JP2008041121A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】より短時間で起動することができ、しかもディスクの品質に関わらず、チルト角を略90度に調整してデータを読み出すことができる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】光ディスク5の記録面にレーザ光L1を照射し、該記録面で反射された反射光L1を受光することでデータを読み出す光ピックアップ1を備え、受光した反射光の光量に基づいて、記録面に対する光ピックアップ1の光軸のチルト角を略90度に調整するようにしてある光ディスク装置に、データを読み出す場合、該データが記録されている箇所から径方向所定長以内にあり、データが記録されている箇所で反射された反射光を受光するように、光ピックアップ1を移動させる移動手段と、光ピックアップ1が受光した反射光の光量に基づいて、チルト角を調整するチルト角調整手段とを備える。
【選択図】図8
【解決手段】光ディスク5の記録面にレーザ光L1を照射し、該記録面で反射された反射光L1を受光することでデータを読み出す光ピックアップ1を備え、受光した反射光の光量に基づいて、記録面に対する光ピックアップ1の光軸のチルト角を略90度に調整するようにしてある光ディスク装置に、データを読み出す場合、該データが記録されている箇所から径方向所定長以内にあり、データが記録されている箇所で反射された反射光を受光するように、光ピックアップ1を移動させる移動手段と、光ピックアップ1が受光した反射光の光量に基づいて、チルト角を調整するチルト角調整手段とを備える。
【選択図】図8
Description
本発明は、光ディスクの記録面に対する光ピックアップのチルト角を調整する光ディスク装置に関する。
光ディスク装置は、DVD−R(Digital Versatile Disc-Recordable)、DVD−RW(Digital Versatile Disc-ReWritable)等の光ディスクの記録面にレーザ光を照射し、該記録面で反射された反射光を受光することでデータを読み出す光ピックアップを備えている。また、光ピックアップは、レーザ光をより高出力で記録面に照射することにより、データを光ディスクに記録するように構成されている。
光ディスク装置は、正常にデータを記録再生すべく記録面に対する光ピックアップの光軸のチルト角を調整するチルトアクチュエータ、チルト角検出回路及び制御部を備えている。制御部は、チルト角検出回路の検出結果に基づいてチルトアクチュエータを駆動制御し、チルト角を略90度に一致させる機能を備えている。
一方、専用のチルト角検出回路を備えず、光ピックアップを用いてチルト角を調整するように構成された光ディスク装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
記録面のデータが記録されている箇所で反射された反射光の光量は、チルト角が略90度のとき最大となる。一方、記録面のデータが記録されていない箇所で反射された反射光の光量は、チルト角が所定角度のとき最大となり、該所定角度は、同一光ディスクにおける記録面の径方向位置に関わらず一定であることが知られている。従って、記録面にデータが記録されているか否かに関わらず、前記所定角度を算出し、記録面で反射された反射光の光量及び前記所定角度に基づいて、チルト角を調整するためのチルト角調整データを、光ディスクの径方向内側から外側に亘って作成することができる。
特許文献1に係る光ディスク装置は、光ディスクを装着した際、上述の特性を利用してチルト角を調整するためのチルト角調整データを作成し、データを記録再生する場合、作成されたチルト角調整データに基づいて、チルト角を調整するように構成されている。
特開2004−95035号公報
特許文献1に係る光ディスク装置は、光ディスクを装着した際、上述の特性を利用してチルト角を調整するためのチルト角調整データを作成し、データを記録再生する場合、作成されたチルト角調整データに基づいて、チルト角を調整するように構成されている。
しかしながら、従来の光ディスク装置においては、光ディスクを装着した際に全記録領域のチルト角調整データを作成するため、その分起動時間が長くなるという問題があった。
また、同一の光ディスクでは径方向位置に関わらず、前記所定角度が一定であることを前提にして、チルト角調整データを作成しているため、光ディスクの品質が悪く、径方向位置によって所定角度が異なるような場合、データを記録再生することができないという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、データを読み出す場合、該データが記録されている箇所から径方向所定長以内にあり、データが記録されている箇所で反射された反射光を受光するように光ピックアップを移動させ、前記反射光の光量に基づいて、チルト角を調整するチルト角調整手段を備えることにより、より短時間で起動することができ、且つチルト角を略90度に調整してデータを読み出すことができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、チルト角を調整するための反射光を受光したときの温度と、データを読み出すときの温度とを検出し、検出した温度の差が所定温度以上である場合、チルト角を調整するために光ピックアップを移動させるように構成することにより、光ディスク装置の温度が変化し、光ディスクの反り量が変化した場合であっても、チルト角を略90度に調整してデータを読み出すことができる光ディスク装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、チルト角を調整するために光を照射した箇所と、読み出すデータが記録されている箇所との径方向の距離が所定長以内であるか否かを判定し、否と判定した場合、チルト角を調整するために光ピックアップを移動させるように構成することにより、再生対象のデータが記録されている箇所の径方向位置に関わらず、チルト角を略90度に調整してデータを読み出すことができる光ディスク装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、データを書き込む場合、該データを記録する箇所から径方向所定長以内にあり、データが記録されている箇所で反射された反射光を受光し、該反射光の光量に基づいて、チルト角を調整するように構成することにより、光ディスクの品質に関わらず、チルト角を略90度に調整してデータを記録することができる光ディスク装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、チルト角を調整するための反射光を受光したときの温度と、データを記録又は読み出すときの温度とを検出し、検出した温度の差が所定温度以上である場合、チルト角を調整するために光ピックアップを移動させるように構成することにより、光ディスク装置の温度が変化し、光ディスクの反り量が変化した場合であっても、チルト角を略90度に調整してデータを記録又は読み出すことができる光ディスク装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、チルト角を調整するために光を照射した箇所と、データを記録する箇所又は読み出す箇所との径方向の距離が所定長以内であるか否かを判定し、否と判定した場合、チルト角を調整するために光ピックアップを移動させるように構成することにより、再生対象のデータが記録されている箇所又はデータを記録する箇所の径方向位置に関わらず、チルト角を略90度に調整してデータを記録又は読み出すことができる光ディスク装置を提供することにある。
本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクの記録面に光を照射し、該記録面で反射された反射光を受光することでデータを読み出す光ピックアップを備え、受光した反射光の光量に基づいて、記録面に対する前記光ピックアップの光軸のチルト角を略90度に調整するようにしてある光ディスク装置において、データを読み出す場合、該データが記録されている箇所から径方向所定長以内にあり、データが記録されている箇所で反射された反射光を受光するように、前記光ピックアップを移動させる移動手段と、前記光ピックアップが受光した前記反射光の光量に基づいて、チルト角を調整するチルト角調整手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、データを読み出す場合、移動手段は、チルト角を調整すべく光ピックアップを移動させる。移動した光ピックアップは、前記データが記録されている箇所よりも径方向所定長以内であって、データが記録されている箇所に光を照射し、該箇所で反射された反射光を受光する。そして、チルト角調整手段は、光ピックアップが受光した前記反射光の光量に基づいて、光ピックアップのチルト角を略90度に調整する。
従って、光ディスク装置は、起動時にチルト角を調整するための処理を実行しないため、光ディスクを装着した際に全記録領域のチルト角調整データを作成する従来の光ディスク装置に比べて、より短時間で起動する。
また、データを読み出す場合、該データが記録されている箇所近傍での反射光に基づいてチルト角を調整するため、チルト角の調整処理がデータの読み出しに支障を来すことはない。
従って、光ディスク装置は、起動時にチルト角を調整するための処理を実行しないため、光ディスクを装着した際に全記録領域のチルト角調整データを作成する従来の光ディスク装置に比べて、より短時間で起動する。
また、データを読み出す場合、該データが記録されている箇所近傍での反射光に基づいてチルト角を調整するため、チルト角の調整処理がデータの読み出しに支障を来すことはない。
本発明に係る光ディスク装置は、チルト角を調整するための反射光を受光したときの温度、及びデータを読み出すときの温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段が検出した各温度の差が所定温度未満であるか否かを判定する温度差判定手段とを備え、前記移動手段は、前記温度差判定手段が否と判定した場合、チルト角を調整するために前記光ピックアップを移動させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、温度検出手段は、チルト角を調整するための反射光を受光したときの温度と、データを読み出すときの温度を検出する。温度差判定手段は、温度検出手段が検出した各温度の差が所定温度未満であるか否かを判定することにより、チルト角調整用の光量を受光したときに比べて、光ディスクの反り量が変化したか否かを判定する。そして、移動手段は、各温度の差が所定温度以上であると判定した場合、つまり光ディスクの反り量が所定量変化したと判定した場合、チルト角を調整するための反射光を受光するために光ピックアップを移動させ、チルト角調整手段は、光ピックアップが受光した前記反射光の光量に基づいて、光ピックアップのチルト角を略90度に調整する。
