JP2008046745A - 勤怠状況管理システム、勤怠状況管理方法、学習状況管理システム及び学習状況管理方法 - Google Patents

勤怠状況管理システム、勤怠状況管理方法、学習状況管理システム及び学習状況管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】勤怠状況管理システムにおいて、仕事についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができること。
【解決手段】社員カード3にはQRコード4が印刷されており、このQRコード4をカメラ機能付き携帯電話機5で撮影することによって、QRコード4にコード化された社員2の識別データが読み取られ、この識別データと「出勤」、「退勤」等のステータス情報とが携帯電話機5によってシステムコンピュータ6に送信される。これらの勤怠データがシステムコンピュータ6内の勤怠データメモリに記憶され、1日に1回ずつ社員2ごとに勤務時間が計算され、記憶される。この処理を毎日続けることによって、各社員2の勤務時間が累積されて行き、特典として前給コンピュータ8を利用して、前給(給与の前払い)サービスを受けることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、勤務者の勤怠状況を管理して所定期間ごとに各勤務者の勤怠状況を評価して特典を付与する勤怠状況管理システム及び勤怠状況管理方法、並びに受講者の学習状況を管理して所定期間ごとに各受講者の学習状況を評価して特典を付与する学習状況管理システム及び学習状況管理方法に関するものである。
従来、社員等の勤務者の勤務状況の管理は、職場の出入り口に設置されたタイムレコーダーを使用して、出退社時に各自のタイムカードに出退社時刻を印字し、所定期間ごとにタイムカードに印字された出退社時刻から勤務時間を計算して集計する方法が採られている。しかし、この方法では、所定期間ごとに、各勤務者についてタイムカードに印字された出退社時刻から勤務時間を計算してまとめなければならないため、手間のかかる作業を必要とする。
そこで、特許文献1に記載の発明においては、社員証カードに記録されている社員コードを端末のカードリーダに読み取らせて簡単な入力を行うだけで、各社員の出退勤状況等を自動的に集計できる出退勤管理システムについて提案している。この出退勤管理システムによれば、社員が出退社する際にカードリーダで社員証カードを読み取らせて簡単な入力を行うだけで出退勤データ、休暇データ等が管理パソコンに送信されて自動的に集計されるので、転記・計算等の手間をかけることなく社員の勤務状況を把握することができるとしている。
しかし、この特許文献1に記載の出退勤管理システムにおいては、社員の勤務情報を取得する際に社員証カードを読み込ませる必要があるため、専用のカードリーダや、入力を行うためのタッチパネル等を備えた専用端末機が必要となり、特にバックヤードが狭く物を置くスペースが少ない小規模店舗においてはこのような専用端末機を設置することができず、またコストの点からもこのような出退勤管理システムを利用することが困難であるという問題がある。
そこで、特許文献2に記載の発明においては、勤務先において勤務者の出退勤等の所定の行動を確認する管理者が携帯電話を操作して、「QRコード」((株)デンソーウェーブの登録商標)等の二次元コードを二次元コード生成装置に生成させて携帯電話の画面に表示させ、その二次元コードを勤務者が自分のカメラ機能付き携帯電話で撮影して二次元コードのデータを読み取り、読み取ったデータを勤務管理サーバに送信して記録し、更にこの勤務情報を勤怠管理装置に送信する勤務情報処理システムを提案している。
この発明にかかる勤務情報処理システムにおいては、スペース的に上記特許文献1のような専用端末機を設置することができない場所やコスト的に専用端末機を設置できない場合であっても、省スペース・低コストで従業者等の勤務者の勤務状況を把握できるとしている。
特開平9−115021号公報 特開2006−18793号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の勤務情報処理システムにおいては、第1に各勤務場所に1人ずつ管理者として勤務者の行動を確認する人員が必要であって、人件費が掛かるととともに管理業務が煩雑であるという点、第2に各勤務場所に1台ずつ二次元コード生成装置が必要であるという点、第3に勤務者1人につき1つずつカメラ機能付き携帯電話が必要であるという点、第4に各勤務者の勤務情報を各勤務者の評価に直接的に反映できないという問題点があった。
更に、上記特許文献2に記載の勤務情報処理システムは、勤務状況の把握にしか利用できず、他の用途に適用できないという問題点があった。
そこで、本発明は、仕事または学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる勤怠状況管理システム、勤怠状況管理方法、学習状況管理システム及び学習状況管理方法を提供することを課題とする。
請求項1の発明にかかる勤怠状況管理システムは、各勤務者1人当たり1枚ずつ配布される勤務者カードであって、前記各勤務者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された勤務者カードと、前記各勤務者がそれぞれの職場において出入りする出入口近傍に設置され、前記勤務者カードに印刷された前記二次元コードを撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各勤務者の識別データを読み取り、前記識別データを前記各勤務者のステータス情報及び職場データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する二次元コード撮影送信手段と、前記システムコンピュータに設けられ、前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記職場データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信し、受信年月日及び受信時刻とともに記憶する勤怠時間メモリと、前記システムコンピュータに設けられ、所定の期間ごとに前記勤怠時間メモリに蓄積された前記各勤務者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各勤務者の総勤務時間及び勤務状況からなる勤怠データを算出する勤怠データ算出手段と、前記システムコンピュータに設けられ、前記勤怠データから前記勤務者の勤務態度を評価して勤務態度評価データを作成する勤務態度評価手段と、前記勤務態度評価手段によって作成された勤務態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する特典算出手段と、前記勤務者からの要求に基づいて前記特典算出手段によって算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する特典付与手段とを有する特典管理コンピュータとを具備するものである。
請求項2の発明にかかる勤怠状況管理システムは、請求項1の構成において、前記特典管理コンピュータは前記勤務者による前記特典の利用実績を前記システムコンピュータに送信する特典利用実績送信手段をも有するものである。
請求項3の発明にかかる勤怠状況管理方法は、各勤務者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された勤務者カードの前記二次元コードを前記各勤務者がそれぞれの職場において出入りする出入口近傍に設置された二次元コード撮影送信手段を用いて撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各勤務者の識別データを読み取る工程と、前記二次元コード撮影送信手段を用いて前記識別データを前記各勤務者のステータス情報及び職場データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する工程と、前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記職場データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信して、前記システムコンピュータに設けられた勤怠時間メモリに受信年月日及び受信時刻とともに記憶する工程と、所定の期間ごとに前記勤怠時間メモリに蓄積された前記各勤務者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各勤務者の総勤務時間及び勤務状況からなる勤怠データを算出する工程と、前記勤怠データから前記勤務者の勤務態度を評価して勤務態度評価データを作成する工程と、前記勤務態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する工程と、前記各勤務者からの要求に基づいて算出された前記特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する工程とを具備するものである。
請求項4の発明にかかる勤怠状況管理システムまたは勤怠状況管理方法は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記特典は給料の一部前払いであるものである。
請求項5の発明にかかる学習状況管理システムは、各受講者1人当たり1枚ずつ配布される受講者カードであって、前記各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードと、前記各受講者がそれぞれの受講場所に出入りする出入口近傍に設置され、前記受講者カードに印刷された前記二次元コードを撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各受講者の識別データを読み取り、前記識別データを前記各受講者のステータス情報及び受講場所データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する二次元コード撮影送信手段と、前記システムコンピュータに設けられ、前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記各受講者の前記受講場所データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信し、受信年月日及び受信時刻とともに記憶する学習時間メモリと、前記システムコンピュータに設けられ、所定の期間ごとに前記学習時間メモリに蓄積された前記各受講者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する学習時間データ算出手段と、前記システムコンピュータに設けられ、前記学習時間データから前記受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する学習態度評価手段と、
前記学習態度評価手段によって作成された学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する特典算出手段と、前記受講者からの要求に基づいて前記特典算出手段によって算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する特典付与手段とを有する特典管理コンピュータとを具備するものである。
請求項6の発明にかかる学習状況管理システムは、各受講者1人当たり1枚ずつ配布される受講者カードであって、前記各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードと、前記各受講者の担当教師が携帯し、前記受講者カードに印刷された前記二次元コードを撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各受講者の識別データを読み取り、前記識別データを前記各受講者のステータス情報及び担当教師データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する二次元コード撮影送信手段と、前記システムコンピュータに設けられ、前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記各受講者の前記担当教師データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信し、受信年月日及び受信時刻とともに記憶する学習時間メモリと、 前記システムコンピュータに設けられ、所定の期間ごとに前記学習時間メモリに蓄積された前記各受講者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する学習時間データ算出手段と、前記システムコンピュータに設けられ、前記学習時間データから前記受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する学習態度評価手段と、前記学習態度評価手段によって作成された学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する特典算出手段と、前記受講者からの要求に基づいて前記特典算出手段によって算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する特典付与手段とを有する特典管理コンピュータと
を具備するものである。
請求項7の発明にかかる学習状況管理システムは、請求項5または請求項6の構成において、前記特典管理コンピュータは前記受講者による前記特典の利用実績を前記システムコンピュータに送信する特典利用実績送信手段をも有するものである。
