JP2008033122A - 現像装置およびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】全溝形成部の軸方向中央領域に、互いに異なる傾斜方向の溝22a,22bの溝重なり部20cが形成され、また全溝形成部の両端領域に、それぞれ現像ローラ20の回転方向αに対して溝重なり部20cの方へ進む溝22a,22bからなる第1および第2傾斜溝単独形成部20d,20eが形成される。規制ブレード21が当接した現像ローラ20が回転方向αに回転すると、トナー粒子が溝重なり部20cか左右軸端方向に移動して第1および第2傾斜溝単独形成部20d,20eに来るが、それぞれ第1および第2傾斜溝22a,22bによって溝重なり部20cの方へ移動させられ、現像ローラ20の左右軸端部に集まるのを抑制される。
【選択図】 図3
Description
しかし、傾斜方向の異なる2つの傾斜溝c,dが設けられた場合には、これらの2つの傾斜溝c,dの次の交差点に来ると、一方の傾斜溝cに沿って移動してきたトナー粒子Tと他方の傾斜溝dに沿って移動してきたトナー粒子Tとが衝突する。すると、一方の傾斜溝cに沿って移動してきたトナー粒子Tは他方の傾斜溝dに沿って移動する傾向となるとともに他方の傾斜溝dに沿って移動してきたトナー粒子Tは一方の傾斜溝cに沿って移動する傾向となり、各傾斜溝c,dに沿って移動してきたトナー粒子Tは、それぞれ逆方向に移動する傾向となる。こうして、トナー粒子Tが現像ローラbの軸方向片側のみに集まるのが抑制され、トナーが現像ローラbの端部から外部に漏出するのが防止される。
更に、請求項4の発明に係る現像装置は、前記第1および第2の傾斜溝が、いずれも連続的または断続的に形成されていることを特徴としている。
更に、請求項4の発明に係る現像装置によれば、第1および第2の傾斜溝を、いずれも連続的に形成することで、トナー粒子の移動をより一層スムーズにしてトナー粒子による現像ローラの摩耗を抑制できるので、現像ローラの耐久性を良好にして、その分、現像装置の寿命を長くすることができる。また、第1および第2の傾斜溝を、いずれも断続的に形成することで、トナーを現像ローラ上で良好に摩擦帯電させることができる。
図1は、本発明に係る画像形成装置の実施の形態の一例を模式的に示す断面図、図2はこの例の画像形成装置に用いられている各現像装置に共通の現像装置を模式的に示す断面図である。
図3は、この例の現像ローラをトナー供給ローラおよび規制ブレードとともに模式的に示す図である。なお、以後の図3ないし図8を用いた説明においては、各色Y,M,C,Kについて共通であるので、各符号からY,M,C,Kの符号を削除して説明する。
この例の現像ローラ20の溝加工方法は、例えば、特許文献2に記載の溝加工方法を始め、従来公知の溝加工方法を採用することができる。図4(a)ないし(c)は、現像ローラ20の溝加工方法の一例を簡略的に説明する図である。
更に、定着後の記録媒体Rを排紙トレイ41に排出する排紙ローラ対42と、記録媒体Rの両面に画像を形成するためにこの記録媒体Rを搬送する両面プリント用搬送路43とが配設されている。
更に、規制ブレード21の両端にシール部材27,28を設けているので、シール部材27,28のシール機能と相俟ってトナー粒子Tが外部に漏出するのをより効果的に防止できる。
更に、規制ブレード21の両端のシール部材27,28は必ずしも設ける必要はなく、省略することもできる。
図7(a)および図8に示すように、現像ローラ20の基体20′は鉄からなり、直径φが18.9mm、第1および第2螺旋状溝22a′,22b′の溝深さが3μm、同溝ピッチ間隔pの溝と垂直方向の成分の大きさp′が0.1mm、溝重なり部20cの幅が300mm、第1および第2傾斜溝単独形成部20d′,20e′の幅(第1および第2傾斜溝の軸方向のずれ量)が0.5mm、全溝形成部の幅が301mmである。そして、基体20′の外周面に従来と同様に所定の電着塗装を適宜行うことで、現像ローラ20が完成される。この具体例の現像ローラ20では、基体20′に形成された第1および第2螺旋状溝22a′,22b′の各寸法と同じ第1および第2螺旋状溝22a,22bが形成される。なお、現像ローラ20の全幅は、後述する規制ブレード21の幅より大きく設定しさえすれば、任意に設定することができる。また、現像ローラ20の回転軸20h,20iが現像ローラ20の左右両端から同軸上に軸方向に突出されている。
更に、図7(c)および図8に示すように、規制ブレード21は鉄製の矩形状支持プレート21aにウレタンゴム製の矩形状の規制部材21bを固着して形成され、規制部材21bの幅は302mmである。