従って、温度変化によって光ディスクの反り量が変化した場合であっても、記録面に対する光ピックアップのチルト角は略90度に調整される。
従って、温度変化によって光ディスクの反り量が変化した場合であっても、記録面に対する光ピックアップのチルト角は略90度に調整される。
本発明に係る光ディスク装置は、チルト角を調整するために光を照射した箇所と、読み出すデータが記録されている箇所との径方向の距離が所定長以内であるか否かを判定する判定手段を備え、前記移動手段は、前記判定手段が否と判定した場合、チルト角を調整するために前記光ピックアップを移動させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、判定手段が、チルト角を調整するために光を照射した箇所と、読み出されるデータが記録されている箇所との径方向の距離が所定長以内であるか否かを判定する。そして、移動手段は、判定手段が否と判定した場合、チルト角調整用の反射光を受光するために光ピックアップを移動させ、チルト角調整手段は、光ピックアップが受光した前記反射光の光量に基づいて、光ピックアップのチルト角を略90度に調整する。
従って、光ディスクの形状、反射特性等が径方向位置によって異なる場合であっても、チルト角は略90度に調整される。
従って、光ディスクの形状、反射特性等が径方向位置によって異なる場合であっても、チルト角は略90度に調整される。
本発明に係る光ディスク装置は、前記光ピックアップが、光ディスクの記録面に光を照射することでデータを記録する手段を備え、前記移動手段は、データを記録する場合、該データを記録する箇所から径方向所定長以内にあり、データが記録されている箇所で反射された反射光を受光するように、前記光ピックアップを移動させる手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、データを記録する場合、移動手段は、チルト角を調整すべく光ピックアップを移動させる。移動した光ピックアップは、データを記録する箇所よりも径方向所定長以内であって、データが記録されている箇所に光を照射し、該箇所で反射された反射光を光ピックアップが受光する。そして、チルト角調整手段は、光ピックアップが受光した前記反射光の光量に基づいて、光ピックアップのチルト角を略90度に調整する。
従って、データが記録されていない箇所で反射された反射光の光量が最大となる所定角度が径方向位置によって異なる場合であっても、チルト角は略90度に調整される。
従って、データが記録されていない箇所で反射された反射光の光量が最大となる所定角度が径方向位置によって異なる場合であっても、チルト角は略90度に調整される。
本発明に係る光ディスク装置は、チルト角を調整するための反射光を受光したときの温度、及びデータを記録又は読み出すときの温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段が検出した各温度の差が所定温度未満であるか否かを判定する温度差判定手段とを備え、前記移動手段は、前記温度差判定手段が否と判定した場合、チルト角を調整するために前記光ピックアップを移動させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、温度検出手段は、チルト角を調整するための反射光を受光したときの温度と、データを記録するときの温度又はデータを読み出すときの温度を検出する。温度差判定手段は、温度検出手段が検出した各温度の差が所定温度未満であるか否かを判定することにより、チルト角を調整するための光量を受光したときに比べて、光ディスクの反り量が変化したか否かを判定する。そして、移動手段は、各温度の差が所定温度以上であると判定した場合、つまり光ディスクの反り量が所定量変化したと判定した場合、チルト角調整用の反射光を受光するために光ピックアップを移動させ、チルト角調整手段は、前記反射光の光量に基づいて、チルト角が略90度に一致するように、チルト角を調整する。
従って、温度変化によって光ディスクの反り量が変化した場合であっても、記録面に対する光ピックアップのチルト角は略90度に調整される。
従って、温度変化によって光ディスクの反り量が変化した場合であっても、記録面に対する光ピックアップのチルト角は略90度に調整される。
本発明に係る光ディスク装置は、チルト角を調整するために光を照射した箇所と、データを記録する箇所又は読み出すデータが記録されている箇所との径方向の距離が所定長以内であるか否かを判定する判定手段を備え、前記移動手段は、前記判定手段が否と判定した場合、チルト角を調整するために前記光ピックアップを移動させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、判定手段がチルト角を調整するために光を照射した箇所と、データを記録する箇所又は読み出されるデータが記録されている箇所との径方向の距離が所定長以内であるか否かを判定する。そして、移動手段は、否と判定した場合、チルト角調整用の反射光を受光するために光ピックアップを移動させ、チルト角調整手段は、光ピックアップが受光した前記反射光の光量に基づいて、光ピックアップのチルト角を略90度に調整する。
従って、光ディスクの形状、反射特性等が径方向位置によって異なる場合であっても、チルト角は略90度に調整される。
従って、光ディスクの形状、反射特性等が径方向位置によって異なる場合であっても、チルト角は略90度に調整される。
本発明によれば、従来の光ディスク装置に比べてより短時間で起動することができ、且つチルト角を略90度に調整してデータを読み出すことができる。
