JP2008038931A - 振動低減体、電気掃除機及び電気機器 - Google Patents
振動低減体、電気掃除機及び電気機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008038931A JP2008038931A JP2006210080A JP2006210080A JP2008038931A JP 2008038931 A JP2008038931 A JP 2008038931A JP 2006210080 A JP2006210080 A JP 2006210080A JP 2006210080 A JP2006210080 A JP 2006210080A JP 2008038931 A JP2008038931 A JP 2008038931A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- reducing body
- vibration reducing
- housing
- reduction rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
【解決手段】振動低減体10は、所定の厚さの板材の一方の面に、所定の幅wと所定の高さhとを有するリブ50で複数の多角形状パターン(六角形)を形成したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
また、本発明に係る電気掃除機は、筐体内にモータを内蔵している電気掃除機であって、筐体の少なくとも一面に、前記の振動低減体を適用したことを特徴とする。さらに、本発明に係る電気機器は、前記の振動低減体を筐体または構成部材に適用したことを特徴とする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る振動低減体10を説明するための説明図である。図1に基づいて、振動低減体10の構成及び振動低減について説明する。図1(a)が振動低減体10の平面図を、図1(b)がA−A断面図をそれぞれ示している。図1に示すように、この振動低減体10は、所定の厚さの板材の一方の面に複数の六角形(ハニカム形状)をパターン形成している。
振動発生源となるモータや圧縮機等の可動体が稼働すると、それに伴い振動が発生する。この振動は、可動体を収容する筐体に伝播し、振動音とともに外部に漏洩することになる(放射音)。この放射音(騒音)を低減する対策としては、筐体を保護カバーで覆って放射音を低減したり、筐体に制振シートを組み入れて振動を抑制したりすることが考えられる。これらの保護カバーや制振シート等の対策部品は、一般的に、厚くすればするほど、重くすればするほど振動低減効果が向上する。それは、厚いほど透過音を減少させることができ、重いほど振動が伝播しにくくなるからである。
図5は、本発明の実施の形態2に係る振動低減体10aを説明するための説明図である。図5に基づいて、振動低減体10aの構成について説明する。なお、実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。図5(a)が振動低減体10aの平面図を、図5(b)がA−A断面図をそれぞれ示している。図5に示すように、この振動低減体10aは、所定の厚さの板材に複数の三角形をパターン形成している。
図6は、本発明の実施の形態3に係る振動低減体10bを説明するための説明図である。図6に基づいて、振動低減体10bの構成について説明する。なお、実施の形態3では実施の形態1及び実施の形態2との相違点を中心に説明するものとする。図6(a)が振動低減体10bの平面図を、図6(b)がA−A断面図をそれぞれ示している。図6に示すように、この振動低減体10bは、所定の厚さの板材に複数の四角形をパターン形成している。
図7は、本発明の実施の形態4に係る振動低減体10cを説明するための説明図である。図7に基づいて、振動低減体10cの構成について説明する。なお、実施の形態4では実施の形態1〜実施の形態3との相違点を中心に説明するものとする。図7(a)が振動低減体10cの平面図を、図7(b)がA−A断面図をそれぞれ示している。図7に示すように、この振動低減体10cは、所定の厚さの板材に複数の六角形(ハニカム形状)をパターン形成している。
実施の形態5.
図8は、振動低減体10を適用した電気掃除機100の概略構成を示す側部断面図である。図8に基づいて、実施の形態1に係る振動低減体10を適用した電気掃除機100について説明する。ここでは、振動低減体10を適用した電気掃除機100を例に説明するが、振動低減体10a〜振動低減体10cを電気掃除機100に適用してもよい。なお、振動低減体10のリブ50を下向きにして適用してもよい。
電気掃除機100の電源スイッチがONされると、モータ103が回転し電動送風機108が駆動され、床面等の塵埃が吸込具により空気とともに吸引され、集塵部102に吸込まれる。このモータ103は、高速回転しており、回転に伴って振動が発生する。このモータ103は、筐体101内でモータ押さえ105によって固定されている。したがって、モータ103の回転で発生した振動は、筐体101に直接伝播することになる。また、この振動に伴って振動音も発生する。
図9は、振動低減体10を適用した空気調和装置の室外ユニット200の概略構成を示す断面図である。図9に基づいて、実施の形態1に係る振動低減体10を適用した室外ユニット200について説明する。ここでは、振動低減体10を適用した室外ユニット200を例に説明するが、振動低減体10a〜振動低減体10cを食器洗浄機200に適用してもよい。なお、振動低減体10のリブ50を下向きにして適用してもよい。
空気調和装置の冷房運転または暖房運転が開始されると、圧縮機202が駆動し冷媒配管から供給される冷媒を圧縮する。この圧縮機202は、高速回転しており、回転に伴って振動が発生する。この圧縮機202は、筐体201内に支持部205等によって固定されている。したがって、圧縮機202の回転で発生した振動は、筐体201全体に直接伝播することになる。また、この振動に伴って筐体201の全体から振動音も発生する。
図10は、振動低減体10を適用した洗濯機300の概略構成を示す断面図である。図10に基づいて、実施の形態1に係る振動低減体10を適用した洗濯機300について説明する。ここでは、振動低減体10を適用した洗濯機300を例に説明するが、振動低減体10a〜振動低減体10cを洗濯機300に適用してもよい。なお、振動低減体10のリブ50を下向きにして適用してもよい。この洗濯機300は、脱水槽302を吊り下げ支持する吊り下げ方式を採用している。
洗濯機300の運転が開始されると、モータ306が回転することで内槽304が回転駆動する。内槽304は、洗濯工程においては低速で回転され、脱水工程においては徐々に高速で回転されるようになっている。この脱水工程における高速回転のときに、モータ306で発生する回転に伴って振動が発生する。この振動は、吊り棒303を介して筐体301に伝播することになり、この振動に伴って筐体301からは振動音も発生する。
Claims (4)
- 所定の厚さの板材の一方の面に、
所定の幅wと所定の高さhとを有するリブで複数の多角形状パターンを形成した
ことを特徴とする振動低減体。 - 前記所定の幅wと前記所定の高さhとを1<w/h<2の範囲で前記リブを形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の振動低減体。 - 筐体内にモータを内蔵している電気掃除機であって、
前記筐体の少なくとも一面に、前記請求項1または2に記載の振動低減体を適用した
ことを特徴とする電気掃除機。 - 前記請求項1または2に記載の振動低減体を筐体または構成部材に適用した