請求項8の発明にかかる学習状況管理方法は、各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードの前記二次元コードを前記各受講者がそれぞれの受講場所において出入りする出入口近傍に設置された二次元コード撮影送信手段を用いて撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各受講者の識別データを読み取る工程と、前記二次元コード撮影送信手段を用いて前記識別データを前記受講者のステータス情報及び受講場所データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する工程と、前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記識別データ、前記ステータス情報及び前記受講場所データを受信して、前記システムコンピュータに設けられた学習時間メモリに受信年月日及び受信時刻とともに記憶する工程と、所定の期間ごとに前記学習時間メモリに蓄積された前記各受講者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する工程と、前記学習時間データから前記受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する工程と、前記学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する工程と、前記各受講者からの要求に基づいて算出された前記特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する工程とを具備するものである。
請求項9の発明にかかる学習状況管理方法は、各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードの前記二次元コードを前記各受講者がそれぞれの担当教師が所持する二次元コード撮影送信手段を用いて撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各受講者の識別データを読み取る工程と、前記二次元コード撮影送信手段を用いて前記識別データを前記受講者のステータス情報及び担当教師データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する工程と、前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記担当教師データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信して、前記システムコンピュータに設けられた学習時間メモリに受信年月日及び受信時刻とともに記憶する工程と、所定の期間ごとに前記学習時間メモリに蓄積された前記各受講者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する工程と、前記学習時間データから前記受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する工程と、前記学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する工程と、前記各受講者からの要求に基づいて算出された前記特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する工程とを具備するものである。
請求項10の発明にかかる学習状況管理システムまたは学習状況管理方法は、請求項5乃至請求項9のいずれか1つの構成において、前記特典は受講料の割引であるものである。
請求項11の発明にかかる勤務状況管理システム、勤務状況管理方法、学習状況管理システムまたは学習状況管理方法は、請求項1乃至請求項10のいずれか1つの構成において、前記二次元コード撮影送信手段はカメラ機能付き携帯電話機であるものである。
請求項12の発明にかかる勤務状況管理システム、勤務状況管理方法、学習状況管理システムまたは学習状況管理方法は、請求項1乃至請求項11のいずれか1つの構成において、前記二次元コードは「QRコード」(登録商標)であるものである。
請求項1の発明にかかる勤怠状況管理システムは、各勤務者1人当たり1枚ずつ配布される勤務者カードであって、各勤務者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された勤務者カードと、各勤務者がそれぞれの職場において出入りする出入口近傍に設置され、勤務者カードに印刷された二次元コードを撮影することによって二次元コードに記録された各勤務者の識別データを読み取り、識別データを各勤務者のステータス情報及び職場データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する二次元コード撮影送信手段と、システムコンピュータに設けられ、二次元コード撮影送信手段から回線を介して送信される職場データ、識別データ及びステータス情報を受信し、受信年月日及び受信時刻とともに記憶する勤怠時間メモリと、システムコンピュータに設けられ、所定の期間ごとに勤怠時間メモリに蓄積された各勤務者の識別データ及びステータス情報から各勤務者の総勤務時間及び勤務状況からなる勤怠データを算出する勤怠データ算出手段と、システムコンピュータに設けられ、勤怠データから勤務者の勤務態度を評価して勤務態度評価データを作成する勤務態度評価手段と、勤務態度評価手段によって作成された勤務態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する特典算出手段と、勤務者からの要求に基づいて特典算出手段によって算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する特典付与手段とを有する特典管理コンピュータとを具備する。
ここで、「二次元コード」としては、QRコード(登録商標)、VSコード(登録商標)、CPコード、PDF417、DataMatrix、Maxi Code、等を用いることができる。本発明にかかる勤怠状況管理システムにおいては、各勤務者が固有の二次元コードが印刷された勤務者カードを携帯しており、職場に出入りする場合には、出入口近傍に設置されている二次元コード撮影送信手段によって自分の勤務者カードの二次元コードを撮影して、「出勤」、「退勤」、「外出」、「戻り」等のステータス情報とともに、システムコンピュータに送信する。
職場の出入口近傍に設置されている二次元コード撮影送信手段には予め職場データが登録されているので、二次元コード撮影送信手段によって職場データ、識別データ及びステータス情報が送信され、システムコンピュータによって受信されるとシステムコンピュータの時計機能によって受信年月日及び受信時刻とともに勤怠時間メモリに記憶される。そして、所定の期間ごとにシステムコンピュータの勤怠時間メモリに蓄積された各勤務者の識別データ及びステータス情報から各勤務者の総勤務時間及び勤務状況からなる勤怠データが、システムコンピュータの勤怠データ算出手段によって算出される。
そこで、システムコンピュータの勤務態度評価手段によって、勤怠データから勤務者の勤務態度が評価されて勤務態度評価データが作成される。この勤務態度評価データに基づいて、特典管理コンピュータの特典算出手段によって、付与される特典の種類及びサイズが算出され、勤務者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において、特典管理コンピュータの特典付与手段によって、勤務者に特典が付与される。ここで、「特典の種類」とは例えば「給与の前払い」であり、「特典のサイズ」とは例えば「その時点までの勤務時間に相当する給与の70%」といったものである。
このように、例えば、勤務態度評価データの中の勤務時間に基づいて、特典の種類及びサイズが算出され、勤務者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において、特典管理コンピュータの特典付与手段によって特典が付与される。特典として「給与の前払い」の場合を例にとれば、勤務者が給与の前払いを望む場合には、給与振込み口座のある銀行のコンピュータに携帯電話・パソコン等からアクセスして、給与の前払いの要求をすれば、銀行のコンピュータはシステムコンピュータと接続されているため、算出された「特典のサイズ」、例えば「その時点までの勤務時間に相当する給与の70%」の範囲内で、当該勤務者の給与振込み口座に指定された金額が振り込まれる。
この場合には、給与振込み口座のある銀行のコンピュータが特典管理コンピュータに該当し、評価の対象としては勤務態度評価データの中の勤務時間のみを評価しているが、勤務態度評価データの中の勤務時間が、各勤務者について予め定められている標準勤務時間の例えば90%以上である場合に限って特典を付与する方式としても良いし、または勤怠データの勤務状況において「遅刻・早退」の回数が所定回数以上の場合には、勤務態度不良として特典を付与しない方式としても良い。
このようにして、各勤務者が二次元コードが印刷された勤務者カードを携帯し、かつ職場の出入口に小型の二次元コード撮影送信手段を設置するだけで、仕事についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる勤怠状況管理システムとなる。
請求項2の発明にかかる勤怠状況管理システムは、特典管理コンピュータが勤務者による特典の利用実績をシステムコンピュータに送信する特典利用実績送信手段をも有するものである。
勤務者に付与される特典が、例えば上述したような給与の前払いであるような場合には、月ごとの給与の支払日には勤務者に前払いした給与分を控除して給与を支払う必要があるため、システムコンピュータが勤務者に付与された特典の実績を把握している必要がある。そこで、特典管理コンピュータが特典利用実績送信手段をも有しており、勤務者による特典の利用実績をシステムコンピュータに送信することによって、システムコンピュータが勤務者に付与された特典の実績を把握することができる。
このようにして、各勤務者が二次元コードが印刷された勤務者カードを携帯し、かつ職場の出入口に小型の二次元コード撮影送信手段を設置するだけで、仕事についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる勤怠状況管理システムとなる。
請求項3の発明にかかる勤怠状況管理方法は、各勤務者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された勤務者カードの二次元コードを各勤務者がそれぞれの職場において出入りする出入口近傍に設置された二次元コード撮影送信手段を用いて撮影することによって二次元コードに記録された各勤務者の識別データを読み取る工程と、二次元コード撮影送信手段を用いて識別データを各勤務者のステータス情報及び職場データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する工程と、二次元コード撮影送信手段から回線を介して送信される職場データ、識別データ及びステータス情報を受信して、システムコンピュータに設けられた勤怠時間メモリに受信年月日及び受信時刻とともに記憶する工程と、所定の期間ごとに勤怠時間メモリに蓄積された各勤務者の識別データ及びステータス情報から各勤務者の総勤務時間及び勤務状況からなる勤怠データを算出する工程と、勤怠データから勤務者の勤務態度を評価して勤務態度評価データを作成する工程と、勤務態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する工程と、各勤務者からの要求に基づいて算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する工程とを具備する。
本発明にかかる勤怠状況管理方法においては、各勤務者が固有の二次元コードが印刷された勤務者カードを携帯しており、職場に出入りする場合には、出入口近傍に設置されている二次元コード撮影送信手段によって自分の勤務者カードの二次元コードを撮影して、各勤務者の識別データを読み取り、「出勤」、「退勤」、「外出」、「戻り」等のステータス情報とともに、システムコンピュータに送信する。
二次元コード撮影送信手段には予め職場データが登録されているので、二次元コード撮影送信手段によって職場データ、識別データ及びステータス情報が送信され、システムコンピュータによって受信されるとシステムコンピュータの時計機能によって受信年月日及び受信時刻とともに勤怠時間メモリに記憶される。そして、所定の期間ごとにシステムコンピュータの勤怠時間メモリに蓄積された各勤務者の識別データ及びステータス情報から、各勤務者の総勤務時間及び勤務状況からなる勤怠データが算出される。
そこで、勤怠データから勤務者の勤務態度が評価されて勤務態度評価データが作成される。この勤務態度評価データに基づいて、付与される特典の種類及びサイズが算出され、勤務者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において、勤務者に特典が付与される。ここで、「特典の種類」とは例えば「給与の前払い」であり、「特典のサイズ」とは例えば「その時点までの勤務時間に相当する給与の70%」といったものである。
このように、例えば、勤務態度評価データの中の勤務時間に基づいて、特典の種類及びサイズが算出され、勤務者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において、特典が付与される。特典として「給与の前払い」の場合を例にとれば、勤務者が給与の前払いを望む場合には、給与振込み口座のある銀行のコンピュータに携帯電話・パソコン等からアクセスして、給与の前払いの要求をすれば、銀行のコンピュータはシステムコンピュータと接続されているため、算出された「特典のサイズ」、例えば「その時点までの勤務時間に相当する給与の70%」の範囲内で、当該勤務者の給与振込み口座に指定された金額が振り込まれる。
