JP2008039351A - 吸引ダクトに於ける粉塵除去装置及び粉塵除去方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉塵を可撓シートの内表面に付着・堆積でき、この粉塵は、開口部を開口するだけの操作で、短時間で確実に除去でき、構成が簡素で、組立てが容易で、取扱いやメンテナンスが容易で、量産に適し、経済的な粉塵除去装置を提供する。
【解決手段】粉塵が付着・堆積し易いダクト1内表面に配設した可撓シート10と、ダクト1に穿設した開口部5と、開口部5を開閉自在となるようにダクト1に装着する蓋板6とを備え、可撓シート10は、可撓性を有するシート材によって形成すると共に、その基端部分をダクト1或いは蓋板6に固定し、可撓シート10の内表面に粉塵が付着して堆積したときには、蓋板6を作動せしめて、開口部5を開くと、開口部5から吸引した空気によって可撓シート10全体が波打つように振動して、内表面に付着・堆積した粉塵を除去できるように構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば、建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去装置及び粉塵除去方法に関するものである。
従来、この種の粉塵除去手段にあっては、例えば、特許文献1に開示されているような粉塵除去装置等がある。
これは、鋳造工場における集塵設備のダクトに付着した粉塵を除去する装置であって、本流ダクトの所定個所の重量をそれぞれ検知する歪センサと、前記本流ダクトの所定個所に装着されて前記本流ダクトの所定個所に付着した粉塵を除去する粉塵除去手段と、を具備し、もって、前記本流ダクトの所定個所の重量の変化により前記歪センサが粉塵の前記本流ダクトの所定個所への付着を検知した時前記粉塵除去手段を作動させるようにしたもので、粉塵除去手段としては、ノズルがそれぞれ装着してあり、このノズルは、図示しない熱風発生装置に図示しない開閉弁を介して接続してある。そして、前記本流ダクトの所定個所の重量の変化により、前記歪センサのいずれかが粉塵の付着を検知した時、前記図示しない開閉弁が開かれ、ノズルのいずれかから熱風が噴射され、この熱風の噴射により、粉塵の本流ダクトへの粘着力が低下して本流ダクトの内面に付着した粉塵が除去されるようにしたものである。
特開平9−19762号公報
しかしながら、前述の如き粉塵除去装置にあっては、ダクトに付着した粉塵を短時間で確実に除去するのが難しい難点があった。しかも、ノズルから噴射される熱風を設けるための設備も必要となり、構成が複雑となると共にコストの負担が大きくなる等の難点があった。
そこで、本発明は、前述の如き難点等を解消できるようにし、付着・堆積した粉塵を短時間で確実に除去でき、構成が簡素で、組立てが容易で、取扱いやメンテナンスが容易で、しかも、経済的となるような吸引ダクトに於ける粉塵除去装置及び粉塵除去方法を提供できるようにすべく創出されたものである。
しかして、請求項1記載の粉塵除去装置にあっては、建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去装置であって、粉塵が付着・堆積し易いダクト1内表面に配設される可撓シート10と、ダクト1に穿設される開口部5と、この開口部5を開閉自在となるようにダクト1に装着される蓋板6とを備え、前記可撓シート10は、可撓性を有するシート材によって形成されると共に、その基端部分がダクト1或いは蓋板6に固定され、可撓シート10の内表面に粉塵が付着して堆積したときには、蓋板6を作動せしめて、開口部5を開くと、開口部5から吸引される空気によって可撓シート10全体が波打つように振動して、内表面に付着・堆積した粉塵を除去できるように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の粉塵除去装置にあっては、建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去装置であって、ダクト1のコーナー部2の外側壁内表面がわに配設される可撓シート10と、ダクト1のコーナー部2に穿設される開口部5と、この開口部5を開閉自在となるようにダクト1に装着される蓋板6とを備え、前記可撓シート10は、可撓性を有するシート材によって形成されると共に、ダクト1のコーナー部2の外側壁内表面部分を覆えるように配され、しかも、その基端部分がダクト1或いは蓋板6に固定され、可撓シート10の内表面に粉塵が付着して堆積したときには、蓋板6を作動せしめて、開口部5を開くと、開口部5から吸引される空気によって可撓シート10全体が波打つように振動して、内表面に付着・堆積した粉塵を除去できるように構成する手段を採用した。
