JP2008040564A - 画像形成装置および代行処理実行結果通知方法 - Google Patents

画像形成装置および代行処理実行結果通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが別のユーザに処理の代行を依頼した場合に、代行して実行された処理の結果を、依頼したユーザに通知すること。
【解決手段】 MFPは、ユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行する代行アカウント管理部15と、ユーザ識別情報と、そのユーザが携帯する携帯通信端末の電話番号とを関連付けるユーザデータを記憶するアカウントデータベース21と、代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づく処理の実行を許可するアカウント管理部14と、代行アカウントに基づいて処理を実行させるための実行指示が入力されると、処理を実行するジョブ管理部16と、実行された処理結果を、ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられた携帯通信端末に送信する状態通知部17と、を備える。
【選択図】 図5

Description

この発明は画像形成装置および代行処理実行結果通知方法に関し、特に、ユーザに代わって別のユーザが操作するのを可能にした画像形成装置およびその画像形成装置で実行される代行処理実行結果通知方法に関する。
近年、プリンタや複写機等の画像形成装置に複数の処理を連動させたワークフローを予め登録しておき、そのワークフローに従って複数の処理を画像形成装置に実行させる技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。また、画像形成装置に対する操作を他人に依頼することがある。この場合に、依頼する依頼ユーザは、依頼したワークフローが、依頼を請けた請負ユーザによって、正しく実行されたか否かを知ることができないといった問題がある。
特開2005−333541号公報 特開2005−316904号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、ユーザが別のユーザに処理の実行を依頼した場合に、実行された処理の結果を依頼したユーザに通知することが可能な画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、ユーザが別のユーザに処理の実行を依頼した場合に、実行された処理の結果を依頼したユーザに通知することが可能な代行処理実行結果通知方法を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像形成装置は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行する代行アカウント発行手段と、代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づく処理の実行を許可する許可手段と、代行アカウントに基づいて処理を実行させるための実行指示が入力されると、該入力された実行指示に従って処理を実行する処理実行手段と、ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報で識別されるユーザが携帯する情報端末に割当てられたネットワークアドレスとを関連付けるユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、入力された実行指示に従って処理実行手段が実行した処理結果を、ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられたネットワークアドレスで特定される情報端末に送信する状態通知手段と、を備える。
この局面に従えば、ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連する代行アカウントが発行され、代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づいて実行指示が入力されると、その実行指示に従って処理が実行される。さらに、処理結果が、代行アカウントを発行したユーザ識別情報のユーザが携帯する情報端末に送信される。このため、ユーザが別のユーザに処理の実行を依頼した場合に、実行された処理の結果を依頼したユーザに通知することが可能な画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、代行アカウントが入力されると、ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられたネットワークアドレスを用いて情報端末との間で通信を確立する通信手段を含む。
好ましくは、状態通知手段は、情報端末とは別の代行情報端末と通信するための通信手段と、通信手段により代行通信端末から代行アカウントが受信されると、情報端末に割当てられた通信アドレスと、通信プログラムとを代行情報端末に送信し、代行情報端末に該通信プログラムを実行させて、情報端末と通信させる間接通信手段と、を含む。
好ましくは、代行アカウント発行手段は、発行した代行アカウントと、一連の処理を予め定義したジョブとを関連付け、記憶するジョブ記憶手段を含み、状態通知手段は、一連の処理それぞれが実行される毎に、該処理の実行結果を代行情報端末に送信する。
好ましくは、ジョブが定義する一連の処理は、ユーザによる確認を条件に実行される特定処理を含み、状態通知手段は、処理実行手段が特定処理を実行する前に、情報端末に確認を要求する確認要求手段を含み、処理実行手段は、確認要求手段が要求した確認に応じた確認信号を情報端末から受信することを条件に、特定処理を実行する。
好ましくは、確認要求手段は、特定処理を実行するためのパラメータを要求するパラメータ要求手段を含み、処理実行手段は、パラメータ要求手段が要求したパラメータを情報端末から受信することを条件に、特定処理を実行する。
この発明の他の局面によれば、画像形成装置は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行する代行アカウント発行手段と、代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づく処理の実行を許可する許可手段と、代行アカウントに基づいて処理を実行させるための実行指示が入力されると、該入力された実行指示に従って処理を実行する処理実行手段と、ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報で識別されるユーザが携帯する情報端末に割当てられたネットワークアドレスとを関連付けるユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、入力された実行指示に従って処理実行手段が実行した処理結果を、マークアップ言語で記述したページを生成するページ生成手段と、ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられたネットワークアドレスで特定される情報端末に、生成されたページのネットワーク上の位置情報を送信するページ位置情報通知手段と、生成されたページのネットワーク上の位置情報を受信することに応じて、該ページを返信するページ送信手段と、を備える。
この局面に従えば、ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連する代行アカウントが発行され、代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づいて実行指示が入力されると、その実行指示に従って処理が実行される。さらに、実行指示に従って実行された処理結果を、マークアップ言語で記述したページが生成され、情報端末からページのネットワーク上の位置情報が受信されると、生成されたページが返信される。このため、ユーザが別のユーザに処理の実行を依頼した場合に、依頼したユーザは、携帯する情報端末で、実行された処理の結果を閲覧することができる。その結果、ユーザが別のユーザに処理の実行を依頼した場合に、実行された処理の結果を依頼したユーザに通知することが可能な画像形成装置を提供することができる。
この発明の他の局面によれば、代行処理実行結果通知方法は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行するステップと、代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づく処理の実行を許可するステップと、代行アカウントに基づいて処理を実行させるための実行指示が入力されると、該入力された実行指示に従って処理を実行するステップと、ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報で識別されるユーザが携帯する情報端末に割当てられたネットワークアドレスとを関連付けるユーザデータを記憶するステップと、処理を実行するステップにより入力された実行指示に従って実行された処理の結果を、ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられたネットワークアドレスで特定される情報端末に送信するステップと、を含む。