この場合には、評価の対象としては勤務態度評価データの中の勤務時間のみを評価しているが、勤務態度評価データの中の勤務時間が、各勤務者について予め定められている標準勤務時間の例えば90%以上である場合に限って特典を付与する方式としても良いし、または勤怠データの勤務状況において「遅刻・早退」の回数が所定回数以上の場合には、勤務態度不良として特典を付与しない方式としても良い。
このようにして、各勤務者が二次元コードが印刷された勤務者カードを携帯し、かつ職場の出入口に小型の二次元コード撮影送信手段を設置するだけで、仕事についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる勤怠状況管理方法となる。
請求項4の発明にかかる勤怠状況管理システムまたは勤怠状況管理方法においては、特典が給料の一部前払いである。
勤務者にとっては、勤務の特典として給料の一部前払いを受けることができれば非常に便利であり、それが各勤務者の評価にも関わってくるとなれば、誠実にかつ勤勉に仕事に精進しようとするドライバビリティにもなるため、企業にとっても全体の活性化につながり、良い結果につながることとなる。
このようにして、各勤務者が二次元コードが印刷された勤務者カードを携帯し、かつ職場の出入口に小型の二次元コード撮影送信手段を設置するだけで、仕事についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる勤務状況管理システムまたは勤怠状況管理方法となる。
請求項5の発明にかかる学習状況管理システムは、各受講者1人当たり1枚ずつ配布される受講者カードであって、各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードと、各受講者がそれぞれの受講場所に出入りする出入口近傍に設置され、受講者カードに印刷された二次元コードを撮影することによって二次元コードに記録された各受講者の識別データを読み取り、識別データを各受講者のステータス情報及び受講場所データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する二次元コード撮影送信手段と、システムコンピュータに設けられ、二次元コード撮影送信手段から回線を介して送信される各受講者の受講場所データ、識別データ及びステータス情報を受信し、受信年月日及び受信時刻とともに記憶する学習時間メモリと、システムコンピュータに設けられ、所定の期間ごとに学習時間メモリに蓄積された各受講者の識別データ及びステータス情報から各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する学習時間データ算出手段と、システムコンピュータに設けられ、学習時間データから受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する学習態度評価手段と、学習態度評価手段によって作成された学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する特典算出手段と、受講者からの要求に基づいて特典算出手段によって算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する特典付与手段とを有する特典管理コンピュータとを具備する。
ここで、「二次元コード」としては、QRコード(登録商標)、VSコード(登録商標)、CPコード、PDF417、DataMatrix、Maxi Code、等を用いることができる。本発明にかかる学習状況管理システムにおいては、各受講者が固有の二次元コードが印刷された受講者カードを携帯しており、受講場所に出入りする場合には、出入口近傍に設置されている二次元コード撮影送信手段によって自分の受講者カードの二次元コードを撮影して、「学習開始」、「学習終了」、「休憩」、「再開」等のステータス情報とともに、システムコンピュータに送信する。
学習場所の出入口近傍に設置されている二次元コード撮影送信手段には予め学習場所データが登録されているので、二次元コード撮影送信手段によって学習場所データ、識別データ及びステータス情報が送信され、システムコンピュータによって受信されるとシステムコンピュータの時計機能によって受信年月日及び受信時刻とともに学習時間メモリに記憶される。そして、所定の期間ごとにシステムコンピュータの学習時間メモリに蓄積された各受講者の識別データ及びステータス情報から各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データが、システムコンピュータの学習時間データ算出手段によって算出される。
そこで、システムコンピュータの学習態度評価手段によって、学習時間データから受講者の学習態度が評価されて学習態度評価データが作成される。この学習態度評価データに基づいて、特典管理コンピュータの特典算出手段によって、付与される特典の種類及びサイズが算出され、受講者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において、特典管理コンピュータの特典付与手段によって、受講者に特典が付与される。ここで、「特典の種類」とは例えば「受講料の割引」であり、「特典のサイズ」とは例えば「来月分の受講料の10%」といったものである。
このように、例えば、学習態度評価データの中の学習時間に基づいて、特典の種類及びサイズが算出され、受講者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において、特典管理コンピュータの特典付与手段によって特典が付与される。特典として「受講料の割引」の場合を例にとれば、勤務者が受講料の割引を望む場合には、受講料振込み口座のある銀行のコンピュータに携帯電話・パソコン等からアクセスして、次月の受講料の割引の要求をすれば、銀行のコンピュータはシステムコンピュータと接続されているため、算出された「特典のサイズ」、例えば「来月分の受講料の10%」の範囲内で、スクールの受講料振込み口座への当該受講者の振込み金額が割引される。
この場合には、受講料振込み口座のある銀行のコンピュータが特典管理コンピュータに該当し、評価の対象としては学習態度評価データの中の学習時間のみを評価しているが、学習態度評価データの中の学習時間が、各受講者について予め定められている標準学習時間の例えば90%以上である場合に限って特典を付与する方式としても良いし、または学習時間データの学習状況において「遅刻・早退」の回数が所定回数以上の場合には、学習態度不良として特典を付与しない方式としても良い。
このようにして、各受講者が二次元コードが印刷された受講者カードを携帯し、かつ学習場所の出入口に小型の二次元コード撮影送信手段を設置するだけで、学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる学習状況管理システムとなる。
請求項6の発明にかかる学習状況管理システムは、各受講者1人当たり1枚ずつ配布される受講者カードであって、各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードと、各受講者の担当教師が携帯し、受講者カードに印刷された二次元コードを撮影することによって二次元コードに記録された各受講者の識別データを読み取り、識別データを各受講者のステータス情報及び担当教師データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する二次元コード撮影送信手段と、システムコンピュータに設けられ、二次元コード撮影送信手段から回線を介して送信される各受講者の担当教師データ、識別データ及びステータス情報を受信し、受信年月日及び受信時刻とともに記憶する学習時間メモリと、システムコンピュータに設けられ、所定の期間ごとに学習時間メモリに蓄積された各受講者の識別データ及びステータス情報から各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する学習時間データ算出手段と、システムコンピュータに設けられ、学習時間データから受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する学習態度評価手段と、学習態度評価手段によって作成された学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する特典算出手段と、受講者からの要求に基づいて特典算出手段によって算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する特典付与手段とを有する特典管理コンピュータとを具備する。
本発明にかかる学習状況管理システムは、主として家庭教師等の受講者の自宅へ教師が出向いて学習を行う方式の学習状況を管理するものである。各受講者は固有の二次元コードが印刷された受講者カードを携帯しており、担当教師が携帯している二次元コード撮影送信手段によって、受講者または担当教師が受講者カードの二次元コードを撮影して、「学習開始」、「学習終了」、「休憩」、「再開」等のステータス情報とともに、システムコンピュータに送信する。
ここで、担当教師が携帯している二次元コード撮影送信手段には予め担当教師データが登録されているので、二次元コード撮影送信手段によって担当教師データ、識別データ及びステータス情報が送信され、システムコンピュータによって受信されるとシステムコンピュータの時計機能によって受信年月日及び受信時刻とともに学習時間メモリに記憶される。そして、所定の期間ごとにシステムコンピュータの学習時間メモリに蓄積された各受講者の識別データ及びステータス情報から各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データが、システムコンピュータの学習時間データ算出手段によって算出される。
そこで、システムコンピュータの学習態度評価手段によって、学習時間データから受講者の学習態度が評価されて学習態度評価データが作成される。この学習態度評価データに基づいて、特典管理コンピュータの特典算出手段によって、付与される特典の種類及びサイズが算出され、受講者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において、特典管理コンピュータの特典付与手段によって、受講者に特典が付与される。ここで、「特典の種類」とは例えば「受講料の割引」であり、「特典のサイズ」とは例えば「来月分の受講料の10%」といったものである。
このように、例えば、学習態度評価データの中の学習時間に基づいて、特典の種類及びサイズが算出され、受講者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において、特典管理コンピュータの特典付与手段によって特典が付与される。特典として「受講料の割引」の場合を例にとれば、受講者が受講料の割引を望む場合には、受講料振込み口座のある銀行のコンピュータに携帯電話・パソコン等からアクセスして、次月の受講料の割引の要求をすれば、銀行のコンピュータはシステムコンピュータと接続されているため、算出された「特典のサイズ」、例えば「来月分の受講料の10%」の範囲内で、スクールの受講料振込み口座への当該受講者の振込み金額が割引される。
この場合には、受講料振込み口座のある銀行のコンピュータが特典管理コンピュータに該当し、評価の対象としては学習態度評価データの中の学習時間のみを評価しているが、学習態度評価データの中の学習時間が、各受講者について予め定められている標準学習時間の例えば90%以上である場合に限って特典を付与する方式としても良いし、または学習時間データの学習状況において「遅刻・早退」の回数が所定回数以上の場合には、学習態度不良として特典を付与しない方式としても良い。
このようにして、各受講者が二次元コードが印刷された受講者カードを携帯し、かつ担当教師が小型の二次元コード撮影送信手段を携帯するだけで、学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる学習状況管理システムとなる。
請求項7の発明にかかる学習状況管理システムは、特典管理コンピュータが受講者による特典の利用実績をシステムコンピュータに送信する特典利用実績送信手段をも有するものである。
受講者に付与される特典が、例えば上述したような受講料の割引であるような場合には、システムコンピュータが受講者に付与された特典の実績を把握している必要がある。そこで、特典管理コンピュータが特典利用実績送信手段をも有しており、受講者による特典の利用実績をシステムコンピュータに送信することによって、システムコンピュータが受講者に付与された特典の実績を把握することができる。
このようにして、各受講者が二次元コードが印刷された受講者カードを携帯し、かつ二次元コード撮影送信手段を備えるだけで、学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる学習状況管理システムとなる。
請求項8の発明にかかる学習状況管理方法は、各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードの二次元コードを各受講者がそれぞれの受講場所において出入りする出入口近傍に設置された二次元コード撮影送信手段を用いて撮影することによって二次元コードに記録された各受講者の識別データを読み取る工程と、二次元コード撮影送信手段を用いて識別データを受講者のステータス情報及び受講場所データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する工程と、二次元コード撮影送信手段から回線を介して送信される識別データ、ステータス情報及び受講場所データを受信して、システムコンピュータに設けられた学習時間メモリに受信時刻とともに記憶する工程と、所定の期間ごとに学習時間メモリに蓄積された各受講者の識別データ及びステータス情報から各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する工程と、学習時間データから受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する工程と、学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する工程と、各受講者からの要求に基づいて算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する工程とを具備する。