更に、請求項3記載の粉塵除去装置にあっては、開口部5が開閉自在となるように蓋板6を作動せしめられるよう形成されると共に、遠隔操作可能となるよう形成される作動手段7を設ける手段を採用した。
そして、請求項4記載の粉塵除去方法にあっては、建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去方法であって、通常時にあっては、粉塵が付着・堆積し易いダクト1内表面部分を可撓シート10が覆うようになって、粉塵を可撓シート10内表面に付着・堆積させ、この可撓シート10内表面に付着・堆積させた粉塵の量が所定量となったときに、遠隔操作される作動手段7によって蓋板6を作動せしめて、ダクト1に穿設せしめてある開口部5を開き、開口部5から吸引されるダクト1外の空気によって可撓シート10全体を波打つように振動せしめて、その内表面に付着・堆積した粉塵を除去する手段を採用した。
それから、請求項5記載の粉塵除去方法にあっては、建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去方法であって、通常時にあっては、ダクト1のコーナー部2の外側壁内表面部分を可撓シート10が覆うようになって、粉塵を可撓シート10内表面に付着・堆積させ、この可撓シート10内表面に付着・堆積させた粉塵の量が所定量となったときに、遠隔操作される作動手段7によって蓋板6を作動せしめて、ダクト1のコーナー部2に穿設せしめてある開口部5を開き、開口部5から吸引されるダクト1外の空気によって可撓シート10全体を波打つように振動せしめて、その内表面に付着・堆積した粉塵を除去する手段を採用した。
加えて、請求項6記載の粉塵除去方法にあっては、建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去方法であって、通常時にあっては、ダクト1のコーナー部2の外側壁内表面部分を可撓シート10が覆うようになって、粉塵を可撓シート10内表面に付着・堆積させ、この可撓シート10内表面に付着・堆積させた粉塵の量が所定量となったときに、遠隔操作される作動手段7によって蓋板6を揺動せしめると共に、蓋板6にその基端部分を固定してある可撓シート10を移動させ、ダクト1のコーナー部2に穿設せしめてある開口部5を開き、開口部5から吸引されるダクト1外の空気によって可撓シート10全体を波打つように振動せしめて、その内表面に付着・堆積した粉塵を除去する手段を採用した。
従って、本発明の請求項1記載の粉塵除去装置によれば、粉塵を可撓シート10の内表面に付着・堆積させることができ、しかも、この付着・堆積した粉塵は、開口部5を開口するだけの操作で、短時間で確実に除去できるようになる。更に、粉塵除去装置自体の構成が簡素となり、その組立てが容易で、取扱いやメンテナンスが容易となり、量産に適し、既存のダクトにも装着可能で、経済的な粉塵除去装置となる。
そして、可撓シート10は、粉塵が付着・堆積し易いダクト1内表面に配設されるので、ダクト1内に可撓シート10を効率的に配設できるようになる。
特に、可撓シート10全体が波打つように振動して、可撓シート10内表面に付着・堆積した粉塵を除去するので、別途動力等を必要とすることなく、可撓シート10内表面から粉塵を全体的に且つ綺麗に離すことができるようになり、粉塵の除去がスムーズに行えるようになる。
また、本発明の請求項2記載の粉塵除去装置によれば、粉塵を可撓シート10の内表面に付着・堆積させることができ、しかも、この付着・堆積した粉塵は、開口部5を開口するだけの操作で、短時間で確実に除去できるようになる。更に、粉塵除去装置自体の構成が簡素となり、その組立てが容易で、取扱いやメンテナンスが容易となり、量産に適し、既存のダクトにも装着可能で、経済的な粉塵除去装置となる。
特に、可撓シート10は、可撓性を有するシート材によって形成されると共に、ダクト1のコーナー部2の外側壁内表面部分を覆えるように配されているので、ダクト1に於いて粉塵が付着・堆積し易くなっているダクト1のコーナー部2の外側壁内表面に効率的に対応できるようになる。
加えて、可撓シート10全体が波打つように振動して、可撓シート10内表面に付着・堆積した粉塵を除去するので、別途動力等を必要とすることなく、可撓シート10内表面から粉塵を全体的に且つ綺麗に離すことができるようになり、粉塵の除去がスムーズに行えるようになる。
