JP2014016507A - 表示制御装置 - Google Patents

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卓 北原
Shuji Moriya
修史 守屋
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Abstract

【課題】より好適なPinP表示を行なうことができる表示制御装置を提供する。
【解決手段】表示制御装置は、第1の範囲の画像領域のうち、所定の画像領域を重畳用画像として設定する第1の設定部と、前記第1の範囲より狭い第2の範囲の画像領域を表示用画像として設定する第2の設定部と、前記第2の設定部により設定された表示用画像に、前記第1の設定部により設定された重畳用画像を重畳させた合成画像を表示部に表示するよう制御する表示制御部と、を備える。
【選択図】図11

Description

本開示は表示制御装置に関する。
PinP機能を用いた表示制御装置が知られている。例えば、特許文献1は、それぞれ異なるテレビ放送局から同時に放送されている放送番組の画像と、他の放送番組の画像とを、一方を親画像、他方を子画像としてPinP表示するテレビ受像機を開示している。
特開平9−163260号公報
本発明は、より好適なPinP表示を行なうことができる表示制御装置を提供する。
上記課題を解決するために、表示制御装置は、第1の範囲の画像領域のうち、所定の画像領域を重畳用画像として設定する第1の設定部と、前記第1の範囲より狭い第2の範囲の画像領域を表示用画像として設定する第2の設定部と、前記第2の設定部により設定された表示用画像に、前記第1の設定部により設定された重畳用画像を重畳させた合成画像を表示部に表示するよう制御する表示制御部と、を備える。
本発明の表示制御装置によれば、より好適なPinP表示を行なうことができる。
テレビ会議システム100のシステム構成図 リモートカメラ200の電気的構成図 表示装置300の電気的構成図 赤外線リモコン400の電気的構成図 リモートカメラ200を操作する画面のイメージ図 PinP表示選択釦505を操作したときの動作フローチャート 制御対象選択釦504を操作したときの動作フローチャート 制御対象選択504を操作したときの画面遷移イメージ図 HDMI出力時の出力アスペクトの切り替えの動作フローチャート 出力アスペクト切り替え時の画面遷移イメージ図 撮像画像領域、メイン画像領域、PinP画像領域のイメージ図
〔実施の形態1〕
図1は、実施の形態1にかかるテレビ会議システムのシステム構成図である。図1に示すように、実施の形態1にかかるテレビ会議システム100は、HDMIケーブル110と、リモートカメラ200と、リモートカメラ200とHDMIケーブル110を介して接続された表示装置300とを備える。また、テレビ会議システム100において、赤外線リモコン400の操作や、表示装置300の操作により、表示装置300に表示するPinP画像の表示を制御することができる。
以下、テレビ会議システム100の構成および動作について順に説明する。
〔1−1.構成〕
図2は、リモートカメラ200の電気的構成図である。リモートカメラ200の構成について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、リモートカメラ200は、コントローラ210、レンズ220、CMOSイメージセンサ230、画像処理部240、メモリ250、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)260、コントローラ270、赤外線受光部280を備える。
コントローラ210は、リモートカメラ200全体の動作を統括制御する。コントローラ210は、プログラム等の情報を格納するROM(不図示)、プログラム等の情報を処理するCPU(不図示)等により構成される。ROMは、レンズ制御や、デジタルズーム制御に関するプログラムの他、リモートカメラ200全体の動作を統括制御するためのプログラムを格納している。コントローラ210は、垂直同期信号(VD)に基づいて、CMOSイメージセンサ230や、画像処理部240などに制御信号を通知する。コントローラ210は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、マイクロコンピュータなどで構成してもよい。また、後述する画像処理部240などと共に1つの集積回路として構成してもよい。なお、ROMはコントローラ210の内部構成である必要はなく、コントローラ210の外部に備わったものでもよい。
