JP2008030644A - 歩行者保護用アクチュエータ - Google Patents

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伸吾 齋藤
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Abstract

【課題】ユーザーの負担を抑えつつ衝撃を効果的に吸収できる歩行者保護用アクチュエータを提供する。
【解決手段】衝突予知センサS1の信号に応じて、モータ22がボールねじ機構を介してロッド部材27を機械的に駆動するので、衝突が予知されたときに、ボンネット11を上昇位置に変位させることで衝突に備えることができ、一方、衝突が予知されたが実際に衝突がなかった場合、ボンネット11を初期位置に変位させることで、復帰に当たりユーザーに負担を求めることはない。一方、トリガ部材29が、衝突センサS2の信号に応じて、ねじ軸23の脆弱部23dを切断してモータ22とねじ軸23との間の機械的連結を切り離すことで、ボンネット11を迅速に上昇させ、且つ物体を受け止めたときにはボールねじ機構の逆作動を用いてボンネット11を下降させ、それにより十分な衝撃吸収を行えるようにしている。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両に用いられると好適な歩行者保護用アクチュエータに関する。
例えばフロントバンパに取付けた歩行者衝突検知センサで障害物を検知し、この検知した信号に応じて、制御装置を介してフード持上げ保持機構でフードを持上げ、その位置でフードを保持するようにして、物体の衝撃を吸収する車両用フード装置を知られている(特許文献1)。
特開2002−370611号公報
ところで、このような車両用フード装置においては、車両に障害物が当接したことを検出して、火薬に点火して発生させたガス圧によりフードを持ち上げるようにしているが、エアバッグと異なり金属製のフードは慣性が大きいことから、衝突のタイミングに合わせて常に最適な位置まで持ち上げるようにすることは困難である。これに対し、車両が衝突することを予知して、予めフードを持ち上げておくことも考えられる。しかしながら、実際の走行時において、車両の衝突が予知されたにもかかわらず、実際に車両の衝突まで至る頻度はかなり少ないと予測されるので、衝突予知の度に火薬に点火していては、それを元通りにするための修復コストが高くなり、ユーザーの負担が大きくなるという問題がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み、ユーザーの負担を抑えつつ衝撃を効果的に吸収できる歩行者保護用アクチュエータを提供することを目的とする。
本発明の歩行者保護用アクチュエータは、車両に物体が当接することを予知する第1のセンサの信号と、車両に物体が当接したことを検出する第2のセンサの信号とに応じて、車両のボンネットを初期位置と上昇位置との間で変位させる歩行者保護用アクチュエータにおいて、
車両のボンネットに連結された駆動部材と、
前記駆動部材に機械的に連結されており、前記第1のセンサの信号に応じて、前記駆動部材を駆動する駆動手段と、
前記第2のセンサの信号に応じて、前記駆動手段と前記駆動部材との間の機械的連結を切り離す切り離し手段と、を有することを特徴とする。
本発明の歩行者保護用アクチュエータによれば、前記第1のセンサの信号に応じて、前記駆動手段が前記駆動部材を機械的に駆動するので、衝突が予知されたときに、前記ボンネットを前記上昇位置に変位させることで衝突に備えることができ、一方、衝突が予知されたが実際に衝突がなかった場合、前記ボンネットを前記初期位置に変位させることで、復帰に当たりユーザーに負担を求めることはない。しかるに、実際に衝突した場合、前記駆動手段と前記駆動部材が機械的に連結されていると、衝撃吸収が十分ではない恐れもある。そこで、本発明においては、前記切り離し手段が、前記第2のセンサの信号に応じて、前記駆動手段と前記駆動部材との間の機械的連結を切り離すことで、十分な衝撃吸収を行えるようにしている。尚、第1のセンサについては、例えば特開平08-254576号公報等に記載され、第2のセンサについては、再表96/027514号公報等に記載されているが、これに限られない。