更に、本発明の請求項3記載の粉塵除去装置によれば、可撓シート10の内表面に付着・堆積した粉塵は、作動手段7の遠隔操作によって何時でも除去できるようになり、作業性がより良くなると共に、自動化が可能となり、作業者の作業環境も良好となる。
そして、本発明の請求項4記載の粉塵除去方法によれば、粉塵を可撓シート10の内表面に付着・堆積させることができ、この付着・堆積した粉塵は、遠隔操作される作動手段7で蓋板6を作動して開口部5を開口するだけで、短時間で確実に除去できるようになる。加えて、除去作業が効率良く行えるようになると共に、自動化し易く、作業者の作業環境の改善にも役立つようになる。
特に、可撓シート10全体を波打つように振動せしめて、可撓シート10内表面に付着・堆積した粉塵を除去するので、別途動力等を必要とすることなく、また、システムを停止することなく、可撓シート10内表面から粉塵を全体的に且つ綺麗に離すことができるようになり、粉塵の除去がスムーズに行えるようになる。
それから、本発明の請求項5記載の粉塵除去方法によれば、粉塵を可撓シート10の内表面に付着・堆積させることができ、この付着・堆積した粉塵は、遠隔操作される作動手段7で蓋板6を作動して開口部5を開口するだけで、短時間で確実に除去できるようになる。加えて、除去作業が効率良く行えるようになると共に、自動化し易く、作業者の作業環境の改善にも役立つようになる。
特に、ダクト1に於いて粉塵が付着・堆積し易くなっているダクト1のコーナー部2の外側壁内表面に効率的に対応できるようになる。
更に、可撓シート10全体を波打つように振動せしめて、可撓シート10内表面に付着・堆積した粉塵を除去するので、別途動力等を必要とすることなく、また、システムを停止することなく、可撓シート10内表面から粉塵を全体的に且つ綺麗に離すことができるようになり、粉塵の除去がスムーズに行えるようになる。
加えて、本発明の請求項6記載の粉塵除去方法によれば、粉塵を可撓シート10の内表面に付着・堆積させることができ、この付着・堆積した粉塵は、遠隔操作される作動手段7で蓋板6を作動して開口部5を開口するだけで、短時間で確実に除去できるようになる。また、除去作業が効率良く行えるようになると共に、自動化し易く、作業者の作業環境の改善にも役立つようになる。
特に、ダクト1に於いて粉塵が付着・堆積し易くなっているダクト1のコーナー部2の外側壁内表面に効率的に対応できるようになる。
しかも、開口部5を開くときに可撓シート10も移動するので、可撓シート10全体が波打つように振動し易くなり、可撓シート10の内表面に付着・堆積している粉塵を、より短時間でより確実に除去できるようになる。
更に、可撓シート10全体を波打つように振動せしめて、可撓シート10内表面に付着・堆積した粉塵を除去するので、別途動力等を必要とすることなく、また、システムを停止することなく、可撓シート10内表面から粉塵を全体的に且つ綺麗に離すことができるようになり、粉塵の除去がスムーズに行えるようになる。
以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本発明は、例えば、建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去装置である。
この粉塵除去装置は、粉塵(例えば、砂や、セメントの粉や、鉄粉や、食品の粉や、石膏ボードの粉等も含む)が付着・堆積し易いダクト1内表面に配設される可撓シート10と、ダクト1に穿設される開口部5と、この開口部5を開閉自在となるようにダクト1に装着される蓋板6とを備えたものである。
そして、前記可撓シート10は、可撓性を有するシート材によって形成されると共に、その基端部分がダクト1或いは蓋板6に固定され、可撓シート10の内表面に粉塵が付着して堆積したときには、蓋板6を作動せしめて、開口部5を開くと、開口部5から吸引される空気によって可撓シート10全体が波打つように振動して、内表面に付着・堆積した粉塵を除去できるように構成したものである。
また、粉塵が付着・堆積し易いダクト1内表面としては、例えば、ダクト1のコーナー部2の外側壁内表面があり、この部分に可撓シート10が配設される。
更に、遠隔操作可能な作動手段7を設けて、開口部5が開閉自在となるように蓋板6を作動せしめられるよう形成されている。
前記ダクト1は、例えば、適宜金属材料によって適宜角筒状(或いは、その他の形状でも良い)に形成されている。しかも、そのコーナー部2にあっては、粉塵がなるべく付着し難いように比較的大きな曲面で構成されたものが好ましい。
