JP2006194986A - 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム - Google Patents

現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006194986A
JP2006194986A JP2005004184A JP2005004184A JP2006194986A JP 2006194986 A JP2006194986 A JP 2006194986A JP 2005004184 A JP2005004184 A JP 2005004184A JP 2005004184 A JP2005004184 A JP 2005004184A JP 2006194986 A JP2006194986 A JP 2006194986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing device
toner
shaft
rotation shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005004184A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Okamoto
克巳 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005004184A priority Critical patent/JP2006194986A/ja
Publication of JP2006194986A publication Critical patent/JP2006194986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】回動部材の端部とシール部材とを適切に嵌合させることである。
【解決手段】現像剤を収容するための収容体と、該収容体内に設けられている回動部材であって、該回動部材の端の角に丸みが付けられている回動部材と、該回動部材の端部と嵌合して、前記収容体からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有することを特徴とする現像装置。
【選択図】 図7

Description

本発明は、現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システムに関する。
レーザビームプリンタ等の画像形成装置は既によく知られている。かかる画像形成装置は、例えば、潜像を担持するための像担持体と、現像剤によって像担持体に担持された潜像を現像する現像装置と、を有しており、ホストコンピュータなどの外部装置から画像信号等が送信されると、現像装置を像担持体と対向する現像位置に位置決めし、像担持体に担持された潜像を、現像装置内の現像剤で現像して現像剤像を形成し、当該現像剤像を媒体に転写して、最終的に媒体に画像を形成する。
現像装置は、像担持体に担持された潜像の現像に供される現像剤を収容するための収容体を有している。この収容体には、回動可能な回動部材、例えば、現像剤を担持する現像剤担持体に収容体に収容された現像剤を供給する回転可能な供給部材、が設けられている。また、現像装置は、収容体からの現像剤の漏れを防止するためにシール部材を有しており、該シール部材は、回動部材の端部と嵌合している。
特開2004−86059号公報
ところで、収容部からの現像剤の漏れを適切に防止するためには、シール部材と回動部材の端部とを適切に嵌合させる必要がある。しかし、回動部材の端の角の形状によっては、回動部材の端部とシール部材とを適切に嵌合させることができない恐れがある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、回動部材の端部とシール部材とを適切に嵌合させることである。
前記課題を解決するために、主たる本発明は、現像剤を収容するための収容体と、該収容体内に設けられている回動部材であって、該回動部材の端の角に丸みが付けられている回動部材と、該回動部材の端部と嵌合して、前記収容体からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有することを特徴とする現像装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
現像剤を収容するための収容体と、該収容体内に設けられている回動部材であって、該回動部材の端の角に丸みが付けられている回動部材と、該回動部材の端部と嵌合して、前記収容体からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有することを特徴とする現像装置。
このような現像装置によれば、回動部材の端部がシール部材に対して適切に挿入されるから、回動部材の端部とシール部材とを適切に嵌合させることが可能となる。
また、かかる現像装置であって、現像剤を担持するための現像剤担持体を有し、前記回動部材は、前記収容体に収容された現像剤を前記現像剤担持体に供給するための回転可能な現像剤供給ローラであることとしてもよい。
現像剤供給ローラが現像剤担持体へ現像剤を安定して供給するという観点から、現像剤供給ローラの周辺に現像剤が多量に存在する。しかし、現像剤が多量に存在すると、収容体から現像剤が漏れやすいために、現像剤供給ローラの端部とシール部材とを適切に嵌合させる必要性が高まる。そのため、回動部材が現像剤供給ローラである場合には、回動部材の端の角に丸みを付けることによる効果、すなわち、回動部材の端部とシール部材とを適切に嵌合させることが可能となる効果、がより有効に奏される。
また、かかる現像装置であって、前記端部は、前記現像剤供給ローラの回転軸であり、前記端は、前記回転軸の軸端であることとしてもよい。
かかる場合には、回転軸の軸端の角に丸みを付けることによって、回転軸とシール部材とを適切に嵌合させることが可能となる。
また、かかる現像装置であって、前記回転軸の軸端の、該回転軸の軸方向と直交する端面が、円形状を有しており、該端面の直径は、前記回転軸の最大外径の半分以下であることとしてもよい。
かかる場合には、回転軸をシール部材に挿入しやすくなるから、より適切に、回転軸とシール部材と嵌合させることが可能となる。
また、かかる現像装置であって、前記シール部材は、中空の円柱形状を有しており、前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において、前記シール部材の内周面が、前記回転軸の周方向に沿って該回転軸に当接して前記収容体と該回転軸との間からの現像剤の漏れを防止することとしてもよい。
また、かかる現像装置であって、前記現像剤供給ローラは、その軸方向中央側に大径部を備え、前記シール部材の内周面には、前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において、前記回転軸の周方向に沿って該回転軸に当接する当接部と、前記回転軸の軸方向において該当接部よりも前記大径部から遠い位置に備えられており前記回転軸に当接しない非当接部と、が設けられていることとしてもよい。
当接部が非当接部より大径部に近い位置に備えられている場合には、回転軸の軸端の角が、シール部材に挿入される際に非当接部に接する前に当接部に接することによって、当接部がめくれる可能性が高まる。そのため、当接部が非当接部より大径部に近い位置に備えられている場合には、回転軸の軸端の角に丸みを付けることによる効果、すなわち、回動軸とシール部材とを適切に嵌合させることが可能となる効果、がより有効に奏される。
また、かかる現像装置であって、前記回転軸と嵌合する前の前記当接部の最小内径は、前記回転軸の最大外径より小さいこととしてもよい。
かかる場合には、回転軸の軸端の角の形状によっては、回転軸がシール部材に挿入される際に当接部がめくれる可能性が高まる。そのため、回転軸と嵌合する前の当接部の最小内径が回転軸の最大外径より小さい場合には、回転軸の軸端の角に丸みを付けることによる効果、すなわち、回動軸とシール部材とを適切に嵌合させることが可能となる効果、がより有効に奏される。
また、かかる現像装置であって、前記シール部材の二つの側面のうち、前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において前記大径部から近い側に位置する側面に、前記内周面の周方向に沿った溝部が設けられていることとしてもよい。
かかる場合には、回転軸の軸端の角の形状によっては、回転軸がシール部材に挿入される際に当接部がめくれる可能性が高まる。そのため、シール部材が回転軸と嵌合した状態において大径部から近い側に位置する側面に、内周面の周方向に沿った溝部が設けられている場合には、回転軸の軸端の角に丸みを付けることによる効果、すなわち、回動軸とシール部材とを適切に嵌合させることが可能となる効果、がより有効に奏される。