この局面に従えば、ユーザが別のユーザに処理の実行を依頼した場合に、実行された処理の結果を依頼したユーザに通知することが可能な代行処理実行結果通知方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、代行sh利実行結果通知方法は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行するステップと、代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づく処理の実行を許可するステップと、代行アカウントに基づいて処理を実行させるための実行指示が入力されると、該入力された実行指示に従って処理を実行するステップと、ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報で識別されるユーザが携帯する情報端末に割当てられたネットワークアドレスとを関連付けるユーザデータを記憶するステップと、入力された実行指示に従って処理実行手段が実行した処理結果を、マークアップ言語で記述したページを生成するステップと、ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられたネットワークアドレスで特定される情報端末に、生成されたページのネットワーク上の位置情報を送信するステップと、生成されたページのネットワーク上の位置情報を受信することに応じて、該ページを返信するステップと、を含む。
この局面に従えば、ユーザが別のユーザに処理の実行を依頼した場合に、実行された処理の結果を依頼したユーザに通知することが可能な代行処理実行結果通知方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける画像形成システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、画像形成システム1は、それぞれがネットワーク2に接続されたMFP(Multi Function Peripheral)100,101,102とパーソナルコンピュータ(以下「PC」という)105と、携帯通信端末200,200Aとを含む。
ネットワーク2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワーク2は、LANに限らず、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Networks)を用いたネットワーク等であってもよい。さらに、ネットワーク2は、インターネットなどのワイドエリアネットワーク(WAN)に接続されている。
PC105は、一般的なコンピュータであり、MFP100,101,102を制御するためのプリンタドライバプログラムがインストールされている。なお、MFP100,101,102の種類が異なる場合、PC105には、MFP100,101,102を制御するための3種類のプリンタドライバプログラムがそれぞれインストールされる。
MFP100,101,102各々は、原稿を読取るためのスキャナ装置、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成装置およびファクシミリ装置を含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能を備えている。なお、本実施の形態においてはMFP100,101,102を例に説明するが、MFP100,101,102に代えて、画像を形成する機能を備えた装置であれば、たとえば、プリンタ、ファクシミリ装置等であってもよい。また、MFP100,101,102は、機能が同じなので以下の説明では特に言及しない限りMFP100を例に説明する。
携帯通信端末200,200Aは、一般的な携帯電話であり、基地局と無線で通信することにより電話網に接続し、通話が可能である。また、携帯通信端末200は、電子メールの送受信機能を備えている。さらに、携帯通信端末200,200Aは、MFP100,101,102と無線で通信することが可能である。
図2は、MFPの外観を示す斜視図である。図3は、MFPの機能の概要を示す機能ブロック図である。図2および図3を参照して、MFP100は、メイン回路110と、原稿を読み取るための原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送するための自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130が原稿を読み取って出力する画像データに基づいて用紙等に画像を形成するための画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給するための給紙部150と、ユーザインターフェースとしての操作パネル160と、無線通信部170を含む。メイン回路110は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM113と、RAM114と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、ファクシミリ部117と、フラッシュメモリ118Aが装着されるカードインターフェース(I/F)118とを含む。CPU111は、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150、操作パネル160および無線通信部170と接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM114は、原稿読取部130から連続的に送られてくる読取データ(画像データ)を一時的に記憶する。
操作パネル160は、MFP100の上面に設けられ、表示部160Aと操作部160Bとを含む。表示部160Aは、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electroluminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部160Bは、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部160Bは、表示部160A上に設けられたタッチパネルをさらに含む。
無線通信部170は、赤外線を通信媒体として、携帯通信端末200,200Aと無線通信する。なお、通信媒体に赤外線を用いる例を説明するが、通信媒体はこれに限定されることなく、例えば、電磁波であってもよい。
通信I/F部112は、MFP100をネットワーク2に接続するためのインターフェースである。CPU111は、通信I/F部112を介してMFP101,102またはPC105との間で通信し、データを送受信する。また、通信I/F部112は、ネットワーク2を介してインターネットに接続されたコンピュータと通信が可能である。また、通信I/F112は、電子メールサーバとの間で電子メールを送受信する。
ファクシミリ部117は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部117は、受信したファクシミリデータを、HDD116に記憶する、または画像形成部140に出力する。画像形成部140は、ファクシミリ部117により受信されたファクシミリデータを用紙にプリントする。また、ファクシミリ部117は、HDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
カードI/F118は、フラッシュメモリ118Aが装着される。CPU111は、カードI/F118を介してフラッシュメモリ118Aにアクセス可能である。CPU111は、カードI/F118に装着されたフラッシュメモリ118Aに記録された代行処理プログラムをRAM114にロードして実行する。なお、CPU111が実行するプログラムは、フラッシュメモリ118Aに記録された代行処理プログラムに限られず、HDD116に記憶された代行処理プログラムをRAM114にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワーク2に接続された他のコンピュータが、MFP100のHDD116に記憶された代行処理プログラムを書換える、または、新たな代行処理プログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、ネットワーク2に接続された他のコンピュータから代行処理プログラムをダウンロードして、その代行処理プログラムをHDD116に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図4は、携帯通信端末の機能の概要を示す機能ブロック図である。図4を参照して、携帯通信端末200は、携帯通信端末200の全体を制御するためのCPU201と、赤外線通信部202と、データを不揮発的に記憶するフラッシュメモリ203と、通話部205と接続された無線通信部204と、情報を表示する表示部206と、ユーザの操作の入力を受付ける操作部207とを含む。
無線通信部204は、電話通信網に接続された基地局装置と無線通信する。無線通信部204は、携帯通信端末を電話通信網に接続し、通話部205を用いた通話を可能とする。無線通信部204は、基地局装置から受信した無線信号を復調した音声信号を復号して通話部205に出力する。また、無線通信部204は、通話部205から入力される音声を符号化し、基地局装置に送信する。通話部205は、マイクおよびスピーカを備え、無線通信部204から入力される音声をスピーカから出力し、マイクから入力される音声を無線通信部204に出力する。さらに、無線通信部204は、CPU201により制御され、携帯通信端末200を電子メールサーバに接続し、電子メールを送受信する。
