JP2008042671A - Tv電話端末装置、tv電話システム、その通信方法、及び通信プログラム - Google Patents

Tv電話端末装置、tv電話システム、その通信方法、及び通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】高騒音な環境でもイヤホンやマイクを付加することなくTV電話通話ができる装置等を提供すること。
【解決手段】携帯TV電話端末装置1は、TV電話通信を行なう携帯TV電話端末用本体2を備え、この携帯TV電話端末用本体2が、映像表示手段と撮像手段を備えた映像子機3を装備してなり、この映像子機3は前記端末用本体2に着脱自在に装着されると共に、前記端末用本体2と映像子機3の各々は、映像子機3が端末用本体2から切り離された状態において機能し少なくとも映像情報の相互送受信をおこなうワイヤレス通信手段27,37をそれぞれ装備し、これらワイヤレス通信手段27,37の動作を制御する制御手段29及び映像子機の子機制御手段39をそれぞれ装備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、TV電話端末装置、及びTV電話システム等に係り、とくに受信側における映像処理の改善を図ったTV電話端末装置、TV電話システム、通信方法、及び通信プログラムに関する。
TV(テレビ)電話は、電話の機能に映像通信の機能を付加したものであり、互いに通話相手の顔などを見ながら話せるという利便性を有しており、古くから研究開発がなされてきた。近年の通信網のディジタル化、ブロードバンド化、さらにはマルチメディア通信に係る国際的な標準規格の進展等の中で、TV電話は普及のきざしをみせている。
このような中で、携帯・移動性という利便性から爆発的に普及した携帯電話においても、テレビ電話機能を載せた端末が出現している。
しかし、従来の携帯TV電話端末では、端末本体に映像系装置としての撮像用カメラと映像表示部(モニタ)を搭載しているため、端末本体を使用者から離して持つと共に撮像しながら通話しなけれならない。そのため、実際の使用に際しては、電話音声の送受話部は使用者から離れてしまい、特に騒音が大きい場合などは、マイクやイヤホンを携帯TV電話端末に付加して使用しなければならないという煩わしさがあった。また、携帯性ということから、表示画面サイズも限定され、また、音声系装置に比して大きな映像系装置の消費電力の削減要求も厳しいものがあった。
この種の公知例としては、他に、音声の送受には携帯電話端末を使い、LAN(Local Area Network)に接続されたカメラ付きパソコンなどをテレビ電話の映像系装置として利用し、呼設定等の処理はLAN上の管理サーバが一括処理することによって、携帯性のあるテレビ電話機能を実現する提案もなされている(特許文献1参照)。これは携帯電話端末によってTV電話機能を可能にするものであるが、この方式は、呼設定等の処理をおこなう管理サーバが必要であり、しかもこの管理サーバを有するLAN環境でしかTV電話機能が利用できないという制約がある。
特開2004−165949号公報
上述したように、従来の携帯TV電話端末装置では、高騒音環境でワイヤレス送受信部27、37の扱いにくいという問題があり、また表示画面サイズの制約などもあって携帯電話の利便性を十分発揮したTV電話を実現するに至っていない。
本発明は、上記問題点に鑑み、高騒音な環境でもイヤホンやマイクを付加することなく通話することが可能な携帯TV電話端末装置、TV電話システム、その通信方法、及び通信プログラムを提供することを、その目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るTV電話端末装置では、通信網を介して他のTV電話端末との間でTV電話通信を行なうTV電話端末用本体を備え、このTV電話端末用本体が、TV電話用の撮像手段と当該撮像手段による撮像中の映像若しくは前記他のTV電話端末から送り込まれる映像を表示する表示手段とを備えた映像子機部を装備してなるTV電話端末装置であって、前記映像子機部を前記TV電話端末用本体に着脱自在に装備すると共に、前記映像子機部および前記TV電話端末用本体の各々に、前記映像子機部が前記TV電話端末用本体から離脱された場合に機能し少なくとも映像情報の相互通信用のワイヤレス通信手段をそれぞれ装備し、前記ワイヤレス通信手段の動作を制御する制御手段を、前記TV電話端末用本体及び前記映像子機部にそれぞれ装備したことを特徴とする(請求項1)。
