JP2008033005A - カメラのマウント構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】多数の接続端子を配置しながらも、耐久性が高く、且つレンズユニットを確実に固定可能なカメラのマウント構造を提供する。
【解決手段】デジタルカメラ2を、レンズユニット3と、カメラ本体4とから構成する。レンズユニット3のレンズ側マウント5を円柱形状に形成する。レンズ側マウント5は、その中心軸と平行な外周面22を有する。外周面22の周方向には、約120°の略等角間隔で配された溝部22aがチャック部として形成されている。さらに、外周面22の周方向に沿って溝部と交互となる位置には、複数の接続端子からなるレンズ側接続端子群27がそれぞれ設けられている。本体側マウント6は、レンズ側マウント5が嵌合する円柱形状に凹となる凹部40と、この凹部40に嵌合したレンズ側マウント5をチャックするグリッパ64を含むチャック機構とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】デジタルカメラ2を、レンズユニット3と、カメラ本体4とから構成する。レンズユニット3のレンズ側マウント5を円柱形状に形成する。レンズ側マウント5は、その中心軸と平行な外周面22を有する。外周面22の周方向には、約120°の略等角間隔で配された溝部22aがチャック部として形成されている。さらに、外周面22の周方向に沿って溝部と交互となる位置には、複数の接続端子からなるレンズ側接続端子群27がそれぞれ設けられている。本体側マウント6は、レンズ側マウント5が嵌合する円柱形状に凹となる凹部40と、この凹部40に嵌合したレンズ側マウント5をチャックするグリッパ64を含むチャック機構とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮影レンズが組み込まれたレンズユニットに設けられたレンズ側マウントと、カメラ本体の前面に設けられたカメラ本体側マウントとからなるカメラのマウント構造に関する。
CCDなどの固体撮像素子を用いて撮像した撮影画像をデジタルの画像データに変換し、内蔵メモリやメモリカードなどの記録媒体に記録するデジタルカメラが普及している。デジタルカメラの中には、撮影レンズが組み込まれた交換用のレンズユニットと、このレンズユニットが着脱自在に装着されるカメラ本体とから構成され、各種レンズユニットを交換してユーザの意図する撮影に対応するレンズ交換式のものがある。
従来のレンズ交換式のデジタルカメラでは、固体撮像素子をカメラ本体側に配置するのが一般的であった(例えば、特許文献1〜3参照)。ところが、固体撮像素子をカメラ本体側に配置する場合、レンズユニット側の撮影レンズとカメラ本体側の撮像素子とが正確な位置関係となる光学的な接続としなければならないため、マウントの構成部品は高い寸法精度が要求される。このため、製造コスト上昇の原因となっていた。そこで、本出願人は、固体撮像素子をレンズユニット側に配置したレンズ交換式のデジタルカメラを提案している。このデジタルカメラでは、レンズユニット装着時に光学的な接続を必要とせず、レンズユニットとカメラ本体とを電気的に接続させるだけで良いことから、マウントの製造コスト上昇を抑制することが可能である。
特開平8−227096号公報
特開2002−341423号公報
特開2003−156790号公報
しかしながら、固体撮像素子をレンズユニット側に配置したレンズ交換式のデジタルカメラでは、固体撮像素子が取得した撮影画像の画像信号などの電気信号をレンズユニットとカメラ本体との間で送受信するために、マウントには多数の接続端子を配することが必要になる。
また、従来のマウントとしては、レンズユニット側にバヨネット爪を形成するとともにカメラ本体側にバヨネット溝を形成し、レンズユニット装着時にこれらを噛み合わせるバヨネット構造のものが知られているが、この構造ではバヨネット爪とバヨネット溝とが比較的強く摺接するため、これらに多数の接続端子を設けた場合、磨耗等による経時劣化の可能性がある。
