JP2014202571A - 移動体情報算出装置、移動体情報取得装置、移動体、移動体情報算出方法、移動体情報取得方法、移動体情報算出プログラム、および移動体情報取得プログラム - Google Patents

移動体情報算出装置、移動体情報取得装置、移動体、移動体情報算出方法、移動体情報取得方法、移動体情報算出プログラム、および移動体情報取得プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】揺動に影響されることなく、船体等の移動体の運航に有用な移動体情報を精確に取得する。
【解決手段】第1アンテナ101で受信した測位用信号S1satを用いて第1速度VANT1を算出し(S101)、第2アンテナ102で受信した測位用信号S2satを用いて第2速度VANT2を算出する(S102)。第1アンテナ101で受信した測位用信号S1satを用いて補正速度VERRを算出する(S103)。第1速度VANT1と補正速度VERRから、第1速度VANT1を第2アンテナ102の位置基準に変換した変換速度Vchを算出する(S104)。第2速度VANT2と変換速度Vchの差分値を算出し、当該差分値を所定時間にわたり積算する(S105)。そして、積算差分値を閾値と比較して、たわみの発生の有無を検出する(S106)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、移動体の運航に有用な移動体情報を算出する移動体情報算出方法に関する。
従来、GNSS(Global Navigation Sattelite Systems)衛星からの測位用信号を移動体に装着されたアンテナで受信し、受信した測位用信号に基づいて、自装置位置や速度を取得する方法や装置(GNSS受信装置)が各種考案されている。このようなGNSS受信装置は、船舶等の移動体に搭載され、当該移動体の現在位置や移動速度、角速度等を取得するために利用されている。
移動体の中、水上を航行する船舶は、波や風の影響を受けて揺動する。このため、特許文献1に記載された装置では、この揺動による船舶の傾斜角を算出している。この装置では、当該傾斜角とともに移動速度を算出している。
特許4417812号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、算出される傾斜角、移動速度ともにアンテナ位置のものである。
船体に装着されるアンテナは、安定して受信環境を確保するために、例えばマストの先端に装着されたり、ポール等を立てて当該ポールの先端に装着されている。そして、このような船体上の離間した位置は、船体よりも揺動する。したがって、特許文献1の装置で算出される移動速度は、アンテナ位置のものであり、船体の移動速度を精確に算出することはできない。
また、特許文献1の装置では、船体の運航に有用な他の船体情報を得ることができない。例えば、船体等の移動体のたわみの有無や精確な回頭角速度を算出することができない。
したがって、本発明の目的は、移動体の運航に有用な移動体情報を精確に算出することができる移動体情報算出方法を提供することにある。
この発明の移動体情報算出装置は、変換速度算出部、および情報処理部を備える。変換速度算出部は、第1の速度と第2の速度の少なくとも一方を、移動体上の所定位置の速度に変換する。第1の速度は、移動体上の第1の位置で受信した測位用信号から算出される第1の位置における移動体の速度である。第2の速度は、移動体上の第2の位置で受信した測位用信号から算出される第2の位置における移動体の速度である。情報処理部は、変換後の速度に基づいて移動体情報を算出する。
この構成では、それぞれに個別の外的影響を受ける移動体上の異なる位置で検出された速度を、外的影響を除去した状態の速度に変換でき、移動体情報の算出に利用することができる。
また、この発明の移動体情報算出装置の変換速度算出部は、所定位置を第2の位置に設定し、第1速度を第2の位置の速度に変換してなる変換速度を算出する。情報処理部は、第2速度と変換速度に基づいて移動体情報を算出する。
この構成では、それぞれに個別の外的影響を受ける移動体上の異なる位置で検出された速度を、外的影響を除去した状態で比較することができ、移動体情報の算出に利用することができる。
また、この発明の移動体情報算出装置では、情報処理部は、第2速度と変換速度との差分値から移動体のたわみを移動体情報として算出する。この構成では、外的影響を除去した状態で移動体のたわみを精確に算出することができる。