赤外線通信部202は、赤外線を通信媒体として、MFP100,101,102と無線通信する。なお、通信媒体に赤外線を用いる例を説明するが、MFP100,101,102と無線通信が可能であれば、例えば、電磁波であってもよい。
表示部206は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部207は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。
本実施の形態における画像形成システム1において、MFP100,101,101は、は、代行ジョブを登録することが可能である。MFP100,101,102への代行ジョブの登録は、ユーザが操作パネル160を操作して登録してもよいし、ユーザがPC105からMFP100,101,102を遠隔操作して登録してもよいし、ユーザがPC105を操作して作成した代行ジョブをMFP100,101,102に送信し、MFP100,101,102に登録するようにしてもよい。
図5は、本実施の形態におけるMFP100の機能的構成の一例について説明するためのブロック図である。MFP100は、表示内容制御部11、入力取得部12、ユーザ認証部13、アカウント管理部14、代行アカウント管理部15、ジョブ管理部16、状態通知部17、アカウントデータベース21、代行アカウントデータベース22を含んでいる。アカウントデータベース21、代行アカウントデータベース22は、例えばHDD116に設けることができる。アカウント管理部14、代行アカウント管理部15、アカウントデータベース21、代行アカウントデータベース22により、処理管理部20が構成される。
表示内容制御部11は、表示部160Aへの表示内容を制御する。入力取得部12は、操作部160B(タッチパネル含む)からの入力を取得する。ユーザ認証部13は、操作部160Bを介して入力されたり、ネットワークを介してPC105等の外部装置から入力されたりするユーザID(ユーザ識別情報)およびパスワード等の認証情報を取得し、アカウントデータベース21の内容を参照して、ユーザの認証を行う。
図6は、アカウントデータベース21の内容の一例を示す図である。本実施の形態のアカウントデータベース21は、ユーザIDをキーとして、認証情報、送信情報、課金情報、アクセス制御情報を含んでいる。認証情報として氏名およびパスワードを格納しており、ユーザ認証部13は、通常のアカウント、即ち各ユーザに割り当てられたユーザIDを入力するログインの際には、アカウントデータベース21に格納されたユーザIDおよびパスワードと入力されたユーザIDおよびパスワードとを照合して、ユーザのログインを許可するか否かを判定する。なお、ユーザ認証用のデータはアカウントの管理テーブルとは別のテーブルに保持することもできるし、外部の認証サーバを用いることもできる。また、ユーザIDのみで認証とするような構成も可能である。
送信情報は、ユーザが所有する携帯通信端末に割当てられた電話番号と電子メールアドレスである。
アカウント管理部14は、アカウントデータベース21の内容の追加、更新、削除等を行う。ここでアカウントデータベース21の内容について、さらに説明する。課金情報は、ユーザが処理を実行できる用紙のべージ数の上限と、実際の利用ページ数がカウントされて格納されている。アクセス制御情報は、ユーザごとに利用できる機能の内容を設定するものである。同図の例では、例えば岡本氏はコピー機能、プリント機能は実行可能であるが、スキャン機能、FAX機能は実行できない旨が設定されている。上記課金情報として格納されているページ数の上限や利用ページ数を機能ごとに設定、管理することも可能である。実際の利用ページ数はジョブ管理部16からの通知に従ってカウントすることができる。
代行アカウント管理部15は、代行アカウントデータベース22の内容の追加、更新、削除を行う。代行アカウントとは、依頼ユーザが、自分に代行して他のユーザに処理の実行を依頼する際に設定するアカウントである。本実施の形態では設定された代行アカウントは代行アカウントデータベース22で管理される。図7は、代行アカウントデータベース22の内容の一例について説明するための図である。代行アカウントデータベース22は、設定された代行アカウントに付与される識別情報である代行アカウント識別子をキーとして、依頼人・請負人情報、有効期限情報、権限情報、利用可能頁数情報を含んでいる。依頼人・請負人情報は、依頼人ユーザ、および代行アカウントを用いて実際に処理を行う請負人ユーザに関する情報である。
本実施の形態では、依頼人IDとして、処理の代行を他のユーザに依頼する依頼ユーザのユーザIDを格納する。代行を依頼される他のユーザを指定することも可能であり、依頼される請負ユーザが指定された場合には、請負人IDとして請負ユーザのユーザIDが格納される。請負ユーザは指定を省略することも可能であるが、その際には、代行アカウントでログインする際の認証のためのパスワードが格納される。
図8は、本実施の形態で代行アカウントを新規登録するために表示部160Aに表示させる画面の一例を示す図である。同図の例では、上記請負人ユーザを指定するか否かは、チェックボックス301にチェックするか否かで設定する。チェックボックス301がチェックされた場合には、請負人ユーザ指定ボックス302が入力可能となり、チェックボックス301がチェックされていない場合には、パスワード指定ボックス303が入力可能となる。もっともパスワードを入力しない実施の形態も可能である。なお、依頼人ユーザ表示領域311には、認証を経てログインしている依頼人ユーザのユーザIDが表示される。依頼人IDは、図7に示す依頼人・請負人情報の依頼人IDとして登録される。
図8の画面において有効期限入力ボックス321には、有効期限(同図の例では入力した日からの有効日数)が入力される。また、有効期限を示す他の種類の情報として、ログイン回数入力ボックス322に、代行アカウントを用いて有効にログインすることができる回数を入力する。ログイン回数は、代行アカウントデータベース22の内容に反映される。即ち、有効ログイン回数が設定されている場合には代行アカウントの認証を経てログインした際に、ログイン回数を1ずつ減ずることで、ログイン回数を管理することができる。
有効日数と有効ログイン回数は両方入力することも可能であり、両方設定された場合には、有効日数の経過、又は有効ログイン回数分のログインのいずれかにより、代行アカウントが有効でなくなる。これらの情報は、図7の有効期限情報として設定される。有効日数は、有効期限の日付に変換されて代行アカウントデータベースに格納される。
なお、代行アカウント管理部15は、代行アカウントの有効期限を管理し、有効期限の到来した代行アカウントを代行アカウントデータベース22から削除することができるが、削除しないで有効でなくする(例えば無効フラグをセットする)実施の形態も可能である。削除するか否かを図8のような画面で設定し、代行アカウントデータベース22に格納するようにしてもよい。無効フラグ等を用いて削除しないで無効とした場合には、同じ請負人に再度処理の実行を依頼する際には、代行アカウントの更新(有効期限の延長、ログイン回数の再設定等)が可能であるが、削除した場合には新たな新規登録処理を実行する必要がある。
図8の画面において、チェックボックス331にチェックを入れた場合には、代行アカウントを用いて実行することができる機能に制限を設定することができる。この場合、機能制限設定領域332内の、機能ごとのチェックボックスおよび実行可能ページ数の上限を設定することにより、代行アカウントを用いて実行できる機能を設定することができる。設定された値は、図7の権限情報・利用可能ページ数情報として代行アカウントデータベース22に格納される。
なお、図8の例では、ログインしたユーザ「Matsuda」氏は(依頼人ユーザ表示領域311参照)、FAX機能を利用する権限を有していないため(図4参照)、FAX機能を指定するチェックボックスにはチェックを入れることができない。スキャン機能、コピー機能、プリント機能をチェックするチェックボックスはチェックを入れることができるが、チェックを入れた場合に設定できる利用ページ数の上限は、ログインしたユーザ「Matsuda」のアカウントで利用可能なページ数(図4参照、2000−26=1974)となり、同図8の例ではプリント機能のページ数上限を50ページと入力したことにより、他にチェックボックスにチェックが入れられたプリント機能の設定可能上限ページ数が1924となっている。もっとも、このような制限を設けないような実施の形態も可能である。
図8の画面において、チェックボックス341にチェックを入れた場合には、代行アカウントを用いて依頼する処理の内容の設定することができる。同図の依頼処理内容設定領域342では3種の処理を設定することができるが、設定できる処理の数は任意であり、スクロール、次画面への移動等により、設定可能な処理を増加させることもできる。したがって、複数の一連の処理を設定することが可能であり、複数の一連の処理が1つの代行ジョブを構成する。設定された処理の内容は代行アカウントデータベース22の依頼処理管理テーブルに代行ジョブとして格納される。
図9は、依頼処理管理テーブルの内容の一例を示す図である。本実施の形態では、設定された代行ジョブの中で終了したものについては、終了フラグをセットすることにより管理を行っている。処理の終了は、ジョブ管理部16からの通知を受けて設定することができる。
ジョブ管理部16は、ジョブの投入、終了を管理しており、依頼処理管理テーブルに格納された情報からジョブを生成して、例えばプリント処理やFAX送信処理等を実行することができる。