これによると、音声系装置であるTV電話端末用本体は耳と口に近づけたまま、映像系装置である映像子機部をTV電話端末用本体から空間的に離隔した位置に配置でき、映像表示と撮像ができるので、高騒音環境下においてもマイクやレシーバを付加することなくTV電話機能が実現できる。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るTV電話端末装置では、通信網を介して他のTV電話端末との間でTV電話通信を行なうTV電話端末用本体を備え、このTV電話端末用本体が、TV電話用の撮像手段と当該撮像手段による撮像中の映像若しくは前記他のTV電話端末から送り込まれる映像を表示する表示手段とを備えて成るTV電話端末装置であって、前記TV電話端末用本体に、周囲の状況を撮像する撮像手段と当該撮像手段による撮像中の映像若しくは前記TV電話端末用本体から送り込まれる映像を表示する映像表示手段とを備えた映像表示装置を併設すると共に、前記TV電話端末用本体に、映像信号を送受信するためのワイヤレス通信手段と、このワイヤレス通信手段の動作を制御し前記映像表示装置が備えるワイヤレス通信手段との間で前記映像信号を相互通信する制御手段とを装備したことを特徴とする(請求項2)。
これによると、例えば、カメラ付きパソコン(PC)を、TV電話端末装置に固有に備わる撮像および映像表示手段の替わりに利用できるので、高騒音環境下においてもマイクやレシーバを付加することなくTV電話機能が実現できるほか、さらに、大きな映像表示サイズの選択等も可能となり、より柔軟なTV電話システムが実現可能になる。
ここで、前記TV電話端末用本体に、当該本体側の撮像手段及び表示手段又は前記映像表示装置側の撮像装置及び表示手段のいづれか一方と切替え使用する切替手段を設けてもよい(請求項3)。
このようにすると、携帯TV電話端末装置の消費電力の節約を図ることができる。
さらに、前記各ワイヤレス通信手段の相互通信時に確立されるワイヤレス通信網は、前記TV電話端末本体と前記映像表示装置との相互間で直接通信を可能とするものとしてもよい(請求項4)。
また、前記各ワイヤレス通信手段の相互通信時に確立されるワイヤレス通信網は、前記ワイヤレス通信手段間の通信を媒介・管理する機能を有するアクセス・ポイントを備えた構成としてもよい(請求項5)。
さらに、前記ワイヤレス通信手段は、無線LAN規格(IEEE802.11)に準拠して構成されたものとしてもよい(請求項6)。
又、前記ワイヤレス通信手段は、ブルートゥース規格(Bluetooth規格)に準拠して構成されたものとしてもよい(請求項7)。
上記課題を解決するため、本発明に係るTV電話システムは、通信網を介して他のTV電話端末との間でTV電話通信を行なうTV電話端末装置と、このTV電話端末装置にワイヤレス通信網を介して接続され周囲の状況を撮像する撮像手段と撮像中の映像若しくは前記他のTV電話端末から送り込まれる映像を表示する表示手段とを具備する映像表示装置とを備え、前記TV電話端末装置と前記映像表示装置の各々に、前記ワイヤレス通信網を介して少なくとも映像信号の相互通信を実行するワイヤレス通信手段をそれぞれ装備し、前記TV電話端末装置に、前記ワイヤレス通信手段の動作を制御し、前記ワイヤレス通信網を介して前記映像表示装置との間で前記映像信号を送受信する制御手段を装備したことを特徴とする(請求項8)。
これにより、TV電話端末装置とは元来別の目的を有するカメラ付きパソコン等の映像表示装置を、必要に応じてTV電話システムの一部として機能せしめることができ、従来の携帯TV電話端末の機能が拡張され、高騒音環境下でもマイクやレシーバを付加することなくTV電話機能が実現できるほか、さらに、大きな映像表示サイズの選択等も可能となり、より柔軟なTV電話システムが実現可能になる。
上記課題を解決するため、本発明に係るTV電話通信方法は、通信網を介して他のTV電話端末との間でTV電話通信を行なうTV電話端末装置と、このTV電話端末装置にワイヤレス通信網を介して接続され周囲の状況を撮像する撮像手段と撮像中の映像若しくは前記他のTV電話端末から送り込まれる映像を前記TV電話端末装置を介して受信し且つ表示する表示手段とを具備する映像表示装置とを備え、前記TV電話端末装置にあって前記他のTV電話端末から送られてくる音声情報および映像情報からなるTV電話情報を受信するTV電話情報受信工程と、このTV電話情報の内の映像情報を前記ワイヤレス通信網を介して前記映像表示装置に送信する映像情報送信工程と、この映像情報送信工程と同時に作動して前記撮像手段で撮像される周囲の映像情報を前記ワイヤレス通信網を介して発信側の前記TV電話端末装置へ送信する撮像情報送信工程と、前記映像表示装置から送られてくる撮像情報を受信すると共に当該受信した撮像情報と前記TV電話端末装置に外部入力される音声情報とを前記他のTV電話端末へ伝送するTV電話情報伝送工程とを備えたことを特徴とする(請求項9)。
これにより、相手方映像をTV電話端末ではなく、パソコン等の映像表示装置に転送して表示させることができ、また、その映像表示装置が撮像した撮像情報を相手方に送ることができるので、高騒音環境下での使用を含め、様々な使い方が想定できTV電話通信の利便性を増すことができる。
