JP2008029553A - 樹脂製ボール、その製造方法及び製造装置 - Google Patents

樹脂製ボール、その製造方法及び製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008029553A
JP2008029553A JP2006205670A JP2006205670A JP2008029553A JP 2008029553 A JP2008029553 A JP 2008029553A JP 2006205670 A JP2006205670 A JP 2006205670A JP 2006205670 A JP2006205670 A JP 2006205670A JP 2008029553 A JP2008029553 A JP 2008029553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
resin
resin material
constituent members
filled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006205670A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5081412B2 (ja
Inventor
Yutaka Matsumoto
豊 松本
Junya Morimoto
淳也 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KASAI SANGYO KK
Original Assignee
KASAI SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KASAI SANGYO KK filed Critical KASAI SANGYO KK
Priority to JP2006205670A priority Critical patent/JP5081412B2/ja
Publication of JP2008029553A publication Critical patent/JP2008029553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5081412B2 publication Critical patent/JP5081412B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】2つの半球状ボール構成部材を一体化してボールを構成する場合に、製造工数の増大を抑制して低コストとしながら、デザインを施して高い商品性を持たせる。
【解決手段】第1及び第2ボール構成部材10、20の外面に、第1及び第2樹脂充填部を周方向に間隔をあけて4つずつ形成する。第1及び第2ボール構成部材10、20を組み合わせた状態で第1及び第2樹脂充填部を連続させる。第1及び第2樹脂充填部に、第1及び第2ボール構成部材10、20とは異なる色の樹脂材30を充填し、この樹脂材30を第1及び第2ボール構成部材10、20に溶着させることで、両ボール構成部材10、20を一体化するとともに、ボール1に縞模様を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、パークゴルフやグラウンドゴルフに用いられる樹脂製ボール、該ボールの製造方法及び該ボールの製造装置に関する。
近年、ゴルフ場で行う一般のゴルフに比べて手軽であるという点で、公園や河川敷等で行えるパークゴルフやグラウンドゴルフ(以下、パークゴルフ等という)が盛んになりつつある。このパークゴルフ等で使用されるボールは、特許文献1に開示されているような樹脂製ボールである。このボールは、打撃時の衝撃に耐え得るように高強度な硬質樹脂材で構成され、重量が規定範囲内となるように、内部は中空状に形成されている。
特開2002−78829号公報
ところで、特許文献1のように樹脂製ボールを規定重量とするために中空状にする場合には、そのような中空品の一体成形は困難であるため、複数のボール構成部材に分割して各構成部材を成形した後、組み合わせて一体化する必要がある。このようにした場合には、ボール構成部材を一体化する工程が増える分、製造工数が増加してしまう。
また、上記のようにパークゴルフ等では重量及び大きさが規定されているため、ボールの見た目はどれも同じになりがちである。そこで、ボールのデザインに工夫を凝らして商品性を向上させることにより、他商品との差別化を図ることが考えられるが、ボールのコストを考慮すると製造工数の増大を招かないようなデザインが望ましい。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数のボール構成部材を一体化してボールを構成する場合に、製造工数の増大を抑制して低コストとしながら、デザインを施して高い商品性を持たせることにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、樹脂製ボールの発明として、ボール構成部材を一体化するための樹脂材を利用してボールにデザインを施すようにした。
具体的には、第1樹脂材を成形してなる複数のボール構成部材が組み合わされて一体化された樹脂製ボールであって、隣接するボール構成部材には、樹脂充填部が両ボール構成部材の外面に亘って連続するように形成され、上記樹脂充填部には、上記第1樹脂材とは異なる色の第2樹脂材が充填されて上記両ボール構成部材に溶着している構成とする。
