JP2008042578A - 通信端末、サーバ装置、通信システム及びグループ通信方法 - Google Patents

通信端末、サーバ装置、通信システム及びグループ通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】グループ通信に使用したデータを削除することができる通信端末、サーバ装置、通信システム及びグループ通信方法を提供する。
【解決手段】主催者から削除要求されたタイミングでメンバの通信端末が通信不可能な状態にあり、メンバの通信端末が通信不可能になってから通信不可時削除期間が経過した場合には、PTTサーバ2及びメンバの通信端末がそれぞれ自動的に秘匿PTT通信に使用したデータを削除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の通信端末間でのグループ通信を行う通信端末、サーバ装置、通信システム及びグループ通信方法に関する。
近年、携帯電話等の通信端末による通信の態様が多様化しており、回線交換による従来の音声通話に加え、IP(Internet Protocol)網を利用したパケット通信など新たな態様の通信が行われている。一例としては、トランシーバのように複数のユーザ間において、通話ボタンを押すだけで他のユーザに対して発呼し発話するPTT(Push To Talk)通信(あるいはPoC(Push-To-Talk Over Cellular))がある(特許文献1参照)。PTTでは、通話可能な相手を選択しボタンを押すことで相手側に接続され、通話用のボタンを押している時間だけ相手に音声を届けることができる。
また、PTTでは、1対1のやり取りだけではなく、グルーピングした複数の相手との同時接続も可能である。この場合は、ボタンを押している端末からの音声が、残りの全端末に送信される(特許文献2参照)。
さらに、PTTでは、音声だけでなく、テキストデータや画像データ等のやり取りも可能である。
特表2002−536928号公報 特開2005−217891号公報
PTT通信において、テキストデータや写真等の画像データ等を送付した場合には、送付したデータがPTT通信に参加していた全てのメンバの端末やPTTサーバに残ってしまう。また、PTT通信を利用して行ったグループ通話のログ等のデータも残ってしまう。PTT通信でデータが個人情報等の機密情報である場合、上述したようにメンバの端末やPTTサーバにPTT通信に関するデータが残ってしまうのは、セキュリティの観点から非常に好ましくないため、これらのデータを削除する必要がある。しかし、従来では、各メンバの端末から送付したデータを削除したい場合には、電話、eメール等により相手に直接削除を依頼して相手に削除させるしかなく、多大な労力が必要であり、また削除を依頼した相手が本当にデータを削除したかどうかが依頼した側には判らないため、不安が残る、という不利益がある。
本発明は、上述した不利益を解消するために、PTT通信に代表されるグループ通信に使用したデータを削除することができる通信端末、サーバ装置、通信システム及びグループ通信方法を提供することを目的とする。
上述した不利益を解消するために、第1の発明の通信端末は、複数の通信端末とサーバ装置を介してグループ通信を行う通信端末であって、前記グループ通信を行う通信部と、記憶部と、前記通信部にてグループ通信を実行中に、当該グループ通信にて生じたデータを前記記憶部に記憶させるとともに、当該データを後に削除させるように制御する制御部と、を有し、前記制御部は、他の複数の通信端末のそれぞれに対し、各々が記憶するグループ通信に使用したデータを強制的に削除させるための強制削除要求を前記通信部から送信させるよう制御可能である。
第2の発明のサーバ装置は、複数の通信端末によるグループ通信を管理するサーバ装置であって、通信部と、記憶部と、前記グループ通信を仲介するように前記通信部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記通信部が、一の通信端末から、他の端末に対する当該他の端末との間で行ったグループ通信に使用したデータを強制的に削除させるための強制削除要求を受信すると、前記他の通信端末に対して当該グループ通信に使用したデータを強制的に削除させる強制削除指示を前記通信部に送信させる。
第3の発明の通信システムは、複数の通信端末と、当該複数の通信端末によるグループ通信を仲介するサーバ装置とを有する通信システムであって、前記複数の通信端末のうち、一の通信端末は、他の通信端末と前記サーバ装置を介して前記グループ通信を行う通信部と、記憶部と、前記通信部にてグループ通信を実行中に、当該グループ通信にて生じたデータを前記記憶部に記憶させるとともに、当該データを後に削除するように制御する制御部と、を有し、前記サーバ装置は、前記複数の通信端末との間でグループ通信に使用するデータを送受信する通信部と、前記複数の通信端末の内の一の通信端末から、他の通信端末との間で行ったグループ通信に使用したデータを強制的に削除させるための強制削除要求を受信すると、前記他の通信端末に対して、各々の通信端末が記憶部に記憶する当該グループ通信にて使用したデータを削除させる要求を送信させるように前記通信部を制御する制御部と、を有する。
第4の発明の通信システムは、サーバ装置を介して複数の通信端末とグループ通信可能な通信端末におけるグループ通信方法であって、前記サーバ装置を介して他の通信端末との間で前記グループ通信を開始する第1のステップと、前記第1のステップによるグループ通信を実行中に、当該グループ通信にて生じたデータを記憶する第2のステップと、前記サーバ装置を介して前記他の通信端末から当該他の通信端末との間で行ったグループ通信において生じた所定のデータを削除する要求である強制削除要求を受信すると、前記第2のステップにて記憶されたデータの内、前記所定のデータを削除する第3のステップと、を有する。
本発明によれば、グループ通信に使用したデータを削除することができる通信端末、サーバ装置、通信システム及びグループ通信方法を提供することができる。
以下、本実施形態の通信システム1000について説明する。
図1は、本実施形態の通信システム1000の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、通信システム1000は、通信端末1−i(iは正の整数)、PTTサーバ2(サーバ装置)がネットワーク3により接続されて構成されている。ネットワーク3は、通信事業者によって提供される、基地局やその他データ通信に必要な設備を含むデータ通信ネットワークであり、無線通信を行うネットワークであってもよいし、有線によるネットワークでも良い。
通信端末1−iは例えば携帯電話機等の無線通信端末であり、ネットワーク3を介してPTTサーバ2に接続されており、PTTサーバ2の制御にしたがってPTT(Push To Talk)によるグループ通信を行う。グループ通信は、他の通信端末1−j(jは正の整数)とのデータ通信であり、このデータ通信によって伝送されるデータは、例えば通話の音声データや、画像データ、テキストデータ等である。
本実施形態の通信システム1000では、複数の通信端末1−iのうちPTTサーバ2によって送信を許可された1の通信端末が他の複数の通信端末へデータを送信する。データ送信を希望する通信端末は、PTTサーバ2に対して通信許可の要求を送信する。
PTTサーバ2は、通信端末1−i同士のグループ通信を管理するサーバ装置である。
PTTサーバ2は、1の通信端末からグループ通信の開始通知を受けると、その要求に応じて相手方の通信端末を呼び出し、SIP(Session Initiation Protocol)等による通信セッションを確立する。通信セッションの確立後、1の通信端末から複数の通信端末へ送信されるデータを中継する。すなわち、送信側の通信端末から受信側の通信端末に宛てて送信されるデータを一旦受信し、これを受信側の通信端末へ転送する。なお、PTTサーバ2は、SIP以外の通信プロトコルによる通信を行ってもよい。
次に、本実施形態の通信端末1−iについて説明する。
図2は、通信端末1−iの構成の一例を示す図である。
通信端末1−iは、例えば図2に示すように、通信部11と、キー入力部12と、音声処理部13と、表示部14と、記憶部15と、制御部16と、カメラ(撮像装置)17とを有する。
通信部11は、ネットワーク3との間の通信に関する処理を行う。例えば、後述する制御部16から供給される送信データを送信し、或いはネットワーク3を介して送信された他の通信端末或いはPTTサーバ2からのデータを受信する。
キー入力部12は、制御部16にユーザの指示を入力するための装置である。例えば数字キー、文字キー、方向キー、決定キーなど、各種の機能を持ったキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容を電気信号に変換して制御部16に出力する。
また、キー入力部12には、グループ通信において送信と受信を切り替えるための送信キー(talkキー)が設けられている。ユーザがこの送信キーを操作すると、PTTサーバ2に対する送信許可要求が通信部11から送信される。
送信キーが押下されると、PTTサーバ2にて、他の通信端末が発言中であるかどうかが判断され、その時点で発言中の通信端末が無ければ、当該送信キーを押下した通信端末に対して発言権が与えられる。なお、送信キーが押圧されている間、通信端末1−iは、この発言権が継続して与えられて送信状態になり、マイクから入力された音声がPTTサーバ2を介して他の通信端末に同時に送出される。しかし、送信キーを開放する(送信キーの押下をやめる)と、発言権はなくなり、入力された音声は送信されなくなり、代わりにPTTサーバ2から他の通信端末による発言を受信してスピーカに出力する状態になる。
またキー入力部12によって、グループ通信における、データ作成の操作及び作成したデータのグループ通信における送信の要求が入力可能である。すなわち、文字入力のためのエディタ起動、撮像のためのカメラ17の起動の要求等を制御部16に入力するキーを有し、エディタを解して入力した文字やカメラ17によって撮像し写真をパケットデータとして他の通信端末1−iに送信させる処理を制御部16に行わせることができる。
音声処理部13は、スピーカやマイクロフォンにおいて入出力される音声信号を処理する。すなわち、マイクロフォンから入力される音声信号に増幅、アナログ−デジタル変換、符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部16に出力する。また、制御部16から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
表示部14は、例えば液晶表示パネルや有機ELパネル等の表示デバイスにより構成されており、制御部16から供給されるデータに応じた情報を表示する。表示部14が表示する内容は、例えば、発信時における発信先の電話番号や、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、待ち受け画面、日付、時刻、バッテリ残量等である。また、表示部14は、グループ通信中には、PTTサーバ2から送られてくるグループ通信に関する情報や通知を表示する。例えば、通信開始をユーザに通知する画面や、グループ通信に参加している通信端末の一覧、送信許可を待っている通信端末の情報、1つの通信端末から他の端末へ発せられる要求やメッセージ、この要求やメッセージ等に対する別の通信端末の応答である。さらに、表示部14は、テキストデータやカメラ17によって撮像された画像データも表示する。
記憶部15は、制御部16の処理において使用される各種データや、制御部16の処理結果を記憶する。例えば、制御部16のプログラムや、そのプログラム処理に用いる定数データ、プログラムの処理過程で一時的に保持する必要がある変数データ、電話番号やメールアドレス等の発呼やメール送信に必要なネットワークサービス上の識別IDであるアドレス情報を相手先ごとに複数まとめたアドレス帳を記憶している。
また、記憶部15は、制御部16が実行するアプリケーションプログラムを記憶する。
制御部16は、通信端末の全体的な動作にかかわる種々の処理を行う。
例えばグループ通信に関する処理として、グループ通信における所定のプロトコルに従った音声通話やデータ通信が適切に行われるように、音声処理部13における音声の入出力、キー入力部12からの文字データの入力、表示部14における情報の表示、通信部11におけるデータの送受信等を制御する。
また、制御部16は、例えば、記憶部15に格納されたプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)に基づいて処理を実行するコンピュータを有しており、プログラムに従って上述した処理を実行する。
また、制御部16は、ユーザのキー入力部12を介した入力に従って、グループ通信に関する制御を行う。制御部16は、キー入力部12によりグループ通信の開始が指示されると、グループ通信開始或いは終了後に後述するような所定のタイミングでグループ通信にて生じた情報(送受信データや発着信履歴、データの送信者を特定するデータ等)について自動削除する秘匿グループ通信(第1のグループ通信)と、このような自動削除を行わない通常のグループ通信である非秘匿グループ通信(第2のグループ通信)とをキー入力部にて選択させ、選択結果に応じたグループ通信を開始するよう通信部11を介してPTTサーバ2に要求する。秘匿グループ通信時における処理は後述する。
カメラ17は、画像を撮像する撮像装置であり、キー入力部12を介したユーザの操作によって起動し、制御部16の制御に従って撮像を行う。グループ通信中であってもカメラ17は起動することができ、撮像した画像データを直接グループ通信相手の通信端末1−iに送信することができる。
次に、PTTサーバ2について説明する。
PTTサーバ2は、図3に示すように、通信部21、制御部22及び記憶部23を有する。
図3は、PTTサーバ2の構成の一例を示すブロック図である。
通信部21は、ネットワーク3との間の通信に関する処理を行う。例えば、グループ通信に必要なデータを、後述する制御部22の制御に従って通信端末1−iに対して送受信する。
制御部22は、PTTサーバ2の動作を統括的に制御し、複数の通信端末によるグループ通信を実現させる。グループ通信時の制御部22が行う処理については後述する通信システム1000のグループ通信時の動作例を通じて説明する。
記憶部23は、PTTサーバ2動作時に必要なデータ等を記憶する。
次に、本実施形態の通信システム1000のグループ通信時の動作について説明する。
例えば通信端末1−1のユーザ(以下、主催者と称する)が、キー入力部12を操作することによってPTTのアプリケーションソフトウェア(以下、PTTアプリと略称する)を起動することにより、グループ通信のための処理が開始される。PTTアプリは、記憶部15に記憶された、PTT処理を通信端末に実行させるためのアプリケーションプログラムであり、キー入力部12を介した入力に応じて制御部16が記憶部15からこれを読み出して実行する。
次に、主催者はPTTアプリ上において、まずはPTT通信を行いたい相手(以下メンバと称する)を選択する。選択の方法は、制御部16が、例えばID情報(電話番号、eメールアドレス等)が記憶部15に記憶されている(PTTに参加要請することが可能である)通信端末の情報を表示部14に表示させ、主催者がこれを見ながらキー入力部12を介して選択する、等の方法があるが、本発明ではこの選択の方法については限定しない。
制御部16は、PTTアプリの処理ルーチンに従い、通信部11を制御して、PTTサーバ2に対して自端末のID情報を含むPTT通信開始要求を送信させる。以下、メンバの通信端末を仮に通信端末1−2〜1−nとする。なお、ここでは説明のためメンバの人数を4人としたが、本発明ではメンバの人数は何人でも良い。
PTTサーバ2は、主催者の通信端末1−1からPTT通信開始要求を受信すると、通信端末1−1にメンバのID情報についても要求し、送信させてこれを受信する。このメンバの通信端末1−2〜1−nのID情報と主催者の通信端末1−1のID情報とから、PTTサーバ2は、主催者とメンバによるPTT通信を行うグループの作成処理を行う。ここで、グループとは、PTT通信に参加する主催者及びメンバによって構成される集団を指す。グループ作成処理は、主催者とメンバのPTT通信への現在参加しているか不参加であるか、という情報を管理する管理テーブルを作成して記憶部23に記憶し、PTT通信参加者に対するデータの送受信や発言権の付与等、PTT通信に必要な処理を制御するためのサイトをPTTサーバ2上等に設ける処理である。なお、上述したPTT通信制御のためのサイトは、PTTサーバ2以外のサーバ上に設けられてもよい。
PTTサーバ2は、主催者の通信端末1−1に管理テーブルを含むPTT通信開始応答を送信し、さらにメンバの通信端末1−2〜1−nに対しPTT通信参加要請通知を送信する。
PTT通信開始応答は、PTT通信開始要求を受信し、処理を開始したことをPTTサーバ2が主催者の通信端末1−1に通知する応答メッセージである。
PTT通信参加要請通知は、主催者によりPTT通信に参加要請されていることを通知する通知であり、上記設けられたサイトのアドレスや、当該サイトにログインするために必要な情報等、PTT通信に参加するために必要な各種パラメータを含んでおり、上述した管理テーブルに記載されたメンバのID情報等に基づいて送信される。
PTT通信参加要請通知を受信し、主催者が主催するPTT通信に参加要請されていることを通知されたメンバは、参加・不参加フラグ及びを含むPTT通信参加・不参加通知をPTTサーバ2に対して送信する。参加・不参加フラグは、メンバによって選択された、PTT通信に参加するかしないかの情報である。
次に、PTTサーバ2は、メンバからのPTT通信参加・不参加通知を受信するたびに、記憶部23に記憶された管理テーブルを更新して各メンバの参加・不参加状況を反映し、更新した管理テーブルを主催者の通信端末1−1及びメンバの通信端末1−2〜1−nに送信する。
以上が、PTT通信が開始されるまでの通信システム1000の動作である。
次に、通信システム1000のPTT通信中処理について説明する。
以下では、主催者の通信端末1−1、メンバの通信端末1−2〜1−nでPTT通信が行われているとする。
PTT通信に参加中の通信端末1−1〜1−nのいずれか1つ(以下では一例として、通信端末1−3とする)の通話キー(Talkキー:キー入力部12の一部)が押下されると、この通信端末からPTTサーバ2に対し発言要求が行われる。
PTTサーバ2は現在発言中の通信端末が他にあれば、拒否信号を通信端末1−3に送信する。通信端末1−3は、拒否信号を受信して、例えばエラー音等を鳴動させ、ユーザに発言不可を通知する。現在発言中の通信端末が他になければ、PTTサーバ2は通信端末1−3の発言を許可し、通信端末1−3からのデータを受信し、この受信したデータを他のPTT通信に参加中の通信端末全てに対して送信する。このように発言の制御が繰り返し行われることによってPTT通信が実現される。なお、ここでPTTサーバ2が通信端末1−3から受信し他の通信端末に送信するデータは、音声データのみならず、例えば通信端末1−3のカメラ17で撮像された画像でも良いし、テキストデータであっても良いし、通信端末1−3の記憶部15に記憶された種々のデータのいずれでも良い。
