JP2008039477A - 光検出装置 - Google Patents

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Shigeyuki Furuta
繁之 古田
Yasushi Hayashi
泰志 林
Takayuki Ando
孝幸 安藤
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Abstract

【課題】選択的に測定される微弱な光を精度良く検出すること。
【解決手段】複数の光ファイバ10端面を円環状に配列変換する配列変換アレイ12と、孔14aを光ファイバ端面に対応して移動させて該光信号を選択出力する信号切替機構14と、光信号を所定量減衰させる光減衰機構15と、光信号を検出する光電子増倍管17と、光減衰機構15と光電子増倍管17との間に設けられた遮光筒16と、配列変換アレイ12と信号切替機構14とを接続するコネクタ13と、光電子増倍管17に対する電気的接続を行う電気コネクタ18と、コネクタ13,電気コネクタ18を外部接続可能状態にし、かつ信号切替機構14、光減衰機構15、遮光筒16、および光電子増倍管17を覆って遮光する暗箱20とを備え、各光ファイバ端面から出力された光の広がりが光電子増倍管17の受光面にほぼ一致する距離となるように配列変換アレイ12と光電子増倍管17とが配置される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、フローサイトメータなどのバイオ計測分野で計測される微弱な光を計測することができる光検出装置に関するものである。
従来から、バイオ計測分野の計測装置では、同時に発光している複数の発光体からの光を検出する光検出装置が用いられる。この光検出装置は、検出器1つに対して光スイッチを用いて入力される光信号を切り替えたり、1つだけ穴があいた遮光板をもちいて空間的に入力される光信号を切り替えることによって、複数の発光体からの光を選択的に検出するようにしていた(特許文献1,2参照)。
特開2001−337083号公報 実開昭62−10652号公報
しかしながら、従来の光スイッチを用いた光検出装置では、光スイッチ部分によって光が減衰してしまい、蛍光光子数を計測する場合には、この微弱な光を精度良く検出することができないという問題点があった。
また、遮光板を用いた光検出装置の場合、遮光した光が遮光板で反射し、迷光となって検出器に入射し、ノイズ成分が増大し、精度の高い光検出を行うことができないという問題点があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、選択的に測定される微弱な光を精度良く検出することができる光検出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる光検出装置は、複数の光導波路から同時に出射される光信号を選択的に切り替えて検出する光検出装置であって、前記複数の光導波路端を配列変換する配列変換アレイと、各光導波路端から出射された光信号を通過させる孔を設け該孔を前記光導波路端に対応して移動させて所定の光信号を選択出力する信号切替機構と、前記信号切替機構から出力された光信号を検出する光検出器と、前記信号切替機構と前記光検出器との間に設けられ、前記信号切替機構から出力された前記光信号を前記光検出器に伝達する遮光空間を形成する遮光部と、前記配列変換アレイと前記信号切替機構とを接続するコネクタ部と、前記コネクタ部を外部接続可能状態にし、かつ前記信号切替機構、前記遮光部、および前記光検出器を覆って遮光する暗箱筐体と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、前記光検出器は、移動可能であり、該光検出器を移動させて各光導波路端と該光検出器の受光面との間の距離を調整することを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、前記光導波路は、光ファイバであり、該光ファイバのコア径あるいは開口数を変化させて前記距離を調整することを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、前記光検出器は、前記各光導波路端と前記光検出器の受光面との間の距離が最適となるように固定されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、各光導波路端は、光導波方向に対して垂直にカットあるいは研磨され、前記配列変換アレイ内の各光導波路は、前記光検出器の受光面中央部近傍に向くように配置されることを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、各光導波路端は、光導波路端から出力された光が前記光検出器の受光面中央部近傍に向くように斜めにカットあるいは研磨されることを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、前記信号切替機構の孔は、前記光導波路端の径に比して大