JP2008046162A - 反射光学素子および撮像装置 - Google Patents

反射光学素子および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像光学系の部品点数および組立工程を削減して低コスト化を図るとともに、撮像装置の小型化、薄型化を達成でき、更に、不要波長光の反射迷光による影響を回避できる反射光学素子を提供する。
【解決手段】この反射光学素子1は、被写体から撮像素子307へ至る光路に配置され、記被写体側から入射した光線を折り曲げて撮像素子307に導く第1の反射面4と、第1の反射面4を透過した光線を全反射する第2の反射面11とを備える。第1の反射面4は、S偏光成分を反射し、P偏光成分を透過する偏光分離膜である。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体から撮像素子へ至る光路に配置される反射光学素子、および該反射光学素子を備えたデジタルカメラ等の撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置は、一層の小型化、薄型化が求められている。
通常、撮像装置の光学系の光軸方向は、装置の厚さ方向(奥行き方向)に一致しているため、薄型化のために、レンズを薄く(枚数を減らすなど)することや、沈胴方式を採用している。
一方、撮影光学系内に、被写体側から入射した光線の反射面を有するプリズム(反射光学素子)を配置し、より被写体に近い部分でプリズムの反射面で光路をレンズの径方向に折り曲げることで撮像装置の厚さを薄くして、薄型化を可能にしている(例えば、特許文献1〜4参照)。
図11に、撮影光学系内に、被写体側から入射した光線の反射面を有する従来の反射光学素子であるプリズムを配置した例を示す。
この撮像光学系は、レンズ302およびレンズ303等の前側レンズ群の後方に前側レンズ群からから入射した光線の反射面301aを有する直角プリズム301を配置する。また、直角プリズム301の前側レンズ群の径方向に後側レンズ群306、光学フィルタ304、ローパスフィルタ(以下、LPFという)305、およびイメージセンサである撮像素子307を配置する。
LPF305は、水晶などの複屈折性をもつ結晶板から形成され、一部の機種では画面水平垂直の二つの方向(更に加えて斜め方向もある)に対して画像をずらすものがあるが、通常、画面水平方向などの一方向だけ画像をずらす。
光学フィルタ304は、撮像素子307が感度をもつ可視域以外の紫外(UV)、赤外(IR)波長域を除去するもので、所望の波長域を吸収して熱等に変換する吸収型フィルタとするのが最も好ましい。
しかし、吸収型の光学フィルタは、所望の特定の波長帯域を吸収する着色ガラス材料(吸収ガラス)を使用しなければならず、特性の選択自由度が少なく、高コストである。
このような事情から、誘電体多層膜などで所望の特性のダイクロイックコートを施し、不要成分を反射カットする光学フィルタとする場合があるが、ダイクロイックコートを施した光学フィルタを撮像光学系に共軸で使用すると不要波長光が反射迷光となる。この反射迷光は、光学フィルタに想定した設計角度外から再入射して透過し、撮像素子307にゴーストとして入射することがある。
そこで、撮像素子に至る光路を斜めに折り曲げる第1反射鏡と、第1反射鏡からの光路を斜めに折り曲げる第2反射鏡とを備え、各反射鏡にダイクロイックコートを施して赤外光を除去するための同一の反射分光特性を持たせた撮像装置が提案されている(例えば、特許文献5参照)。
この提案によれば、ゴーストの発生を防止し、かつダイクロイックコートの角度依存性によるシェーディングの発生を抑制するとともに、所定の波長域の光線の撮像素子への到達率を大きく減少させることができるとしている。
特開2000−187160号公報 特開2003−228003号公報 特開2006−053275号公報 特開2006−005587号公報 特開平7−231407号公報
図11に示す従来の撮像光学系では、後側レンズ群306と撮像素子307との間に光学フィルタ304およびLPF305を配置する必要がある。
そのため、光学フィルタ304およびLPF305の分だけ撮像光学系の部品点数が増えてコスト高になるとともに、各フィルタ304,305の組み付け工程が別途必要となる。
特に、LPF305は水晶板などの複屈折結晶製であり、材料製造、加工共に特別な技術が必要であり高コストである。光学フィルタ304についても、吸収型フィルタとする場合は、上述したように、所望の特定の波長帯域を吸収する着色ガラス材料(吸収ガラス)を使用しなければならず、特性の選択自由度が少なく、高コストである。