本発明にかかる学習状況管理方法においては、各受講者が固有の二次元コードが印刷された受講者カードを携帯しており、学習場所に出入りする場合には、出入口近傍に設置されている二次元コード撮影送信手段によって自分の受講者カードの二次元コードを撮影して、各受講者の識別データを読み取り、「学習開始」、「学習終了」、「休憩」、「再開」等のステータス情報とともに、システムコンピュータに送信する。
二次元コード撮影送信手段には予め学習場所データが登録されているので、二次元コード撮影送信手段によって学習場所データ、識別データ及びステータス情報が送信され、システムコンピュータによって受信されるとシステムコンピュータの時計機能によって受信年月日及び受信時刻とともに学習時間メモリに記憶される。そして、所定の期間ごとにシステムコンピュータの学習時間メモリに蓄積された各受講者の識別データ及びステータス情報から、各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データが算出される。
そこで、学習時間データから受講者の学習態度が評価されて学習態度評価データが作成される。この学習態度評価データに基づいて、付与される特典の種類及びサイズが算出され、受講者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において、受講者に特典が付与される。ここで、「特典の種類」とは例えば「受講料の割引」であり、「特典のサイズ」とは例えば「来月分の受講料の10%」といったものである。
このように、例えば、学習態度評価データの中の学習時間に基づいて、特典の種類及びサイズが算出され、受講者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において特典が付与される。特典として「受講料の割引」の場合を例にとれば、受講者が受講料の割引を望む場合には、受講料振込み口座のある銀行のコンピュータに携帯電話・パソコン等からアクセスして、次月の受講料の割引の要求をすれば、銀行のコンピュータはシステムコンピュータと接続されているため、算出された「特典のサイズ」、例えば「来月分の受講料の10%」の範囲内で、スクールの受講料振込み口座への当該受講者の振込み金額が割引される。
この場合には、評価の対象としては学習態度評価データの中の学習時間のみを評価しているが、学習態度評価データの中の学習時間が、各受講者について予め定められている標準学習時間の例えば90%以上である場合に限って特典を付与する方式としても良いし、または学習時間データの学習状況において「遅刻・早退」の回数が所定回数以上の場合には、学習態度不良として特典を付与しない方式としても良い。
このようにして、各受講者が二次元コードが印刷された受講者カードを携帯し、かつ学習場所に小型の二次元コード撮影送信手段を設置するだけで、学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる学習状況管理方法となる。
請求項9の発明にかかる学習状況管理方法は、各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードの二次元コードを各受講者がそれぞれの担当教師が所持する二次元コード撮影送信手段を用いて撮影することによって二次元コードに記録された各受講者の識別データを読み取る工程と、二次元コード撮影送信手段を用いて識別データを受講者のステータス情報及び担当教師データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する工程と、二次元コード撮影送信手段から回線を介して送信される担当教師データ、識別データ及びステータス情報を受信して、システムコンピュータに設けられた学習時間メモリに受信年月日及び受信時刻とともに記憶する工程と、所定の期間ごとに学習時間メモリに蓄積された各受講者の識別データ及びステータス情報から各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する工程と、学習時間データから受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する工程と、学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する工程と、各受講者からの要求に基づいて算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する工程とを具備する。
本発明にかかる学習状況管理方法は、主として家庭教師等の受講者の自宅へ教師が出向いて学習を行う方式の学習状況を管理するものである。各受講者は固有の二次元コードが印刷された受講者カードを携帯しており、担当教師が所持している二次元コード撮影送信手段によって、受講者または担当教師が受講者カードの二次元コードを撮影して各受講者の識別データを読み取り、「学習開始」、「学習終了」、「休憩」、「再開」等のステータス情報とともに、システムコンピュータに送信する。
ここで、担当教師が所持している二次元コード撮影送信手段には予め担当教師データが登録されているので、二次元コード撮影送信手段によって担当教師データ、識別データ及びステータス情報が送信され、システムコンピュータによって受信されるとシステムコンピュータの時計機能によって受信年月日及び受信時刻とともに学習時間メモリに記憶される。そして、所定の期間ごとにシステムコンピュータの学習時間メモリに蓄積された各受講者の識別データ及びステータス情報から、各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データが算出される。
そこで、学習時間データから受講者の学習態度が評価されて学習態度評価データが作成される。この学習態度評価データに基づいて、付与される特典の種類及びサイズが算出され、受講者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において、受講者に特典が付与される。ここで、「特典の種類」とは例えば「受講料の割引」であり、「特典のサイズ」とは例えば「来月分の受講料の10%」といったものである。
このように、例えば、学習態度評価データの中の学習時間に基づいて、特典の種類及びサイズが算出され、受講者からの要求に基づいて、算出された特典の種類及びサイズの範囲内において特典が付与される。特典として「受講料の割引」の場合を例にとれば、受講者が受講料の割引を望む場合には、受講料振込み口座のある銀行のコンピュータに携帯電話・パソコン等からアクセスして、次月の受講料の割引の要求をすれば、銀行のコンピュータはシステムコンピュータと接続されているため、算出された「特典のサイズ」、例えば「来月分の受講料の10%」の範囲内で、スクールの受講料振込み口座への当該受講者の振込み金額が割引される。
この場合には、評価の対象としては学習態度評価データの中の学習時間のみを評価しているが、学習態度評価データの中の学習時間が、各受講者について予め定められている標準学習時間の例えば90%以上である場合に限って特典を付与する方式としても良いし、または学習時間データの学習状況において「遅刻・早退」の回数が所定回数以上の場合には、学習態度不良として特典を付与しない方式としても良い。
このようにして、各受講者が二次元コードが印刷された受講者カードを携帯し、かつ担当教師が小型の二次元コード撮影送信手段を携帯するだけで、学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる学習状況管理方法となる。
請求項10の発明にかかる学習状況管理システムまたは学習状況管理方法においては、特典が受講料の割引である。受講者にとっては、学習の特典として受講料の割引を受けることができれば非常に励みになり、それが各受講者の評価にも関わってくるとなれば、誠実にかつ勤勉に学習に精進しようとするドライバビリティにもなるため、スクールにとっても全体の活性化につながり、良い結果を生み出すこととなる。
このようにして、各受講者が二次元コードが印刷された受講者カードを携帯し、かつ学習場所の出入口に小型の二次元コード撮影送信手段を設置するだけで、或いは担当教師が小型の二次元コード撮影送信手段を携帯するだけで、学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる学習状況管理システムまたは学習状況管理方法となる。
請求項11の発明にかかる勤務状況管理システム、勤務状況管理方法、学習状況管理システムまたは学習状況管理方法においては、二次元コード撮影送信手段がカメラ機能付き携帯電話機である。
携帯電話の機能は近年ますます多様化しており、単に外出先において電話やEメールを送受信するための機器ではなくなって、インターネット、クレジットカード、音楽ソース、キャッシュカード、カメラ、テレビ電話、等の高度な機能を多種類装備した高性能機器として進化している。そこで、二次元コード撮影送信手段としてカメラ機能付き携帯電話機を用いることによって、小型で場所を取らず携帯にも便利な二次元コード撮影送信手段として直ちに応用することができる。
このようにして、各勤務者・各受講者が二次元コードが印刷された勤務者カード・受講者カードを携帯し、かつ職場・学習場所の出入口に小型の二次元コード撮影送信手段を設置するだけで、或いは担当教師が小型の二次元コード撮影送信手段を携帯するだけで、仕事・学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる勤務状況管理システム、勤務状況管理方法、学習状況管理システムまたは学習状況管理方法となる。
請求項12の発明にかかる勤務状況管理システム、勤務状況管理方法、学習状況管理システムまたは学習状況管理方法は、二次元コードが「QRコード」(登録商標)であるものである。
QRコードは二次元コードの中でも最も普及しているものであり、カメラ機能付き携帯電話機の中にも、QRコード読み取り機能を備えたものが多種類出回っている。したがって、二次元コードとしてQRコードを用いることによって、直ちに管理システムを構築し、管理方法を実施することができる。
このようにして、各勤務者・各受講者が二次元コードが印刷された勤務者カード・受講者カードを携帯し、かつ職場・学習場所の出入口に小型の二次元コード撮影送信手段を設置するだけで、或いは担当教師が小型の二次元コード撮影送信手段を携帯するだけで、仕事・学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価することができる勤務状況管理システム、勤務状況管理方法、学習状況管理システムまたは学習状況管理方法となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1
まず、本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システム及び勤怠状況管理方法について、図1乃至図13を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システム及び勤怠状況管理方法の概略を示す模式図である。図2は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システムの全体構成を示すブロック図である。図3は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の前半部分を示す図である。図4は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の中間部分を示す図である。図5は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の後半部分を示す図である。
図6は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の中の「勤怠入力」の処理内容を示すフローチャートである。図7は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の中の「勤怠編集・計算」の処理内容を示すフローチャートである。図8は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の中の「前給データ送信処理」の処理内容を示すフローチャートである。図9は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の中の「前給データ受信処理」の処理内容を示すフローチャートである。
図10は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システムの具体的な準備段階の前半の流れを示す説明図である。図11は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システムの具体的な準備段階の後半の流れを示す説明図である。図12は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システムの具体的な使用方法の前半の流れを示す説明図である。図13は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システムの具体的な使用方法の後半の流れを示す説明図である。
