JP2008046525A - 立体像撮影装置と表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入手が難しい蝿の目レンズを使わずに、インテグラルフォトグラフィに相当する立体像の撮影し、表示することを可能にする。
【解決手段】 シリンドリカル凹レンズを並べたレンチキュラーレンズと、これと垂直なスリットを面上に並べたスリット板を通して被写体の像を撮影する。このとき撮像面をスリット像の結像面より所定の距離だけ撮影レンズに近い位置に置くと、撮影像はインテグラルフォトグラフィで言う正しい立体像に相当する画像になる。撮影像を表示するに当たっては、蝿の目レンズシートに変わってレンチキュラーレンズとスリット板の組み合わせを使うことが出来る。さらにレンチキュラーレンズとスリット板の位置関係や、レンチキュラーレンズの種類を変えることで異なる性質の立体像を撮影することが可能になり、その撮影像は線状光源を並べたバックライトと、レンチキュラーレンズの組み合わせで表示することが出来る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インテグラルフォトグラフィの原理の基づき、上下左右の視点移動に対応する立体像を撮影、表示する装置に関する。
インテグラルフォトグラフィを使った立体像の撮影と表示は、上下左右の視点移動に対応するリアルな立体像を実現できる有望な手法として期待されているものの、そのままでは遠近感が逆転する偽立体像になってしまうという技術的な問題があることや、レンズを二次元的に並べたレンズシートが入手困難で、またかりに入手できても高価であるなどの問題があり、現在に至るまで一般に普及していない。
遠近感の逆転する問題を解決するためには、本発明者はすでに特開2003-307800および特開2005-010549に示した方法を提案したが、これらの方法ではやはり凹レンズが並んだレンズシートや凸面鏡が並んだ反射面など特殊な部品を必要とするため、資金の無い者にとって実施することは容易でなかった。
特開2003-307800号公報 特開2005-010549号公報
本発明の課題は、レンズを二次元的に並べた所謂蝿の目レンズシートを使わず、レンチキュラーレンズやスリット板などの比較的入手が容易な材料を使って、上下左右の二次元的な視点移動に対応する立体像を撮影、表示する装置を実現することである。
本発明の請求項1は、シリンドリカル凹レンズが平行に並んだレンチキュラーレンズと、これと平行に置かれた、該シリンドリカル凹レンズと垂直なスリットが平行に並んでなるスリット板と、該レンチキュラーレンズを透過し、さらに該スリット板を通った光を撮影レンズによって撮像面に投影して撮影するカメラからなり、該レンチキュラーレンズと該スリット板を通して被写体の像を撮影する装置であって、該撮影レンズには該レンチキュラーレンズを構成するシリンドリカル凹レンズに垂直な方向に光線の幅を狭める絞りが設けられ、かつ該撮像面は撮影レンズによって該スリット板のスリット群の像が結ばれる位置より、所定の距離だけ撮影レンズに近い位置にあり、各スリットの通過光が撮像面上に細長い像を形成し、かつ隣り合う像どうしが重なり合わないことを特徴とする立体像撮影装置である。
本発明の請求項2は、請求項1の撮影像あるいは同じ性質を持つ立体像に、シリンドリカル凸レンズが平行に並んだレンチキュラーレンズと、該シリンドリカル凸レンズと垂直なスリットが平行に並んでなるスリット板を重ね、直交する一方の軸についてはレンチキュラー立体写真の原理によって立体的に表示し、もう一方の軸についてはスリットによるパララックスバリアの原理によって立体表示することを特徴とする立体像表示装置である。
本発明の請求項3は、スリットが平行に並んでなるスリット板と、これと平行に置かれた、該スリットと垂直なシリンドリカル凹レンズが平行に並んだレンチキュラーレンズと、該スリット板を通り、さらにレンチキュラーレンズを透過した光を撮影レンズによって撮像面に投影して撮影するカメラからなり、該スリット板と該レンチキュラーレンズを通して被写体の像を撮影する装置であって、該撮影レンズには該レンチキュラーレンズを構成するシリンドリカル凹レンズに垂直な方向に光線の幅を狭める絞りが設けられ、かつ該撮像面は撮影レンズによって該スリット板のスリット群の像が結ばれる位置より、所定の距離だけ撮影レンズから遠い位置にあり、各スリットの通過光が撮像面上に細長い像を形成し、かつ隣り合う像どうしが重なり合わないことを特徴とする立体像撮影装置である。