特許文献2には、レンズユニット側のマウントを断面矩形の凸状に形成するとともに、カメラ本体側のマウントを凹状に形成する技術が記載されている。凸状のマウント部は光軸に平行な4面の側面を有しており、これらの側面のうち左右の2面がクランプされる面となっている。しかし、この構造では、装着後のレンズユニットに上下方向の強い力がかかったときに、レンズユニットがカメラ本体に対して少しではあるが移動してしまうことがあった。仮に、凸状に形成されたマウント部の上下面に接続端子を配置した場合には、これらの接続端子に無理な力がかかって変形したり破損したりするおそれが生じる。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、多数の接続端子を配置しながらも、耐久性が高く、且つレンズユニットを確実に固定可能なカメラのマウント構造を提供することを目的とする。
撮影レンズが組み込まれたレンズユニットに設けられたレンズ側マウントと、カメラ本体の前面に設けられレンズ側マウントと着脱自在に係合する本体側マウントとからなり、これらが係合することによってレンズユニットがカメラ本体に装着され且つ電気的に接続されるカメラのマウント構造であって、レンズ側マウントは、レンズユニットの後端部から突出する略円柱形状に形成されており、その中心軸の周りに、周方向に互いに間隔を置いて形成された少なくとも3つのチャック部と、周方向に沿ってチャック部と交互に配されたレンズ側接続端子が設けられており、本体側マウントは、レンズ側マウントを嵌合させる円柱形状に凹となる凹部が形成され、凹部の内周面にチャック機構と本体側接続端子とが設けられ、レンズ側マウントが凹部に嵌め込まれたときに、チャック機構がチャック部を保持してレンズユニットをカメラ本体に固定し、本体側接続端子がレンズ側接続端子と接触してレンズユニットをカメラ本体に電気的に接続させることを特徴とする。
なお、チャック機構は、凹部の中心を通る中心線に対して左右対称に配設されていることが好ましい。
また、チャック部には溝部が形成されており、チャック機構は、レンズ側マウントが凹部に嵌合したとき、溝部に進入してレンズ側マウントを把持するチャック位置から、溝部から離脱してレンズ側マウントの把持を解除する退避位置までの間を往復運動する把持部材を有することが好ましい。
また、レンズ側マウントは、その外周面が本体側接続端子の配設される凹部の内周面と僅かに離間して嵌合するように形成されており、本体側接続端子は、レンズ側マウントが凹部に嵌合されたときにレンズ側接続端子に接触するようにバネ付勢されていることが好ましい。
また、レンズユニットは、撮影レンズによって結像した被写体像を撮像する固体撮像素子を内蔵していることが好ましい。
本発明のカメラのマウント構造によれば、レンズ側マウントは、レンズユニットの後端部から突出する略円柱形状に形成されており、その中心軸の周りに、周方向に互いに間隔を置いて形成された少なくとも3つのチャック部と、周方向に沿ってチャック部と交互に配されたレンズ側接続端子が設けられており、本体側マウントは、レンズ側マウントを嵌合させる円柱形状に凹となる凹部が形成され、凹部の内周面にチャック機構と本体側接続端子とが設けられ、レンズ側マウントが凹部に嵌め込まれたときに、チャック機構がチャック部を保持してレンズユニットをカメラ本体に固定し、本体側接続端子がレンズ側接続端子と接触してレンズユニットをカメラ本体に電気的に接続させることより、レンズを光軸回りに回転させずにカメラ本体に着脱させることができるため、レンズ側マウントと本体側マウントとは、耐久性が高く、装着/離脱を長年繰り返しても確実に固定可能である。
また、チャック機構は、凹部の中心を通る中心線に対して左右対称に配設されていることより、カメラ本体に装着したレンズユニットは、所定の位置に精度良く固定され、位置がずれることを防止できる。
また、チャック部には溝部が形成されており、チャック機構は、レンズ側マウントが凹部に嵌合したとき、溝部に進入してレンズ側マウントを把持するチャック位置から、溝部から離脱してレンズ側マウントの把持を解除する退避位置までの間を往復運動する把持部材を有することより、レンズユニットをカメラ本体に確実に固定することができる。