次に、秘匿PTT通信を行う場合の通信システム1000の動作例について説明する。
秘匿PTT通信(第1のグループ通信)とは、そのPTT通信時に使用したデータを秘匿扱いとし、主催者の操作によって、或いは自動的に、PTT通信時に使用したデータを全てのPTT通信参加者の通信端末から消去する処理をPTT通信終了後に行うPTT通信であり、主催者がPTT通信開始時に秘匿PTT通信にするかしないかを設定することができる。なお、データ消去時の処理については後述する。
まず、秘匿PTT通信を開始する場合の通信システム1000全体の動作を説明する。
図4は、秘匿PTT通信を開始する場合の通信システム1000全体の動作例を示したシーケンス図である。
なお、図4における「主催者」は主催者の通信端末1−1であり、「メンバ」はメンバの通信端末1−2〜5のいずれか1つである。
ステップST1:
主催者(の通信端末1−1、以下略)の制御部16は、秘匿PTT通信開始要求をPTTサーバ2に対して自端末の通信部11に送信させる。秘匿PTT通信開始要求は、通信端末1−1のID情報(電話番号、eメールアドレス等)を含み、PTTサーバ2に秘匿PTT通信開始処理を行わせる要求メッセージである。
なお、キー入力部12により非秘匿グループ通信の開始が指示されている場合には、同様のID情報等を含んで非秘匿グループ通信開始要求をPTTサーバ2に送信するが、秘匿フラグは含まれない。
ステップST2:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST1において主催者から送信された秘匿PTT通信開始要求に応じて、秘匿グループ作成処理を行う。ここで、秘匿グループとは、秘匿PTT通信に参加する主催者及びメンバによって構成される集団であり、作成時にグループを識別できるグループIDが付与される。秘匿グループ作成処理は、主催者とメンバがPTT通信への現在参加しているか不参加であるか、を管理する管理テーブルを作成し、さらにPTT通信データ有効時間(所定の時間)、通信不可時削除期間を設定し、PTT通信データ有効時間情報と、通信不可時削除期間情報とを秘匿フラグと共に管理テーブルに付加して記憶部23に記憶する処理である。すなわち、秘匿グループ作成処理は、グループを構成する主催者とメンバのID情報及び参加・不参加の情報を含む管理テーブルを作成し、秘匿フラグ、PTT通信データ有効時間情報、通信不可時削除期間情報を付加する処理である。
秘匿フラグは、そのPTT通信が秘匿扱いであるか否かを識別するためのフラグであり、フラグがオンの場合は秘匿扱いであることを意味し、フラグがオフの場合は秘匿扱いではないことを意味している。
PTT通信データ有効時間情報は、PTT終了後、これから実行されるPTT通信時に使用される各種データを、各通信端末及びPTTサーバ2に自動的に消去を実行させるまでの期間を示す情報である。PTT通信データ有効時間は、秘匿扱いであるPTT通信の情報がPTT通信終了後もいつまでも残ってしまうことを防ぐために設定され、PTT通信データ有効時間経過後には、主催者・メンバの各通信端末及びPTTサーバ2はそれぞれが記憶している秘匿PTT通信に使用した各種データ(以降秘匿PTT通信データと称する)を自動的に(ユーザの操作・入力無しに)削除する。このPTT通信データ有効時間経過後の削除処理については、詳しくは後述する。
なお、上記秘匿PTT通信データは、PTT通信の音声データ、チャットログ、或いはカメラ17によって撮像された画像データ、テキストデータ等、PTT通信において扱うことが可能なデータであればなんでもよい。
なお、PTT通信データ有効時間の開始時点は本発明では限定しない。すなわち、秘匿PTT通信開始時から時間をカウントし、PTT通信データ有効時間経過後に秘匿PTT通信に関するデータを削除するようにしてもよいし、秘匿PTT通信終了時にカウントを開始するようにしてもよい。また、PTT通信データ有効時間は、開始時点から所定の期間、例えば1ヶ月等とすればよく、この指定はユーザが対応する画面を見ながらキー入力部12によってなされる。
通信不可時削除期間情報もまた、同様にキー入力部12により指定されるものであって、PTT終了後、通信端末のいずれか或いはPTTサーバ2が何らかの理由で通信システムと通信不可になってしまった場合に、これから実行されるPTT通信時に使用される各種データを通信端末或いはPTTサーバ2に自動的に削除させるまでの期間を示す情報である。通信不可時削除期間は、秘匿扱いであるPTT通信の情報がPTT通信終了後もいつまでも残ってしまうことを防ぐために設定され、通信不可時削除期間経過後には、通信システム1000と通信不可となった通信端末或いはPTTサーバ2は、記憶している秘匿PTT通信データを自動的に(ユーザの操作・入力無しに)削除する。この通信不可時削除期限経過後の削除処理については、詳しくは後述する。
なお、PTT通信データ有効時間及び通信不可時削除期間は、設定されなくても良い。
ステップST3:
PTTサーバ2の制御部22は、メンバに対し秘匿フラグ、PTT通信データ有効時間情報及び通信不可時削除期間情報を付加された管理テーブルを含むPTT通信参加要請通知を自サーバの通信部21に送信させる。
PTT通信参加要請通知は、主催者によりPTT通信に参加要請されていることを通知する通知であり、上記設けられたサイトのアドレスや、当該サイトにログインするために必要な情報等、PTT通信に参加するために必要な各種パラメータの他、上述した秘匿フラグ、PTT通信データ有効時間情報及び通信不可時削除期間情報を含んでおり、上述した管理テーブルに記載されたメンバのID情報等に基づいて送信される。
ステップST4:
PTTサーバ2の制御部22は、主催者に秘匿フラグ、PTT通信データ有効時間情報及び通信不可時削除期間情報を付加された管理テーブルを含む秘匿PTT通信開始応答を自サーバの通信部21に送信させる。
PTT通信開始応答は、PTT通信開始要求を受信し、処理を開始したことをPTTサーバ2が主催者に通知する応答メッセージである。
なお、制御部22は、秘匿フラグの含まれない非秘匿グループ通信の開始要求がなされている場合には、秘匿フラグを含まない管理テーブルを作成し、非秘匿グループ通信開始応答を返すこととなる。
ステップST5:
PTT通信参加要請通知を受信し、主催者が主催する秘匿PTT通信に参加要請されていることを通知されたメンバの通信端末の制御部16は、参加・不参加フラグ及びを含むPTT通信参加・不参加通知をPTTサーバ2に対して自端末の通信部11に送信させる。参加・不参加フラグは、メンバによって選択された、PTT通信に参加するかしないかの情報である。
ステップST6:
PTTサーバ2の制御部22は、メンバからのPTT通信参加・不参加通知を受信するたびに、自サーバの記憶部23に記憶された管理テーブルを更新して各メンバの参加・不参加状況を反映し、更新した管理テーブルを主催者及びメンバに対して自サーバの通信部21に送信させる。
なお、主催者1−1の制御部16は、ステップST1において秘匿PTT通信を開始する際に、当該PTT通信に秘匿PTT通信であれば秘匿フラグを記憶部15に格納する。次に、秘匿PTT通信を開始して以降は、ステップST4にて秘匿PTT通信開始応答を受信したときにこのPTT通信のグループID及び通信開始時刻等がPTTサーバ2から通知されると、グループID及び通信開始時刻等を前述の秘匿フラグに対応付けて記憶部15に格納する。
さらに、ステップST6において管理テーブル更新が通知されるごとにメンバID及び参加或いは不参加の状況を示す情報をグループID等に対応付けて記憶部15に格納する。これらの格納された情報は、後述する削除の処理を行うため、過去に行った秘匿PTT通信の特定、その秘匿PTT通信に参加したメンバの特定、通信自体の経過時間を把握したりするために、必要に応じて制御部16が記憶部15から制御部16により読み出すことができる。
また、制御部16は、これらをユーザに特定しやすいように文字や記号に置き換えて表示部14に表示させる。
また、制御部16は、PTT通信により得たデータ(通信開始時刻等の履歴情報、他端末との間で送受信したテキスト・画像・音声データ等の取得情報及びその送信者のメンバID等)は、PTT通信中、或いは開始・終了時に該当データを生成した時点で記憶部15に格納し、前述のグループIDと対応付けておく。
なお、主催者側だけでなくメンバ側においても主催者同様にPTT通信開始時点で秘匿フラグが指定されていたならば、グループID及び通信開始時刻等を秘匿フラグに対応付けてメンバ側の端末の記憶部15に格納し、PTTサーバ2から情報の更新が通知される都度、PTT通信により得たデータや参加メンバの変更等の更新内容等も同様に格納する。
ここで、メンバ側においても、秘匿フラグの含まれない非秘匿グループ通信への参加が要請された場合にも、同様の管理テーブルを受信し記憶することになるが、秘匿フラグを含まず、後の自動削除も行わない。
通信システム1000全体としては上記のように秘匿PTT通信を開始する
次に、通信システム1000の秘匿PTT通信関連データ削除処理時の動作例について説明する。
本実施形態の通信システム1000では、秘匿PTT通信関連データの削除が実行される条件が複数ある。それぞれ分けて説明する。
まず、主催者の任意により秘匿PTT通信関連データの削除が実行される場合について説明する。
図5は、主催者の任意により秘匿PTT通信関連データの削除が実行される場合の通信システム1000の動作例を示したシーケンス図である。
ステップST11:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、キー入力部12により強制削除の操作が行われると、PTTサーバ2に対して秘匿PTT通信データの強制削除要求を自端末の通信部11に送信させる。
