JP2008037580A - シート搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グロス、コート紙等の特殊シート材に対しても重送を防ぐことができるシート搬送装置を提供する。
【解決手段】シート積載装置1から複数枚のシートが給送され、フィードローラ4及びリタードローラ5によって分離されずに搬送された場合に、フィードローラ4とリタードローラ5を装置本体にシートを搬送する方向に回転させて、複数枚のシートの先端を、静止状態の搬送ローラ対14のニップ部に突き当てて、フィードローラ4側のシートに対してフィードローラ4側に第1のループL1を形成するとともに、複数枚のシートの内、リタードローラ5側のシートをフィードローラ4側のシートよりも余分に搬送することにより、リタードローラ5側のシートに対して、第1のループとは逆方向に第2のループL2を形成するように、フィードローラ4及びリタードローラ5を回転制御する制御手段を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に用いるシート搬送装置に関し、特にシートを一枚ずつに分離する分離機構に関するものである。
従来、複写機、ファクシミリ、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に使用されるシート搬送装置として、たとえば、図6に示すようなシート搬送装置が知られている(特許文献1参照)。このシート搬送装置は、複数枚のシートが積載収納されているシート積載装置101からシート102を給送するピックアップローラ103と、給送されたシート102を装置本体へ搬送するフィードローラ104とを備えている。フィードローラ104にはリタードローラ105が対向配置され、シート積載装置101から給送されたシート102が複数枚の場合には、前記リタードローラ105が装置本体へ搬送する方向と逆方向に回転してシートを分離する。
しかし、複数シートの分離手段としてリタードローラ105を用いるだけでは完全に分離が行われない場合があった。そこでこの従来技術では、ピックアップローラ103と、フィードローラ104及びリタードローラ105の間に、ピックアップローラ103により給送されたシート102が1枚か複数枚かを検知するセンサ106を設けた。さらに、ピックアップローラ103の下流側に、逆転ローラ107と逆転ローラ107に対向配置された、従動ローラ108とを設けた。
シート102が給送されシート通過領域109を通過する際に、センサ106によって給送されるシート102が複数枚であることを検知した場合は、逆転ローラ107がシート通過領域109に進出し、複数枚のシートを1枚ずつに分離する。
しかしこの従来例1のように、リタードローラ105と逆転ローラ107により、分離手段を二重に設けた構成でも、ある特定環境下における、グロス、コート紙といった特殊紙では、シート間の密着力が強力なために分離できず重送してしまう場合がある。
一方、従来例2として、図7に示すようなシート搬送装置も知られている(特許文献2参照)。従来例2は、シート202を収納する積載装置201を備え、積載収納されたシート202後端部に給送方向に対して順逆方向に回転停止可能で、且つ押圧可能な補助ローラ210を備えている。一方、積載収納されたシート202の前端部には給送方向に回転停止可能な給送ローラ211と、この給送ローラ211に対向配置された摩擦分離板212とが設けられ、シート後端部にはセンサ213が設けられている。
シート202を給送する際は、給送ローラ211と補助ローラ210の間でタイミングを計り、シート202にループを形成して、最上位のシートを複数枚シートから分離する。さらに摩擦分離板212においてもシートの分離を行うことが可能な構成となっている。
また、最上位のシートから分離されて摩擦分離板212上に残ったシートを、補助ローラ210を給送方向に対し逆回転させることによって、給送方向とは逆方向へ戻す。この際、シート後端部に設けたセンサ213が給送方向とは逆方向に戻されたシートの後端部を検知し、シート202を積載装置201に落とし込む。
しかしこの従来例2のように、シートの広い部分でループを形成しても、グロス、コー
ト紙といった特殊紙ではシート間の密着力が強力なため、シートを分離させることは困難であった。
特開平5−43073号公報 特開平5−147752号公報
本発明は、上記した従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、グロス、コート紙等の特殊シート材に対しても重送を防ぐことができるシート搬送装置を提供することにある。