ことを特徴とする電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006210080A JP2008038931A (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | 振動低減体、電気掃除機及び電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006210080A JP2008038931A (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | 振動低減体、電気掃除機及び電気機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008038931A true JP2008038931A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39174202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006210080A Pending JP2008038931A (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | 振動低減体、電気掃除機及び電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008038931A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010202394A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのピット遮蔽体 |
JP2016014791A (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-28 | シャープ株式会社 | 送風システム及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2017150536A (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | マツダ株式会社 | 構造体のケースの製造方法及びそのケース |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54167707U (ja) * | 1978-05-16 | 1979-11-26 | ||
JPS5629342U (ja) * | 1979-08-13 | 1981-03-19 | ||
JPS59182429U (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-05 | 日産自動車株式会社 | 車両用パワ−ユニツトの騒音低減装置 |
JPS6367649U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-07 | ||
JPH0316545A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気掃除機 |
JPH07313408A (ja) * | 1994-05-24 | 1995-12-05 | Tec Corp | 電気掃除機 |
JP2000040482A (ja) * | 1998-07-22 | 2000-02-08 | Jeol Ltd | 防振用ベースプレート |
-
2006
- 2006-08-01 JP JP2006210080A patent/JP2008038931A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54167707U (ja) * | 1978-05-16 | 1979-11-26 | ||
JPS5629342U (ja) * | 1979-08-13 | 1981-03-19 | ||
JPS59182429U (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-05 | 日産自動車株式会社 | 車両用パワ−ユニツトの騒音低減装置 |
JPS6367649U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-07 | ||
JPH0316545A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気掃除機 |
JPH07313408A (ja) * | 1994-05-24 | 1995-12-05 | Tec Corp | 電気掃除機 |
JP2000040482A (ja) * | 1998-07-22 | 2000-02-08 | Jeol Ltd | 防振用ベースプレート |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010202394A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのピット遮蔽体 |
JP2016014791A (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-28 | シャープ株式会社 | 送風システム及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2017150536A (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | マツダ株式会社 | 構造体のケースの製造方法及びそのケース |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9266049B2 (en) | Air-conditioner and controlling method thereof | |
KR20130125947A (ko) | 소음저감부가 구비된 가전기기 | |
JP2008104478A (ja) | 洗濯乾燥機 | |
JP4879248B2 (ja) | 消音構造体、電気掃除機、及び、空気調和装置 | |
JP5195488B2 (ja) | 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 | |
JP2008038931A (ja) | 振動低減体、電気掃除機及び電気機器 | |
KR100717680B1 (ko) | 소음저감형 공기조화기 | |
JP6234189B2 (ja) | 家電製品の吸音部材の取付構造及び家電製品 | |
US20110234073A1 (en) | Cabinet Pressing | |
KR20080055273A (ko) | 천정형 공기조화기 | |
CN112168075B (zh) | 扫地机器人 | |
JP4942716B2 (ja) | 吸音構造体、電気機器、電気掃除機、及び、吸音構造体の製造方法 | |
CN111677697A (zh) | 一种清扫车风机消音装置 | |
JP2010038460A (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
CN207146714U (zh) | 钣金组件、空调器室外机和空调器 | |
CN213019940U (zh) | 空调室内机和空调 | |
CN211059034U (zh) | 一种便于安装且具有降噪结构的管道风机 | |
JP4829556B2 (ja) | 送風機用の低騒音ファン装置 | |
JP2012193934A (ja) | 浴室換気空調装置 | |
CN207975794U (zh) | 一种暖通空调用防堵塞性能好的通风装置 | |
KR101828337B1 (ko) | 흠음재 및 소음 저감형 공기순환기 | |
JP6998011B2 (ja) | エアファンの消音器 | |
JP4882664B2 (ja) | 洗濯乾燥機 | |
JP2007263386A (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
KR100829135B1 (ko) | 공기조화기용 실내기의 소음 방지장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100205 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100720 |