本発明によれば、光ディスク装置の温度が変化し、光ディスクの反り量が変化した場合であっても、チルト角を略90度に調整してデータを読み出すことができる。
本発明によれば、再生対象のデータが記録されている箇所の径方向位置に関わらず、チルト角を略90度に調整してデータを読み出すことができる。
本発明によれば、光ディスクの品質に関わらず、チルト角を略90度に調整してデータを記録することができる。
本発明によれば、光ディスク装置の温度が変化し、光ディスクの反り量が変化した場合であっても、チルト角を略90度に調整してデータを記録又は読み出すことができる。
本発明によれば、再生対象のデータが記録されている箇所又はデータを記録する箇所の径方向位置に関わらず、チルト角を略90度に調整してデータを記録又は読み出すことができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る光ディスク装置のブロック図である。図中2は、スピンドルモータであり、スピンドルモータ2の出力軸21には、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光ディスク5が載置されるターンテーブル22が設けられている。
図1は、本発明の実施の形態に係る光ディスク装置のブロック図である。図中2は、スピンドルモータであり、スピンドルモータ2の出力軸21には、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光ディスク5が載置されるターンテーブル22が設けられている。
ターンテーブル22に載置された光ディスク5の下方には、長手方向が光ディスク5の径方向に一致した案内レール31が配設されている。案内レール31は、光ディスク5の記録面50にレーザ光L1を照射し、記録面50で反射された反射光L2(図2参照)を受光する光ピックアップ1を、白矢印で示す径方向へ移動可能に支持しており、光ピックアップ1は、送りモータ32、例えばステッピングモータにて移動されるように構成されている。
図2は、光ピックアップ1の構成を示す光路図である。光ピックアップ1は、レーザ光L1を発するレーザダイオード11を備えている。レーザダイオード11が発したレーザ光L1は、コリメートレンズ12に入射する。コリメートレンズ12に入射したレーザ光L1は、平行光となり、ビームスプリッタ13を透過して対物レンズ14に入射する。対物レンズ14は、レーザ光L1を光ディスク5の記録面50に集光する。光ディスク5で反射された反射光L2は、対物レンズ14を逆行し、ビームスプリッタ13で反射され、ホトダイオード15に入射する。ホトダイオード15は、4分割された受光面を有しており、各受光面で受光した反射光L2の光量を電気信号に光電変換し、光電変換したアナログの電気信号を、図1に示すように、RF(Radio Frequency)信号処理部41へ出力する。
また、光ピックアップ1は、図1に示すように、案内レール31に支持されたキャリッジ17を備えており、キャリッジ17には、レーザダイオード11、コリメートレンズ12、ビームスプリッタ13、対物レンズ14、ホトダイオード15等が収容されている。
また、キャリッジ17には、光ディスク5の記録面50に対する対物レンズ14の光軸Sのチルト角θ(図2参照)を変更するチルトアクチュエータ16、対物レンズ14を記録面50に対して略垂直な方向へ移動させる図示しないフォーカスアクチュエータ、径方向へ移動させるトラッキングアクチュエータが収容されている。各アクチュエータは、永久磁石及びコイルから構成されている。
更に、キャリッジ17内部には、光ディスク装置の内部温度を検出する温度検出部18が配されている。温度検出部18は、例えばサーミスタにて構成されている。
RF信号処理部41は、プリアンプ、波形等価回路等を備えており、光ピックアップ1から出力された電気信号を増幅し、増幅した電気信号の波形を整形する。そして、各受光面で受光した光量の総和であるRF信号をデータ処理部42及び制御部45へ出力する。
データ処理部42は、RF信号処理部41から出力されたアナログのRF信号をデジタルのデータにAD変換し、AD変換されたデータを所定の変調方式、例えば8−16変調方式にて復調する。復調されたデータは、例えばMPEG2で圧縮された映像データ及び音声データであり、データ処理部42は、映像データ及び音声データを伸張し、伸張した映像データ及び音声データを出力部44を介して外部出力する。
また、データ処理部42には入力部43が接続されており、入力部43を介して映像データ及び音声データがデータ処理部42に入力する。データ処理部42は、入力した映像データ及び音声データを圧縮及び変調する。そして、データ処理部42は、変調されたデータ、該データを記録するセクタアドレス、書き込み指示データと共に光ピックアップ1に与える。光ピックアップ1は、データ処理部42から与えられたデータに応じてレーザ光L1を前記セクタアドレスに照射することにより、データを光ディスク5の記録面50に記録する。
また、データ処理部42には入力部43が接続されており、入力部43を介して映像データ及び音声データがデータ処理部42に入力する。データ処理部42は、入力した映像データ及び音声データを圧縮及び変調する。そして、データ処理部42は、変調されたデータ、該データを記録するセクタアドレス、書き込み指示データと共に光ピックアップ1に与える。光ピックアップ1は、データ処理部42から与えられたデータに応じてレーザ光L1を前記セクタアドレスに照射することにより、データを光ディスク5の記録面50に記録する。
