JP2008044239A - 挟持具 - Google Patents

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Masayuki Abe
雅行 阿部
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Abstract

【課題】回転体と傾斜面の作用で被挟着物を挟持するようにした挟持具において、重量のある滑りやすい被挟着物を確実に挟持できるようにする。
【解決手段】本体(1)内に一対のローラー(2)を並列状態で収納する。このローラー(2)の外周には略線状の突条(10)が形成され、ローラー(2)の中心から離れた位置で押え片(12)の先端が接している。差込口(4)から被挟着物(6)を挿入するとき、上記ローラー(2)の回転は許容され、傾斜面(5)の作用により被挟着物(6)は確実に挟持される。被挟着物(6)を引き出す方向にローラー(2)が回転しようとするとき、このローラーの回転は押え片(12)が上記突条(10)に係合することにより阻止される。そのため、被挟着物を引き出すことはできない。
【選択図】図2

Description

本発明は、本体内で転動するローラーと傾斜面を用いて被挟着物を挟持するようにした挟持具に関する。
本体内に設けた傾斜面に転接するようボール等の回転体を収納し、差込口から挿入した被挟着物を該ボールで挟持するようにした挟持具が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の挟持具は、シート等の被挟着物を差込口から挿入する際に同時にボールを内方に移動し、該ボールが傾斜面に案内されて自重で降下することにより被挟着物を挟持するよう構成されているが、強く引っ張ったり被挟着物の重量が大きいと、上記ボールが回転して被挟着物が脱落してしまうことがあった。また、上記ボール等の回転体を差込口の入口に向けてばねで付勢することにより挟持具がどの方向を向いていても使用できるようにしたクリップ(例えば、特許文献2参照)も知られているが、回転体はいずれの方向にも回転可能であるので、上述と同様に被挟着物が脱落するおそれがあった。特に、詰替用の洗剤、シャンプー液、リンス液その他を収納した袋のように表面が樹脂フィルムで構成されている袋の底を折り重ねて逆さに吊り下げようとする場合などは、シート等に比べて重量がありかつ表面が滑りやすいので、従来の構造では保持することがむずかしかった。
実開昭49−79313号公報(第1図、第2図) 特開2005−262637号公報(図3)
本発明の解決課題は、ボール等の回転体と傾斜面の作用により被挟着物を挟持するようにした挟持具において、シート等よりも重量があり、かつ表面が滑りやすいシャンプー液等の詰替袋のような被挟着物であっても確実に保持することができるようにした挟持具を提供することである。
本発明によれば、差込口を有し内面に傾斜面を形成した本体と、該差込口に臨み上記傾斜面に転接可能に本体内に収納され該傾斜面に案内されて差込口の内方に移動したとき挟着部との間で被挟着物を挟持するよう係止面を有するローラーと、被挟着物が差込口から引き出される方向に上記ローラーが回転しないよう該ローラーの係止面に接する押え片を有する挟持具が提供され、上記課題が解決される。
また、本発明によれば、上記ローラーは、並列状態に収納された一対のローラーであり係止部はローラーの軸方向に延びる突条であり、押え片は該突条に係合可能に設けられた板ばね材料で形成され、本体には吸盤、接着剤層、磁石等の固定部材が設けられている上記挟持具が提供され、上記課題が解決される。
本発明は上記のように構成され、本体内に収納したローラーは、被挟着物が引き出される方向には回転しないので、被挟着物はローラーと挟着部間で確実に挟持され、洗剤、シャンプー液、リンス液等を収納した詰替用の袋のように比較的重量があって表面が滑りやすいものでも滑脱しないように保持することができる。
図面は本発明の一実施例を示し、本体(1)は、内部に一対のローラー(2)を並列状態に収納する空所(3)を有し、該ローラー(2)、(2)の接触部が臨むようにスリット状の差込口(4)が側壁に形成されている。また、該ローラー(2)の外方周面が接する位置には該差込口(4)の入口側が狭く内方側が広くなるように傾斜し上記ローラー(2)が転接可能な傾斜面(5)が対向状態に形成されている。図に示す実施例では、該傾斜面(5)は平面状に形成されているが、曲面状に設けてもよい。
上記差込口(4)の入口部分は被挟着物(6)を挿入しやすいように少し広幅に開口されている。また、該差込口(4)のほぼ奥端に対応する本体内には、ストッパー壁(7)が設けられている。図に示す実施例では、本体(1)に嵌着した蓋体(8)の裏面に該ストッパー壁(7)を形成してあるが、蓋体と本体を一体的に形成する場合は本体内面の適宜位置に設けることができる。なお、該ストッパー壁(7)を設けたことにより、被挟着物(6)の差込先端(6a)が該ストッパー壁(7)に当るから、被挟着物が斜めにならず、差込口(4)の奥端の内面に差込先端の角部が当接するようなおそれをなくすことができる。