きく、かつ隣接する光導波路端からの光を受けない範囲の大きさであることを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、前記暗箱筐体内の前記信号切替機構と前記遮蔽部との間に、前記信号切替機構から出力された光信号を所定量減衰させる光減衰機構を設け、前記光検出器は、前記光減衰機構から出力された光信号を検出することを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、前記光減衰機構は、光学フィルタを用いて前記光信号を減衰させることを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、前記光減衰機構は、孔の口径の小さくすることによって前記光信号を減衰させることを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、前記光導波路端と前記光検出器との距離を調整することによって前記光信号を減衰させることを特徴とする。
また、この発明にかかる光検出装置は、上記の発明において、前記信号切替機構は、少なくとも前記光信号を受ける部分を光吸収材および/または凹凸形状によって形成して光を吸収させることを特徴とする。
この発明にかかる光検出装置は、暗箱筐体および遮光部による二重遮光を行ってノイズ成分を減らしているので、精度の高い光検出を行うことができるという効果を奏する。
以下、この発明を実施するための最良の形態である光検出装置について、図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1は、この発明の実施の形態である光検出装置の概要構成を模式的に示す斜視図である。また、図2は、図1に示した光検出装置の断面図である。さらに、図3は、図1に示した光検出装置の動作原理の概要を模式的に示す斜視図である。図1〜図3において、細胞などの発光体30から発する蛍光などの光は、複数の光ファイバ10からなる光ファイバ群11を光導波路として伝達される。光ファイバ群11の発光体30側は、コネクタ31によって把持され、光を検出する光電子増倍管17側は、配列変換アレイ12によって把持される。配列変換アレイ12は、コネクタ31側の平行配置された各光ファイバ10の配列を、光電子増倍管17側において軸支穴23aを中心に、円環状に配列変換する。
配列変換アレイ12は、コネクタ13に接続され、配列変換アレイ12から出力される光は、信号切替機構14によって選択され、さらに光減衰機構15によって減衰された後、遮光筒16を介して光電子増倍管17に出力される。光電子増倍管17によって検出された光は、電気コネクタ18を介して光電気信号として出力される。なお、電気コネクタ18は、図示しない電源供給線と入出力信号線を備えた外部コネクタが接続されており、外部電源から光電子増倍管17に対する電源供給を行うコネクタでもある。また、電気コネクタ18を介して出力された光電気信号は、その後、増幅処理およびA/D変換処理などが施され、各種演算処理などが行われる。なお、電気コネクタ18を設けずに、電源供給線と入出力信号線を光電子増倍管17に直接接続するようにしてもよい。
配列変換アレイ12とコネクタ12との接続は、配列変換アレイ12側の軸支穴23aに、信号切替機構14および光減衰機構15の軸23が挿入されることによって、配列変換アレイ12とコネクタ13との中心位置が固定され、配列変換アレイ12の外周に設けられたリブ12aがコネクタ13側の内周に設けられたリブ受け13aに挿入されることによって、配列変換アレイ12とコネクタ13との周方向位置が固定される。
信号切替機構14は、円板状に形成され、その周囲に歯車が形成され、軸23を中心に回転可能に配置され、軸23中心から、軸支穴23aと円環状に配置された光ファイバ端面10aとの半径方向の距離分離隔した位置に1つの孔14aが設けられる。この孔14aは、光ファイバ端面10aの径よりも、やや大きな径であって、円環状に配置された隣の光ファイバ端面10aに重複しない径である。すなわち、信号切替機構14は、この孔14aによって1つの光ファイバ端面10aからの光のみを選択して透過させるようにしている。なお、信号切替機構14の光があたる部分の表面は、光反射率の低い材質で形成し、さらには、その表面に微細な凹凸をつけてざらざらな面に形成することによって光を吸収し、迷光の発生を防止することが好ましい。
光減衰機構15は、信号切替機構14とほぼ同じ形状をなし、必要に応じて信号切替機構14の背面に密着配置される。光減衰機構15は、信号切替機構14とは別個独立に回転制御される。光減衰機構15は、信号切替機構14によって選択された光を減衰させることによってダイナミックレンジを広くしている。すなわち、小さな光量の光に対しては光減衰量を小さくあるいは零とし、大きな光量の光に対しては光減衰量を大きくすることによって、光電子増倍管17が検出できる光のダイナミックレンジを広くしている。なお、光減衰機構15による光減衰は、同じ径の複数孔を円環状に設け、各孔に光減衰率の異なるフィルタを設けるようにしてもよいし、径の異なる複数孔を円環状に設け、径の異ならせることによる光通過量の制限によって減衰量を調整するようにしてもよい。また、これらフィルタと異なる径との組み合わせであってもよい。なお、これらの減衰量の間隔は、光電子増倍管17の光検出範囲以内であることが好ましい。また、光電子増倍管17または光ファイバ端面10aを移動できるようにしておき、光電子増倍管17と光ファイバ端面10aの距離を変更することにより減衰量を調整するようにしても良い。