図8の画面で、以上に説明したような代行アカウントの設定を行った後、登録ボタン351を押下すると、表示内容制御部11が、図10のような登録内容確認画面を表示部160Aに表示する。本実施の形態では、代行アカウント管理部15が代行アカウントIDを自動的に付与する構成としたが、これは依頼人ユーザが指定する構成も可能である。
同図8の例では、請負人IDが指定されていないため、メール送信ボタン401が押下不能な状態となっているが、請負人が指定されている場合にメール送信ボタン401を押下すると、状態通知部17において、請負人のメールアドレスに代行アカウントが設定された旨のメールが送信される。メールアドレスはアカウントデータベース21を参照して設定される。送信されるメールには、依頼する処理が設定されている場合には、当該処理の内容を記載することができる。
メール送信ボタン401、または確認ボタン402が押下されると、登録内容が代行アカウントデータベース22に格納される。なお、内容を修正する場合には、戻るボタン403を押下すると図8の画面に戻ることができる。
以下、上記のように代行アカウントが登録された場合のMFP100での具体的な処理内容についてフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、代行ジョブを依頼する依頼ユーザをユーザAとし、ユーザAが、MFP100に代行ジョブを登録する場合について説明する。また、ユーザAにより代行ジョブを依頼される請負ユーザをユーザBとする。ユーザAのユーザIDを「Okamoto」、ユーザBのユーザIDを「Toyama」とする例を説明する。また、ユーザAが、携帯通信端末200を携帯し、その携帯通信端末200の電話番号を「090−9999−9999」とする。また、ユーザBが、携帯通信端末200Aを携帯し、その携帯通信端末200Aの電話番号を「080−8888−8881」とする。
上述したように、ユーザAがMFP100を操作して、図8の画面で、代行アカウントを設定し、請負人にユーザBのユーザIDを指定し、メール送信ボタン401を押下すると、状態通知部17において、ユーザBの携帯通信端末200Aに代行アカウントが設定された旨の電子メールが送信される。また、ユーザAがMFP100を操作して、図8の画面で、代行アカウントを設定し、請負人にユーザBのユーザIDを指定しなければ、メール送信ボタン401を押下するができない。このため、ユーザAが他の方法、たとえば、口頭でユーザBに代行アカウントおよびパスワードを通知する。代行アカウントおよびパスワードを通知されたユーザBは、自身が携帯する携帯通信端末200Aに、代行アカウントおよびパスワードを入力することにより、携帯通信端末200Aに代行アカウントおよびパスワードを記憶させる。
図11は、MFPで実行される代行アカウント受付処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。代行アカウント受付処理は、MFP100のCPU111が、代行処理プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。図12は、請負ユーザの携帯通信端末200Aで実行される代行ジョブ実行指示処理の流れの一例を示す図である。図11および図12を参照して、まず、携帯通信端末200Aは、代行ログイン指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS201)。代行ログイン指示は、先に、MFP100から電子メールで受信した代行アカウント、または、ユーザBが直接入力した代行アカウントで、MFP100にログインするための指示である。代行ログイン指示を受け付けなければ待機状態となり(ステップS201でNO)、代行ログイン指示を受け付けたならば処理をステップS202に進める。換言すれば、代行ジョブ実行指示は、代行ログイン指示を受け付けることを条件に実行される処理である。
携帯通信端末200Aは、ステップS202において、代行アカウントとパスワードとをMFP100に送信する。携帯通信端末200Aは、赤外線通信部202を介してそれらを送信する。代行アカウントとともにパスワードが記憶されている場合には、そのパスワードを送信し、パスワードが記憶されていない場合には、ユーザBにパスワードの入力を促し、操作部207に入力されるパスワードを送信する。
これに応じて、MFP100のCPU111は、ユーザBが携帯する携帯通信端末200Aから代行アカウントとパスワードとを受け付ける(S101)。MFP100のCPU111は、無線通信部170が代行アカウントおよびパスワードを受信すると、それらを受け付ける。
MFP100のCPU111は、ステップS102において、受け付けた代行アカウントが代行アカウントデータベース22に存在するか否かを判断する。代行アカウントデータベース22に代行アカウントが存在しなければ、代行アカウントの入力ミスと判断できるので処理をステップS108に進める。ステップS108においては、エラー処理を実行し、処理をステップS101に戻す。エラー処理は、例えば、ログインが認められないことを通知するためのメッセージを携帯通信端末200Aに送信する処理である。これに応じて、携帯通信端末200Aは、ログインが許可されたか否かを判断し(ステップS203)、エラーメッセージを受信したならば処理をステップS217に進め、そうでなければ処理をステップS204に進める。ステップS217においては、受信したエラーメッセージを表示部206に表示し、処理を終了する。
MFP100のCPU111は、代行アカウントデータベース22に代行アカウントが存在すれば(ステップS102でYES)、処理をステップS103に進め、代行アカウントとしてのユーザ認証を行う。ここでのユーザ認証では、代行アカウントデータベース22にパスワードが格納されているか否かにより、入力されたパスワードと比較するパスワードが異なる。図7に示したように、代行アカウントデータベースに請負人IDが指定されている場合には、代行アカウント用のパスワードを登録していないが、これは、図6に示したアカウントデータベース21で請負人IDと関連付けられたパスワードで認証を行えばよいからである。したがって、代行アカウントデータベース22において、代行アカウントに対応するパスワードが関連付けられていない場合には、アカウントデータベース21において請負人IDに関連付けられたパスワードをユーザ認証に用いる。また、代行アカウントデータベースに請負人IDが指定されていない場合には、代行アカウントデータベースにおいて、代行アカウントに関連付けられたパスワードを用いてユーザ認証する。
ステップS104においては、ステップS101で受け付けたパスワードが、それに対応して登録されたパスワードと一致するか否かを判定する。代行アカウントでの認証が成功すれば、処理をステップS105に進めるが、認証が失敗すれば処理をステップS108に進める。ステップS105においては、代行アカウントでのログインを許可する。
MFP100のCPU111は、代行アカウントでのログインを許可した後、携帯通信端末200Aにプログラムを送信し(ステップS106)、携帯通信端末200Aに依頼ユーザのネットワークアドレスを送信する(ステップS107)。依頼ユーザのネットw−悪アドレスは、図6に示したアカウントデータベースにおいて、代行アカウントの依頼ユーザのユーザIDに関連付けられた電話番号である。
これに応じて、携帯通信端末200Aは、プログラムを受信し(ステップS204)、依頼ユーザのネットワークアドレスを受信する(ステップS206)。携帯通信端末200Aは、受信したプログラムをインストールして実行する(ステップS205)。このプログラムは、依頼ユーザ(ユーザA)の携帯通信端末200と通信を確立し、MFP100と携帯通信端末200との通信を中継する処理を実行する。依頼者ユーザのネットワークアドレスは、ユーザAが携帯する携帯通信端末200に割当てられたネットワークアドレスである。
具体的には、携帯通信端末200Aは、MFP100から受信した依頼者ユーザのネットワークアドレス、ここでは携帯通信端末200に割当てられた電話番号に発呼し(ステップS207)、携帯通信端末200との間の通信を確立する(ステップS208)。携帯通信端末200Aは、携帯通信端末200との間で通信を確立したならば(ステップS208でYES)処理をステップS209に進め、そうでなければ(ステップS208でNO)処理をステップS217に進める。ステップS217においては、携帯通信端末200Aの表示部206に、依頼ユーザの携帯通信端末200と通信できないことを通知するためのメッセージを表示し、処理を終了する。
図13は、MFPで実行される代行アカウント処理管理処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。代行アカウント処理管理処理は、MFP100のCPU111が、代行処理プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。図13および図12を参照して、携帯通信端末200Aは、携帯通信端末200との間で通信を確立すると(ステップS208でYES)、ジョブ実行指示をMFP100に送信する(ステップS209)。
一方、MFP100のCPU111は、ジョブ実行指示を受け付けるまで待機状態となっており(ステップS111でNO)、ジョブ実行指示を受け付けると処理をステップS112に進める。CPU111は、無線通信部170が携帯通信端末200Aからジョブ実行指示を受信すると、そのジョブ実行指示を受け付ける。すなわち、代行アカウント処理管理処理は、ジョブ実行指示が携帯通信端末200Aから受信されることを条件に実行される処理である。