上記目的を達成する為に本発明にあっては、複数枚のシートが積載収納されているシート積載装置から給送されたシートを装置本体へ搬送するフィードローラと、前記フィードローラに対向配置されて、前記シート積載装置から給送されたシートが複数枚の場合には、装置本体へ搬送する方向と逆方向に回転して、該複数枚のシートを1枚のシートに分離するリタードローラと、前記フィードローラと前記リタードローラの下流側に設けられた搬送ローラ対と、を備えたシート搬送装置において、前記シート積載装置から複数枚のシートが給送され、前記フィードローラ及び前記リタードローラによって分離されずに搬送された場合に、前記フィードローラと前記リタードローラを装置本体にシートを搬送する方向に回転させて、前記複数枚のシートの先端を、静止状態の前記搬送ローラ対のニップ部に突き当てて、フィードローラ側のシートに対してフィードローラ側に第1のループを形成するとともに、前記複数枚のシートの内、リタードローラ側のシートをフィードローラ側のシートよりも余分に搬送することにより、リタードローラ側のシートに対して、第1のループとは逆方向に第2のループを形成するように、フィードローラ及びリタードローラを回転制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明のシート搬送装置によれば、フィードローラ及びリタードローラによって分離出来ずに重送されたシートを1枚ずつに分離することが可能となる。よってグロス、コート紙といった密着力が強力なシートに対してもシートの分離を行うことができる。
以下、本発明の実施例を図1乃至図5に基づいて詳細に説明する。
(実施例1)
まず、図1乃至図3を用いて本発明の実施例1に係るシート搬送装置について説明する。図1は実施例1に係るシート搬送装置のシート分離部分の構成を示したものである。図2は実施例1に係るシート搬送装置の制御構成を示すものである。図3は実施例1に係るシート搬送装置のループ形成手段を示すフローチャートである。
実施例1に係るシート搬送装置は、複数枚のシート2が積載収納されているシート積載装置1と、積載されている複数シートの最上位のシートに当接し、最上位のシートから給送するピックアップローラ3とを備えている。このピックアップローラ3の下流側には、シート積載装置1から給送されたシート2を画像形成装置等の装置本体へ搬送するフィードローラ4と、フィードローラ4に対向配置されるリタードローラ5とが設けられている(図1A参照)。
シート積載装置1から給送されたシート2が複数枚の場合には、リタードローラ5はシートを装置本体へ搬送する方向と逆方向に回転して複数シートを1枚ずつに分離する。フ
ィードローラ4とリタードローラ5のさらに下流側には一対の搬送ローラ14a、14bによって構成される搬送ローラ対14が設けられ、搬送ローラ対14の下流側には一対のローラ15a、15bによって構成されるレジストローラ対15が配置されている。
フィードローラ4、リタードローラ5のローラ対と搬送ローラ対14の間には、補助分離手段としての揺動式シート搬送ガイド対19が設けられ、搬送ローラ対14とレジストローラ対15の間には固定されたシート搬送固定ガイド20が設置されている。シート2を積載している積載台16はアクチュエータによって回動するレバー17によって上昇し、ピックアップローラ3がシート2を送り出す位置を一定に維持できる構成になっている。
次に、本実施例に係るシート搬送装置の動作概要を説明する。
シートを給送する際は、シート積載装置1に積載された複数枚のシートの最上位のシート2にピックアップローラ3が当接し、シート2をフィードローラ4とリタードローラ5のニップ部に送り出す。そして送り出されたシートに対して、ここで第1の分離が行われる。この時点で大抵のシートが1枚ずつに分離され、リタードローラ5は不図示のトルクリミッタの作用により装置本体へ搬送する方向に回転し、分離されたシートはフィードローラ4、リタードローラ5によって下流側の搬送ローラ対14に送られる。
本実施例で用いられる不図示のトルクリミッタは、リタードローラ5に伝達される逆回転方向の駆動トルクを所定の大きさに制限するものである。リタードローラ5には、駆動機構側からトルクリミッタを介して伝達される駆動トルクと、シート2を介してフィードローラ4側から作用する摩擦トルクが作用している。
シート2が1枚の場合は、シート2とリタードローラ5間の摩擦トルクが、トルクリミッタを介してリタードローラ5に伝達される駆動トルクと比較して相対的に大きくなるので、トルクリミッタが空回りしてリタードローラ5がフィードローラ4と連れ回りする。
一方、シート2が複数枚送られる重送状態では、シート同士のすべりなどにより、リタードローラ5に伝達される摩擦トルクが減少する。その結果、トルクリミッタを介してリタードローラ5に伝達される駆動トルクが摩擦トルクよりも相対的に大きくなるので、リタードローラ5が逆回転し、フィードローラ4側のシートに対しリタードローラ5側のシートがシート積載装置1に戻される。