図1に示されるように、本実施の形態1に係る勤怠状況管理システム1は、各社員2に1人当たり1枚ずつ配布される社員カード3と、各社員2の勤務する職場に各一台ずつ設置される二次元コード撮影送信手段としてのカメラ機能付き携帯電話機5(以下、単に「携帯電話機5」ともいう。)と、カメラ機能付き携帯電話機5から送信されるデータを受信して社員情報管理等の処理を行うシステムコンピュータ6と、特典管理コンピュータとしての前給コンピュータ8を中心として構成されている。
ここで、本実施の形態1においては、前給コンピュータ8は各社員2の銀行口座に給与の振込みが行われる銀行のコンピュータであり、図1に示されるように、システムコンピュータ6と前給サービスについてのデータのやり取りをすることによって、前給サービスについてのデータを共有している。
社員カード3には、各社員2の識別データがコード化された二次元コードとしてのQRコード4が印刷されており、このQRコード4をカメラ機能付き携帯電話機5で撮影することによって、QRコード4にコード化された社員2の識別データが読み取られ、この識別データと「出勤」、「退勤」、「外出」、「戻り」等のステータス情報とが、携帯電話機5によってシステムコンピュータ6に送信される。これらの勤怠データがシステムコンピュータ6内の勤怠データメモリ(記憶装置)に記憶され、1日に1回ずつ社員2ごとに勤務時間が計算され、記憶される。
この処理を毎日続けることによって、各社員2の勤務時間が累積されて行き、累積勤務時間が予め定められた標準勤務時間に対して所定の割合の時間を超えた場合には、特典として前給コンピュータ8を利用して、前給(給与の前払い)サービスを受けることができる。この前給サービスは、その時点におけるその月の累積勤務時間から算出される給与の70%を限度として、各社員2が給与支払日前であっても給与の前払いを受けることができるものである。なお、本実施の形態1においては、累積勤務時間が予め定められた標準勤務時間に対して所定の割合を超えたか否かに関わらず、一律に全社員が前給サービスを受けることができるようにしている。
また、各社員2を雇用する企業のコンピュータ7からは、後述するように社員カード3を作成する際に社員情報がシステムコンピュータ6に送信され、更に企業のコンピュータ7からシステムコンピュータ6にアクセスすることによって、各社員2の勤務状況に関する種々のデータを取得することができる。
次に、本実施の形態1にかかる勤怠状況管理システム1のハードウェアの構成とその機能について、図2を参照して説明する。図2に示されるように、本実施の形態1にかかる勤怠状況管理システム1は、システムコンピュータ6を中心として構成されており、このシステムコンピュータ6が勤務時間取得機能、勤務時間編集機能、勤務時間計算機能、マスタ編集機能、データ出力機能、給与額計算機能、前給送信機能、前給受信機能、前給実績取込機能といった様々な機能を備えている。これらの機能によって得られたデータは、システムコンピュータ6の記憶装置6Aに記憶され、必要に応じて取り出される。
一方、カメラ機能付き携帯電話機5においては、二次元コード(QRコード)読込機能5A、操作・入力機能5B、送信機能5Cが使用されて、社員2の携帯している二次元コード付きIDカード(社員カード)3の二次元コード(QRコード)が二次元コード読込機能5Aによって読み込まれ、社員2が操作・入力機能5Bを用いて「出勤」、「退勤」、「外出」、「戻り」等のステータス情報を入力し、社員2が送信機能5Cを用いて携帯電話回線及び公衆回線9を介してシステムコンピュータ6に送信する。
システムコンピュータ6は携帯電話機5から送信されてきたデータを通信機能によって受信して、時計機能によって受信年月日・受信時刻とともに勤務時間取得機能を用いて勤務時間を取得して記憶装置6Aに記憶する。そして、1日に1回、各社員2について勤務時間計算機能を用いて勤務時間の計算が行われるが、ここで社員2による携帯電話機5の操作ミス、操作忘れ等によって、正しいデータが記憶装置6Aに記憶されていない場合がある。例えば、「出勤」時刻のみが送信されていて「退勤」時刻が送信されていない場合、「出勤」が2回送信されている場合、「外出」のみが送信されていて「戻り」が送信されていない場合、等である。
システム管理者16(または利用企業の管理者)は、毎日1回、手動処理用パソコン15を用いて社員2の全員の勤務時間をシステムコンピュータ6から取得して、手動処理用パソコン15のディスプレイに一覧表として表示させるので、このような異常な場合には直ちにシステム管理者16(または利用企業の管理者)が知ることができ、派遣社員の場合のように職場に手書きの出勤簿が残されている場合にはそれに基づいて、または本人に確認して、勤務時間の正しい入力を行う勤務時間編集処理を実施する。これによって、社員2の全員の正確な勤務時間が、毎日記憶装置6Aに記憶される。
また、前給コンピュータ8は公衆回線(インターネット)10によってシステムコンピュータ6と接続されており、システムコンピュータ6が記憶装置6Aから勤務時間を取得して給与額計算価機能によって計算した給与額を前給送信機能によって公衆回線10を介して前給コンピュータ8に送信し、前給コンピュータ8からは、社員2による前給サービス利用実績を公衆回線10を介してシステムコンピュータ26に送信する。受信された前給サービス利用実績は、システムコンピュータ6の記憶装置6Aに格納される。
次に、本実施の形態1に係る勤怠状況管理システム1の構築と利用の流れについて、図3乃至図5を参照して説明する。まず、勤怠状況管理システム1の構築の手順について、図3を参照して説明する。
図3に示されるように、まずシステム管理者16が、システムコンピュータ6内の記憶装置6Aに対してシステム定義その他のマスタ登録を行い、システムコンピュータ6内ではマスタ登録処理が実行されて、記憶装置6内にマスタ情報が登録される。続いて、この勤怠状況管理システム1を利用しようとする利用企業の管理者が、システム管理者16に対して会社登録申請を行い、システム管理者16は利用企業の管理者から提供された会社情報・管理者情報・社員情報に基づいて、システムコンピュータ6に対して会社登録・社員登録を行う。
この段階で登録される社員情報は、その時点で利用企業に所属している社員についての情報である。同時に、前給コンピュータ8に対しても、会社登録処理が行われる。一度、会社登録処理が行われた後から利用企業の社員になった者に対しては、改めて利用社員登録が行われる。ここでは、新しい社員についての社員ID・社員情報について、まず仮登録が行われ、システムコンピュータ6内では仮登録処理が実行されて、仮登録情報マスタに仮登録情報が記憶される。このように、まず仮登録を行うのは、社員登録を実行すると社員情報はもう削除することができないので、利用企業の社員になって直ぐ辞めてしまう者に対してまで正式の社員登録を行うと、IDが無駄になってしまうからである。
そこで、利用企業の社員になって一定期間が経過した後に、システム管理者16によって正式の社員登録が行われる。即ち、一旦仮登録情報マスタに記憶された仮登録情報を正式な社員情報として、社員情報マスタに記憶させる。このとき、同時に、前給コンピュータ8に対しても、社員登録処理が行われる。このようにして、社員情報マスタには、各利用企業の各社員の情報が、会社情報のID+社員情報のIDからなる一連のコードと組み合わせて記憶される。
続いて、システム管理者16によって、社員カード3の発行処理が行われる。即ち、システム管理者16がパソコン15を操作することによって、システムコンピュータ6に対してQRコード作成の指示が出され、システムコンピュータ6内においては社員情報マスタに記録された社員情報(社員ID・氏名・生年月日等)をQRコードに変換して、生成したQRコードが印刷されて社員カード3が作成され、作成された社員カード3は利用企業ごとにまとめて送付され、各利用企業において各社員2に1枚ずつ配布される。
次に、勤怠入力に使用される端末としてのカメラ機能付き携帯電話機5の登録処理が行われる。即ち、後で詳細に述べるように、利用企業の各職場に設置されるカメラ機能付き携帯電話機5のそれぞれについて、システムコンピュータ6が識別できるように、利用企業の各職場において携帯電話機5の端末登録操作が実行され、システムコンピュータ6内においては端末登録処理が行われて端末情報マスタに格納される。そして、端末登録が完了した旨が各携帯電話機(端末機器)5に送信される。ここまでの処理によって、本実施の形態1に係る勤怠状況管理システム1が稼動可能になる。
そこで、出勤してきた社員2が職場の出入り口近傍に設置してあるカメラ機能付き携帯電話機5を用いて、自分の社員カード3に印刷してあるQRコード4を読み込むことによって、QRコード4にコード化されている社員2の会社(利用企業)ID及び社員IDが読み取られる。そして、社員2が携帯電話機5を操作して勤怠ステータス情報として「出勤」を入力して送信することによって、システムコンピュータ6の通信機能によって受信され、システムコンピュータ6の時計機能によって出勤時間が取得されて、勤怠入力処理が実行されて勤怠情報マスタに格納される。
そして、その日の勤務が終了して帰宅する際には、社員2が職場の出入り口近傍に設置してあるカメラ機能付き携帯電話機5を用いて自分の社員カード3に印刷してあるQRコード4を読み込み、携帯電話機5を操作して勤怠ステータス情報として「退勤」を入力して送信することによって、システムコンピュータ6の通信機能によって受信され、システムコンピュータ6の時計機能によって退勤時間が取得されて、勤怠入力処理が実行されて勤怠情報マスタに格納される。
なお、出勤から退勤までの間に私用で外出する場合には、カメラ機能付き携帯電話機5を用いて自分の社員カード3に印刷してあるQRコード4を読み込み、携帯電話機5を操作して勤怠ステータス情報として「外出」を入力して送信し、職場に戻ってきた際にはカメラ機能付き携帯電話機5を用いて自分の社員カード3に印刷してあるQRコード4を読み込み、携帯電話機5を操作して勤怠ステータス情報として「戻り」を入力して送信することによって、これらの情報も全て勤怠情報マスタに格納される。
そして、1日の所定時刻に勤怠編集・計算処理が行われる。前述したように、利用企業の管理者(またはシステム管理者16)は、手動処理用パソコン15を用いて社員2の全員の勤務時間をシステムコンピュータ6から取得して、手動処理用パソコン15のディスプレイに一覧表として表示させるので、「出勤」のみで「退勤」が入力されていない、「出勤」が2回入力されている、といった異常な場合には直ちに利用企業の管理者(またはシステム管理者16)が知ることができ、派遣社員の場合のように職場に手書きの出勤簿が残されている場合にはそれに基づいて、または本人に確認して、勤務時間の正しい入力を行う勤務時間編集処理を実施する。
これに基づいて、システムコンピュータ6内では勤怠編集・計算処理が実行され、社員2の全員について、「出勤」の時刻から「退勤」の時刻までの時間を算出することによって、またその間に「外出」がある場合には「外出」の時刻から「戻り」の時刻までの時間を差し引くことによって、各社員2の勤務時間を計算してその計算結果を勤怠情報マスタに格納する。かかる処理が毎日繰り返されることによって、各社員2の累積勤務時間が勤怠情報マスタに格納されていく。
次に、前給サービスに関する処理について、図5を参照して説明する。図5に示されるように、前給データ送信においては、毎日定時刻にシステムコンピュータ6の勤怠情報マスタから各社員2について、前日の勤務情報(勤務時間)を取得してHULFT送信処理によって自動的に、またはシステム管理者16が手動で前給コンピュータ8に前日の勤務情報を送信する。これによって、前給コンピュータ8においては、各社員2についての前日までの累積勤務時間を計算することができ、累積勤務時間に相当する給与の70%までを前給サービスに供することができる。
一方、前給データ受信においては、毎月の締日に前給コンピュータ8から各社員2についての前給サービス利用実績をHULFT受信処理によって自動的に、またはシステム管理者16が手動で受信して、システムコンピュータ6の前給実績情報マスタに格納する。これによって、各社員2について月額の給与を算出する際に、前給サービス利用実績のある者については、前給として支払った金額を差し引いて正確な給与額を算出することができる。
なお、利用企業においては、いつ何時でもシステムコンピュータ6にアクセスすることによって、システムコンピュータ6の記憶装置6Aの各マスタに格納されている各情報をデータ出力処理によってデータ出力させて参照することができる。
次に、図3乃至図5に示される業務フローの中の「勤怠入力」、「勤怠編集・計算」、「前給データ送信」、「前給データ受信」の各処理についてのより詳細な内容について、図6乃至図9を参照して説明する。
図6に示されるように、「勤怠入力」処理においては、まず社員2がカメラ機能付き携帯電話機5を用いて「出勤」等の勤怠ステータス情報を入力し(ステップS11)、続いて社員カード3のQRコード4をカメラ機能付き携帯電話機5で読込み(ステップS12)、携帯電話機5がQRコード4を解析する(ステップS13)。そして、予め登録されている携帯電話機5の端末情報(職場ID)を取得して(ステップS14)、QRコード4を解析して得られた会社ID・社員ID・社員情報と勤怠ステータス情報及び職場IDからなる送信情報を作成し(ステップS15)、送信情報を携帯電話機5からシステムコンピュータ6に送信して(ステップS16)、終了する。
図7に示されるように、「勤怠編集・計算」処理においては、図6のステップS16で送信された送信情報をシステムコンピュータ6が受信し(ステップS21)、同時に時計機能から時刻を取得して(ステップS22)、受信年月日・受信時刻の付された勤務情報を作成する(ステップS23)。続いて、その勤務情報が有効か否か、即ち「出勤」と「退勤」が対になっているかどうかが判定されて(ステップS24)、有効でない場合にはそのまま勤務情報として勤怠情報マスタに格納して(ステップS27)、終了する。
一方、ステップS24において有効と判定された場合には、それらの「出勤」時刻と「退勤」時刻から勤務時間が計算されて(ステップS25)、各社員2について定められている時間給からその日の給与額が計算され(ステップS26)、計算された給与額を勤怠情報マスタに格納して(ステップS27)、終了する。