また、上記特許文献5では、ダイクロイックコートを施した2つの反射鏡が必要となるため、撮像光学系の部品点数が増えてコスト高になるばかりか、撮影光学系のスペースが大となり、本来の目的である撮像装置の小型化、薄型化を達成することが困難となる。
そこで、本発明は、撮像光学系の部品点数および組立工程を削減して低コスト化を図ることができるとともに、撮像装置の小型化、薄型化を達成することができ、更に、不要波長光の反射迷光による影響を回避することができる反射光学素子および該反射光学素子を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の反射光学素子は、被写体から撮像素子へ至る光路に配置される反射光学素子であって、前記被写体側から入射した光線を折り曲げて前記撮像素子に導く反射面を備え、該反射面に、偏光分離特性を有する第1の反射層を設けたことを特徴とする。
本発明の撮像装置は、撮影レンズから撮像素子へ至る光路に反射光学素子が配置された撮像装置であって、前記反射光学素子として、請求項1〜14のいずれか一項に記載した反射光学素子を用いることを特徴とする。
本発明によれば、被写体側から入射した光線を折り曲げて撮像素子に導く反射光学素子の反射面に偏光分離特性を有する第1の反射層を設けているので、反射光学素子にLFPおよび光学フィルタの機能を併設することが可能となる。
これにより、撮像光学系の部品点数および組立工程が削減されて低コスト化を図ることができるとともに、撮像装置の小型化、薄型化を達成することができる。また、第1の反射層を光学フィルタとして機能させることで、撮像光学系と共軸な配置とならないため、不要波長光の反射迷光による影響を回避することができる。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態である反射光学素子を配置した撮像光学系を示す図、図2は本発明の第1の実施形態である反射光学素子を説明するための説明図、図3は本発明の第2の実施形態である反射光学素子を説明するための説明図である。図4および図5は本発明の第3の実施形態である反射光学素子を説明するための図、図6および図7は本発明の第4の実施形態である反射光学素子を説明するための説明図、図8は本発明の第5の実施形態である反射光学素子を説明するための図である。図9はデジタルカメラの制御ブロック図、図10は図9に示すデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャート図である。
まず、説明の便宜上、図9を参照して、本発明の実施形態である反射光学素子が搭載可能な撮像装置の一例であるデジタルカメラについて説明する。
このデジタルカメラは、図9に示すように、レンズおよび絞り機構からなる光学系101、メカニカルシャッタ102、CCDやCMOSなどのイメージセンサ(撮像素子)103、アナログ信号処理を行うCDS回路104を備える。また、デジタルカメラは、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器105、撮像素子103、CDS回路104およびA/D変換器105を動作させる信号を発生するタイミング信号発生回路106を備える。
光学系101、メカニカルシャッタ102および撮像素子103は駆動回路107により駆動され、撮影した画像データは信号処理回路108により所定の信号処理が施される。信号処理回路108により信号処理が施された画像データは画像メモリ109に記憶されると共に、記録回路111を介して着脱可能な画像記録媒体110に記録され、また、表示回路113を介して画像表示装置112に表示される。
上述した一連の処理は、ROM(不揮発性メモリ)115に記憶された制御プログラムがRAM(揮発性メモリ)116にロードされて、カメラ全体を制御するシステム制御部(CPU又はMPU)114により実行される。
ROM115は、システム制御部114で実行される制御プログラム、制御プログラムを実行する際に使用されるパラメータやテーブル等の制御データ、および、キズアドレス等の補正データを記憶する。RAM116は、ROM115に記憶されたプログラム、制御データおよび補正データを転送して記憶しておき、システム制御部114がデジタルカメラを制御する際に使用する。
次に、メカニカルシャッタ102を使用した撮影動作について説明する。
