JP2008034112A - ランプ及びランプ・アセンブリ - Google Patents

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Junboku Jo
淳卜 徐
Sung-Joo Kim
成柱 金
Saikun Sei
采燻 成
Juntoku Sai
準徳 崔
Sang Hun Kim
相勲 金
Kifuku Cho
▲キ▼復 張
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Abstract

【課題】差動駆動を行うことなく片側駆動で輝度ばらつきを抑えてコスト削減を実現する。
【解決手段】本発明のランプは、第1の電極と第2の電極とを有するランプであって、第1の電極は、第2の電極より高電圧が印加されるべき電極であって、第2の電極の面積が第1の電極の面積よりも広いものである。また、本発明のランプ・アセンブリは、第1の電極と第2の電極とを有するランプと、ランプに対するシールドとを有する。そして、第1の電極は、第2の電極より高電圧が印加されるべき電極であって、第2の電極とシールドとの距離が、第1の電極とシールドとの距離より近くなるようにシールドは構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などのバックライトに用いるランプ及びランプ・アセンブリに関する。
従来、外部電極蛍光ランプEEFL(External Electrode Fluorescent Lamp)は、完全点灯が難しく、またランプとランプ用のシールドとの間の寄生容量の影響で輝度ばらつきが生じてしまうため、図1に示すようにランプの両側にトランスを設けて差動駆動を行う必要があった。すなわち、ランプLP101及びLP102の両端にはトランスT101及びT102の二次巻線が接続されており、当該トランスT101及びT102の一次巻線には互いに逆相の交流電源V101及びV102とが接続されている。このようなランプは、例えばLCDのバックライトとして用いられるが、近年LCDは大型化が進み、使用されるランプの数が多くなり、トランスの数も増加するため、コストも増加するという問題がある。なお、寄生容量の影響は冷陰極蛍光ランプCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)にも存在している。
なお、特開2004−39264号公報には、蛍光ランプの駆動部品に高耐圧のものが不要で、小型、安価なものとすることができ、また、ランプの駆動効率及び輝度を向上させるための技術が開示されている。具体的には、EEFLを、駆動回路のトランスの二次巻線に発生した交流高電圧によって点灯させる。その際、EEFLのガラス管の両側のリング状の電極に位相の180度異なる正弦波電圧を印加してEEFLを点灯させるとともに、EEFLの電極を接地することなく、トランスの二次巻線のセンタータップを接地する。なお、この公報では、リング状の電極の電極幅を調整すると輝度が高くなることも開示されているが、コストを抑えて輝度ばらつきを下げるるような構成ではなく、差動駆動させている。
特開2004−39264号公報
従って、本発明の目的は、差動駆動を行うことなく片側駆動で輝度ばらつきを抑えるための技術を提供することである。
また、本発明の他の目的は、差動駆動を行うことなく片側駆動で輝度ばらつきを抑えるための外部電極蛍光ランプを提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、輝度ばらつきを抑えつつ片側駆動でコスト削減を可能とするための技術を提供することである。
本発明の第1の態様に係るランプは、第1の電極と第2の電極とを有するランプであって、第1の電極は、第2の電極より高電圧が印加されるべき電極であって、第2の電極の面積が第1の電極の面積よりも広いものである。
EEFLの場合、外部電極はコンデンサ構造となっているので、上記のような構成を採用することによって、第2の電極側のインピーダンスは小さくなり、第2の電極側に届く電流量を増やすことができるようになる。従って、片側駆動であっても、第2の電極側の輝度が落ちず、全体としても輝度ばらつきを抑えることができるため、トランス分のコスト削減が可能となる。
なお、第2の電極側の管径を、第1の電極側の管径より太くなるようにしてもよい。このようにしても、第2の電極の面積が、第1の電極の面積より広くできる。