信号切替機構14および光減衰機構15は、上述したように外周に歯車が形成され、それぞれギア24,25に歯合し、ギア24,25は、それぞれモータ21,22によって回転される。図示しないモータ駆動部による各モータ21,22の駆動制御によってギア24,25の回転量が制御され、所望の光ファイバ端面10aの位置に対応した位置に孔14aを配置することによって所望の光を選択することができ、さらにこの孔14aの位置に、フィルタあるいは異なる径の孔を配置させることによって所望量の光減衰を行うことができる。なお、信号切替機構14および光減衰機構15は、金属で形成してもよいし、樹脂によって形成してもよい。
遮光筒16は、筒状に形成され、光減衰機構15と光電子増倍管17との間に光が伝達する筒状の内部空間を形成する。遮光筒16は、金属あるいは樹脂によって形成され、遮光筒15の内部および外部は、黒色の塗料によって着色される。また、遮光筒16の光電子増倍管17側と光電子増倍管17の遮光筒16側とは螺合するように形成され、光電子増倍管17を回転することによって、光ファイバ端面10aと光電子増倍管17の受光面との距離を調整することができる。また、遮光筒16と光電子増倍管(光検出器)17を移動させることによって光ファイバ端面10aと光電子増倍管17の受光面との距離を調整しても良い。
図4−1に示すように、光電子増倍管17の受光面と光ファイバ端面10aとの間の距離によって光電子増倍管17が受光する光量は変化し、最も光量が多い、すなわち感度が高くなる距離が存在する。これは、光ファイバ端面10aから出射された光の広がりと受光面17aの面積に関係する。模式的に説明すると、図5に示すように、光ファイバ端面10aから出射された光の広がりと受光面17aの面積とが一致したとき効率の良い受光がなされるのに対して、光ファイバ端面10aと受光面17aとの間の距離が近いと受光面17aの面積に比して入射した光の広がりが小さすぎ、逆に距離が遠いと受光面17aの面積に比して入射した光の広がりが大きくなり、いずれの場合にも効率のよい受光がなされないからである。図4に示す例では、17mm近傍が最も感度が高い距離であり、この距離になるように光電子増倍管17を移動して距離を調整すればよい。なお、遮光筒16内に集光レンズ等の光学系を設けるようにしてもよい。この場合、集光レンズを介した光学距離が、上述した距離となるため、これを考慮した距離となるように光電子増倍管17を移動する必要がある。感度の高い距離に設定したら、この距離を保つように光電子増倍管17が移動しないように固定することが好ましい。また、集光レンズは、光ファイバ端面10aと光電子増倍管17の受光面17aとの間であれば、任意の場所に設けてよい。なお、検出器と離す距離は、検出器の受光面積と関係するので、検出器の受光面積が変われば、離す距離もかわる。そこで、光の広がりと受光面積との比で考えると、図4−1より、感度のピークは、ある程度幅を持っているので、受光面17aでの光の広がり(光の当たる面積)が、受光面17aの面積の40%以上とすることが好ましく、70%以上とするとさらに好ましい。受光面積比が40%以上になるように前記の距離を調整すると、図4−2に示すように、受光効率が顕著に向上する。受光面積比が70%以上の範囲では感度が高原状態となるので、前記距離の変動の影響が小さくなる利点もある。
なお、上述したコネクタ13,電気コネクタ18,信号切替機構14、光減衰機構15、ギア24,25、遮光筒16、および光電子増倍管17は、暗箱20内に収容され、モータ21,22は、暗箱20の外部に設けられる。なお、コネクタ13,電気コネクタ18は、外部接続可能な状態で暗箱20に設けられる。光検出部である光電子増倍管17のみが電気コネクタ18を介して暗箱20内に収容されるため、電気的なノイズ混入を防止することができる。暗箱20は、金属あるいは樹脂によって形成され、コネクタ13、電気コネクタ18、モータ21,22とギア24,25との連結部以外は、この暗箱20によって遮光された内部空間を形成し、内側は、黒色の塗料によって着色されている。また、暗箱20は、電気的な接地がなされている。なお、暗箱20内に上述した遮光筒16が設けられるため、暗箱の二重構造が形成され、光ノイズの混入を一層排除することができる。
この暗箱20のコネクタ13に配列変換アレイ12を接続し、電気コネクタ18に光検出処理系および電源供給系を接続することによって光測定を行うことができる。なお、暗箱17は、たとえば、フローサイトメータ内に組み込まれた光検出器として用いられる。
