JP2008042785A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008042785A
JP2008042785A JP2006217639A JP2006217639A JP2008042785A JP 2008042785 A JP2008042785 A JP 2008042785A JP 2006217639 A JP2006217639 A JP 2006217639A JP 2006217639 A JP2006217639 A JP 2006217639A JP 2008042785 A JP2008042785 A JP 2008042785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
special effect
sub
video
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006217639A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyuki Nakagami
史幸 中神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006217639A priority Critical patent/JP2008042785A/ja
Publication of JP2008042785A publication Critical patent/JP2008042785A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】主画面の大きさを変更することなく副画面を表示でき、さらに副画面の映像表示内容を状況に応じて適切に認識することが可能な映像表示装置を提供すること。
【解決手段】符号化された複数の映像信号を受信し、復号する。そして、復号された映像信号を表示するための表示画面の表示位置を、前記映像信号毎に決定し、決定された表示位置に基づいて前記映像信号を表示する。映像信号を表示した表示位置場合に、互いに重なる部分が生じる映像信号の一方、又は双方に対して特殊効果を施し、前記特殊効果を施した映像信号を出力し表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像表示装置に関し、特に複数の映像を一画面に表示する技術に関する。
近年、テレビジョン受像機に代表される映像表示装置は、テレビ放送、データ放送、インターネット経由による映像配信等の多くの映像源を有している。そのため、これら複数の映像源を一画面に同時に表示できる映像表示装置が開発されている。
例えば、複数の受信手段により受信した放送波のうちの何れかの番組配列情報に特定情報が含まれているか否かを検出する情報検出手段と、前記検出した特定情報に関連する番組を検出する番組検出手段と、前記番組検出手段により検出された番組を他の番組に比して大きく表示するように表示形態を切り替える表示形態切替手段とを備え、更に前記特定情報を視聴者が任意に設定するための特定情報設定手段を備える装置が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−336411号公報
しかし、上述した特許文献1に記載された技術では、副画面を表示する際に、主画面と副画面が重畳しないよう表示するためには、主画面の画面サイズが小さくなってしまうといった問題があった。
また、上述した特許文献1に記載された技術では、番組検出手段により特定情報が含まれている番組を検出した際に、他の番組に比べて大きく表示するよう表示形態を切り替えることとなる。したがって、他の画面を視聴しているときに、突然その画面が小さくなるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、主画面の大きさを変更することなく副画面を表示でき、さらに副画面の映像表示内容を状況に応じて適切に認識することが可能な映像表示装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、第1の発明の映像表示装置は、符号化された複数の映像信号を受信し、復号する映像信号受信部と、前記復号された映像信号を表示するための表示画面の表示位置を、前記映像信号毎に決定する表示位置決定部と、前記決定された表示位置に基づいて前記映像信号を表示すると、表示位置が互いに重なる部分が生じる映像信号の一方、又は双方に対して特殊効果を施し、前記特殊効果を施した映像信号を出力する映像処理部と、前記出力された映像信号を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
また、前記映像表示装置は、前記特殊効果の内容を決定するトリガー信号を受信するトリガー信号受信部を備え、前記映像処理部は、前記受信したトリガー信号に基づいて、前記重なる領域に施す特殊効果を決定することを特徴とする。
本発明によれば、主画面の大きさを変更することなく副画面を表示でき、さらに副画面の映像表示内容を状況に応じて適切に認識することが可能な映像表示装置を提供できる。
つづいて、本発明の映像表示装置に関する最良の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
まず、図1は本発明を適用した映像表示装置の構成を示すブロック図である。図1における映像表示装置は、映像信号受信部10と、映像処理部20と、表示部30と、表示位置決定部40とを備えて構成されている。
映像信号受信部10は、符号化された複数の信号を受信し、受信した複数の信号を復号および多重分離処理する。そして、復号された映像信号を映像処理部20に送る。
表示位置決定部40は、各画面の位置と、それぞれの画面で構成される重畳位置を計算し、それらを各画面の位置情報として映像処理部20に送る。
映像処理部20は、映像信号受信部10から入力される復号された映像と、表示位置決定部40から入力される各画面の位置情報とを取得し、所定の位置に所定の特殊効果を施した後、特殊効果の施された映像を表示部30に送る。
表示部30は、映像処理部20から特殊効果の施された映像を受信し、受信された映像を表示する。
ここで、上記所定の位置とは、特殊効果を施す画面の部位を意味し、「主画面と副画面の重畳部」、「副画面全体」などの情報を表すものとする。
また、主画面とは、視聴者が主に視聴対象としている画面を指し、副画面とは副次的に視聴している画面を指すものであって、画面サイズや表示位置で区別するものではない。