しかし、シート2がグロス、コート紙といった特殊紙の場合、シート間の吸着力が強く、摩擦トルクが駆動トルクよりも相対的に大きくなるので、リタードローラ5が空回りしてフィードローラ4と連れ回りする場合がある。このように完全に分離できなかった場合、シートは分離されないまま搬送ローラ対14に送られる。
フィードローラ4、リタードローラ5及び搬送ローラ対14は図2に示すように、CPU等の制御装置21によって制御される。フィードローラ4はシート2を下流側に送る正回転方向に駆動可能であり、リタードローラ5は正逆両回転方向に駆動可能で、制御装置21により正回転、逆回転が制御される。また、搬送ローラ対14もシート2を下流側に送る方向に回転制御される。
制御装置21にはフィードローラ4、リタードローラ5のローラ対と搬送ローラ対14の搬送経路間に設けられたセンサ18が接続され(図1B参照)、センサ18から搬送経路に進入するシート先端の検出信号が入力される。搬送経路に進入するシートの先端をセンサ18が検出し、制御装置21に検出信号が入力されると、複数枚シートを1枚ずつに
分離する為に、制御装置21がフィードローラ4、リタードローラ5、搬送ローラ対14を制御する。
以下、補助分離手段19、フィードローラ4、リタードローラ5、搬送ローラ対14を用いた複数枚シートの分離方法について、図1及び図3を用いて説明する。図3は複数枚シートの分離方法のチャート図を示したものである。
補助分離手段19による複数シートの分離は、フィードローラ4及びリタードローラ5による第1の分離で複数枚シートが分離されずに搬送されてきた場合に行われる。フィードローラ4とリタードローラ5によって第1の分離を行う際は、フィードローラ4は正回転駆動、リタードローラ5が逆回転駆動であり、搬送ローラ対14は停止状態である(図3S1参照)。
シートが搬送され、シートの先端がセンサ18によって検知されると、リタードローラ5が逆回転から正回転に切り替えられる(図3S2、S3参照)。そして、フィードローラ4とリタードローラ5によって送られたシート2は停止状態の搬送ローラ対14のニップ部に突き当たり、フィードローラ4側のシート2aに対し、フィードローラ4側に第1ループL1が形成される。
このとき、センサ18によってシートの先端を検知してから、シート2aが一定ループ量を形成するのに必要な時間T1を経過させた後に、搬送ローラ対14を起動させることによって、シート2aの第1ループL1のループ量が制御される(図3S4参照)。この第1ループL1のループ量は、ループ形成限界付近まで形成される。ループ形成限界とは、ループを形成するシートとシート搬送可動ガイド19との間にループ形成のスペースが無い状態である。
一方、センサ18によってシート2の先端を検知した後、正回転に切り替えられたリタードローラ5の速度Vrは、シート送り方向にフィードローラ4の速度Vfよりも早い速度で回転する。これによって、リタードローラ5側のシート2bがフィードローラ4側のシート2aに対し余分に搬送されることになる。
ループ形成限界量に達したフィードローラ4側のシート2aに対しリタードローラ5側のシート2bはループ量が大きくなるため、シート2bは第1ループL1から逃げるようにリタードローラ5側に第2ループL2を形成する。ここでリタードローラ5の回転を制限する不図示のトルクリミッタは、逆転方向の駆動トルクは所定の大きさに制限するが、正回転方向の駆動トルクについては、制限なく伝達するような構成であればよい。
また、揺動式のシート搬送ガイド19は、シート搬送経路に対して上下に配置される第1可動ガイド19aと第2可動ガイド19bを備えている。この第1可動ガイド19aと第2可動ガイド19bは、シート2の第1、第2ループL1、L2形成時のシートのコシにより揺動し、第1ループL1と第2ループL2の形成方向を非対称とする(図1B参照)。
第1可動ガイド19aは、一端が搬送経路のフィードローラ4とリタードローラ5のニップ部近傍の支点に揺動自在に支持されている。他端は送り方向に伸びた自由端で、フィードローラ側のシート2aの第1ループL1の頂部より、装置本体へ搬送する方向とは逆方向の斜面に当接している。この第1可動ガイド19aによって第1ループL1の斜面を前方に押し、頂部を装置本体へ搬送する方向に変位させてシート2aに対して装置本体へ搬送する方向への推力Faを働かせている(図1B参照)。
また、第2可動ガイド19bは、一端が搬送ローラ対14のニップ部近傍の支点に揺動自在に支持されている。他端はシートを装置本体へ送る方向とは逆側に伸びた自由端で、シート2bの第2ループL2の頂部より、シートを装置本体へ送る方向側の斜面に当接している。この第2可動ガイド19bによって第2ループL2の斜面を押し、シート2bに対して、シートを装置本体へ送る方向とは逆方向の推力Fbを働かせている。