また、この発明の移動体情報算出装置では、情報処理部は、差分値を積分して、移動体のたわみのベクトル量を移動体情報として算出する。この構成では、たわみをより詳細に算出することができる。
また、この発明の移動体情報算出装置は、第1速度を基準にした第2速度の相対速度を算出する相対速度算出部を備える。変換速度算出部は、所定位置を第2の位置に設定し、相対速度を第2の位置の相対速度に変換する。情報処理部は、変換後の相対速度から移動体情報を算出する。
この構成では、それぞれに個別の外的影響を受ける移動体上の異なる位置で検出された速度から得られる相対速度を、外的影響を除去した状態で検証することができる。
また、この発明の移動体情報算出装置では、情報処理部は、変換後の相対速度と、第1の位置と第2の位置間の距離の移動体の前後方向成分とを用いて、回頭角速度を移動体情報として算出する。この構成では、外的影響を除去した状態で移動体の回頭角速度を精確に検出することができる。
この発明によれば、移動体のたわみや回頭角速度等の移動体の運航に有用な移動体情報を精確に算出することができる。
船体座標系(BODY座標系)と地球座標系(NED座標系)の関係を示す斜視図、および第1アンテナおよび第2アンテナと船舶との関係を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る船体のたわみの有無判定概念を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る船体情報取得装置の主要構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る変換速度算出部の主要構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るたわみの検出処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るたわみの検出処理における補正速度算出処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る回頭角速度の算出概念を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る船体情報取得装置の主要構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る回頭角速度の検出処理を示すフローチャートである。 船舶の機能構成例を示す概略ブロック図である。
本発明の第1の実施形態に係る移動体情報検出方法、移動体情報検出プログラム、移動体情報検出装置および移動体について、図を参照して説明する。なお、以下の説明では、移動体として船舶を例に説明するが、移動体としては、船舶に限らず、移動中に動揺するものであれば、本願発明を適用することができる。そして、移動体の動揺として、本実施形態では船舶の揺動を例に説明する。
図1(A)は、船体座標系(BODY座標系)と地球座標系(NED座標系)の関係を示す斜視図である。図1(B)は第1アンテナおよび第2アンテナと船舶との関係を示す側面図である。図2は本発明の第1の実施形態に係る船体のたわみの有無判定概念を示す図であり、図2(A)は船体のたわみが発生していない状態を示し、図2(B)は船体のたわみが発生している状態を示す。図3は本発明の第1の実施形態に係る船体情報取得装置の主要構成を示すブロック図である。図4は本発明の第1の実施形態に係る変換速度算出部の主要構成を示すブロック図である。
船舶900は、船体901、第1アンテナ101、および第2アンテナ102を備える。なお、第1アンテナ101は、船体901の船尾付近に装着されており、第2アンテナ102は、船体901の船首付近に装着されている。第1アンテナ101および第2アンテナ102は、船体901上の見晴らしの良い場所に配置されている。例えば、第1アンテナ101および第2アンテナ102は、船体901の甲板等に立てたポールの先端等に装着されている。このような位置に装着することで、第1アンテナ101および第2アンテナ102は、GPS(Global Positioning System)衛星等のGNSS衛星からの測位用信号を、観測条件の良い環境で受信できる。すなわち、GNSS衛星が観測可能な仰角の範囲内にあれば、所定の受信レベル以上で定常的に測位用信号を受信することができる。
第1アンテナ101は、各GNSS衛星から放送される測位用信号S1satを受信して出力する。第2アンテナ102は、各測位用衛星から放送される測位用信号S2satを受信して出力する。測位用信号S1satと測位用信号S2satは、複数のGNSS衛星からの測位用信号をまとめて示しており、構成される測位用信号の組合せは、同じであってもよく、異なっていてもよいが、少なくとも一部が同じであることが好ましい。