レンズ220は、フォーカスレンズ等の光学系を含む。図示していないが、ズームレンズ、絞り、メカニカルシャッタ、光学式手ぶれ補正レンズを含んでいてもよい。レンズ220を構成する各種レンズは何枚から構成されるものでも、何群から構成されるものでもよい。
CMOSイメージセンサ230は、レンズ220を通して形成された被写体像を撮像して画像データを生成する。CMOSイメージセンサ230は、所定のフレームレート(例えば、30フレーム/秒)で新しいフレームの画像データを生成する。CMOSイメージセンサ230の画像データ生成タイミングおよび電子シャッタ動作は、コントローラ210によって制御される。なお、CMOSイメージセンサ230に代えて、CCDイメージセンサやNMOSイメージセンサなど、他の撮像素子を用いても良い。
画像処理部240は、CMOSイメージセンサ230から出力された画像データに対して各種の画像処理を施す。各種処理としては、ガンマ補正、ホワイトバランス補正、YC変換処理、電子ズーム処理、圧縮処理、伸張処理等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。画像処理部240は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、これらの処理を行うためのプログラムを実行するマイクロコンピュータ等で構成してもよい。また、コントローラ210等と共に1つの集積回路として構成してもよい。
メモリ250は、コントローラ210や、画像処理部240のワークメモリとして機能する記憶手段である。メモリ250はDRAM(Dynamic Random Access Memory)などで実現できる。メモリ250は、撮像画像領域250aと、出力画像領域250bを有する。撮像画像領域250は、CMOSイメージセンサ230が撮像した画角の画像を一次記憶させておくための記憶領域である。出力画像領域250bは、表示装置に出力する画角の画像を一次記憶させておくための記憶領域である。
HDMI260は、HDMI規格に準拠した通信インタフェースである。HDMI260は、画像・音声等の各種デジタル信号を双方向に伝送することができる。HDMI260は、HDMIケーブル110を介して、他の電子機器のHDMIに電気的に接続される。すなわち、リモートカメラ200は、HDMIケーブル110を介して、他の電子機器(表示装置300など)に電気的に接続される。これにより、リモートカメラ200は、他の電子機器に対して画像・音声等の各種デジタル信号を送信したり、他の電子機器から制御コマンド等の各種デジタル信号を受信したりすることができる。なお、HDMI260に換えて、有線LAN(Local Area Network)や無線LANなど、他の接続手段を用いても良い。
赤外線受光部270は、赤外線リモコン400からの赤外線信号を受信するためのインタフェースである。赤外線受光部270で受信した赤外線信号は、コントローラ210に通信される。コントローラ210は、通信された赤外線信号に基づいて各種の制御を実行する。赤外線受光部270は、リモートカメラ200に必須の構成ではない。但し、赤外線受光部270を備えていることによって、赤外線リモコン400から送信される赤外線信号を受信することができ、使用者に対して、複数の操作方法を提供することができる。
図11は、撮像画像領域、メイン画像領域、PinP画像領域のイメージ図である。撮像画像領域900は、CMOSイメージセンサ230の撮像によって得られる画像領域である。メイン画像領域910は、撮像画像領域900の画像領域のうち、表示装置300へのメイン画面として採用する画像領域である。PinP画像領域920は、撮像画像領域900の画像領域のうち、表示装置300へのPinP画像として採用する画像領域である。図11に、PinP画像領域920として採用可能な画像領域のバリエーションを示している。PinP画像領域920Aは、メイン画像領域910の画像領域内に包含されるようPinP画像領域を採用した場合の例である。PinP画像領域920Bは、メイン画像領域910の画像領域と一部重なるようPinP画像領域を採用した場合の例である。PinP画像領域920Cは、メイン画像領域910の外側の画像領域にPinP画像領域を採用した場合の例である。このように、本テレビ会議システム100では、撮像画像領域900の画像領域内であれば、メイン画像領域910の外側であっても内側であっても、PinP画像領域920の画像領域として採用することができる。これにより、テレビ会議システム100の用途に応じて適切なPinP画像を表示させることができる。