図8に示されるように、「前給データ送信」処理においては、毎日(実際は銀行営業日である平日のみ)一定時刻に、勤怠情報マスタから前日の勤務情報(銀行休業日の翌日においては最先の銀行営業日までの全ての勤務情報)を取得し(ステップS31)、送信情報を作成して(ステップS32)、HULFT送信処理によって自動的に、またはシステム管理者16が手動で前給コンピュータ8に送信する(ステップS33)。
また、図9に示されるように、「前給データ受信」処理においては、毎月の締日に前給コンピュータ8から各社員2についての前給サービス利用実績情報をHULFT受信処理によって自動的に、またはシステム管理者16が手動で受信して(ステップS41)、前給サービス利用実績情報の解析を行い(ステップS42)、その解析結果をシステムコンピュータ6の前給実績情報マスタに格納する(ステップS43)。
次に、勤怠状況管理システム1の具体的な準備操作について、図10及び図11を参照して説明する。まず、図10(a)に示されるように、各職場(店舗)のカメラ機能付き携帯電話機5が勤怠状況管理以外の用途に使われることのないように、ダイヤル通話の使用禁止設定を行い、図10(b)に示されるように、各職場の出入口近傍にカメラ機能付き携帯電話機5をチェーン14で固定して設置する。次に、図10(c)に示されるシステム管理者のパソコン15に、携帯電話機5から空メールを送信するか、電話やFAXでメールアドレスをシステム管理者のオペレータ16に教える等することによって、携帯電話機5のメールアドレスを入力する。
そして、図10(d)に示されるように、システム管理者のオペレータ16が、各携帯電話機5のメールアドレスをパソコン15からシステムコンピュータ6に送信することによって、システムコンピュータ6に登録する。次に、図10(e)に示されるように、各携帯電話機5に対して端末登録メールを送信する。図11(a)に示されるように、携帯電話機5に端末登録メールが着信して端末登録メールを開くと、携帯電話機5の画面5aには、図11(b)に示されるように、端末(携帯電話機5)登録を行うためにアクセスすべきURLが表示されている。
そこで、このURLにアクセスして、図11(c),(d)に示されるように、端末(携帯電話機5)登録を実行する。これによって、各携帯電話機5の会社情報・店舗(職場)情報が各携帯電話機5のメールアドレスとともにシステムコンピュータ6の記憶装置6Aに記憶される。
次に、勤怠状況管理システム1の具体的な使用方法について、図12及び図13を参照して説明する。まず、図12(a)に示されるように各職場(店舗)の出入口に設置されているカメラ機能付き携帯電話機5を、図12(b)に示されるように出勤してきた社員2が手に取って、図12(c)に示されるように社員2の社員カード3に印刷されているQRコード(登録商標)4を、図12(d),(e)に示されるようにカメラ機能付き携帯電話機5で(QRコード読取りモードにして)撮影する。
これによって、図12(f)のカメラ機能付き携帯電話機5の画面5aに示されるように、社員2の社員カード3のQRコード4にコード化されているIDデータが読み取られる。このIDデータには、会社名・店舗名・個人名・生年月日等のデータが含まれている。次に、図12(g)に示されるように、システムコンピュータ6のメールアドレスにアクセスして、携帯電話機5とシステムコンピュータ6を接続状態にする。すると、図13(a)に示されるように、携帯電話機5の画面5aに登録画面が表示される。
そこで、図13(a)に示されるプルダウンメニュー5bから、図13(b),(c)に示されるように「出勤」を選択して、携帯電話機5の決定ボタンを押すと、社員2のIDデータとともにステータス情報としての「出勤」が、携帯電話回線9を介してシステムコンピュータ6に送信されて記憶装置6Aに記憶される。そして、図13(d)に示されるように、携帯電話機5の画面5aに登録完了画面が表示される。記憶装置6Aに記憶された内容は、システム管理者のオペレータ16がパソコン15からシステムコンピュータ6にアクセスすることによって、いつでもパソコン15のディスプレイ画面15aに表示させることができる。
このようにして、本実施の形態1に係る勤怠状況管理システム1においては、各社員2が二次元コードとしてのQRコード4が印刷された社員カード3を携帯し、かつ職場の出入口に小型の二次元コード撮影送信手段としてのカメラ機能付き携帯電話機5を設置するだけで、仕事についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価して、前給サービスという特典を付与することができる。
本実施の形態1に係る勤怠状況管理システム1においては、複数の会社(利用企業)の勤怠状況管理を行っているため、システムコンピュータ6としても大容量かつ高速処理ができることが必要であり、システムコンピュータ6として専用のサーバを使用しているが、勤怠状況管理を行う対象となる社員数が比較的少数の場合には、システムコンピュータ6としてパソコンを用いることも可能である。
また、本実施の形態1に係る勤怠状況管理システム1においては、特典として前給(給与の前払い)サービスを付与する場合について説明したが、特典としてはこれに限られるものではなく、他のサービスを付与しても良いし、複数の特典を付与できるようにしても良い。
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理システム及び学習状況管理方法について、図14乃至図18を参照して説明する。
図14は本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理システム及び学習状況管理方法の概略を示す模式図である。図15は本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理システムの全体構成を示すブロック図である。図16は本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理方法の流れを示すフロー図の前半部分を示す図である。図17は本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理方法の流れを示すフロー図の中間部分を示す図である。図18は本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理方法の流れを示すフロー図の後半部分を示す図である。
図14に示されるように、本実施の形態2にかかる学習状況管理システム21は、各受講者22に1人当たり1枚ずつ配布される受講者カード23と、各受講者22が学習を行う学習室に各一台ずつ設置される二次元コード撮影送信手段としてのカメラ機能付き携帯電話機25(以下、単に「携帯電話機25」ともいう。)と、カメラ機能付き携帯電話機25から送信されるデータを受信して学習情報管理等の処理を行うシステムコンピュータ26と、特典算出手段と特典付与手段を有する特典管理コンピュータ28を中心として構成されている。
ここで、受講者22を受け入れるスクール27としては、具体的には学習塾、予備校、英会話スクール、茶道教室、華道教室、フランス刺繍教室、等が考えられる。学習する内容や学習の方法はこれらの各スクールによって異なるが、これらの各スクールで学習する人を、ここでは一様に「受講者」と呼ぶものとする。
また、本実施の形態2においては、受講料割引コンピュータ28は各受講者22が受講料の振込みを行う銀行口座が存在する銀行のコンピュータであり、図14に示されるように、システムコンピュータ26と受講料割引サービスについてのデータのやり取りをすることによって、受講料割引サービスについてのデータを共有している。
受講者カード23には、各受講者22の識別データがコード化された二次元コードとしてのQRコード24が印刷されており、このQRコード24をカメラ機能付き携帯電話機25で撮影することによって、QRコード24にコード化された受講者22の識別データが読み取られ、この識別データと「入室」、「退室」、「外出」、「戻り」等のステータス情報とが、携帯電話機25によってシステムコンピュータ26に送信される。これらの学習データがシステムコンピュータ26内の学習データメモリ(記憶装置)に記憶され、1日に1回ずつ受講者22ごとに学習時間が計算され、記憶される。
この処理を毎日続けることによって、各受講者22の学習時間が累積されて行き、累積学習時間が予め定められた標準学習時間に対して所定の割合を超えた場合には、特典として受講料割引コンピュータ28を利用して、次月の受講料の割引サービスを受けることができる。この受講料割引サービスは、次月の受講料の20%を限度として、各受講者22が受講料の割引を受けることができるものである。
また、各受講者22を受け入れるスクール27のコンピュータからは、後述するように受講者カード23を作成する際に受講者情報がシステムコンピュータ26に送信され、更にスクール27のコンピュータからシステムコンピュータ26にアクセスすることによって、各受講者22の学習状況に関する種々のデータを取得することができる。
次に、本実施の形態2にかかる学習状況管理システム21のハードウェアの構成とその機能について、図15を参照して説明する。図15に示されるように、本実施の形態2にかかる学習状況管理システム21は、システムコンピュータ26を中心として構成されており、このシステムコンピュータ26が学習時間取得機能、学習時間編集機能、学習時間計算機能、マスタ編集機能、データ出力機能、学習時間計算機能、学習状況評価機能、割引送信機能、割引受信機能、割引実績取込機能といった様々な機能を備えている。これらの機能によって得られたデータは、システムコンピュータ26の記憶装置26Aに記憶され、必要に応じて取り出される。
一方、カメラ機能付き携帯電話機25においては、二次元コード(QRコード)読込機能25A、操作・入力機能25B、送信機能25Cが使用されて、受講者22の携帯している二次元コード付きIDカード(社員カード)23の二次元コード(QRコード)が二次元コード読込機能25Aによって読み込まれ、受講者22が操作・入力機能25Bを用いて「入室」、「退室」、「外出」、「戻り」等のステータス情報を入力し、受講者22が送信機能25Cを用いて携帯電話回線及び公衆回線9を介してシステムコンピュータ26に送信する。
システムコンピュータ26は携帯電話機25から送信されてきたデータを通信機能によって受信して、時計機能によって受信年月日・受信時刻とともに学習時間取得機能を用いて学習時間を取得して記憶装置26Aに記憶する。そして、1日に1回、各受講者22について学習時間計算機能を用いて学習時間の計算が行われるが、ここで受講者22による携帯電話機25の操作ミス、操作忘れ等によって、正しいデータが記憶装置26Aに記憶されていない場合がある。例えば、「入室」時刻のみが送信されていて「退室」時刻が送信されていない場合、「入室」が2回送信されている場合、「外出」のみが送信されていて「戻り」が送信されていない場合、等である。
システム管理者36(または利用企業の管理者)は、毎日1回、手動処理用パソコン35を用いて受講者22の全員の学習時間をシステムコンピュータ26から取得して、手動処理用パソコン35のディスプレイに一覧表として表示させるので、このような異常な場合には直ちにシステム管理者36(または利用企業の管理者)が知ることができ、本人に確認する等して、学習時間の正しい入力を行う学習時間編集処理を実施する。これによって、受講者22の全員の正確な学習時間が、毎日記憶装置26Aに記憶される。
また、受講料割引コンピュータ28は公衆回線(インターネット)10によってシステムコンピュータ26と接続されており、システムコンピュータ26が記憶装置26Aから学習時間を取得して学習状況評価機能によって評価した学習状況評価結果を割引送信機能によって公衆回線10を介して受講料割引コンピュータ28に送信し、受講料割引コンピュータ28からは、受講者22による割引サービス利用実績を公衆回線10を介してシステムコンピュータ26に送信する。受信された割引サービス利用実績は、システムコンピュータ26の記憶装置26Aに格納される。
次に、本実施の形態2に係る勤怠状況管理システム21の構築と利用の流れについて、図16乃至図18を参照して説明する。まず、勤怠状況管理システム21の構築の手順について、図16及び図17を参照して説明する。
図16に示されるように、まずシステム管理者36が、システムコンピュータ26内の記憶装置26Aに対してシステム定義その他のマスタ登録を行い、システムコンピュータ26内ではマスタ登録処理が実行されて、記憶装置26内にマスタ情報が登録される。続いて、この学習状況管理システム21を利用しようとするスクール27の管理者が、システム管理者36に対してスクール登録申請を行い、システム管理者36はスクールの管理者から提供されたスクール情報・管理者情報・受講者情報に基づいて、システムコンピュータ26に対してスクール登録・受講者登録を行う。
この段階で登録される受講者情報は、その時点でスクール27に所属している受講者についての情報である。同時に、受講料割引コンピュータ28に対しても、スクール登録処理が行われる。一度、スクール登録処理が行われた後からスクール27の受講者になった者に対しては、改めて受講者登録が行われる。ここでは、新しい受講者についての受講者ID・受講者情報について、まず仮登録が行われ、システムコンピュータ26内では仮登録処理が実行されて、仮登録情報マスタに仮登録情報が記憶される。このように、まず仮登録を行うのは、受講者登録を実行すると受講者情報はもう削除することができないので、スクール27に入って直ぐ辞めてしまう者に対してまで正式の受講者登録を行うと、IDが無駄になってしまうからである。
