JP2008030304A - 電子ボード装置 - Google Patents

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JP2008030304A JP2006206328A JP2006206328A JP2008030304A JP 2008030304 A JP2008030304 A JP 2008030304A JP 2006206328 A JP2006206328 A JP 2006206328A JP 2006206328 A JP2006206328 A JP 2006206328A JP 2008030304 A JP2008030304 A JP 2008030304A
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Abstract

【課題】電子ボード装置を用いて行われる会議の開始時間を、会議後においても確認可能であり、会議の所要時間を把握する。
【解決手段】絵や文字等の画像が繰り返し消し書きされる書き込み対象ボード2に、外力が与えられたことを検出する外力検出手段15と、書き込み対象ボード2の面上を走査しながら書き込みマーカー6によって書き込まれた画像を読み取り、読み取った画像を画像データへ変換する画像読取変換手段10と、日時を継続的に監視し、外力検出手段15が外力を検出したときの外力検出日時と画像データの外部出力指示が与えられたときの外部出力日時とを記憶する日時監視手段11と、画像データに外力検出日時と外部出力日時とを付加して外部へ出力する外部出力手段12と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、絵や文字等の画像が繰り返し消し書きされる書き込み対象ボードに書かれた画像を読み取り、読み取られた画像を印刷して外部へ出力する電子ボード装置に関する。
従来、滑らかなつやのある白い板で、その表面にエナメルや磁器の鉄鋼などでコーティングされたホワイトボードが周知となっている。ホワイトボードにはチョークの代わりにインクを使用するホワイトボードマーカーによって文字や画像等を書くことができ、繰り返し消し書きが可能になっている。
また、近年では、ホワイトボードの面上を走査する走査手段と、この走査手段の走査出力に応じて、ホワイトボードの表面上に書かれた画像のコピーを印刷する印刷手段とを備えた電子ボード装置も周知となっている。
例えば、特許文献1には、現在の日時を出力するカレンダ時計と、電源断時に上記カレンダ時計の動作を継続させるバッテリバックアップ手段と、電源投入後の通算コピー印刷頁数を記憶する頁数記憶手段と、上記カレンダ時計の日時と頁数記憶手段の頁数とを設定するキー入力手段とを設けた電子ボード装置が開示されている。
特許文献1に記載の電子ボード装置は、コピー印刷時の日時と電源投入後の通算コピー印刷頁数とをホワイトボードの面上に書かれたコピー対象に付加して印刷するように構成されている。したがって、何回もホワイトボードに新たな文字などを書き、その都度コピーを印刷したとしても、その整理を容易に行うことができる。
特開平05−43657号公報
しかしながら、上記のような電子ボード装置では、印刷結果に印刷される日時はコピー印刷を指示した日時が印刷されるだけなので、複数枚にわたって日時が印刷されていても会議の所要時間を確認することはできない。
本発明は、上記課題を考慮し、電子ボード装置を用いて行われる会議の開始時間を、会議後においても確認可能であり、会議の所要時間を把握することができるようすることを目的とする。
本発明は、絵や文字等の画像が繰り返し消し書きされる書き込み対象ボードに、外力が与えられたことを検出する外力検出手段と、前記書き込み対象ボードの面上を走査しながら画像書込手段によって書き込まれた画像を読み取り、読み取った画像を画像データへ変換する画像読取変換手段と、日時を継続的に監視し、前記外力検出手段が外力を検出したときの外力検出日時と前記画像データの外部出力指示が与えられたときの外部出力日時とを記憶する日時監視手段と、前記画像データに前記外力検出日時と前記外部出力日時とを付加して外部へ出力する外部出力手段と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、画像書込手段によって書き込み対象ボードに与えられた外力を検出したときの外力検出日時と、画像データが外部へ出力されるときの外部出力日時と、を記憶する日時監視手段を備えている。そして、外部出力手段は、画像データに外力検出日時と外部出力日時とを付加して外部へ出力するように構成されている。すなわち、出力結果を参照すれば、画像書込手段によって書き込み対象ボードに与えられた外力が検出されたときから画像データが出力されるまでの時間を把握することが可能である。したがって、例えば、本発明を会議における板書書込みボードとして使用した場合に、外力検出日時を会議の開始時間として、外部出力日時を会議の終了日時として捉えれば、会議後においても開始時間と終了時間とを確認することが可能である。