システム制御部114が動作を開始する際には、ROM115から必要なプログラム、制御データおよび補正データをRAM116に転送して記憶しておく。また、これらのプログラムやデータは、必要に応じて、追加のプログラムやデータをROM115からRAM116に転送したり、システム制御部114が直接ROM115内のデータを読み出して使用したりする。
まず、光学系101は、システム制御部114からの制御信号により、絞り機構とレンズを駆動して、適切な明るさに設定された被写体像を撮像素子103上に結像させる。次に、メカニカルシャッタ102は、システム制御部114からの制御信号により、必要な露光時間となるように撮像素子103の動作に合わせて撮像素子103を遮光するように駆動される。このとき、撮像素子103が電子シャッタ機能を有する場合は、メカニカルシャッタ102と併用して、必要な露光時間を確保してもよい。
撮像素子103は、システム制御部114により制御されるタイミング信号発生回路106が発生する動作パルスを基にした駆動パルスで駆動され、被写体像を光電変換により電気信号に変換してアナログ画像信号として出力する。撮像素子3から出力されたアナログの画像信号は、システム制御部114により制御されるタイミング信号発生回路6が発生する動作パルスにより、CDS回路104でクロック同期性ノイズが除去され、A/D変換器5でデジタル画像信号に変換される。
次に、システム制御部114により制御される信号処理回路108において、デジタル画像信号に対して、色変換、ホワイトバランス、ガンマ補正等の画像処理、解像度変換処理、画像圧縮処理等を行う。画像メモリ109は、信号処理中のデジタル画像信号を一時的に記憶したり、信号処理されたデジタル画像信号である画像データを記憶したりするために用いられる。
信号処理回路108で信号処理された画像データや画像メモリ109に記憶されている画像データは、記録回路111において画像記録媒体110に適したデータ(例えば、階層構造を持つファイルシステムデータ)に変換される。
そして、変換された画像データは、画像記録媒体110に記録されたり、信号処理回路108で解像度変換処理がなされた後、表示回路113で画像表示に適した信号(例えば、NTSC方式のアナログ信号等)に変換されて画像表示装置112に表示されたりする。
ここで、信号処理回路108においては、システム制御部114からの制御信号により信号処理をせずにデジタル画像信号をそのまま画像データとして、画像メモリ109や記録回路111に出力してもよい。
また、信号処理回路108は、システム制御部114から要求があった場合に、信号処理の過程で生じたデジタル画像信号や画像データの情報、をシステム制御部114に出力する。信号処理回路108からシステム制御部114に出力する情報としては、例えば、画像の空間周波数、指定領域の平均値、圧縮画像のデータ量等の情報、あるいは、それらから抽出された情報を例示できる。
また、記録回路111は、システム制御部114から要求があった場合に、画像記録媒体110の種類や空き容量等の情報をシステム制御部114に出力する。
さらに、画像記録媒体110に画像データが記録されている場合の再生動作については、システム制御部114からの制御信号により記録回路111が、画像記録媒体110から画像データを読み出す。また、システム制御部114からの制御信号により信号処理回路108は、画像データが圧縮画像であった場合に、画像伸長処理を行い、画像メモリ9に記憶する。
画像メモリ9に記憶されている画像データは、信号処理回路108で解像度変換処理を実施された後、表示回路113において画像表示に適した信号に変換されて画像表示装置112に表示される。
次に、図10を参照して、デジタルカメラのレリーズボタン操作による撮影動作について説明する。
まず、ステップS301で、システム制御部114は、操作部(不図示)に含まれるメインスイッチの状態を検出し、オン状態であればステップS302へ移行する。ステップS302では、システム制御部114は、画像記録媒体110の残容量を調べ、残容量が例えば画質設定などから定まる撮影画像データサイズよりも大きければステップS305へ移行し、そうでなければステップS303へ移行する。
ステップS303では、システム制御部114は、画像記録媒体110の残容量が不充分であることを警告してステップS301に戻る。この警告は、画像表示装置112にメッセージを表示するか、不図示の音声出力部から音声を出力するか、又はその両方により行うことができる。
