JP2008038940A - クラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝達トルク容量を増大しかつ伝達トルク特性の調整が容易なクラッチ装置を提供する。
【解決手段】クラッチ装置1を、第1のクラッチプレート30及びこれが加圧接触する第1のトルク伝達部材10と、第1のクラッチプレート30に対して回転軸方向に離間して配置され、外径が小さい第2のクラッチプレート40と、第1のクラッチプレート30と第2のクラッチプレート40との間に配置され、第2のクラッチプレート40が加圧接触する第2のトルク伝達部材20と、第2のクラッチプレート40に対して第1のクラッチプレート30側と反対側に配置された押圧力発生部材70と、押圧力発生部材70が発生する押圧力によって第1のクラッチプレート30を第1のトルク伝達部材10に押圧しかつその少なくとも一部53が第2のクラッチプレート40の外径側に配置された押圧力伝達部材50とを備える構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のクラッチディスクを備えるクラッチ装置に関するものである。
自動車等の車両において、手動変速機や手動変速機ベースの自動変速機を備えたものは、エンジンと変速機との間において動力を伝達し又は遮断するクラッチ装置を備えている。
クラッチ装置は、エンジンのクランクシャフトに固定されたドライブプレート(フライホイール)と、変速機のインプットシャフトにスプライン結合されたクラッチディスク(クラッチプレート)とを備え、これらをクラッチカバーに備えられたダイアフラムスプリング等で加圧接触させることによって動力の伝達を行う。
また、クラッチ装置は、エンジンの高出力化に対応し、最大伝達トルク容量を増大するため、回転軸方向に複数のクラッチディスクとプレッシャープレートを重ね合わせて配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
これらは、例えばクラッチディスクが2枚であればデュアルクラッチ又はツインクラッチ、3枚であればトリプルクラッチ等と通称されている。
しかし、上述した従来技術のように、複数のクラッチディスク及びプレッシャープレートを重ねた状態で一括して押圧する構成とした場合、微妙な伝達トルク容量の調整が困難であり、クラッチ開放状態からクラッチ締結状態へ移行する際の伝達トルクの変動が大きいという問題があった。
これに対し、クラッチ装置は、周方向に離間して同心円状に配置された2つのクラッチディスクを、それぞれ個別に設けられたオペレーティングシリンダ及びスプリングによって動作させるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、この場合、クラッチディスクを同心円状に配置していることから、一般的なシングルクラッチに対して伝達トルク容量の増大が困難であった。
特開昭54−39752号公報 特開平8−189534号公報
本発明の課題は、伝達トルク容量を増大しかつ伝達トルク特性の調整が容易なクラッチ装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1の発明は、第1のクラッチディスクと、前記第1のクラッチディスクが加圧接触する第1のトルク伝達部材と、前記第1のクラッチディスクに対して回転軸方向に離間して配置され、前記第1のクラッチディスクよりも外径が小さい第2のクラッチディスクと、前記第1のクラッチディスクと前記第2のクラッチディスクとの間に配置され、前記第2のクラッチディスクが加圧接触する第2のトルク伝達部材と、前記第2のクラッチディスクに対して前記第1のクラッチディスク側とは反対側に配置された押圧力発生部材と、前記押圧力発生部材が発生する押圧力によって前記第1のクラッチディスクを前記第1のトルク伝達部材に押圧しかつその少なくとも一部が前記第2のクラッチディスクの外径側に配置された押圧力伝達部材とを備えるクラッチ装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のクラッチ装置において、前記押圧力伝達部材は、その少なくとも一部が、前記第2のトルク伝達部材に形成された開口又は溝部に挿入されることを特徴とするクラッチ装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のクラッチ装置において、前記押圧力発生部材は、前記第1のクラッチディスクを押圧する第1の領域と、前記第2のクラッチディスクを押圧する第2の領域とを一体に形成したダイアフラムスプリングであることを特徴とするクラッチ装置である。