また、現像剤を収容するための収容体と、該収容体内に設けられている回動部材であって、該回動部材の端の角に丸みが付けられている回動部材と、該回動部材の端部と嵌合して、前記収容体からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有し、現像剤を担持するための現像剤担持体を有し、前記回動部材は、前記収容体に収容された現像剤を前記現像剤担持体に供給するための回転可能な現像剤供給ローラであり、前記端部は、前記現像剤供給ローラの回転軸であり、前記端は、前記回転軸の軸端であり、前記回転軸の軸端の、該回転軸の軸方向と直交する端面が、円形状を有しており、該端面の直径は、前記回転軸の最大外径の半分以下であり、前記シール部材は、中空の円柱形状を有しており、前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において、前記シール部材の内周面が、前記回転軸の周方向に沿って該回転軸に当接して前記収容体と該回転軸との間からの現像剤の漏れを防止し、前記現像剤供給ローラは、その軸方向中央側に大径部を備え、前記シール部材の内周面には、前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において、前記回転軸の周方向に沿って該回転軸に当接する当接部と、前記回転軸の軸方向において該当接部よりも前記大径部から遠い位置に備えられており前記回転軸に当接しない非当接部と、が設けられており、前記回転軸と嵌合する前の前記当接部の最小内径は、前記回転軸の最大外径より小さく、前記シール部材の二つの側面のうち、前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において前記大径部から近い側に位置する側面に、前記内周面の周方向に沿った溝部が設けられていることを特徴とする現像装置。
このような現像装置によれば、回動部材の端部とシール部材とを適切に嵌合させることが可能となる効果、が最も有効に奏される。
また、潜像を担持するための像担持体、及び、前記像担持体に担持された潜像を現像するための現像装置であって、現像剤を収容するための収容体と、該収容体内に設けられている回動部材であって、該回動部材の端の角に丸みが付けられている回動部材と、該回動部材の端部と嵌合して、前記収容体からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有する現像装置、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
このような画像形成装置によれば、画像形成装置が回動部材の端部とシール部材とを適切に嵌合させることが可能な現像装置を備えているから、従来よりも優れた画像形成装置を実現することが可能となる。
また、コンピュータ、並びに、このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、潜像を担持するための像担持体、及び、前記像担持体に担持された潜像を現像するための現像装置であって、現像剤を収容するための収容体と、該収容体内に設けられている回動部材であって、該回動部材の端の角に丸みが付けられている回動部材と、該回動部材の端部と嵌合して、前記収容体からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有する現像装置、を備えた画像形成装置、を具備したことを特徴とする画像形成システム。
このような画像形成システムによれば、画像形成システムが回動部材の端部とシール部材とを適切に嵌合させることが可能な現像装置を備えているから、従来よりも優れた画像形成システムを実現することが可能となる。
===画像形成装置の概要===
次に、図1を用いて、画像形成装置としてレーザビームプリンタ(以下、プリンタともいう)10を例にとって、その構成例及び動作例について説明する。図1は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。なお、図1には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。
<プリンタ10の構成>
本実施の形態に係るプリンタ10は、図1に示すように、潜像を担持する像担持体の一例としての感光体20の回転方向に沿って、帯電ユニット30、露光ユニット40、現像器保持ユニット50、一次転写ユニット60、中間転写体70、クリーニングユニット75を有し、さらに、二次転写ユニット80、定着ユニット90、ユーザへの報知手段をなし液晶パネルでなる表示ユニット95、及び、これらのユニット等を制御しプリンタとしての動作を司る制御ユニット100を有している。
感光体20は、円筒状の導電性基材とその外周面に形成された感光層を有し、中心軸を中心に回転可能であり、本実施の形態においては、図1中の矢印で示すように時計回りに回転する。帯電ユニット30は、感光体20を帯電するための装置であり、露光ユニット40は、レーザを照射することによって帯電された感光体20上に潜像を形成する装置である。この露光ユニット40は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の不図示のホストコンピュータから入力された画像信号に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体20上に照射する。
現像器保持ユニット50は、感光体20上に形成された潜像を、現像装置の一例としての現像器51、52、53、54に収容された現像剤の一例としてのトナーT、すなわち、ブラック現像器51に収容されたブラック(K)トナー、マゼンタ現像器52に収容されたマゼンタ(M)トナー、シアン現像器53に収容されたシアン(C)トナー及びイエロー現像器54に収容されたイエロー(Y)トナーを用いて現像するための装置である。
この現像器保持ユニット50は、本実施の形態においては、回転することにより、前記4つの現像器51、52、53、54の位置を動かすことを可能としている。すなわち、この現像器保持ユニット50は、前記4つの現像器51、52、53、54を4つの着脱部50a、50b、50c、50dにより保持しており、前記4つの現像器51、52、53、54は、中心軸50eを中心として、それらの相対位置を維持したまま回転可能となっている。そして、感光体20が1回転する毎に選択的に感光体20に対向し、それぞれの現像器51、52、53、54に収容されたトナーにて、感光体20上に形成された潜像を現像する。なお、各現像器の詳細については、後述する。
一次転写ユニット60は、感光体20に形成された単色トナー像を中間転写体70に転写するための装置であり、4色のトナーが順次重ねて転写されると、中間転写体70にフルカラートナー像が形成される。この中間転写体70は、エンドレスのベルトであり、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。二次転写ユニット80は、中間転写体70上に形成された単色トナー像やフルカラートナー像を紙、フィルム、布等の記録媒体に転写するための装置である。
定着ユニット90は、記録媒体上に転写された単色トナー像やフルカラートナー像を紙等の記録媒体に融着させて永久像とするための装置である。クリーニングユニット75は、一次転写ユニット60と帯電ユニット30との間に設けられ、感光体20の表面に当接されたゴム製のクリーニングブレード76を有し、一次転写ユニット60によって中間転写体70上にトナー像が転写された後に、感光体20上に残存するトナーTをクリーニングブレード76により掻き落として除去するための装置である。
制御ユニット100は、図2に示すようにメインコントローラ101と、ユニットコントローラ102とで構成され、メインコントローラ101には画像信号が入力され、この画像信号に基づく指令に応じてユニットコントローラ102が前記各ユニット等を制御して画像を形成する。
<プリンタ10の動作>
次に、このように構成されたプリンタ10の動作について、他の構成要素にも言及しつつ説明する。まず、不図示のホストコンピュータからの画像信号がインターフェイス(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御により感光体20、現像器51、52、53、54に設けられた現像ローラ510、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。