以下では、副画面が1つ存在する例について説明を行うが、副画面は複数存在してもよく、本実施形態に記載された内容に基づいて、副画面が複数存在する場合でも容易に実現可能であるため、副画面が複数存在する実施例についての記載は省略する。
また、上記の符号化された信号とは、テレビ放送のみを指すのではなく、例えば、データ放送、レコーダー、ビデオカメラ、監視カメラ等の外部装置からの入力信号、インターネットやLANなどのネットワーク配信される信号でもよい。また、信号の種類は動画に限定せず、デジタルカメラなどから送られる静止画でも、電子メールのようなテキストでもよい。
図2は、図1における映像信号受信部10の構成例を示すブロック図である。ここでは、主画面に対して副画面が1つ表示される画面を考えるため、映像信号受信部10へ入力する複数の信号として、符号化された主画面への信号と、符号化された副画面への信号を考える。
映像信号受信部10は、図2に示すように、主画面信号チューナー110と、主画面映像多重分離部120と、副画面信号チューナー130と、副画面映像多重分離部140とを備えて構成されている。
主画面信号チューナー110は、符号化された主画面への信号を復号し、主画面映像多重分離部120に送る。主画面映像多重分離部120は、復号された信号を多重分離処理によって映像を分離し、復号された主画面映像を映像処理部20に送る。
副画面信号チューナー130は、符号化された副画面への信号を復号し、副画面映像多重分離部140に送る。副画面映像多重分離部140は、復号された信号を多重分離処理によって映像を分離し、復号された副画面映像を映像処理部20に送る。
図3は、図1における表示位置決定部40の一構成例を示すブロック図である。図3に示すように、表示位置決定部40は、表示位置設定部410と、表示位置計算部420とを備えて構成されている。
表示位置設定部410は、ユーザーのリモコン操作などで指定された画面の位置情報や、機器によって用意された画面配置パターン情報などの座標情報を、表示位置計算部420に送る。また、表示位置計算部420は、座標情報を元に、主画面と副画面の座標および主画面と副画面が構成する重畳部の座標を計算し、主画面と副画面の位置情報をて映像処理部20に送る。
図4は、図3における表示位置設定部410の一構成例を示すブロック図である。図4に示すように、表示位置設定部410は、リモコン受信部4102と、画面配置パターンデータベース(以下、画面配置パターンDB)4104と、表示位置判断部4106とを備えて構成されている。
リモコン受信部4102は、視聴者のリモコン操作による操作信号を受信し、信号内容を表示位置判断部4106に送る。表示位置判断部4106は、リモコン受信部4102からリモコン操作の信号内容を受け取り、各機能部に送る。例えば、操作内容が主画面および副画面の座標など画面の位置を指定するものであれば、その座標を表示位置計算部420に送る。また、操作内容が機器に予め格納されている主画面および副画面の画面配置パターンを選択するものであれば、選択パターンに対応する主画面および副画面の配置情報を、画面配置パターンDB4104から取得し、そのパターンに対応する主画面および副画面の座標を表示位置計算部420に送る。
なお、画面位置を決める入力として、ユーザーによるリモコン操作による位置の指定と、機器に備わっている画面配置パターンの選択を例として挙げたが、これらは一例に過ぎず、例えば、ユーザーによって予め設定された好みの配置パターンから選択してもよく、映像源によって画面配置が決まっていてもよい。また、上記では画面位置の指定方法としてユーザーによるリモコン操作を挙げたが、他にも、映像表示装置本体のボタン操作や、タッチパネルなど、画面の位置を一意的に決定できる入力であれば良いことは勿論である。
図5は、図3における表示位置計算部420の一構成例を示すブロック図である。図5に示すように、表示位置計算部420は、主画面重畳計算部4202と、位置情報データベース(以下、位置情報DB)4204と、副画面重畳計算部4206とを備えて構成される。
主画面重畳部計算部4202は、位置情報DB4204から主画面と副画面の座標を取得し、主画面の座標と、主画面における副画面との重畳部の座標を計算し、その座標を映像処理部20に送る。
副画面重畳部計算部4206は、位置情報DB4204から主画面と副画面の座標を取得し、副画面の座標と、副画面における主画面との重畳部の座標を計算して、その座標を映像処理部20に送る。
位置情報DB4204は、表示位置設定部410から送られた、主画面と副画面のそれぞれの座標を格納するDBである。
図6は、図5における位置情報DB4204の一構成例を示す図である。位置情報DB4204には、テレビ画面のサイズ(横幅及び縦幅)と、主画面の位置・大きさ(基準点の座標、主画面の横幅及び縦幅)と、副画面の位置・大きさ(基準点の座標、副画面の横幅及び縦幅)とが格納されている。なお、ここで記入されている各値は一例である。また、格納されている座標、縦幅と横幅の単位は、ドット数、センチ、インチ等何でもよい。
図7を用いて上記座標について説明する。図7において、X(0,0)を原点とする。主画面の基準点となる点A(100,100)と、主画面の縦幅(768)と横幅(1280)とが設定値として与えられているとき、主画面の残りの座標B,C,Dはそれぞれ、B(1380,100)、C(1380,868)、D(100,868)と求めることができる。ここでは、主画面の基準点の座標、縦幅、横幅を既知、つまり設定された値としたが、主画面の位置が一意に決定されるものであれば、他の情報でも構わない。
重畳部の算出方法について図6に記載された値と、図8を用いて説明する。図6より、主画面と副画目に関する各値は以下(1)〜(5)のようになる。
(1)テレビ画面の大きさ :1920×1080
(2)主画面の基準点の座標 :A(XA,YA)=(100,100)
(3)主画面の横幅と縦幅 :1280×768
(4)副画面の基準点の座標 :E(xE,xE)=(1000,600)
(5)副画面の横幅と縦幅 :640×384
(2)及び(3)より主画面のB、C、D点の座標(XB,YB)=(1380,100)、(XC,YC)=(1380,868)、(XD,YD)=(100,868)が求まり、(4)及び(5)より副画面のF、G、H点の座標(xF,yF)=(1640,600)、(xG,yG)=(1640,984)、(xH,yH)=(1000,984)が求まる。
ここで
「XA<xG かつ YA<yG かつ XC>xE かつ YC>yE」
が真であれば重畳部が存在し、偽であれば重畳部は存在しないと判定できるが、図8の例では上記式は真となるため重畳部EICJが存在すると判定される。