船体情報取得装置10は、船体情報算出部11、第1速度算出部21、および第2速度算出部22を備える。船体情報算出部11は、変換速度算出部30、情報処理部40を備える。船体情報取得装置10は本発明の「移動体情報取得装置」に相当し、船体情報算出部は「移動体情報算出装置」に相当する。
第1速度算出部21は、第1アンテナ101に接続されている。第1速度算出部21は、測位用信号S1satを捕捉して追尾する。第1速度算出部21は、追尾している測位用信号S1satのコード位相やキャリア位相を用いて、既知の方法で第1速度VANT1を算出する。第1速度VANT1は、第1アンテナ101の位置での速度であり、図1に示すNED座標系(地球座標系)によって算出され、N座標成分VNANT1、E座標成分VEANT1、D座標成分VDANT1の成分からなる。すなわち、第1速度VANT1=(VNANT1,VEANT1,VDANT1)で表される。第1速度算出部21は、所定時間間隔で第1速度VANT1を算出して、変換速度算出部30に出力する。
第2速度算出部22は、第2アンテナ102に接続されている。第2速度算出部22は、測位用信号S2satを捕捉して追尾する。第2速度算出部22は、追尾している測位用信号S2satのコード位相やキャリア位相を用いて、既知の方法で第2速度VANT2を算出する。第2速度VANT2は、第2アンテナ102の位置での速度であり、地球座標系(NED座標系)によって算出され、N座標成分VNANT2、E座標成分VEANT2、D座標成分VDANT2の成分からなる。すなわち、第2速度VANT2=(VNANT2,VEANT2,VDANT2)で表される。第2速度算出部22は、所定時間間隔で第2速度VANT2を算出して、情報処理部40に出力する。
変換速度算出部30は、第1アンテナ101および第1速度算出部21に接続されており、第1速度VANT1と測位用信号S1satが入力される。変換速度算出部30は、図4に示すように、傾斜角算出部31、角速度算出部32、変換行列算出部33、補正速度算出部34、および速度合成部35を備える。
傾斜角算出部31には、測位用信号S1satが入力される。傾斜角算出部31は、測位用信号S1satを用いて、既知の方法で傾斜角Φを算出する。傾斜角Φは、図1に示すXYZ座標系(船体座標系(BODY座標系))で算出される。BODY座標系は、本発明の「移動体座標系」に相当する。BODY座標系とNED座標系は、中心点Oが同じであり、当該中心点Oは、例えば船体901の重心等に設定されている。傾斜角Φは、船首尾方向に平行で船首方向を正方向とするX軸周りのRoll角φ、右左舷方向に平行で右舷方向を正方向とするY軸周りのPitch角θ、および、BODY座標系の船首方向と地球座標系のN方向(北方向)との成す角であるHeading角ψの成分からなる。すなわち、傾斜角Φ=(φ,θ,ψ)で表される。傾斜角算出部31は、傾斜角Φを角速度算出部32と変換行列算出部33に出力する。
角速度算出部32は、傾斜角Φを用いて、次の(式1)から角速度ωを算出する。角速度ωは、図1に示すXYZ座標系(船体座標系(BODY座標系))で算出される。角速度ωは、X軸周りの角速度ω、Y軸周りの角速度ω、Z軸周りの角速度ωの成分からなる。すなわち、角速度ω=(ω,ω,ω)で表される。なお、(式1)において、(dφ/dt)は揺動によるRoll角φの時間変化量であり、(dθ/dt)は揺動によるPitch角θの時間変化量であり、(dψ/dt)は揺動によるHeading角ψの時間変化量である。
Figure 2014202571
この処理により、揺動の影響を抑圧した船体901の角速度ωを算出することができる。なお、(式1)で算出される角速度ωは、第1アンテナ101の位置での角速度であるが、船体901の角速度と第1アンテナ101の位置での角速度は同じとみなすことができるので、(式1)によって船体901の角速度ωを算出することができる。
角速度算出部32は、角速度ωを補正速度算出部34に出力する。
変換行列算出部33は、傾斜角Φを用いて、次の(式2)から変換行列R を算出する。変換行列R は、BODY座標をNED座標へ座標変換する行列である。
Figure 2014202571
この処理により、揺動していてもBODY座標をNED座標へ座標変換する行列を精確に設定することができる。
変換行列算出部33は、変換行列R を補正速度算出部34に出力する。