また、本発明において、前記日時監視手段は、当該電子ボード装置がリセットされから、最初に前記外力検出手段が前記画像書込手段による外力を検出した外力検出日時を記憶することを特徴とする。
上記構成によれば、電子ボードがリセットされる毎に外力検出日時を記憶することができる。したがって、例えば、長時間にわたる会議において、途中で会議を中断するような場合でも、会議再開にあたって電子ボードをリセットすれば、リセット後最初に画像書込手段による外力を検出した外力検出日時を会議再開時間として記憶することが可能となる。
また、本発明において、前記日時監視手段は、前記外部出力指示が与えられてから、最初に前記外力検出手段が外力を検出した外力検出日時を記憶することを特徴とする。
上記構成によれば、電子ボード装置に対して外部出力指示が与えられる毎に、外力検出日時を記憶することができる。したがって、例えば、1つの電子ボード装置を用いて複数の会議を連続して行うような場合でも、前の会議の終了に伴って外部出力指示が与えられ、画像読取変換手段によって書き込み対象ボードの面上を走査して出力結果が得られた後、最初に外力検出手段による外力を検出した外力検出日時を次の会議における開始時間として記憶することが可能となる。また、リセット後及び外部出力指示が与えられた後の両方で外力検出日時を記憶することも可能である。
また、本発明において、前記外力検出手段は、前記画像書込手段によって前記書き込み対象ボードに与えられる圧力を検出することを特徴とする。また、前記外力検出手段は、前記画像書込手段によって前記書き込み対象ボードに与えられる振動を検出することを特徴とする。
上記構成によれば、画像書込手段を用いて書き込みしたときに、書き込み対象ボードにかかる圧力や振動を検出することができる。したがって、書き込み対象ボードに加わった圧力や振動を検出することで外力検出日時を記憶することが可能である。
本発明によれば、電子ボード装置を用いて行われる会議の開始時間を、会議後においても確認可能であり、会議の所要時間を把握することができる。
以下、本発明に係る電子ボード装置の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の電子ボード装置の外観模式図である。
(電子ボード装置の概略について)
図1に示すように、電子ボード装置1は、主として、書き込み対象ボード2、書き込み対象ボード2の面上を走査して面上に描かれた画像を読み取る画像読取装置3、画像読取装置3によって読み取られた画像データを外部出力する印刷装置4とを備えている。外部出力装置4には、電子ボード装置1の電源ボタン7、リセットボタン8、外部出力指示ボタン9と、が設けられており、各ボタン操作によって動作指示が与えられるようになっている。
書き込み対象ボード2の表面内側には、略密接状態に加圧センサ5が配置されており、書き込みマーカー6(画像書込手段)によって画像が書き込まれたときに加えられる筆圧を検出するよう構成されている。すなわち、加圧センサ5が筆圧を検出することによって、書き込み対象ボード2への書き込み状態(電子ボード装置の使用状態)を把握することが可能となっている。
(電子ボード装置の内部処理について)
次に、電子ボード装置2における加圧センサ5を用いて、会議の開始時間を把握する手段について具体的に説明する。図2は、電子ボード装置2の内部処理を説明する機能ブロック図である。
電子ボード装置2は、主として、指示入力手段13、主制御部14、外力検出手段15、画像読取変換手段10、日時監視手段11、外部出力手段12とを備えている。
指示入力手段13は、外部出力装置4に備えられた電源ボタン7、リセットボタン8、外部出力指示ボタン9によって与えられる、各動作指示を主制御部14を介して各機能部へ与える。主制御部14は、電子ボード装置2の全体動作を制御する。
外力検出手段15は、書き込みマーカー6の筆圧に起因する入力信号を検出する。すなわち、書き込み対象ボード2に配置された加圧センサ5による圧力検出処理を制御する。
画像読取変換手段10は、外部出力指示ボタン9からの外部出力指示に応じて、画像読取装置3の動作処理を制御する。画像読取装置3は、書き込み対象ボード面側に例えば光学式の画像読取センサを備えている。図1に示すように、書き込み対象ボード2の長手方向Xの往復動作を制御するとともに、書き込み対象ボード面上の走査に伴って画像読取センサによって読み取った画像を、画像データへ変換する。
日時監視手段11は、日時を継続的に監視し、外部出力指示ボタン9からの外部出力指示に応じて、画像データが印刷装置4から出力されるときの外部出力日時を記憶する。また、外力検出手段15が加圧センサ5による入力信号を検出すると、検出したときの外力検出日時を記憶する。