図9は、図1における映像処理部20の一構成例を示すブロック図である。図9に示しように、映像処理部20は、映像加工部210と、特殊効果指示部220と、トリガー信号受信部230とを備えて構成される。
ここでトリガーとは、リモコン操作などのトリガー信号受信部230へ入力する信号情報を指し、トリガー信号受信部230は、このトリガー信号を受け、トリガーの内容を特殊効果指示部220に送る。特殊効果指示部220には、トリガーに対応した特殊効果が格納されており、トリガー(引き金)の内容を受けることにより、トリガーに対応した特殊効果を映像加工部210に送る。
映像加工部210は、主画面と副画面それぞれの映像に対して、特殊効果指示部220から取得した特殊効果の内容に従って特殊効果を施す。
図10は、図9における映像加工部210の一構成例を示すブロック図である。図10に示すように、映像加工部210は、主画面特殊効果処理部2102と、合成部2104と、副画面特殊効果処理部2106とを備えて構成される。
主画面特殊効果処理部2102は、主画面映像多重分離部120から復号された主画面映像と、主画面重畳計算部4202から、主画面の座標及び主画面における副画面との重畳部の座標とを受け取り、さらに特殊効果指示部220から特殊効果の内容を取得する。
そして、主画面特殊効果処理部2102は、主画面の重畳部に取得した特殊効果を施し、重畳部に特殊効果の施された主画面の映像、主画面の座標、重畳部の座標を合成部2104に送る。
副画面特殊効果処理部2106は、副画面映像多重分離部140から復号された副画面映像と、副画面重畳計算部4206から、副画面の座標及び重畳部の座標とを受け取り、合わせて特殊効果指示部220から特殊効果の内容を取得する。
そして、副画面特殊効果処理部2106は、副画面の重畳部に取得した特殊効果を施し、重畳部に特殊効果の施された副画面の映像、副画面の座標、重畳部の座標を合成部2104に送る。
合成部2104は、主画面特殊効果処理部2102から、重畳部に特殊効果が施された主画面映像と、主画面の座標と、重畳部の座標とを受け取り、副画面特殊効果処理部2106から、重畳部に特殊効果が施された副画面映像と、副画面の座標と、重畳部の座標と、を受け取り、特殊効果指示部220から特殊効果の内容を取得する。
そして、合成部2104は、主画面と副画面それぞれの座標情報および特殊効果の内容を元に、主画面および副画面を図12に示すように重畳部が重なるように映像を合成し、特殊効果の施された映像を表示部30に送る。
表示部30は、受け取った合成映像を表示する。ここでは、特殊効果を施す部位の一例として、「主画面および副画面の重畳部」としたが、「副画面全体」や、「主画面全体」などの任意の位置で構わない。
図11は、図9におけるトリガー信号受信部230および特殊効果指示部220の一構成例を示すブロック図である。
図11に示すように、トリガー信号受信部230は、リモコン操作内容判定部2302と、WEBページ更新判定部2304と、副画面番組判定部2306と、予約視聴番組判定部2308とを備えて構成される。また、特殊効果指示部220は、トリガー特殊効果決定部2202と、トリガー特殊効果設定値データベース(以下、トリガー特殊効果設定値DB)2204とを備えて構成される。
以下ではトリガーの例として、リモコン操作P100、WEBページの更新P102、EPG(電子番組表、Electric Program Guide)情報P104、副画面チャンネルP106、現在時刻P108、予約視聴番組情報P110を扱う。
図13は、トリガー特殊効果設定値DB2204の一構成例を示す図である。トリガー特殊効果設定値DB2204には、予め設定されたトリガー内容と、特殊効果を施す領域と、特殊効果とが対応づけて格納されている。
例えば、トリガーの内容が、「リモコンで主画面のチャンネル変更」だとすると、「主画面と副画面の重畳部」において、「副画面のα=1」とする特殊効果が対応付けられていることがわかる。
図13におけるαとは、アルファブレンディングにおけるパラメータである。アルファブレンディングとは、図14のように、重なり合う複数の画面の重畳部において、各画面を不透明度に応じて合成するものであり、不透明度をあらわす値としてアルファ値(以下、α値)が使われる。ここで、主画面の入力をM、副画面の入力をSとすると、総出力Zは
Z=α・S+(1−α)・M
で表される。
例えば、α値が「1」の場合には副画面の映像は不透明になり、主画面の画像と合成すると、映像が重なった所では主画面の映像は見えなくなる。これに対して、α値が「0」の場合には、副画面の映像は透明になり、主画面の映像と合成すると、画像が重なった所では主画面の映像が透けて見え、重ねた副画面の映像は見えなくなる。また、α値が「0.5」の場合は半透明になり、画像が重なった所では、主画面の映像と副画面の映像が1対1で混合したようになり、半透明合成したように見える。ここでαは「0≦α≦1」の値をとる。
上記のように主画面と副画面の重畳部にアルファブレンディングを施すことにより、重畳部において副画面が主画面の情報の全ては遮断しないため、視聴者は主画面の情報を得ることが出来る。
このため、図15(A)のような従来の副画面表示では、副画面の重畳によって重畳される主画面部分の情報が完全に欠落しており、図15(B)のような従来の副画面表示では、主画面の画面サイズが小さくなっていたが、本発明によって、主画面の情報が完全には欠落せず、主画面サイズを小さくすることなく副画面を表示することが可能となる。
なお、図13におけるトリガー特殊効果設定値DB2204では、特殊効果を施す領域として「主画面と副画面の重畳部」を挙げているが、これはあくまでも一例であり、複数の副画面を持つ場合は「副画面1と副画面2の重畳部」、「主画面と副画面2の重畳部」、「主画面と副画面1と副画面2の重畳部」のような組み合わせでもよい。
また、トリガー特殊効果設定値DB2204において、例えば映像表示装置の電源ONに相当する「初期化時」をトリガー内容として扱えば、視聴者が映像表示装置の電源を入れた直後に重畳部が生じている場合に、視聴者がリモコン操作などの明示的な操作をしなくとも重畳部に特殊効果を施すことが可能となる。
リモコン操作内容判定部2302は、トリガーとして視聴者によるリモコン操作P100を受け、その操作が対象としている画面と操作の種類を判断する。つまり、トリガー内容を「リモコンによるチャンネル変更」、捜査対象を「主画面」のように判断し、トリガー特殊効果決定部2202に、トリガー内容として「リモコンで主画面のチャンネル変更」のように通知する。