補正速度算出部34は、角速度ωと変換行列R を用いて補正速度VERRを算出する。補正速度VERRは、NED座標系で算出され、N座標成分VNERR、E座標成分VEERR、D座標成分VDERRの成分からなる。すなわち、補正速度VERR=(VNERR,VEERR,VDERR)で表される。
補正速度算出部34は、第2アンテナ102の位置を基準とした第1アンテナ101の位置をBODY座標系で表したレバーアームAを予め記憶している。レバーアームAは、BODY座標系であるので、何らかの既知の測量によって、容易に計測することができる。
補正速度算出部34は、角速度ω、変換行列R 、およびレバーアームAを用いて、次の(式3)から補正速度VERRを算出する。なお、(式3)における「×」の演算子はベクトルの外積を示す。
Figure 2014202571
この処理により、第1アンテナ101の位置での第1速度VANT1を、第2アンテナ102の位置での速度に変換するための補正速度を算出することができる。補正速度算出部34は、補正速度VERRを速度合成部35に出力する。
速度合成部35には、第1速度VANT1と補正速度VERRが入力される。速度合成部35は、第1速度VANT1と補正速度VERRを用いて、次の(式4)から変換速度Vchを算出する。変換速度Vchは、NED座標系で算出され、N座標成分VNch、E座標成分VEch、D座標成分VDchの成分からなる。すなわち、変換速度Vch=(VNch,VEch,VDch)で表される。
ch=VANT1−VERR −(式4)
この処理により、第1アンテナ101の位置での第1速度VANT1を、第2アンテナ102の位置での速度に変換した変換速度Vchを算出することができる。
速度合成部35は、変換速度Vchを情報処理部40に出力する。
情報処理部40には、変換速度Vchと第2速度VANT2が入力される。情報処理部40は、変換速度Vchと第2速度VANT2との差分値からたわみの発生の有無を検出する。
ここで、たわみが発生していない場合(図2(A)の場合)、理論的には、変換速度Vchと第2速度VANT2は一致する(Vch=VANT2)。一方、たわみが発生している場合(図2(B)の場合)、理論的には、変換速度Vchと第2速度VANT2は一致しない(Vch≠VANT2)。
したがって、情報処理部40は、変換速度Vchと第2速度VANT2が一致することを検出すれば、たわみが発生していないと判断できる。また、変換速度Vchと第2速度VANT2が一致していないことを検出すれば、たわみが発生していると判断できる。
ただし、たわみは常に一定ではなく変化するものであり、上述の各観測量も誤差も含む。したがって、情報処理部40は、変換速度Vchと第2速度VANT2との差分値を算出する。例えば、図2に示すように、変換速度Vchから第2速度VANT2を差分した差分値を算出する。そして、当該差分値を所定時間に亘り継続的に取得して積算する。すなわち、情報処理部40は、たわみの判定指標となる差分積算値Σ(Vch−VANT2)を算出する。
情報処理部40は、差分積算値Σ(Vch−VANT2)が閾値Thf以下であれば、たわみが発生していないと判断する。一方、情報処理部40は、差分積算値Σ(Vch−VANT2)が閾値Thfよりも大きければ、たわみが発生していると判断する。
また、情報処理部40は、差分積算値Σ(Vch−VANT2)を取得することで、時々刻々得られる各時刻のたわみの方向と大きさが加算されるので、マクロ的なたわみの方向とたわみの大きさ、すなわち、たわみのベクトル量を検出することもできる。
以上のように、本実施形態の構成を用いることで、揺動の影響を抑圧した状態で、船体901の二点位置間での速度差を精確に算出することができ、これを用いてたわみの発生の有無を精確に検出することができる。すなわち、船舶の運用に有用な船体情報であるたわみを取得することができる。
なお、上述の処理は、各機能部を分割して実現する例を示したが、これら各機能部が実行する処理をプログラム化して記憶しておき、コンピュータ等の演算素子で読み出して、実行するようにしてもよい。この場合、次のフローに示す処理を実行すればよい。図5は本発明の第1の実施形態に係るたわみの検出処理を示すフローチャートである。図6は本発明の第1の実施形態に係るたわみの検出処理における補正速度算出処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、第1アンテナ101で受信した測位用信号S1satを用いて、第1アンテナ101の位置での第1速度VANT1を算出し(S101)、第2アンテナ102で受信した測位用信号S2satを用いて、第2アンテナ102の位置での第2速度VANT2を算出する(S102)。第1速度VANT1と第2速度VANT1の算出は、同じ時刻の測位用信号に基づいて行う。
