JP2008032434A - 車両の方向特定方法,および,車両方向特定装置。 - Google Patents

車両の方向特定方法,および,車両方向特定装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】局所測地座標における車両の向きを特定すること
【解決手段】GPSアンテナ10それぞれが車両の前後方向に沿って配置されていることから、これらGPSアンテナ10の位置それぞれをつなぐ直線に基づいて、車両の前後方向に沿った軸の向きを特定することができる。また、GPS信号からは、周知のように高い精度で速度ベクトルを特定できるため、そのような精度の高い速度ベクトルに基づいて上述のように位置を特定することは、結果的に精度よくGPSアンテナ10の位置および車両の向きを特定できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、局所測地座標における車両の向きを特定する方法およびその装置に関する。
従来、車両にGPS(Global Positioning System )衛星から送信されるGPS信号を受信するためのGPSアンテナを備え、これにより受信されるGPS信号に基づいて車両の状態を推定する技術が用いられている。
例えば、GPS信号で特定される現在位置から車両の移動速度を推定し、この移動速度に基づいて車両(主にタイヤの空気圧)の状態を判断する、という技術などがある(特許文献1参照)。
特開2005−186739号公報
しかし、従来は、GPS信号で点としての現在位置を特定しているだけであるため、GPSアンテナの位置を基準とする車両の現在位置や移動速度を推定することしかできず、局所測地座標における車両の向きまでを特定することはできなかった。
車両の向きを特定することができれば、局所測地座標上での車両の挙動,言い換えれば車両の周辺環境における挙動をチェックすることができるようになるため好適である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、局所測地座標における車両の向きを特定するための技術を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載の車両の方向特定方法は、まず、速度特定手順によって、少なくとも車両の前端側および後端側それぞれに配置された2つのGPSアンテナにより受信されたGPS信号それぞれに基づいて、車両において前記GPSアンテナが配置された位置それぞれの速度ベクトルを特定する。次に、位置特定手順によって、速度特定手順にて特定した速度ベクトルそれぞれに基づいて、該速度ベクトルに対応する前記GPSアンテナの局所測地座標における位置をそれぞれ特定する。そして、方向特定手順によって、位置特定手順にて特定した位置それぞれをつなぐ直線の向きに基づいて、局所測地座標における車両の向きを特定する。
このような車両の方向特定方法によれば、車両の前後方向に沿った軸と2つのGPSアンテナそれぞれをつなぐ直線とに基づき、車両の前後方向に沿った軸の向きを特定することができる。
例えば、GPSアンテナそれぞれが車両の前後方向に沿って配置されている場合であれば、これらGPSアンテナの位置それぞれをつなぐ直線として、車両の前後方向に沿った軸の向きを特定することができる。
また、GPS信号からは、周知のように高い精度で速度ベクトルを特定できるため、そのような精度の高い速度ベクトルに基づいて上述のように位置を特定することは、結果的に精度よくGPSアンテナの位置および車両の向きを特定できることを示している。
また、上述した位置特定手順による位置の特定に際しては、例えば、請求項2に記載のように、前記速度特定手順にて特定した速度ベクトルそれぞれについて、該速度ベクトルに対応する前記GPSアンテナの基準位置から、その速度ベクトルを単位時間で積分した値だけ変位した位置を、そのGPSアンテナの局所測地座標における位置として特定する、ようにするとよい。
このような方法とすれば、速度ベクトルから、その速度ベクトルに対応するGPSアンテナの局所測地座標における位置を特定することができる。
また、この方法における「GPSアンテナの基準位置」としては、あらかじめ定めておいた位置とすればよいが、その位置を随時調整するようにしてもよい。
例えば、2つのGPSアンテナが車両の前後方向に沿って配置されている場合であれば、請求項3に記載のような方法とすることが考えられる。