感光体20の帯電された領域は、感光体20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、第1色目、例えばイエローYの画像情報に応じた潜像が該領域に形成される。また、現像器保持ユニット50は、イエロー(Y)トナーを収容したイエロー現像器54を、感光体20に対向した現像位置に位置させる。感光体20上に形成された潜像は、感光体20の回転に伴って現像位置に至り、イエロー現像器54によってイエロートナーで現像される。これにより、感光体20上にイエロートナー像が形成される。感光体20上に形成されたイエロートナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60によって、中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この間、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。
上記の処理が、第2色目、第3色目、及び、第4色目について繰り返して実行されることにより、各画像信号に対応した4色のトナー像が、中間転写体70に重なり合って転写される。これにより、中間転写体70上にはフルカラートナー像が形成される。
中間転写体70上に形成されたフルカラートナー像は、中間転写体70の回転に伴って二次転写位置に至り、二次転写ユニット80によって記録媒体に転写される。なお、記録媒体は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。また、転写動作を行う際、二次転写ユニット80は中間転写体70に押圧されるとともに二次転写電圧が印加される。
記録媒体に転写されたフルカラートナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて記録媒体に融着される。一方、感光体20は一次転写位置を経過した後に、クリーニングブレード76によって、その表面に付着しているトナーが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーは、廃トナー収容部に回収される。
===制御ユニットの概要===
次に、制御ユニット100の構成について図2を参照しつつ説明する。制御ユニット100のメインコントローラ101は、インターフェイス112を介してホストコンピュータと接続され、このホストコンピュータから入力された画像信号を記憶するための画像メモリ113を備えている。
ユニットコントローラ102は、装置本体の各ユニット(帯電ユニット30、露光ユニット40、現像器保持ユニット50、一次転写ユニット60、クリーニングユニット75、二次転写ユニット80、定着ユニット90、表示ユニット95)と電気的に接続され、それらが備えるセンサからの信号を受信することによって、各ユニットの状態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力される信号に基づいて、各ユニットを制御する。
===現像器の概要===
次に、図3〜図5を用いて、現像器の構成例及び動作例について説明する。図3は、イエロー現像器54の斜視図である。図4は、イエロー現像器54の主要構成要素を示した断面図である。図5は、ハウジング540にトナー供給ローラ550が取り付けられている様子を示す斜視図である。なお、図4に示す断面図は、図3に示す長手方向に垂直な面でイエロー現像器54を切り取った断面を表したものである。また、図4においては、図1同様、矢印にて上下方向を示しており、例えば、現像ローラ510の中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。また、図4では、イエロー現像器54が、感光体20と対向する現像位置に位置している状態にて示されている。
現像器保持ユニット50には、ブラック(K)トナーを収容したブラック現像器51、マゼンタ(M)トナーを収容したマゼンタ現像器52、シアン(C)トナーを収容したシアン現像器53、及び、イエロー(Y)トナーを収容したイエロー現像器54が設けられているが、各現像器の構成は同様であるので、以下、イエロー現像器54について説明する。
<イエロー現像器54の構成>
イエロー現像器54は、トナーTを収容する収容体の一例としてのハウジング540、回動部材の一例としてのトナー供給ローラ550、現像剤担持体の一例としての現像ローラ510、上シール520、規制ブレード560等を有している。
ハウジング540は、一体成型された複数の樹脂製のハウジング部、すなわち、上ハウジング部542と下ハウジング部544、とを溶着して製造されたものであり、その内部に、トナーTを収容するためのトナー収容部530が形成されている。トナー収容部530は、内壁から内方へ(図4の上下方向)突出させたトナーTを仕切るための仕切り壁545により、二つのトナー収容部、すなわち、第一トナー収容部530aと第二トナー収容部530bと、に分けられている。
そして、第一トナー収容部530aと第二トナー収容部530bとは、上部が連通され、図4に示す状態で、仕切り壁545によりトナーTの移動が規制されている。しかしながら、現像器保持ユニット50が回転する際には、第一トナー収容部530aと第二トナー収容部530bとに収容されていたトナーが、現像位置における上部側の連通している部位側に一旦集められ、図4に示す状態に戻るときには、それらのトナーが混合されて第一トナー収容部530a及び第二トナー収容部530bに戻されることになる。すなわち、現像器保持ユニット50が回転することにより現像器内のトナーTは適切に撹拌されることになる。このため、本実施の形態では、トナー収容部530に攪拌部材を設けていないが、トナー収容部530に収容されたトナーTを攪拌するための攪拌部材を設けてもよい。図4に示すように、ハウジング540は下部に開口572を有しており、後述する現像ローラ510が、この開口572に臨ませて設けられている。
また、ハウジング540は、その長手方向の一端側に一端側嵌合穴547、長手方向の他端側に他端側嵌合穴546、を備えている。他端側嵌合穴546は、一端側供給ローラ用軸受け640(図7)と嵌合可能であり、他端側嵌合穴546は、他端側供給ローラ用軸受け620(図12)と嵌合可能である。なお、一端側嵌合穴547、及び、他端側嵌合穴546については、後述する。
トナー供給ローラ550は、図4に示すように、第一トナー収容部530a(ハウジング540内)の鉛直下方に設けられており、第一トナー収容部530aに収容されたトナーTを、第一トナー収容部530aの下部にて後述する現像ローラ510に供給する現像剤供給ローラである。また、トナー供給ローラ550は、現像後に現像ローラ510に残存しているトナーTを、現像ローラ510から剥ぎ取る。このトナー供給ローラ550は、ポリウレタンフォーム等からなり、弾性変形された状態で現像ローラ510に当接している。
トナー供給ローラ550は、その軸方向両端側に端部の一例である回転軸551と、軸方向中央側に大径部553と、を備えている。トナー供給ローラ550は、回転軸551が二つの供給ローラ用軸受け、すなわち、トナー供給ローラ550(イエロー現像器54)の軸方向一端側に位置する一端側供給ローラ用軸受け640と、前記軸方向他端側に位置する他端側供給ローラ用軸受け620と、を介してハウジング540によって支持されることにより、回転自在に支持されている。より具体的には、トナー供給ローラ550は、一端側嵌合穴547に嵌合している一端側供給ローラ用軸受け640と、他端側嵌合穴546に嵌合している他端側供給ローラ用軸受け620とを介して、ハウジング540により回転自在に支持されている。図4に示すように、トナー供給ローラ550は、現像ローラ510の回転方向(図4において反時計方向)と逆の方向(図4において時計方向)に回転する。なお、トナー供給ローラ550の中心軸は、現像ローラ510の回転中心軸よりも下方にある。
また、トナー供給ローラ550の端である回転軸551の軸端551aの角には、丸みが付けられている。この丸みは、回転軸551の軸端551aの、該回転軸551の軸方向と直交する端面551bが、円形状を有するように、付けられている。このため、回転軸551の周面と端面551bとが滑らかに繋がっている。なお、丸みは、例えば、バイトを備えた旋盤によって丸みつけされることによって加工されている。また、端面551bの直径は、前記回転軸551の最大外径の半分以下である。本実施形態においては、回転軸551の最大外径は約7mmであり、端面551bの直径は約3mmである。なお、回転軸551は、後述するシール部材の一例としてのトナーシール650と嵌合している。
現像ローラ510は、トナーTを担持して感光体20と対向する現像位置に搬送する。この現像ローラ510は、金属製であり、5056アルミ合金や6063アルミ合金等のアルミ合金、STKM等の鉄合金等により製造されており、必要に応じて、ニッケルメッキ、クロムメッキ等が施されている。
現像ローラ510は、図3に示すとおり、その長手方向両端部で支持されており、中心軸を中心として回転可能である。図4に示すように、現像ローラ510は、感光体20の回転方向(図4において時計方向)と逆の方向(図4において反時計方向)に回転する。その中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。また、図4に示すように、イエロー現像器54が感光体20と対向している状態では、現像ローラ510と感光体20との間には空隙が存在する。すなわち、イエロー現像器54は、感光体20上に形成された潜像を非接触状態で現像する。なお、感光体20上に形成された潜像を現像する際には、現像ローラ510と感光体20との間に交番電界が形成される。
