日時を検出する再放送日時検出手段と、
    該再放送日時検出手段にて検出された再放送日時に、前記受信手段から録音中断音楽の音楽情報を取得して前記記録媒体に記録し、その後、該音楽情報を前記記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていれば、前記録音中断リスト記憶手段から、録音した音楽の識別情報を消去する第2の再録音手段と、
    を備えたことを特徴とするオーディオ装置。
  4. 前記第2の再録音手段は、前記再放送日時検出手段にて検出された再放送日時に録音中断音楽を再録音するか否かを使用者に通知し、その後、外部から再録音指令が入力されたときに、前記再放送日時に、前記受信手段から録音中断音楽の再録音動作を開始することを特徴とする請求項3に記載のオーディオ装置。
  5. 前記受信手段は、
    前記音楽情報を一時保存するための記憶部を備え、前記受信信号から前記音楽情報を順次復元しつつ該音楽情報を記憶部に保存するよう構成されており、
    前記録音再生手段から音楽情報が要求されると、該要求された音楽情報を前記記憶部から読み出すことで、該音楽情報を曲の先頭部分から前記録音再生手段に供給することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のオーディオ装置。
  6. 音楽の音声信号である音楽情報と該音楽の識別情報とを含む放送電波を受信し、その受信信号から音楽情報及び識別情報を復元する受信装置に接続され、
    外部から録音指令が入力されると、前記受信装置から前記識別情報にて特定される楽曲単位で音楽情報を取得して、記録媒体に記録する録音装置であって、
    当該録音装置が前記音楽情報を記録媒体に記録する際、前記受信装置から該音楽情報に対応した識別情報を取得し、その後、前記音楽情報を前記記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていなければ、前記受信装置から取得した識別情報を、録音が途中で中断した録音中断音楽の識別情報として録音中断リスト記憶手段に記憶する録音中断リスト生成手段と、
    該録音中断リスト生成手段によって前記録音中断リスト記憶手段に録音中断音楽の識別情報が記憶されている場合に、前記受信装置から現在受信中の音楽の識別情報を逐次取得して、該識別情報と前記中断リスト記憶手段に記憶された識別情報とが一致するか否かを判定する受信音楽判定手段と、
    該受信音楽判定手段にて識別情報が一致したと判断されると、前記受信装置から音楽情報を取得して前記記録媒体に記録し、その後、該音楽情報を前記記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていれば、前記録音中断リスト記憶手段から、録音した音楽の識別情報を消去する第1の再録音手段と、
    を備えたことを特徴とする録音装置。
  7. 前記第1の再録音手段は、前記受信音楽判定手段にて識別情報が一致したと判断された場合に、該識別情報にて特定される音楽を再録音するか否かを使用者に通知し、その後、外部から再録音指令が入力されたときに、前記音楽情報の再録音動作を開始することを特徴とする請求項6に記載の録音装置。
  8. 音楽の音声信号である音楽情報と該音楽の識別情報とを含む放送電波を受信し、その受信信号から音楽情報及び識別情報を復元する受信装置に接続され、
    外部から録音指令が入力されると、前記受信装置から前記識別情報にて特定される楽曲単位で音楽情報を取得して、記録媒体に記録する録音装置であって、
    当該録音装置が前記音楽情報を記録媒体に記録する際、前記受信装置から該音楽情報に対応した識別情報を取得し、その後、前記音楽情報を前記記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていなければ、前記受信装置から取得した識別情報を、録音が途中で中断した録音中断音楽の識別情報として録音中断リスト記憶手段に記憶する録音中断リスト生成手段と、
    外部の情報源から前記受信装置にて受信可能な放送番組の番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記録音中断リスト生成手段によって前記録音中断リスト記憶手段に録音中断音楽の識別情報が記憶されている場合に、前記番組情報取得手段を介して番組情報を取得し、該番組情報と前記録音中断リスト記憶手段に記憶された識別情報とに基づき、録音中断音楽が再放送される日時を検出する再放送日時検出手段と、
    該再放送日時検出手段にて検出された再放送日時に、前記受信装置から録音中断音楽の音楽情報を取得して前記記録媒体に記録し、その後、該音楽情報を前記記録媒体に楽曲1曲分記録できたか否かを判断して、楽曲1曲分の音楽情報を記録できていれば、前記録音中断リスト記憶手段から、録音した音楽の識別情報を消去する第2の再録音手段と、
    を備えたことを特徴とする録音装置。
  9. 前記第2の再録音手段は、前記再放送日時検出手段にて検出された再放送日時に録音中断音楽を再録音するか否かを使用者に通知し、その後、外部から再録音指令が入力されたときに、前記再放送日時に、前記受信装置から録音中断音楽の再録音動作を開始することを特徴とする請求項3に記載の録音装置。
  10. 車両に搭載されて乗員に対する走行案内を行うナビゲーション装置であって、請求項6〜8の何れかに記載の録音装置としての機能を有することを特徴とするナビゲーション装置。
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