WEBページ更新判定部2304は、トリガーとして主画面または副画面で表示しているWEBページの更新P102の情報を受け、その更新が実際に内容更新されているようなWEBサーバーによる更新なのか、視聴者が設定した、例えば1分ごとの自動更新なのかを判断して、更新対象となった画面と更新の種類をトリガー特殊効果決定部2202に通知する。
副画面番組判定部2306は、番組情報として副画面チャンネルP106と、EPG情報P104と、トリガーとして現在時刻P108とを取得する。副画面番組判定部2306は、取得したトリガーおよび番組情報から、例えば、「今後10分以内に開始される番組」のチャンネルを検索し、合わせて開始までの時間を取得して、開始される番組のチャンネルと開始までの時間を、トリガー特殊効果決定部2202に通知する。
ここで、「10分」という開始判定する時間は一例であり、ユーザーが設定できるようにしてもよい。また、番組開始の検索対象となるチャンネルは、ユーザーが設定してよく、例えば「4、6、8チャンネルのみ」、「現在副画面に出しているチャンネルのみ」、「現在主画面に表示しているチャンネル以外」、「BSチャンネルのみ」、という設定でもよい。
また、チャンネルで検索対象を絞るのではなく、映画、バラエティ、ニュースなどのようにジャンルで選択してもよい。これらの検索の条件は、複数の条件を組み合わせて設定してもよく、設定に合わせて重畳部に施す特殊効果を変えてもよい。
予約視聴番組判定部2308は、番組情報として副画面チャンネルP106と、予約視聴番組情報P110と、トリガーとして現在時刻P108とを取得する。予約視聴番組判定部2308は、現在時刻と視聴者が視聴予約した番組の番組情報を参照し、視聴予約していた番組が何分後に、どのチャンネルで始まるかをトリガー特殊効果決定部2202に送る。
ここでは、トリガー要因として、リモコン操作、WEBページの更新、現在時刻、副画面チャンネル、EPG情報、予約視聴番組情報としたが、他にもレコーダーや携帯電話、PDA、デジタルカメラ、ビデオカメラなどの外部機器との接続を知らせる信号、外部機器からの信号入力、家屋のインターフォンの押下、セキュリティ装置からの信号、電子メールの到着、電話の着信、ニュース速報等の緊急放送の通知などでも構わない。
ここで、トリガー特殊効果決定部2202の動作の一例として、副画面番組判定部2306から、番組が開始されるチャンネル、番組が開始されるまでの時間を取得した場合について説明する。
トリガー特殊効果決定部2202が、番組が開始されるチャンネル、番組が開始されるまでの時間を取得すると、トリガー特殊効果設定値DB2204を参照し、取得したチャンネルと開始までの時間に対応する特殊効果が格納されていないかを検索する。格納されていた場合、トリガー特殊効果決定部2202は、トリガー特殊効果設定値DB2204から該当する特殊効果を取得し、映像処理部20に特殊効果の内容を送る。該当する特殊効果が無い場合、トリガー特殊効果決定部2202は、トリガー特殊効果設定値DB2204から特殊効果は取得せず、処理を終了する。
トリガー特殊効果決定部2202は、上記のリモコン信号等のトリガーが入力しない場合、現在時刻P108を例えば10秒間隔のように定期的に取得することにより、その10秒の間に、リモコン操作内容判定部2302などから信号が来たかどうかを判断する。10秒の間に、例えばリモコン操作内容判定部2302がリモコン操作信号を受け、トリガー特殊効果決定部2202に対して、操作された画面と操作の種類を通知してきた場合、トリガー特殊効果決定部2202は上記と同様の処理を行う。
一方、10秒間の間にリモコン操作内容判定部2302などから通知が来なかった場合、トリガー特殊効果決定部2202は「10秒間の間、通知が来ていない」という情報を、新たなトリガーと捉え、対応する特殊効果がトリガー特殊効果設定値DB2204に格納されていないかを参照し、対応する特殊効果が格納されていれば、特殊効果の内容を取得し映像加工部210に送る。他方、格納されていなければ、再びトリガー信号を10秒間待つ。
また、トリガー特殊効果設定値DB2204に、図13のようにトリガー特殊効果決定部2202が前回のトリガー受けて取得した特殊効果を格納しておけば、「10秒間の間、通知が来ていない」というトリガーを受けたとき、前回取得した特殊効果を参照して、その特殊効果に変化を加えてもよい。
ここで特殊効果に変化を加えるとは、図13のように例えば「α=1でアルファブレンディング」を前回トリガー特殊効果設定値DB2204から取得していた場合、前回取得した特殊効果からα値を取得してα=α−0.01を施し、新たに「α=0.99でアルファブレンディング」という特殊効果を映像加工部210に送るような操作をいう。
ここでは、前回取得した特殊効果が、トリガー特殊効果設定値DB2204に格納されているとしたが、トリガー特殊効果決定部2202と映像加工部210との間にデータベースを配置し、そのデータベースにトリガー特殊効果決定部2202特殊効果の内容を格納し、映像加工部210がそのデータベースから特殊効果の内容を取得してもよい。
このように、一定時間トリガーが来ていないことを新たなトリガーと捉えることにより、例えば上記のように副画面のアルファ値を段階的に減少(「0.5」に近づける)させると、副画面がトリガーを受けて不透明(α=「1」)になった後、視聴者が副画面に興味を示さなければ(トリガーを発信しなければ)、副画面が徐々に半透明になり、重畳している主画面の映像を確認することが出来る。このため、視聴者が興味を持たない副画面が、いつまでも主画面を邪魔するという状況を防ぐ効果が得られる。
ここでは説明のために、特殊効果としてアルファブレンディングを記述したが、本発明はこれに限らず、重畳部に施す特殊効果の種類としては、アルファブレンディング以外の半透明処理(例えば、Z=β・S+γ・M、0≦β≦1、0≦γ≦1)でも構わない。
上記のような半透明処理を施すことにより、副画面が主画面の情報を完全には遮断しないため、副画面が主画面の邪魔にならず、副画面を常に表示することができる。このため視聴者は、副画面の映像表示内容を状況に応じて適切に認識することができる。
特殊効果の種類は、トリガー発生時に視聴者の注意を副画面に促すような特殊効果があればよく、半透明処理以外にも、デフォーカス効果、画面の輪郭強調や着色や輝度の変化などでも構わない。また、特殊効果は視覚的なものに限らず、警告音や、副画面音声のミュート解除など、音声に関するものでも構わない。また、上記の特殊効果を組み合わせて使用しても構わない。