さらに、前記TV電話通信方法において、前記映像情報送信工程及び前記撮像情報送信工程の実行に際しては、予め、前記ワイヤレス通信網から前記映像表示装置に割当られたアドレスであって前記TV電話端末装置に入力されたものをメモリに格納する第1の宛先情報指定工程と、前記ワイヤレス通信網から当該TV電話端末装置に割当られたアドレスであって前記映像表示装置に入力されたものをメモリに格納する第2の宛先情報指定工程と、前記映像表示装置と前記TV電話端末装置の相互間での映像情報の送受信用としての通信リンクを確立する通信リンク確立工程を備えることを特徴とする(請求項10)。
これにより、予めアドレスを知らない映像表示装置との間で映像情報の相互通信ができるようになる。
上記課題を解決するため、本発明に係るTV電話通信プログラムは、TV電話端末装置にあって他のTV電話端末から送られてくる音声情報および映像情報を含むTV電話情報を受信処理するTV電話情報受信処理と、前記TV電話情報の内の映像情報をワイヤレス通信網を介して前記映像表示装置に送信する映像情報送信処理と、この映像情報送信処理の実行と同時に作動し前記映像表示装置から前記ワイヤレス通信網を介して送られてくる当該映像表示装置の周囲の撮像情報を受信する撮像情報受信処理と、及び、当該受信された前記映像表示装置からの撮像情報と前記TV電話端末装置に外部から入力される音声情報とを前記他のTV電話端末へ伝送するTV電話情報伝送処理とをコンピュータに実行させるように構成したことを特徴とする(請求項11)。
このように、通信処理のソフトウェア制御によって、機能の追加・変更に対する柔軟性が高く、又、小型化、低コスト化など信号のディジタル化に適合した携帯TV電話端末装置を実現できる。
さらに、前記TV電話通信プログラムにおいて、前記映像情報送信処理及び前記撮像情報送信処理の実行に際しては、予め、前記ワイヤレス通信網から前記映像表示装置に割当られるアドレスであって前記TV電話端末装置に入力されたものをメモリに格納する宛先情報指定処理を備えて、当該映像表示装置と前記TV電話端末装置の相互間での映像情報の送受信用として通信リンクを確立する通信リンク確立処理を、前記コンピュータに実行させるよう構成したことを特徴とする(請求項12)。
本発明は以上のように構成され機能するので、これによると、映像系装置である映像子機を通話者から必要な間隔を保ちながら設置すると共に、音声系装置であるTV電話端末本体は通話者の耳と口に近く設定できるので、高騒音環境でもイヤホンやマイクを付加せず、そのまま通話できるという効果を得ることができる。
さらに、TV電話端末装置に固有の映像系装置の代替として、例えば外部に存在するカメラ付きのパソコン(PC)などを利用する場合には、前述の高騒音環境での効果に加えて、さらに携帯TV電話端末装置の消費電力の節約、大きな映像表示サイズの選択等も可能となり、より柔軟なTV電話システムが実現可能になる。
本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に基づく携帯TV電話端末装置の構成を示すブロック図である。携帯TV電話端末装置1は、携帯TV電話端末用本体(以下、「端末本体」という)2と、その端末本体2に対して着脱自在に構成された映像子機部としての映像子機3とから構成されている。この内、映像子機3は、TV電話通話をしていないときは、端末本体2に装着されており、TV電話通話の際は端末本体2とは分離して空間的に離れた位置に配置され、離間設置状態で使用されるようになっている。
携帯TV電話端末用本体(以下、「端末本体」という)2は、例えば公衆移動通信網などの通信網を介して通話相手方との音声信号および映像信号の送受をおこなう無線通信手段としての移動無線送受信部21と、音声・映像・制御情報の分離と多重化をおこなう信号分離・多重部23と、音声の送受話器と音声信号処理を行なう音声信号処理部などを備えた音声部25とを備えて構成されている。そして、この端末本体2は、通常の音声電話機能を実現しているほか、さらに、映像子機3が前記端末本体2と離脱状態にあるときに映像子機3と通信するためのワイヤレス通信手段としてのワイヤレス送受信部27、およびこのワイヤレス送受信部27を介して行われる端末本体2と映像子機3との通信を起動・制御する制御手段としての制御部29とを備えている。
ワイヤレス送受信部27は、標準規格化された近距離(微弱電波)のワイヤレス送受信器を備え、映像子機3が端末本体2と切り離された状態にあるときは、切替制御部29の起動・制御の下にあって、端末本体2と映像子機3との間で映像信号を無線信号に変換して送受信する機能を備えている。