第1アンテナ101で受信した測位用信号S1satを用いて、補正速度VERRを算出する(S103)。補正速度VERRの算出も第1速度VANT1と第2速度VANT2と同じ時刻の測位用信号に基づいて行う。具体的には、図6に示すように、第1アンテナ101で受信した測位用信号S1satを用いて、第1アンテナ101の位置での傾斜角Φを算出する(S131)。次に、(式1)、(式2)を用いて、傾斜角Φから第1アンテナ101の位置での角速度ωと変換行列R を算出する(S132)。次に、(式3)を用いて、角速度ω、変換行列R 、および第2アンテナ102を基準とした第1アンテナ101の相対位置に基づくレバーアームAから、補正速度VERRを算出する(S133)。
次に、第1速度VANT1と補正速度VERRから、第1速度VANT1を第2アンテナ102の位置基準に変換した変換速度Vchを算出する(S104)。
次に、第2速度VANT2と変換速度Vchの差分値を算出し、当該差分値を所定時間にわたり積算する(S105)。そして、積算差分値を閾値と比較して、たわみの発生の有無を検出する(S106)。具体的には、積算差分値が閾値以下であればたわみの発生はないとし、積算差分値が閾値よりも大きければたわみの発生があるとする。
なお、上述の構成および方法では、船体情報の取得例としてたわみの発生の有無を検出する例を示したが、単に船体901の所定位置の移動速度を検出することにも、上述の変換行列R および補正速度VERRを用いた構成および方法を適用することができる。これにより、船体901の所望とする位置(例えば右舷の中央や左舷の中央等)の移動速度を、精確に検出することができる。すなわち、船舶の運用に有用な船体情報である特定位置の移動速度を取得することができる。
次に、第2の実施形態に係る船体情報取得方法、船体情報取得プログラム、船体情報取得装置および船舶について、図を参照して説明する。本実施形態では、船体情報として回頭角速度を取得する場合を示している。図7は、本発明の第2の実施形態に係る回頭角速度の算出概念を示す図である。図8は本発明の第2の実施形態に係る船体情報取得装置の主要構成を示すブロック図である。
船体情報取得装置10Aは、船体情報算出部11A、第1速度算出部21、および第2速度算出部を備える。船体情報算出部11Aは、傾斜角算出部31、変換行列算出部33A、相対速度算出部36、および情報処理部40Aを備える。第1速度算出部21、第2速度算出部22、傾斜角算出部31は、第1の実施形態と同じであり、説明は省略する。
変換行列算出部33Aは、NED座標をBODY座標へ座標変換する行列である変換行列R を算出する。変換行列R は、BODY座標系をNED座標系へ座標変換する変換行列R の逆行列である。したがって、変換行列R と同様の方法で算出することができる。変換行列算出部33Aは、変換行列R を情報処理部40Aに出力する。
相対速度算出部36は、第1速度VANT1を基準とした第2速度VANT2の相対速度Vを算出する。すなわち、相対速度算出部36は、V=VANT1−VANT2を演算する。相対速度Vは、NED座標系で算出され、N座標成分VN、E座標成分VE、D座標成分VDの成分からなる。すなわち、相対速度V=(VN,VE,VD)で表される。このような演算を行うことで、相対速度Vは、NED座標系における船尾を基準点とした船首付近の速度となる(図8参照)。
相対速度算出部36は、相対速度Vを情報処理部40Aに出力する。
情報処理部40Aは、変換速度算出部の機能も兼ねており、相対速度Vを変換行列R でBODY座標系に変換し、右舷方向速度Vを算出する(図8参照)。情報処理部40Aは、右舷方向速度V、および、第1アンテナ101と第2アンテナ102の距離の船首尾方向成分rを用いて、次の(式5)から回頭角速度Vを算出する(図8参照)。
=sin−1(V/r) −(式5)
このように、本実施形態の構成を用いることで、船体情報として、回頭角速度Vを算出することができる。そして、本実施形態の構成を用いれば、角速度センサ等を別途設置することなく、二本のアンテナ(第1、第2アンテナ101,102)で受信した測位用信号のみから、回頭角速度Vを算出することができる。