制御部45は、CPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータからなり、RF信号の振幅に基づいて特定されるチルト角制御データを、チルトアクチュエータ駆動部46に与える。また、制御部45は、スピンドルモータ2の回転速度を制御するための回転制御データをモータ駆動部47に与える。
チルトアクチュエータ駆動部46は、制御部45から出力されたチルト角制御データに基づいて、チルトアクチュエータ16を駆動し、記録面50に対する対物レンズ14の光軸Sのチルト角θを変更させる。
モータ駆動部47は、制御部45から与えられた回転制御データに基づいてスピンドルモータ2を一定速度で回転させる。
光ディスク5は、記録再生時のレーザ光L1の出力を調整するためのデータ、その他の情報が予め記録されたプリライト領域Pを最内周側に有している。
プリライト領域Pの外周側には、データが記録されるデータ記録領域Dが形成されており、データ記録領域Dと、プリライト領域Pとの間には、図示しない記録管理領域が設けられている。記録管理領域には、光ディスク5に記録されたデータを管理するための記録管理情報が記録される。
また、データ記録領域Dには、データが記録される箇所を示すセクタアドレスが記録されている。
プリライト領域Pの外周側には、データが記録されるデータ記録領域Dが形成されており、データ記録領域Dと、プリライト領域Pとの間には、図示しない記録管理領域が設けられている。記録管理領域には、光ディスク5に記録されたデータを管理するための記録管理情報が記録される。
また、データ記録領域Dには、データが記録される箇所を示すセクタアドレスが記録されている。
図3及び図4は、データの記録及び再生に係る制御部45の処理手順を示すフローチャートである。以下、DVD―Rのように、光ディスク5の内周側から外周側へ順にデータが記録される場合を説明する。
制御部45は、記録再生に係るセクタアドレスAdd、つまりデータの記録先のセクタアドレスAdd又は再生するデータが記録されているセクタアドレスAddを特定する(ステップS11)。具体的には、図示しない操作部又は遠隔操作装置の操作によって、特定のデータの再生を受け付けた場合、記録管理情報に基づいて前記データが記録されているセクタアドレスAddを特定する。入力データの記録を受け付けた場合、記録管理情報に基づいてデータが記録されていないセクタアドレスAddを特定する。
そして、制御部45は、データの記録処理を実行するか否かを判定する(ステップS12)。記録処理を実行すると判定した場合(ステップS12:YES)、制御部45は、光ディスク5の記録管理情報を読み出し、該記録管理情報に基づいて、光ディスク5がブランクディスクであるか否かを判定する(ステップS13)。
ブランクディスクであると判定した場合(ステップS13:YES)、制御部45は、チルト調整用のセクタアドレスAdd1にプリライト領域Pのセクタアドレスを設定する(ステップS14)。例えば、プリライト領域Pの先頭のセクタアドレス、又は終端のセクタアドレスよりΔAdd小さいセクタアドレスを、チルト調整用のセクタアドレスAdd1に設定する。但し、ΔAddは、チルト角の調整に要する所定のセクタ数である。
ブランクディスクでないと判定した場合(ステップS13:NO)、又はステップS12で記録処理を実行しないと判定した場合、つまり再生処理を実行すると判定した場合(ステップS12:NO)、制御部45は、チルト調整用のセクタアドレスAdd1に、(Add−ΔAdd)を設定する(ステップS15)。
ここで、ΔAddは、光ディスク5における160本のトラックにレーザ光L1を照射してチルト角θを調整する場合、160本のトラックに相当するセクタ数である。例えば、内周側では1本のトラックが約29セクタで構成されているため、ΔAddは、29×160=4640セクタアドレスであり、外周側では1本のトラックが約70セクタで構成されているため、Addは、70×160=11200セクタである。
次いで、制御部45は、チルト角θを略90度に一致させるチルト角制御データの特定に係るサブルーチンを呼び出し、チルト角制御データを特定する(ステップS16)。
図5は、チルト角θを略90度に一致させるチルト角制御データの特定に係るサブルーチンを示すフローチャートである。
チルト角制御データの特定に係るサブルーチンが呼び出された場合、制御部45は、変数Nに1を設定し(ステップS41)、第Nのチルト角制御データをチルトアクチュエータ駆動部46に与える(ステップS42)。第1〜第Nのチルト角制御データは、夫々異なるチルト角θになるように対物レンズ14の姿勢を変更するための信号である。
チルト角制御データの特定に係るサブルーチンが呼び出された場合、制御部45は、変数Nに1を設定し(ステップS41)、第Nのチルト角制御データをチルトアクチュエータ駆動部46に与える(ステップS42)。第1〜第Nのチルト角制御データは、夫々異なるチルト角θになるように対物レンズ14の姿勢を変更するための信号である。
次いで、制御部45は、Add1+(ΔAdd×(N−1))/10〜Add1+(ΔAdd×N)/10へ光ピックアップ1を移動させ(ステップS43)、レーザ光を照射させる(ステップS44)。そして、制御部45は、RF信号処理部41よりRF信号を取得し(ステップS45)、RF信号の平均振幅を算出する(ステップS46)。