前記駆動部材は、車両のボンネットに連結されたナットと、前記ナットに包含されるねじ軸と、前記ナットと前記ねじ軸との間に配置されたボールとを含み、前記駆動手段は、前記ねじ軸を回転させるモータを含むと、前記ねじ軸の逆作動を用いて、前記ボンネットの初期位置へ向かう変位を緩やかに行い衝撃を吸収できる。
前記切り離し手段は、前記第2のセンサの信号に応じて、前記ねじ軸を切断すると、機械的連結を即座に切り離すことができる。
前記切り離し手段は、前記第2のセンサの信号に応じて、ガス圧を発生するガス圧手段と、発生したガス圧により前記ねじ軸を切断する切断位置に移動するカッタと、前記切断位置に移動した前記カッタの戻りを禁止するロック部材とを含むと、前記カッタの戻りを自動的に禁止することができる。
前記カッタは、前記ねじ軸の位置を規制するストッパとなると、前記ねじ軸の戻りすぎを抑制できる。
前記第2のセンサの信号に応じて発生したガス圧により、前記ボンネットが上昇位置に向かうように前記駆動部材を駆動する高速駆動手段を有すると、例えば衝突までの時間が短いと予測されたときは、前記高速駆動手段を用いて前記駆動部材を上昇位置に迅速に到達させることができる。
前記高速駆動手段は、前記ガス圧を蓄積するシリンダと、前記駆動部材に連結され前記シリンダ内に配置された移動可能なピストンとを含むと好ましい。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態にかかる歩行者保護用アクチュエータを含む車両の斜視図である。図2は、図1の示す車体の一部側面断面図である。図3は、本実施の形態にかかる歩行者保護用アクチュエータを示す図である。図1において、車体10のフロント側に設けられたエンジンルーム10a内に、一対の歩行者保護用アクチュエータ20が両側に配置されている。歩行者保護用アクチュエータ20の上端は、エンジンルーム10aを覆うボンネット11のリヤ側下面に当接している。車体10のバンパーには衝突予知を検出する(第1の)センサS1と衝突を検出する(第2の)センサS2が配置されている。センサS1,S2の信号は、車体10の内部に配置した制御装置ECUに入力される。制御装置ECUは、歩行者保護用アクチュエータ20を駆動制御するようになっている。
図3に示すように、ボンネット11は、エンジンルーム10aのリヤ側に配置されたリンク機構30より、車体10に取り付けられている。リンク機構30は、一端を車体10に枢動可能に取り付けた第1リンク31と、一端をボンネット11に枢動可能に取り付けた第2リンク32とを有している。第1リンク31の他端と第2リンク32の他端とは、枢動可能に連結されている。
本実施の形態において、エンジンルーム10a内の点検等を行う場合、不図示のロックを外すことで、ボンネット11は、フロント側が大きく開くようになっている。このときボンネット11は、第2リンク32の枢動点Pを中心として枢動する。一方、後述する歩行者保護用アクチュエータ20が動作したときは、第1リンク31と第2リンク32とが互いに枢動することで、ボンネット11のリヤ端(図3で右端)が持ち上がることを許容するようになっている(一点鎖線参照)。図3において、ブラケット12を介して歩行者保護用アクチュエータ20が車体10に取り付けられている。
図4は、歩行者保護用アクチュエータ20の斜視図であり、図5は、歩行者保護用アクチュエータ20の断面図であって、動作時の状態を示している。図6は、図5(c)に示す構成の矢印VIで示す部位を拡大して示す図である。図5において、円筒状の本体21の下方に、モータ22が配置されている。駆動手段を構成するモータ22の回転軸22aは、ねじ軸23の下端にセレーション結合され、両者は一体的に回転するようになっている。ねじ軸23は、本体21の中央開口21aを貫通して上方に延在している。ねじ軸23は、雄ねじ溝を形成した上部のねじ部23aと、下部の丸軸部23bと、回転軸22aに係合するセレーション部23cと、セレーション部23cの近傍において丸軸部23bに形成された細径の脆弱部23dとからなる。