特に、第1アンテナ101と第2アンテナ102の距離rが長くすることで、誤差を軽減できるので、本実施形態に示すように、第1アンテナ101を船尾付近に装着し、第2アンテナ102を船首付近に装着することで、高精度に回頭角速度Vを算出することができる。すなわち、高精度な角速度センサを用いなくても、船舶の運用に有用な船体情報である回頭角速度Vを精確に検出することができる。
なお、上述の処理は、各機能部を分割して実現する例を示したが、これら各機能部が実行する処理をプログラム化して記憶しておき、コンピュータ等の演算素子で読み出して、実行するようにしてもよい。この場合、次のフローに示す処理を実行すればよい。図9は本発明の第2の実施形態に係る回頭角速度の検出処理を示すフローチャートである。
図9に示すように、第1アンテナ101で受信した測位用信号S1satを用いて、第1アンテナ101の位置での第1速度VANT1を算出し(S201)、第2アンテナ102で受信した測位用信号S2satを用いて、第2アンテナ102の位置での第2速度VANT2を算出する(S202)。第1速度VANT1と第2速度VANT1の算出は、同じ時刻の測位用信号に基づいて行う。第1速度VANT1を基準とした第2速度VANT1の相対速度Vを算出する(S203)。
第1アンテナ101で受信した測位用信号S1satを用いて、第1アンテナ101の位置での傾斜角Φを算出する(S204)。傾斜角Φから第1アンテナ101の位置での変換行列R を算出する(S205)。
次に、変換行列R と相対速度Vから右舷方向速度Vを算出する(S206)。そして、右舷方向速度Vと船首方向距離rから回頭角速度Vを算出する(S207)。
次に、上述の各実施形態に示した船体情報取得装置が搭載された船舶の構成例を示す。図10は、船舶の機能構成例を示す概略ブロック図である。船舶900は、第1アンテナ101、第2アンテナ102、船体情報取得装置10B、支援情報生成部50、および表示器60を備える。第1アンテナ101および第2アンテナ102は、上述の構成と同じであり、船体情報取得装置10Bは、上述の船体情報取得装置10,10Aの少なくとも一方の構成を備える。もちろん、船体情報取得装置10Bは、上述の船体情報取得装置10,10Aの両方の構成を備えていてもよい。
支援情報生成部50は、船体情報取得装置10Bから出力されるたわみや速度、回頭角速度等の船体情報から、航行支援情報を生成する。航行支援情報とは、例えば、たわみの検出に基づく警告画像データや、速度や回頭角速度をグラフィック表示する画像データである。支援情報生成部50は、航行支援情報を表示器60に出力する。表示器60は、例えば液晶ディスプレイ等からなり、航行支援情報である警告画像データや画像データを表示する。これにより、ユーザは、船舶の運用に有用な船体情報に基づく航行支援情報を容易に確認することができる。
なお、上述の説明では、船体のたわみ、船体の所定位置の速度、船体の回頭角速度を算出する例を示したが、その他の船体情報として、船体の回動中心を検出することができる。船体の回動中心を検出する方法では、上述の速度変換の概念を用いて、全ての方向の速度が「0」になる点を検出すればよい。また、さらには、第1速度VANT1と第2速度VANT2の速度精度を検出することもできる。上述のたわみが発生していない状態では、第1速度VANT1に基づく船体901の特定位置の速度と、第2速度VANT2に基づく船体901の特定位置の速度とは同じになる。したがって、当該特定位置での第1速度VANT1と第2速度VANT2の差を検出して一定時間記憶しておき、差が所定値以上でばらつくようであれば、第1速度VANT1または第2速度VANT2の速度精度が劣化したと判断することができる。この速度精度を船体情報に用いてもよい。
また、上述の説明では、船体情報取得装置に表示器を備えていないが、表示器を備えていてもよい。これにより、船体情報を表示することができ、ユーザは船体情報を容易に確認することができる。
また、上述の説明では、船舶を例に説明したが、揺動を受ける移動体であれば、上述の構成を適用し、同様の作用効果を得ることができる。
また、たわみを検出する場合には、第1アンテナと第2アンテナは、船体座標系を構成する各座標軸上に配置するのではなく、少なくともいずれかの座標軸に対してずれるように配置するとよい。これにより、位置をずらした方向とは別の方向へのたわみを、より顕著に検出することができる。
10,10A,10B:船体情報取得装置、
11:船体情報算出部、
21:第1速度算出部、
22:第2速度算出部、
30,30A:変換速度算出部、
40:情報処理部、
101:第1アンテナ、
102:第2アンテナ、
900:船舶、
901:船体