上記ローラー(2)の外周面には、挟着部との間で被挟着物を挟持するよう係止面(9)が形成されている。図に示す実施例では、該係止面(9)として、軸方向に延び断面略二等辺三角形状の線状の突条(10)を全周に形成してあるが、複数の微少なピン状の突起を周面に突設したり、断面がラチットホイールの歯のように一方に傾斜する傾斜山形形状の略線状の突条を形成してもよい(図示略)。なお、該ローラー(2)の両端面は、軸線に対してほぼ垂直にカットした平面で構成してもよいが、好ましくは、図4に示すように中心部が軸方向に突出する円錐状突起(11)を形成するとよい。このような円錐状突起(11)を設けると、本体(1)内でローラー(2)が移動するとき、該円錐状突起(11)の先端が本体の内面に当ってローラーの移動に支障を生じないので、該ローラー(2)が斜めになったりすることがなく、また被挟着物をローラー(2)間に挿入するとき該被挟着物の差込先端が該円錐状突起(11)の傾斜面に案内されて挿入しやすい。
上記ローラー(2)は、真ちゅうで構成してあるが、ステンレス材料その他適宜の金属材料で形成したり、セラミックス、硬質プラスチック材料等で形成することもでき、また表面に軟質プラスチック材料等の滑り止め作用のある材料でコートしたり、多色成形やインサート成形の要領により一体的に表面層を形成してもよい。
上記本体内には、被挟着物が差込口から引き出される方向に上記ローラーが回転しないよう該ローラーの係止面に係合する押え片(12)が設けられている。該押え片(12)は、好ましくは図に示すように板ばね材料で作られ、蓋体(8)に取り付けられる基部(13)と、該基部(13)から略ハ字状に広がってローラー方向に突出する先端部(14)を有し、該先端部(14)は側面からみて2つの部片に分かれている。この先端部(14)は、図2において、上記ローラー(2)の中心を通る仮想垂直線よりも外方の位置で該ローラー(2)の係止面(9)に係合するように設けられ、該ローラーの回転方向により該ローラーの回転を許容したり、回転を阻止したりする。また、図2に示すように、該先端部(14)がローラーの上方から該ローラーを押圧することにより、該ローラーを上記差込口(4)の入口方向に付勢している。なお、板ばね状の部材に代えてラチット爪状の揺動片を押え片とすることもできる(図示略)。
上記本体(1)は、ボルト、木ねじ等の止着部材や接着剤により洗面所、浴室等の壁、紙挟み等のボードその他の適宜の部分に固定的に取り付けることもできるが、吸盤、接着剤層、磁石等の固定部材(15)を本体に設けておけば、所望の個所に簡便に取り付けることができる。図1に示す実施例では、吸盤(16)を用いており、該吸盤(16)の吸着片(17)に連結された中心軸(18)の基端に設けた突軸(19)を本体(1)の側面に形成したカム片(20)に枢着してある。そして、壁面等に吸着片(17)を当ててカム片(20)のカム面(21)で吸盤枠(22)を押圧するように上記本体(1)を回動させることにより上記吸着片(17)を引き上げて壁面等に吸着固定するようにしてある。
上記構成により、図5に示すように、差込口(4)から詰替袋等の底片を折り重ねた被挟着物(6)を挿入すると、上記ローラー(2)は矢印(23)方向に回転しながら差込口(4)の内方に移動し、被挟着物(6)から手を離すと上記ローラー(2)は自重により及び又は上記押え片(12)の付勢作用で差込口(4)の入口方向に移動し、傾斜面(5)の作用により対向するローラー(2)との間で被挟着物を挟着する。そして、上記被挟着物(6)を差込口(4)の入口方向へ引張る荷重が作用すると、該ローラー(2)は上記矢印(23)と逆方向に回転しようとするが、上記押え片(12)の先端部(14)が係止面(9)に係合してローラーの回転が阻止されているので、被挟着物(6)を入口方向へ引き出すことはできない。被挟着物(6)を挟持具から取り出すには、少し持ち上げた状態で上記ローラー(2)の軸方向に沿って横方向に移動させれば簡単に抜き取ることができる。
上記実施例では一対のローラーを用いて対向するローラーを挟着部とし、ローラー間で被挟着物を挟持するようにしたが、ローラー(2)を1つにすることもできる。この場合は、図6に示すように本体(1)は、傾斜面(5)と、該傾斜面(5)に対向する基板面(24)を有し、該基板面(24)を挟着部としてローラー(2)と基板面(24)の間で差込口(4)から挿入した被挟着物(6)を挟持することができる。
上述の各実施例は、差込口が垂直方向に向き、上記ローラーが自重で降下して被挟着物を吊り下げできるようにしているが、押え片で上記ローラーを差込口の入口方向へ付勢する作用を強くすれば、差込口が横方向に向いているような態様で紙挟みのように使用したり、差込口の入口が上向きになるような態様で使用することもできる。
本発明の一実施例を示す斜視図。 断面図。 差込口に沿った断面図。 ローラーの斜視図。 挟持状態を示す説明図。 他の実施例を示す説明図。
符号の説明
1 本体
2 ローラー
4 差込口
5 傾斜面
6 被挟着物
7 ストッパー壁
9 係止面
10 突条
11 円錐状突起
12 押え片
16 吸盤