一方、ステップS305では、システム制御部114は、画像表示装置112に測距領域を表示する。すなわち、撮影した画像を画像メモリ109に一時的に保存し、表示回路113により表示画像を生成して画像表示装置112に表示する処理を連続的に行う表示処理において、通常撮影時に設定された測距領域を併せて表示する。
次に、ステップS306では、システム制御部114は、レリーズボタンの状態を調べ、半押し状態であればステップS308へ移行し、そうでなければステップS307へ移行する。
ここで、本実施形態では、レリーズボタンの半押し状態により、自動合焦動作(AF)や自動露出制御動作(AE)など、撮影に先立つ処理を開始する。ステップS307では、メインスイッチの状態を調べ、オン状態であればステップS305へ戻り、そうでなければステップS301へ戻る。
ステップS308では、システム制御部114は、A/D変換器105の出力から被写体輝度を検出し、ステップS310で自動合焦処理(AF処理)を行う。ステップS310では、ステップS308の検出結果から被写体輝度が所定値より低い場合には、図示しない光源によりAF補助光を被写体に向けて所定時間投光してAF処理を行う。
そして、合焦すると、ステップS311で、レリーズボタンが全押し状態であるかどうかを調べ、全押し状態であればステップS313へ移行して撮影処理を開始し、そうでなければステップS312へ移行する。
ステップS312では、レリーズが半押し状態かどうかを調べ、半押し状態であればステップS311へ戻り、そうでなければステップS305へ戻る。
次に、ステップS314では、ステップS302と同様に画像記録媒体110の残容量を調べ、次の撮影に必要な残容量があればステップS315へ移行し、そうでなければステップS303へ移行する。
ステップS315では、レリーズボタンが全押し状態であるかどうかを調べ、全押し状態でなければステップS312へ移行する。
以下、図1〜図8を参照して、本発明の第1〜第5の実施形態である反射光学素子を説明するが、まず、各実施形態に共通する構成を概説する。
各実施形態では、屈曲した光路を有する撮影光学系において、反射光学素子の反射面に第1の反射層である偏光分離(偏光ビームスプリッタ(PBS))膜を設ける。そして、P偏光成分とS偏光成分を一旦偏光分離し、再度重ね合わせる。
すなわち、まず、偏光分離層にてS偏光成分を反射偏光する。偏光分離層を透過したP偏光成分は第2の反射層である反射ミラー層で同じ方向に、又はS偏光成分の反射光線に対して角度をもって反射偏光する。その結果、P偏光成分はS偏光成分とずれた状態で重ね合わせられて、撮像素子に入射する。
偏光分離層に必要な特性については、可視域全域で概ねフラットであるようなブロードバンドな所謂完全偏光分離特性が必要であるが、その消光比は例えば17〜20dB程度で十分である。一方、反射ミラー層に必要な特性についても、同様に、可視域全域で概ねフラットな反射特性が必要である。
また、偏光分離層および反射ミラー層ともに、光学フィルタとして機能するために、可視域外、即ち、赤外(UV)成分や紫外(IR)成分等の不要光成分は、全て反射しないで透過するダイクロイック特性が必要である。
さらに、角度特性については、反射光学素子を挟む前側レンズ群と後側レンズ群との間で光軸に対して、マージナル光線がなす角度まで上述した必要な特性を保証するようにレンズ、偏光分離層および反射ミラー層を整合させる設計を行う。
図1は、本発明の第1の実施形態である反射光学素子をデジタルカメラの撮影光学系に配置した例である。
この撮像光学系は、レンズ302およびレンズ303等の前側レンズ群の光軸方向後方に、本発明の第1の実施形態である反射光学素子1を配置する。また、反射光学素子1の前側レンズ群の径方向に、後側レンズ群306、およびイメージセンサである撮像素子307を配置する。
本発明の第1の実施形態である反射光学素子1は、図2に示すように、直角プリズム1aを備えており、該直角プリズム1aは、光線の入射面2と、反射面3を反射した光線の射出面5とが等辺で、反射面3を底辺とする直角二等辺三角柱形状とされている。なお、面2aおよび面5aは入射面2および射出面5をそれぞれの光軸に沿った方向から見た図である。
反射面3には、偏光分離層(第1の反射層)4が積層蒸着又はスパッタ等により設けられており、該偏光分離層4は直角プリズム1aの裏面反射面に配置される。また、偏光分離層4の外側には透明平行層(透明媒質層)9が配置され、透明平行層9の外側の面(裏面)10には反射ミラー層(第2の反射層)11が積層蒸着又はスパッタ等により設けられている。透明平行層9は、画像のずらし量を決定する重要な層であり、酸化シリコンなどの透明材料を厚く蒸着して設けられる。