Claims (23)

  1. 移動体上の第1の位置で受信した測位用信号から算出される前記第1の位置における第1の速度と、前記移動体上の前記第1の位置と異なる第2の位置で受信した測位用信号から算出される前記第2の位置における第2の速度の少なくとも一方を、前記移動体上の所定位置の速度に変換する変換速度算出部と、
    前記変換後の速度に基づいて移動体情報を算出する情報処理部と、
    を備える、移動体情報算出装置。
  2. 請求項1に記載の移動体情報算出装置であって、
    前記変換速度算出部は、前記所定位置を前記第2の位置に設定し、前記第1速度を前記第2の位置の速度に変換してなる変換速度を算出し、
    前記情報処理部は、前記第2速度と前記変換速度に基づいて前記移動体情報を算出する、
    移動体情報算出装置。
  3. 請求項2に記載の移動体情報算出装置であって、
    前記情報処理部は、前記第2速度と前記変換速度との差分値から移動体のたわみを前記移動体情報として算出する、移動体情報算出装置。
  4. 請求項3に記載の移動体情報算出装置であって、
    前記情報処理部は、前記差分値を積分して、前記移動体のたわみのベクトル量を前記移動体情報として算出する、移動体情報算出装置。
  5. 前記請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の移動体情報算出装置であって、
    前記変換速度算出部は、
    前記第1の位置で受信した測位用信号から姿勢角を算出する姿勢角算出部と、
    前記姿勢角を用いて移動体座標と地球座標との座標変換行列を算出する変換行列算出部と、
    前記姿勢角を用いて角速度を算出する角速度算出部と、
    前記座標変換行列、前記角速度、および前記第2の位置を基準とした第1の位置から得られる補正係数を用いて、補正速度を算出する補正速度算出部と、
    前記第1速度と前記補正速度を合成することで前記変換速度を算出する速度合成部と、
    を備える、移動体情報算出装置。
  6. 請求項1に記載の移動体情報算出装置であって、
    前記第1速度を基準にした前記第2速度の相対速度を算出する相対速度算出部を備え、
    前記変換速度算出部は、前記所定位置を前記第2の位置に設定し、前記相対速度を前記第2の位置の相対速度に変換し、
    前記情報処理部は、変換後の相対速度から前記移動体情報を算出する、
    移動体情報算出装置。
  7. 請求項6に記載の移動体情報算出装置であって、
    前記情報処理部は、前記変換後の相対速度と、前記第1の位置と前記第2の位置間の距離の移動体の前後方向成分とを用いて、回頭角速度を前記移動体情報として算出する、移動体情報算出装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の移動体情報算出装置であって、
    前記変換速度算出部は、
    前記第1の位置で受信した測位用信号から姿勢角を算出する姿勢角算出部と、
    前記姿勢角から移動体座標と地球座標との座標変換行列を算出する変換行列算出部と、を備え、
    前記座標変換行列を用いて、前記相対速度の座標変換を実行する、移動体情報算出装置。
  9. 請求項1に記載の移動体情報算出装置であって、
    前記変換速度算出部は、前記第1速度と前記第2速度を前記所定位置の速度に変換し、
    前記情報処理部は、変換後の第1速度と変換後の第2速度に基づいて前記移動体情報を算出する、
    移動体情報算出装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の移動体情報算出装置の各部と、
    前記第1の位置で受信した測位用信号から前記第1の位置における前記第1速度を算出する第1速度算出部と、
    前記第2の位置で受信した測位用信号から前記第2の位置における前記第2速度を算出する第2速度算出部と、
    を備えた、移動体情報取得装置。
  11. 請求項10に記載の移動体情報取得装置であって、
    前記第1の位置に装着され前記測位用信号を受信する第1アンテナと、
    前記第2の位置に装着され前記測位用信号を受信する第2アンテナと、を備えた移動体情報取得装置。
  12. 請求項10または請求項11に記載の移動体情報取得装置であって、
    前記移動体情報を表示する表示部をさらに備える、移動体情報取得装置。
  13. 請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の移動体情報取得装置と、