さらに、本発明の第2の態様に係るランプは、U字型の管と、U字型の管の端部に設けられる第1及び第2の電極と、U字型の管の湾曲部に設けられる第3の電極とを有する。そして、第1及び第2の電極は、第3の電極より高電圧が印加されるべき電極であって、第3の電極の面積が、第1及び第2の電極の面積より広いものである。
このような形状であっても、輝度ばらつきを抑えつつ片側駆動が可能となり、コスト削減が可能となる。
また、本発明の第3の態様に係るランプ・アセンブリは、第1の電極と第2の電極とを有するランプと、ランプに対するシールドとを有する。そして、第1の電極は、第2の電極より高電圧が印加されるべき電極であって、第2の電極とシールドとの距離が、第1の電極とシールドとの距離より近くなるようにシールドが構成される。
CCFLの場合もEEFLの場合も、第2の電極側に届く電流量が増加するため、片側駆動であっても、第2の電極側の輝度が落ちず、全体としても輝度ばらつきを抑えることができるため、トランス分のコスト削減が可能となる。
また、上で述べたランプにおいて、第2の電極の面積を、第1の電極の面積より広くしてもよい。EEFLの場合、このような構成を併せて採用すれば、より効果的である。
本発明によれば、差動駆動を行うことなく片側駆動で輝度ばらつきを抑えることができるようになる。
また、本発明の他の側面によれば、差動駆動を行うことなく片側駆動で輝度ばらつきを抑えるための外部電極蛍光ランプが実現できるようになる。
さらに、本発明の他の側面によれば、輝度ばらつきを抑えつつ片側駆動でコスト削減が可能となる。
[実施の形態1]
本発明の第1の実施の形態では、例えば図2に示すように、ランプLP1及びLP2(本実施の形態ではEEFL)を片側駆動して、トランスの数を減らすことによってコストを削減する。具体的には、ランプLP1及びLP2の一端(Lowサイドと呼ぶ)は接地されており、他端(Highサイドと呼ぶ)はトランスT1の二次巻線に接続される。トランスT1の一次巻線は、交流電源V1に接続される。このように、トランスT1で交流電源V1の出力電圧を昇圧してランプLP1及びLP2を点灯させ、駆動する。
しかしながら従来であればこのような片側駆動は行われなかった。これは、図3に示すように、EEFLの外部電極がHighサイドもLowサイドも同じであるためである。すなわち、ランプLP1及びLP2と図示しないシールド間の寄生容量の影響で、Lowサイドの電流量が少なくなるためである。
本実施の形態では、Lowサイドのインピーダンスを最大限小さくし、Highサイドで生成された電子がLowサイドまで最大限届くようにする。EEFLの場合、外部電極は、ガラス管の部分が誘電体となったコンデンサ構造となっているので、インピーダンスを小さくするには、Lowサイドの電極面積を広くすればよい。
具体的には、図4(a)に示すように、Highサイドの外部電極よりも、Lowサイドの外部電極の長さを長くすればよい。このように、ガラス管の端部をカバーするような外部電極ではなく、リング状の外部電極を採用する場合でも、Lowサイドの外部電極の長さを長くすればよい。また、図4(b)に示すように、EEFLのガラス管をHighサイドからLowサイドへ向けて太くなるように形成すれば、Highサイドの外部電極の長さとLowサイドの外部電極の長さが同じでも、Lowサイドの外部電極の面積が広くなる。
さらに、図4(c)のように、U字のガラス管を採用する場合には、左側をHighサイドとして用い、U字の湾曲部をカバーするようにU字の外部電極を形成してLowサイドとすれば、Lowサイドの外部電極の面積が広くなる。
EEFLのその他の構造については従来と同じでよい。
[実施の形態2]
図5(a)にランプをLCDのバックライトとして用いる際における概略斜視図を、図5(b)にBB'線での断面図、図5(c)にAA'線での断面図(左から見た図)を示す。このようにランプLP1乃至4(ここでは4本だが4本に限られない)は、下側及び側部に設けられた導体のシールド11と上側に設けられた液晶パネル10とに囲まれている。
従来では、このシールド11とランプLP1乃至4の距離が一定であったためHighサイドの外部電極とLowサイドの外部電極との間で寄生容量に差はなかった。従って、本実施の形態では、シールド11と電極との寄生容量を用いて、Lowサイドに流れる電流量を増加させる。