図3は、表示装置300の電気的構成図である。表示装置300の構成について、図3を用いて説明する。
図3に示すように、表示装置300は、コントローラ310、HDMI320、画像処理部330、メモリ340、液晶ディスプレイ350、操作部360を備える。
コントローラ310は、表示装置300全体の動作を統括制御する。コントローラ310は、プログラム等の情報を格納するROM(不図示)、プログラム等の情報を処理するCPU(不図示)等により構成される。ROMは、表示制御に関するプログラムの他、表示装置300全体の動作を統括制御するためのプログラムを格納している。コントローラ310は、垂直同期信号(VD)に基づいて、画像処理部330や、液晶ディスプレイ350などに制御信号を通知する。コントローラ310は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、マイクロコンピュータなどで構成してもよい。また、後述する画像処理部330などと共に1つの集積回路として構成してもよい。なお、ROMはコントローラ310の内部構成である必要はなく、コントローラ310の外部に備わったものでもよい。
HDMI320は、HDMI規格に準拠した通信インタフェースである。HDMI320は、画像・音声等の各種デジタル信号を双方向に伝送することができる。HDMI320は、HDMIケーブル110を介して、他の電子機器のHDMIに電気的に接続される。すなわち、表示装置300は、HDMIケーブル110を介して、他の電子機器(リモートカメラ200など)に電気的に接続される。これにより、表示装置300は、他の電子機器から画像・音声等の各種デジタル信号を受信したり、他の電子機器に対して制御コマンド等の各種デジタル信号を送信したりすることができる。なお、HDMI320に換えて、有線LAN(Local Area Network)や無線LANなど、他の接続手段を用いても良い。
画像処理部330は、HDMI320を介して取得した画像データに対して各種の画像処理を施す。各種処理としては、ガンマ補正、ホワイトバランス補正、YC変換処理、電子ズーム処理、圧縮処理、伸張処理等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。画像処理部330は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、これらの処理を行うためのプログラムを実行するマイクロコンピュータ等で構成してもよい。また、コントローラ310等と共に1つの集積回路として構成してもよい。
メモリ340は、コントローラ310や、画像処理部330のワークメモリとして機能する記憶手段である。メモリ340はDRAM(Dynamic Random Access Memory)などで実現できる。メモリ340は、出力画像領域340aを有する。出力画像領域340aは、液晶ディスプレイ350に出力する画像を一次記憶させておくための記憶領域である。
液晶ディスプレイ350は、画像処理部330にて処理されメモリ340内の出力画像領域340aに記憶された画像を表示する。なお、液晶ディスプレイ350に換えて、有機ELディスプレイなど、他の表示手段を用いてもよい。
操作部360は、表示装置300に備わっているキーボードや、マウス等の総称であり、ユーザによる操作を受け付ける。操作部360は、ユーザによる操作を受け付けると、コントローラ310に種々の動作指示信号を通知する。
図4は、赤外線リモコン400の電気的構成図である。赤外線リモコン400の構成について、図4を用いて説明する。
図4に示すように、赤外線リモコン400は、操作部410、コントローラ420、赤外線送信部430を備える。
操作部410は、赤外線リモコン400に備わっている十字キーや、ナンバーキー等の総称であり、ユーザによる操作を受け付ける。操作部410は、ユーザによる操作を受け付けると、コントローラ420に種々の動作指示信号を通知する。
コントローラ410は、赤外線リモコン400全体の動作を統括制御する。コントローラ420は、操作部410から通知された動作指示信号に基づいて、制御信号を生成する。コントローラ420は、生成した制御信号を赤外線送信部430に送信する。