    前記移動体情報から航行支援情報を生成する航行支援情報生成部と、を備える移動体。
  14. 移動体上の第1の位置で受信した測位用信号から算出される前記第1の位置における第1の速度と、前記移動体上の前記第1の位置と異なる第2の位置で受信した測位用信号から算出される前記第2の位置における前記第2の速度の少なくとも一方を、前記移動体上の所定位置の速度に変換する変換速度算出工程と、
    前記変換後の速度に基づいて移動体情報を算出する情報処理工程と、
    を有する、移動体情報算出方法。
  15. 請求項14に記載の移動体情報算出方法であって、
    前記変換速度算出工程は、前記所定位置を前記第2の位置に設定し、前記第1速度を前記第2の位置の速度に変換してなる変換速度を算出し、
    前記情報処理工程は、前記第2速度と前記変換速度に基づいて前記移動体情報を算出する、
    移動体情報算出方法。
  16. 請求項14に記載の移動体情報算出方法であって、
    前記第1速度を基準にした前記第2速度の相対速度を算出する相対速度算出工程を有し、
    前記変換速度算出工程は、前記所定位置を前記第2の位置に設定し、前記相対速度を前記第2の位置の相対速度に変換し、
    前記情報処理工程は、変換後の相対速度から前記移動体情報を算出する、
    移動体情報算出方法。
  17. 請求項14に記載の移動体情報算出方法であって、
    前記変換速度算出工程は、前記第1速度と前記第2速度を前記所定位置の速度に変換し、
    前記情報処理工程は、変換後の第1速度と変換後の第2速度に基づいて前記移動体情報を算出する、
    移動体情報算出方法。
  18. 請求項14乃至請求項17のいずれかに記載の移動体情報取得方法の各工程と、
    前記第1の位置で受信した測位用信号から前記第1の位置における前記第1速度を算出し、前記第2の位置で受信した測位用信号から前記第2の位置における前記第2速度を算出する速度算出工程と、
    を有する移動体情報取得方法。
  19. 移動体情報の検出処理をコンピュータに実行させる移動体情報算出プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    前記第1の速度と前記第2の速度の少なくとも一方を、前記移動体上の所定位置の速度に変換する変換速度算出処理と、
    前記変換後の速度に基づいて移動体情報を算出する処理と、
    を実行する、移動体情報算出プログラム。
  20. 請求項19に記載の移動体情報算出プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    前記変換速度算出処理で、前記所定位置を前記第2の位置に設定し、前記第1速度を前記第2の位置の速度に変換してなる変換速度を算出し、
    前記移動体情報を算出する処理で、前記第2速度と前記変換速度に基づいて前記移動体情報を算出する、
    移動体情報算出プログラム。
  21. 請求項19に記載の移動体情報算出プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    前記第1速度を基準にした前記第2速度の相対速度を算出する相対速度算出処理をさらに実行し、
    前記変換速度算出処理で、前記所定位置を前記第2の位置に設定し、前記相対速度を前記第2の位置の相対速度に変換し、
    前記移動体情報を算出する処理で、変換後の相対速度から前記移動体情報を算出する、
    移動体情報算出プログラム。
  22. 請求項19に記載の移動体情報算出プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    前記変換速度算出処理で、前記第1速度と前記第2速度を前記所定位置の速度に変換し、
    前記移動体情報を算出する処理で、変換後の第1速度と変換後の第2速度に基づいて前記移動体情報を算出する、
    移動体情報算出プログラム。
  23. 請求項19乃至請求項22のいずれかに記載の移動体情報算出プログラムの各処理と、
    前記第1の位置で受信した測位用信号から前記第1の位置における前記第1速度を算出し、前記第2の位置で受信した測位用信号から前記第2の位置における前記第2速度を算出する速度算出処理と、を、
    コンピュータに実行させる、移動体情報取得プログラム。
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