次いで、制御部45は、Nが10であるか否かを判定する(ステップS47)。Nが10でないと判定した場合(ステップS47:NO)、制御部45は、Nに1を加算し(ステップS48)、処理をステップS42へ戻す。
Nが10であると判定した場合(ステップS47:YES)、制御部45は、RF信号の平均振幅が最大のチルト角制御データを特定し(ステップS49)、チルト角制御データの特定に係るサブルーチンの処理を終える。
図3に示すように、ステップS16の処理を終えた場合、制御部45は、セクタアドレスAdd1を記憶する(ステップS17)。そして、制御部45は、温度検出部18が検出した温度T1を取得し(ステップS18)、取得した温度T1を記憶する(ステップS19)。
次いで、制御部45は、記録再生に係るセクタアドレスAddへ光ピックアップ1を移動させ(ステップS20)、ステップS16で特定したチルト角制御データをチルトアクチュエータ駆動部46に与える(ステップS21)。該チルト角制御データが与えられた場合、データが記録されている記録面50で反射される反射光L2に係るRF信号の振幅が最大になる。つまり、記録面50に対する対物レンズ14の光軸Sのチルト角θは略90度になる。
そして、制御部45は、記録再生処理を実行する(ステップS22)。具体的には、記録対象のデータをセクタアドレスAddに記録する処理、又はセクタアドレスAddからデータを読み出して再生する処理を実行する。
次いで、制御部45は、データの記録再生処理を終了するか否かを判定する(ステップS23)。記録再生処理を終了すると判定した場合(ステップS23:YES)、制御部45は、データの記録再生に係る処理を終える。
記録再生処理を終了しないと判定した場合(ステップS23:NO)、制御部45は、次の記録再生に係るセクタアドレスAddを特定する(ステップS24)。そして、制御部45は、セクタアドレスAddと、チルト調整用のセクタアドレスAdd1とが同じ第n径方向領域にあるか否かを判定する(ステップS25)。但し、nは例えば1〜6の自然数である。
図6は、記録面50における第n径方向領域の模式図である。制御部45は、第1乃至第6径方向領域51,52,53,54,55,56を示すセクタアドレスを予め記憶している。第1乃至第6径方向領域51,…,56は、光ディスク5のデータ記録領域Dを径方向長さで内側から外側へ順に6等分して得られる領域である。制御部45は、第1乃至第6径方向領域51,…,56を示すセクタアドレスによって、Add及びAdd1が同じ第n径方向領域にあるか否かを判定する。つまり、セクタアドレスAddと、Add1との径方向の距離が所定長以内にあるか否かを判定する。データ記録領域Dを6等分した場合、所定長はデータ記録領域Dの径方向距離の6分の1以下の長さである。
セクタアドレスAdd及びAdd1が同じ第n径方向領域にあると判定した場合(ステップS25:YES)、制御部45は、温度検出部18より温度Tを取得する(ステップS26)。そして、制御部45は、ステップS19で記憶した温度T1と温度Tとの温度差が所定温度未満であるか否かを判定する(ステップS27)。所定温度未満であると判定した場合(ステップS27:YES)、制御部45は、処理をステップS20へ戻す。ステップS25でセクタアドレスAdd及びAdd1が同じ第n径方向領域にないと判定した場合(ステップS25:NO)、又はステップS27で温度T1と温度Tとの温度差が所定温度以上であると判定した場合(ステップS27:NO)、制御部45は、ステップS12へ処理を戻す。
このように構成された光ディスク装置の動作を説明する。
図7は、ブランクディスクにデータを記録する場合のチルト角調整方法を示す説明図である。
光ディスク5がブランクディスクである場合、図3のステップS14に示すように、チルト調整用のセクタアドレスAdd1として、プリライト領域Pのセクタアドレスが設定される。ブランクディスクであっても、プリライト領域Pにはデータが記録されているため、データが記録されたプリライト領域Pで反射された反射光L2に係るRF信号を用いてチルト角θを調整することができる。
図7は、ブランクディスクにデータを記録する場合のチルト角調整方法を示す説明図である。
光ディスク5がブランクディスクである場合、図3のステップS14に示すように、チルト調整用のセクタアドレスAdd1として、プリライト領域Pのセクタアドレスが設定される。ブランクディスクであっても、プリライト領域Pにはデータが記録されているため、データが記録されたプリライト領域Pで反射された反射光L2に係るRF信号を用いてチルト角θを調整することができる。
プリライト領域Pのセクタアドレスが設定された場合、ステップS43の処理によって、光ピックアップ1は、図7(a)に示すようにプリライト領域Pへ移動し、プリライト領域Pにレーザ光L1が照射される。そして、プリライト領域Pで反射された反射光L2に係るRF信号の平均振幅を最大にすることができるチルト角制御データを特定する。該チルト角制御データをチルトアクチュエータ16に与えることにより、記録面50に対する対物レンズ14の光軸Sのチルト角θを略90度に調整することができる。
該チルト角制御データを特定することができた場合、図7(b)に示すように、データを記録するセクタアドレスAddへ光ピックアップ1を移動させ、データを記録する。
図8は、データを再生する場合のチルト調整方法を示す説明図である。