赤外線送信部430は、リモートカメラ200の赤外線受光部270に赤外線信号を送信するためのインタフェースである。赤外線送信部430は、コントローラ420から受信した制御信号に基づいて、赤外線信号を外部に発信する。
なお、赤外線リモコン400は、テレビ会議システム100に必須の構成ではない。但し、赤外線400に対応していることにより、使用者に対して、複数の操作方法を提供することができる。
図5は、リモートカメラ200を操作する画面のイメージ図である。図5を用いて、リモートカメラ200を操作するための画面について説明する。
図5に示す表示画面500は、リモートカメラ200で作成され、HDMIケーブル110を介して表示装置300の液晶ディスプレイ350に出力される。尚、図5に示す表示画面は、リモートカメラ200側ではなく、表示装置300側で作成するようにしてもよい。表示画面500は、カメラ画像表示領域510、ズーム指示釦520、方向指示釦530、制御対象選択釦540、PinP表示選択釦550等を有している。表示画面500に、ズーム指示釦520、方向指示釦530、制御対象選択釦540、PinP表示選択釦550は必須の構成ではなく、赤外線リモコン400等の他の操作手段を有している場合は、これらの構成はなくてもよい。
表示画面500の各構成について説明する。カメラ画像表示領域510は、リモートカメラ200から出力されたリアルタイム画像を表示する領域である。
ズーム指示釦520は、プラス方向のズーム指示釦とマイナス方向のズーム指示釦が設けられた押下式釦である。ユーザは、操作部360を操作して、ズーム指示釦520のいずれかの方向を押下することにより、リモートカメラ200に対してテレ方向およびワイド方向へのズーム指示を行う。操作部360の操作によりズーム指示を受け付けると、コントローラ310は、HDMI320、HDMIケーブル110を介して、リモートカメラ200にズーム指示する。リモートカメラ200のコントローラ210は、表示装置300からのズーム指示に従ってズーム制御を行なう。そして、リモートカメラ200は、ズーム指示内容が反映された結果の画像を、HDMI260、HDMIケーブル110を介して表示装置300に送信する。これにより、カメラ画像表示領域510には、ズーム指示内容が反映された結果の画像が表示される。
方向指示釦530は、上下左右方向の移動指示釦が設けられた押下式釦である。ユーザは、操作部360を操作して、方向指示釦530のいずれかの方向を押下することにより、リモートカメラ200からの出力される画像に含まれる被写体の位置を変更することができる。
制御対象選択釦540は、ズーム指示釦520および方向指示釦530の押下により、メイン画面とPinP画面のいずれを制御対象とするかを選択できる押下式釦である。ユーザは、操作部360を操作して、制御対象選択釦540のうちのメイン画面釦かPinP画面釦のいずれかを押下することにより、リモートカメラ200に対してズーム指示釦520または方向指示釦530を押下時に、メイン画像とPinP画像のどちらの制御を行うかを選択することができる。
PinP表示選択釦550は、PinP表示のON/OFFを切り替えるための釦である。ユーザは、操作部360を操作して、PinP表示ONを選択することで、メイン画面の右上にPinP画像を重畳した合成画像がリモートカメラ200から出力され、カメラ画像表示領域510に出力された合成画像が表示される。PinP表示OFFを選択した場合は、PinP画像は重畳されず、メイン画面のみリモートカメラから出力され、カメラ画像表示領域510に出力画像が表示される。
〔1−2.動作〕
続いて、実施の形態1にかかるテレビ会議システム100の動作について順次説明する。
図6は、PinP表示選択釦550を操作したときの動作フローチャートである。図6を用いて、PinP表示選択釦550を操作したときの動作を説明する。