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)外径の異なる第1のクラッチディスク及び第2のクラッチディスクを回転軸方向に配列し、外径が大きい第1のクラッチディスクを、第2のクラッチディスクの外径側から押圧力伝達部材で押圧することによって、シングルクラッチ等に対して摩擦面部の面積を大きくして伝達トルク容量を増大することができ、また、各クラッチディスクを一括して押圧する構成と異なり、各クラッチディスクへの押圧力を個別にチューニングできるから、伝達トルク特性の調整も容易となる。
(2)押圧力伝達部材の一部が第2のトルク伝達部材に形成された開口又は溝部を通されることによって、その取り回しが容易となり、クラッチ装置を簡素かつコンパクトにすることができる。
(3)第1のクラッチディスクを押圧する第1の領域、及び、第2のクラッチディスクを押圧する第2の領域を、一体に形成したダイアフラムスプリングを用いることによって、部品点数を低減し、クラッチ装置の構成を簡素化することができる。
本発明は、伝達トルク容量を増大しかつ伝達トルク特性の調整が容易なクラッチ装置を提供するという課題を、第1クラッチプレートを、その一部が第2クラッチプレートの外径側に通された押圧用突起を介して、ダイアフラムスプリングで押圧することによって解決した。
以下、本発明を適用したクラッチ装置の実施例について説明する。このクラッチ装置は、例えば、乗用車等の自動車に備えられ、エンジンと手動変速機との間で動力の伝達及び切断を行うものであって、2枚のクラッチプレートを備えたデュアルクラッチと称されるタイプのものである。
また、このクラッチ装置は、レリーズベアリングをエンジン側へ押し込むことによって切断を行うプッシュタイプのものである。
図1は、実施例のクラッチ装置を、回転軸を含む平面で切って見た断面図である。
クラッチ装置1は、ドライブプレート10、中間板20、第1クラッチプレート30、第2クラッチプレート40、第1プレッシャープレート50、第2プレッシャープレート60、ダイアフラムスプリング70、クラッチカバー80を備えている。
ドライブプレート(第1のトルク伝達部材)10は、図示しないエンジンのクランクシャフト後端部に装着され、エンジン側からの回転トルクを第1クラッチプレート30に伝達するものである。ドライブプレート10は、エンジンのフライホイールとしても機能するものであり、例えばクロムモリブデン鋼等の金属を機械加工してほぼ円盤状に形成されている。
ドライブプレート10は、摩擦面11、係合孔12が形成され、ベアリング13を備えている。
摩擦面11は、ドライブプレート10が第1クラッチプレート30と対向する面部を平面状に形成した部分であって、第1クラッチプレート30が加圧接触され、ドライブプレート10から第1クラッチプレート30側へ回転トルクを伝達する面部である。
係合孔12は、摩擦面の内径側であって、ドライブプレート10のほぼ中心部に形成された開口であって、図示しない変速機のインプットシャフトの中心位置を決めるものである。
ベアリング13は、係合孔12の内径側に圧入された例えば単列深溝玉軸受等の転がり軸受であって、インプットシャフトのエンジン側の端部を回転可能に支持するものである。
中間板(第2のトルク伝達部材)20は、第1クラッチプレート30と第2クラッチプレート40との間に配置されるリング状の部材であって、エンジン側からの回転トルクを第2クラッチプレート40に伝達するものである。中間板20は、ドライブプレート10と同様に金属を機械加工して形成され、その外周縁部において、クラッチカバー80等を介して、ドライブプレート10に対して固定されている。
図2は、中間板20を回転軸方向変速機側から見た図である。
中間板20は、摩擦面21、固定用タブ22、開口23を備えている。