MFP100のCPU111は、先にログインを許可した代行アカウントに関連して、代行アカウントデータベース22の依頼管理テーブルに記憶されている代行ジョブを読出し、そのジョブで定義されている最初の処理を選択する。ここでは、代行ジョブを、MFP100のHDD116に記憶されているファイル名「会議.pdf」のファイルをプリントする第1処理と、プリントした原稿に上司の承認印を押印した原稿を読み取る第2処理と、第2処理で原稿を読み取って得られるデータを、予め定めた複数人に電子メールで送信する第3処理とが定義されている例を説明する。なお、第3処理の電子メールアドレスは、代行ジョブでは定義されていないものとする。
MFP100のCPU111は、第1処理を選択し(ステップS112)、処理をステップS113に進める。ステップS113においては、選択した処理にパラメータが必要とするか否かを判断する。パラメータが必要か否かは、選択した処理を実行するために必要なパラメータが、代行ジョブで定義されているか否かにより判断する。定義されていれば必要ないと判断し、定義されていなければ必要と判断する。パラメータが必要であれば処理をステップS114に進め、そうでなければ処理をステップS116に進める。ここでの代行ジョブは、第1処理〜第3処理が定義されており、第3処理の電子メールアドレスがパラメータに相当する。第1処理は、パラメータは必要ないので、処理をステップS116に進める。
ステップS116においては、選択した処理を実行する。ここでは、HDD116に記憶されているファイル名「会議.pdf」のファイルを読出し、プリントする。そして、処理を実行した結果を、携帯通信端末200Aに送信する(ステップS117)。携帯通信端末200Aは、実行結果を受信したか否かを判断し(ステップS210)、実行結果を受信したならば処理をステップS211に進め、そうでなければ処理をステップS212に進める。ステップS211においては、受信した実行結果を、携帯通信端末200に送信する。これにより、携帯通信端末200の表示部206にMFP100が第1処理を実行した結果が表示される。
MFP100のCPU111は、次の処理が代行ジョブに定義されているか否かを判断し(ステップS118)、定義されていれば処理をステップS119に進め、そうでなければ処理をステップS120に進める。ここでの代行ジョブは、第2処理を定義しているので、処理をステップS119に進める。ステップS119においては、第2処理を選択し、処理をステップS113に進める。ステップS113においては、第2処理がパラメータを必要とするか否かを判断する。第2処理は、パラメータを必要としないので、上述した第1処理の場合と同様に、ステップS116以降の処理を実行する。第2処理の実行が終了した段階で、携帯通信端末200の表示部206に第1処理および第2処理を実行した結果が表示されるので、ユーザAは、代行ジョブが第2処理まで実行されたことを知ることができる。
ステップS119において、第3処理が選択された場合、ステップS113において、パラメータが必要と判断される。代行ジョブにおいて、第3処理を実行するために必要なパラメータである電子メールアドレスが定義されていないからである。この場合、CPU111は、処理をステップS114に進め、ユーザAにパラメータを要求する。具体的には、パラメータを要求するメッセージを携帯通信端末200Aに送信する。
携帯通信端末200Aは、パラメータの要求を受信したか否かを判断し(ステップS212)、パラメータの要求を受信したならば処理をステップS213に進め、そうでなければ処理をステップS216に進める。パラメータの要求を受信したならば、携帯通信端末200にパラメータを要求する。これにより、携帯通信端末200の表示部206にパラメータを要求するメッセージが表示される。ユーザAが、携帯通信端末200にパラメータ、ここでは、電子メールアドレスを入力すると、その電子メールアドレスが携帯通信端末200Aに送信される。
携帯通信端末200Aは、携帯通信端末200からパラメータを受信するまで待機状態となっており(ステップS214でNO)、パラメータを受信すると(ステップS214でYES)処理をステップS215に進める。ステップS215では、携帯通信端末200から受信したパラメータをMFP100に送信する。そして、ジョブが終了したか否かを判断し、終了したならば処理をステップS218に進めるが、終了していなければ処理をステップS210に戻す。ステップS218においては、MFP100にログアウト指示を送信し、処理を終了する。
一方、MFP100のCPU111は、携帯通信端末200Aからパラメータを受信するまで待機状態となっており(ステップS115でNO)、パラメータを受信すると(ステップS115でYES)処理をステップS116に進める。ステップS116では、第3処理を実行し、次のステップS117で実行結果を送信する。そして、次の処理が代行ジョブに定義されているか否かを判断し(ステップS118)、定義されていなければ処理をステップS120に進めるが、定義されていれば処理をステップS119に進める。ここでは第3処理の後に処理は定義されていないので、処理をステップS120に進める。
ステップS120においては、代行アカウントデータベース22の内容、具体的には利用可能ページ数情報を更新して、処理が実行された分だけページ数を減算する。次に、ログアウトの指示があったか否かを判別し(ステップS121)、ログアウトの指示があった場合には、ログアウト処理を行う。ログアウトの指示は、携帯通信端末200Aから受信される。
図14は、請負ユーザの携帯通信端末に表示される画面の一例を示す図である。図15は、依頼ユーザの携帯通信端末に表示される画面の一例を示す図である。図14(A)は、第2処理まで終了した段階で請負ユーザの携帯通信端末200Aに表示される画面を示し、第3処理を実行するために必要な電子メールアドレスを要求中であることが示される。
図15(A)は、第2処理まで終了した段階で依頼ユーザの携帯通信端末200に表示される画面を示し、第3処理を実行するために必要な電子メールアドレスを入力する領域に、電子メールが入力された状態を示している。ここで、YESのボタンが指示されると、入力した電子メールが、携帯通信端末200に送信される。図14(B)は、代行ジョブが終了した段階で請負ユーザの携帯通信端末200Aに表示される画面を示し、図15(B)は、代行ジョブが終了した段階で依頼ユーザの携帯通信端末200に表示される画面を示す。
なお、本実施の形態においては、処理を実行するためにパラメータが設定されているか否かを判断するようにしたが、既に代行ジョブで処理を実行するためのパラメータが設定されている場合に、その設定の確認が必要か否かを判断するようにしてもよい。例えば、第2処理の原稿を読み取る場合の読取条件がパラメータとして代行ジョブに設定されているが、代行ジョブにパラメータの確認を求めるための印が予め付されている場合、または、請負ユーザの意思でパラメータの確認を求める操作をした場合などである。
図16は、代行アカウント期限管理処理の内容の一例について説明するための図である。この処理は代行アカウント管理部15により、例えば定期的に代行アカウントデータベース22の内容を参照して行うことができる。まず、有効期限の到来した代行アカウントを検出した場合(ステップS301でYES)、当該代行アカウントが未使用であるか否かを判別する(ステップS302)。
未使用でない場合には(ステップS303でNO)、当該代行アカウントを無効とする処理を実行する(ステップS304)。無効化処理には、代行アカウントの削除、無効フラグのセットなどが可能である。未使用であった場合には(ステップS303でYES)、依頼人ユーザに、その旨を通知するメールを送信する(ステップS305)。この未使用通知メールを受け取った依頼人ユーザは、例えば有効期限の延長、代行アカウントの再度の登録等の処理で対応することができる。全ての代行アカウントについて、有効期限到来の検出処理を終了すると(ステップS306でYES)、有効期限の管理処理を終了する。
以上説明したように本実施の形態におけるMFP100は、依頼ユーザのユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行し、代行アカウントに基づいて実行指示が入力されると、その実行指示に従って処理を実行する。さらに、処理結果が、代行アカウントを発行した依頼ユーザが携帯する情報通信端末200に送信される。このため、依頼ユーザが別の請負ユーザに処理の代行を依頼した場合に、請負ユーザの指示で実行された処理の結果を、依頼ユーザに通知することができる。
また、代行アカウントが入力されると、アカウントデータベース21で代行アカウントに関連付けられた依頼ユーザの電話番号を用いて携帯通信端末200との間で通信を確立するので、依頼ユーザの携帯通信端末200に確実に処理結果を送信することができる。
また、請負ユーザが携帯する携帯通信端末200Aと通信するための無線通信部170と、無線通信部170により携帯通信端末200Aから代行アカウントが受信されると、携帯通信端末200に割当てられた電話番号と、通信プログラムとを携帯通信端末200Aに送信し、携帯通信端末200Aに該通信プログラムを実行させて、携帯通信端末200と通信させる。このため、処理結果を携帯通信端末200Aを経由して携帯通信端末200に送信することができる。
また、代行ジョブが定義する一連の処理は、ユーザによる確認を条件に実行される特定処理を含み、特定処理が実行される前に、携帯通信端末200に確認を要求し(S114)、要求した確認に応じて携帯通信200から確認を受信することを条件に(S115でYES)、特定処理を実行する(S116)。このため、代行ジョブを依頼した依頼ユーザに確認した後に、処理を実行させることができる。