本発明の請求項4は、シリンドリカル凸レンズが平行に並んだレンチキュラーレンズと、これと平行に置かれた、該シリンドリカル凸レンズと垂直なスリットが平行に並んでなるスリット板と、該レンチキュラーレンズを透過し、さらに該スリット板を通った光を撮影レンズによって撮像面に投影して撮影するカメラからなり、該レンチキュラーレンズと該スリット板を通して被写体の像を撮影する装置であって、該撮影レンズには該レンチキュラーレンズを構成するシリンドリカル凸レンズに垂直な方向に光線の幅を狭める絞りが設けられ、かつ該撮像面は撮影レンズによって該スリット板のスリット群の像が結ばれる位置より、所定の距離だけ撮影レンズに近い位置にあり、各スリットの通過光が撮像面上に細長い像を形成し、かつ隣り合う像どうしが重なり合わないことを特徴とする立体像撮影装置である。
本発明の請求項5は、面上に平行な線状光源が並んだバックライトの上に、該線状光源群と所定の距離を離して透過性の画像を平行に載せ、さらにその上に該線状光源と垂直なシリンドリカル凸レンズが並んだレンチキュラーレンズを重ねてなる装置であって。該透過画像に請求項3ないし請求項4の撮影像、あるいは他の手段で作成した同等の性質を有する画像を使うことで立体像を表示する立体像表示装置である。
本発明の請求項6は、透明な板の片面に平行な白線を印刷した導光体と、該導光体の側面に置いた光源からなるエッジライト式のバックライトを、請求項5のバックライトに使用することを特徴とする請求項5に記載の立体像表示装置である。
本発明の立体像撮影装置によれば、従来蝿の目レンズを使って撮影されたインテグラルフォトグラフィの画像と同等ないし類似する性質を有する立体像を、レンチキュラーレンズとスリット板の組み合わせを使って撮影することが出来る。
また本発明の立体像表示装置によれば、従来蝿の目レンズを重ねて表示していたインテグラルフォトグラフィの画像や類似する性質を有する立体像を、レンチキュラーレンズとスリット板の組み合わせや、特別に設計されたバックライトとレンチキュラーレンズの組み合わせによって表示することが出来る。
図1に本発明請求項1の立体像撮影装置の光学系を斜視図をもって示す。以下の各実施例はその光学系のみを表し、光学系を収納する暗箱や構造材は省略する。本光学系はy軸と平行なシリンドリカル凹レンズが並んだレンチキュラーレンズ1とx軸と平行なスリットが並んでなるスリット板2、x軸方向に光線の幅を狭める絞り3、撮影レンズ4、撮像面5とからなり、被写体からの光を、レンチキュラーレンズ1とスリット板2を通し、撮影レンズ4によって撮像面5に投影して撮影する。ここでスリット板2は透明な板に印刷や金属膜のエッチング等でスリットを形成したものを使うことが出来、撮像面5は写真乾板や写真フィルムの感光面、あるいはCCD撮像素子の撮像面などである。撮影レンズ4の焦点距離をfとすると、yz平面図を図2に示す通り1/f=1/A+1/Bを満たす位置に、撮影レンズ4によるスリット板2のスリット8の像9が結ばれるが、撮像面5をBよりdだけ撮影レンズ4に近い位置に置くと、撮像面5にはスリット板2のスリット8によって形成される細長い像が投影されることになる。結果として撮像面5にはスリット板2の各スリットに対応する細長い像が並ぶが、dを調整することで隣り合う像が重ならないようにすることができる。dの目安としては、絞り3と撮影レンズ4による瞳の幅をR、スリット板2の隣り合うスリットの間隔をpとするとき、Rd/B = p(B−d)/A すなわち d = pB(B−d)/AR であれば隣り合う像が重ならず、かつ隙間もなく並ぶことになる。このようにして撮像面5で撮影された像は、インテグラルフォトグラフィで言う正しい立体像の条件を満たしている。
更に図3にxz平面図を示すが、xz面内ではシリンドリカル凹レンズ1と絞り3の働きによって、特開2003-307800号公報に説明した原理で正しい立体像が撮影される。このように直交する二面内で、異なる原理によってそれぞれ同じ性質の立体像が撮影されるが、ここでシリンドリカル凹レンズ1の位置を、各凹レンズによる絞り3の像10がスリット板2の位置に重なるように調整すれば、撮影される画像は図4のように凸レンズが並んだレンズシート12を重ねて表示する事が出来る立体像11となる。