また、レンズ側マウントは、その外周面が本体側接続端子の配設される凹部の内周面と僅かに離間して嵌合するように形成されており、本体側接続端子は、レンズ側マウントが凹部に嵌合されたときにレンズ側接続端子に接触するようにバネ付勢されていることより、レンズ側マウントと本体側マウントとが互いに強い力を及ぼすことはなく、レンズ側接続端子と本体側接続端子とには、耐久性がある。
図1に示すように、デジタルカメラ2は、レンズユニット3と、カメラ本体4とから構成される。レンズユニット3に設けられたレンズ側マウント5を、カメラ本体4に設けられた本体側マウント6に着脱自在に係合することによってレンズユニット3がカメラ本体4に装着され且つ電気的に接続される。レンズ側マウント5と本体側マウント6とからデジタルカメラ2のマウントが構成されている。
レンズユニット3は円柱形状に形成されている。レンズユニット3には撮影レンズ10が組み込まれると共に、この撮影レンズ10によって結像される被写体像を撮像するCCDイメージセンサ11が内蔵されている。レンズユニット3の内部は密閉されており外部から塵埃等が侵入することがないため、CCDイメージセンサ11の受光領域18に塵埃が付着することはなく、撮影画像の画質は良好に保たれる。
カメラ本体4の上面には、撮影時に押圧操作されるレリーズボタン12と、撮影/再生モードの切替え時に操作されるモード操作部13とが設けられている。カメラ本体4の前面上部にはストロボ発光部14aが設けられている。また、カメラ本体4の後面には、撮影画像や各種設定条件が表示されるLCD15と、電源スイッチ16と、ズーム操作部17とが設けられている(図6参照)。
図1及び図2に示すように、レンズ側マウント5は、レンズユニット3の後端部3aから突出するレンズ光軸と略平行に配された中心軸に沿って円柱形状に形成されている。レンズ側マウント5は、その中心軸と平行な外周面22を有する。外周面22には、周方向に約120°の略等角間隔で配された溝部22a、22b、22cが形成されている。この溝部22a、22b、22cは、チャック部として機能し、レンズ側マウント5の係合時に、後述するグリッパ(把持部材)62、64、66がそれぞれ進入する。さらに、外周面22の周方向に沿って溝部22a、22b、22cと交互となる位置には、複数の接続端子からなるレンズ側接続端子群27、28、29がそれぞれ設けられている。接続端子を3つのレンズ側接続端子群27、28、29に分散して配置しているため、レンズ側マウント5の内部における配線を束ねる必要がなく、配線構造が複雑になることを防止できる。特に、本実施形態では、レンズユニット3にCCDイメージセンサ11を内蔵しており、レンズユニット3とカメラ本体4との間で送受信するデータ量が大きくなり、配線を多数配置しなければならないため、上記構成が効果的である。なお、3つのレンズ側接続端子群27、28、29のうち、CCDイメージセンサ11の受光領域18の上辺18aに最も近接する位置に、レンズ側接続端子群27が位置する。
レンズユニット3の外周面にはマーク50が印されている。このマーク50は、レンズ側接続端子群27の近傍に印されている。また、カメラ本体4の前面上部にはマーク51が印されている。このマーク51は、カメラ本体4の前面において、凹部40の本体側接続端子群47(図3等参照)の近傍に印されている。レンズ側マウント5を本体側マウント6に装着するときには、レンズユニット3のマーク50及びカメラ本体4のマーク51の位置を合わせて装着動作を行う。
図1及び図3に示すように、本体側マウント6は、カメラ本体4の前面に設けられており、カメラ本体4の前後方向(レンズユニット3の挿脱方向)に深さを有する凹部40を有している。この凹部40は、レンズ側マウント5の形状に合わせて円柱形状に凹として形成され、カメラ本体4の前後方向と平行な内周面42を有する。内周面42は、周方向に約120°の略等角間隔で配された退避溝42a、42b、42cが形成されている。この退避溝42a、42b、42cには、チャック機構60のグリッパ62、64、66が退避している。さらに、内周面42の周方向に沿って退避溝42a、42b、42cと交互となる位置には、複数の接続端子からなる本体側接続端子群47、48、49がそれぞれ設けられている。なお、チャック機構60のグリッパ62、64、66は、カメラ本体4の上下方向であって凹部40の中心を通る中心線に対して左右対称に配設されている。