Claims (8)
- トナーを搬送する現像ローラと、この現像ローラに当接して前記現像ローラ上のトナー量を規制する規制ブレードとを少なくとも備え、前記現像ローラの外周面の軸方向中央の所定位置に、前記現像ローラの軸方向に対して傾斜しかつ前記現像ローラの回転方向に対して前記現像ローラの一端側から他端側に進む所定数の第1の傾斜溝と前記現像ローラの軸方向に対して前記第1の傾斜溝と逆方向に傾斜しかつ前記現像ローラの回転方向に対して前記現像ローラの他端側から一端側に進む所定数の第2の傾斜溝とからなる溝重なり部が形成されている現像装置において、
前記現像ローラの一端側に、前記現像ローラの回転方向に対して前記現像ローラの一端側から前記現像ローラの軸方向中央に向かって進む所定数の第3の傾斜溝が、前記溝重なり部の一端に隣接して形成された第1傾斜溝単独形成部が形成されているとともに、前記現像ローラの他端側に、前記現像ローラの回転方向に対して前記現像ローラの他端側から前記現像ローラの軸方向中央に向かって進む所定数の第4の傾斜溝が、前記溝重なり部の他端に隣接して形成された第2傾斜溝単独形成部が形成されていることを特徴とする現像装置。 - 前記溝重なり部における前記第1の傾斜溝と前記第1傾斜溝単独形成部における前記第3の傾斜溝とが連続した溝で形成されているとともに、前記溝重なり部における前記第2の傾斜溝と前記第2傾斜溝単独形成部における前記第4の傾斜溝とが連続した溝で形成されていることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
- 前記第1ないし第4の傾斜溝は、いずれも螺旋状溝から形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の現像装置。
- 前記第1および第2の傾斜溝は、いずれも連続的または断続的に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記載の現像装置。
- 前記第1および第2傾斜溝単独形成部にそれぞれ形成される所定数の第3の傾斜溝および第4の傾斜溝は、それぞれ所定のピッチ間隔で形成されており、前記第1および第2傾斜溝単独形成部の各軸方向幅は、それぞれ第3の傾斜溝および第4の傾斜溝の前記ピッチ間隔より大きく設定されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載の現像装置。
- 前記規制ブレードの軸方向幅は、前記溝重なり部と前記第1および第2傾斜溝単独形成部とからなる全溝形成部の軸方向幅より長く設定されているとともに、前記規制ブレードが前記第1および第2傾斜溝単独形成部のすべてに当接するように配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1記載の現像装置。
- 前記現像ローラに当接してこの現像ローラにトナーを供給するトナー供給部材を有するトナー供給ローラを備えており、前記トナー供給部材の軸方向の幅は前記溝重なり部の軸方向の幅より短く設定されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1記載の現像装置。
- 少なくとも静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に前記静電潜像を現像するトナーを供給する現像ローラ、前記現像ローラにトナーを供給するトナー供給ローラおよび前記現像ローラに当接して前記現像ローラ上のトナーの量を規制する規制ブレードを少なくとも備える現像装置と、前記像担持体上の前記静電潜像が現像されたトナー像を転写媒体に転写する転写装置とを少なくとも備えている画像形成装置において、
前記現像装置は、請求項1ないし7のいずれか1記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
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JP2000242073A (ja) * | 1999-02-19 | 2000-09-08 | Konica Corp | 現像装置 |
JP2001134076A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-18 | Seiko Epson Corp | 現像装置 |
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