この方法では、前記速度特定手順にて特定した速度ベクトルそれぞれが所定のしきい値範囲内の近似する値である場合に、局所測地座標における所定の位置を、2つの前記GPSアンテナのうちの一方の前記GPSアンテナの基準位置とし、該基準位置から、前記速度特定手順にて特定した速度ベクトルの向きに沿って他方の前記GPSアンテナに、前記GPSアンテナの配置されている間隔だけ変位させた位置を、他方の前記GPSアンテナの基準位置とする基準決定手順が含まれる。
このような方法とすれば、車両の前後方向に沿って配置されたGPSアンテナそれぞれが近似する速度ベクトルにて変位している状況,つまり車両が直進しているとみなされる状況となった際に、GPSアンテナそれぞれの基準位置を調整することができる。
また、上記課題を解決するため請求項4に記載の車両の方向特定方法は、速度特定手順によって、少なくとも車両の前端側および後端側それぞれに配置された2つのGPSアンテナにより受信されたGPS信号それぞれに基づいて、車両において前記GPSアンテナが配置された位置それぞれの速度ベクトルを特定する。そして、方向特定手順によって、速度特定手順にて特定した速度ベクトルそれぞれに基づいて、局所測地座標における車両の向きを特定する。
この方向特定手順では、一方の前記速度ベクトルV1のうち、局所測地座標における経度方向の速度ベクトルをV1e,緯度方向の速度ベクトルをV1nとし、他方の前記速度ベクトルV2のうち、局所測地座標における経度方向の速度ベクトルをV2e,緯度方向の速度ベクトルをV2nとした場合に、下記の式1により求められる角度θを特定し、該角度θに基づいて局所測地座標における車両の向きを特定する。
Figure 2008032434
このような車両の方向特定方法によれば、速度ベクトルだけで、車両の前後方向と2つのGPSアンテナそれぞれをつなぐ直線を特定することができる。
ここで、2つのGPSアンテナそれぞれが車両の前後方向に沿って配置されている場合であれば、速度ベクトルだけで、車両の前後方向に延びる軸の局所測地座標に対する傾き,つまり局所測地座標における車両の方向を特定することができる。
なお、ここでは、局所測地座標における経度方向を基準とし、その経度方向に対する角度を、車両の傾きとして特定しているが、その傾きは、局所測地座標における緯度方向を基準とした場合の緯度方向に対する角度としてもよく、そのためには、そのような角度を特定するための式を用いることとしてもよい。
また、GPS信号からは、周知のように高い精度で速度ベクトルを特定できるため、そのような精度の高い速度ベクトルに基づく式にて求められる角度を、車両の前後方向に延びる軸の局所測地座標に対する傾きとして、精度よく特定することができる。
ところで、上記式1により求める方法においては、速度ベクトルV1,V2それぞれが近似する値であると、式1が「arctan(0/0)」となってしまい、その値が不定になってしまい、上記傾きが特定できなくなってしまう恐れがある。
このような事態を防止するためにも、請求項5に記載のような方法とするとよい。
この方法において、方向特定手順では、前記速度特定手順にて特定した速度ベクトルそれぞれが所定のしきい値範囲内の近似する値である場合、いずれかの速度ベクトル(V0とする)に基づいて、下記の式2により求められる角度θを特定し、該角度θに基づいて局所測地座標における車両の向きを特定する
Figure 2008032434
このような方法であれば、速度ベクトルV1,V2それぞれが近似する値となっている場合であっても、上記傾きを特定することができる。
また、上述した各方法においては、請求項6に記載のように、前記方向特定手順にて特定した車両の傾き,および,車両の大きさを示すパラメータに基づいて、局所測地座標上で車両が占める領域を特定する領域特定手順が含まれているとよい。
このような方法であれば、局所測地座標における車両の傾きだけでなく、その座標上で車両が占める領域を特定することができ、車両を局所測地座標上に存在する剛体と捉えることができるようになる結果、車両の周辺環境における挙動をより多くの情報に基づいてチェックすることができるようになる。
なお、この方法における「車両の大きさを示すパラメータ」とは、車両がその軸を基準として拡がる領域を特定できるパラメータであって、例えば、傾きを特定すべき車両の幅,長さ,高さなどあらかじめ定められたもののことである。
また、請求項7に記載の車両方向特定装置は、少なくとも車両の前端側および後端側それぞれに配置された2つのGPSアンテナと、該GPSアンテナにより受信されたGPS信号それぞれに基づいて、車両において前記GPSアンテナが配置された位置それぞれの速度ベクトルを特定する速度特定手段と、該速度特定手段により特定された速度ベクトルそれぞれに基づいて、該速度ベクトルに対応する前記GPSアンテナの局所測地座標における位置をそれぞれ特定する位置特定手段と、位置特定手段により特定した位置それぞれをつなぐ直線の向きに基づいて、局所測地座標における車両の向きを特定する方向特定手段と、を備えている。