制御部29は、映像子機3が端末本体2と切り離された状態か否か(離脱/装着状態)を検出し、もし離脱状態であれば、ワイヤレス送受信部27を介して端末本体2と映像子機3の間で映像信号の送受を行うように前述したワイヤレス送受信部27を起動・制御する。
映像子機3は、映像信号処理機能と映像表示手段としてのモニタ(ディスプレイ)と撮像手段としての撮像カメラを有する映像部35と、前記端末本体2のワイヤレス送受信部27に呼応して通信を行うワイヤレス送受信部37と、このワイヤレス送受信部37の動作を制御する制御手段としての子機制御部39とを備えている。
映像部35は、映像子機3が端末本体2に装着状態のときは、ワイヤレス送受信部27,37を介さずに、信号分離・多重部23と映像信号を送受するが、映像子機3が端末本体2から離脱した状態では、ワイヤレス送受信部27,37を介して信号分離・多重部23と映像信号の送受信を行うように構成されている。
子機制御部39は、映像子機3の端末本体2からの離脱状態を検知すると、ワイヤレス送受信部37を起動し、端末本体2の制御部27に起動されたワイヤレス送受信部37との間で通信リンクを確立し、映像信号が端末本体2の信号分離・多重部23と映像子機3の映像部35との間で送受信されるように制御をおこなう。
次に、本実施形態の動作について説明する。先ず最初に、音声信号および映像信号の流れを中心に説明する。
通信網4を介して通話相手からTV電話呼が着信すると、移動無線送受信部21では電波信号から電気信号に復調され、この電気信号は信号分離・多重部23で音声信号、映像信号などに分離される。分離された音声信号は、音声部25において信号処理を施され、最終的に音声部25に含まれる受話器で通話相手の音声に変換される。
また、分離された映像信号は、映像子機3が端末本体2に装着されているときは、ワイヤレス送受信部27、37を介さずに、映像子機3の映像部35に送られ映像信号処理を施され映像表示手段としてのTV電話端末のモニタ上に相手方映像として表示される。映像子機3が端末本体2から切り離されていると、映像信号は、制御部29の制御によって、ワイヤレス送受信部27、37を介して映像子機3に送られ、映像部35で映像信号処理を施されモニタ上に相手方映像として表示される。
一方、TV電話端末装置1の使用者からの音声は、音声部25に含まれる送話器で電気信号に変換され、音声信号処理を施され、信号分離・多重部23で次に述べる使用者を撮像したカメラからの映像信号と多重化され、移動無線送受信部21の送信部を経由し通信網4を介して通話相手に送出される。
また、使用者の映像は、映像子機3の映像部35に含まれる撮像カメラで撮像信号に変換され、同じく映像部35で映像信号処理を施され、ワイヤレス送受信部37,27を介して端末本体2に送られ、信号分離・多重部23で前述の使用者の音声信号と多重化され、移動無線送受信部21を経由して通話相手に送出される。
次に、端末本体2と映像子機3の間で映像信号の送受を行う通信動作をより詳細に説明する。以下、本実施形態では、ワイヤレス送受信部27,37としては最も普及している無線LAN(Local Area Network)規格であるIEEE802.11規格に準拠した場合について説明する。
図2に、端末本体2と映像子機3との間で行われる通信手順を説明するタイムチャートを示す。この図2は、無線LAN規格に規定される2つの通信モードのうちの、対等な端末同士が直接に相互通信するいわゆる「アドホック・モード」で通信する状態を示している。
携帯TV電話端末装置1にTV電話呼が着信すると(ステップS101)、映像子機3が端末本体2から取り外されているか否かが制御部29で判断され(ステップS102)、取り外されていなければ通常のTV電話動作をおこない(ステップS109)、もし取り外されていれば、端末本体2と映像子機3とはワイヤレス送受信部27,37を使い相互に映像情報の送受信を行うための動作を開始する。
まず、端末本体2と映像子機3のワイヤレス送受信部27、37の相互間で、相互の映像通信に使用する無線チャネルを2チャネル予約し(ステップS103,S203)、続いて、相互の通信リンクの接続確立をおこなう(ステップS104,S204)。
この通信リンクの接続確立が完了すると、引き続きワイヤレス送受信部27、37の相互で、映像情報の送受信(ステップS105、S205)がおこなわれる。具体的には、端末本体2から映像子機3へ通話相手からの映像情報が送られ、映像子機3から端末本体2へは撮像カメラで撮像し映像処理された使用者の映像信号が送られる。
TV電話が終わると、端末本体2はTV電話切断動作(ステップS106)に移り、ワイヤレス送受信部27は映像子機3に切断要求信号を送り、これを受けた映像子機3は、切断応答信号を返し、使用していた無線チャネルを解放(ステップS207)して動作を終了する。端末本体2も切断応答信号を受信すると、通信に使用していた無線チャネルを解放(ステップS107)して終了する。