ここで、図6および図7を参照して全ての光ファイバ端面10aから出射された光が受光面17aに対して最適な位置関係となって出射される光ファイバ端面10aの形状について説明する。図6に示すように、光ファイバ端面10aが光ファイバ10の光導波方向に対して垂直にカットあるいは研磨されている場合、配列変換アレイ12内の各光ファイバ10の配置を、光ファイバ10の光導波方向が受光面17aの中央もしくは中心部近傍に向くように斜め配置する。この斜めの角度は、上述した光ファイバ端面10aと受光面17aとの間の最適距離に依存する。なお光ファイバ端面における光量ロスが0.5dB以下にカットまたは研磨されているとなお良い。
また、図7に示すように、光ファイバ端面10aが光ファイバ10の光導波路方向に対して斜めにカットあるいは研磨される場合、この斜めにカットあるいは研磨された光ファイバ端面10aの法線が受光面17aの中央もしくは中心部近傍に向くように配置すればよい。この場合における光ファイバ端面10aの角度も、上述した光ファイバ端面10aと受光面17aとの間の最適距離に依存する。
いずれの場合でも、各光ファイバ端面10aから出射された光が、1つの受光面17aの中心に向くように形成されるので、最適位置関係が形成されるとともに、各光ファイバ端面10aから出射される光の検出ばらつきが少なくなり、測定の安定性を増すことができる。
なお、上述したように、光ファイバ端面10aと受光面17aとの間に光の出射方向を変える光学系を設けるようにしてもよい。また、光ファイバ端面10aと受光面17aとの間の距離は、集光レンズなどを用いて調整してもよいと言及したが、光ファイバのコア径あるいは開口数(N/A数)を小さくして距離を調整するようにしてもよい。
なお、受光面17aの形状は、円形であることが好ましく、円形であることを前提に述べたが、形状は任意であり、たとえば、矩形であってもよい。
また、上述した実施の形態の配列変換アレイ12の光ファイバ端面10aは、軸支穴23aを中心にして円環状に配置されるようにしていたが、図8に示すように円環状の配置を二重(二列)にしてもよい。図8では、円CA上に光ファイバ端面10aが配置され、この円CAの内側に設けた同心円である円CBに沿ってさらに円環上に配置された光ファイバ端面10bを設けている。図8aでは、2列としたが、ファイバをN重(N列)にしても良い。
これは、光ファイバ端面10aを多く配置すると、隣接する各光ファイバ端面10a間の距離が縮まり、最終的には隣接する各光ファイバ端面10a間がつながってしまい、隣接する各光ファイバ端面10aからの光が干渉してしまう。そこで、光ファイバ端面10aが配置される円CAを大きくとればよいが、小型化を阻害することになる。そこで、図8に示すように、隣接する光ファイバ端面10a間であって円CAに比して小さい円CB上に光ファイバ端面10bを配置すれば、光ファイバ端面間からの光の干渉が生じないように密に光ファイバ端面を配置することができる。
この場合、信号切替機構14および光減衰機構15に対応する信号切替機構54および光減衰機構55は、軸23を中心にした円CA,CBに対応した半径を有する2つの孔を設ける必要がある。また、ファイバがN重(N列)の時は、孔もN個設ける必要がある。
さらに、光ファイバ端面は、光ファイバ端面10a,10bのように、円環状に配置されるものには限らない。たとえば、図9に示すように、円弧状に配置した光ファイバ端面10cを有した配列変換アレイ62としてもよい。
また、図10に示すように、格子状に配置された光ファイバ端面10dとしてもよい。この場合、信号切替機構74および光減衰機構75は、回転をせず、上下移動および直線移動を行って、選択すべき光ファイバ端面10dの位置に、信号切替機構74および光減衰機構75に設けた孔の位置を合わせるようにする。より確実に光を検出器に導く為にレンズ等を使ってもよい。
さらに、この場合、信号切替機構74および光減衰機構75を光電子増倍管17側に固定し、図11に示すように、光電子増倍管17自体を上下移動および直線移動を行わせるようにしてもよい。
また、図12に示すように、光ファイバ端面を直線状に配置し、この光ファイバ端面と光電子増倍管17との間に信号切替機構84および光減衰機構85を独立して固定し、信号切替機構84および光減衰機構85に設けられた孔を介して光ファイバ端面からの光を選択できるように、光電子増倍管17を直線移動させるようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、光ファイバ群11の各光ファイバ10が、ほぼ平行に配列され、コネクタ31,12間で一対一に対応して配置されているが、これに限らず、光ファイバ10が交差して配置してもよい。要は、コネクタ12側において選択される光ファイバ10におけるコネクタ31側の配置位置がわかっていればよい。