このように構成された車両方向特定装置であれば、請求項1から3のいずれかに記載の方法を実施するのに適している。
また、この構成において、位置特定手段は、前記速度特定手段により特定された速度ベクトルそれぞれについて、該速度ベクトルに対応する前記GPSアンテナの基準位置から、その速度ベクトルを単位時間で積分した値だけ変位した位置を、そのGPSアンテナの局所測地座標における位置として特定する、ように構成するとよい。
このような構成の装置であれば、請求項2または請求項3に記載の方法を実施するのに適している。
また、この構成においては、次に示す基準決定手段を備えた構成とするとよい。この基準決定手段は、前記速度特定手段により特定された速度ベクトルそれぞれが所定のしきい値範囲内の近似する値である場合に、局所測地座標における所定の位置を、2つの前記GPSアンテナのうちの一方の前記GPSアンテナの基準位置とし、該基準位置から、前記速度特定手段により特定された速度ベクトルの向きに沿って他方の前記GPSアンテナ側に、前記GPSアンテナの配置されている間隔だけ変位させた位置を、他方の前記GPSアンテナの基準位置とする、手段である。
このような構成の装置であれば、請求項3に記載の方法を実施するのに適している。
また、請求項8に記載の車両方向特定装置は、少なくとも車両の前端側および後端側それぞれに配置された2つのGPSアンテナと、該GPSアンテナにより受信されたGPS信号それぞれに基づいて、車両において前記GPSアンテナが配置された位置それぞれの速度ベクトルを特定する速度特定手段と、該速度特定手段により特定された速度ベクトルそれぞれに基づいて、局所測地座標における車両の向きを特定する方向特定手段と、からなる。
そして、この方向特定手段は、一方の前記速度ベクトルV1のうち、局所測地座標における経度方向の速度ベクトルをV1e,緯度方向の速度ベクトルをV1nとし、他方の前記速度ベクトルV2のうち、局所測地座標における経度方向の速度ベクトルをV2e,緯度方向の速度ベクトルをV2nとした場合に、下記の式3により求められる角度θを特定し、該角度θに基づいて局所測地座標における車両の向きを特定する。
Figure 2008032434
このような構成の装置であれば、請求項4に記載の方法を実施するのに適している。
また、この構成において、方向特定手段は、前記速度特定手段により特定された速度ベクトルそれぞれが所定のしきい値範囲内の近似する値である場合、いずれかの速度ベクトル(V0とする)に基づいて、上記の式2により求められる角度θを特定し、該角度θに基づいて局所測地座標における車両の向きを特定するとよい。
このような構成の装置であれば、請求項5に記載の方法を実施するのに適している。
また、上述した各装置においては、前記方向特定手段により特定された車両の傾き,および,車両の大きさを示すパラメータに基づいて、局所測地座標上で車両が占める領域を特定する領域特定手段を備えているとよい。
このような構成の装置であれば、請求項6に記載の方法を実施するのに適している。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(1)全体構成
車両方向特定装置1は、車両に搭載される装置であって、図1に示すように、2つのGPSアンテナ10,GPSアンテナ10それぞれに対応する2つのGPS受信部20,後述する処理を実行する車両状態推定部30などからなり、これらがネットワーク(CANなど)を介して接続されている。
GPSアンテナ10は、図2に示すように、車両の前後方向に沿った任意の位置(本実施形態においては、車両の前端および後端)に配置されており、その位置においてGPS衛星からのGPS信号を受信する。
GPS受信部20は、車両室内に備えられており、GPSアンテナ10を介してGPS信号を受信し、そのGPS信号に基づいてGPSアンテナ10が配置された位置の速度ベクトルを示すパラメータを随時取得すると共に、そのパラメータを車両状態推定部30に通知する。
車両状態推定部30は、車両方向特定装置1全体の動作を制御する周知のマイコンなどからなり、内蔵メモリに記憶されたプログラムに従い、後述する処理を実行する。
(2)方向推定処理