ここで、偏光分離層4および反射ミラー層11は、可視域外の波長域である赤外(UV)成分、紫外(IR)成分の透過率が95%以上の分光反射特性を有する。すなわち、従来の光学フィルタとして機能する。
偏光分離層4は、例えば酸化チタンや酸化シリコン等の誘電体材料を交互に数十層程度、積層蒸着又はスパッタ等して形成するのが一般的であるが、可視域においてできるだけ一様なブロードバンド特性が必要である。
本実施形態の場合、主光線が偏光分離層4へ入射角45°で入射し、反射角45°でS偏光成分は反射偏光され、P偏光成分はそのまま偏光分離層4を透過する。S偏光成分は、入射角に対して90°偏光され、直角プリズム1aの射出面5から射出して後側レンズ群306へ入射する。
偏光分離層4を透過したP偏光成分は、透明平行層9を透過して反射ミラー層11で全反射して偏光される。P偏光成分の光束は、その後、再度、透明平行層9および偏光分離層4を透過し、直角プリズム1a内へ再度進行する。
このとき、入射光束(撮影光束)は、偏光分離層4で最初にPS偏光分離し、P偏光成分が反射ミラー層11を経てから再度偏光分離層4に至り、再度S偏光成分と合流して撮像素子307へと向かう。
ここで、透明平行層9の厚さをdとすると、PS偏光成分は、後側レンズ群306への入射直前の位置において、光線伝搬方向に対してΔ=d/cos45°分だけ垂直方向へ互いにシフトする。この結果、撮像素子307上に結像する像が2つに分割されて互いに所定の量だけずれた状態で重ねられることになり、LPFと同じ効果を得ることができる。
以上説明したように、この実施形態では、直角プリズム1aの裏面反射面に追加工等により偏光分離層4、透明平行層9および反射ミラー層11を設けることで、反射光学素子にLFPおよび光学フィルタの機能を併設することが可能となる。
これにより、撮像光学系の部品点数および組立工程が削減されて低コスト化を図ることができるとともに、デジタルカメラの小型化、薄型化を達成することができる。また、光学フィルタとして機能する偏光分離層4および反射ミラー層11は撮像光学系と共軸な配置とならないため、不要波長光の反射迷光による影響を回避することができる。
次に、図3を参照して、本発明の第2の実施形態である反射光学素子を説明する。なお、撮像光学系については図1を流用して説明する。
本発明の第2の実施形態である反射光学素子21は、入射面および反射面が同じとなる表面反射面23を有する基板(板部材)21aを備えている。なお、面23aおよび面23bは、反射面23を入射側および射出側からそれぞれの光軸に沿った方向から見た図である。
反射面23には、反射ミラー層(第2の反射層)25が積層蒸着又はスパッタ等により設けられている。また、反射ミラー層25の基板21aから離間する側の面には透明平行層(透明媒質層)29が設けられている。
透明平行層29は、画像のずらし量を決定する重要な層であり、酸化シリコンなど透明材料を厚く蒸着して設けられる。透明平行層29の反射ミラー層25から離間する側の面には、偏光分離層(第1の反射層)24が積層蒸着又はスパッタ等により設けられている。
ここで、偏光分離層24および反射ミラー層25は、可視域外の波長域である赤外(UV)成分、紫外(IR)成分の透過率が95%以上の分光反射特性を有する。すなわち、従来の光学フィルタとして機能する。
偏光分離層24は、例えば酸化チタンと酸化シリコンを交互に数十層程度、積層蒸着又はスパッタ等して形成するのが一般的であるが、可視域においてできるだけ一様なブロードバンド特性が必要である。
本実施形態の場合、主光線が偏光分離層24へ入射角45°で入射し、反射角45°でS偏光成分は反射偏光され、P偏光成分はそのまま偏光分離層24を透過する。S偏光成分は、入射角に対して90°偏光され、後側レンズ群306へと入射する。
偏光分離層24を透過したP偏光成分は、透明平行層29を通過し、全反射ミラー層25で90°全反射して偏光される。P成分光束はその後、再度、透明平行層29および偏光分離層24を透過し、分離前のS偏光成分と合流して撮像素子307へと向かう。
ここで、透明平行層29の屈折率をN、厚さをdとすると、PS偏光成分は、後側レンズ群306への入射直前の位置において、光線伝搬方向に対して垂直方向へΔ=√2d/tanθ0 (sinθ0 =1/√2N)分だけ互いにシフトする。この結果、撮像素子307上に結像する像が2つに分割され互いに所定の量だけずれた状態で重ねられることになり、LPFと同じ効果を得ることができる。