以上述べたような本実施形態によって、携帯TV電話端末2の映像系である映像子機3を通話者から必要な間隔を保ちながら設置しておき、音声通話系は通話者の耳と口に近く設定できるため、高騒音環境でもイヤホンやマイクを新たに付加せずに、そのまま通話できるという効果が得られる。
なお、上記制御部29に併設して、手動のスイッチ等の着脱指示手段を設けてもよい。
また、通信手順の中のチャネル予約(ステップS103、S203)は、無線チャネルのアクセス競合による通信速度の低下を防ぐための方策であり、QoS(サービス品質)保障手段が使用できる無線LAN環境下であるとか、通話品質の低下が許容される場合には、必ずしも設けなくともよい。
なお、上述のワイヤレス送受信部には無線LAN規格(IEEE802.11)に準拠した送受信機に限らず、Bluetooth(ブルートゥース)など他の微弱電波を使用する標準規格に準拠した送受信機を用いてもよい。
[第2の実施形態]
図3に、本発明の第2の実施形態に係る携帯TV電話システムの構成図を示す。この図に示す携帯TV電話システムは、携帯TV電話端末装置1と、この端末装置1とは別に予め用意された撮像手段としての撮像カメラを備えたPC(パーソナルコンピュータ、パソコン)などの映像表示装置5と、これら端末装置1と映像表示装置5の相互間の通信を媒介し管理する無線のアクセス・ポイント(基地局)6を備えたワイヤレス通信網10とにより構成されている。
携帯TV電話端末装置1は、それ自身で、通信網4を介して他のTV電話端末との間でTV電話通信を行なう手段(図示しない移動無線送受信部、信号分離・多重部、音声部であり、第1の実施形態と同じである)を備えているほか、更に、ワイヤレス通信手段としてのワイヤレス送受信部17、切替手段としての映像切替部11、及び制御手段としての制御部19を備えて構成されている。
ワイヤレス送受信部17は、アクセス・ポイント6との無線通信を介して映像表示撮像装置5と映像信号の送受信を行う。映像切替部11は、TV電話端末装置1の撮像手段と映像表示手段の使用を止めて映像表示装置5を利用するための切替え指示により映像信号を映像表示装置5に切替える。制御部19は、この映像切替部11と連動してワイヤレス送受信部17を起動し、アクセス・ポイント(基地局)6との通信を制御する。
映像表示装置5は、例えば、携帯TV電話端末装置1とは別に予め用意された撮像カメラ付きのPC、PDA(Personal Digital Assistants)などの映像表示装置である。ワイヤレス送受信部57とメモリには映像通信表示ソフトウェア58を備えており、アクセス・ポイント6と通信が可能である。なお、以下では映像表示装置5をパソコンに代表させて簡単にPC5と呼ぶこととる。また、ワイヤレス送受信部17,57およびアクセス・ポイント6は、本実施形態では、IEEE802.11規格として知られる無線LAN規格に準拠して構成されている。
無線LANのアクセス・ポイント(基地局)6は、そのアクセス・ポイント6と通信可能な範囲に存在する無線LAN端末と一体になって、無線LAN網(ワイヤレス通信網)10を形成する。この無線LAN網(ワイヤレス通信網)10の中心になっているのがアクセス・ポイント6であることから、アクセス・ポイント6を以下、「ネットワーク」と呼ぶことがある。また、アクセス・ポイント6が有線LANの一つの構成要素(ルータ)になり、無線LAN網(ワイヤレス通信網)10が有線LAN網の一部になっている場合も想定される。以下ではこれらを区別せずに共に「ワイヤレス通信網」と呼ぶ。
以上のように構成された第2の実施形態において、使用者がPC5などを利用してTV電話通話をしようとして映像切替手段11を操作すると、映像切替部11はこれを検知して映像信号をTV電話端末に備わる映像表示系からPC5に切替えるために、この切替部11に連動して前述した制御部19が、ワイヤレス送受信部17を起動し、アクセス・ポイント(ネットワーク)6を介して前述した映像信号の相互通信を可能とする制御を行なう。
一方、使用者はPC5上のメモリに予め格納されている映像通信表示ソフトウェア58を起動し、PC5がアクセス・ポイント6を介してTV電話端末装置1と映像通信ができるようにする。この通信リンクの確立手順の詳細は後に詳しく説明する。
これによって、通信網4を経由して移動無線送受信部(図示せず)で受信された通話相手からの音声信号と映像信号(TV電話情報受信工程)の内、映像信号は映像切替部11およびワイヤレス送受信部17を経由し、アクセス・ポイント(ネットワーク)6を介して映像表示装置としてのPC5に転送され(映像情報送信工程)、逆に、PC5の撮像カメラで撮像された映像信号は、ワイヤレス送受信部57,17およびアクセス・ポイント(ネットワーク)6を介して携帯TV電話端末装置1に送られ(撮像情報送信工程)、さらにTV電話端末装置からの音声情報と共に通信網4を介して通話相手のTV電話端末に送られる(TV電話情報伝送工程)ことによって、TV電話機能を実現する。なお、その他の構成および信号の流れについては、前述した第1の実施形態と同一となっている。