以下に、車両状態推定部30により実行される方向推定処理の処理手順を説明する。この方向推定処理は、車両状態推定部30の内蔵メモリに格納されたプログラムに応じて一部の処理内容が異なるため、プログラムそれぞれについて別々に処理手順を説明する。
なお、この方向推定処理は、車両のイグニッションスイッチがオン側に切り替えられることに伴って車両方向特定装置1が起動した以降、繰り返し実行される処理である。
(2−1)プログラムその1
以下に、プログラムその1に従って実行される方向推定処理の処理手順を図3に基づいて説明する。
この方向推定処理が起動されると、まず、GPSアンテナ10が配置された位置それぞれの速度ベクトルが特定される(s110)。ここでは、GPS受信部20から通知されるパラメータに基づいて、GPSアンテナ10が配置された位置の速度ベクトルV1,V2が特定される(図4(a)参照)。
なお、以降、車両前端に配置されたGPSアンテナ10により受信されたGPS信号に基づく速度ベクトルを「V1」とし、車両後端に配置されたGPSアンテナ10により受信されたGPS信号に基づく速度ベクトルを「V2」とする。
次に、s110にて特定された速度ベクトル同士が所定のしきい値範囲内の近似する値となっているか否か(|V1−V2|<しきい値)がチェックされる(s120)。
このs120で、速度ベクトル同士が所定のしきい値範囲内の近似する値となっていると判定された場合(s120:YES)、そのように近似する値となっている状況が一定時間(例えば、5秒)継続したら(s130:YES)、GPSアンテナ10の基準位置それぞれが更新される(s140)。
本実施形態においては、各GPSアンテナ10の基準位置を示すパラメータが、車両状態推定部30の内蔵メモリに記憶されている。そして、このs140では、局所測地座標における所定の位置(例えば、原点)が、一方のGPSアンテナ10の基準位置を示すパラメータとして更新される。また、この基準位置から、s110にて特定された速度ベクトルの向きに沿って他方のGPSアンテナ10側に、GPSアンテナ10の配置されている間隔L(本実施形態においては、車両の全長に相当)だけ変位させた位置が、他方のGPSアンテナ10の基準位置を示すパラメータとして更新される。
例えば、車両前端に配置されたGPSアンテナ10の基準位置を示す位置ベクトルを「P1d」とし、車両後端に配置されたGPSアンテナ10の基準位置を示す位置ベクトルを「P2d」として、この「P2d」を、局所測地座標における所定の位置とした場合であれば、各基準位置P1d,P2dの各方向(経度成分,緯度成分)成分は、下記の式1により算出される。
Figure 2008032434
なお、上記式1においては、「P*d_e(*は、1または2;以下同様)」が、緯度方向の基準位置を示す位置ベクトルであり、「P*d_n」が、緯度方向の基準位置を示す位置ベクトルであり、「φ」が、速度ベクトルV2が緯度方向に対して延びる直線との間でなす角度である(図4(b)参照)。なお、この「φ」は、基準となる車両後端P2dのGPSで得られる速度ベクトルの経度成分と緯度成分がなす角度(方位)により特定される。
こうして、s140が行われた後、プロセスがs110へ戻る。
また、上述したs120で、速度ベクトル同士が所定のしきい値範囲内の近似する値となっていないと判定された場合(s120:NO)、または、しきい値範囲内の近似する値となっていると判定された場合であっても、その状況が一定時間継続しなかった場合(s130:NO)、GPSアンテナ10それぞれの局所測地座標における位置が特定される(s150)。
このs150では、s110にて特定された速度ベクトル(V1,V2)それぞれについて、その速度ベクトルに対応するGPSアンテナ10の基準位置(P1d,P2d)から、その速度ベクトルを単位時間で積分した積分値だけ変位した位置が、そのGPSアンテナ10の局所測地座標における位置として特定される。
より具体的にいうと、車両前端に配置されたGPSアンテナ10の位置を示す位置ベクトル「P1」は、下記の式2により算出され、車両後端に配置されたGPSアンテナ10の位置を示す位置ベクトル「P2」は、下記の式3により算出される。
P1=∫V1dt+P1d … (式2)
P2=∫V2dt+P2d … (式3)
こうして、s150にてGPSアンテナ10それぞれの位置が推定された後、こうして推定された位置に基づいて、車両の向き,および,車両が占める領域が特定される(s160)。ここでは、s150にて推定された位置それぞれをつなぐ直線の局所測地座標における向きが車両の向きとして特定される。より具体的には、緯度方向に延びる直線に対し、s150にて推定された位置それぞれをつなぐ直線に直交する直線がなす角度θが(図4(c)参照)、局所測地座標において車両が向いている方向を示すものとして下記の式4により算出される。