強制削除要求は、グループID、削除種別、削除メンバ数、削除対象メンバIDの4つの情報を含み、これらはキー入力部12により特定される。
グループIDは、秘匿PTT通信開始時に作成された、グループの識別番号である。
削除種別は、全メンバの通信端末から削除を行うか、指定したメンバの通信端末からのみ削除を行うか、をキー入力部12により指定したフラグであり、例えば、「0」の場合は全メンバの通信端末から削除、「1」の場合には指定メンバの通信端末からのみ削除を実行する。なお、この削除種別が「0」であった場合には、残りの2つのパラメータ(削除メンバ数及び削除対象メンバID)は無効になる。
削除メンバ数は、削除種別が「1」である場合に、グループを構成するメンバの内何人のメンバの通信端末から削除を実行するかを指定する情報である。
削除対象メンバIDは、削除種別が「1」である場合に、削除の対象とするメンバのID(電話番号等)を指定する情報である。
なお、図5に示すシーケンス図では、主催者、メンバA及びメンバBから構成されるグループにおいて、メンバAに関する秘匿PTT通信データを強制削除する場合について説明する。メンバAの通信端末を1−2、メンバBの通信端末を1−3とする。すなわち、図5のシーケンス図において送信される削除要求は、削除種別:1、削除メンバ数:1を含み、削除対象メンバIDとしてメンバAの電話番号等を含んでいる。
ステップST12:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST11で受信した強制削除要求に従って、メンバAの通信端末1−2に対して自サーバの通信部21に強制削除指示を送信させる。
ステップST13:
メンバAの通信端末1−2からPTTサーバ2に対して、ステップST12において送信された強制削除指示の応答として強制削除応答が返信される。
ステップST14:
メンバAの通信端末1−2の制御部16は、強制削除指示された秘匿PTT通信に関するデータ、すなわち、秘匿PTT通信の音声データ、チャットログ、画像データ、テキストデータ等を自端末の記憶部15から削除する。
ステップST15:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST13で送信されたメンバAの通信端末1−2からの強制削除応答を受信したら、メンバAに関する秘匿PTT通信データを自サーバの記憶部23から削除する。メンバAに関する秘匿PTT通信データとは、例えばメンバAが送信したテキストデータ・画像データ等であって、PTTサーバ2の記憶部23に格納されるログである。
ステップST16:
PTTサーバ2の制御部22は、メンバAの通信端末1−2から秘匿PTT通信に関するデータが削除され、PTTサーバ2からメンバAに関する秘匿PTT通信データが削除されたこと及び強制削除応答の内容(すなわち、どのメンバの通信端末から秘匿PTT通信データが削除されたか)を削除結果通知として主催者の通信端末1−1に対して自サーバの通信部21に送信させる。
ステップST17:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、メンバAに関する秘匿PTT通信データを自端末の記憶部15から削除する。
ステップST18:
PTTサーバ2の制御部22は、メンバBの通信端末1−3に対して、メンバAに関する秘匿PTT通信データを削除する強制削除指示を自サーバの通信部21に送信させる。
ステップST19:
メンバBの通信端末1−3の制御部16は、メンバAに関する秘匿PTT通信データを自端末の記憶部15から削除する。
以上のようにして、特定のメンバに関するデータを主催者が強制的に削除することができる。
ここで、上述したように1人1人の各メンバの通信端末から秘匿PTT通信データを強制削除していき、最終的に全てのメンバの通信端末からデータが削除された後について、図5のステップST21以降を参照して説明する。
ステップST21:
PTTサーバ2の制御部22は、このグループに関する残りの全ての秘匿PTT通信データを自サーバの記憶部23から削除する。
ステップST22:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST21において全ての秘匿PTT通信データを削除したことを通知する削除結果通知を主催者の通信端末1−1に対して自サーバの通信部21に送信させる。
ステップST23:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、このグループに関する全ての秘匿PTT通信データを自端末の記憶部15から削除する。
以上のようにして、あるグループに関する秘匿PTT通信データは削除される。
次に、主催者が全メンバの通信端末から削除を行う場合、すなわち主催者の通信端末1−1から送信される強制削除要求内の削除種別が「0」である場合について説明する。
図6は、主催者が全メンバの通信端末から削除を行う場合の秘匿PTT通信関連データの削除が実行される場合の通信システム1000の動作例を示したシーケンス図である。
ステップST31:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、PTTサーバ2に対して全メンバに関する秘匿PTT通信データの強制削除要求を自端末の通信部11に送信させる。
ステップST32:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST31で受信した強制削除要求に従って、全メンバの通信端末に対して強制削除指示を自サーバの通信部21に送信させる。
ステップST33:
各メンバの通信端末からPTTサーバ2に対して、ステップST32において送信された強制削除指示の応答として強制削除応答が返信される。
ステップST34:
各メンバの通信端末の制御部16は、強制削除指示された秘匿PTT通信に関するデータ、すなわち、秘匿PTT通信の音声データ、チャットログ、画像データ、テキストデータ等を自端末の記憶部15から削除する削除する。
ステップST35:
PTTサーバ2の制御部22は、全メンバの通信端末からの強制削除応答を受信したら、このグループに関する全ての秘匿PTT通信データを自サーバの記憶部23から削除する。
ステップST36
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST35において全ての秘匿PTT通信データを削除したことを通知する削除結果通知を主催者の通信端末1−1に対して自サーバの通信部21に送信させる。
ステップST37:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、このグループに関する全ての秘匿PTT通信データを自端末の記憶部15から削除する。
以上のように、主催者による秘匿PTT通信データの強制削除が実行される。
上記図5及び図6を参照して行った、主催者による強制削除の説明では、各メンバが通信可能であったが、以下では、メンバAの通信端末1−2が圏外や電源OFF等の理由により通信不可であった場合について説明する。
図7は、メンバAの通信端末1−2が圏外であった場合に当該メンバAに関する秘匿PTT通信データ強制削除を実行する際の通信システム1000の動作例を示したシーケンス図であり、通信不可時間が秘匿PTT通信開始時に設定されている通信不可時削除期間を超えなかった場合、あるいは通信不可時削除機関が設定されなかった場合の動作例について説明している。
ステップST41:
メンバAの通信端末1−2が、圏外・電源オフ等の理由により通信不可となる。
ステップST42:
PTTサーバ2は、メンバAの通信端末1−2が通信不可であることを検出する。この検出方法は、例えばメンバAの通信端末1−2と直接通信を行うプロキシサーバによってメンバAの通信端末1−2が通信不可であることが検出されればよい。通信可・不可の検出方法については本発明では限定しない。
ステップST43:
PTTサーバ2の制御部22は、秘匿フラグが付されたPTT通信において、ステップST42においてメンバAの通信端末1−2が通信不可であると検出されたら、自サーバの記憶部23にメンバAが通信不可となったことを記憶すると共に、通信不可時間の監視を開始する、すなわち、通信不可の時間のカウントを開始する。
ステップST44:
メンバAの通信端末1−2の制御部16は、ステップST41において通信不可となってからの時間をカウントする。
ステップST45:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、PTTサーバ2に対してメンバAに関する秘匿PTT通信データの強制削除要求を自端末の通信部11に送信させる。
ステップST46:
PTTサーバ2の制御部22は、記憶部23にてメンバAが通信不可であることを把握しているため、メンバAに関する強制削除要求を保留する。
ステップST47:
PTTサーバ2の制御部22は、主催者の通信端末1−1に対して削除結果、すなわち通信不可により削除できなかったことを自サーバの通信部21に通知させる。
ステップST48:
メンバAの通信端末1−2が、通信可となる。
これ以降の処理に関しては、図5におけるステップST12以降と同様であるので、説明を省略する。
以上のように、メンバの通信端末が通信不可で強制的に秘匿PTT通信に関するデータが削除できなかった場合には、主催者に通知されるため、後で再度トライする必要があることをユーザに知らせることができる。
次に、通信不可であったメンバの通信端末が通信可に復帰しない場合について説明する。