特殊効果を組み合わせの例として、半透明処理とデフォーカス効果を考え、半透明処理の一例としてアルファブレンディング、デフォーカス効果の一例として網掛け処理を考える。
例えば、網掛け処理とは、図16のように、重畳部の映像に対して細かな黒色斜線を描画することにより、重畳部を重畳部以外の部分よりも暗くする処理のことを指す。ここでは、網掛け処理の一例として、黒色斜線の描画を挙げたが、半透明の黒色映像との合成、重畳部の輝度の低減など、重畳部が暗くなるような処理であれば構わない。
また、図17、図18、図19は、重畳部にアルファブレンディングと網掛け処理が施された場合の、トリガーが発生前後の、重畳部への特殊効果の時間変化を表している。
図17では、(A)はトリガー発生前の状態を表し、このとき重畳部にはアルファブレンディングと、網掛け処理が施されている。(B)はトリガー発生時点の状況を表し、重畳部の映像は黒一色になって(暗転して)いる。(C)はトリガー発生後、しばらく経過した状況を表し、重畳部の映像の暗転が解除されると同時に、副画面のα値に「1」が与えられ、(A)と同様に網掛け処理が施されている。上記(A)、(B)、(C)の処理によって、視聴者に対してトリガー発生時に副画面へ注意を促すと同時に、副画面映像の確認を容易にすることが出来る。
図18は、(D)はトリガー発生前の状態を表し、このとき重畳部にはアルファブレンディングと網掛け処理が施されている。(E)はトリガー発生時点の状況を表し、重畳部は、網掛けが解除され明るくなる。(F)はトリガー発生後、しばらく経過した状況を表し、重畳部には再び網掛け処理が施される同時に、副画面のα値に「1」が与えられている。上記(D)、(E)、(F)の処理によって、トリガー発生時に重畳部が点滅する効果が得られ、視聴者に副画面へ注意を促すと同時に、副画面映像の確認を容易にすることが出来る。
図19では、(G)がトリガー発生前の状態を表し、このとき重畳部にはアルファブレンディングと網掛け処理が施されている。(H)はトリガー発生時点での状況を表し、重畳部は網掛けが解除され明るくなる。(I)はトリガーが来た後、しばらく経過した状況を表し、重畳部は網掛けが解除された明るい状態を維持し続けると同時に、副画面のα値に「1」が与えられている。(G)、(H)、(I)の処理によって、トリガー発生以降、重畳部が点灯する効果が得られ、視聴者に副画面へ注意を促すと同時に、副画面映像の確認を容易にすることが出来る。
上記網掛け処理はデフォーカス効果の一例であり、重畳部や副画面をデフォーカスできればよく、モザイク処理、映像の輪郭のみの表示、映像の単色化などでも構わない。また、上記では網掛け処理を行う範囲を重畳部としたが、副画面全体でも構わない。
また、網掛け処理以外のデフォーカス効果として、トリガー発生前にモザイク処理を重畳部の副画面に対して施していた場合、トリガー発生後にモザイク処理を解除することにより、副画面への注意と副画面映像の確認の容易化を行うことができる。
また、網掛け処理以外のデフォーカス効果として、映像の輪郭のみの表示を重畳部の副画面に施していた場合、トリガー発生後に輪郭のみの表示を解除することにより、副画面への注意と副画面映像の確認の容易化を行うことができる。
また、網掛け処理以外のデフォーカス効果として、映像の単色化を重畳部の副画面に施していた場合、トリガー発生後に副画面の映像を通常のRGBで表示した場合、副画面への注意と副画面映像の確認の容易化を行うことができる。
図17、図18、図19のように半透明効果とデフォーカス効果を組み合わせることにより、α値のみを変化させる場合よりも、副画面へ注意を促す効果が増し、副画面映像の確認も容易になる。
上記のようなトリガーに対する特殊効果を施すことにより、視聴者は好みの裏番組などを見逃すことがなくなると同時に、副画面へ注意を向けるべきタイミングを知らされるため、視聴者は副画面に注意を払い続ける必要がなくなる。このため、視聴者は、主画面の視聴に集中することができる。
[動作フロー]
つづいて、上述した映像表示装置について、図を用いて動作を説明する。図20は、図2における主画面映像受信部10内部の主画面信号チューナー110が符号化された主画面への信号を受信し、主画面映像多重分離部120が、映像処理部20に復号された主画面の映像信号を送るまでのフローチャートである。
まず、ステップS2001では、主画面信号チューナー110が符号化された主画面への信号を受信する。次にステップS2002では、主画面信号チューナー110が信号を復号し、復号された信号を主画面映像多重分離部120に送る。そして、ステップS2003では、主画面映像多重分離部120が、復号された主画面への信号を多重分離によって映像信号を分離し、映像信号を映像処理部20に送る。
なお、上記で説明した図20の動作フロー処理は、図2における副画面信号チューナー130と副画面映像多重分離部140とでも同様の動作がなされる。
図21は、図5において、位置情報DB4204が表示位置設定部410から、主画面と副画面の座標を取得してから、図10における合成部2104が合成画像を作成するまでの動作フローを示したものである。
まず、ステップS2101では、位置情報DB4204は、表示位置設定部410より、主画面と副画面の座標を受け取る。つづいて、ステップS2102では、主画面重畳計算部4202は、位置情報DB4204より、主画面と副画面の座標を受け取る。
ステップS2103では、主画面重畳計算部4202が、主画面における副画面との重畳部の座標を計算し、座標を主画面特殊効果処理部2102に送る。
つづく、ステップS2104では、主画面特殊効果処理部2102は、主画面映像多重分離部120から復号された主画面の映像、主画面重畳計算部4202から主画面と重畳部の座標を取得する。
ステップS2105では、主画面特殊効果処理部2102は、特殊効果指示部220から特殊効果の内容が来たかどうかを判断し、来ていたならば処理をステップS2106に移し、来ていなければ処理をステップS2109に移す。
ここで、ステップS2106では、主画面特殊効果処理部2102は、特殊効果指示部220から特殊効果の内容を取得し、主画面の所定の場所に特殊効果を施し、特殊効果の施された映像と座標を合成部2104に送る。
ステップS2108では、合成部2104は、主画面特殊効果処理部2102と副画面特殊効果処理部2106から映像および座標、特殊効果指示部220から特殊効果の内容を取得し、重畳部位を重ねるように主画面と副画面の映像を合成し、合成映像を表示部30に送る。
他方、ステップS2107では、主画面特殊効果処理部2102は、特殊効果を施さず、映像と座標を合成部2104に送る。