摩擦面21は、中間板20が第2クラッチプレート40と対向する面部を平面状に形成した部分であって、第2クラッチプレート40が加圧接触され、中間板20から第2クラッチプレート40側へ回転トルクを伝達する面部である。
固定用タブ22は、中間板20の外周縁部から、外径側へ突き出して形成され、中間板20をクラッチカバー80に締結するボルトが挿入されるボルト孔22aが形成されている。固定用タブ22は、中間板20の周方向に離間して、ほぼ等間隔に例えば8個設けられている。
開口23は、中間板20を回転軸方向に貫通する矩形の貫通穴であって、第1プレッシャープレート50の押圧用突起53が挿入されるものである。開口23は、摩擦面21の外径側の領域に設けられ、中間板20の周方向における位置が固定用タブ22とほぼ一致する位置に、例えば8個形成されている。
第1クラッチプレート(クラッチディスク)30、第2クラッチプレート(クラッチディスク)40は、変速機のインプットシャフトに設けられた図示しないスプライン軸部に対して、回転軸方向には変位可能にスプライン係合された円盤状の部材であって、エンジン側から回転軸方向に間隔を隔てて順次配列され、その外径は、第1クラッチプレート30のほうが第2クラッチプレート40よりも大きく設定されている。
第1クラッチプレート30は、ドライブプレート10の摩擦面11と、第1プレッシャープレート50の摩擦面51との間に挟持される。また、第2クラッチプレート40は、中間板20の摩擦面21と、第2プレッシャープレート60の摩擦面61との間に挟持される。そして、第1クラッチプレート30及び第2クラッチプレート40は、これらの各摩擦面との摩擦によって、エンジン側からの回転トルクを変速機のインプットシャフトに伝達する。
第1クラッチプレート30及び第2クラッチプレート40は、それぞれ金属板によって形成された芯材の両面に、例えばオルガニック系やセラメタ系等のフェーシング材(摩擦材)を固定したものであって、その中央部には、インプットシャフトのスプライン軸部と係合するスプライン部31,41、及び、回転トルク変動を吸収するためのダンパ部32,42がそれぞれ設けられている。
第1プレッシャープレート50は、第1クラッチプレート30のドライブプレート10側とは反対側の面部に対向して配置されたほぼ円盤状の部材であって、ドライブプレート10に対して回転軸方向に変位可能に支持され、クラッチ装置1の接続時において、ドライブプレート10と協働して第1クラッチプレート30を挟持するとともに、切断時にはドライブプレート10から離間する方向に変位して第1クラッチプレート30を開放するものである。
第1プレシャープレート50は、摩擦面51、ガイド部52、押圧用突起53を備えている。
摩擦面51は、第1プレッシャープレート50が第1クラッチプレート30と対向する面部を平面状に形成した部分であって、接続時に第1クラッチプレート30を押圧する面部である。
ガイド部52は、第1プレッシャープレート50の外周縁部に設けられ、第1プレッシャープレート50をドライブプレート10に対して、回転軸方向に変位可能に支持する部分である。
押圧用突起53は、第1プレッシャープレート50の摩擦面51とは反対側の面部から、変速機側へ突き出して形成され、その一部は中間板20の開口23に挿入されている。押圧用突起53の先端部は、中間板20から変速機側に突き出した状態で配置され、ダイアフラムスプリング70の第1クラッチプレート押圧部73と当接している。
第2プレッシャープレート60は、第2クラッチプレート40の中間板20側とは反対側の面部に対向して配置されたほぼ円盤状の部材であって、中間板20に対して回転軸方向に変位可能に支持され、クラッチ装置1の接続時において、中間板20と協働して第2クラッチプレート40を挟持するとともに、切断時には中間板20から離間する方向に変位して第2クラッチプレート40を開放するものである。
第2プレッシャープレート60は、摩擦面61、ガイド部62、押圧用突起63を備えている。
摩擦面61は、第2プレッシャープレート60が第2クラッチプレート40と対向する面部を平面状に形成した部分であって、接続時に第2クラッチプレート40を押圧する面部である。