表示装置300のコントローラ310は、PinP表示選択釦550のON/OFFを監視している(S600)。ユーザがPinP表示選択釦550を操作して、PinP表示選択釦550のうちPinP画面のOFFを指示する釦が押下された場合(S600におけるNo)、表示装置300のコントローラ310は、PinP画像を出力せずメイン画像のみを出力するようにHDMI320経由でリモートカメラ200に指示を行う。リモートカメラ200へのPinP表示可否の指示は、表示装置300からHDMI経由で行なってもよいし、赤外線リモコン400を使用してリモートカメラ200内部に付属している赤外線受光部260経由で行なってもよい。リモートカメラ200のコントローラ210は、PinP表示OFFの指示を受け取り、メモリ260の出力画像領域250bにメイン画像のみ書き込みを行ったのちに、出力画像領域250bに書き込んだメイン画像をHDMI260を介して表示装置300に出力する。表示装置300のコントローラ310は、リモートカメラ200からHDMI320経由で入力された画像を、液晶ディスプレイ350の表示上のカメラ画像表示領域510に表示を行う(S610)。一方、PinP表示選択釦550のうちPinP画面のONを指示する釦が押下された場合(S600におけるYes)、表示装置300のコントローラ310は、メイン画像にPinP画像を重畳した合成画像を出力するように、HDMI320経由でリモートカメラ200に指示する。リモートカメラ200のコントローラ210は、PinP表示ONの指示を受け取り、メモリ260のうち出力画像領域260bにメイン画像を書き込みを行ったのちに、メイン画像の画像右上にPinP画像を重畳させて書き込みを行って合成画像を生成した後に、出力画像領域250bに書き込んだ合成画像をHDMI260を介して表示装置300に出力する。尚、PinP画像をメイン画像に重畳する位置は右上に限定されず、ユーザ操作による設定により画面の右上、左上、左下、右下等の任意の位置を選択できるようにしてもよい。表示装置300のコントローラ310は、リモートカメラ200からHDMI320経由で入力した合成画像を、液晶ディスプレイ350の表示上のカメラ画像表示領域510に表示を行う(S620)。
図7は、制御対象選択釦540を操作したときの動作フローチャートである。図7を用いて、制御対象選択釦540を操作したときの動作を説明する。
表示装置300のコントローラ310は、制御対象選択釦540がメイン画像釦/PinP画像釦のいずれが選択されたかを監視している(S700)。ユーザが制御対象選択釦540のうちメイン画像釦を押下したの場合は(S700におけるNo)、表示装置300のコントローラ310は、制御対象をメイン画像とする旨の指示を、HDMI302経由でリモートカメラ200に通知する。リモートカメラ200のコントローラ210は、制御対象をメイン画像で行う旨の指示を受け取る。そして、この状態でズーム指示釦520を操作指示内容が通知された場合、コントローラ210は、画像処理部240に対して、メイン画像のみをズーム処理するように指示する。尚、ズーム指示があった場合のリモートカメラ200のコントローラ210の処理内容は、画像処理部240により電子ズーム処理に限定されず、レンズ230により光学的にズーム処理してもよい。リモートカメラ200の画像処理部240では、垂直同期信号(VD)に基づいて、メイン画像とPinP画像に対して交互に処理を行っており、メイン画像を画像処理しているタイミングでデジタルズーム処理を行いメモリ206に画像を書き込み、HDMI260から出力を行う。方向指示釦530を操作された場合は、画像処理部240に対して、メイン画像のみに画像が示す被写体の位置を変更するように指示する。画像処理部240では、メイン画像の画像処理をしているタイミングでCMOSイメージセンサ230から出力された撮像画像(メモリ250の撮像画像領域250aに書き込まれた画像)から、メイン画像とする範囲の画像の読み出し位置の変更を行いメモリ250の出力画像領域250bに画像を書き込み、HDMI260から出力を行う。表示装置300のコントローラ310は、リモートカメラ200からHDMI320経由で入力された画像をカメラ画像表示領域510に表示を行う。
ユーザが制御対象選択釦540のうちPinP画像釦を押下した場合は(S700におけるYes)、表示装置300のコントローラ310は、撮像画像のうちメイン画像が示す画像範囲すなわち、ズームポジションをワイド端へ移動するようにHDMI320経由でリモートカメラ20に指示を行う(S710)。PinP画像が制御対象になっているとき、ユーザは、ズーム指示釦520や方向指示釦530を操作することで、撮像画像のうちいずれの画像領域をPinP画像とするかを設定できる。PinP画像が制御対象になったときに、撮像画像のうちメイン画像が示す画像範囲(ズームポジション)をワイド端へ移動することにより、撮像画像のうちPinP画像として現在設定されている画像領域の位置および、撮像画像のうちいずれの画像領域にPinP画像としての設定位置を変更させればよいかを、ユーザは把握しやすくなる。この実施例では、PinP画像の設定位置の操作時によりわかりやすいようにワイド端に移動させたが、ワイド端でなくてもよい。PinP画像が制御対象とされる直前まで表示されていたメイン画像の画角よりも少なくともワイド端側の画角にシフトさせた画像領域をメイン画像として更新するようにすれば、少なくとも効果を奏する。