また、ダクト1内表面には、粉塵等が付着し難くなるような適宜板材で覆ったり、コーティング処理等を施しておいても良い。
前記開口部5は、例えば、矩形状を呈し、この開口部5を矩形状の蓋板6が自在に開閉できるよう形成されている。
尚、開口部5は、コーナー部2に於いてその吸引方向上流がわに配されるようにしてある。
また、開口部5は、比較的大きく構成して、点検口として利用できるようにしても良い。
前記蓋板6は、例えば、図2から図6に示すように、蝶番等を介してダクト1に揺動自在となるように装着しても良いし、図7に示すようにダクト1に対して摺動自在となるように装着しても良い。尚、この蓋板6は、手動によって作動するように構成されたものでも良い。
前記作動手段7は、例えば、適宜エアーシリンダーを利用したものでも良いし、適宜油圧シリンダーを利用したものでも良いし、その他の適宜駆動手段を利用したものでも良く、蓋板6を確実に且つスムーズに作動(揺動或いは摺動)せしめられると共に、遠隔操作可能なものであれば良い。
前記可撓シート10は、例えば、可撓性や強度や耐久性等を備えたゴムシートや、樹脂シートや、適宜複合材で構成されたシート等が利用され、その基端部分がダクト1や蓋板6に固定されるようになっている。すなわち、可撓シート10は、通常は図2、図4の(a)、図5、図6、図7に示すように、ダクト1内の吸引力によってコーナー部2の外側壁内表面に沿うようになっており、開口部5が開いたときには、図3、図4の(b)に示すように、開口部5から吸引されるダクト1外の空気によって(可撓シート10とコーナー部2の外側壁内表面との間にダクト1外の空気が入り込むようになって)可撓シート10がコーナー部2の外側壁内表面から大きく離れて、ダクト1内の吸引力とダクト1外からの空気の流れ込みとによって、全体が波打つように振動するよう構成されている。
図中20はベルトコンベヤで、21は遠心分離機で、22は振動篩で、23は配管で、24は集塵機で、25はファンで、これらやダクト1を利用して建築廃材用選別分離システムが図1のように構成され、本発明の粉塵除去装置は、ダクト1の各コーナー部2に設けられている。
ところで、粉塵除去装置の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ダクト1の具体的構成、形状、寸法、材質、コーナー部2の具体的構成、形状、寸法、材質、開口部5の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、蓋板6の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、作動手段7の具体的構成、配設位置、数、可撓シート10の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
また、前述の如き粉塵除去装置を利用した本発明の粉塵除去方法について説明すると、以下の通りである。
先ず、通常時にあっては、システムのファン25等によって発生するダクト1内の吸引力を利用して(或いは、吸引力を利用しなくても良い)粉塵が付着・堆積し易いダクト1内表面部分を可撓シート10が覆うようになって、粉塵を可撓シート10内表面に付着・堆積させる。
そして、この可撓シート10内表面に付着・堆積させた粉塵の量が所定量となったときに(或いは、所定量となる前でも良いし、或いは、所定量となった後でも良い)、遠隔操作される作動手段7によって蓋板6を作動せしめる。
すると、ダクト1に穿設せしめてある開口部5を開き、開口部5から吸引されるダクト1外の空気によって可撓シート10全体を波打つように振動せしめて、その内表面に付着・堆積した粉塵を除去する。
尚、粉塵が付着・堆積し易いダクト1内表面部分としては、例えば、ダクト1のコーナー部2の外側壁内表面部分があり、この部分を可撓シート10が覆うようにする。
また、可撓シート10の基端部分を作動手段7によって揺動する蓋板6に固定しておいた場合は、蓋板6の揺動と共に可撓シート10が移動し、開口部5から吸引されるダクト1外の空気によって可撓シート10全体がよりスムーズに波打つように振動せしめられて、その内表面に付着・堆積した粉塵をより確実に除去するようになる。
本発明の粉塵除去装置を利用した建築廃材用選別分離システムを例示する概略斜視図である。 本発明の粉塵除去装置を例示する断面図である。 本発明の粉塵除去装置を例示する断面図である。 本発明の粉塵除去装置を例示する概略斜視図である。 本発明の粉塵除去装置の他の実施例を示す断面図である。 本発明の粉塵除去装置の他の実施例を示す断面図である。 本発明の粉塵除去装置の他の実施例を示す断面図である。