上シール520は、イエロー現像器54内のトナーTが器外に漏れることを防止するとともに、現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTを、掻き落とすことなく現像器内に回収する。この上シール520は、ポリエチレンフィルム等からなるシールである。上シール520は、シール支持板金522によって支持されており、シール支持板金522を介してハウジング540に取り付けられている。また、上シール520の現像ローラ510側とは逆側には、モルトプレーン等からなるシール付勢部材524が設けられており、上シール520は、シール付勢部材524の弾性力によって、現像ローラ510に押しつけられている。なお、上シール520が現像ローラ510に当接する当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも上方である。
規制ブレード560は、現像ローラ510に担持されたトナーTに電荷を付与し、また、現像ローラ510に担持されたトナーTの層厚を規制する。この規制ブレード560は、ゴム部560aと、ゴム支持部560bとを有している。ゴム部560aは、シリコンゴム、ウレタンゴム等からなり、ゴム支持部560bは、リン青銅、ステンレス等のバネ性を有する薄板である。ゴム部560aは、ゴム支持部560bに支持されており、ゴム支持部560bは、その一端部が一対のブレード支持板金562に挟まれて支持された状態で、ブレード支持板金562を介してハウジング540に取り付けられている。また、規制ブレード560の現像ローラ510側とは逆側には、モルトプレーン等からなるブレード裏部材570が設けられている。
ここで、ゴム支持部560bの撓みによる弾性力によって、ゴム部560aが現像ローラ510に押しつけられている。また、ブレード裏部材570は、ゴム支持部560bとハウジング540との間にトナーTが入り込むことを防止して、ゴム支持部560bの撓みによる弾性力を安定させるとともに、ゴム部560aの真裏からゴム部560aを現像ローラ510の方向へ付勢することによって、ゴム部560aを現像ローラ510に押しつけている。したがって、ブレード裏部材570は、ゴム部560aの現像ローラ510への均一当接性を向上させている。
規制ブレード560の、ブレード支持板金562に支持されている側とは逆側の端、すなわち、先端は、現像ローラ510に接触しておらず、該先端から所定距離だけ離れた部分が、現像ローラ510に幅を持って接触している。すなわち、規制ブレード560は、現像ローラ510にエッジにて当接しておらず、腹当たりにて当接している。また、規制ブレード560は、その先端が現像ローラ510の回転方向の上流側に向くように配置されており、いわゆるカウンタ当接している。なお、規制ブレード560が現像ローラ510に当接する当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも下方であり、かつ、トナー供給ローラ550の中心軸よりも下方である。
<イエロー現像器54の動作>
このように構成されたイエロー現像器54において、トナー供給ローラ550がトナー収容部530に収容されているトナーTを現像ローラ510に供給する。現像ローラ510に供給されたトナーTは、現像ローラ510の回転に伴って、規制ブレード560の当接位置に至り、該当接位置を通過する際に、電荷が付与されるとともに、層厚が規制される。
帯電された現像ローラ510上のトナーTは、現像ローラ510のさらなる回転によって、感光体20に対向する現像位置に至り、該現像位置にて交番電界下で感光体20上に形成された潜像の現像に供される。現像ローラ510のさらなる回転によって現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTは、上シール520を通過して、上シール520によって掻き落とされることなく現像器内に回収される。さらに、未だ現像ローラ510に残存しているトナーTは、前記トナー供給ローラ550によって剥ぎ取られうる。
===一端側嵌合穴547周辺の構成===
前述したように、ハウジング540の長手方向一端側には、一端側嵌合穴547が設けられている。この一端側嵌合穴547周辺の構成について、図6〜図10を用いて説明する。図6は、一端側嵌合穴547にトナーシール650及び一端側供給ローラ用軸受け640が嵌合している際の、一端側嵌合穴547周辺部を示した斜視図である。図7は、一端側嵌合穴547にトナーシール650及び一端側供給ローラ用軸受け640が嵌合している際の、一端側嵌合穴547周辺部を示した断面図である。図8は、一端側嵌合穴547にトナーシール650が嵌合している際の、一端側嵌合穴547周辺部を示した斜視図である。図9は、トナーシール650の斜視図である。図10は、図9のI−I線矢視断面図である。
一端側嵌合穴547は、ハウジング540の長手方向一端側の側壁に設けられており、図7に示すように、大径穴547aと、その直径が大径穴547aの直径より小さい小径穴547bと、を備えている。大径穴547aは、図7に示すように、一端側供給ローラ用軸受け640と嵌合している。詳しくは、大径穴547aの内周面が、一端側供給ローラ用軸受け640の嵌合部641の外周面と嵌合している。一端側供給ローラ用軸受け640は、回転軸551の周方向に沿って該回転軸551を回転可能に受けている。
小径穴547bは、図7に示すように、ハウジング540の長手方向において大径穴547aよりもトナー供給ローラ550の大径部553側に位置している。この小径穴547bには、トナーシール650が圧入されている。このトナーシール650は、図9に示すように、中空の円柱形状を有しており、トナーシール650が小径穴547bに圧入された状態では、トナーシール650の外周面657が小径穴547bの内周面に接している。
トナーシール650は、トナー供給ローラ550の回転軸551と嵌合して、前記ハウジング540からのトナーTの漏れを防止する。詳しくは、トナーシール650が回転軸551と嵌合した状態において、トナーシール650の内周面653が、回転軸551の周方向に沿って該回転軸551に当接してハウジング540と回転軸551との間からのトナーTの漏れを防止する。トナーシール650は、図10に示すように、材質が金属である金属環651と、該金属環651を覆う弾性を有するゴム部652と、を備えている。前記外周面657と内周面653と二つの側面658a、658bは、このゴム部652によって形成されている。
内周面653には、当接部654と非当接部655とが設けられている。当接部654は、トナーシール650が回転軸551と嵌合した状態において、前記回転軸551の周方向に沿って該回転軸551に当接している。回転軸551と嵌合する前の当接部654の最小内径、すなわち、先端部654aの内径(本実施形態においては、6.4mm)は、回転軸551の最大外径(本実施形態においては、7mm)より小さい。そのため、トナーシール650が回転軸551の嵌合した状態では、該トナーシール650と該回転軸551とが、いわゆる締まり嵌めの関係にある。なお、当接部654は、側面658a側に設けられている。
非当接部655は、トナーシール650が回転軸551と嵌合した状態において、回転軸551に当接していない。また、非当接部655は、トナーシール650が回転軸551と嵌合した状態において、前記回転軸551の軸方向において該当接部654よりも前記大径部553から遠い位置、すなわち、側面658b側、に設けられている。
また、トナーシール650は、この二つの側面658a、658bのうち、トナーシール650が回転軸551と嵌合した状態において大径部553から近い側に位置する側面658aに、内周面653の周方向に沿った溝部656を有している。一方、側面658bは、一端側供給ローラ軸受け640と対向している。
===他端側嵌合穴546周辺の構成===
前述したように、ハウジング540の長手方向他端側には、他端側嵌合穴546が設けられている。この他端側嵌合穴546周辺の構成について、図11、図12を用いて説明する。図11は、他端側嵌合穴546に他端側供給ローラ用軸受け620が嵌合している際の、他端側嵌合穴546周辺部を示した斜視図である。図12は、他端側嵌合穴546に他端側供給ローラ用軸受け620が嵌合している際の、他端側嵌合穴546周辺部を示した断面図である。