また、特定処理が実行される前に、携帯通信端末200にパラメータを要求し(S114)、要求したパラメータが携帯通信20から受信することを条件に(S115でYES)、特定処理を実行する(S116)。このため、代行ジョブを依頼した依頼ユーザによりパラメータが設定された後に処理を実行させることができる。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態における画像システムについて説明する。第2の実施の形態における画像システムは、請負ユーザであるユーザBがMFP100を直接操作し、MFP100が依頼ユーザであるユーザAの携帯通信端末200と通信を確立して、代行ジョブの進行状態をMFP100から携帯通信端末200に送信するようにしたものである。以下、第1の実施の形態における画像形成システムと異なる点を説明する。
MFP100と携帯通信端末200との間の通信は、赤外線を用いた通信を利用しても良いし、ネットワーク2を介して通信するようにしてもよい。ネットワークを介して通信する場合、MFP100の通信I/F部112と、携帯通信端末200の無線通信部204との間で通信する。この場合、図6に示したアカウントデータベース21に記憶される送信情報は、ユーザが通常使用する情報端末のIPアドレスが含まれる。ユーザが通常使用する情報端末は、ネットワーク2に接続された端末であり、例えば、ユーザAであれば、携帯通信端末200またはPC105である。ここでは、依頼ユーザであるユーザAのアカウントデータに携帯通信端末200のIPアドレスが定義されている場合を例に説明する。
図17は、MFPで実行される代行アカウント受付処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。代行アカウント受付処理は、MFP100のCPU111が、代行処理プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。MFP100でユーザがログインを行う際に、まず、操作部160B、表示部160A等のユーザインターフェースを介して、ユーザID及びパスワードを入力する(ステップS151)。MFP100では、入力されたユーザIDがアカウントデータベース21に存在する場合(ステップS152でYES)、通常アカウントとしてのユーザ認証を行う(ステップS153)。
そしてユーザIDおよびパスワードがアカウントデータベース21に格納されているものと合致した場合、認証OKとして(ステップS154でYES)、通常のアカウントでのログインが許可される(ステップS155)。図18は、通常のアカウントでログインした場合に表示部160Aに表示される画面の一例を示す図である。同図の例では、アカウントデータベース21に課金情報として格納されている利用可能ページ数の上限と、実際にこれまで利用されたページ数、残りの利用可能ページ数が表示されている。
一方、入力されたユーザIDがアカウントデータベース21に存在しない場合(ステップS152でNO)、入力されたユーザIDが代行アカウントデータベース22に存在するか否かを判定する(ステップS156)。代行アカウントデータベース22にも存在しない場合は、ユーザIDの入力ミスと判定できるのでステップS151へと戻る(ステップS156でNO)。
入力されたユーザIDが代行アカウントデータベース22に代行アカウントIDとして存在する場合には(ステップS156でYES)、代行アカウントとしてのユーザ認証を行う(ステップS157)。ここでのユーザ認証では、代行アカウントデータベース22にパスワードが格納されているか否か、および入力されたパスワードが登録されたパスワードと一致するか否かが判定される。なお、図7に示されるように請負人IDが指定されている場合には、代行アカウント用のパスワードを登録していないが、これは請負ユーザのパスワードで認証を行えばよいからであって、請負人IDが指定されているときに代行アカウントIDと請負人のパスワードが入力された場合には、認証OKとして処理を進めることが可能である。
代行アカウントでの認証がOKとなった場合(ステップS158でYES)、代行アカウントでのログインを許可する(ステップS159)。図19は、代行アカウントでログインした場合に表示部160Aに表示される画面の一例を示す図である。同図の例は請負人が指定されていないため、「ようこそゲストさん」と表示されているが、請負人が指定されている場合には、当該請負人の氏名を表示することができる。もっともログインしたユーザIDとしては代行アカウントIDを表示することが好ましい。
なお、図18に示したように通常のアカウントでログインした場合であって、当該ユーザが請負人として指定された代行アカウントか登録されている場合、その旨を示すボタン501が表示部160Aに表示される。このボタン501は代行アカウントヘの切り替えボタンとしての機能を有しており、切り替えボタン501が押下された場合(ステップS160でYES)、代行アカウントでのログインに切り替える。
切り替えの後に表示部160Aに表示される画面は、例えば、図19に示したように代行アカウントIDが表示されており、かつ、「ゲストさん」でなく「岡本さん」等のユーザの氏名が表示されるものとなる。なお、図19に示されているボタン503は、代行アカウントに対して依頼人ユーザから実行するべき処理が指定され、図9の依頼処理管理テーブルに格納されている場合に表示される処理実行ボタンであり、処理実行ボタン503を押下することにより、登録された処理が実行される。以下、代行アカウントでログインした際の処理を管理する代行アカウント処理管理処理について詳細に説明する。
図20は、MFPで実行される代行アカウント処理管理処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。代行アカウント処理管理処理は、MFP100のCPU111が、代行処理プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。この代行アカウント処理管理処理は、原則として、代行アカウントIDが表示された画面が表示部160Aに表示されているときに実行される処理である。図21は、依頼ユーザの携帯通信端末200で実行される代行ジョブ確認処理の流れの一例を示す図である。
図20および図21を参照して、MFP100は、代行アカウント処理管理処理では、まず、上記の処理実行ボタン503が押下されたか否かを判定する(ステップS171)。処理実行ボタン503が押下されるまで待機状態となり(ステップS171でNO)、処理実行ボタン503が押下されると(ステップS171でYES)処理をステップS172に進める。すなわち、この代行アカウント処理管理処理は、請負ユーザにより代行ジョブの実行が指示されることを条件に実行される処理である。
CPU111は、ステップS172において、依頼ユーザのネットワークアドレス、ここでは携帯通信端末200に割当てられたネットワークアドレスに接続要求を送信する(ステップS172)。
一方、携帯通信端末200は、MFP100から接続要求を受信するまで待機状態となっており(ステップS401でNO)、接続要求を受信すると(ステップS401でYES)処理をステップS402に進める。すなわち、代行ジョブ確認処理は、MFP100から接続要求を受信することを条件に実行される処理である。ステップS402においては、接続要求に応じて通信を確立する。具体的には、MFP100に対して接続許可信号を送信する。携帯通信端末200は、通信を確立した後は、ステップS403またはステップS407を実行する。
MFP100のCPU111は、携帯通信端末200との間で通信を確立できたか否かを判断し(ステップS173)、通信を確立できたならば処理をステップS174に進め(ステップS173でYES)、そうでなければ処理をステップS185に進める(ステップS173でNO)。携帯通信端末200から接続許可信号を受信したならば処理をステップS174に進め、そうでなければ処理をステップS185に進める。ステップS185においては、MFP100の表示部160Aに、依頼ユーザの携帯通信端末200と通信できないことを通知するためのメッセージを表示し、処理を終了する。
MFP100のCPU111は、最初の処理、ここでは第1処理を選択し(ステップS174)、処理をステップS175に進める。ステップS175においては、選択した処理にパラメータが必要とするか否かを判断する。パラメータが必要か否かは、選択した処理を実行するために必要なパラメータが、代行ジョブで定義されているか否かにより判断する。定義されていれば必要ないと判断し、定義されていなければ必要と判断する。パラメータが必要であれば処理をステップS176に進め、そうでなければ処理をステップS178に進める。ここでの代行ジョブは、第1処理〜第3処理が定義されており、第3処理の電子メールアドレスがパラメータに相当する。第1処理は、パラメータは必要ないので、処理をステップS178に進める。
ステップS178においては、選択した処理を実行する。ここでは、HDD116に記憶されているファイル名「会議.pdf」のファイルを読出し、プリントする。そして、処理を実行した結果を、携帯通信端末200に送信する(ステップS179)。携帯通信端末200は、実行結果を受信したかいなかを判断し(ステップS407)、実行結果を受信したならば処理をステップS408に進め、そうでなければ処理をステップS409に進める。ステップS408においては、受信した実行結果を、携帯通信端末200の表示部206にMFP100が第1処理を実行した結果を表示する。