図8は、メンバAの通信端末1−2が通信不可のまま通信不可時削除期間が経過した場合の通信システム1000の動作例を示すシーケンス図であり、通信不可時間が秘匿PTT通信開始時に設定されている通信不可時削除期間を超えた場合の動作例について説明している。
ステップST51:
メンバAの通信端末1−2の制御部16が、圏外・電源オフ等の理由により通信不可となる。
ステップST52:
PTTサーバ2は、メンバAの通信端末1−2が通信不可であることを検出する。この検出方法は、例えばメンバAの通信端末1−2と直接通信を行うプロキシサーバによってメンバAの通信端末1−2が通信不可であることが検出されればよい。通信可・不可の検出方法については本発明では限定しない。
ステップST53:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST52においてメンバAの通信端末1−2が通信不可であると検出されたら、通信不可時間の監視を開始する、すなわち、通信不可の時間のカウントを開始する。
ステップST54:
メンバAの通信端末1−2の制御部16は、ステップST51において通信不可となってからの時間をカウントする。
ステップST55:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、PTTサーバ2に対してメンバAに関する秘匿PTT通信データの強制削除要求を自端末の通信部11に送信させる。
ステップST56:
PTTサーバ2の制御部22は、メンバAに関する強制削除要求を保留する。
ステップST57:
PTTサーバ2の制御部22は、主催者の通信端末1−1に対して削除結果、すなわち通信不可により削除できなかったことを自サーバの通信部21に通知させる。
ステップST58:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST53から監視していた通信不可時間が通信不可時削除時間を越えたことを検出する。
ステップST59:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST58において通信不可時間が通信不可時削除時間を越えたことを検出されたので、メンバAに関する秘匿PTT通信データを自サーバの記憶部23から削除する。
ステップST60:
また、一方で、メンバAの通信端末1−2の制御部16は、ステップST54から監視していた通信不可時間が通信不可時削除時間を越えたことを検出する。
ステップST61:
メンバAの通信端末1−2の制御部16は、ステップST60において通信不可時間が通信不可時削除時間を越えたことを検出されたので、秘匿PTT通信に関する全データを自端末の記憶部15から削除する。
ステップST62:
PTTサーバ2の制御部22は、主催者の通信端末1−1に対して削除結果、すなわちメンバAの秘匿PTT通信データを削除したことを自サーバの通信部21に通知させる。
ステップST63:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、メンバAに関する秘匿PTT通信データを自端末の記憶部15から削除する。
以上のようにして、メンバの通信端末が秘匿PTT通信後に通信不可になった場合も、通信不可時間が通信不可時削除時間を越えた際には、自動的にメンバの通信端末から秘匿PTT通信全データを削除し、PTTサーバ2及び主催者の通信端末1−1から当該メンバに関する秘匿PTT通信データを削除する。
なお、図8のステップST63以降に、図5のステップST18以降のように他のメンバに削除したメンバに関するデータを削除させたり、全メンバのデータ削除後にはステップST21以降のようにPTTサーバ2及び主催者の通信端末1−1において秘匿PTT通信全データを削除したりするようにしてもよい。
次に、PTT通信データ有効時間(所定の時間)の経過後に自動的に秘匿PTT通信データを削除する場合について説明する。
図9は、PTT通信データ有効時間の経過後に自動的に秘匿PTT通信データを削除する場合の通信システム1000の動作例を示す図である。
なお、PTT通信データ有効時間は、PTT通信の開始時に主催者の通信端末1−1のキー入力部12を介したユーザの操作によって設定され、制御部16は設定されたPTT通信データ有効時間を当該PTT通信と関連付けて記憶部15に記憶すると共に、メンバ及びPTTサーバに対してPTT通信データ有効時間情報を自端末の通信部11に送信させる。
ステップST71:
予め設定されたPTT通信データ有効時間が経過する。
なお、有効時間の経過の認識は、PTT通信開始時に当該PTT通信が秘匿フラグの付された通信であった場合には、全参加メンバ端末及びPTTサーバ2はそれぞれ所定の開始時点(所定の開始時点は例えば秘匿PTT通信開始時等に主催者の通信端末1−1等により設定可能)からカウントを開始しており、このカウントが秘匿PTT通信開始時に主催者からPTT通信データ有効時間として指定されていた時間を経過したことを各通信端末及びPTTサーバ2の各制御部が認識することでなされる。
ステップST72:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、このグループに関する秘匿PTT通信データを全て自端末の記憶部15から削除する。
ステップST73:
PTTサーバ2の制御部22は、このグループに関する秘匿PTT通信データを全て自サーバの記憶部23から削除する。
ステップST74:
メンバの通信端末の制御部16は、このグループに関する秘匿PTT通信データを全て自端末の記憶部15から削除する。
ステップST75:
PTTサーバ2の制御部22は、メンバの通信端末に対して強制削除指示を自サーバの通信部21に送信させる。
ステップST76:
メンバの通信端末の制御部16は、PTTサーバ2に対して、強制削除指示の応答として有効時間満了により削除完了したことを強制削除応答として自端末の通信部11に返信させる。
ステップST77:
PTTサーバ2の制御部22は、メンバの通信端末から秘匿PTT通信に関するデータが削除され、PTTサーバ2からメンバに関する秘匿PTT通信データが削除されたことを削除結果通知として主催者の通信端末1−1に対して自サーバの通信部21に送信させる。
以上のように、PTT通信データ有効時間経過後には主催者の通信端末、PTTサーバ、メンバの通信端末から秘匿PTT通信データが削除され、これを主催者が確認することができる。なお、図9に関連付けた説明ではメンバが1人の場合について説明したが、メンバが複数であっても同様である。
次に、主催者の通信端末、PTTサーバ、メンバの通信端末それぞれの動作例について説明する。
図10は、秘匿PTT通信開始時の主催者の通信端末1−1の動作例を示すフローチャートである。
ステップST81:
通信端末1−1の制御部16は、主催者の操作に従ってPTTアプリを起動する。
ステップST82:
ステップST81において、秘匿指定された場合はステップST83に進み、秘匿指定されなかった場合には、通常のPTT通信中処理を実行する。通常のPTT通信中処理を実行する場合には、例えば上記通信中処理の説明において説明したような処理が行われるが、通常の(秘匿指定でない)PTT通信中処理の実行方法、実行時の処理等については、本発明では限定しない。従来の技術を利用することが可能である。
ステップST83:
通信端末1−1の制御部16は、秘匿PTT通信を行うこと、PTT通信に参加するメンバの通信端末及びPTTサーバ2に記憶されるPTT通信に関する各種データを主催者の任意で削除が可能であること、このPTT通信に関するデータは、所定のPTT通信データ有効時間が経過した場合には自動的に削除されること、を説明する画面を表示させる。この画面は、表示部14に表示されれば良い。
なお、ステップST83及び84における指定は主催者の通信端末1−1のキー入力部12によりなされ、指定された内容をいったん記憶部15に格納し、後のステップST86において秘匿PTT通信開始要求送信時にPTTサーバ2に指定された内容も共に通信部11に送信させる。
ステップST84:
通信端末1−1の制御部16は、メンバ選択画面を表示し、主催者にキー入力部12を介して秘匿PTT通信に参加要請するメンバを選択させる。
ステップST85:
ステップST84における主催者によるメンバ選択が終了した場合にはステップST86へ進み、終了していない場合はステップST84に戻る。
ステップST86:
通信端末1−1の制御部16は、秘匿PTT通信開始要求と指定内容とをPTTサーバ2に対して自端末の通信部11に送信させる。
ステップST87:
通信端末1−1の制御部16は、PTTサーバ2からの秘匿フラグ、PTT通信データ有効時間情報及び通信不可時削除期間情報を付加された管理テーブルを含むPTT通信開始応答を受信する。
ステップST88:
通信端末1−1の制御部16は、ステップST87において受信したPTT通信データ有効時間情報に従って、PTT通信データ有効時間までのカウントを開始する。
以上が主催者の通信端末1−1の秘匿PTT通信開始時の動作例である。
次に、PTTサーバ2の秘匿PTT通信開始時の動作例について説明する。
図11は、PTTサーバ2の秘匿PTT通信開始時の動作例を示すためのフローチャートである。
ステップST91:
PTTサーバ2の通信部21が、主催者の通信端末1−1が送信したPTT通信開始要求と指定内容とを受信する。
ステップST92:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST91で受信したPTT通信開始要求に応じて、その通信が秘匿指定であった場合にはステップST93に進み、そうでない場合には通常のPTT通信中処理を実行する。