他端側嵌合穴546は、ハウジング540の長手方向他端側の側壁に設けられている。他端側嵌合穴546は、図12に示すように、他端側供給ローラ用軸受け620と嵌合している。なお、他端側嵌合穴546の直径は、一端側嵌合穴547の直径より大きい。他端側供給ローラ用軸受け620は、回転軸551の周方向に沿って該回転軸551を回転可能に受けている。他端側供給ローラ用軸受け620は、図12に示すように、回転軸551の軸方向に沿って並んだ円柱形状の鍔部621及び嵌合部622、を備えている。
嵌合部622には、トナーシール650が圧入されている。このトナーシール650の構造は、一端側嵌合穴547に圧入されたトナーシール650の構造と同じである。トナーシール650は、トナー供給ローラ550の回転軸551と嵌合して、前記ハウジング540からのトナーTの漏れを防止する。詳しくは、トナーシール650が回転軸551と嵌合した状態において、トナーシール650の内周面653が、回転軸551の周方向に沿って該回転軸551に当接してハウジング540と該回転軸551との間からのトナーTの漏れを防止する。
また、他端側供給ローラ用軸受け620とハウジング540との間には、図12に示すように、軸受けシール630が設けられている。この軸受けシール630は、ハウジング540と他端側供給ローラ用軸受け620との間からのトナーTの漏れを防止する機能を有する。この軸受けシール630は、発泡ポリエチレン等の発泡体からなる。
なお、上記の説明においては、一端側嵌合穴547の小径穴547bにトナーシール650が圧入されていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、該トナーシール650が一端側供給ローラ用軸受け640に圧入されていることとしてもよい。また、上記の説明においては、他端側供給ローラ用軸受け620にトナーシール650が圧入されていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、該トナーシール650が他端側嵌合穴546に圧入されていることとしてもよい。
===ハウジング540へのトナー供給ローラ550の取付け方法===
次に、ハウジング540へのトナー供給ローラ550の取付け方法について、図13を参照しつつ説明する。図13は、トナー供給ローラ550を他端側嵌合穴546に挿入している途中の状態を示した図である。以下の説明においては、トナー供給ローラ550の回転軸551を、一端側供給ローラ用軸受け640、及び、他端側供給ローラ用軸受け620を介してハウジング540に支持させるまでの手順を説明する。ここで、他端側供給ローラ用軸受け620には、予めトナーシール650が圧入されていることとする。
まず、ハウジング540にトナーシール650を取り付ける。詳しくは、ハウジング540の一端側嵌合穴547の小径穴547bに、トナーシール650を圧入させる。この際、図7に示すように、側面658bが側面658aよりも大径穴547a側に位置するように、小径穴547bにトナーシール650を圧入させる。
次に、トナー供給ローラ550を、他端側嵌合穴546に挿入して、ハウジング540内に位置させる。前述したように、他端側嵌合穴546の直径は一端側嵌合穴547の直径より大きく、該他端側嵌合穴546にトナー供給ローラ550を挿入することができる。なお、トナー供給ローラ550を他端側嵌合穴546に挿入する前の状態では、大径部533の外径は、他端側嵌合穴546の直径より大きい。トナー供給ローラ550を他端側嵌合穴546に挿入する際には、大径部533が他端側嵌合穴546と接触して圧縮されることによって、圧縮した大径部533が他端側嵌合穴546を通過する。
次に、トナーシール650と回転軸551の軸端551aとを嵌合させる。詳しくは、小径穴547bに圧入されたトナーシール650に回転軸551を挿入して、回転軸551の軸端551aとトナーシール650とを嵌合させる。なお、トナーシール650に回転軸551を挿入する際には、先端部654aが、その半径方向外側に移動して、回転軸551の周方向に沿って回転軸551の周面に当接することとなる。また、トナーシール650に回転軸551を挿入する際には、回転軸551が、トナーシール650の当接部654を擦ることとなる。そして、回転軸551が、他端側嵌合穴546、及び、一端側嵌合穴547を貫通するように、トナーシール650の当接部654と擦っている回転軸551を移動させる。
次に、ハウジング540に一端側供給ローラ用軸受け640を取り付ける。詳しくは、一端側供給ローラ用軸受け640を一端側嵌合穴547の大径穴547aに嵌合させることによって、ハウジング540に一端側供給ローラ用軸受け640を取り付ける。これによって、一端側供給ローラ用軸受け640が、回転軸551を回転可能に受けることとなる。
次に、ハウジング540に他端側供給ローラ用軸受け620を取り付ける。詳しくは、他端側供給ローラ用軸受け620を他端側嵌合穴546に嵌合させることによって、ハウジング540に他端側供給ローラ用軸受け620を取り付ける。トナーシール650が他端側供給ローラ用軸受け620に予め圧入されているため、他端側供給ローラ用軸受け620を他端側嵌合穴546に嵌合させると、トナーシール650が回転軸551と嵌合することとなる。なお、他端側供給ローラ用軸受け620が他端側嵌合穴546と嵌合する際に、該トナーシール650の当接部654が回転軸551に擦られる。
===本実施形態に係る現像器の有効性===
本実施形態に係る現像装置(現像器51、52、53、54)は、現像剤(トナーT)を収容するための収容体(ハウジング540)と、ハウジング540内に設けられている回動部材(トナー供給ローラ550)であって、該トナー供給ローラ550の端(回転軸551の軸端551a)の角に丸みが付けられているトナー供給ローラ550と、トナー供給ローラ550の端部(回転軸551)と嵌合して、ハウジング540からのトナーTの漏れを防止するためのシール部材(トナーシール650)と、を有する。これにより、回動部材とシール部材とを適切に嵌合させることが可能となる。以下において、詳細に説明する。
ハウジング540からのトナーTの漏れを適切に防止するためには、トナーシール650と回転軸551とを適切に嵌合させる必要がある。しかし、回転軸551の軸端551aの角の形状によっては、トナーシール650と回転軸551とを適切に嵌合させることができない恐れがある。図14及び図15に示す比較例を用いて、より詳しく説明する。
図14は、トナーシール650の一部がめくれて、トナーシール650が比較例に係る回転軸551と不適切に嵌合している様子を示した図である。図15は、比較例に係る回転軸551がトナーシール650に挿入される際に、トナーシール650の一部がめくれている様子を示した図である。ここで、比較例に係る回転軸551の軸端551aの角は、稜線551cが形成されている形状をしている。この軸端551aの角の形状は、例えば、角を斜めに削ることによって形成されている。この稜線551cのために、回転軸551の周面と端面551bが滑らかに繋がっていない。かかる場合には、図14に示すように、トナーシール650の一部(図14において、回転軸551の上側に位置している部分)がめくれてしまい、回転軸551がトナーシール650に不適切に挿入されるから、トナーシール650が回転軸551と不適切に嵌合することとなる。
トナーシール650がめくれるメカニズムを、以下に説明する。前述したように、回転軸551は、該回転軸551がトナーシール650に挿入されて、トナーシール650と嵌合している。そのため、トナーシール650と回転軸551とを嵌合させるために回転軸551がトナーシール650に挿入される際に、軸端551aの角に形成された稜線551cがトナーシール650と接することで、トナーシール650の一部が稜線551cに引っ掛かってしまうことがある。そして、稜線551cにトナーシール650の一部が引っ掛かった回転軸551をさらに挿入しようとすると、図15に示すように、トナーシール650の一部がめくれてしまう。
一方、本実施形態においては、前述したように、回転軸551の軸端551aの角に丸みが付けられている。かかる場合には、回転軸551がトナーシール650に対して適切に挿入されるために、トナーシール650と回転軸551とを適切に嵌合させることが可能となる。図16を用いて、より詳しく説明する。
図16は、本実施形態に係る回転軸551がトナーシール650に挿入される際に、トナーシール650がめくれていない様子を示した図である。本実施形態に係るトナー供給ローラ550では、回転軸551の軸端551aの角に丸みが付けられているから、軸端551aの角に稜線が形成されていない。すなわち、回転軸551の周面と端面551bとが滑らかに繋がっている。かかる場合には、回転軸551がトナーシール650に挿入される際に、図16に示すように、トナーシール650がめくれ難い。そのため、回転軸551がトナーシール650に適切に挿入されるから、回転軸551とトナーシール650とを適切に嵌合させることが可能となる。