以上説明したように、この実施形態では、基板21aの表面反射面に追加工等により偏光分離層24、透明平行層29および反射ミラー層25を設けることで、反射光学素子にLFPおよび光学フィルタの機能を併設することが可能となる。
これにより、撮像光学系の部品点数および組立工程が削減されて低コスト化を図ることができるとともに、デジタルカメラの小型化、薄型化を達成することができる。また、光学フィルタとして機能する偏光分離層24および反射ミラー層25は撮像光学系と共軸な配置とならないため、不要波長光の反射迷光による影響を回避することができる。
次に、図4および図5を参照して、本発明の第3の実施形態である反射光学素子を説明する。図4は本発明の第3の実施形態である反射光学素子を説明するための説明図、図5(a)〜図5(c)は本発明の第3の実施形態である反射光学素子の変形例を示す図である。なお、撮像光学系については図1を流用して説明し、また、上記第1の実施形態と重複する部分については各図に同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第3の実施形態である反射光学素子31は、図4に示すように、直角プリズム1aを備えており、該直角プリズム1aは、光線の入射面2と、反射面3を反射した光線の射出面5とが等辺で、反射面3を底辺とする直角二等辺三角柱形状とされている。
反射面3には、偏光分離層(第1の反射層)4が積層蒸着又はスパッタ等により設けられており、該偏光分離層4は直角プリズム1aの裏面反射面に配置される。また、偏光分離層4の外側の面(裏面)には透明傾斜層(透明媒質層)19が配置され、透明傾斜層19の外側の面(裏面)10には反射ミラー層(第2の反射層)11が積層蒸着又はスパッタ等により設けられている。
透明傾斜層19は、画像のずらし量を決定する重要な層であり、酸化シリコンなど透明材料を厚く蒸着して設けられる。透明傾斜層19は、偏光分離層4の外側の面に対して所定の角度θだけ傾斜する非平行な層とされている。これにより、偏光分離層4と反射ミラー層11とが透明傾斜層19を介して所定の角度θをなして配置される。
ここで、偏光分離層4および反射ミラー層11は、可視域外の波長域である赤外(UV)成分、紫外(IR)成分の透過率が95%以上の分光反射特性を有する。すなわち、従来の光学フィルタとして機能する。
偏光分離層4は、例えば酸化チタンや酸化シリコン等の誘電体材料を交互に数十層程度、積層蒸着又はスパッタ等して形成するのが一般的であるが、可視域においてできるだけ一様なブロードバンド特性が必要である。
本実施形態の場合、主光線が偏光分離層4へ入射角45°で入射し、反射角45°でS偏光成分は反射偏光され、P偏光成分はそのまま偏光分離層4を透過する。S偏光成分は、入射角に対して90°偏光され、直角プリズム1aの射出面5から射出して後側レンズ群306へ入射する。
偏光分離層4を透過したP偏光成分は、透明傾斜層19を透過して反射ミラー層11で全反射して偏光される。P偏光成分の光束は、その後、再度、透明傾斜層19および偏光分離層4を透過し、直角プリズム1a内へ再度進行する。
このとき、入射光束(撮影光束)は、偏光分離層4で最初にPS偏光分離し、P偏光成分が反射ミラー層11を経てから再度偏光分離層4に至り、再度合流して撮像素子307へと向かう。
ここで、透明傾斜層19が反射面3の外側の面となす角度θにより、P偏光成分はS偏光成分と平行にはならず、P偏光成分はS偏光成分とは直角プリズム1a内では互いに約2θの角度をなす。なお、厳密な角度は、透明傾斜層19および直角プリズム1aの材質の屈折率により変化する。
従って、P偏光成分は後側レンズ群306への入射直前にS偏光成分に対して、互いに微小な角度(約2θ)をもつことになる。この結果、撮像素子307上に結像する像が2つに分割され互いに所定の量だけずれた状態で重ねられることになり、LPFと同じ効果を得ることができる。
以上説明したように、この実施形態では、直角プリズム1aの裏面反射面に追加工等により偏光分離層4、平行傾斜層19および反射ミラー層11を設けることで、反射光学素子にLFPおよび光学フィルタの機能を併設することが可能となる。
これにより、撮像光学系の部品点数および組立工程が削減されて低コスト化を図ることができるとともに、デジタルカメラの小型化、薄型化を達成することができる。また、光学フィルタとして機能する偏光分離層4および反射ミラー層11は撮像光学系と共軸な配置とならないため、不要波長光の反射迷光による影響を回避することができる。