MFP100のCPU111は、次の処理が代行ジョブに定義されているか否かを判断し(ステップS180)、定義されていれば処理をステップS181に進め、そうでなければ処理をステップS182に進める。ここでの代行ジョブは、第2処理を定義しているので、処理をステップS181に進める。ステップS181においては、第2処理を選択し、処理をステップS175に進める。ステップS175においては、第2処理がパラメータを必要とするか否かを判断する。第2処理は、パラメータを必要としないので、上述した第1処理の場合と同様に、ステップS178以降の処理を実行する。第2処理の実行が終了した段階で、携帯通信端末200の表示部206に第1処理および第2処理を実行した結果が表示されるので、ユーザAは、代行ジョブが第2処理まで実行されたことを知ることができる。
ステップS181において、第3処理が選択された場合、ステップS175において、パラメータが必要と判断される。代行ジョブにおいて、第3処理を実行するために必要なパラメータである電子メールアドレスが定義されていないからである。この場合、CPU111は、処理をステップS176に進め、ユーザAにパラメータを要求する。具体的には、パラメータを要求するメッセージを携帯通信端末200に送信する。
携帯通信端末200は、パラメータの要求を受信したか否かを判断し(ステップS403)、パラメータの要求を受信したならば処理をステップS404に進め、そうでなければ処理をステップS407に進める。パラメータの要求を受信したならば、表示部206にパラメータを要求するパラメータ入力画面を表示する(ステップS404)。そして、パラメータが入力されたか否かを判断する(ステップS405)。ユーザAが、携帯通信端末200にパラメータ、ここでは、電子メールアドレスを入力すると、その電子メールアドレスを受け付け、処理をステップS406に進めるが、そうでなければ処理をステップS404に戻す。ステップS406においては、MFP100に受け付けたパラメータを送信する。
また、携帯通信端末200は、ステップS409において、ステップS407で受信した実行結果から代行ジョブが終了したか否かを判断し、代行ジョブが終了したならば処理をステップS410に進めるが、そうでなければ処理をステップS403に戻す。ステップS410においては、通信を切断し、処理を終了する。
一方、MFP100は、携帯通信端末200からパラメータを受信するまで待機状態となっており(ステップS177でNO)、パラメータを受信すると(ステップS177でYES)処理をステップS178に進める。ステップS178では、携帯通信端末200から受信したパラメータを用いて第3処理を実行する。そして、実行結果を携帯通信端末200に送信する(ステップS179)。
そして、ステップS182においては、通信を切断し、処理をステップS183に進める。ステップS183においては、代行アカウントデータベース22の内容、具体的には利用可能ページ数情報を更新して、処理が実行された分だけページ数を減算する。次に、ログアウトの指示を受け付けたか否かを判別し(ステップS184)、ログアウトの指示を受け付けたならば、ログアウト処理を行う。ログアウトの指示は、ユーザにより操作部160Bに入力される。
なお、上記の実施の形態では、操作部160Bからの操作を介して処理の実行を指示した場合について説明したが、例えばネットワーク2を介して接続されたPC等の外部装置からプリント等の処理の実行を指示する場合でも、代行アカウントを用いることは可能である。その際には、PC等の外部装置で代行アカウントの識別子および認証情報を入力し、MFP100への処理実行指示プログラムが、当該識別子および認証情報を送信する。なお、認証情報としては、代行アカウントに設定されたパスワード(図7参照)、または請負ユーザのパスワード(図6参照)のいずれを用いることもできる。
なお、ここでは、依頼ユーザの携帯通信端末200に処理結果を送信するようにしたが、携帯通信端末200に限らず、依頼ユーザが使用するPC105に処理結果を送信するようにしてもよい。
以上説明したように第2の実施の形態におけるMFP100は、依頼ユーザが携帯する携帯通信端末200に処理結果を直接送信するので、携帯通信端末200Aが不要である。
<第3の実施の形態>
第2の実施の形態においては、MFP100と依頼ユーザの携帯通信端末200とが通信を確立するようにしたが、第3の実行の形態においては、MFP100がマークアップ言語で記述したウェブ(Web)ページを生成し、携帯通信端末200でブラウザプログラムを実行して、Webページを閲覧するようにしたものである。この場合、携帯通信端末200で実行されるブラウザプログラムは、所定時間ごとにWebページを自動更新するのが好ましい。その他の構成は、第2の実施の形態における画像形成システム1と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
図22は、MFPで実行される代行アカウント処理管理処理の流れの一例を示す第3のフローチャートである。図20に示した代行アカウント処理管理処理と同一の処理には同じ符号を付している。以下、図20に示した代行アカウント処理管理処理と異なる点を主に説明する。図22を参照して、MFP100は、処理実行ボタン503が押下されたならば(ステップS171でYES)、処理をステップS172Aに進める。ステップS172においては、依頼ユーザのネットワークアドレス、ここでは携帯通信端末200に割当てられたネットワークアドレスにURL(Uniform Resource Locator)を送信する。URLは、MFP100が生成するWebページに与えられるネットワーク2上の位置を示すネットワークアドレスである。
図23に、依頼ユーザの携帯通信端末に表示されるURL受信通知画面の一例を示す。URL受信通知画面は、HTMLで記述され、代行アカウント「ToyU991」、請負人ID「Okamoto」、WebページのURLと、を含む。ユーザがWebページのURLを指示すれば、携帯通信端末200は、そのURLで特定されるWebページをMFP100から取得し、そのWebページを表示部206に表示する。
ステップS172Bにおいては、Webページを生成し、処理をステップS174に進める。MFP100は、生成したWebページを、ダウンロード可能な状態でHDD116に記憶する。この段階では、代行ジョブの実行が指示されたことを示すメッセージを含むWebページが生成される。携帯通信端末200で実行されるブラウザプログラムは、そのURLで特定されるWebページをMFP100からダウンロードして、表示部160Aに表示する。これにより、携帯通信端末200のユーザAは、Webページを閲覧することができる。
次のステップS174においては、代行ジョブの最初の処理、ここでは第1処理を選択し、処理をステップS175に進める。ステップS175においては、選択した処理にパラメータが必要とするか否かを判断する。パラメータが必要であれば処理をステップS176に進め、そうでなければ処理をステップS178に進める。ステップS176においては、ユーザAにパラメータを要求するために、パラメータを要求するメッセージを含むWebページに更新する。このWebページは、パラメータの入力を許容し、そのパラメータを返信するプログラムを含む。次に、パラメータを受信したか否かを判断し(ステップS177)、携帯通信端末200からパラメータを受信するまで待機状態となり(ステップS178でNO)、パラメータを受信したならば処理をステップS178に進める。
ステップS178においては、選択した処理を実行する。そして、処理を実行した結果を含むWebページに更新する(ステップS179A)。携帯通信端末200のユーザAは、更新したWebページを閲覧することにより、実行結果を確認することができる。
以上説明したように第3の実施の形態におけるMFPは、依頼ユーザのユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行し、代行アカウントに基づいて実行指示が入力されると、その実行指示に従って処理を実行する。さらに、実行指示に従って実行された処理結果をマークアップ言語で記述したページが生成され、携帯通信端末200からページのネットワーク上の位置情報が受信されると、生成されたページを返信する。このため、依頼ユーザが別の請負ユーザに処理の代行を依頼した場合に、依頼ユーザは、携帯通信端末200で、請負ユーザが代行して実行した処理の結果を閲覧することができる。