===その他の実施形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る画像形成装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
なお、上記実施の形態において、画像形成装置として中間転写型のフルカラーレーザビームプリンタを例にとって説明したが、本発明は、中間転写型以外のフルカラーレーザビームプリンタ、モノクロレーザビームプリンタ、複写機、ファクシミリなど、各種の画像形成装置に適用可能である。
なお、上記実施の形態において、ロータリー方式の現像器を備えた画像形成装置を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、タンデム方式の現像器を備えた画像形成装置にも、本発明を適用することができる。
なお、上記実施の形態において、像担持体である感光体は、円筒状の導電性基材の外周面に感光層を設けた構成として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ベルト状の導電性基材の表面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光ベルトであってもよい。
さらに、上記実施の形態において、現像器51、52、53、54は、トナーTを担持するための現像剤担持体(現像ローラ510)を有することとした。また、回動部材は、ハウジング540に収容されたトナーTを前記現像ローラ510に供給するための回転可能な現像剤供給ローラ(トナー供給ローラ550)であることとした。しかし、これに限定されるものではない。例えば、回動部材は、揺動運動しながらトナーTを撹拌する撹拌部材であることとしてもよい。
トナー供給ローラ550が現像ローラ510へトナーTを安定して供給するという観点から、トナー供給ローラ550の周辺にトナーTが多量に存在する。しかし、トナーTが多量に存在すると、ハウジング540からトナーTが漏れやすいために、トナー供給ローラ550の端部とトナーシール650を適切に嵌合させる必要性が高まる。そのため、回動部材がトナー供給ローラ550である場合には、回動部材の端の角に丸みを付けることによる効果、すなわち、回動部材の端部とトナーシール650とを適切に嵌合させることが可能となる効果、がより有効に奏される。従って、上記実施の形態の方がより望ましい。
さらに、上記実施の形態において、前記端部は、トナー供給ローラ550の回転軸551であり、前記端は、回転軸551の軸端551aであることとしたが、これに限定されるものではない。
さらに、上記実施の形態において、回転軸551の軸端551aの、回転軸551の軸方向と直交する端面551bが、円形状を有していることとした。また、端面551bの直径(上記実施の形態においては、3mm)は、回転軸551の最大外径(上記実施の形態においては、7mm)の半分以下であることとした。しかし、これに限定されるものではない。例えば、端面551bの直径は、回転軸551の最大外径の半分より大きいこととしてもよい。
ただし、端面551bの直径が回転軸551の最大外径の半分以下である場合には、回転軸551をトナーシール650に挿入しやすくなるから、より適切に、回転軸551とトナーシール650とを嵌合させることが可能となる。従って、上記実施の形態の方がより望ましい。
さらに、上記実施の形態において、トナーシール650は、中空の円柱形状を有していることとした。また、トナーシール650が回転軸551と嵌合した状態において、トナーシール650の内周面653が、回転軸551の周方向に沿って該回転軸551に当接してハウジング540と該回転軸551との間からのトナーTの漏れを防止することとした。しかし、これに限定されるものではない。
さらに、上記実施の形態において、トナー供給ローラ550は、その軸方向中央側に大径部553を備えていることとした。また、トナーシール650の内周面653には、トナーシール650が回転軸551と嵌合した状態において、回転軸551の周方向に沿って回転軸551に当接する当接部654と、回転軸551の軸方向において当接部654よりも大径部553から遠い位置に備えられており回転軸551に当接しない非当接部655と、が設けられていることとした。しかし、これに限定されるものではない。例えば、非当接部655は、当接部654よりも大径部553から近い位置に備えられていることとしてもよい。
非当接部655が当接部654よりも大径部553から近い位置に備えられている場合には、回転軸551の軸端551aの角が、トナーシール650に挿入される際に非当接部655を通過してから当接部654に接するのに対し、当接部654が非当接部655より大径部553に近い位置に備えられている場合には、回転軸551の軸端551aの角が、トナーシール650に挿入される際に当接部654と非当接部655とのうち最初に当接部654に接する。そのため、当接部654が非当接部655より大径部553に近い位置に備えられている場合には、該軸端551aの角によって当接部654がめくれる可能性が高まるから、回転軸551の軸端551aの角に丸みを付けることによる効果、すなわち、回転軸551とトナーシール650とを適切に嵌合させることが可能となる効果、がより有効に奏される。従って、上記実施の形態の方がより望ましい。
さらに、上記実施の形態において、回転軸551と嵌合する前の当接部654の最小内径は、回転軸551の最大外径より小さいこととしたが、これに限定されるものではない。
回転軸551と嵌合する前の当接部654の最小内径が回転軸551の最大外径より小さい場合には、回転軸551の軸端551aの角の形状によっては、回転軸551がトナーシール650に挿入される際に当接部654がめくれる可能性が高まる。そのため、回転軸551と嵌合する前の当接部654の最小内径が回転軸551の最大外径より小さい場合には、回転軸551の軸端551aの角に丸みを付けることによる効果、すなわち、回転軸551とトナーシール650とを適切に嵌合させることが可能となる効果、がより有効に奏される。従って、上記実施の形態の方がより望ましい。
さらに、上記実施の形態において、トナーシール650の二つの側面658a、658bのうち、トナーシール650が回転軸551と嵌合した状態において大径部553から近い側に位置する側面658aに、内周面653の周方向に沿った溝部656が設けられていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、トナーシール650には、溝部656が設けられていないこととしてもよい。
側面658aに内周面653の周方向に沿った溝部656が設けられている場合には、回転軸551の軸端551aの角の形状によっては、回転軸551がトナーシール650に挿入される際に当接部654がめくれる可能性が高まる。そのため、側面658aに内周面653の周方向に沿った溝部656が設けられている場合には、回転軸551の軸端551aの角に丸みを付けることによる効果、すなわち、回転軸551とトナーシール650とを適切に嵌合させることが可能となる効果、がより有効に奏される。従って、上記実施の形態の方がより望ましい。
===画像形成システム等の構成===
次に、本発明に係る実施の形態の一例である画像形成システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図17は、画像形成システムの外観構成を示した説明図である。画像形成システム700は、コンピュータ702と、表示装置704と、プリンタ10と、入力装置708と、読取装置710とを備えている。
コンピュータ702は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されているが、これに限られるものではない。表示装置704は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、これに限られるものではない。プリンタ10は、上記に説明されたプリンタが用いられている。入力装置708は、本実施形態ではキーボード708Aとマウス708Bが用いられているが、これに限られるものではない。読取装置710は、本実施形態ではフレキシブルディスクドライブ装置710AとCD−ROMドライブ装置710Bが用いられているが、これに限られるものではなく、例えばMO(Magneto Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。
図18は、図17に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。コンピュータ702が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ802と、ハードディスクドライブユニット804等の外部メモリがさらに設けられている。