Figure 2008032434
なお、上記式4において、「P*_e」は、経度方向(東方向)の位置を示す位置ベクトルであり、「P*_n」は、緯度方向(北方向)の位置を示す位置ベクトルである。
また、このs160では、上記式4にて算出された車両の向きから定められる車両の軸と、あらかじめ定められた車両の大きさを示すパラメータ(例えば、車両の幅,長さ,高さなど)と、に基づいて局所測地座標上で車両の占める領域が特定される。
次に、s110にて特定された速度ベクトルそれぞれが、s160にて特定された車両の向きから定められる車両の軸を基準とするx−y座標系(図4(c)参照)に変換される(s170)。ここでは、下記の式5,式6により座標系の変換が行われる。
Figure 2008032434
なお、上記式5,式6において、「V*_x」は、x軸方向の速度ベクトルであり、「V*_y」は、y軸方向の速度ベクトルであり、「V*_e」は、経度方向の速度ベクトルであり、「V*_n」は、緯度方向の速度ベクトルである。
そして、s170にて変換された速度ベクトルを示すパラメータ,および,s160にて特定された車両の領域を示すパラメータそれぞれが、ネットワークを介して接続された車両制御部100に対して送信された後(s180)、プロセスがs110へ戻る。このパラメータを受信した車両制御部100は、このパラメータに基づいて車両の動作を制御するための各種処理を実行することとなる。
(2−2)プログラムその2
以下に、プログラムその2に従って実行される方向推定処理の処理手順を図5に基づいて説明する。
この方向推定処理が起動されると、まず、上述のs110と同様、GPSアンテナ10が配置された位置それぞれの速度ベクトルが特定される(s210)。
次に、s210にて特定された速度ベクトル同士が所定のしきい値範囲内の近似する値となっているか否か(|V1−V2|<しきい値)がチェックされる(s220)。
このs220で、速度ベクトル同士が所定のしきい値範囲内の近似する値となっていないと判定された場合(s220:NO)、s210にて特定された速度ベクトルそれぞれに基づいて、車両の前後方向に延びる軸の局所測地座標に対する傾き,および,車両の占める領域が特定される(s230)。ここでは、まず、s210にて推定された速度ベクトルの各方向成分に基づいて、車両における前後方向の軸に交差する直線と、局所測地座標における緯度方向に延びる直線との角度θが(図4(c)参照)、下記の式7により算出され、この角度θで表される傾きが、車両の前後方向に延びる軸の局所測地座標に対する傾きとして特定される。
Figure 2008032434
また、このs230では、上記式7にて算出された車両の向きから定められる車両の軸と、あらかじめ定められた車両の大きさを示すパラメータ(例えば、車両の幅,長さ,高さなど)と、に基づいて局所測地座標上で車両の占める領域が特定される。
なお、上述した式7は、次のようにして求められたものである。
まず、GPSアンテナ10の配置が変わらず、かつ、GPSアンテナ10同士の間隔Lが一定であることを前提にすると、下記の式8が成立する。
Figure 2008032434
ここで、上記式8の両辺を単位時間tで微分すると、下記の式9のようになる。
Figure 2008032434
これら式8,式9からは、下記の式10のような関係を導き出すことができる。
Figure 2008032434
この式10における左辺は、tanθを示すものであり、下記の式11〜式14のような関係が成立することから、これらから上記角度θを解くことにより、上記の式7が求められる。
Figure 2008032434
なお、ここでは、局所測地座標における経度方向を基準とし、その経度方向に対する角度を、車両の傾きとして特定しているが、その傾きは、局所測地座標における緯度方向を基準とした場合の緯度方向に対する角度としてもよく、そのためには、そのような角度を特定するための別の式を用いることとしてもよい。
次に、s210にて特定された速度ベクトルそれぞれが、s230にて特定された傾きから定められる車両の軸を基準とするx−y座標系(図4(c)参照)に変換される(s240)。ここでは、上述したs170と同様、上記の式5,式6により座標系の変換が行われる。