上記の動作フローに基づく処理は、図5における副画面重畳計算部4206と、図10における副画面特殊効果処理部2106とでも同様に処理が行われる。また、上記のフローでは、ステップS2104で主画面の映像と座標を取得した後に、ステップS2105で特殊効果の内容が来ているか判定したが、特殊効果の内容が来ているか判定してから、主画面の映像と座標を取得してもかまわない。
次に、図22は、図9および図11において、視聴者がリモコンを操作P100してから、トリガー特殊効果決定部2202が、特殊効果の内容を映像加工部210に送るまでの処理を説明するための動作フローである。
まず、ステップS2301において、視聴者からなされたリモコン操作P100が検知される。すると、ステップS2302において、リモコン操作内容判定部2302は、操作された画面と操作の種類を判断する。
次に、ステップS2303では、リモコン操作内容判定部2302が操作された画面と操作の種類をトリガー特殊効果決定部2202に通知する。
ステップS2304では、トリガー特殊効果決定部2202が、トリガー特殊効果設定値DB2204を参照し、リモコン操作内容判定部2302から通知された操作内容に対応する特殊効果を探す。
ステップS2305では、リモコン操作内容判定部2302から通知された操作に対応する特殊効果が、トリガー特殊効果設定値DB2204に格納されていたかを判断する。格納されている場合(ステップS2305;Yes)、処理をステップS2306に移し、格納されていない場合(ステップS2305;No)は処理を終了する。
ステップS2306では、トリガー特殊効果決定部2202がトリガー特殊効果設定値DB2204から、操作に対応する特殊効果を取得して映像加工部210に特殊効果の内容を送り、処理を終了する。
図23は、図9および図11において、WEBページの更新P102の情報がWEBページ更新判定部2304に到達してから、トリガー特殊効果決定部2202が特殊効果の内容を映像加工部210に送るまでの処理を説明するための動作フローである。
ステップS2401では、WEBページの更新P102の情報が、WEBページ更新判定部2304に来る。ステップS2402では、WEBページ更新判定部2304が、更新の種類がサーバーによるものか、ユーザー設定による自動更新なのかを判断する。
そして、ステップS2403では、WEBページ更新判定部2304が更新の種類を、トリガー特殊効果決定部2202に通知する。ステップS2404では、トリガー特殊効果決定部2202は、トリガー特殊効果設定値DB2204を参照し、通知された更新の種類に対応する特殊効果を探す。
ステップS2405では、トリガー特殊効果決定部2202が通知に対応する特殊効果が、トリガー特殊効果設定値DB2204に格納されているかを判断する。格納されている場合は(ステップS2405;Yes)、処理をステップS2406に移し、格納されていない場合は(ステップS2405;No)、処理を終了する。
ステップS2406では、トリガー特殊効果決定部2202がトリガー特殊効果設定値DB2204から、通知に対応する特殊効果を取得して映像加工部210に特殊効果の内容を送り、処理を終了する。
図24は、図9および図11において、副画面チャンネルP106、EPG情報P104、現在時刻P108が副画面番組判定部2306に到達してから、トリガー特殊効果決定部2202が、映像加工部210に特殊効果の内容を送るまでのチャートである。
まず、ステップS2501では、視聴を開始する処理が実行される。ステップS2502では、副画面番組判定部2306が、EPG情報P104、副画面チャンネルP106、現在時刻P108を取得する。
ステップS2503では、副画面番組判定部2306が10分以内に番組が開始されるかを判断する。そして、番組が開始される場合は(ステップS2503;Yes)、ステップS2504へ進み、始まらない場合は(ステップS2503;No)、処理をステップS2502に戻す。
ステップS2504では、副画面番組判定部2306が、番組が始まるチャンネルと、開始までの時間を、トリガー特殊効果決定部2202に通知する。ステップS2505では、トリガー特殊効果決定部2202が、トリガー特殊効果設定値DB2204を参照し、番組が始まるチャンネルと、開始までの時間に対応する特殊効果を探す。
ステップS2506では、トリガー特殊効果決定部2202が、開始されるチャンネルと開始までの時間に対応する特殊効果が、トリガー特殊効果設定値DB2204に格納されているかを判断する。そして、格納されている場合は(ステップS2506;Yes)、処理をステップS2507に移し、格納されていない場合は(ステップS2506;No)、処理をステップS2508に移す。
ステップS2507では、トリガー特殊効果決定部2202がトリガー特殊効果設定値DB2204から、開始されるチャンネルと開始までの時間に対応する特殊効果を取得して映像加工部210に特殊効果の内容を送り、処理を終了する。
ステップS2508では、視聴者が視聴を終了するなら処理を終了し(ステップS2508;Yes)、視聴を続けるのなら、処理をステップS2502へ戻す(ステップS2508;No)。
図25は、図9および図11において、副画面チャンネルP106、予約視聴番組情報P110、現在時刻P108が予約視聴番組判定部2308に到達してから、トリガー特殊効果決定部2202が映像加工部210に特殊効果の内容を送るまでの処理を示した動作フローである。
まず、ステップS2601では、視聴者により視聴が開始される。そして、ステップS2602では、予約視聴番組判定部2308が、予約視聴番組情報P110、副画面チャンネルP106、現在時刻P108を取得する。
ステップS2603では、予約視聴番組判定部2308が10分以内に予約視聴番組が開始されるかを判断する。そして、番組が開始される場合には(ステップS2603;Yes)、ステップS2604へ進み、始まらない場合には(ステップS2603;No)、処理をステップS2602に戻す。
ステップS2604では、予約視聴番組判定部2308が、番組が始まるチャンネルと、開始までの時間を、トリガー特殊効果決定部2202に通知する。つづけて、ステップS2605では、トリガー特殊効果決定部2202が、トリガー特殊効果設定値DB2204を参照し、番組が始まるチャンネルと、開始までの時間に対応する特殊効果を探す。
ステップS2606では、トリガー特殊効果決定部2202が、開始されるチャンネルと開始までの時間に対応する特殊効果が、トリガー特殊効果設定値DB2204に格納されているかを判断する。そして、格納されている場合には(ステップS2606;Yes)、処理をステップS2607に移し、格納されていない場合には(ステップS2606;No)、処理をステップS2608に移す。