図6(a)に第1の具体例を示す。第1の具体例では、シールド11の形状を変更して、シールド11bのようにする。シールド11bは、ランプLP3(ここではランプLP3が見えているだけで他のランプも同様)のHighサイドの電極との距離を図5(c)より長く、ランプLP3のLowサイドの電極との距離を図5(c)より短くなるように、階段的な距離変更部分21を設けたものである。このようにすると、Lowサイドのインピーダンスが小さくなりLowサイドに流れる電流が増加する。すなわちLowサイドの輝度が上がって、片側駆動を実施できるようになる。
より具体的には、ランプLP3のhighサイドでは、寄生容量が減少して、電流の漏洩が少なくなり、Lowサイドに流れる電流が相対的に多くなる。また、シールド11bとの距離は長くなっているので、高圧でも放電の危険性が低くなっている。また、ランプLP3のLowサイドでは、寄生容量が相対的に大きくなり、Highサイドで励起された電子をより多く引き寄せて輝度を高めることができる。なお、低圧であるからシールド11bとの距離が短くとも放電の危険性は低い。
なお、図6(a)のように電極とシールドの距離を段階的に変化させる場合には、1段階ではなく多段階に変化させて、所望の効果を得るようにしても良い。
さらに図6(b)に第2の具体例を示す。第2の具体例でも、シールド11の形状を変更して、シールド11cのようにする。シールド11cは、ランプLP3のHighサイドの電極との距離を図5(c)より長く、ランプLP3のLowサイドの電極との距離を図5(c)より短くなるように、線形に距離を変化させたものである。このようにしても、Lowサイドのインピーダンスが小さくなりLowサイドに流れる電流が増加する。すなわちLowサイドの輝度が上がって、片側駆動を実施できるようになる。
なお、図6(b)のように電極とシールドの距離を線形に変化させるだけではなく、非線形なカーブを用いて所望の効果を得るようにしても良い。
また、図6(a)及び(b)から明らかなように、Lowサイドの電極の長さはHighサイドの電極の長さより長くなっている。すなわち、第1の実施の形態と組み合わせて実施した例を示している。これはより効果を高めるためにしたものであって、同じ長さの電極をLowサイドとHighサイドに用いても効果を得ることができる。また、本実施の形態は、ランプLP1乃至LP3は、EEFLに限定されずCCFLであっても効果がある。
以上述べたような構成を採用することによって、片側駆動を採用する場合においても、輝度のばらつきを抑えることができ、トランスの数を減らしてコストダウンを図ることができるようになる。
差動駆動の一例を示す図である。 片側駆動の一例を示す図である。 従来のEEFLを示す図である。 (a)乃至(c)は、本発明の第1の実施の形態に係るEEFLを示す図である。 (a)乃至(c)は、従来の液晶表示装置の構造を説明するための図である。 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施の形態に係るEEFLを示す図である。
符号の説明
10 液晶パネル 11,11b,11c シールド
LP1乃至4 ランプ

Claims (6)

  1. 第1の電極と第2の電極とを有するランプであって、
    前記第1の電極は、前記第2の電極より高電圧が印加されるべき電極であって、
    前記第2の電極の面積が前記第1の電極の面積よりも広い
    ランプ。
  2. 前記第2の電極側の管径が前記第1の電極側の管径より太い
    請求項1記載のランプ。
  3. U字型の管と、
    前記U字型の管の端部に設けられる第1及び第2の電極と、
    前記U字型の管の湾曲部に設けられる第3の電極と、
    を有し、
    前記第1及び第2の電極は、前記第3の電極より高電圧が印加されるべき電極であって、
    前記第3の電極の面積が、前記第1及び第2の電極の面積より広い
    ランプ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つ記載のランプを有するランプ・アセンブリ。
  5. 第1の電極と第2の電極とを有するランプと、
    前記ランプに対するシールドと、
    を有し、
    前記第1の電極は、前記第2の電極より高電圧が印加されるべき電極であって、
    前記第2の電極と前記シールドとの距離が、前記第1の電極と前記シールドとの距離より近くなるように前記シールドが構成されている
    ランプ・アセンブリ。
  6. 前記ランプにおいて、前記第2の電極の面積が、前記第1の電極の面積より広い
    請求項4記載のランプ・アセンブリ。
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