なお、この実施形態では、透明傾斜層19を射出面5の端部が薄くなるように角度θを持たせた場合を例示したが、図5(a)に示すように、透明傾斜層19を入射面2の端部が薄くなるように角度θを持たせるようにしてもよい。
この場合も同様に、S偏光成分を90°折り曲げ、P偏光成分はS偏光成分に対して所定の角度(約2θ)をなすため、後側レンズ群306の構成に合わせて適宜選択すればよい。
また、この実施形態では、直角二等辺三角柱形状の直角プリズム1aを用いた場合を例示したがこれに限定されない。
例えば、図5(b)および図5(c)に示すように、入射面2側を45+φ°(射出面5を45−φ°)、あるいは入射面2側を45−φ°(射出面5を45+φ°)とした直角不等辺三角柱形状の直角プリズム1aを用いてもよい。
このようにすると、S偏光成分とP偏光成分とを後側レンズ群306の光軸に対して対称に配置することができ、S偏光成分とP偏光成分とが完全に同条件で撮像素子307に結像するため、画質には好ましい。
次に、図6および図7を参照して、本発明の第4の実施形態である反射光学素子を説明する。図6は本発明の第4の実施形態である反射光学素子を説明するための説明図、図7(a)はPBS(偏光分離層)分光反射特性を示すグラフ図、図7(b)はダイクロミラー分光反射特性を示すグラフ図である。なお、この実施形態では、上記第1〜第3の実施形態に共通する偏光分離層および反射ミラー層の分光反射特性について詳述するが、反射光学素子については、第1の実施形態(図2)と同様のものを用いて説明する。
まず、偏光分離層4に、図7(a)に示すような分光反射特性を持たせる。その結果、不要な波長成分光(主としてUVとIR)40(図6参照)は、P偏光成分と共に偏光分離層4を透過する。
次に、反射ミラー層11をダイクロイックミラー層とし、図7(b)に示すような分光反射特性を持たせる。その結果、P偏光成分の可視域以外、即ち、PS偏光成分の不要な波長成分光(主としてUVとIR)40は反射ミラー層11を透過する。透過した不要光40は基本的に光学系の光路から大きく外れる。
従って、従来の光路上に共軸配置された光学フィルタのように、他のレンズなどの面にて反射するなどして迷光になることはない。但し、デジタルカメラ内部の金属部品などの構造物などで散乱し、光学系に戻ることを避けるために、図6に示すように、不要光40の光路に遮光線や黒色起毛紙などの光を吸収する部材41を配置するのが好ましい。
次に、図8を参照して、本発明の第5の実施形態である反射光学素子を説明する。なお、この実施形態では、上記第1の実施形態と重複する部分については図に同一符号を付してその説明を省略する。
図8に示すように、本発明の第5の実施形態である反射光学素子61は、上記第1および第3の実施形態が直角プリズム1aを用いたのに対し、頂角ψが90°でなく(ψ<90°、ψ=90°−2ξ)、入射面62および射出面62が等辺の二等辺三角柱形状のプリズム1bを用いている。
撮影入射光束は、入射面62にてその一部は反射されるので、光軸に垂直な入射面2では、これが繰り返し反射して迷光の要因となる。また、撮像素子307に一旦到達した光束も撮像素子307の表面若しくは、センサカバーガラス表面で一部が反射され、再度プリズム射出面65にて反射される。これも、射出面5のように光軸に垂直な面であった場合、繰り返し反射により、迷光の原因となる可能性がある。
これに対し、この実施形態では、入射面62および射出面65は光軸に垂直でない(ξの角度をなす)面となっているので、入射光軸及び射出光軸に沿った光線は、2ξだけ角度を持って反射する。その結果、繰り返し反射をする過程で次第に光軸から横にずれるので、迷光として画像に影響することは少なくなる。また、プリズム1bが二等辺三角柱形状であるため、入射光と反射光は対称であり、クサビ成分は相殺されて、非点収差やコマ収差の発生はなく、収差的に結像に対して悪影響を与えることはない。