マーク50、51の位置を合わせてレンズ側マウント5を凹部40挿入すると、レンズ側マウント5の溝部22a、22b、22cが本体側マウント6のグリッパ62、64、66にそれぞれ対面し、レンズ側接続端子群27、28、29は本体側接続端子群47、48、49にそれぞれ接触し、これらの接続端子が電気的に接続する。このとき、レンズ側マウント5の外周面22と、本体側マウント6の内周面42とは、僅かに離間する。これにより、レンズ側マウント5の挿入時にレンズ側マウント5と本体側マウント6とが強い力で摺動することを防止でき、耐久性がある。
図4に示すように、本体側接続端子群47の接続端子は板バネ状に形成されており、先端部47aがカメラ本体4の前後方向(レンズユニット3の挿脱方向)に垂直な方向且つ凹部40の求心方向に付勢された状態になっている。本体側接続端子群48、49の接続端子も、本体側接続端子群47の接続端子と同様に形成されている。
図3に示すように、本体側マウント6は、チャック機構60を備えている。チャック機構60は、グリッパ62、64、66と、これらのグリッパ62、64、66を移動させるグリッパ移動機構67と、グリッパ移動機構67を操作する操作部材68とから構成される。
各グリッパ62、64、66の把持部62a、64a、66aは、ゴムを材料としており、把持面はなだらかな凹凸形状となっている。グリッパ移動機構67は、各グリッパ62、64、66を図3に示す退避位置と、図5に示すチャック位置との間で移動させる。各グリッパ62、64、66は、退避位置ではそれぞれ退避溝42a、42b、42cに入り込んでおり、チャック位置では内周面42から突出する。
操作部材68(図1参照)は、カメラ本体4の前面に設けられたスライド溝69の下端部に位置するオン位置と、スライド溝69の上端部に位置するオフ位置との間で移動し、手動操作される。操作部材68をオフ位置からオン位置に移動させると、この操作力がグリッパ移動機構67を介して各グリッパ62、64、66に伝達され、各グリッパ62、64、66が退避位置からチャック位置に移動する。また、操作部材68をオン位置からオフ位置に手動で移動させると、この操作力がグリッパ移動機構67を介して各グリッパ62、64、66に伝達され、各グリッパ62、64、66がチャック位置から退避位置に移動する。グリッパ移動機構としては、例えば、リンク機構を用いる。
なお、グリッパ移動機構として、電力の供給を受けて駆動するアクチュエータを用いても良い。この場合には、操作部材の代わりにスイッチを用い、このスイッチがオン操作されたときに、アクチュエータが駆動してグリッパがチャック位置に移動し、一方、スイッチがオフ操作されたときに、アクチュエータが駆動してグリッパが退避位置に移動する構成にする。アクチュエータはグリッパに1対1に対応する数設けても良いし、1機だけ設け、この1機のアクチュエータの駆動力を各グリッパに伝達させても良い。
図6に示すように、レンズ駆動モータ80は、モータドライバ81に接続されており、モータドライバ81を介してレンズユニット用システム制御部82(以下、単に「システム制御部82」という)によって駆動を制御されている。
CCDイメージセンサ11は、CCDドライバ83に接続されており、CCDドライバ83を介してシステム制御部82によって駆動を制御される。CCDイメージセンサ11は、光学的な被写体画像を電気的な撮像信号に変換して出力する。撮像信号はアンプ84で適当なレベルに増幅された後、A/D変換回路85によってデジタル変換されて画像データになる。この画像データは、レンズ側接続端子群27、28、29及び本体側接続端子群47、48、49を介して、カメラ本体4側へと送信される。システム制御部82では、カメラ本体用システム制御部86(以下、単に「システム制御部86」という)からの指令に基づいてレンズユニット3側の撮影処理を管制している。