リモートカメラ200のコントローラ210は、メイン画像のズームポジションをワイド端へ移動する指示を受け取ると、画像処理部240に対して、メイン画像をワイド端にズームするように指示する。画像処理部240は、メイン画像の画像処理しているタイミングにおいて、ズームポジションがワイド端になるようズーム処理を行いメモリ250に画像を書き込み、HDMI260から出力を行う。表示装置300は、HDMI320を介して、メイン画像のズームポジションがワイド端に移動した合成画像をリモートカメラ200から取得する(S720)。そして、表示装置300のコントローラ310は、リモートカメラ200からHDMI310経由で入力された合成画像を、液晶ディスプレイ350の表示上のカメラ画像表示領域510に表示する(S730)。これにより、PinP画像が制御対象として制御しやすい合成画像が表示装置300に表示された状態になる。
この状態において、表示装置300のコントローラ310は、ズーム指示釦520や方向指示釦530が操作されたか否かを監視している(S740)。ズーム指示釦520が操作された場合(S740におけるYes)、操作内容に従って、コントローラ310は、画像処理部240に対して、メイン画像に対してはズーム処理せず、PinP画像のみをズーム処理するように指示する(S750)。画像処理部240ではPinP画像の画像処理をしている場合にのみデジタルズーム処理を行いメモリ250の出力画像領域250bに合成画像を書き込み、HDMI260から合成画像の出力を行う。方向指示釦530を操作された場合も同様に、コントローラ310は、画像処理部240に対して、撮像画像のいずれの画像領域にPinP画像の読み出し位置を変更するかを指示する。画像処理部240では、PinP画像の画像処理をしている場合のみ撮像画像から画像の読み出し位置を変更を行いメモリ250に画像を書き込み、HDMI260から出力する。表示装置300のコントローラ310はリモートカメラ200からHDMI320経由で出力された画像をカメラ画像表示領域510に表示する。
この状態において、表示装置300のコントローラ310は、メイン画像が制御対象として選択されたか否かを監視している(S760)。表示装置300のコントローラ310は、メイン画像が制御対象として再び選択されるまで、すなわちPinP画像が制御対象として選択されている間は、ステップS730からステップS760の動作を繰り返す。
メイン画像が制御対象として選択された場合(S760におけるYes)、表示装置300のコントローラ310は、メイン画像が再びステップS700以前の画角に復帰させるようリモートカメラ200に指示する。以上により、撮像画像が示す画像領域のうちいずれの画像領域をPinP画像とするかの設定が完了する。
図8は、制御対象選択504を操作したときの画面遷移イメージ図を表している。以下、図8(A)から図8(E)を用いて、制御対象選択540を操作したときの画面遷移について説明する。
図8(A)は、メイン画像800が制御対象として選択されており、PinP画像810の表示がOFFに選択されているときのカメラ画像表示領域510の画面イメージ図である。このとき、PinP画像810の表示がOFFに選択されているため、カメラ画像表示領域510にはPinP画像810は表示されない。また、メイン画像800が制御対象として選択されているため、ユーザは、ズーム指示釦520や方向指示釦530を操作することにより、撮像画像が示す画像領域のうち、いずれの画像領域をメイン画像とするかを設定することができる。
図8(B)は、図8(A)からの画面遷移を示している。図8(B)は、メイン画像800が制御対象として選択されたままであり、PinP画像810の表示がONに選択されたときの画面イメージ図である。このとき、PinP画像810の表示がONに選択されたため、カメラ画像表示領域510は、メイン画像800にPinP画像810を重畳した合成画像を表示する。