データを再生する場合、チルト調整用のセクタアドレスAdd1として、再生するデータのセクタアドレスAddから所定のセクタ数ΔAddを減算したセクタアドレスが設定される。そして、図8(a)に示すように、セクタアドレスAddの位置Aより径方向内側に光ピックアップ1が移動、つまりセクタアドレスAdd1に光ピックアップ1が移動し、該セクタアドレスAdd1からアドレスAddの記録面50で反射された反射光L2に係るRF信号の振幅に基づいて、チルト角θを略90度に調整するためのチルト角制御データを特定する。
データを再生する場合、チルト調整用のセクタアドレスAdd1として、再生するデータのセクタアドレスAddから所定のセクタ数ΔAddを減算したセクタアドレスが設定される。そして、図8(a)に示すように、セクタアドレスAddの位置Aより径方向内側に光ピックアップ1が移動、つまりセクタアドレスAdd1に光ピックアップ1が移動し、該セクタアドレスAdd1からアドレスAddの記録面50で反射された反射光L2に係るRF信号の振幅に基づいて、チルト角θを略90度に調整するためのチルト角制御データを特定する。
そして、制御部45は、特定したチルト角制御データをチルトアクチュエータ駆動部46に与え、チルト角θを調整する。次いで、制御部45は、図8(b)に示すようにセクタアドレスAddの位置Aにレーザ光L1を照射させ、データを再生させる。
以後、図8(c)に示すように、記録面50の径方向内側から外側のセクタアドレスに記録されたデータが順に再生される。ところで、再生されるデータが記録されたセクタアドレスAddの位置と、Add1の位置とが異なる第n径方向領域に属することになった場合、チルト角θを略90度に一致させるためのチルト角制御データを再度特定し直す。従って、径方向位置によって光ディスクの形状、特性等が異なる場合であっても、チルト角θを略90度に一致させることができる。
図9は、温度と光ディスク5の形状との関係を示す模式図である。
光ディスク5は、温度変化によって、図9(a)、(b)、(c)に示すように、反り量が変化するものも存在する。従って、チルト角θが略90度になるように調整した場合であっても、温度が変化したとき、チルト角θが90度からずれ、データの記録再生に支障が生ずる虞がある。
しかし、本実施の形態によれば、チルト角θを略90度に一致させるチルト角制御データを特定したときに記憶した温度T1と、データを記録又は再生する際の温度T、つまり現在の温度Tとの差が所定温度以上になった場合、チルト角θを略90度に一致させるためのチルト角制御データを再度特定し直すように構成されている。従って、温度が変化して光ディスク5の反り量が変化した場合であっても、チルト角θを略90度に一致させることができる。
光ディスク5は、温度変化によって、図9(a)、(b)、(c)に示すように、反り量が変化するものも存在する。従って、チルト角θが略90度になるように調整した場合であっても、温度が変化したとき、チルト角θが90度からずれ、データの記録再生に支障が生ずる虞がある。
しかし、本実施の形態によれば、チルト角θを略90度に一致させるチルト角制御データを特定したときに記憶した温度T1と、データを記録又は再生する際の温度T、つまり現在の温度Tとの差が所定温度以上になった場合、チルト角θを略90度に一致させるためのチルト角制御データを再度特定し直すように構成されている。従って、温度が変化して光ディスク5の反り量が変化した場合であっても、チルト角θを略90度に一致させることができる。
このように構成された光ディスク装置にあっては、従来の光ディスク装置に比べてより短時間で起動することができ、且つチルト角を略90度に調整してデータを読み出すことができる。
また、光ディスク5の品質、例えば光りディスク5の形状、反射特性等が均一か否かに関わらず、チルト角θを略90度に調整してデータを記録することができる。
更に、光ディスク装置の温度が変化し、光ディスク5の反り量が変化した場合であっても、チルト角θを略90度に調整してデータを記録又は読み出すことができる。
更にまた、再生対象のデータが記録されている箇所又はデータを記録する箇所の径方向位置に関わらず、チルト角θを略90度に調整してデータを記録又は読み出すことができる。
なお、実施の形態では、記録再生用の光ディスク装置を説明したが、再生専用の光ディスクに本発明を適用しても良い。
また、光ディスクの一例としてDVDを説明したが、光照射にてデータが記録又は再生される光ディスクであれば、BD(Blu-ray Disc)、HD(High-Density)−DVD、MO(Magnet Optical disk)等の他のディスク状記録媒体であっても良い。
更に、記録再生に係るセクタアドレスAddと、チルト角調整に係るセクタアドレスAdd1とが同一の径方向領域にあるか否かに基づいて、チルト角制御データの再特定を実行するか否かを判定しているが、セクタアドレスAdd及びAdd1の径方向の距離が所定長以内であるか否かを判定して、チルト角制御データの再特定を実行するか否かを判定するようにしても良い。
1 光ピックアップ
2 スピンドルモータ
5 光ディスク
11 レーザダイオード
14 対物レンズ
15 ホトダイオード
16 チルトアクチュエータ
18 温度検出部
31 案内レール
32 送りモータ
41 RF信号処理部
42 データ処理部
45 制御部
46 チルトアクチュエータ駆動部
L1 レーザ光
L2 反射光
S 光軸
θ チルト角
P プリライト領域
D データ記録領域
50 記録面
51,…,56 第1乃至第5領域
2 スピンドルモータ
5 光ディスク
11 レーザダイオード
14 対物レンズ
15 ホトダイオード
16 チルトアクチュエータ
18 温度検出部
31 案内レール
32 送りモータ
41 RF信号処理部
42 データ処理部