なお、上述した実施の形態においては、画像形成システム1について説明したが、図11〜図13、図16、図17、図20〜図22に示した処理を実行するための代行ジョブ確認方法、または図13、図17、図20、図22に示した処理をMFP100,101102に実行させるための代行ジョブ確認プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおける画像形成システムの全体概要を示す図である。 MFPの外観を示す斜視図である。 MFPの機能の概要を示す機能ブロック図である。 携帯通信端末の機能の概要を示す機能ブロック図である。 本実施の形態におけるMFPの機能的構成の一例について説明するためのブロック図である。 アカウントデータベース21の内容の一例を示す図である。 代行アカウントデータベース22の内容の一例について説明するための図である。 本実施の形態で代行アカウントを新規登録するために表示部に表示させる画面の一例を示す図である。 依頼処理管理テーブルの内容の一例を示す図である。 登録内容確認画面の一例を示す図である。 MFPで実行される代行アカウント受付処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 請負ユーザの携帯通信端末200Aで実行される代行ジョブ実行指示処理の流れの一例を示す図である。 MFPで実行される代行アカウント処理管理処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 請負ユーザの携帯通信端末に表示される画面の一例を示す図である。 依頼ユーザの携帯通信端末に表示される画面の一例を示す図である。 代行アカウント期限管理処理の内容の一例について説明するための図である。 MFPで実行される代行アカウント受付処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 通常のアカウントでログインした場合に表示部に表示される画面の一例を示す図である。 代行アカウントでログインした場合に表示部160Aに表示される画面の一例を示す図である。 MFPで実行される代行アカウント処理管理処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 依頼ユーザの携帯通信端末で実行される代行ジョブ確認処理の流れの一例を示す図である。 MFPで実行される代行アカウント処理管理処理の流れの一例を示す第3のフローチャートである。 依頼ユーザの携帯通信端末に表示されるURL受信通知画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 画像形成システム、2 ネットワーク、11 表示内容制御部、12 入力取得部、13 ユーザ認証部、14 アカウント管理部、15 代行アカウント管理部、16 ジョブ管理部、17 状態通知部、20 処理管理部、21 アカウントデータベース、22 代行アカウントデータベース、110 メイン回路、111 CPU、112 通信I/F部、113 ROM、114 RAM、115 EEPROM、116 HDD、117 ファクシミリ部、118 カードI/F、118A フラッシュメモリ、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、160 操作パネル、160A 表示部、160B 操作部、170 無線通信部、200,200A 携帯通信端末、201 CPU、202 赤外線通信部、203 フラッシュメモリ、204 無線通信部、205 通話部、206 表示部、207 操作部。

Claims (9)

  1. ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行する代行アカウント発行手段と、
    前記代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づく処理の実行を許可する許可手段と、
    前記代行アカウントに基づいて処理を実行させるための実行指示が入力されると、該入力された実行指示に従って処理を実行する処理実行手段と、
    前記ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報で識別されるユーザが携帯する情報端末に割当てられたネットワークアドレスとを関連付けるユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、
    前記入力された実行指示に従って前記処理実行手段が実行した処理結果を、前記ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられた前記ネットワークアドレスで特定される前記情報端末に送信する状態通知手段と、を備えた画像形成装置。
  2. 前記状態通知手段は、前記代行アカウントが入力されると、前記ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられた前記ネットワークアドレスを用いて前記情報端末との間で通信を確立する通信手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記状態通知手段は、前記情報端末とは別の代行情報端末と通信するための通信手段と、
    前記通信手段により前記代行通信端末から前記代行アカウントが受信されると、前記情報端末に割当てられた通信アドレスと、通信プログラムとを前記代行情報端末に送信し、前記代行情報端末に該通信プログラムを実行させて、前記情報端末と通信させる間接通信手段と、を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記代行アカウント発行手段は、前記発行した代行アカウントと、一連の処理を予め定義したジョブとを関連付け、記憶するジョブ記憶手段を含み、
    前記状態通知手段は、前記一連の処理それぞれが実行される毎に、該処理の実行結果を前記代行情報端末に送信する、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブが定義する一連の処理は、前記ユーザによる確認を条件に実行される特定処理を含み、
    前記状態通知手段は、前記処理実行手段が前記特定処理を実行する前に、前記情報端末に確認を要求する確認要求手段を含み、
    前記処理実行手段は、前記確認要求手段が要求した確認に応じた確認信号を前記情報端末から受信することを条件に、前記特定処理を実行する、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記確認要求手段は、前記特定処理を実行するためのパラメータを要求するパラメータ要求手段を含み、
    前記処理実行手段は、前記パラメータ要求手段が要求したパラメータを前記情報端末から受信することを条件に、前記特定処理を実行する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行する代行アカウント発行手段と、
    前記代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づく処理の実行を許可する許可手段と、
    前記代行アカウントに基づいて処理を実行させるための実行指示が入力されると、該入力された実行指示に従って処理を実行する処理実行手段と、
    前記ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報で識別されるユーザが携帯する情報端末に割当てられたネットワークアドレスとを関連付けるユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、
    前記入力された実行指示に従って前記処理実行手段が実行した処理結果を、マークアップ言語で記述したページを生成するページ生成手段と、
    前記ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられた前記ネットワークアドレスで特定される前記情報端末に、前記生成されたページのネットワーク上の位置情報を送信するページ位置情報通知手段と、
    前記生成されたページのネットワーク上の位置情報を受信することに応じて、該ページを返信するページ送信手段と、を備えた画像形成装置。
  8. ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行するステップと、
    前記代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づく処理の実行を許可するステップと、
    前記代行アカウントに基づいて処理を実行させるための実行指示が入力されると、該入力された実行指示に従って処理を実行するステップと、
    前記ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報で識別されるユーザが携帯する情報端末に割当てられたネットワークアドレスとを関連付けるユーザデータを記憶するステップと、
    前記処理を実行するステップにより前記入力された実行指示に従って実行された処理の結果を、前記ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられた前記ネットワークアドレスで特定される前記情報端末に送信するステップと、を含む代行処理実行結果通知方法。
  9. ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連する代行アカウントを発行するステップと、
    前記代行アカウントが入力されることを条件に、該代行アカウントに基づく処理の実行を許可するステップと、
    前記代行アカウントに基づいて処理を実行させるための実行指示が入力されると、該入力された実行指示に従って処理を実行するステップと、
    前記ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報で識別されるユーザが携帯する情報端末に割当てられたネットワークアドレスとを関連付けるユーザデータを記憶するステップと、
    前記入力された実行指示に従って前記処理実行手段が実行した処理結果を、マークアップ言語で記述したページを生成するステップと、
    前記ユーザデータで該代行アカウントに関連付けられた前記ネットワークアドレスで特定される前記情報端末に、前記生成されたページのネットワーク上の位置情報を送信するステップと、
    前記生成されたページのネットワーク上の位置情報を受信することに応じて、該ページを返信するステップと、を含む代行処理実行結果通知方法。
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