ガイド部62は、第2プレッシャープレート60の外周縁部に設けられ、第2プレッシャープレート60を中間板20に対して、回転軸方向に変位可能に支持する部分である。
押圧用突起63は、第2プレッシャープレート60の摩擦面61とは反対側の面部から、変速機側へ突き出して形成され、その先端部はダイアフラムスプリング70の第2クラッチプレート押圧部74と当接している。ここで、押圧用突起63の位置は、上述した第1プレッシャープレート50の押圧用突起53に対して、回転軸に近い側(内径側)に配置されている。
ダイアフラムスプリング(押圧力発生部材)70は、例えばバネ鋼等の弾性を有する板材によって形成され、クラッチ装置1の接続時に、その弾性力により各プレッシャープレートを介して各クラッチプレートを押圧するととともに、切断時においては、図示しないレリーズベアリングに中央部を押圧され変形することによって、上述した押圧力を解除するものである。
図3は、ダイアフラムスプリング70を回転軸方向変速機側から見た図である。
ダイアフラムスプリング70は、環状部71、ベアリング係合部72、第1クラッチプレート押圧部73、第2クラッチプレート押圧部74を一体に形成したものである。
環状部71は、回転軸とほぼ同心に配置されたリング状の領域であって、支点71a(図1参照)によって、ベアリング係合部72、第1クラッチプレート押圧部73、第2クラッチプレート押圧部74が周方向に沿った軸回りに回転(揺動)することを妨げないように支持されている。
ベアリング係合部72は、環状部71の内周縁部から内径側へ突き出して形成されたダイアフラムスプリング70のフィンガーであって、環状部71の周方向に沿って、例えば16本設けられている。このベアリング係合部72は、クラッチの切断時に、図示しないクラッチペダルの操作と連動して、レリーズベアリングによってエンジン側へ押圧される部分である。
第1クラッチプレート押圧部73及び第2クラッチプレート押圧部74は、それぞれ環状部71の外周縁部から外径側へ突き出して形成されたダイアフラムスプリング70のフィンガーであって、それぞれ第1プレッシャープレート50の押圧用突起53、第2プレッシャープレート60の押圧用突起63の先端部をエンジン側へ押圧する部分である。
第1クラッチプレート押圧部73及び第2クラッチプレート押圧部74は、環状部71の周方向に沿って交互に配列され、例えば8本ずつが設けられている。これらの第1クラッチプレート押圧部73及び第2クラッチプレート押圧部74は、環状部71の周方向における位置が、ベアリング係合部72とほぼ一致して配置されている。
また、第1クラッチプレート押圧部73の長さ(環状部71の外周縁部から外径側への突出量)は、上述した押圧用突起53,63の位置に対応して、第2クラッチプレート押圧部74よりも長く形成されている。
ここで、第1クラッチプレート押圧部73及び第2クラッチプレート押圧部74の長さや周方向における幅等を含めた形状は、クラッチ装置1の操作時において、各クラッチプレートの伝達トルク変動特性が良好となるように適宜設定される。
クラッチ装置1の切断時においては、ベアリング係合部72がエンジン側へ押し込まれることによって、第1クラッチプレート押圧部73及び第2クラッチプレート押圧部74は、それぞれ支点71a付近を中心として、周方向に沿った軸回りに回転(揺動)し、その先端部が変速機側へ変位して、第1プレッシャープレート50の押圧用突起53、第2プレッシャープレート60の押圧用突起63への押圧力を解除する。これによって、第1クラッチプレート30及び第2クラッチプレート40は開放され、回転トルクは遮断される。
クラッチカバー80は、クラッチ装置1の変速機側の領域をカバーするとともに、ダイアフラムスプリング70を支持するリング状の部材であって、ドライブプレート10及び中間板20に対して固定されている。
以上説明した本実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)第1クラッチプレート30及び第2クラッチプレート40を回転軸方向に配列し、外径が大きい第1クラッチプレート30を、第2クラッチプレート40の外径側から第1プレッシャープレート50の押圧用突起53を介して押圧することによって、クラッチ装置1の外径を過度に大型化することなく摩擦面部の総面積を大きくして伝達トルク容量を増大することができ、また、このような構成とすることによって、各クラッチプレートへの押圧力を個別にチューニングできるから、伝達トルク特性の調整も容易となる。