45 制御部
46 チルトアクチュエータ駆動部
L1 レーザ光
L2 反射光
S 光軸
θ チルト角
P プリライト領域
D データ記録領域
50 記録面
51,…,56 第1乃至第5領域
Claims (6)
- 光ディスクの記録面に光を照射し、該記録面で反射された反射光を受光することでデータを読み出す光ピックアップを備え、受光した反射光の光量に基づいて、記録面に対する前記光ピックアップの光軸のチルト角を略90度に調整するようにしてある光ディスク装置において、
データを読み出す場合、該データが記録されている箇所から径方向所定長以内にあり、データが記録されている箇所で反射された反射光を受光するように、前記光ピックアップを移動させる移動手段と、
前記光ピックアップが受光した前記反射光の光量に基づいて、チルト角を調整するチルト角調整手段と
を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - チルト角を調整するための反射光を受光したときの温度、及びデータを読み出すときの温度を検出する温度検出手段と、
該温度検出手段が検出した各温度の差が所定温度未満であるか否かを判定する温度差判定手段と
を備え、
前記移動手段は、
前記温度差判定手段が否と判定した場合、チルト角を調整するために前記光ピックアップを移動させるようにしてある
ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。 - チルト角を調整するために光を照射した箇所と、読み出すデータが記録されている箇所との径方向の距離が所定長以内であるか否かを判定する判定手段を備え、
前記移動手段は、
前記判定手段が否と判定した場合、チルト角を調整するために前記光ピックアップを移動させるようにしてある
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光ディスク装置。 - 前記光ピックアップは、
光ディスクの記録面に光を照射することでデータを記録する手段を備え、
前記移動手段は、
データを記録する場合、該データを記録する箇所から径方向所定長以内にあり、データが記録されている箇所で反射された反射光を受光するように、前記光ピックアップを移動させる手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。 - チルト角を調整するための反射光を受光したときの温度、及びデータを記録又は読み出すときの温度を検出する温度検出手段と、
該温度検出手段が検出した各温度の差が所定温度未満であるか否かを判定する温度差判定手段と
を備え、
前記移動手段は、
前記温度差判定手段が否と判定した場合、チルト角を調整するために前記光ピックアップを移動させるようにしてある
ことを特徴とする請求項4に記載の光ディスク装置。 - チルト角を調整するために光を照射した箇所と、データを記録する箇所又は読み出すデータが記録されている箇所との径方向の距離が所定長以内であるか否かを判定する判定手段を備え、
前記移動手段は、
前記判定手段が否と判定した場合、チルト角を調整するために前記光ピックアップを移動させるようにしてある
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006210167A JP2008041121A (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008041121A true JP2008041121A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39175976
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JP2006210167A Pending JP2008041121A (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | 光ディスク装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008041121A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004095035A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Pioneer Electronic Corp | チルト補正装置及びチルト補正方法 |
JP2005129119A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Ricoh Co Ltd | 情報記録再生装置と情報記録再生方法とプログラムとコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2006048824A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レンズチルト学習制御方法および光ディスク装置 |
JP2006079723A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
-
2006
- 2006-08-01 JP JP2006210167A patent/JP2008041121A/ja active Pending
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