そして、上述したs180と同様、s240にて変換された速度ベクトルを示すパラメータ,および,s230,s260にて特定された車両の領域を示すパラメータそれぞれが、ネットワークを介して接続された車両制御部100に対して送信された後(s250)、プロセスがs210へ戻る。
また、上述したs220で、速度ベクトル同士が所定のしきい値範囲内の近似する値となっていると判定された場合(s220:YES)、s210にて特定された速度ベクトルのうち、いずれか一方に基づいて、車両の 前後方向に延びる軸の局所測地座標に対する傾きが特定される(s260)。ここでは、まず、s210にて推定された速度ベトルのうち、いずれか一方がランダムに(または、あらかじめ定められた速度ベクトルが)選択される。そして、その速度ベクトル(「V0」とする)の各方向成分に基づいて、車両における前後方向の軸に直交する直線と、局所測地座標における緯度方向に延びる直線との角度θが(図4(c)参照)、下記の式15により算出され、この角度θで表される傾きが、車両の前後方向に延びる軸の局所測地座標に対する傾きとして特定される。
Figure 2008032434
この式15は、上記式7における一方の速度ベクトルを「0」としただけの式である。なお、上記式15において、「V0_e」は、経度方向の速度ベクトルであり、「V0_n」は、緯度方向の速度ベクトルである。
また、このs260では、上記式15にて算出された車両の向きから定められる車両の軸と、あらかじめ定められた車両の大きさを示すパラメータ(例えば、車両の幅,長さ,高さなど)と、に基づいて局所測地座標上で車両の占める領域が特定される。
こうして、s260が行われた後、プロセスがs240へ移行する。
(3)作用,効果
このように構成された車両方向特定装置1によれば、プログラムその1により方向推定処理を実行する場合には、GPSアンテナ10それぞれが車両の前後方向に沿って配置されていることから、これらGPSアンテナ10の位置それぞれをつなぐ直線に基づいて、車両の前後方向に沿った軸の向きを特定することができる(図3のs160,図5のs230,260)。
また、GPS信号からは、周知のように高い精度で速度ベクトルを特定できるため、そのような精度の高い速度ベクトルに基づいて上述のように位置を特定することは、結果的に精度よくGPSアンテナ10の位置および車両の向きを特定できることを示している。
また、プログラムその1による方向推定処理では、図3のs110にて特定された速度ベクトルそれぞれについて、この速度ベクトルに対応するGPSアンテナ10の基準位置から、その速度ベクトルを単位時間で積分した積分値だけ変位した位置が、そのGPSアンテナ10の局所測地座標における位置として特定される。このように、速度ベクトルから、その速度ベクトルに対応するGPSアンテナ10の局所測地座標における位置を特定することができる。
また、プログラムその1による方向推定処理では、図3のs110にて特定された速度ベクトルが近似する値である場合に(同図s120で「YES」)、各GPSアンテナ10の基準位置それぞれを更新することができる。ここで、両方の速度ベクトルが近似する値となっている状況は、車両の軸方向における速度および進行方向が近似している,つまり車両が直進しているとみなされる状況といえる。そのため、この方向推定処理においては、車両が直進しているとみなされる状況となった際に、GPSアンテナ10それぞれの基準位置を調整することができる。
また、プログラムその2により方向推定処理を実行する場合には、図5のs210にて特定された速度ベクトルだけで、車両の前後方向に延びる軸の局所測地座標に対する傾き,つまり局所測地座標における車両の方向を特定することができる。
また、GPS信号からは、周知のように高い精度で速度ベクトルを特定できるため、そのような精度の高い速度ベクトルに基づく式にて求められる角度を、車両の前後方向に延びる軸の局所測地座標に対する傾きとして精度よく特定することができる。
また、プログラムその2による方向推定処理では、速度ベクトルV1,V2が近似している場合に、一方の速度ベクトルのみから車両の向きを特定することができる(図5のs220で「YES」→s260)。
速度ベクトルV1,V2それぞれが近似する値である場合に、そうではない場合と同様に上記の式7にて上記傾きを特定しようとすると、「arctan(0/0)」となり、その値が不定になってしまい、上記傾きが特定できなくなってしまう恐れがある。
ところが、速度ベクトルV1,V2それぞれが近似する値である場合に、上述のように一方の速度ベクトルのみから車両の向きを特定する上記構成であれば、速度ベクトルV1,V2それぞれが近似する値となっている場合であっても、車両の前後方向に延びる軸の局所測地座標に対する傾きを特定することができる。