そこで、スクール27の受講者になって一定期間が経過した後に、システム管理者36によって正式の受講者登録が行われる。即ち、一旦仮登録情報マスタに記憶された仮登録情報を正式な受講者情報として、受講者情報マスタに記憶させる。このとき、同時に、受講料割引コンピュータ28に対しても、受講者登録処理が行われる。このようにして、受講者情報マスタには、各スクール27の各受講者22の情報が、スクール情報のID+受講者情報のIDからなる一連のコードと組み合わせて記憶される。
続いて、システム管理者36によって、受講者カード23の発行処理が行われる。即ち、システム管理者36がパソコン35を操作することによって、システムコンピュータ26に対してQRコード作成の指示が出され、システムコンピュータ26内においては受講者情報マスタに記録された受講者情報(受講者ID・氏名・生年月日等)をQRコードに変換して、生成したQRコードが印刷されて受講者カード23が作成され、作成された受講者カード23はスクール27ごとにまとめて送付され、各スクール27において各受講者22に1枚ずつ配布される。
次に、学習時間入力に使用される端末としてのカメラ機能付き携帯電話機25の登録処理が行われる。即ち、スクール27の各学習室に設置されるカメラ機能付き携帯電話機25のそれぞれについて、システムコンピュータ26が識別できるように、スクール27の各学習室において携帯電話機25の端末登録操作が実行され、システムコンピュータ26内においては端末登録処理が行われて端末情報マスタに格納される。そして、端末登録が完了した旨が各携帯電話機(端末機器)25に送信される。ここまでの処理によって、本実施の形態2に係る学習状況管理システム21が稼動可能になる。
そこで、学習しにきた受講者22が学習室の出入り口近傍に設置してあるカメラ機能付き携帯電話機25を用いて、自分の受講者カード23に印刷してあるQRコード24を読み込むことによって、QRコード24にコード化されている受講者22のスクールID及び受講者IDが読み取られる。そして、受講者22が携帯電話機25を操作して勤怠ステータス情報として「入室」を入力して送信することによって、システムコンピュータ26の通信機能によって受信され、システムコンピュータ26の時計機能によって入室時間が取得されて、学習時間入力処理が実行されて学習時間情報マスタに格納される。
そして、その日の学習が終了して帰宅する際には、受講者22が学習室の出入り口近傍に設置してあるカメラ機能付き携帯電話機25を用いて自分の受講者カード23に印刷してあるQRコード24を読み込み、携帯電話機25を操作してステータス情報として「退室」を入力して送信することによって、システムコンピュータ26の通信機能によって受信され、システムコンピュータ26の時計機能によって退室時間が取得されて、学習時間入力処理が実行されて学習時間情報マスタに格納される。
なお、入室から退室までの間に私用で外出する場合には、カメラ機能付き携帯電話機25を用いて自分の受講者カード23に印刷してあるQRコード24を読み込み、携帯電話機25を操作してステータス情報として「外出」を入力して送信し、学習室に戻ってきた際にはカメラ機能付き携帯電話機25を用いて自分の受講者カード23に印刷してあるQRコード24を読み込み、携帯電話機25を操作してステータス情報として「戻り」を入力して送信することによって、これらの情報も全て学習時間情報マスタに格納される。
そして、1日の所定時刻に学習時間編集・計算処理が行われる。前述したように、スクール27の管理者(またはシステム管理者36)は、手動処理用パソコン35を用いて受講者22の全員の学習時間をシステムコンピュータ26から取得して、手動処理用パソコン35のディスプレイに一覧表として表示させるので、「入室」のみで「退室」が入力されていない、「入室」が2回入力されている、といった異常な場合には直ちにスクール27の管理者(またはシステム管理者36)が知ることができ、本人に確認する等して、学習時間の正しい入力を行う学習時間編集処理を実施する。
これに基づいて、システムコンピュータ26内では学習時間編集・計算処理が実行され、受講者22の全員について、「入室」の時刻から「退室」の時刻までの時間を算出することによって、またその間に「外出」がある場合には「外出」の時刻から「戻り」の時刻までの時間を差し引くことによって、各受講者22の学習時間を計算してその計算結果を学習時間情報マスタに格納する。かかる処理が毎日繰り返されることによって、各受講者22の累積学習時間が学習時間情報マスタに格納されていく。
次に、受講料割引サービスに関する処理について、図18を参照して説明する。図18に示されるように、割引データ送信においては、毎日定時刻にシステムコンピュータ26の学習時間情報マスタから各受講者22について、前日の学習時間を取得してHULFT送信処理によって自動的に、またはシステム管理者36が手動で受講料割引コンピュータ28に前日の学習時間情報を送信する。
これによって、受講料割引コンピュータ28においては、各受講者22についての前日までの累積学習時間を計算することができ、システムコンピュータ26の学習状況評価機能によって累積学習時間が評価され、この累積学習時間が予め定められた標準学習時間の90%以上である場合には、その受講者22は受講料割引サービスを受けることができる。
一方、割引データ受信においては、毎月の締日に受講料割引コンピュータ28から各受講者22についての割引サービス利用実績をHULFT受信処理によって自動的に、またはシステム管理者36が手動で受信して、システムコンピュータ26の割引実績情報マスタに格納する。
なお、スクール27においては、いつ何時でもシステムコンピュータ26にアクセスすることによって、システムコンピュータ26の記憶装置26Aの各マスタに格納されている各情報をデータ出力処理によってデータ出力させて参照することができる。
このようにして、本実施の形態2に係る学習状況管理システム21においては、各受講者22が二次元コードとしてのQRコード24が印刷された受講者カード23を携帯し、かつ学習室の出入口に小型の二次元コード撮影送信手段としてのカメラ機能付き携帯電話機25を設置するだけで、学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価して、受講料割引サービスという特典を付与することができる。
本実施の形態2に係る学習状況管理システム21においては、複数のスクールの学習状況管理を行っているため、システムコンピュータ26としても大容量かつ高速処理ができることが必要であり、システムコンピュータ26として専用のサーバを使用しているが、学習状況管理を行う対象となる受講者数が比較的少数の場合には、システムコンピュータ26としてパソコンを用いることも可能である。
また、本実施の形態2に係る学習状況管理システム21においては、特典として受講料割引サービスを付与する場合について説明したが、特典としてはこれに限られるものではなく、他のサービスを付与しても良いし、複数の特典を付与できるようにしても良い。
実施の形態3
次に、本発明の実施の形態3に係る学習状況管理システム及び学習状況管理方法について、図19を参照して説明する。図19は本発明の実施の形態3に係る学習状況管理システム及び学習状況管理方法の概略を示す模式図である。なお、本実施の形態3に係る学習状況管理システム及び学習状況管理方法は、一部を除いて上記実施の形態2に係る学習状況管理システム及び学習状況管理方法と同様であるため、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図19に示されるように、本実施の形態3に係る学習状況管理システム31が上記実施の形態2に係る学習状況管理システム21と異なるのは、本実施の形態3の学習状況管理システム31は担当教師としての家庭教師32を派遣する場合の受講者(生徒)22の学習状況を管理するためのシステムであるということである。
即ち、家庭教師32が授業を行うために生徒22の自宅を訪問した際に、家庭教師32が携帯しているカメラ機能付き携帯電話機25で、生徒22の所持している受講者カード23のQRコード24を撮影することによって、QRコード24にコード化された受講者22の識別データが読み取られ、この識別データと「授業開始」、「授業終了」、「休憩」、「再開」等のステータス情報とが、携帯電話機25によってシステムコンピュータ26に送信される。これらの学習データがシステムコンピュータ26内の学習データメモリ(記憶装置)に記憶され、1日に1回ずつ受講者22ごとに学習時間が計算され、記憶される。
この処理を毎日続けることによって、各受講者22の学習時間が累積されて行き、累積学習時間が予め定められた標準学習時間に対して所定の割合を超えた場合には、特典として受講料割引コンピュータ28を利用して、次月の受講料の割引サービスを受けることができる。この受講料割引サービスは、次月の受講料の20%を限度として、各受講者22が受講料の割引を受けることができるものである。
また、各受講者22を受け入れるスクール27のコンピュータからは、受講者カード23を作成する際に受講者情報がシステムコンピュータ26に送信され、更にスクール27のコンピュータからシステムコンピュータ26にアクセスすることによって、各受講者22の学習状況に関する種々のデータを取得することができる。その他の部分については、上記実施の形態2と同様である。
このようにして、本実施の形態3に係る学習状況管理システム31においては、各受講者22が二次元コードとしてのQRコード24が印刷された受講者カード23を携帯し、かつ家庭教師32が二次元コード撮影送信手段としてのカメラ機能付き携帯電話機25を所持するだけで、学習についての個人ごとの時間情報を省スペース・低コストで把握し、かつ個人ごとに評価して、受講料割引サービスという特典を付与することができる。
本実施の形態3に係る学習状況管理システム31においては、複数のスクール(家庭教師派遣業者)の学習状況管理を行っているため、システムコンピュータ26としても大容量かつ高速処理ができることが必要であり、システムコンピュータ26として専用のサーバを使用しているが、学習状況管理を行う対象となる受講者(生徒)数が比較的少数の場合には、システムコンピュータ26としてパソコンを用いることも可能である。
また、本実施の形態3に係る学習状況管理システム31においては、特典として受講料割引サービスを付与する場合について説明したが、特典としてはこれに限られるものではなく、他のサービスを付与しても良いし、複数の特典を付与できるようにしても良い。
本発明を実施するに際しては、勤務状況管理システム及び学習状況管理システムのその他の部分の構成、装置、数量、大きさ、配置、接続関係等についても、また勤務状況管理方法及び学習状況管理方法のその他の工程についても、上記各実施の形態に限定されるものではない。
図1は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システム及び勤怠状況管理方法の概略を示す模式図である。 図2は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システムの全体構成を示すブロック図である。 図3は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の前半部分を示す図である。 図4は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の中間部分を示す図である。 図5は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の後半部分を示す図である。 図6は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の中の「勤怠入力」の処理内容を示すフローチャートである。 図7は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の中の「勤怠編集・計算」の処理内容を示すフローチャートである。 図8は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の中の「前給データ送信処理」の処理内容を示すフローチャートである。 図9は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理方法の流れを示すフロー図の中の「前給データ受信処理」の処理内容を示すフローチャートである。 図10は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システムの具体的な準備段階の前半の流れを示す説明図である。 図11は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システムの具体的な準備段階の後半の流れを示す説明図である。 図12は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システムの具体的な使用方法の前半の流れを示す説明図である。 図13は本発明の実施の形態1にかかる勤怠状況管理システムの具体的な使用方法の後半の流れを示す説明図である。 図14は本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理システム及び学習状況管理方法の概略を示す模式図である。 図15は本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理システムの全体構成を示すブロック図である。 図16は本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理方法の流れを示すフロー図の前半部分を示す図である。 図17は本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理方法の流れを示すフロー図の中間部分を示す図である。 図18は本発明の実施の形態2にかかる学習状況管理方法の流れを示すフロー図の後半部分を示す図である。 図19は本発明の実施の形態3に係る学習状況管理システム及び学習状況管理方法の概略を示す模式図である。