この構成によれば、樹脂充填部に充填された第2樹脂材により複数のボール構成部材が一体化されてボールとなる。この第2樹脂材は、ボール構成部材の色と異なっているので、ボールには、樹脂充填部の形状に対応した模様が現れることになり、これがデザインとなる。つまり、第2樹脂材を利用してボール構成部材を一体化するとともに、ボールにデザインを施すことが可能になる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、樹脂充填部は、ボール構成部材を一体化した状態で所定方向に長く延びる形状をなすように形成され、互いに間隔をあけて複数設けられている構成とする。
この構成によれば、ボールには、第2樹脂材によって縞状のデザインが施されることになる。このボールが速く転がると、観察者には、視覚の残像現象により、ボールの色が第1樹脂材の色と第2樹脂材の色とが混ざった色に見えることになる。
請求項3の発明では、請求項1または2の発明において、半球形状に形成された第1及び第2ボール構成部材を備え、樹脂充填部は、第1ボール構成部材の頂部側まで延びるように形成され、上記樹脂充填部に充填された第2樹脂材が、第1ボール構成部材の頂部側で打撃用の目印を構成しているものとする。
この構成によれば、第2樹脂材を利用して第1ボール構成部材の頂部側に打撃用の目印が構成される。これにより、ボールの使用者は、目印をめがけて第1ボール構成部材の頂部側にクラブの打撃力を直接作用させることになる。その結果、頂部側に比べて衝撃に弱い第1及び第2ボール構成部材の接合部分に直接的な打撃力が作用しなくなる。
請求項4の発明では、請求項1から3のいずれか1つの発明において、隣接するボール構成部材のうち、少なくとも1つのボール構成部材の接合面には凹部が形成され、該凹部には、第2樹脂材が充填されて両ボール構成部材に溶着している構成とする。
この構成によれば、凹部に充填された第2樹脂材によりボール構成部材の接合強度が高まる。この凹部がボール構成部材の接合面にあるので、凹部に充填されたの第2樹脂材はボール構成部材の外面に現れることはない。
請求項5の発明では、請求項4の発明において、凹部は樹脂充填部と連続している構成とする。
この構成によれば、ボールの製造時において、樹脂充填部に充填した第2樹脂材を凹部に流して充填することが可能になる。
また、請求項6の発明は、樹脂製ボールの製造方法の発明である。具体的には、複数のボール構成部材が組み合わされて一体化された樹脂製ボールの製造方法であって、第1樹脂材により、外面に樹脂充填部が形成されたボール構成部材を成形するボール構成部材成形工程と、上記ボール構成部材成形工程で成形された複数のボール構成部材を、上記樹脂充填部が互いに連続するように組み合わせる組み合わせ工程と、上記組み合わせ工程の後、上記樹脂充填部に上記第1樹脂材とは異なる色の第2樹脂材を充填し、該第2樹脂材を両ボール構成部材に溶着する第2樹脂材充填工程とを備える構成とする。
この構成によれば、第2樹脂材充填工程で充填された第2樹脂材によりボール構成部材が一体化されてボールとなる。この第2樹脂材は、ボール構成部材の色と異なっているので、第2樹脂材を利用してボール構成部材を一体化する際にボールにデザインを施すことが可能になる。
また、請求項7の発明は、樹脂製ボールの製造装置の発明である。具体的には、複数のボール構成部材が組み合わされて一体化された樹脂製ボールの製造装置であって、外面に樹脂充填部が形成されたボール構成部材を成形するための成形型と、上記成形型のキャビティに第1樹脂材を供給する第1樹脂材供給部と、複数のボール構成部材を、上記樹脂充填部が互いに連続するように組み合わせた状態で保持する保持部と、上記保持部で保持されたボール構成部材の樹脂充填部に、上記第1樹脂材とは異なる色の第2樹脂材を溶融状態で供給する第2樹脂材供給部とを備えている構成とする。
この構成によれば、第2樹脂材供給部から供給された第2樹脂材が樹脂充填部に充填されると、この第2樹脂材はボール構成部材に溶着した状態で固化し、第2樹脂材によりボール構成部材が一体化されてボールとなる。この第2樹脂材は、ボール構成部材の色と異なっているので、第2樹脂材を利用してボール構成部材を一体化する際にボールにデザインを施すことが可能になる。
請求項1の発明によれば、隣接するボール構成部材の外面に亘って連続する樹脂充填部を形成し、この樹脂充填部に、ボール構成部材と異なる色の第2樹脂材を充填してボール構成部材に溶着させたので、第2樹脂材によりボール構成部材を一体化するとともに、ボールにデザインを施すことができる。これにより、ボールを複数のボール構成部材で構成する場合に、製造工数の増大を抑制して低コストとしながら、デザインを施して高い商品性を持たせることができる。
請求項2の発明によれば、複数の樹脂充填部を、所定方向に長く延びる形状をなすように形成するとともに、互いに間隔をあけて設けたので、ボールに縞状のデザインを施すことができる。これにより、観察者には、ボールの静止時と回転時とで異なるデザインに見せることができ、商品性をより一層高めることができる。
請求項3の発明によれば、打撃用の目印を第2樹脂材を利用して低コストで構成することができる。そして、この打撃用の目印を、比較的衝撃に強い第1ボール構成部材の頂部に位置付けたので、ボールの耐久性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、ボール構成部材の接合面に凹部を形成し、この凹部に第2樹脂材を充填したので、ボールのデザインに影響を与えることなく、ボール構成部材の接合強度を高めて耐久性をより一層向上させることができる。
請求項5の発明によれば、凹部と樹脂充填部とを連続させたので、製造時に第2樹脂材を樹脂充填部と凹部とに一度に充填することができ、製造工程を簡素化することができる。