また、上記構成では、車両の向きまたは傾きと、車両の大きさを示すパラメータとに基づいて、局所測地座標上で車両の占める領域を特定することができる(図3のs160,図5のs230,s260)。
そのため、局所測地座標における車両の傾きだけでなく、その座標上で車両が占める領域を特定することができ、車両を局所測地座標上に存在する剛体と捉えることができるようになる結果、車両の周辺環境における挙動をより多くの情報に基づいてチェックすることができるようになる。
(4)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、GPSアンテナ10それぞれが車両の前端および後端にそれぞれ配置されている構成を例示したが、GPSアンテナ10は、車両の前後方向に沿って間隔を空けて配置すればよく、前端および後端以外の場所に配置してもよい。
この場合、車両の前後方向に沿った軸と2つのGPSアンテナそれぞれをつなぐ直線とに基づき、これらの角度差から車両の前後方向に沿った軸の向きを特定することができる。
また、上記実施形態においては、車両の前後方向に沿って2つのGPSアンテナ10が配置された構成を例示したが、2つ以上のGPSアンテナを車両の前後方向に沿って配置し、これらGPSアンテナを介して受信されるGPS信号を利用して上記方向推定処理を実行するように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、局所測地座標における経度方向および緯度方向それぞれからなる2次元の座標に着目して車両の向きを特定するように構成されたものを例示した。しかし、GPS信号からは3次元の速度ベクトルを特定することができるため、3次元の座標に着目して車両の向きを特定するように構成してもよい(図6参照)。
また、上記実施形態においては、それぞれのGPSアンテナ10に対応する2つのGPS受信部20が備えられている構成を例示した。しかし、単一のGPS受信部20が、GPSアンテナ10それぞれを介して受信したGPS信号についてパラメータを随時取得し、そのパラメータを、いずれのGPSアンテナ10により受信されたGPS信号に基づくものであるかを特定可能な状態で車両状態推定部30に通知するように構成してもよい(図7(a)参照)。
また、上記実施形態においては、車両方向特定装置1が別体の装置として構成されているものを例示した。しかし、この車両方向特定装置1の一部が他の装置,例えば、車両制御部100と一体に構成されていてもよい。具体的な例として、車両状態推定部30を車両制御部100と一体に構成することが考えられる(図7(b)参照)。
(5)本発明との対応関係
以上説明した実施形態においては、図3のs110が本発明における速度特定手順,速度特定手段であり、同図s150が本発明における位置特定手順,位置特定手段であり、同図s160が本発明における方向特定手順,方向特定手段であり、同図s140が本発明における基準決定手順,基準決定手段である。
また、図5のs210が本発明における速度特定手順,速度特定手段であり、同図s230,s260が本発明における方向特定手順,方向特定手段である。
車両方向特定装置の構成を示すブロック図 GPSアンテナおよびGPS受信部の配置を示す図 方向推定処理(プログラムその1)を示すフローチャート 局所測地座標における車両の向き(2次元の座標上)を示す図 方向推定処理(プログラムその2)を示すフローチャート 局所測地座標における車両の向き(3次元の座標上)を示す図 別の実施形態における車両方向特定装置の構成を示すブロック図
符号の説明
1…車両方向特定装置、10…GPSアンテナ、20…GPS受信部、30…車両状態推定部。

Claims (8)

  1. 少なくとも車両の前端側および後端側それぞれに配置された2つのGPSアンテナにより受信されたGPS信号それぞれに基づいて、車両において前記GPSアンテナが配置された位置それぞれの速度ベクトルを特定する速度特定手順と、
    該速度特定手順にて特定した速度ベクトルそれぞれに基づいて、該速度ベクトルに対応する前記GPSアンテナの局所測地座標における位置をそれぞれ特定する位置特定手順と、
    該位置特定手順にて特定した位置それぞれをつなぐ直線の向きに基づいて、局所測地座標における車両の向きを特定する方向特定手順と、からなる
    ことを特徴とする車両の方向特定方法。