Claims (9)

  1. 差込口を有し内面に傾斜面を形成した本体と、該差込口に臨み上記傾斜面に転接可能に本体内に収納され該傾斜面に案内されて差込口の内方に移動したとき挟着部との間で被挟着物を挟持するよう係止面を有するローラーと、被挟着物が差込口から引き出される方向に上記ローラーが回転しないよう該ローラーの係止面に接する押え片を有する挟持具。
  2. 上記本体の傾斜面は対向状態に形成され、本体内には一対のローラーが並列して収納され、対向するローラーを挟着部とした請求項1に記載の挟持具。
  3. 上記本体は、上記傾斜面に対向して基板面を有し、該基板面を挟着部とした請求項1に記載の挟持具。
  4. 上記ローラーの係止面は、上記被挟着物を差込口から挿入するときは該ローラーの回転を許容し、該被挟着物が引き出される方向のときは上記押え片が係合して該ローラーの回転を阻止するよう外周面に設けた軸方向に延びる突条である請求項1に記載の挟持具。
  5. 上記押え片は、板ばね材料で作られ上記ローラーを差込口の入口方向に付勢している請求項1または4に記載の挟持具。
  6. 上記ローラーは、端面に円錐状突起が形成されている請求項1または4に記載の挟持具。
  7. 上記本体は蓋体を有し、上記押え片は該蓋体に設けられている請求項1または4に記載の挟持具。
  8. 上記本体内には、差込口の奥端に対応する位置にストッパー壁が形成されている請求項1に記載の挟持具。
  9. 上記本体には吸盤、接着剤層、磁石等の固定部材が設けられている請求項1に記載の挟持具。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009214933A (ja) * 2007-09-19 2009-09-24 Sanki:Kk 詰替えパウチの内容物取出装置
KR100959243B1 (ko) 2009-10-23 2010-05-20 이지현 진공흡착기
KR200457792Y1 (ko) * 2008-12-19 2012-01-13 (주)대동에레베이터 엘리베이터 승강장 도어의 이탈방지장치
JP2015067324A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 東タイ株式会社 ポンプ付きディスペンサ
JP2020163687A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社宇佐美修徳堂 ボールクリップ装置

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