図8(C)は、図8(B)からの画面遷移を示している。図8(C)は、PinP画像810の表示がONに選択されたままであり、PinP画像810が制御対象として選択されたときの画面イメージ図である。このとき、PinP画像810が制御対象に選択されたことに伴い、メイン画像800が示す画像領域のうち、いずれの画像領域をPinP画像810として読み出しているかを示す点線枠820がメイン画像800に重畳表示される。これにより、ユーザは、メイン画像800が示す画像領域のうち、いずれの画像領域をPinP画像810として読み出しているかを把握することができる。また、PinP画像810が制御対象に選択されたことに伴い、メイン画像800が示す画像領域の画角(ズームポジション)が、広角端にシフトする。これにより、撮像画像のうちPinP画像として現在設定されている画像領域の位置および、撮像画像のうちいずれの画像領域にPinP画像としての設定位置を変更させればよいかを、ユーザは把握しやすくなる。
図8(D)は、図8(C)からの画面遷移を示している。図8(D)は、PinP画像810の表示がONに選択されたままであり、PinP画像810が制御対象として選択されたままであるが、PinP読み出し位置を示す点線枠820が、方向指示釦530の操作により移動したときの画面イメージ図である。このとき、PinP読み出し位置を示す点線枠820の位置の移動に伴って、PinP画像810の内容が変化する。これにより、ユーザは、PinP読み出し位置を移動させながら、PinP画像810の内容がどう変更されるかを把握しやすくなる。また、このとき、PinP画像810が制御対象として選択されたままであるので、メイン画像800が示す画像領域の画角(ズームポジション)は、広角端に維持されたままとなる。これにより、撮像画像のうちいずれの画像領域にPinP画像としての設定位置を変更させればよいか把握しながら、ユーザはPinP読み出し位置を移動させることができる。
図8(E)は、図8(D)からの画面遷移を示している。図8(E)は、PinP画像810の表示はONに選択されたままであるが、制御対象がPinP画像810からメイン画像800に変更されたときの画面イメージ図である。制御対象がPinP画像810からメイン画像800に変更されたことに伴い、PinP読み出し位置の枠表示820が表示されなくなる。また、制御対象がPinP画像810からメイン画像800に変更されたことに伴い、PinP読み出し位置の設定操作が完了したとみなし、メイン画像800が示す画像領域の画角(ズームポジション)を、制御対象がPinP画像810に選択された直前の画角(ズームポジション)に復帰させる。以上により、撮像画像が示す画像領域のうちいずれの画像領域をPinP画像とするかの設定が完了する。
図9は、HDMI出力時の出力アスペクトの切り替えの動作フローチャートである。図9を用いて、HDMI出力時の出力アスペクトの切り替えの動作について説明する。
リモートカメラのコントローラ210は、メイン画面の出力アスペクトに変更があるか否かを監視している(S900)。ユーザがリモートカメラ200のメニュー操作により、HDMI出力時の出力アスペクトの切り替えを行う。リモートカメラ200の出力アスペクトに変更があった場合(S900におけるYes)、リモートカメラ200のコントローラ210は、画像処理部240に対して、メイン画像が示す画像領域のうちPinP画像を重畳させる位置を内側に移動するように指示を行う(S910)。例えば、16:9の出力アスペクトの設定時であって、PinP画像をメイン画像が示す画像領域の右上端に表示している場合に、出力アスペクトが4:3サイドカットに変更された場合を想定する。このとき、4:3サイドカットによりメイン画像に重畳されたPinP画像が表示されなくなるのを防ぐために、PinP画像の位置を少なくともサイドカットの幅の分だけ内側に移動させる。画像処理部240は、PinP画像を画像処理しているタイミングにおいて、メモリ250の出力画像領域250bにPinP画像をメイン画像に重畳して書き込むときに、PinP画像の書き込み位置を、少なくともサイドカットにより表示されなくなるのを回避できる幅の分だけ画面中心側にずらして書き込みを行う。リモートカメラ200のコントローラ210はメモリ250の出力画像領域250bからメイン画像と、画面内側にずらして書き込まれたPinP画像の合成画像を読み出し、画面左右にサイドブラックをつけてHDMI260から出力を行う。表示装置300のコントローラ310は、画面左右にサイドブラックが付けられた合成画像をHDMI320を介して取得する(S920)。そして、表示装置300のコントローラ310は、リモートカメラ200からHDMI320経由で入力した合成画像を、液晶ディスプレイ350の表示上においてカメラ画像表示領域510