すなわち、第1プレッシャープレート50による第1クラッチプレート30の押圧と、第2プレッシャープレート60による第2クラッチプレート40の押圧とを独立して制御できるから、例えば、クラッチ装置1を切断(開放)状態から接続(締結)状態へ移行させる際に、いずれか一方のクラッチプレートを先に連結させ、その後他方を連結するようにダイアフラムスプリング70の押圧力(バネ力)及び押圧用突起53,63の長さを調整して、急激に伝達トルクが上昇することを防止し、伝達トルクの変化によるショックを緩和することができる。
(2)押圧用突起53が中間板20に形成された開口23を通されることによって、クラッチ装置を簡素かつコンパクトにすることができる。
(3)第1クラッチプレート押圧部73、及び、第2クラッチプレート押圧部74を一体に形成したダイアフラムスプリング70を用いることによって、部品点数を低減し、クラッチ装置1の構成を簡素化することができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)実施例は、例えば、2枚のクラッチディスクを備えたデュアルクラッチ(ツインクラッチ)であったが、本発明は、例えば3枚以上のクラッチディスクを備えたものであっても適用することができる。
(2)実施例は、各クラッチディスクを、一体に形成されたダイアフラムスプリングによって押圧しているが、これらをそれぞれ個別に設けられた押圧力発生部材によって押圧する構成としてもよい。
(3)実施例は、第2のトルク伝達部材である中間板に形成された開口に押圧力伝達部材の一部である押圧用突起を挿入する構成としたが、開口に代えて例えば溝部としても同様の効果を得ることができる。
(4)実施例のクラッチ装置は、プッシュタイプであるが、本発明はこれに限らず、プルタイプのクラッチ装置にも適用することができる。
本発明を適用したクラッチ装置の実施例における断面図である。 図1のクラッチ装置の中間板を回転軸方向から見た図である。 図1のクラッチ装置のスプリングを回転軸方向から見た図である。
符号の説明
1 クラッチ装置
10 ドライブプレート
20 中間板
30 第1クラッチプレート
40 第2クラッチプレート
50 第1プレッシャープレート
60 第2プレッシャープレート
70 ダイアフラムスプリング
80 クラッチカバー

Claims (3)

  1. 第1のクラッチディスクと、
    前記第1のクラッチディスクが加圧接触する第1のトルク伝達部材と、
    前記第1のクラッチディスクに対して回転軸方向に離間して配置され、前記第1のクラッチディスクよりも外径が小さい第2のクラッチディスクと、
    前記第1のクラッチディスクと前記第2のクラッチディスクとの間に配置され、前記第2のクラッチディスクが加圧接触する第2のトルク伝達部材と、
    前記第2のクラッチディスクに対して前記第1のクラッチディスク側とは反対側に配置された押圧力発生部材と、
    前記押圧力発生部材が発生する押圧力によって前記第1のクラッチディスクを前記第1のトルク伝達部材に押圧しかつその少なくとも一部が前記第2のクラッチディスクの外径側に配置された押圧力伝達部材と
    を備えるクラッチ装置。
  2. 請求項1に記載のクラッチ装置において、
    前記押圧力伝達部材は、その少なくとも一部が、前記第2のトルク伝達部材に形成された開口又は溝部に挿入されること
    を特徴とするクラッチ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のクラッチ装置において、
    前記押圧力発生部材は、前記第1のクラッチディスクを押圧する第1の領域と、前記第2のクラッチディスクを押圧する第2の領域とを一体に形成したダイアフラムスプリングであること
    を特徴とするクラッチ装置。
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