外部出力手段12は、画像読取変換手段10によって変換された画像データに基づき印刷イメージを生成し、印刷装置4による出力処理を制御する。本実施形態の電子ボード装置1は、インクジェット方式の印刷装置4を搭載し、外部出力手段12は、図示せぬ印刷ヘッドやキャリッジの駆動を制御するよう設定されている。また、印刷イメージ生成においては、日時監視手段11が記憶している外部出力日時と外力検出日時とを画像データに付加し、印刷結果を出力するよう構成されている。
(画像データに外部出力日時と外力検出日時とを付加した印刷結果の出力処理について)
次に、画像データに外部出力日時と外力検出日時とを付加した印刷結果の出力処理について説明する。図3は、印刷結果の出力処理までを説明するフローチャート、図4は、図3のフローにしたがって、実際に得られた出力結果を示した図である。
ユーザが、会議開始にあたって、電子ボード装置1の電源ボタン7をONすると、電子ボード装置1が初期化される。本実施形態では電源ONによる初期化をオートリセット、電源ON後、リセットボタン8による初期化をマニュアルリセットとして捉え、電源ボタン7及びリセットボタン8による指示をまとめてリセット指示として以下説明する。
ユーザが書き込みマーカー6によって書き込み対象ボード2に書き込みを行うと、外力検出手段15が加圧センサ5による書き込みマーカー6の筆圧を検出する(ステップS11)。このとき、日時監視手段11は、指示入力手段13を介してオートリセット指示を受けた後、最初に外力検出手段15が書き込みマーカー6による筆圧を検出したときの外力検出日時を記憶する(ステップS12)。
ユーザは、書き込み対象ボード2に書き込みを行い、会議を進行していく。その後、途中でリセットボタン8からのマニュアルリセット指示もなく(ステップS13:No)、外部出力指示ボタン9による外部出力指示があった場合には(ステップS14:Yes)、指示入力手段13は、主制御部14を介して、画像読取変換手段10が画像読取装置3を駆動させて、書き込み対象ボード2の面上の画像を走査して読み取り、画像データへ変化する(ステップS15)。主制御部14は、指示入力手段13から外部出力指示を受けると、そのときの外部出力日時を日時監視手段11によって記憶する(ステップS16)。
そして、外部出力手段12が、画像読取変換手段10によって変換された画像データに、日時監視手段11が記憶している「外力検出日時」と「外部出力日時」とを付加した印刷イメージを生成し、図示せぬ各種印刷機構を駆動させて印刷を実行する(ステップS17)。電源ボタン7によって電源OFF指示があれば、電子ボード装置1は処理を終了する(ステップS18:Yes)
上述した、処理によって得られた印刷結果を図4(a)に示す。左最上位に電子ボード装置1が使用された日、すなわち会議開催日が印刷され、その下段には、オートリセット後、最初に筆圧を検出した外力検出時間、最下段には、画像データが外部へ出力されるときの外部出力時間が印刷されている(ここでは、「外力検出時間」をおおよその会議開始時間として印刷している)。このように、日付、開始時間及び出力時間も印刷しておけば、後々この印刷結果を参照すれば、会議開始時間、会議終了時間及び会議所要時間を把握することが可能である。
一方、ステップS18で電源OFF指示がなければ(ステップS18:No)、ステップS11からの処理を繰り返す。この場合、ステップS11は、画像読取装置3が書き込み対象ボード2の面上を走査してから、最初に書き込みマーカーの筆圧を検出したときの外力検出時間を記憶することになる(ステップS12)。すなわち、図4(b)に示すように、一度、画像読取装置3が書き込み対象ボード2の面上を走査し画像読み取りが行われ、印刷装置から1枚目の印刷結果Aが出力されても、電源OFF指示を受信しない限り、再び書き込みマーカー6の筆圧を検出すれば、外力検出日時を記憶する。すなわち、2枚目の印刷結果Bの開始時間として印刷することが可能である。
したがって、1つの会議において複数回にわたって画像読取装置3を走査しなければならない場合には、印刷結果も複数枚におよぶことになるが、1枚ごとに会議開催日、開始時間及び出力時間が印刷されるので、複数枚の印刷結果のうち最も早い開始時間を参照すれば、会議開始時間が分かり、最も遅い出力時間を参照すれば会議終了時間が分かるので、複数枚におよんだ場合でも会議所要時間を把握することが可能である。さらに、印刷結果A、Bそれぞれに対応する板書毎の作成所要時間も把握することができる。
ところで、ステップS13において、リセット指示を受信した場合、すなわち、ユーザのリセットボタン8の投入によってマニュアルリセット指示があった場合にも、日時監視手段11は、指示入力手段13を介して得られたマニュアルリセット指示を受けた後、最初に外力検出手段15が書き込みマーカー6による筆圧を検出したときの外力検出日時を記憶する(ステップS12)。なお、リセットボタン8によるマニュアルリセット指示は、例えば、会議途中に休憩を設け、休憩終了後、会議再開にあたってユーザがリセットボタン8を押すことによって与えられる。