符号の説明
1 ダクト
2 コーナー部
5 開口部
6 蓋板
7 作動手段
10 可撓シート
20 ベルトコンベヤ
21 遠心分離機
22 振動篩
23 配管
24 集塵機
25 ファン

Claims (6)

  1. 建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去装置であって、粉塵が付着・堆積し易いダクト内表面に配設される可撓シートと、ダクトに穿設される開口部と、この開口部を開閉自在となるようにダクトに装着される蓋板とを備え、前記可撓シートは、可撓性を有するシート材によって形成されると共に、その基端部分がダクト或いは蓋板に固定され、可撓シートの内表面に粉塵が付着して堆積したときには、蓋板を作動せしめて、開口部を開くと、開口部から吸引される空気によって可撓シート全体が波打つように振動して、内表面に付着・堆積した粉塵を除去できるように構成したことを特徴とする吸引ダクトに於ける粉塵除去装置。
  2. 建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去装置であって、ダクトのコーナー部の外側壁内表面がわに配設される可撓シートと、ダクトのコーナー部に穿設される開口部と、この開口部を開閉自在となるようにダクトに装着される蓋板とを備え、前記可撓シートは、可撓性を有するシート材によって形成されると共に、ダクトのコーナー部の外側壁内表面部分を覆えるように配され、しかも、その基端部分がダクト或いは蓋板に固定され、可撓シートの内表面に粉塵が付着して堆積したときには、蓋板を作動せしめて、開口部を開くと、開口部から吸引される空気によって可撓シート全体が波打つように振動して、内表面に付着・堆積した粉塵を除去できるように構成したことを特徴とする吸引ダクトに於ける粉塵除去装置。
  3. 開口部が開閉自在となるように蓋板を作動せしめられるよう形成されると共に、遠隔操作可能となるよう形成される作動手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の吸引ダクトに於ける粉塵除去装置。
  4. 建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去方法であって、通常時にあっては、粉塵が付着・堆積し易いダクト内表面部分を可撓シートが覆うようになって、粉塵を可撓シート内表面に付着・堆積させ、この可撓シート内表面に付着・堆積させた粉塵の量が所定量となったときに、遠隔操作される作動手段によって蓋板を作動せしめて、ダクトに穿設せしめてある開口部を開き、開口部から吸引されるダクト外の空気によって可撓シート全体を波打つように振動せしめて、その内表面に付着・堆積した粉塵を除去することを特徴とした吸引ダクトに於ける粉塵除去方法。
  5. 建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去方法であって、通常時にあっては、ダクトのコーナー部の外側壁内表面部分を可撓シートが覆うようになって、粉塵を可撓シート内表面に付着・堆積させ、この可撓シート内表面に付着・堆積させた粉塵の量が所定量となったときに、遠隔操作される作動手段によって蓋板を作動せしめて、ダクトのコーナー部に穿設せしめてある開口部を開き、開口部から吸引されるダクト1外の空気によって可撓シート全体を波打つように振動せしめて、その内表面に付着・堆積した粉塵を除去することを特徴とした吸引ダクトに於ける粉塵除去方法。
  6. 建築廃材用選別分離システムや集塵システムやその他のダクトを使用した適宜システムで利用可能となる吸引ダクトに於ける粉塵除去方法であって、通常時にあっては、ダクトのコーナー部の外側壁内表面部分を可撓シートが覆うようになって、粉塵を可撓シート内表面に付着・堆積させ、この可撓シート内表面に付着・堆積させた粉塵の量が所定量となったときに、遠隔操作される作動手段によって蓋板を揺動せしめると共に、蓋板にその基端部分を固定してある可撓シートを移動させ、ダクトのコーナー部に穿設せしめてある開口部を開き、開口部から吸引されるダクト外の空気によって可撓シート全体を波打つように振動せしめて、その内表面に付着・堆積した粉塵を除去することを特徴とした吸引ダクトに於ける粉塵除去方法。
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