  2. 前記位置特定手順では、前記速度特定手順にて特定した速度ベクトルそれぞれについて、該速度ベクトルに対応する前記GPSアンテナの基準位置から、その速度ベクトルを単位時間で積分した値だけ変位した位置を、そのGPSアンテナの局所測地座標における位置として特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の方向特定方法。
  3. 前記速度特定手順にて特定した速度ベクトルそれぞれが所定のしきい値範囲内の近似する値である場合に、局所測地座標における所定の位置を、2つの前記GPSアンテナのうちの一方の前記GPSアンテナの基準位置とし、該基準位置から、前記速度特定手順にて特定した速度ベクトルの向きに沿って他方の前記GPSアンテナ側に、前記GPSアンテナの配置されている間隔だけ変位させた位置を、他方の前記GPSアンテナの基準位置とする基準決定手順が含まれている
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両の方向特定方法。
  4. 少なくとも車両の前端側および後端側それぞれに配置された2つのGPSアンテナにより受信されたGPS信号それぞれに基づいて、車両において前記GPSアンテナが配置された位置それぞれの速度ベクトルを特定する速度特定手順と、
    該速度特定手順にて特定した速度ベクトルそれぞれに基づいて、局所測地座標における車両の向きを特定する方向特定手順と、からなり、
    該方向特定手順では、一方の前記速度ベクトルV1のうち、局所測地座標における緯度方向の速度ベクトルをV1e,緯度方向の速度ベクトルをV1nとし、他方の前記速度ベクトルV2のうち、局所測地座標における経度方向の速度ベクトルをV2e,緯度方向の速度ベクトルをV2nとした場合に、下記の式1により求められる角度θを特定し、該角度θに基づいて局所測地座標における車両の向きを特定する
    ことを特徴とする車両の方向特定方法。
    Figure 2008032434
  5. 前記方向特定手順では、前記速度特定手順にて特定した速度ベクトルそれぞれが所定のしきい値範囲内の近似する値である場合、いずれかの速度ベクトル(V0とする)に基づいて、下記式2により求められる経度方向を基準とした角度θを特定し、該角度θに基づいて局所測地座標における車両の向きを特定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両の方向特定方法。
    Figure 2008032434
  6. 前記方向特定手順にて特定した車両の傾き,および,車両の大きさを示すパラメータに基づいて、局所測地座標上で車両が占める領域を特定する領域特定手順が含まれている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の車両の方向特定方法。
  7. 少なくとも車両の前端側および後端側それぞれに配置された2つのGPSアンテナと、
    該GPSアンテナにより受信されたGPS信号それぞれに基づいて、車両において前記GPSアンテナが配置された位置それぞれの速度ベクトルを特定する速度特定手段と、
    該速度特定手段により特定された速度ベクトルそれぞれに基づいて、該速度ベクトルに対応する前記GPSアンテナの局所測地座標における位置をそれぞれ特定する位置特定手段と、
    該位置特定手段により特定した位置それぞれをつなぐ直線の向きに基づいて、局所測地座標における車両の向きを特定する方向特定手段と、を備えている
    ことを特徴とする車両方向特定装置。
  8. 少なくとも車両の前端側および後端側それぞれに配置された2つのGPSアンテナと、
    該GPSアンテナにより受信されたGPS信号それぞれに基づいて、車両において前記GPSアンテナが配置された位置それぞれの速度ベクトルを特定する速度特定手段と、
    該速度特定手段により特定された速度ベクトルそれぞれに基づいて、局所測地座標における車両の向きを特定する方向特定手段と、からなり、
    該方向特定手段は、一方の前記速度ベクトルV1のうち、局所測地座標における経度方向の速度ベクトルをV1e,緯度方向の速度ベクトルをV1nとし、他方の前記速度ベクトルV2のうち、局所測地座標における経度方向の速度ベクトルをV2e,緯度方向の速度ベクトルをV2nとした場合に、下記の式3により求められる角度θを特定し、該角度θに基づいて局所測地座標における車両の向きを特定する
    ことを特徴とする車両方向特定装置。
    Figure 2008032434
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