また像10がスリット板2の位置に重ならない設定で撮影された立体像の場合には、立体像を構成する単位画像の倍率が縦横で異なるものになるが、図5に示したように、このような立体像13もレンチキュラーレンズ14と直交するスリットが並んだスリット板15を重ねることで表示することが出来る(請求項2)。本表示装置はxz面内ではレンチキュラーレンズの働きで立体像を表示し、直交するyz面内ではスリット板がパララックスバリアになって立体像を表示するが、このとき単位像のより倍率の大きい軸をy軸にとって両軸の視差情報が矛盾しないようにすればよい。なおこの装置ではスリット板15が前面からの照明光を遮ってしまうので、立体像13は透過性の画像として準備し、ライトボックス16等で裏側から照明する必要がある。
なお図1〜図3のレンズ6はフィールドレンズのような働きをするもので、撮影される立体像の視域を調整する機能を有する。これ無しでは絞り3の位置に所定の面積の視域を持つ立体像になるが、レンズ6を置くことで、レンズ6による絞りの像の位置に視域の位置が移動し、その面積も広くなる。またここではレンチキュラーレンズ1のシリンドリカル凹レンズが縦の軸(y軸)に平行で、スリット板2のスリットを水平の軸(x軸)に平行になるように置いたが、これらを逆に、すなわちz軸を中心に90度回転したものでもかまわない。ただスリットに垂直な方向の視域は投影レンズ4の口径によって制限されて広くとることが容易でないため、ここでは水平方向に広い視域をとれるようにスリットが水平になる構成で説明した。
図6に本発明請求項3の立体像撮影装置の光学系を斜視図をもって示す。本光学系は図1のレンチキュラーレンズ1とスリット板2の位置を逆転させたものになっており、それぞれの位置関係が微妙に違うことで異なる機能を発揮している。撮影レンズ4の焦点距離をfとすると、yz平面図を図7に示す通り1/f=1/A+1/Bを満たす位置に、撮影レンズ4によるスリット板2のスリット8の像9が結ばれるが、撮像面5をBよりdだけ撮影レンズ4から遠い位置に置くと、撮像面5にはスリット板2のスリット8によって形成される細長い像が投影されることになる。結果として撮像面5にはスリット板2の各スリットに対応する細長い像が並ぶが、dを調整することで隣り合う像が重ならないようにすることができる。dの目安としては、絞り3と撮影レンズ4による瞳の幅をR、スリット板2の隣り合うスリットの間隔をpとするとき、Rd/B = p(B+d)/A すなわち d = pB(B+d)/AR であれば隣り合う像が重ならず、かつ隙間もなく並ぶことになる。このようにして撮像面5で撮影された像は図2の装置の像が倒立したものになり、インテグラルフォトグラフィで言う偽の立体像の条件を満たすものになる。
一方xz面内の機能は図3で説明したものと同じで、正しい立体像の条件を満たすものになるため、結果として撮影像はx軸方向にはインテグラルフォトグラフィで言う正しい立体像、y軸方向にはインテグラルフォトグラフィで言う偽の立体像の性質を持つ単位画像が並んだものとなる。このような立体像は図8に示した請求項5の立体像表示装置で正しい立体感をもって表示することが出来る。
図8において、請求項3の撮影像や同等の性質を有する画像は、スライド写真や液晶パネル上に透過画像17として表示され、片面に水平なスリットが印刷された透明板18と、レンチキュラーレンズ14に挟まれるようにライトボックス16に重ねられる。本装置では均一な面光源にスリットを重ねて線状光源とし、透明板18の反対の面に透過画像17を密着させることで、平行な線光源群による照明を実現して、インテグラルフォトグラフィで言う偽の立体像であるy軸方向の像を正しい立体感の像として表示し、一方でインテグラルフォトグラフィで言う正しい立体像であるx軸方向にはレンチキュラーレンズ14によって正しい立体感の像として表示する。結果として表示される立体像は両軸方向の視線移動に対していずれも正しい立体像として観察されることになる。