ここで、上述したTV電話情報受信工程、映像情報送信工程、撮像情報送信工程、及びTV電話情報伝送工程の各工程については、その各処理内容をプログラム化し、コンピュータに実行させるように構成してもよい。
このようにすると、機能の追加・変更に対する柔軟性が高く、小型化、低コスト化など信号のディジタル化に適合した携帯TV電話端末装置を実現することができる。
又、上述したPC5に搭載されている映像通信表示ソフトウェア58は、携帯TV電話の映像形式(フォーマット)をサポートしている必要がある。携帯TV電話の映像形式として、現在は3GPP(3rd Generation Partnership Project)、3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)などの標準規格が採用されており、例えばTV電話用映像ソフトウェアとしてQuickTime(登録商標)などの既存ソフトウェアが備わっていれば、携帯TV電話とPC間の映像情報の転送、再生は支障なく実行される。
次に、携帯TV電話端末装置1とアクセス・ポイント6の間、および撮像カメラ付きPC5とアクセス・ポイント6の間の通信動作について通信リンクの確立を中心に説明する。
図4に、この通信動作を示すタイムチャートを示す。ここでは、携帯TV電話端末装置1とカメラ付きPCなどの映像表示装置5が、無線LANのアクセス・ポイント(ネットワーク)6を介して通信接続を確立し、映像情報を送受し、切断するまでの概要を示している。
まず、携帯TV電話端末装置1にTV電話呼の着信があると(ステップS301)、使用者によって起動された(ステップS501)PC5のTV電話映像ソフトウェアは、PC5のワイヤレス送受信部57を起動し、無線LANのアクセス・ポイント(ネットワーク)6との間で接続を行ない(ステップS502)、ネットワーク6によってPC5にIPアドレスが割り付けられると(ステップS401)、そのIPアドレスをPC5のディスプレイ上に表示する(ステップS503)。
続いて、携帯TV電話端末装置1は、使用者により着信中の映像をPC5に切替える指令が映像切替部11になされると(ステップS302)、それを検知した制御部19はワイヤレス送受信部17を起動し、ネットワーク6の検索動作をおこない(ステップS303)、ネットワーク6との間で無線チャネル2チャネルのアサイン(予約)を行ない(ステップS304、S402)、さらにネットワーク6が携帯TV電話端末装置1に割り当てたIPアドレスを受け取り(ステップS403)、携帯TV電話端末装置1の画面に表示させる(ステップS305)。
次に、この割り当てられたIPアドレスがPC5に入力され(ステップS504)、また、PC5に割り当てられたIPアドレスが携帯TV電話端末1に入力される(ステップS306)と、それぞれメモリに格納され(第1および第2の各宛先情報指定工程)、以後のパケット通信の際の宛先情報とされることによって、携帯TV電話端末装置1とPC5間で相互通信可能なリンクが確立され、映像情報の相互送受信が可能となる(通信リンク確立工程)。
ここで、上述した第1および第2の各宛先情報指定工程および通信リンク確立工程の各工程については、その各処理内容をプログラム化し、コンピュータに実行させるように構成してもよい。
携帯TV電話端末装置1とPC5との接続(ステップS307,S505)が確立すると、携帯TV電話端末装置1は、TV電話の相手方の映像を、ネットワーク6を経由してPC5へ送信し(ステップS308)、PC5ではそのディスプレイに相手側映像を表示する(ステップS506)。また、逆にPC5の撮像カメラからの映像はネットワーク6を介して携帯TV電話端末装置1に送られ、さらにTV電話の相手方に送られる(ステップS309)。
TV電話が切断されると(ステップS310)、携帯TV電話端末装置1から切断信号がネットワーク6とPC5に送出され、携帯TV電話端末装置1とネットワーク6との接続、およびネットワーク6とPC5との接続が解放される(ステップS404,S507)。
なお、タイムチャートの中のチャネル予約(ステップS304、S402)は、無線チャネルのアクセス競合による通信速度の低下を防ぐための方策であり、例えばQoS(サービス品質)保障手段が使用できる無線LAN環境下ではそれらの保障手段を使ってもよいし、又、通話品質の低下が許容される場合には必ずしも設けなくともよい。