このように、第1、第2可動ガイド19a、19bを、ループに当接させつつ揺動させることにより、フィードローラ4側のシート2a及びリタードローラ5側のシート2bに、シート搬送経路に対し非線対称の第1、第2ループL1、L2を形成する。
さらに、第1可動ガイド19aの自由端と搬送ローラ対14のニップ部間には、第1ループL1の頂部より前方斜面を案内する第1固定ガイド19cが設けられている。同様に、下側の第2可動ガイド19bとフィードローラ4、リタードローラ5間のニップ部間には、第2固定ガイド19dが設けられている。第1固定ガイド19cは、搬送ローラ対14のニップ部近傍から第1ループL1の斜面に沿って上方に傾斜する傾斜部が設けられている。
以上の構成により、重送されるシート2a、2bに対し、第1、第2ループL1、L2を垂直方向に互いに反対の向きに形成するため、複数のシートを1枚ずつに分離することができる。
そして複数シートを1枚ずつに分離した後は、リタードローラ5を正回転から逆回転方向に切り替えると共に、搬送ローラ対14を駆動する(S5参照)。それによりフィードローラ4側のシート2aは、搬送ローラ対14によってレジストローラ対15側に搬送され、リタードローラ5側のシートはシート積載装置1に戻される。
(実施例2)
次に図4を用いて本発明の実施例2に係るシート搬送装置について説明する。この実施例2では、実施例1と異なる点についてのみ説明するものとし、同一の構成部分については同一の符号を付して説明を省略する。
この実施例2では、フィードローラ4、リタードローラ5の下流側に、実施例1の搬送ローラ対14の代わりに、第2フィードローラ24、第2リタードローラ25を配置したものである(図4参照)。実施例1と同様に、フィードローラ4、リタードローラ5で分離しきれなかったシートを、停止させた第2フィードローラ24、第2リタードローラ25のニップに突き当てて第1、第2ループL1、L2を形成して分離する。この実施例2では、さらに第2フィードローラ24、第2リタードローラ25によって、もう1度シートの分離が行われる。
(実施例3)
次に図5を用いて本発明の実施例3について説明する。
図5は、本発明の実施例3に係るシート搬送装置の分離手段の概略図を示している。実施例3に係るシート搬送装置は、複数枚のシートが積載収納されているシート積載装置31からシート32を給送するピックアップローラ33を備えている。このピックアップローラ33の下流側には、ピックアップローラ33によりシート積載装置31から給送されたシート32を画像形成装置等の装置本体へ搬送するフィードローラ34と、フィードローラ34に対向配置されるリタードローラ35とが配置されている。
シート積載装置31から給送されたシート32が複数枚の場合には、リタードローラ3
5はシートを装置本体へ搬送する方向と逆方向に回転して複数枚のシートを1枚ずつに分離する。さらに、フィードローラ34とリタードローラ35の下流側に一対のローラ36a、36bより成る搬送ローラ対36が配置され、搬送ローラ対36のさらに下流側には一対のローラ37a、37bより成るレジストローラ対37が配置されている。
実施例3では、ピックアップローラ33により給送されたシート32をフィードローラ34とリタードローラ35のニップ部に押し付けてシートにループL3を形成させた後、フィードローラ34とリタードローラ35により分離搬送を行う構成である。また、フィードローラ34とリタードローラ35のローラ対と搬送ローラ対36の間と、搬送ローラ対36とレジストローラ対37の間には固定されたシート搬送ガイド38が設置されている。
次に、本実施例3のシート搬送装置の動作について説明する。
シート積載装置31に積載された複数シートの最上位のシート32にピックアップローラ33が当接し、シート32をフィードローラ34及びリタードローラ35のニップ部に送り出す。このとき、フィードローラ34及びリタードローラ35は停止した状態である。
フィードローラ34及びリタードローラ35のニップに送られたシート32は、ピックアップローラ33と、フィードローラ34及びリタードローラ35のローラ対間でループL3を形成する(図5参照)。このとき形成されたループL3の撓み復元力により、シートに対して第1の分離が行われる。そしてフィードローラ34及びリタードローラ35によって第2の分離が行われ、分離されたシートは下流側の搬送ローラ対36に搬送される。
図1は本発明の実施例1に係るシート搬送装置の分離手段を示すもので、同図(A)は概要断面図、同図(B)はループ形成状態を示す拡大断面図。 図2は図1の制御構成を示す図。 図3はループ形成手順を示すフローチャート。 図4は、本発明の実施例2に係るシート搬送装置の概要断面図。 図5は、本発明の実施例3に係るシート搬送装置の概要断面図。 図6は従来例1のシート搬送装置の動作を示す概要断面図。 図7は従来例2のシート搬送装置の動作を示す概要断面図。