本発明の第1の実施形態である反射光学素子を配置した撮像光学系を示す図である。 本発明の第1の実施形態である反射光学素子を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態である反射光学素子を説明するための説明図である。 本発明の第3の実施形態である反射光学素子を説明するための説明図である。 本発明の第3の実施形態である反射光学素子の変形例を示す図である。 本発明の第4の実施形態である反射光学素子を説明するための説明図である。 (a)はPBS分光反射特性を示すグラフ図、(b)はダイクロミラー分光反射特性を示すグラフ図である。 本発明の第5の実施形態である反射光学素子を説明するための説明図である。 デジタルカメラの制御ブロック図である。 図9に示すデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャート図である。 従来の反射光学素子を配置した撮像光学系を説明するための図である。
符号の説明
1 反射光学素子
1a 直角プリズム
3 裏面反射面
4 偏光分離層(第1の反射層)
9 透明平行層(透明媒質層)
11 反射ミラー層(第2の反射層)
19 透明傾斜層(透明媒質層)
21 反射光学素子
21a 基板(板部材)
23 表面反射面
24 偏光分離層
25 反射ミラー層(第2の反射層)
29 透明平行層(透明媒質層)
302 レンズ
303 レンズ
306 後側レンズ群
307 撮像素子

Claims (15)

  1. 被写体から撮像素子へ至る光路に配置される反射光学素子であって、
    前記被写体側から入射した光線を折り曲げて前記撮像素子に導く反射面を備え、該反射面に、偏光分離特性を有する第1の反射層を設けた、
    ことを特徴とする反射光学素子。
  2. 前記第1の反射層は、S偏光成分を反射し、P偏光成分を透過する偏光分離層である、 ことを特徴とする請求項1に記載の反射光学素子。
  3. 前記第1の反射層は、所定の波長域において、消光比が17dB以上の完全偏光分離特性を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の反射光学素子。
  4. 前記第1の反射層を透過した光線を反射する第2の反射層を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の反射光学素子。
  5. 前記第2の反射層が、全反射面である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の反射光学素子。
  6. 前記第1の反射層で反射した光線と前記第2の反射層を反射した光線とが互いに平行である、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の反射光学素子。
  7. 前記第1の反射層で反射した光線と前記第2の反射層を反射した光線とが所定の角度をなす、
    ことを特徴とする請求項4の反射光学素子。
  8. 前記第1の反射層と前記第2の反射層との間に透明媒質層が介装される、
    ことを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載の反射光学素子。
  9. 前記第1の反射層と前記第2の反射層とが透明媒質層を介して平行に又は所定の角度をなして配置される、
    ことを特徴とする請求項8に記載の反射光学素子。
  10. 前記第1の反射層および前記第2の反射層は、可視域外の波長域である赤外成分、紫外成分の透過率が95%以上の分光反射特性を有する、
    ことを特徴とする請求項4〜9のいずれか一項に記載の反射光学素子。
  11. 前記第1の反射層は、プリズムの裏面反射面に配置される、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の反射光学素子。
  12. 前記プリズムが、直角プリズムである、
    ことを特徴とする請求項11の反射光学素子。
  13. 前記プリズムが、光線の入射面と前記第1の反射層を反射した光線の射出面とが等辺で、該第1の反射層を底辺とする二等辺三角柱形状である、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の反射光学素子。
  14. 前記第1の反射層は、板部材の空気に接する表面側に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の反射光学素子。
  15. 撮影レンズから撮像素子へ至る光路に反射光学素子が配置された撮像装置であって、
    前記反射光学素子として、請求項1〜14のいずれか一項に記載した反射光学素子を用いる、
    ことを特徴とする撮像装置。
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