ステップST93:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST91において受信したPTT通信開始要求に含まれる情報を基に、秘匿グループ作成処理を行う。
すなわち、制御部22は、秘匿グループ作成にあたり、秘匿フラグ、参加メンバ、通信開始時刻、グループID、PTT通信データ有効時間情報及び通信不可時削除期間情報を対応付けた管理テーブルを作成し、記憶部23に格納する。なお、この管理テーブルにさらに対応付けてPTT通信中に発生したデータ(各メンバの参加状況、通信時間、各端末間で送受信する情報およびその送信者のメンバIDなど)を記憶部23に格納することとなる。
ステップST94:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST91において受信したPTT通信開始要求に記載された秘匿PTT通信に参加要請する全メンバに対して秘匿PTT通信の参加要請通知を自サーバの通信部21に送信させる。
ステップST95:
PTTサーバ2の制御部22はステップST91において受信したPTT通信開始要求に含まれるPTT通信データ有効時間情報に従って、PTT通信データ有効時間までのカウントを開始する。
以上がPTTサーバ2の秘匿PTT通信開始時の動作例である。
次に、メンバの通信端末の秘匿PTT通信開始時の動作例について説明する。
図12は、メンバの通信端末の秘匿PTT通信開始時の動作例を示すためのフローチャートである。
ステップST101:
メンバの通信端末の通信部11は、PTTサーバ2から送信されたPTT通信参加要請通知を受信する。
ステップST102:
メンバの通信端末の制御部16は、PTTアプリを起動する。
ステップST103:
メンバの通信端末の制御部16は、ステップST101において受信したPTT通信参加要請通知が、秘匿PTT通信の参加要請通知だった場合にはステップST104へ進み、そうでない場合には通常のPTT通信中処理を実行する。
すなわち、メンバの通信端末の制御部16は、当該秘匿PTT通信するにあたり、当該呼び出しに対する着信時刻を記憶するほか、秘匿フラグ、参加メンバ、通信開始時刻、グループID、PTT通信データ有効時間情報及び通信不可時削除期間情報を対応付けた管理テーブルについてもPTTサーバ2から受信し、記憶部15に格納する。以降、管理テーブルはPTTサーバ2から更新が通知される都度更新を行うほか、この管理テーブルにさらに対応付けてPTT通信中に発生したデータについても記憶する。
ステップST104:
メンバの通信端末の制御部16は、表示部14に、秘匿PTT通信を行うこと、PTT通信に参加するメンバの通信端末及びPTTサーバ2に記憶されるPTT通信に関する各種データを主催者の任意で削除が可能であること、このPTT通信に関するデータは、所定のPTT通信データ有効時間が経過した場合、或いは通信不可時削除期間通信不可であった場合には自動的に削除されること、を説明する画面を表示させる。
ステップST105:
メンバの通信端末の制御部16は、メンバの操作により秘匿PTT通信への参加が選択された場合にはステップST106に進み、不参加が選択された場合にはステップST107に進む。
ステップST106:
メンバの通信端末の制御部16は、PTTサーバ2に対して、参加通知を自端末の通信部11に送信させる。
ステップST107:
メンバの通信端末の制御部16は、PTTサーバ2に対して、不参加通知を自端末の通信部11に送信させる。
以上がメンバの通信端末の秘匿PTT通信開始時の動作例である。
なお、当該秘匿PTT通信の参加要請に対して不参加の場合には、制御部16が、当該呼び出しにおいて受信した全てのデータを破棄させるよう構成するとセキュリティ性を向上させることが出来る。
次に、主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時の主催者の通信端末1−1、PTTサーバ2、メンバの通信端末の動作例について説明する。
図13は、主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時の主催者の通信端末1−1の動作例を説明するフローチャートである。
ステップST111:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、PTTアプリを起動する。
ステップST112:
PTTアプリは、記憶部15に格納されたPTT通信における管理テーブルを呼び出す。なお、過去に複数のPTT通信を行っている場合には管理テーブルは当該なから複数種類存在することになる。この場合、表示部14上に複数の管理テーブルからそれぞれのPTT通信を特定できるよう、グループID、参加メンバ、通信開始時刻などの情報が表示される。このとき、削除操作の可能な秘匿PTT通信をキー入力部12にて指定されると、制御部16は、削除操作を行うかどうかの画面を表示させ、秘匿PTT通信を指定させる。そして当該指定された秘匿PTT通信の管理テーブルに基づき、参加メンバのリストを表示させる。
さらに主催者の通信端末1−1のキー入力部12を介した主催者の操作により、削除対象のメンバが決定される。削除対象のメンバは、特定の1人であってもよいし、メンバ全員であっても良い。
ステップST113:
主催者の通信端末1−1は、PTTサーバ2と通信可能である場合はステップST115に進み、そうでない場合はステップST114に進む。
ステップST114:
通信不可である場合は、主催者の通信端末1−1の制御部16は、表示部14に通信不可であることを通知する画面を表示してPTTアプリを終了する。
ステップST115:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、PTTサーバ2に対して、秘匿PTTデータの削除対象となるグループID及びメンバの情報を含んだ強制削除要求を自端末の通信部11に送信させる。
以上が主催者の通信端末1−1の主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時の動作例である。
次に、主催者の任意によって秘匿PTT通信データ削除時のPTTサーバ2の動作例について説明する。
図14は、主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時のPTTサーバ2の動作例を説明するフローチャートである。
ステップST121:
PTTサーバ2の通信部21は、主催者の通信端末1−1からの強制削除要求を受信する。
ステップST122:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST121で受信した強制削除対象に記載された削除対象のメンバの通信端末に対して強制削除指示を自サーバの通信部21に送信させる。
すなわち、受信した強制削除要求に記載されたグループIDから過去の管理テーブルを記憶部23から呼び出し、該当するメンバを特定するとともに、その中から、強制削除要求において削除指定されたメンバの通信端末に強制削除要求を自端末の通信部21に送信させる。
ステップST123:
ところで、PTT通信に関する呼び出しや指示などのPTTサーバ2から各端末へのアクションのトリガはSMS(Short Message Service)にて行われており、強制削除要求も同様である。SMSは送信元と送信先との間で通信路を接続してからデータを送信する形式でおるため、PTTサーバ2は強制削除要求を送信するにあたり、まずは対象となる端末を呼び出して通信路接続を試みる。そして、通信不可の強制削除対象のメンバがいない場合はステップST124に進み、いる場合はステップST125に進む。
ステップST124:
PTTサーバ2の制御部22は、強制削除対象の全メンバに対し強制削除指示を送信するまでステップST123との間を繰り返す。
ステップST125:
通信不可である削除対象のメンバの強制削除を保留とし、当該メンバへの通信接続を試みて通信可となるまで保留する。
ステップST126:
通信不可のメンバが通信可になった場合にはステップST124に戻り、そうでない場合はステップST125に戻る。
ステップST127:
PTTサーバ2の制御部22は、主催者の通信端末1−1に対して、強制削除結果を自サーバの通信部21に送信させる
ステップST128:
削除対象が全メンバである場合はステップST129に進み、そうでない場合は処理を終了する。
ステップST129:
PTTサーバ2の制御部22は、このグループを記憶部23から削除する、すなわち、強制削除要求として指定されるグループIDから記憶部23内の管理テーブルを抽出し、関連する送受信データや履歴などを特定し、この秘匿PTT通信に関する全データを自サーバの記憶部23から削除する。削除完了後、PTTサーバ2の制御部22は、削除完了を主催者端末1−1に対して自サーバの通信部21に通知させる。
以上がPTTサーバ2の主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時の動作例である。
次に、主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時のメンバの通信端末の動作例について説明する。
図15は、主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時のメンバの通信端末の動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST131:
メンバの通信端末の制御部16は、PTTサーバ2からの強制削除指示を受信する。
ステップST132:
PTTアプリが起動可能である場合はステップST134へ進み、そうでない場合はステップST133へ進む。なお、起動不可能であっても、バックグラウンドで起動可能である場合は、ステップST134に進む。