に表示する(S930)。以上により、HDMI出力時の出力アスペクトの切り替えの動作を終える。
図10は、出力アスペクト切り替え時の画面遷移の画面イメージを表す。図10(A)は、出力アスペクトが16:9に設定されているときの画面イメージ図である。一方、図10(B)は、図10(A)の状態から出力アスペクトが4:3サイドカットに設定変更されたときの画面イメージ図である。図10(B)に示すように、出力アスペクトが4:3サイドカットに設定変更されても、メイン画像が示す画像領域のうちPinP画像を重畳させる画像領域をサイドカットに重ならないように移動させる。これにより、PinP画像の書き込み位置を、サイドカットにより表示されなくなるのを回避することができる。
上記の例では、出力アスペクトが4:3サイドカットに設定変更された場合を説明したが、サイドカットに限らず上下カットでもよい。この場合は、出力アスペクトの設定変更に伴い、メイン画像が示す画像領域のうちPinP画像を重畳させる画像領域が上下カットに重ならないように移動させる。また上記では、出力アスペクトの切り替え操作をリモートカメラ200にて行なうようにしたが、表示装置300から出力アスペクトの切り替えを指示するように構成してもよい。
以上のように、表示装置300は、メイン画面を制御対象にするモードに設定されているときは、所定の画角の画像を液晶ディスプレイ350に表示するよう制御する一方、PinP画面を制御対象にするモードに設定されているときは、広角端の画角の画像を液晶ディスプレイ350に表示するよう制御するコントローラ310を備える。これにより、撮像画像のうちPinP画像として現在設定されている画像領域の位置および、撮像画像のうちいずれの画像領域にPinP画像としての設定位置を変更させればよいかを、ユーザは把握しやすくなる。
また、表示装置300は、撮像画像が示す画像領域のうち、所定の画像領域をPinP画像として設定し、撮像画像が示す画像領域より狭い範囲の画像領域をメイン画像として設定するコントローラ310を備える。そして、コントローラ310は、設定されたメイン画像に、設定されたPinP画像を重畳させた合成画像を液晶ディスプレイ350に表示するよう制御する。これにより、撮像画像が示す画像領域のうち、液晶ディスプレイ350に表示されたメイン画像が示す画像領域の外側の画像領域を、PinP画像とする画像領域として設定させることができる。
また、表示装置300は、メイン画像と、PinP画像とを取得し、取得されたメイン画像のうち、液晶ディスプレイ350への表示領域とする画像領域のアスペクトに応じて、取得されたPinP画像をメイン画像に重畳させる位置を決定し、当該決定した位置に基づいてメイン画像にPinP画像を重畳させた合成画像を液晶ディスプレイ350に表示するコントローラ310を備える。これにより、PinP画像の書き込み位置を、出力アスペクトの設定変更により表示されなくなるのを回避することができる。
本発明は、テレビ会議システムへの適用に限定されない。PinP表示を行なう表示制御装置、表示制御システムに本発明は適用可能である。
100…テレビ会議システム
110…HDMIケーブル
200…リモートカメラ
210…コントローラ
220…レンズ
230…CMOSイメージセンサ
240…画像処理部
250…メモリ
260…HDMI
270…赤外線受光部
300…表示装置
310…コントローラ
320…HDMI
330…画像処理部
340…メモリ
350…液晶ディスプレイ
360…操作部
400…赤外線リモコン
410…操作部
420…コントローラ
430…赤外線送信部

Claims (2)

  1. 第1の範囲の画像領域のうち、所定の画像領域を重畳用画像として設定する第1の設定部と、
    前記第1の範囲より狭い第2の範囲の画像領域を表示用画像として設定する第2の設定部と、
    前記第2の設定部により設定された表示用画像に、前記第1の設定部により設定された重畳用画像を重畳させた合成画像を表示部に表示するよう制御する表示制御部と、
    を備えた表示制御装置。
  2. 前記第1の設定部が重畳用画像として設定する所定の画像領域は、ユーザ指定の画像領域である、請求項1に記載の表示制御装置。
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