レンズユニット3からの画像データはメモリ87に書き込まれる。信号処理部88は、メモリ87から画像データを読み出し、階調変換、ホワイトバランス補正、γ補正等の各種画像処理を施す。画像処理が施された画像データはLCDドライバ89へ入力され、LCD15に画像として表示される。
レリーズボタン12が押圧操作されたときには、メディアコントローラ90の制御によって、画像処理が施された画像データが記録メディア91に記録される。また、レリーズボタン12が押圧操作されると、撮影環境からの光量に応じてストロボ14が駆動される。システム制御部86は、システム制御部82に指令を送るとともに、カメラ本体4側の撮影処理、画像表示処理、記録処理等を管制している。システム制御部86には、レリーズボタン12、モード操作部13、電源スイッチ16、ズーム操作部17が接続されている。
カメラ本体4の内部にはバッテリ92が配置され、カメラ本体4の各部に電力を供給している。また、このバッテリ92は、本体側接続端子群47、48、49及びレンズ側接続端子群27、28、29を介してレンズユニット3側にも電力を供給する。
以下、上記構成によるデジタルカメラ2の作用について説明する。マーク50とマーク51を対応させてレンズユニット3とカメラ本体4の姿勢を定め、レンズ側マウント5を本体側マウント6の凹部40に挿入する(図1参照)。図7(A)に示すように、レンズ側マウント5の溝部22a、22b、22cは、本体側マウント6のグリッパ62、64、66にそれぞれ対面する。また、レンズ側接続端子群27、28、29は、本体側接続端子群47、48、49にそれぞれ接触し、これらの接続端子が電気的に接続する。
操作部材68(図1、図3参照)をオフ位置からオン位置に移動させると、この操作力がグリッパ移動機構67(図3参照)を介して各グリッパ62、64、66に伝達され、図7(B)に示すように、各グリッパ62、64、66が退避位置からチャック位置に移動する。グリッパ62、64、66は、溝部22a、22b、22cにそれぞれ入り込んで溝部の底面を押圧する。これにより、レンズ側マウント5は、カメラ本体4の上下方向であって凹部40の中心を通る中心線に対して左右対称となる3方向から均一な力でチャックされることとなり、確実に保持される。グリッパ62、64、66が溝部22a、22b、22cにそれぞれ入り込んでいるため、レンズ側マウント5の離脱を防止し、ロック機能の役割を果たすこととなる。
電源スイッチ16をオンにし、モード操作部13を操作して撮影モードに設定すると、LCD15にはスルー画が表示され撮影が可能な状態になる。レリーズボタン12を押圧操作すると、その時点で得られた画像データがレンズ側接続端子群27、28、29及び本体側接続端子群47,48、49を介してカメラ本体側へ送られ、記録メディア91に記録される。モード操作部13を操作して再生モードに設定すると、記録メディア91に記録された画像をLCD15に表示することができる。
撮影を終えた後、レンズユニット3を取り外す場合には、操作部材68をオフ位置に移動させる。操作部材68をオフ位置に移動させると、この操作力がグリッパ移動機構67を介して各グリッパ62、64、66に伝達され、図7(A)に示すように、各グリッパ62、64、66が退避位置に移動する。レンズ側マウント5には把持する力が働いていないため、レンズ側マウント5を凹部40から容易に離脱させることができる。また、レンズ側マウント5の外周面22と、本体側マウント6の内周面42とが僅かに離間しているので、強い摺動力で着脱させる必要がなく、耐久性がある。
なお、上記実施形態において、チャック機構60を構成するグリッパが3つである場合を例に説明したが、これに限定されるのではなく、互いに間隔を置いて4つ以上であっても良い。この場合、レンズ側マウント5は、グリッパに対応する数の溝部が形成されている必要がある。
また、上記実施形態において、レンズ側マウント5には、外周面22に接続端子が配置されている場合を例に説明したが、これに限定されるのではなく、底面(後端面)に配置されていても良い。この場合、本体側マウント6には、凹部40の底面に配置されている必要がある。