ステップS2607では、トリガー特殊効果決定部2202がトリガー特殊効果設定値DB2204から、開始されるチャンネルと開始までの時間に対応する特殊効果を取得して、映像加工部210に特殊効果の内容を送り、処理を終了する。
そして、ステップS2608では、視聴者が視聴を終了するなら処理を終了し(ステップS2608;Yes)、視聴を続けるのなら、処理をステップS2602へ戻す(ステップS2608;No)。
図26は、図9および図11において、トリガーが来ない場合のトリガー特殊効果決定部2202の動作を示す動作フローである。ここでは、トリガーを待つ間隔を一例として10秒とし、特殊効果の内容をアルファブレンディングとしている。
まず、ステップS2701では、視聴者により視聴動作が開始される。つづいて、ステップS2702では、10秒間の間にトリガーが発生し、トリガー特殊効果決定部2202に通知が来たかを判断する。そして、通知が来た場合には(ステップS2702;Yes)、ステップ2703に処理を移し、通知が来ていない場合は(ステップS2702;No)、ステップS2703に処理を戻す。
ステップS2703では、トリガー特殊効果決定部2202がトリガー特殊効果設定値DB2204に格納されている前回取得したα値X0を取得する。
ステップS2704では、X0が「X0>0.5」であるかを判断する。そして、「X0>0.5で」あれば(ステップS2704;Yes)、ステップS2705へ進み、それ以外の場合は(ステップS2704;No)、処理をステップS2706へ移す。
ステップS2705では、トリガー特殊効果決定部2202が「X0=X0−0.01」でアルファブレンディングを施す指示を映像加工部210に送り、処理を終了する。
ステップS2706では、視聴者が視聴終了を終了するなら処理を終了し(ステップS2706;Yes)聴を続けるのなら、処理をステップS2702に戻す(ステップS2706;No→ステップS2702)。
[変形例]
本発明は、テレビに限定されるわけではなく、カーナビゲーションシステムや携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)、監視カメラ、パソコンなどにおいて、主画面と副画面を重畳表示させる場合にも適用できる。
これらの機器での画面表示方法は、本明細書に記載したテレビでの画面表示方法と同一であると考えられ、本明細書の記載に基づいて、容易に実現可能であるため、これらの各機器個別の実施例の記載は省略する。
映像表示装置の構成について示した図。 映像信号受信部の構成について示した図。 表示位置決定部の構成について示した図。 表示位置設定部の構成について示した図。 表示位置計算部の構成について示した図。 位置情報DBのデータ構成の一例について示した図。 表示画面の座標について説明するための図。 表示画面の座標について説明するための図。 映像処理部の構成について示した図。 映像加工部の構成について示した図。 トリガー受信部及び特殊効果指示部について示した図。 合成画面について示した図。 トリガー特殊効果設定値DBのデータ構成について示した図。 表示状態について説明するための図。 表示状態について説明するための図。 表示状態について説明するための図。 表示状態について説明するための図。 表示状態について説明するための図。 表示状態について説明するための図。 実施形態における映像表示装置の処理を示す動作フロー。 実施形態における映像表示装置の処理を示す動作フロー。 実施形態における映像表示装置の処理を示す動作フロー。 実施形態における映像表示装置の処理を示す動作フロー。 実施形態における映像表示装置の処理を示す動作フロー。 実施形態における映像表示装置の処理を示す動作フロー。 実施形態における映像表示装置の処理を示す動作フロー。
符号の説明
10 映像信号受信部
110 主画面信号チューナー
120 主画面映像多重分離部
130 副画面信号チューナー
140 副画面映像多重分離部
20 映像処理部
210 映像加工部
2102 主画面特殊効果処理部
2104 合成部
2106 副画面特殊効果処理部
220 特殊効果指示部
2202 トリガー特殊効果決定部
2204 トリガー特殊効果設定値DB
230 トリガー信号受信部
2302 リモコン操作内容判定部
2304 WEBページ更新判定部
2306 副画面番組判定部
2308 予約視聴番組判定部
30 表示部
40 表示位置決定部
410 表示位置設定部
4102 リモコン受信部
4104 画面配置パターンDB
4106 表示位置判断部
420 表示位置計算部
4202 主画面重畳計算部
4204 位置情報DB
4206 副画面重畳計算部

Claims (2)

  1. 符号化された複数の映像信号を受信し、復号する映像信号受信部と、
    前記復号された映像信号を表示するための表示画面の表示位置を、前記映像信号毎に決定する表示位置決定部と、
    前記決定された表示位置に基づいて前記映像信号を表示すると、表示位置が互いに重なる部分が生じる映像信号の一方、又は双方に対して特殊効果を施し、前記特殊効果を施した映像信号を出力する映像処理部と、
    前記出力された映像信号を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記特殊効果の内容を決定するトリガー信号を受信するトリガー信号受信部を備え、
    前記映像信号処理部は、
    前記受信したトリガー信号に基づいて、前記重なる領域に施す特殊効果を決定することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。

JP2006217639A 2006-08-10 2006-08-10 映像表示装置 Pending JP2008042785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217639A JP2008042785A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217639A JP2008042785A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 映像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008042785A true JP2008042785A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39177278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006217639A Pending JP2008042785A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008042785A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011018888A1 (ja) * 2009-08-10 2011-02-17 パナソニック株式会社 表示制御装置及び表示制御方法