ステップST133:
メンバの通信端末の制御部16は、削除できなかった旨を通知する削除不可応答をPTTサーバ2に対して自端末の通信部11に送信させる。
ステップST134:
メンバの通信端末の制御部16は、PTTアプリを起動する。バックグラウンドで起動可能な場合は、バックグラウンドで起動する。
ステップST135:
メンバの通信端末の制御部16は、強制削除要求にて指定されるグループIDから記憶部15内の管理テーブルを抽出し、関連する送受信データや履歴などを特定し、これらの削除を行う間、削除中画面を表示部14に表示する。
ステップST136:
メンバの通信端末の制御部16は、削除応答をPTTサーバ2に対して自端末の通信部11に送信させる。
以上がメンバの通信端末の主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時の動作例である。
次に、削除対象のメンバの通信端末が通信不可であった場合の秘匿PTT通信データ削除時の動作例について説明する。
削除対象のメンバの通信端末が通信不可であった場合の秘匿PTT通信データ削除時に関しては、PTTサーバ2及び削除対象のメンバの通信端末の動作例のみ示す。
図16は、削除対象のメンバの通信端末が通信不可であった場合の秘匿PTT通信データ削除時のPTTサーバ2の動作例を示すフローチャートである。
ステップST141:
PTTサーバ2の通信部21は、主催者から削除対象のメンバの秘匿PTT通信データの強制削除要求を受信する。
ステップST142:
PTTサーバ2の制御部22は、図14におけるステップST123、ST125において通信不可を検出する要領で、削除対象のメンバの通信端末が通信不可であることを検出する。
ステップST143:
PTTサーバ2の制御部22は、ステップST141で受信した強制削除要求に基づいて、各端末へ強制削除要求を送信することを保留する。
ステップST144:
削除対象のメンバの通信端末が通信可になった場合はステップST145に進み、そうでない場合はステップST148に進む。
ステップST145:
PTTサーバ2の制御部22は、削除対象のメンバの通信端末に対して強制削除指示を自サーバの通信部21に送信させる。
ステップST146:
PTTサーバ2の制御部22は、削除対象のメンバに関する秘匿PTT通信データを自サーバの記憶部23から削除する。削除対象のメンバがグループの最後の1人であった場合には、PTTサーバ2内についても当該グループに関する秘匿PTT通信データを全て自サーバの記憶部23から削除する。
ステップST147:
PTTサーバ2の制御部22は、主催者の通信端末1−1に削除結果を自サーバの通信部21に送信させる。
ステップST148:
秘匿PTT通信開始時に通信不可時削除期間が設定されていた場合は、ステップST149に進み、そうでない場合はステップST144に戻る。
ステップST149:
通信が不可となってから、予め設定された通信不可時削除期間が経過した場合はステップST146に進み、そうでない場合はステップST144に戻る。
以上が、削除対象のメンバの通信端末が通信不可であった場合の秘匿PTT通信データ削除時のPTTサーバ2の動作例である。
次に、削除対象のメンバの通信端末が通信不可であった場合の秘匿PTT通信データ削除時の削除対象のメンバの通信端末の動作例について説明する。
図17は、削除対象のメンバの通信端末が通信不可であった場合に削除対象のメンバの通信端末から秘匿PTT通信データを削除する際の動作例を示すフローチャートである。
ステップST151:
メンバの通信端末の制御部16は、通信不可になってからの通信不可時間をカウントする。
ステップST152:
秘匿PTT通信開始時に通信不可時削除期間が設定されていた場合はステップST153に進み、そうでない場合はステップST155に進む。
ステップST153:
メンバの通信端末の制御部16は、通信不可時削除期間が経過したか否かを判断し、経過したいた場合はステップST154に進み、そうでない場合はステップST156に進む。
ステップST154:
メンバの通信端末の制御部16は、秘匿PTT通信データを自端末の記憶部15から削除する。
ステップST155:
メンバの通信端末の制御部16は、通信可能な状態になったか否かを監視し、通信可能な状態になった場合は、秘匿PTT通信データを主催者の任意で削除、或いはPTT通信データ有効時間経過後に削除する場合の処理を実行し、そうでない場合は、ステップST155を繰り返す。
ステップST156:
メンバの通信端末の制御部16は、通信可能な状態になったか否かを監視し、通信可能な状態になった場合は、秘匿PTT通信データを主催者の任意で削除、或いはPTT通信データ有効時間経過後に削除する場合の処理を実行し、そうでない場合は、ステップST153に戻る。
以上が削除対象のメンバの通信端末が通信不可であった場合に削除対象のメンバの通信端末から秘匿PTT通信データを削除する際の動作例である。
次に、PTT通信データ有効時間経過後に自動的に秘匿PTT通信データを削除する場合の主催者の通信端末1−1、PTTサーバ2、メンバの通信端末の動作例について説明する。
図18は、PTT通信データ有効時間経過後に自動的に秘匿PTT通信データを削除する場合の主催者の通信端末1−1の動作例を示すフローチャートである。
ステップST161:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、PTT通信データ有効時間のカウントを開始する。PTT通信データ有効時間のカウントを開始するのは、上述したように、秘匿PTT通信開始時あるいは秘匿PTT通信終了時等、いつでも良い。
ステップST162:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、PTT通信データ有効時間が経過していた場合、ステップST163に進み、そうでない場合はステップST162を繰り返す。
ステップST163:
主催者の通信端末1−1の制御部16は、秘匿PTT通信データを自端末の記憶部15から削除する。
次に、図19はPTT通信データ有効時間経過後に自動的に秘匿PTT通信データを削除する場合のPTTサーバ2の動作例を示す図である。
ステップST171:
PTTサーバ2の制御部22は、PTT通信データ有効時間のカウントを開始する。
ステップST172:
PTTサーバ2の制御部22は、PTT通信データ有効時間が経過していた場合、ステップST173に進み、そうでない場合はステップST172を繰り返す。
ステップST173:
PTTサーバ2の制御部22は、秘匿PTT通信データを自サーバの記憶部23から削除する。
ステップST174:
PTTサーバ2の制御部22は、全メンバの通信端末に対して、秘匿PTT通信データを強制的に削除させる強制削除指示を自サーバの通信部21に送信させる。
ステップST175:
PTTサーバ2の制御部22は、主催者の通信端末1−1に対して、削除結果通知を自サーバの通信部21に送信させる。
次に、図20はPTT通信データ有効時間経過後に自動的に秘匿PTT通信データを削除する場合のメンバの通信端末の動作例を示すフローチャートである。
ステップST181:
メンバの通信端末の制御部16は、PTT通信データ有効時間のカウントを開始する。
ステップST182:
メンバの通信端末の制御部16は、PTT通信データ有効時間が経過していた場合、ステップST183に進み、そうでない場合はステップST182を繰り返す。
ステップST183:
メンバの通信端末の制御部16は、秘匿PTT通信データを自端末の記憶部15から削除する。
ステップST184:
メンバの通信端末の制御部16は、PTTサーバ2に対して、強制削除応答を自端末の通信部11に送信させる。
以上説明したように、本実施形態の通信システム1000によれば、PTT通信後所定の有効期間経過後にPTT通信に使用したデータを削除する秘匿PTT通信を実行でき、秘匿PTT通信終了後には、秘匿PTT通信の主催者の任意のタイミングでサーバ装置2及び秘匿PTT通信に参加したメンバの通信端末から当該秘匿PTT通信に使用したデータを削除できるので、秘匿PTT通信に使用したデータが機密情報であったとしても、主催者の好きなタイミングで確実に当該データを消去することができる。
また、本実施形態の通信システム1000によれば、主催者から削除要求されたタイミングでメンバの通信端末が通信不可能な状態にある場合には、PTTサーバ2が、当該メンバの通信端末が通信可能な状態になるまで当該削除要求を保留し、当該メンバの通信端末が通信可能な状態になった時点で強制削除の指示を送信するので、主催者は、メンバが通信可能になるまで何度も削除要求を送信しなければならない、といった事態を避けることができ、秘匿PTT通信データ削除時の労力を軽減することができる。
また、本実施形態の通信システム1000によれば、主催者から削除要求されたタイミングでメンバの通信端末が通信不可能な状態にあり、メンバの通信端末が通信不可能になってから通信不可時削除期間が経過した場合には、PTTサーバ2及びメンバの通信端末がそれぞれ自動的に秘匿PTT通信に使用したデータを削除するので、メンバが通信端末を通信不可にしたまま長時間が経過するような場合でも、秘匿PTT通信に使用した機密データをPTTサーバ2及びメンバの通信端末から削除することができる。