なお、以上の説明においては、プリンタ10が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710と接続されて画像形成システムを構成した例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、画像形成システムが、コンピュータ702とプリンタ10から構成されても良く、画像形成システムが表示装置704、入力装置708及び読取装置710のいずれかを備えていなくても良い。
また、例えば、プリンタ10が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710のそれぞれの機能又は機構の一部を持っていても良い。一例として、プリンタ10が、画像処理を行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された画像データを記録した記録メディアを着脱するための記録メディア着脱部等を有する構成としても良い。
このようにして実現された画像形成システムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。 プリンタ10の制御ユニット100を示すブロック図である。 イエロー現像器54の斜視図である。 イエロー現像器54の主要構成要素を示した断面図である。 ハウジング540にトナー供給ローラ550が取り付けられている様子を示した斜視図である。 一端側嵌合穴547にトナーシール650及び一端側供給ローラ用軸受け640が嵌合している際の、一端側嵌合穴547周辺部を示した斜視図である。 一端側嵌合穴547にトナーシール650及び一端側供給ローラ用軸受け640が嵌合している際の、一端側嵌合穴547周辺部を示した断面図である。 一端側嵌合穴547にトナーシール650が嵌合している際の、一端側嵌合穴547周辺部を示した斜視図である。 トナーシール650の斜視図である。 図9のI−I線矢視断面図である。 他端側嵌合穴546に他端側供給ローラ用軸受け620が嵌合している際の、他端側嵌合穴546周辺部を示した斜視図である。 他端側嵌合穴546に他端側供給ローラ用軸受け620が嵌合している際の、他端側嵌合穴546周辺部を示した断面図である。 トナー供給ローラ550を他端側嵌合穴546に挿入している途中の状態を示した図である。 トナーシール650の一部がめくれて、トナーシール650が比較例に係る回転軸551と不適切に嵌合している様子を示した図である。 比較例に係る回転軸551がトナーシール650に挿入される際に、トナーシール650の一部がめくれている様子を示した図である。 本実施形態に係る回転軸551がトナーシール650に挿入される際に、トナーシール650がめくれていない様子を示した図である。 画像形成システムの外観構成を示した説明図である。 図17に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 プリンタ、20 感光体、30 帯電ユニット、40 露光ユニット、
50 現像器保持ユニット、50a、50b、50c、50d 着脱部、
50e 中心軸、51 ブラック現像器、52 マゼンタ現像器、
53 シアン現像器、54 イエロー現像器、60 一次転写ユニット、
70 中間転写体、75 クリーニングユニット、76 クリーニングブレード、
80 二次転写ユニット、90 定着ユニット、92 給紙トレイ、
94 給紙ローラ、95 表示ユニット、96 レジローラ、
100 制御ユニット、101 メインコントローラ、
102 ユニットコントローラ、111 CPU、112 インターフェイス、
113 画像メモリ、114 メインコントローラ側メモリ、
114a EEPROM、114b RAM、
116 ユニットコントローラ側メモリ、116a EEPROM、120 CPU、
121 シリアルインターフェース(I/F)、122 本体側メモリ、
123 入出力ポート、
510 現像ローラ、520 上シール、522 シール支持板金、
524 シール付勢部材、530 トナー収容部、530a 第一トナー収容部、
530b 第二トナー収容部、540 ハウジング、542 上ハウジング部、
544 下ハウジング部、546 他端側嵌合穴、547 一端側嵌合穴、
547a 大径穴、547b 小径穴、550 トナー供給ローラ、
551 回転軸、551a 軸端、551b 端面、551c 稜線、
560 規制ブレード、560a ゴム部、560b ゴム支持部、
562 ブレード支持板金、570 ブレード裏部材、572 開口、
620 他端側供給ローラ用軸受け、621 鍔部、622 嵌合部、
630 軸受けシール、640 一端側供給ローラ用軸受け、641 嵌合部、
650 トナーシール、651 金属環、652 ゴム部、653 内周面、
654 当接部、654a 先端部、655 非当接部、656 溝部、
657 外周面、658a、658b 側面、
700 画像形成システム、702 コンピュータ、704 表示装置、
708 入力装置、708A キーボード、708B マウス、710 読取装置、
710A フレキシブルディスクドライブ装置、
710B CD−ROMドライブ装置、
802 内部メモリ、804 ハードディスクドライブユニット、T トナー 、

Claims (11)

  1. 現像剤を収容するための収容体と、
    該収容体内に設けられている回動部材であって、該回動部材の端の角に丸みが付けられている回動部材と、
    該回動部材の端部と嵌合して、前記収容体からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置であって、
    現像剤を担持するための現像剤担持体を有し、
    前記回動部材は、前記収容体に収容された現像剤を前記現像剤担持体に供給するための回転可能な現像剤供給ローラであることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項2に記載の現像装置であって、
    前記端部は、前記現像剤供給ローラの回転軸であり、
    前記端は、前記回転軸の軸端であることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項3に記載の現像装置であって、
    前記回転軸の軸端の、該回転軸の軸方向と直交する端面が、円形状を有しており、
    該端面の直径は、前記回転軸の最大外径の半分以下であることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の現像装置であって、
    前記シール部材は、中空の円柱形状を有しており、
    前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において、前記シール部材の内周面が、前記回転軸の周方向に沿って該回転軸に当接して前記収容体と該回転軸との間からの現像剤の漏れを防止することを特徴とする現像装置。
  6. 請求項5に記載の現像装置であって、
    前記現像剤供給ローラは、その軸方向中央側に大径部を備え、
    前記シール部材の内周面には、
    前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において、前記回転軸の周方向に沿って該回転軸に当接する当接部と、前記回転軸の軸方向において該当接部よりも前記大径部から遠い位置に備えられており前記回転軸に当接しない非当接部と、
    が設けられていることを特徴とする現像装置。
  7. 請求項6に記載の現像装置であって、
    前記回転軸と嵌合する前の前記当接部の最小内径は、前記回転軸の最大外径より小さいことを特徴とする現像装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の現像装置であって、
    前記シール部材の二つの側面のうち、前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において前記大径部から近い側に位置する側面に、前記内周面の周方向に沿った溝部が設けられていることを特徴とする現像装置。
  9. 現像剤を収容するための収容体と、
    該収容体内に設けられている回動部材であって、該回動部材の端の角に丸みが付けられている回動部材と、
    該回動部材の端部と嵌合して、前記収容体からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、
    を有し、
    現像剤を担持するための現像剤担持体を有し、
    前記回動部材は、前記収容体に収容された現像剤を前記現像剤担持体に供給するための回転可能な現像剤供給ローラであり、
    前記端部は、前記現像剤供給ローラの回転軸であり、
    前記端は、前記回転軸の軸端であり、
    前記回転軸の軸端の、該回転軸の軸方向と直交する端面が、円形状を有しており、
    該端面の直径は、前記回転軸の最大外径の半分以下であり、
    前記シール部材は、中空の円柱形状を有しており、