また、IPアドレスを入力する2つのステップ(S306、S504)は、映像信号パケットの宛先情報として使用されるが、この映像信号パケットに付して送られる送信元情報から宛先情報を利用できる場合には、どちらか1つの入力でよい。
なお、上記の説明では、無線LANなどのワイヤレス網につながっているPCのアドレスは予め分からないとの前提であったが、例えば自宅内でのPCなどアドレスが予め分かっているような場合には、本実施形態でも第一の実施形態で説明したようにTV電話端末装置とPCがアクセス・ポイントを介さずに直接に通信するアドホック・モードも使える。これは、例えばワイヤレス網が障害などで使えない場合にも有効である。
また、上述のワイヤレス送受信部17,57およびアクセス・ポイント6には無線LANに限らず、当然、Bluetooth(ブルートゥース)など他の微弱電波による標準規格を用いてもよいし、映像表示撮像装置としてはPCのみならず上述したPDAなどの装置であってもよい。
以上のような構成と動作をおこなう本発明の第2の実施形態によるTV電話システムでは、携帯TV電話端末の映像ユニットを通話者から必要な間隔を保ちながら設置し、音声通話系は通話者の耳、口に近く設定できるため、高騒音環境でもイヤホンやマイクを付加せずに通話ができという利便性が増す。
さらにこれに加えて、映像表示装置としてPCなどを利用するため、携帯TV電話端末に固有に備わる映像系装置の消費電力の節約や大きな映像表示サイズの選択等も可能となり、より柔軟なTV電話環境が実現可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る携帯TV電話端末装置のブロック図である。 第1の実施形態に係る通信動作のタイムチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る携帯TV電話システムの構成図である。 第2の実施形態に係る通信動作のタイムチャートである。
符号の説明
1 携帯TV電話端末装置(TV電話端末装置)
2 携帯TV電話端末用本体(TV電話端末用本体)
3 映像子機(映像子機部)
4 通信網
5 映像表示装置
6 無線LANアクセス・ポイント(ネットワーク)
10 ワイヤレス通信網(無線LAN網)
11 映像切替部(切替手段)
17,27,37,57 ワイヤレス送受信部(ワイヤレス通信手段)
19,29 制御部(制御手段)
21 移動無線送受信部
23 信号分離・多重部
25 音声部
35 映像部
39 子機制御部(制御手段)
58 映像通信表示ソフトウェア

Claims (12)

  1. 通信網を介して他のTV電話端末との間でTV電話通信を行なうTV電話端末用本体を備え、このTV電話端末用本体が、TV電話用の撮像手段と当該撮像手段による撮像中の映像若しくは前記他のTV電話端末から送り込まれる映像を表示する表示手段とを備えた映像子機部を装備してなるTV電話端末装置であって、
    前記映像子機部を前記TV電話端末用本体に着脱自在に装備すると共に、前記映像子機部および前記TV電話端末用本体の各々に、前記映像子機部が前記TV電話端末用本体から離脱された場合に機能し少なくとも映像情報の相互通信用のワイヤレス通信手段をそれぞれ装備し、
    前記ワイヤレス通信手段の動作を制御する制御手段を、前記TV電話端末用本体及び前記映像子機部にそれぞれ装備したことを特徴とするTV電話端末装置。
  2. 通信網を介して他のTV電話端末との間でTV電話通信を行なうTV電話端末用本体を備え、このTV電話端末用本体が、TV電話用の撮像手段と当該撮像手段による撮像中の映像若しくは前記他のTV電話端末から送り込まれる映像を表示する表示手段とを備えて成るTV電話端末装置であって、
    前記TV電話端末用本体に、周囲の状況を撮像する撮像手段と当該撮像手段による撮像中の映像若しくは前記TV電話端末用本体から送り込まれる映像を表示する映像表示手段とを備えた映像表示装置を併設すると共に、
    前記TV電話端末用本体に、映像信号を送受信するためのワイヤレス通信手段と、このワイヤレス通信手段の動作を制御し前記映像表示装置が備えるワイヤレス通信手段との間で前記映像信号を相互通信する制御手段と装備したことを特徴とするTV電話端末装置。
  3. 前記請求項2に記載のTV電話端末装置において、
    前記TV電話端末用本体に、当該TV電話端末用本体側の撮像手段及び表示手段又は前記映像表示装置側の撮像手段及び表示手段の何れか一方に切替えて使用する切替手段を装備したことを特徴とするTV電話端末装置。
  4. 前記請求項2又は3に記載のTV電話端末装置において、
    前記各ワイヤレス通信手段の相互通信時に確立されるワイヤレス通信網は、前記TV電話端末本体と前記映像表示装置との相互間で直接通信を可能とするものであることを特徴とするTV電話端末装置。
  5. 前記請求項2又は3に記載のTV電話端末装置において、