また、本実施形態の通信システム1000によれば、メンバの通信端末やPTTサーバ2が秘匿PTT通信データを削除した際には、削除結果通知の形で主催者の通信端末に削除したことが通知されるので、主催者はメンバの通信端末やPTTサーバ2から秘匿PTT通信データが本当に削除されたことを確認することができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した各実施形態では、秘匿PTT通信データ削除時には、各メンバの通信端末からは全ての秘匿PTT通信データが削除されていたが、本発明はこれには限定されない。すなわち、例えば主催者がメンバの通信端末からの秘匿PTT通信データ削除を試みる際に、削除したいデータを指定し、任意の削除したいデータのみを削除するようにしてもよい。この際、任意の削除したいデータは、例えばファイル名等で主催者が指定するようにすればよい。
図1は、通信システム1000の構成例を示すブロック図である。 図2は、通信端末1−iの構成の一例を示すブロック図である。 図3は、PTTサーバ2の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、秘匿PTT通信を開始する場合の通信システム1000全体の動作例を示したシーケンス図である。 図5は、主催者の任意により秘匿PTT通信関連データの削除が実行される場合の通信システム1000の動作例を示したシーケンス図である。 図6は、主催者が全メンバの通信端末から削除を行う場合の秘匿PTT通信関連データの削除が実行される場合の通信システム1000の動作例を示したシーケンス図である。 図7は、メンバAの通信端末1−2が圏外であった場合に当該メンバAに関する秘匿PTT通信データ強制削除を実行する際の通信システム1000の動作例を示したシーケンス図である。 図8は、メンバAの通信端末1−2が通信不可のまま通信不可時削除期間が経過した場合の通信システム1000の動作例を示すシーケンス図である。 図9は、PTT通信データ有効時間の経過後に自動的に秘匿PTT通信データを削除する場合の通信システム1000の動作例を示すシーケンス図である。 図10は、秘匿PTT通信開始時の主催者の通信端末1−1の動作例を示すフローチャートである。 図11は、PTTサーバ2の秘匿PTT通信開始時の動作例を示すためのフローチャートである。 図12は、メンバの通信端末の秘匿PTT通信開始時の動作例を示すためのフローチャートである。 図13は、主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時の主催者の通信端末1−1の動作例を説明するフローチャートである。 図14は、主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時のPTTサーバ2の動作例を説明するフローチャートである。 図15は、主催者の任意による秘匿PTT通信データ削除時のメンバの通信端末の動作例を説明するためのフローチャートである。 図16は、削除対象のメンバの通信端末が通信不可であった場合の秘匿PTT通信データ削除時のPTTサーバ2の動作例を示すフローチャートである。 図17は、削除対象のメンバの通信端末が通信不可であった場合に削除対象のメンバの通信端末から秘匿PTT通信データを削除する際の動作例を示すフローチャートである。 図18は、PTT通信データ有効時間経過後に自動的に秘匿PTT通信データを削除する場合の主催者の通信端末1−1の動作例を示すフローチャートである。 図19は、PTT通信データ有効時間経過後に自動的に秘匿PTT通信データを削除する場合のPTTサーバ2の動作例を示すフローチャートである。 図20は、PTT通信データ有効時間経過後に自動的に秘匿PTT通信データを削除する場合のメンバの通信端末の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1000…通信システム、1…通信端末、11…通信部、12…キー入力部、13…音声処理部、14…表示部、15…記憶部、16…制御部、17…カメラ、2…PTTサーバ、21…通信部、22…制御部、23…記憶部、3…ネットワーク

Claims (11)

  1. 複数の通信端末とサーバ装置を介してグループ通信を行う通信端末であって、
    前記グループ通信を行う通信部と、
    記憶部と、
    前記通信部にてグループ通信を実行中に、当該グループ通信にて生じたデータを前記記憶部に記憶させるとともに、当該データを後に削除させるように制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、他の複数の通信端末のそれぞれに対し、各々が記憶するグループ通信に使用したデータを強制的に削除させるための強制削除要求を前記通信部から送信させるよう制御可能である
    ことを特徴とする通信端末。
  2. 前記制御部は、グループ通信により生じたデータを前記記憶部に記憶させる際、当該グループ通信を識別するグループ識別データを対応付けて記憶させ、
    前記強制削除要求は、削除の対象となるグループ通信のグループ識別データを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記制御部は、グループ通信により生じたデータを前記記憶部に記憶させる際、当該グループ通信に参加した他の通信端末を識別する端末識別データを対応付けて記憶させ、
    前記強制削除要求は、強制削除の対象とする通信端末を特定する端末識別データを含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信端末。
  4. 前記強制削除要求は、強制削除の対象とする通信端末の全て、または一部のいずれかを指定する情報を含む
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の通信端末。
  5. 前記制御部は、前記強制削除要求を送信した後、当該強制削除要求に対する削除結果通知を前記通信部により受信すると、前記記憶部に記憶されたデータのうち、前記強制削除要求に関連するデータを全て削除する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の通信端末。
  6. 前記制御部は、後から前記強制削除要求によってデータ削除可能なグループ通信である秘匿グループ通信と、前記強制削除要求によるデータ削除不可能なグループ通信である通常グループ通信とを前記通信部により実行可能である
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の通信端末。
  7. 複数の通信端末によるグループ通信を管理するサーバ装置であって、
    通信部と、
    記憶部と、
    前記グループ通信を仲介するように前記通信部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記通信部が、一の通信端末から、他の端末に対する当該他の端末との間で行ったグループ通信に使用したデータを強制的に削除させるための強制削除要求を受信すると、前記他の通信端末に対して当該グループ通信に使用したデータを強制的に削除させる強制削除指示を前記通信部に送信させる
    ことを特徴とするサーバ装置。
  8. 記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記通信部によるグループ通信にて用いられるデータを前記記憶部に記憶させ、前記通信部にて前記強制削除要求を受信すると、当該強制削除要求に関連する前記記憶部に記憶したデータを削除する
    ことを特徴とする請求項7に記載のサーバ装置。
  9. 複数の通信端末と、当該複数の通信端末によるグループ通信を仲介するサーバ装置とを有する通信システムであって、
    前記複数の通信端末のうち、一の通信端末は、
    他の通信端末と前記サーバ装置を介して前記グループ通信を行う通信部と、
    記憶部と、
    前記通信部にてグループ通信を実行中に、当該グループ通信にて生じたデータを前記記憶部に記憶させるとともに、当該データを後に削除するように制御する制御部と、
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記複数の通信端末との間でグループ通信に使用するデータを送受信する通信部と、
    前記複数の通信端末の内の一の通信端末から、他の通信端末との間で行ったグループ通信に使用したデータを強制的に削除させるための強制削除要求を受信すると、前記他の通信端末に対して、各々の通信端末が記憶部に記憶する当該グループ通信にて使用したデータを削除させる要求を送信させるように前記通信部を制御する制御部と、
    を有する
    ことを特徴とする通信システム。
  10. 前記他の通信端末の各々の制御部は、前記強制削除要求に基づいて各々の記憶部からデータ削除を行うと、前記サーバ装置に対して結果通知を各々の通信部に送信させ、
    前記サーバ装置は、前記結果通知を受信すると、当該結果通知に基づき前記一の通信端末に対して前記強制削除要求の応答を返送する
    ことを特徴とする請求項9に記載の通信システム。
  11. サーバ装置を介して複数の通信端末とグループ通信可能な通信端末におけるグループ通信方法であって、
    前記サーバ装置を介して他の通信端末との間で前記グループ通信を開始する第1のステップと、
    前記第1のステップによるグループ通信を実行中に、当該グループ通信にて生じたデータを記憶する第2のステップと、
    前記サーバ装置を介して前記他の通信端末から当該他の通信端末との間で行ったグループ通信において生じた所定のデータを削除する要求である強制削除要求を受信すると、前記第2のステップにて記憶されたデータの内、前記所定のデータを削除する第3のステップと、
    を有することを特徴とするグループ通信方法。
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