この発明の実施の形態である光検出装置の概要構成を模式的に示す斜視図である。 図1に示した光検出装置の断面図である。 図1に示した光検出装置の動作原理の概要を模式的に示す斜視図である。 光電子増倍管と光ファイバ端面との間の距離に対する光電子増倍管が検出する光量の関係を示す図である。 受光面積比に対する光電子増倍管が検出する光量の関係を示す図である。 光ファイバ端面と光電子増倍管の受光面との位置関係を模式的に示す斜視図である。 光ファイバ端面が光導波方向に対して垂直にカットあるいは研磨された場合における光ファイバと受光面との関係を示す図である。 光ファイバ端面が光導波方向に対して斜めにカットあるいは研磨された場合における光ファイバと受光面との関係を示す図である。 光ファイバ端面を円環状に二重配置した一例を示す図である。 光ファイバ端面を円弧状に配置した一例を示す図である。 光ファイバ端面を格子状に配置した光検出装置の一例を示す図である。 光ファイバ端面を格子状に配置し、光電子増倍管を移動させて光検出を行う光検出装置の一例を示す図である。 光ファイバ端面を直線状に配置した場合の光検出装置の一例を示す図である。
符号の説明
1 光検出装置
10 光ファイバ
10a,10b,10c,10d 光ファイバ端面
11 光ファイバ群
12,52,62,72,82 配列変換アレイ
12a リブ
13 コネクタ
13a リブ受け
14,54,74,84 信号切替機構
14a 孔
15,55,75,85 光減衰機構
16 遮光筒
17 光電子増倍管
18 電気コネクタ
21,22 モータ
23 軸
23a 軸支穴
24,25 ギア

Claims (12)

  1. 複数の光導波路から同時に出射される光信号を選択的に切り替えて検出する光検出装置であって、
    前記複数の光導波路端を配列変換する配列変換アレイと、
    各光導波路端から出射された光信号を通過させる孔を設け該孔を前記光導波路端に対応して移動させて所定の光信号を選択出力する信号切替機構と、
    前記信号切替機構から出力された光信号を検出する光検出器と、
    前記信号切替機構と前記光検出器との間に設けられ、前記信号切替機構から出力された前記光信号を前記光検出器に伝達する遮光空間を形成する遮光部と、
    前記配列変換アレイと前記信号切替機構とを接続するコネクタ部と、
    前記コネクタ部を外部接続可能状態にし、かつ前記信号切替機構、前記遮光部、および前記光検出器を覆って遮光する暗箱筐体と、
    を備えたことを特徴とする光検出装置。
  2. 前記光検出器は、移動可能であり、該光検出器を移動させて各光導波路端と該光検出器の受光面との間の距離を調整することを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  3. 前記光導波路は、光ファイバであり、該光ファイバのコア径あるいは開口数を変化させて前記距離を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の光検出装置。
  4. 前記光検出器は、前記各光導波路端と前記光検出器の受光面との間の距離が最適となるように固定されていることを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  5. 各光導波路端は、光導波方向に対して垂直にカットあるいは研磨され、前記配列変換アレイ内の各光導波路は、前記光検出器の受光面中央部近傍に向くように配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の光検出装置。
  6. 各光導波路端は、光導波路端から出力された光が前記光検出器の受光面中央部近傍に向くように斜めにカットあるいは研磨されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の光検出装置。
  7. 前記信号切替機構の孔は、前記光導波路端の径に比して大きく、かつ隣接する光導波路端からの光を受けない範囲の大きさであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の光検出装置。
  8. 前記暗箱筐体内の前記信号切替機構と前記遮蔽部との間に、前記信号切替機構から出力された光信号を所定量減衰させる光減衰機構を設け、
    前記光検出器は、前記光減衰機構から出力された光信号を検出することを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  9. 前記光減衰機構は、光学フィルタを用いて前記光信号を減衰させることを特徴とする請求項8に記載の光検出装置。
  10. 前記光減衰機構は、孔の口径の小さくすることによって前記光信号を減衰させることを特徴とする請求項8に記載の光検出装置。
  11. 前記光導波路端と前記光検出器との距離を調整することによって前記光信号を減衰させることを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  12. 前記信号切替機構は、少なくとも前記光信号を受ける部分を光吸収材および/または凹凸形状によって形成して光を吸収させることを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
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