    前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において、前記シール部材の内周面が、前記回転軸の周方向に沿って該回転軸に当接して前記収容体と該回転軸との間からの現像剤の漏れを防止し、
    前記現像剤供給ローラは、その軸方向中央側に大径部を備え、
    前記シール部材の内周面には、
    前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において、前記回転軸の周方向に沿って該回転軸に当接する当接部と、前記回転軸の軸方向において該当接部よりも前記大径部から遠い位置に備えられており前記回転軸に当接しない非当接部と、
    が設けられており、
    前記回転軸と嵌合する前の前記当接部の最小内径は、前記回転軸の最大外径より小さく、
    前記シール部材の二つの側面のうち、前記シール部材が前記回転軸と嵌合した状態において前記大径部から近い側に位置する側面に、前記内周面の周方向に沿った溝部が設けられていることを特徴とする現像装置。
  10. 潜像を担持するための像担持体、及び、
    前記像担持体に担持された潜像を現像するための現像装置であって、現像剤を収容するための収容体と、該収容体内に設けられている回動部材であって、該回動部材の端の角に丸みが付けられている回動部材と、該回動部材の端部と嵌合して、前記収容体からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有する現像装置、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. コンピュータ、並びに、
    このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、潜像を担持するための像担持体、及び、前記像担持体に担持された潜像を現像するための現像装置であって、現像剤を収容するための収容体と、該収容体内に設けられている回動部材であって、該回動部材の端の角に丸みが付けられている回動部材と、該回動部材の端部と嵌合して、前記収容体からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有する現像装置、を備えた画像形成装置、
    を具備したことを特徴とする画像形成システム。

JP2005004184A 2005-01-11 2005-01-11 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム Pending JP2006194986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005004184A JP2006194986A (ja) 2005-01-11 2005-01-11 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005004184A JP2006194986A (ja) 2005-01-11 2005-01-11 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006194986A true JP2006194986A (ja) 2006-07-27

Family

ID=36801136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005004184A Pending JP2006194986A (ja) 2005-01-11 2005-01-11 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006194986A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102968025A (zh) * 2011-08-31 2013-03-13 兄弟工业株式会社 显影装置和安装显影装置的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102968025A (zh) * 2011-08-31 2013-03-13 兄弟工业株式会社 显影装置和安装显影装置的方法
US9086654B2 (en) 2011-08-31 2015-07-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing device provided with developing roller and supply roller
US9471005B2 (en) 2011-08-31 2016-10-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing cartridge positioning portions for relative positioning of developing roller, supply roller and housing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4765555B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、画像形成システム、及び、現像装置の製造方法
JP4872325B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び画像形成システム
JP4600055B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、画像形成システム、及び、現像剤供給ローラの組み付け方法
JP4692226B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP4770459B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2007233195A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2007183312A (ja) 現像装置、画像形成装置、画像形成システム、帯電部材の製造方法、及び、シール部材の製造方法
JP2006194986A (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP4765327B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP4396305B2 (ja) 現像装置、及び現像装置の製造方法
JP4453405B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP4655631B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP4639695B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2007133244A (ja) 現像剤担持ローラ、現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2006154431A (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP4784703B2 (ja) 現像剤担持ローラ、現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2011138174A (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP4501468B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2005227602A (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2005049499A (ja) 現像装置、弾性部材、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2006220972A (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2005250413A (ja) 現像装置、画像形成装置、画像形成システム、及び、現像装置の製造方法
JP2006065099A (ja) 層厚規制部材の再取り付け方法、現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2004170683A (ja) 現像剤担持体、現像装置、画像形成装置、及び、コンピュータシステム
JP2007298558A (ja) 帯電部材、帯電ブレード、現像装置、画像形成装置、画像形成システム