本体21の上面には、内部がシリンダとなる円管部材24が密封的に取り付けられている。円管部材24の内部には、円盤状のピストン部材25が移動可能に配置されている。ピストン部材25の中央開口25aには、玉軸受25bが配置されている。玉軸受25bの内輪は、ねじ軸23の丸軸部23bに圧入されており、ピストン部材25とねじ軸23とは互いに相対回転可能であるが、軸線方向には一体的に移動するように連結されている。ピストン部材25の外周及び内周に形成された周溝内にはO−リング25c、25c’が配置され、円管部材24の内周面及び丸軸部23bとの間を密封している。尚、ピストン部材25と円管部材24とで高速駆動手段を構成する。
円管部材24の上部は、蓋部材26により密封されている。蓋部材26は、ねじ軸23を貫通させるための中央開口26aと、円管部材24の内部に連通する連通孔26bとを有している。蓋部材26の上方には、ロッド部材27が配置されている。またロッド部材27の上端は、ボンネット11に対して枢動可能に取り付けられており、ロッド部材27の下端は、蓋部材26を包み込む形状となっており防塵カバーを兼ねている。中空であるロッド部材27の内部には、ナット28が嵌合し軸線方向に一体的に移動するようになっている。ナット28の内方には、ねじ軸23のねじ部23aが挿入されている。ナット28の内周に形成された雌ねじ溝と、ねじ部23aの外周に形成された雄ねじ部とで形成される螺旋状の転動路内には、不図示のボールが配置されている。ねじ軸23とナット28とボールとでボールねじ機構を構成する。又、かかるボールねじ機構と、ロッド部材27とで駆動部材を構成する。
本体21の側面から、半径方向内方に向かい中央開口21aに連通するように横穴21bが形成されている。横穴21bは、ねじ軸23の脆弱部23dを臨む位置に形成されている。更に、横穴21bに交差するようにして、本体21の上面から下面に向かって副孔21cが形成されている。副孔21cの底部には、コイルばね21dが配置され、副孔21c内においてコイルばね21dの上部には、先端が球面である円筒状の突出部材(ロック部材)21eが移動可能に配置されている。
横穴21b内には、切り離し手段を構成するトリガ部材29が配置されている。図6に示すように、トリガ部材29は、先端がとがった円筒状のカッタ29aと、本体21に螺合固定される円筒状のトリガ29bとからなる。カッタ29aの外周には、浅い周溝29dが形成されている。組み付けた状態でトリガ29bとカッタ29aは対向する端面を突き合わせており、コイルばね21dにより付勢された突出部材21eの先端がカッタ29aの周溝29dに係合することで、カッタ29aは横穴21bに位置決め固定された状態に維持される。かかる待機状態では、カッタ29aの先端は、中央開口21a内に突出していない。トリガ29bのカッタ29aに対向する端面には、火薬などを含む発火体29cが埋設配置されている。ガス圧手段である発火体29cは、ECUからの信号で発火し、大量のガスを発生するようになっている。
図7は、歩行者保護用アクチュエータ20の制御系のブロック図である。図8は、本実施の形態の歩行者保護用アクチュエータ20の制御フローチャート図である。図面を参照して、本実施の形態にかかる歩行者保護用アクチュエータ20の動作について説明する。
通常の走行時には、歩行者保護用アクチュエータ20は、図5(a)に示すように、ロッド部材27を蓋部材26に近接した位置(初期位置)に配置する。制御装置ECUは、車速Vが0以上となったとき、即ち車両が走行を開始始めたときから、図8に示す制御フローを実行する。まず、ステップS101で、衝突予知センサS1が、物体を検出したとする。すると制御装置ECUは、ステップS102で、物体までの距離が近いか遠いか判断する。物体までの距離が遠い場合には、ステップS103で、制御装置ECUは物体との相対速度を求め、更にステップS105で衝突可能性を判断する。
一方、物体までの距離が近い場合には、ステップS104で、制御装置ECUは物体との相対速度を求め、相対速度が遅ければ、ステップS105で衝突可能性を判断する。
ステップS105で衝突の可能性が低いと判断した場合、ステップS111で、制御装置ECUはモータ22に駆動信号を送信し、ねじ軸23を回転させる。それに伴いねじ部23aが回転するが、ナット28は、ボンネット11に連結されて回転を阻止されているため、軸線方向にのみ移動することとなる。これによりロッド部材27は、軸線方向に移動し、ボンネット11を持ち上げて上昇位置へと移動させる(図5(b)参照)。従って、万が一車両が物体に衝突した場合でも、上昇位置に変位したボンネット11により物体への衝撃を緩和することができる。