また、上記実施形態において、本体側マウント6に配置された接続端子が板バネ状に形成されている場合を例に説明したが、これに限定されるのではなく、本体側マウント6の凹部40の内周面42に垂直に延びるようにガイド溝を設け、このガイド溝内にスライド自在に接続端子を配置し、この接続端子をコイルバネなどによってバネ付勢する構成にしても良い。
また、上記実施形態において、固体撮像素子がレンズユニット3側に配置されている場合を例に説明したが、これに限定されるのではなく、カメラ本体4側に配置されていても良い。
2 デジタルカメラ
3 レンズユニット
4 カメラ本体
5 レンズ側マウント
6 本体側マウント
11 CCDイメージセンサ
22 外周面
22a、22b、22c 溝部
27〜29 レンズ側接続端子群
40 凹部
42 内周面
47〜49 本体側接続端子群
60 チャック機構
67 グリッパ移動機構
68 操作部材
3 レンズユニット
4 カメラ本体
5 レンズ側マウント
6 本体側マウント
11 CCDイメージセンサ
22 外周面
22a、22b、22c 溝部
27〜29 レンズ側接続端子群
40 凹部
42 内周面
47〜49 本体側接続端子群
60 チャック機構
67 グリッパ移動機構
68 操作部材
Claims (5)
- 撮影レンズが組み込まれたレンズユニットに設けられたレンズ側マウントと、カメラ本体の前面に設けられ前記レンズ側マウントと着脱自在に係合する本体側マウントとからなり、これらが係合することによって前記レンズユニットが前記カメラ本体に装着され且つ電気的に接続されるカメラのマウント構造において、
前記レンズ側マウントは、前記レンズユニットの後端部から突出する略円柱形状に形成されており、その中心軸の周りに、周方向に互いに間隔を置いて形成された少なくとも3つのチャック部と、前記周方向に沿って前記チャック部と交互に配されたレンズ側接続端子が設けられており、
前記本体側マウントは、前記レンズ側マウントを嵌合させる円柱形状に凹となる凹部が形成され、前記凹部の内周面にチャック機構と本体側接続端子とが設けられ、
前記レンズ側マウントが前記凹部に嵌め込まれたときに、前記チャック機構が前記チャック部を保持して前記レンズユニットを前記カメラ本体に固定し、前記本体側接続端子が前記レンズ側接続端子と接触して前記レンズユニットを前記カメラ本体に電気的に接続させることを特徴とするカメラのマウント構造。 - 前記チャック機構は、前記凹部の中心を通る中心線に対して左右対称に配設されていることを特徴とする請求項1記載のカメラのマウント構造。
- 前記チャック部には溝部が形成されており、
前記チャック機構は、前記レンズ側マウントが前記凹部に嵌合したとき、前記溝部に進入して前記レンズ側マウントを把持するチャック位置から、前記溝部から離脱して前記レンズ側マウントの把持を解除する退避位置までの間を往復運動する把持部材を有することを特徴とする請求項1又は2記載のカメラのマウント構造。 - 前記レンズ側マウントは、その外周面が前記本体側接続端子の配設される前記凹部の内周面と僅かに離間して嵌合するように形成されており、
前記本体側接続端子は、前記レンズ側マウントが前記凹部に嵌合されたときに前記レンズ側接続端子に接触するようにバネ付勢されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のカメラのマウント構造。 - 前記レンズユニットは、前記撮影レンズによって結像した被写体像を撮像する固体撮像素子を内蔵していることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のカメラのマウント構造。
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JP2010224298A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Toshiba Corp | 撮像装置 |
KR20130104806A (ko) | 2012-03-15 | 2013-09-25 | 삼성테크윈 주식회사 | 카메라의 마운트 장치 |
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