JP2011044061A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Tokyo Univ Of Agriculture & Technology 画像表示装置、入力装置、及び画像表示方法
JP2017216543A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 日本無線株式会社 情報表示システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216124A (ja) * 1990-12-14 1992-08-06 Matsushita Electric Works Ltd 半透過画面表示装置
JP2004516722A (ja) * 2000-12-15 2004-06-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ビデオコンテンツ解析に基づくピクチャ・イン・ピクチャの位置変え及び/又は大きさの変更
WO2006008994A1 (ja) * 2004-07-15 2006-01-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 報知装置および報知装置を備えた乗物
JP2006041888A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216124A (ja) * 1990-12-14 1992-08-06 Matsushita Electric Works Ltd 半透過画面表示装置
JP2004516722A (ja) * 2000-12-15 2004-06-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ビデオコンテンツ解析に基づくピクチャ・イン・ピクチャの位置変え及び/又は大きさの変更
WO2006008994A1 (ja) * 2004-07-15 2006-01-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 報知装置および報知装置を備えた乗物
JP2006041888A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011018888A1 (ja) * 2009-08-10 2011-02-17 パナソニック株式会社 表示制御装置及び表示制御方法
JP2011044061A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Tokyo Univ Of Agriculture & Technology 画像表示装置、入力装置、及び画像表示方法
JP2017216543A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 日本無線株式会社 情報表示システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111338744B (zh) 图像显示方法及装置、电子设备、存储介质
US7394450B2 (en) Display control device and method, and display system
US8164690B2 (en) Image display device for expanding and displaying part of an image
WO2010041457A1 (ja) 映像出力装置及び映像出力方法
KR100848597B1 (ko) 표시신호 제어장치, 및 표시신호 제어방법
JP2005287004A (ja) 画像表示方法、プログラム、画像表示装置及び画像表示システム
KR20080067461A (ko) 디스플레이 장치 및 그 화면 보호 방법
US20180338093A1 (en) Eye-tracking-based image transmission method, device and system
US20050130613A1 (en) Program selecting apparatus
JP2003209756A (ja) デジタルテレビのチャンネル選択方法
JP2008042785A (ja) 映像表示装置
JP5483012B2 (ja) テレビ電話機能付きテレビジョン
MXPA02009809A (es) Metodo y sistema para habilitar el bloqueo de un programa.
JP2012173683A (ja) 表示制御装置、情報表示装置、及び表示制御方法
CA2214642C (en) Internet information displaying apparatus
US20140075569A1 (en) Display apparatus and display program
JP2005532743A (ja) 表示される画像の一部を隠すシステムおよび方法
JP2011091578A (ja) 映像判定装置、映像表示装置及びそれらの制御方法、プログラム
JP2008092418A (ja) テレビ操作システム及びテレビ受像機
KR100990357B1 (ko) 매트릭스 스위처 및 그 구동 방법
JP2007288379A (ja) 複数画面表示機能付きテレビジョン装置
JPH07274087A (ja) オンスクリーン表示装置
JP2014068193A (ja) テレビ受信機、及びテレビ受信機の画面表示方法
JP2014016507A (ja) 表示制御装置
KR20040101366A (ko) 텔레비전 수신 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110906