尚、車両の運転者がハンドルを切るなど対処することで、物体衝突の可能性がなくなったときは、制御装置ECUは、モータ22に逆の駆動信号を送信し、ねじ軸23を逆回転させることで、ナット28が下降しボンネット11を初期位置へと復帰させることができる。かかる動作はモータへの制御で行えるため、現状復帰のためにユーザーの更なる負担を求めることはない。
一方、ステップ104で、相対速度が速いと判断した場合、或いはステップS105で、衝突の可能性が高いと判断した場合には、制御装置ECUは、衝突センサS2からの信号を待ち(ステップS108,S106)、その信号に応じて発火体29cを発火させ、大量のガスを発生させる(ステップS107)。
発火体29cの発火により生じたガス圧で、勢いよく押されたカッタ29aは、図6に示すように、突出部材21eの制限から逃れて、横穴21b内を高速で前進し、ねじ軸23の脆弱部23dを切断する。これと同時に、発生したガスが副孔21cを介して、円管部材24の内部に吹き出し、その圧力でピストン部材25を押し上げようとする。このとき、蓋部材26の連通孔26bを介して、ピストン部材25の上部の空気が外部に流出するので、ピストン部材25は迅速に上昇できる。
しかるに、このガス圧発生時点で、すでにモータ22の動力でロッド部材27が上昇位置まで上昇した場合は(図5(b)参照)、ピストン部材25に設けられた玉軸受25bの内輪と、ねじ軸23との間の圧入力に抗してスベリが生じるのみであり、ピストン部材25が上昇してもロッド27は更に上昇することはない。一方、ロッド部材27がまだ上昇位置まで上昇していなければ、ねじ軸23は脆弱部23dが切断されその拘束を解かれたため、ピストン部材25と共に迅速に上昇できることとなる。これによりねじ軸23はナット28を押し上げるので、ボンネット11が最適なタイミングで上昇位置へと移動し、衝突した物体を受け止めることができる(図5(c)参照)。
更に、衝突した物体を受け止めたボンネット11からは、ロッド部材27を介してピストン部材25に軸線方向下向きの力が作用する。しかし、円管部材24の内部のガス圧がピストン部材25を押し上げているため、ピストン部材25は殆ど変位しない。しかしながら、ピストン部材25とねじ軸23とは玉軸受25bにより相対回転可能に支持されているので、モータ22からの拘束を解かれたねじ軸23が自由に回転することで、ボールねじ機構の逆作動によりスムーズにナット28が下降し、ボンネット11を初期位置に向かって移動するため、物体への衝撃を更に緩和することができる。このときのボンネット11の下降速度は、ねじ溝のリード角等により任意に設定できる。
一方、ねじ軸23の脆弱部23dを切断したカッタ29aは、横穴21b内に侵入した突出部材21eは、カッタ29aの端面に対向する位置に来るので、カッタ29aが戻ることを阻止する(ロックする)こととなる。即ち、カッタ29aは、本体21の中央開口21a内に突出した状態に維持されるため、下降してきたねじ軸23の下端(切断された脆弱部)に当接し、それ以上の下降を阻止することとなる。これにより、ボンネット11が下降しすぎて固いエンジンなどに接触することなどが回避されるため、ボンネット11の衝撃吸収機能を最大限発揮できる。
本実施の形態によれば、衝突予知センサS1の信号に応じて、モータ22がボールねじ機構を介してロッド部材27を機械的に駆動するので、衝突が予知されたときに、ボンネット11を上昇位置に変位させることで衝突に備えることができ、一方、衝突が予知されたが実際に衝突がなかった場合、ボンネット11を初期位置に変位させることで、復帰に当たりユーザーに負担を求めることはない。一方、トリガ部材29が、衝突センサS2の信号に応じて、ねじ軸23の脆弱部23dを切断してモータ22とねじ軸23との間の機械的連結を切り離すことで、ボンネット11を迅速に上昇させ、且つ物体を受け止めたときにはボールねじ機構の逆作動を用いてボンネット11を下降させ、それにより十分な衝撃吸収を行えるようにしている。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その発明の範囲内で変更・改良が可能であることはもちろんである。尚、ボンネットは上昇させるのみでなく、例えばミニバンなどにおいては、斜め前方に移動させるようにしても良い。