この場合、図4(b)に示すように、開始時間及び出力時間に会議の「再開時間」を追加して出力することが可能となる。このように、再開時間も印刷結果に反映させることができ、後々この印刷結果を参照すれば、会議開始時間、会議終了時間及び会議所要時間を把握できるほか、会議に休憩等の中断があったことも把握することが可能である。
なお、本実施形態では、書き込み対象ボード2の前面にわたって、加圧センサを配置する構成としたが、勿論これに限られることはない。すなわち、ユーザが書き込み対象ボード2のどの部分に最初の書き込みを行うかによってヴァリエーションはさまざまである。例えば、左上部分、右上部分、上部長手方向全域、縞模様状、市松模様状等、費用対効果を考慮して決定することが可能である。
また、本実施形態では、書き込み対象ボード2に対する外力を検出するために、書き込みマーカー6による筆圧を検出する加圧センサを設ける構成としたが、これに限られるものではない。例えば、書き込み対象ボードに振動センサを設ければ、書き込み対象ボード2に対して書き込みマーカー6による書き込みが行われたときの振動を検出することで、外力を検出することができる。
また、加圧センサと振動センサを両方備えた構成としてもよい。この場合には、外力検出手段15は、書き込みマーカー6によって書き込み対象ボード2に与えられる圧力を検出するとともに、書き込みマーカー6によって与えられた振動を検出して振動回数を計測し、日時監視手段11は、所定の振動回数が計測されたときの振動回数計測日時を記憶し、外部出力手段12は、所定の振動回数が検出されたときの書き込みマーカー6による書き込み対象ボード2の加圧位置に対応する画像データ対応位置に振動回数計測日時を追加して外部へ出力することも可能となる。
この場合には、目安になる文字画数に対応する振動回数を予め設定しておけば、おおよその文字数が記載されたときに、記載された位置に振動回数計測日時を出力することができるので、印刷結果を参照すれば、より詳細な会議の進捗状況も後に確認することが可能となる。
本実施形態の電子ボード装置の外観模式図である。 本実施形態の電子ボード装置の内部処理を説明する機能ブロック図である。 印刷結果を出力するまでの処理を説明するフローチャートである。 図3のフローにしたがって、実際に得られた印刷結果を示した図である。
符号の説明
1:電子ボード装置、2:書き込み対象ボード、3:画像読取装置、4:印刷装置、5:加圧センサ、6:書き込みマーカー、7:電源ボタン、8:リセットボタン、9:出力指示ボタン、10:画像読取変換手段、11:日時監視手段、12:外部出力手段、13:指示入力手段、14:主制御部、15:外力検出手段、A:1枚目の印刷結果、B:2枚目の印刷結果

Claims (5)

  1. 絵や文字等の画像が繰り返し消し書きされる書き込み対象ボードに、外力が与えられたことを検出する外力検出手段と、
    前記書き込み対象ボードの面上を走査しながら画像書込手段によって書き込まれた画像を読み取り、読み取った画像を画像データへ変換する画像読取変換手段と、
    日時を継続的に監視し、前記外力検出手段が外力を検出したときの外力検出日時と前記画像データの外部出力指示が与えられたときの外部出力日時とを記憶する日時監視手段と、
    前記画像データに前記外力検出日時と前記外部出力日時とを付加して外部へ出力する外部出力手段と、を備えたことを特徴とする電子ボード装置。
  2. 前記日時監視手段は、当該電子ボード装置がリセットされから、最初に前記外力検出手段が外力を検出した外力検出日時を記憶することを特徴とする請求項1に記載の電子ボード装置。
  3. 前記日時監視手段は、前記外部出力指示が与えられてから、最初に前記外力検出手段が外力を検出した外力検出日時を記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の電子ボード装置。
  4. 前記外力検出手段は、前記画像書込手段によって前記書き込み対象ボードに与えられる圧力を検出することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電子ボード装置。
  5. 前記外力検出手段は、前記画像書込手段によって前記書き込み対象ボードに与えられる振動を検出することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の電子ボード装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020008724A (ja) * 2018-07-09 2020-01-16 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム

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