符号の説明
1 シート積載装置
2 シート
2a 最上位シート
2b 下方シート
3 ピックアップローラ
4 フィードローラ
5 リタードローラ
14 搬送ローラ対
15 レジストローラ対
18 センサ
19 シート搬送ガイド
19a第1可動ガイド
19b第2可動ガイド
24 第2フィードローラ
25 第2リタードローラ
31 シート積載装置
32 シート
33 ピックアップローラ
34 フィードローラ
35 リタードローラ
36 搬送ローラ対
37 レジストローラ対

Claims (6)

  1. 複数枚のシートが積載収納されているシート積載装置から給送されたシートを装置本体へ搬送するフィードローラと、
    前記フィードローラに対向配置されて、前記シート積載装置から給送されたシートが複数枚の場合には、装置本体へ搬送する方向と逆方向に回転して、該複数枚のシートを1枚のシートに分離するリタードローラと、
    前記フィードローラと前記リタードローラの下流側に設けられた搬送ローラ対と、
    を備えたシート搬送装置において、
    前記シート積載装置から複数枚のシートが給送され、前記フィードローラ及び前記リタードローラによって分離されずに搬送された場合に、前記フィードローラと前記リタードローラを装置本体にシートを搬送する方向に回転させて、
    前記複数枚のシートの先端を、静止状態の前記搬送ローラ対のニップ部に突き当てて、フィードローラ側のシートに対してフィードローラ側に第1のループを形成するとともに、
    前記複数枚のシートの内、リタードローラ側のシートをフィードローラ側のシートよりも余分に搬送することにより、リタードローラ側のシートに対して、第1のループとは逆方向に第2のループを形成するように、
    フィードローラ及びリタードローラを回転制御する制御手段を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 第1のループの形成量を規制する規制手段を設け、
    かつ、前記リタードローラによる搬送速度を前記フィードローラによる搬送速度よりも速くすることによって、前記フィードローラ側のシートが第1のループの限界量に達した後に前記リタードローラ側にシートを第1のループとは逆の方向に第2のループを形成させることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記フィードローラ側のシートに対しては、
    第1のループを形成した際に装置本体方向への推力を及ぼし、
    前記リタードローラ側のシートに対しては、
    第2のループを形成した際に装置本体方向とは逆方向への推力を及ぼす
    補助分離手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記補助分離手段は、
    揺動式シート搬送ガイド対であり、
    シートに第1及び第2ループが形成された際に、
    各々のループに当接しつつ揺動し、
    前記フィードローラ側のシートに対しては装置本体方向に推力を及ぼし、
    前記リタードローラ側のシートに対しては装置本体方向と逆方向に推力を及ぼす
    ことを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記搬送ローラ対がフィードローラ及びリタードローラであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載のシート搬送装置。
  6. 複数枚のシートが積載収納されているシート積載装置からピックアップローラによって給送されたシートを装置本体へ搬送するフィードローラと、
    前記フィードローラに対向配置されて、前記シート積載装置から給送されたシートが複数枚の場合には、装置本体へ搬送する方向と逆方向に回転して、該複数枚のシートを1枚のシートに分離するリタードローラと、
    前記フィードローラと前記リタードローラの下流側に設けられた搬送ローラ対と、
    を備えたシート搬送装置において、
    前記シート積載装置から前記ピックアップローラにより給送されたシートを前記フィードローラ及びリタードローラのニップ部に押し付けシートにループを形成させた後、前記フィードローラ及び前記リタードローラにより複数シートの分離搬送を行うことを特徴とするシート搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011230906A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置および画像形成装置

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