請求項3の撮影像と同様な直交する二つの軸方向に逆の性質を持つ立体像は、請求項4の立体像撮影装置でも撮影することが出来る。図11に本発明請求項4の立体像撮影装置の光学系を斜視図をもって示した。本光学系は図1のシリンドリカル凹レンズが並んだレンチキュラーレンズ1をシリンドリカル凸レンズが並んだレンチキュラーレンズ23に置き換えたもので、yz面内の機能は図2で説明した通りインテグラルフォトグラフィで言う正しい立体像を形成する。一方xz面内では図12に示したとおり、レンチキュラーレンズ23の各シリンドリカル凸レンズによる絞り3の像24を通過する光の角度分布が、倒立像となって並んだ画像が形成されるが、これはインテグラルフォトグラフィで言う偽の立体像になっている。このようにして撮影像はx軸方向にはインテグラルフォトグラフィで言う偽の立体像、y軸方向にはインテグラルフォトグラフィで言う正しい立体像の性質を持つ単位画像が並んだものとなり、図6の撮影像のx軸とy軸を互いに置き換えた性質の立体像となる。このような立体像は図13に示した請求項5の立体像表示装置で正しい立体感をもって表示することが出来る。
図13において、透過画像25は片面に垂直なスリットが印刷された透明板27と、レンチキュラーレンズ26に挟まれるようにライトボックス16に重ねられる。本装置は図8の装置をz軸を中心に90度回転したものになっており、同様の原理で正しい立体感の像を表示する。図8と図13の同等性からもわかるとおり、請求項3と請求項4は基本的に同じ性質の立体像を撮影するもので互換性がある。ただいずれもレンチキュラーレンズに垂直な軸方向に広い視域を確保し易いので、その軸を水平にとって両眼視差を確保するのが、より実用的な選択である。
本発明の請求項5の立体像表示装置では、平行に並んだ線状光源群を透過性の画像のバックライトに使い、さらにレンチキュラーレンズを重ねて立体像を表示する。図8や図13の実施例ではライトボックスにスリットを重ねて線状光源としたが、これでは光線の利用率が低く効率が悪い。請求項6では透明な板の片面に平行な白線を印刷した導光体の側面から照明光を入れ、白線を光らせたものを線状光源とすることで、照明光のロスが少ない立体像表示装置を実現した。
図9に請求項6による立体像表示装置の実施例を射視図によって示した。請求項3の装置で撮影された画像や同等の性質を有する透過性の画像17は、片面に平行な白線を印刷した透明板19(導光体)と光源20、反射板21によって構成されるエッジライト式のバックライトで照明され、さらにレンチキュラーレンズ14を重ねて観察される。図10に部分断面図を示すように、透明板19の側面から入射した光は全反射を繰り返して透明板19中を伝わり、印刷された白線22に当たった光のみが拡散反射されて画像17を照らす照明光となる。結果として照明光は平行に並んだ線状光源群の発したものと等価になって請求項5の条件を満たし、立体像を表示することができる。この方法はスリットを重ねる方法のように多くの光を遮るものではないため、光線利用率も高く、照明効率の良い表示装置を実現することが出来る。また先の説明から明らかなように、本装置は90度回転することで請求項4の撮影像の表示に使用することができる。
本発明は静止画として立体的な看板、ポスターなどを制作する印刷や出版業に役立てることができる。また本発明の撮影装置や表示装置は動画に適用して立体映画や立体テレビに応用することも可能である。
請求項1による立体像撮影装置の光学系である。 図1に示した光学系のyz平面図である。 図1に示した光学系のxz平面図である。 レンズシートを重ねて表示する立体像表示装置の例である。 請求項2による立体像表示装置である。 請求項3による立体像撮影装置の光学系である。 図6に示した光学系のyz平面図である。 請求項5による立体像表示装置の一例である。 請求項6による立体像表示装置である。 図9の立体像表示装置の部分断面図である。 請求項4による立体像撮影装置の光学系である。 図12に示した光学系のxz平面図である。 請求項5による立体像表示装置の一例である。
符号の説明
1 ・・・ シリンドリカル凹レンズが並んだレンチキュラーレンズ
2 ・・・ スリット板
3 ・・・ 絞り
4 ・・・ 撮影レンズ
5 ・・・ 撮像面
6 ・・・ レンズ
7 ・・・ 被写体
8 ・・・ スリット
9 ・・・ スリットの像
10 ・・・ 絞りの像
11 ・・・ 撮影された立体像
12 ・・・ 凸レンズの並んだレンズシート
13 ・・・ 撮影された立体像
14 ・・・ シリンドリカル凸レンズが並んだレンチキュラーレンズ