符号の説明
1 勤怠状況管理システム
2 勤務者(社員)
3 勤務者カード(社員カード)
4,24 二次元コード(QRコード)
5,25 二次元コード撮影送信手段(カメラ付き携帯電話機)
6,26 システムコンピュータ
7 企業
8,28 特典管理コンピュータ
15,35 手動処理用パソコン
15a ディスプレイ画面
16,36 システム管理者(オペレータ)
21,31 学習状況管理システム
22 受講者
23 受講者カード
27 スクール
32 担当教師

Claims (12)

  1. 各勤務者1人当たり1枚ずつ配布される勤務者カードであって、前記各勤務者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された勤務者カードと、
    前記各勤務者がそれぞれの職場において出入りする出入口近傍に設置され、前記勤務者カードに印刷された前記二次元コードを撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各勤務者の識別データを読み取り、前記識別データを前記各勤務者のステータス情報及び職場データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する二次元コード撮影送信手段と、
    前記システムコンピュータに設けられ、前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記職場データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信し、受信年月日及び受信時刻とともに記憶する勤怠時間メモリと、
    前記システムコンピュータに設けられ、所定の期間ごとに前記勤怠時間メモリに蓄積された前記各勤務者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各勤務者の総勤務時間及び勤務状況からなる勤怠データを算出する勤怠データ算出手段と、
    前記システムコンピュータに設けられ、前記勤怠データから前記勤務者の勤務態度を評価して勤務態度評価データを作成する勤務態度評価手段と、
    前記勤務態度評価手段によって作成された勤務態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する特典算出手段と、前記勤務者からの要求に基づいて前記特典算出手段によって算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する特典付与手段とを有する特典管理コンピュータと
    を具備することを特徴とする勤怠状況管理システム。
  2. 前記特典管理コンピュータは前記勤務者による前記特典の利用実績を前記システムコンピュータに送信する特典利用実績送信手段をも有することを特徴とする請求項1に記載の勤怠状況管理システム。
  3. 各勤務者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された勤務者カードの前記二次元コードを前記各勤務者がそれぞれの職場において出入りする出入口近傍に設置された二次元コード撮影送信手段を用いて撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各勤務者の識別データを読み取る工程と、
    前記二次元コード撮影送信手段を用いて前記識別データを前記各勤務者のステータス情報及び職場データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する工程と、
    前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記職場データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信して、前記システムコンピュータに設けられた勤怠時間メモリに受信年月日及び受信時刻とともに記憶する工程と、
    所定の期間ごとに前記勤怠時間メモリに蓄積された前記各勤務者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各勤務者の総勤務時間及び勤務状況からなる勤怠データを算出する工程と、
    前記勤怠データから前記勤務者の勤務態度を評価して勤務態度評価データを作成する工程と、
    前記勤務態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する工程と、
    前記各勤務者からの要求に基づいて算出された前記特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する工程と
    を具備することを特徴とする勤怠状況管理方法。
  4. 前記特典は給料の一部前払いであることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の勤怠状況管理システムまたは請求項3に記載の勤怠状況管理方法。
  5. 各受講者1人当たり1枚ずつ配布される受講者カードであって、前記各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードと、
    前記各受講者がそれぞれの受講場所に出入りする出入口近傍に設置され、前記受講者カードに印刷された前記二次元コードを撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各受講者の識別データを読み取り、前記識別データを前記各受講者のステータス情報及び受講場所データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する二次元コード撮影送信手段と、
    前記システムコンピュータに設けられ、前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記各受講者の前記受講場所データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信し、受信年月日及び受信時刻とともに記憶する学習時間メモリと、
    前記システムコンピュータに設けられ、所定の期間ごとに前記学習時間メモリに蓄積された前記各受講者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する学習時間データ算出手段と、
    前記システムコンピュータに設けられ、前記学習時間データから前記受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する学習態度評価手段と、
    前記学習態度評価手段によって作成された学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する特典算出手段と、前記受講者からの要求に基づいて前記特典算出手段によって算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する特典付与手段とを有する特典管理コンピュータと
    を具備することを特徴とする学習状況管理システム。
  6. 各受講者1人当たり1枚ずつ配布される受講者カードであって、前記各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードと、
    前記各受講者の担当教師が携帯し、前記受講者カードに印刷された前記二次元コードを撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各受講者の識別データを読み取り、前記識別データを前記各受講者のステータス情報及び担当教師データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する二次元コード撮影送信手段と、
    前記システムコンピュータに設けられ、前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記各受講者の前記担当教師データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信し、受信年月日及び受信時刻とともに記憶する学習時間メモリと、
    前記システムコンピュータに設けられ、所定の期間ごとに前記学習時間メモリに蓄積された前記各受講者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する学習時間データ算出手段と、
    前記システムコンピュータに設けられ、前記学習時間データから前記受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する学習態度評価手段と、
    前記学習態度評価手段によって作成された学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する特典算出手段と、前記受講者からの要求に基づいて前記特典算出手段によって算出された特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する特典付与手段とを有する特典管理コンピュータと
    を具備することを特徴とする学習状況管理システム。
  7. 前記特典管理コンピュータは前記受講者による前記特典の利用実績を前記システムコンピュータに送信する特典利用実績送信手段をも有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の学習状況管理システム。
  8. 各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードの前記二次元コードを前記各受講者がそれぞれの受講場所において出入りする出入口近傍に設置された二次元コード撮影送信手段を用いて撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各受講者の識別データを読み取る工程と、
    前記二次元コード撮影送信手段を用いて前記識別データを前記受講者のステータス情報及び受講場所データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する工程と、
    前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記受講場所データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信して、前記システムコンピュータに設けられた学習時間メモリに受信年月日及び受信時刻とともに記憶する工程と、
    所定の期間ごとに前記学習時間メモリに蓄積された前記各受講者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する工程と、
    前記学習時間データから前記受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する工程と、
    前記学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する工程と、
    前記各受講者からの要求に基づいて算出された前記特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する工程と
    を具備することを特徴とする学習状況管理方法。
  9. 各受講者の識別データがコード化された二次元コードが印刷された受講者カードの前記二次元コードを前記各受講者がそれぞれの担当教師が所持する二次元コード撮影送信手段を用いて撮影することによって前記二次元コードに記録された前記各受講者の識別データを読み取る工程と、
    前記二次元コード撮影送信手段を用いて前記識別データを前記受講者のステータス情報及び担当教師データとともに回線を介してシステムコンピュータに送信する工程と、
    前記二次元コード撮影送信手段から前記回線を介して送信される前記担当教師データ、前記識別データ及び前記ステータス情報を受信して、前記システムコンピュータに設けられた学習時間メモリに受信年月日及び受信時刻とともに記憶する工程と、
    所定の期間ごとに前記学習時間メモリに蓄積された前記各受講者の前記識別データ及び前記ステータス情報から前記各受講者の総学習時間及び学習状況からなる学習時間データを算出する工程と、
    前記学習時間データから前記受講者の学習態度を評価して学習態度評価データを作成する工程と、
    前記学習態度評価データに基づいて付与される特典の種類及びサイズを算出する工程と、
    前記各受講者からの要求に基づいて算出された前記特典の種類及びサイズの範囲内で特典を付与する工程と
    を具備することを特徴とする学習状況管理方法。
  10. 前記特典は受講料の割引であることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1つに記載の学習状況管理システムまたは請求項8若しくは請求項9に記載の学習状況管理方法。
  11. 前記二次元コード撮影送信手段はカメラ機能付き携帯電話機であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の勤怠状況管理システム若しくは勤怠状況管理方法、または請求項5乃至請求項10のいずれか1つに記載の学習状況管理システム若しくは学習状況管理方法。
  12. 前記二次元コードは「QRコード」(登録商標)であることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1つに記載の勤怠状況管理システム若しくは勤怠状況管理方法または学習状況管理システム若しくは学習状況管理方法。
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