本実施の形態にかかる歩行者保護用アクチュエータを含む車両の斜視図である。 図1の示す車体の一部側面断面図である。 本実施の形態にかかる歩行者保護用アクチュエータを示す図である。 歩行者保護用アクチュエータ20の斜視図である。 歩行者保護用アクチュエータ20の断面図であり、(a)はボンネット11を初期位置にセットした状態を示し、(b)、(c)は、ボンネット11を上昇位置に持ち上げた状態を示す。 図5(c)に示す構成の矢印VIで示す部位を拡大して示す図である。 歩行者保護用アクチュエータ20の制御系のブロック図である。 本実施の形態の歩行者保護用アクチュエータ20の制御フローチャート図である。
符号の説明
10 車体
10a エンジンルーム
11 ボンネット
12 ブラケット
20 歩行者保護用アクチュエータ
21 本体
21a 中央開口
21b 横穴
21c 副孔
21e 突出部材
22 モータ
22a 回転軸
23 ねじ軸
23a ねじ部
23b 丸軸部
23c セレーション部
23d 脆弱部
24 円管部材
25 ピストン部材
25a 中央開口
25b 玉軸受
25c、25c’ O−リング
26 蓋部材
26a 中央開口
26b 連通孔
27 ロッド部材
28 ナット
29 トリガ部材
29a カッタ
29b トリガ
29c 発火体
29d 周溝
30 リンク機構
31 第1のリンク
32 第2のリンク
ECU 制御装置
S1 衝突予知センサ
S2 衝突検知センサ

Claims (7)

  1. 車両に物体が当接することを予知する第1のセンサの信号と、車両に物体が当接したことを検出する第2のセンサの信号とに応じて、車両のボンネットを初期位置と上昇位置との間で変位させる歩行者保護用アクチュエータにおいて、
    車両のボンネットに連結された駆動部材と、
    前記駆動部材に機械的に連結されており、前記第1のセンサの信号に応じて、前記駆動部材を駆動する駆動手段と、
    前記第2のセンサの信号に応じて、前記駆動手段と前記駆動部材との間の機械的連結を切り離す切り離し手段と、を有することを特徴とする歩行者保護用アクチュエータ。
  2. 前記駆動部材は、車両のボンネットに連結されたナットと、前記ナットに包含されるねじ軸と、前記ナットと前記ねじ軸との間に配置されたボールとを含み、前記駆動手段は、前記ねじ軸を回転させるモータを含むことを特徴とする請求項1に記載の歩行者保護用アクチュエータ。
  3. 前記切り離し手段は、前記第2のセンサの信号に応じて、前記ねじ軸を切断することを特徴とする請求項2に記載の歩行者保護用アクチュエータ。
  4. 前記切り離し手段は、前記第2のセンサの信号に応じて、ガス圧を発生するガス圧手段と、発生したガス圧により前記ねじ軸を切断する切断位置に移動するカッタと、前記切断位置に移動した前記カッタの戻りを禁止するロック部材とを含むことを特徴とする請求項3に記載の歩行者保護用アクチュエータ。
  5. 前記カッタは、前記ねじ軸の位置を規制するストッパとなることを特徴とする請求項4に記載の歩行者保護用アクチュエータ。
  6. 前記第2のセンサの信号に応じて発生したガス圧により、前記ボンネットが上昇位置に向かうように前記駆動部材を駆動する高速駆動手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の歩行者保護用アクチュエータ。
  7. 前記高速駆動手段は、前記ガス圧を蓄積するシリンダと、前記駆動部材に連結され前記シリンダ内に配置された移動可能なピストンとを含むことを特徴とする請求項6に記載の歩行者保護用アクチュエータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011515267A (ja) * 2008-03-18 2011-05-19 エスエヌペーウー マテリオー エネルジェティク 解除可能な戻り減速機構を備えた、ボンネット跳ね上げアクチュエータ
JP2011213298A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Toyoda Gosei Co Ltd 移動体の受止装置

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