    前記各ワイヤレス通信手段の相互通信時に確立されるワイヤレス通信網は、前記ワイヤレス通信手段の相互通信を媒介・管理するアクセス・ポイントを具備して成ることを特徴とするTV電話端末装置。
  6. 前記請求項1乃至5の何れか一つに記載のTV電話端末装置において、
    前記ワイヤレス通信手段は、無線LAN規格(IEEE802.11)に準拠して構成されたものであることを特徴とするTV電話端末装置。
  7. 前記請求項1乃至5の何れか一つに記載のTV電話端末装置において、
    前記ワイヤレス通信手段は、ブルートゥース規格(Bluetooth規格)に準拠して構成されたものであることを特徴とするTV電話端末装置。
  8. 通信網を介して他のTV電話端末との間でTV電話通信を行なうTV電話端末装置と、このTV電話端末装置にワイヤレス通信網を介して接続され周囲の状況を撮像する撮像手段と撮像中の映像若しくは前記他のTV電話端末から送り込まれる映像を表示する表示手段とを具備する映像表示装置とを備えて成るTV電話システムであって、
    前記TV電話端末装置と前記映像表示装置の各々に、前記ワイヤレス通信網を介して少なくとも映像信号の相互通信を実行するワイヤレス通信手段をそれぞれ装備し、
    前記TV電話端末装置に、前記ワイヤレス通信手段の動作を制御し、前記ワイヤレス通信網を介して前記映像表示装置との間で前記映像信号を送受信する制御手段を装備したことを特徴とするTV電話システム。
  9. 通信網を介して他のTV電話端末との間でTV電話通信を行なうTV電話端末装置と、このTV電話端末装置にワイヤレス通信網を介して接続され周囲の状況を撮像する撮像手段と撮像中の映像若しくは前記他のTV電話端末から送り込まれる映像を前記TV電話端末装置を介して受信し且つ表示する表示手段とを具備する映像表示装置とを備え、
    前記TV電話端末装置にあって前記他のTV電話端末から送られてくる音声情報および映像情報からなるTV電話情報を受信するTV電話情報受信工程と、
    このTV電話情報の内の映像情報を前記ワイヤレス通信網を介して前記映像表示装置に送信する映像情報送信工程と、
    この映像情報送信工程と同時に作動して前記撮像手段で撮像される周囲の撮像情報を前記ワイヤレス通信網を介して発信側の前記TV電話端末装置へ送信する撮像情報送信工程と、
    前記映像表示装置から送られてくる撮像情報を受信すると共に当該受信した撮像情報と前記TV電話端末装置に外部入力される音声情報とを前記他のTV電話端末へ伝送するTV電話情報伝送工程と、
    を備えたことを特徴とするTV電話通信方法。
  10. 前記請求項9に記載のTV電話通信方法において、
    前記映像情報送信工程及び前記撮像情報送信工程の実行に際しては、予め、前記ワイヤレス通信網から前記映像表示装置に割当られたアドレスであって前記TV電話端末装置に入力されたものをメモリに格納する第1の宛先情報指定工程と、前記ワイヤレス通信網から当該TV電話端末装置に割当られたアドレスであって前記映像表示装置に入力されたものをメモリに格納する第2の宛先情報指定工程と、前記映像表示装置と前記TV電話端末装置の相互間での映像情報の送受信用としての通信リンクを確立する通信リンク確立工程とを実行するように構成したことを特徴とするTV電話通信方法。
  11. TV電話端末装置にあって他のTV電話端末から送られてくる音声情報および映像情報を含むTV電話情報を受信処理するTV電話情報受信処理、
    前記TV電話情報の内の映像情報をワイヤレス通信網を介して前記映像表示装置に送信する映像情報送信処理、
    この映像情報送信処理の実行と同時に作動し前記映像表示装置から前記ワイヤレス通信網を介して送られてくる当該映像表示装置の周囲の撮像情報を受信する撮像情報受信処理、及び、当該受信された前記映像表示装置からの撮像情報と前記TV電話端末装置に外部から入力される音声情報とを前記他のTV電話端末へ伝送するTV電話情報伝送処理、
    をコンピュータに実行させるように構成したことを特徴とするTV電話通信プログラム。
  12. 前記請求項11に記載のTV電話通信プログラムにおいて、
    前記映像情報送信処理及び前記撮像情報送信処理の実行に際しては、予め、前記ワイヤレス通信網から前記映像表示装置に割当られたアドレスであって前記TV電話端末装置に入力されたものをメモリに格納する宛先情報指定処理、及び当該映像表示装置と前記TV電話端末装置の相互間での映像情報の送受信用として通信リンクを確立する通信リンク確立処理を、前記コンピュータに実行させるよう構成したことを特徴とするTV電話通信プログラム。
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