15 ・・・ スリット板
16 ・・・ ライトボックス
17 ・・・ 撮影された立体像
18 ・・・ 片面に平行に並んだスリットを印刷した透明板
19 ・・・ 片面に平行に並んだ白線を印刷した透明板
20 ・・・ 光源
21 ・・・ 反射板
22 ・・・ 印刷された白線
23 ・・・ シリンドリカル凸レンズが並んだレンチキュラーレンズ
24 ・・・ 絞りの像
25 ・・・ 撮影された立体像
26 ・・・ シリンドリカル凸レンズが並んだレンチキュラーレンズ
27 ・・・ 片面に平行に並んだスリットを印刷した透明板

Claims (6)

  1. シリンドリカル凹レンズが平行に並んだレンチキュラーレンズと、これと平行に置かれた、該シリンドリカル凹レンズと垂直なスリットが平行に並んでなるスリット板と、該レンチキュラーレンズを透過し、さらに該スリット板を通った光を撮影レンズによって撮像面に投影して撮影するカメラからなり、該レンチキュラーレンズと該スリット板を通して被写体の像を撮影する装置であって、該撮影レンズには該レンチキュラーレンズを構成するシリンドリカル凹レンズに垂直な方向に光線の幅を狭める絞りが設けられ、かつ該撮像面は撮影レンズによって該スリット板のスリット群の像が結ばれる位置より、所定の距離だけ撮影レンズに近い位置にあり、各スリットの通過光が撮像面上に細長い像を形成し、かつ隣り合う像どうしが重なり合わないことを特徴とする立体像撮影装置。
  2. 請求項1の撮影像あるいは同じ性質を持つ立体像に、シリンドリカル凸レンズが平行に並んだレンチキュラーレンズと、該シリンドリカル凸レンズと垂直なスリットが平行に並んでなるスリット板を重ね、直交する一方の軸についてはレンチキュラー立体写真の原理によって立体的に表示し、もう一方の軸についてはスリットによるパララックスバリアの原理によって立体表示することを特徴とする立体像表示装置。
  3. スリットが平行に並んでなるスリット板と、これと平行に置かれた、該スリットと垂直なシリンドリカル凹レンズが平行に並んだレンチキュラーレンズと、該スリット板を通り、さらにレンチキュラーレンズを透過した光を撮影レンズによって撮像面に投影して撮影するカメラからなり、該スリット板と該レンチキュラーレンズを通して被写体の像を撮影する装置であって、該撮影レンズには該レンチキュラーレンズを構成するシリンドリカル凹レンズに垂直な方向に光線の幅を狭める絞りが設けられ、かつ該撮像面は撮影レンズによって該スリット板のスリット群の像が結ばれる位置より、所定の距離だけ撮影レンズから遠い位置にあり、各スリットの通過光が撮像面上に細長い像を形成し、かつ隣り合う像どうしが重なり合わないことを特徴とする立体像撮影装置。
  4. シリンドリカル凸レンズが平行に並んだレンチキュラーレンズと、これと平行に置かれた、該シリンドリカル凸レンズと垂直なスリットが平行に並んでなるスリット板と、該レンチキュラーレンズを透過し、さらに該スリット板を通った光を撮影レンズによって撮像面に投影して撮影するカメラからなり、該レンチキュラーレンズと該スリット板を通して被写体の像を撮影する装置であって、該撮影レンズには該レンチキュラーレンズを構成するシリンドリカル凸レンズに垂直な方向に光線の幅を狭める絞りが設けられ、かつ該撮像面は撮影レンズによって該スリット板のスリット群の像が結ばれる位置より、所定の距離だけ撮影レンズに近い位置にあり、各スリットの通過光が撮像面上に細長い像を形成し、かつ隣り合う像どうしが重なり合わないことを特徴とする立体像撮影装置。
  5. 面上に平行な線状光源が並んだバックライトの上に、該線状光源群と所定の距離を離して透過性の画像を平行に載せ、さらにその上に該線状光源と垂直なシリンドリカル凸レンズが並んだレンチキュラーレンズを重ねてなる装置であって。該透過画像に請求項3ないし請求項4の撮影像、あるいは他の手段で作成した同等の性質を有する画像を使うことで立体像を表示する立体像表示装置。
  6. 透明な板の片面に平行な白線を印刷した導光体と、該導光体の側面に置いた光源からなるエッジライト式のバックライトを、請求項5のバックライトに使用することを特徴とする請求項5に記載の立体像表示装置。
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