請求項6、7の発明によれば、ボールを複数のボール構成部材で構成する場合に、製造工数の増大を抑制して低コストとしながら、デザインを施して高い商品性を持たせることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る樹脂製ボール1を示すものである。このボール1は、パークゴルフ等の競技で使用されるものであり、そのパークゴルフ等で定められている規則通りの大きさ及び重量とされている。具体的には、ボール1の直径が約60mmとされ、重量が100g程度とされている。
上記ボール1は、図2及び図3に示すように、内部に球形状の空洞部Sを有する中空状の中芯球体2と、該中芯球体2の外面全体を覆う表皮材3とを備えている。空洞部Sは、ボール1の重量を規定範囲内とするためのものである。中芯球体2は、図5にも示すように、該中芯球体2の中心を通る平面で分割された半球状の第1ボール構成部材10と第2ボール構成部材20とを組み合わせて一体化することで構成されている。これら第1及び第2ボール構成部材10、20は、クラブの打撃力により割れない程度の強靱さと、ボール1としての適度な弾力性とを併せ持つ第1樹脂材を射出成形してなるものである。これら第1及び第2ボール構成部材10、20を構成する第1樹脂材としては、例えば、アイオノマー樹脂を挙げることができ、具体的には、三井・デュポンポリケミカル株式会社製のハイミラン(登録商標)等がある。このハイミランには、多数の銘柄があるが、これらのうち複数の銘柄を混合して用いてもよいし、単一の銘柄を用いてもよい。第1樹脂材の色は、例えば、黄色とされている。
上記第1及び第2ボール構成部材10、20は、共に碗状をなしている。図7や図8に示すように、第1ボール構成部材10の第2ボール構成部材20と対向する面の略中央部には、空洞部Sを形成するための第1凹面11が形成されている。図9に示すように、第1ボール構成部材10の外面には、凹形状をなす第1樹脂充填部12、12、…が周方向に等間隔に形成されている。これら第1樹脂充填部12、12、…は、互いに同じ形状とされ、図4にも示すように、第1ボール構成部材10の頂部近傍から第2ボール構成部材20側の縁部に亘り形成されている。
各第1樹脂充填部12の深さ寸法は、全体が均一とされている。第1樹脂充填部12の周方向の寸法である幅寸法は、第1ボール構成部材10の頂部側が最も短く、第2ボール構成部材20側の縁部に近づくほど長く設定されており、第1樹脂充填部12は、全体的に頂部側へ向けて先細形状となっている。図9に示すように、第1樹脂充填部12の頂部側は、第1ボール構成部材10の頂点から離れており、曲線で構成されている。
図7及び図8に示すように、第1ボール構成部材10の第2ボール構成部材20と対向する面には、第1凹面11よりも外周側に第2ボール構成部材20と接合する第1接合面13が形成されている。この第1接合面13には、周方向に隣り合う第1樹脂充填部12、12を繋ぐように延びる4つの第1溝14、14、…が形成されている。これら第1溝14、14、…は、本発明の凹部を構成するものであり、第1樹脂充填部12の深さ方向略中央部に対応するように位置し、第1ボール構成部材10の外面に沿うように湾曲形成されている。各第1溝14の一端部及び他端部は、周方向に隣り合う第1樹脂充填部12、12にそれぞれ開口しており、従って、第1溝14は、これら第1樹脂充填部12、12に連続している。
また、図5に示すように、上記第2ボール構成部材20の第1ボール構成部材10と対向する面には、上記第1凹面11及び第1接合面13と同様な第2凹面21及び第2接合面23が形成されている。この第2接合面23が上記第1接合面13に接合するようになっている。第2ボール構成部材20の外面には、上記第1樹脂充填部12と同じ形状の4つの第2樹脂充填部22が周方向に等間隔に形成されている。また、第2ボール構成部材20の第1ボール構成部材10と対向する面には、上記第1溝14と同様に第2溝24が形成されている。
第1ボール構成部材10の第1凹面11周縁部には、第2ボール構成部材20側へ突出する位置決め用の第1突起15と、凹部からなる第1嵌合部16とが周方向に180゜離れて形成され、また、第2ボール構成部材20の第2凹面21周縁部には、上記第1突起15が嵌入する第2嵌合部(図示せず)と、上記第1嵌合部16に嵌入する第2突起(図示せず)とが同様に形成されている。第1突起15と第2突起とは同じ形状であり、また、第1嵌合部16と第2嵌合部とも同じ形状である。上記突起15及び嵌合部16の位置は、第1突起15を第2嵌合部に嵌入させ第2突起を第1嵌合部16に嵌入させた状態で、第1及び第2ボール構成部材10、20の外面の周縁部同士が一致し、かつ、第1及び第2樹脂充填部12、22が周方向について同じ位置となり両ボール構成部材10、20の外面に亘って連続するように設定されている。また、第1及び第2ボール構成部材10、20を組み合わせた状態では、図4に示すように、第1溝14の開放部分と第2溝24の開放部分とが一致して閉断面形状をなし、周方向に隣り合う樹脂充填部12、22及び樹脂充填部12、22に連通した樹脂通路Rが構成される。さらに、第1凹面11及び第2凹面21により、図5に示すように、上記空洞部Sが形成される。
図5及び図6に示すように、第1及び第2樹脂充填部12、22並びに樹脂通路Rには、第1樹脂材とは異なる色、例えばピンク色に着色された第2樹脂材からなる溶着用樹脂材30が充填されている。溶着用樹脂材30としては、第1樹脂材と同様なアイオノマー樹脂を挙げることができる。第1及び第2樹脂充填部12、22に充填された溶着用樹脂材30は、第1及び第2ボール構成部材10、20の樹脂充填部12、22を構成する部位に溶着しており、また、樹脂通路Rに充填された溶着用樹脂材30は、第1及び第2ボール構成部材10、20の第1及び第2溝14、24を構成する部位に溶着しており、この溶着用樹脂材30で第1及び第2ボール構成部材10、20が一体化されている。
また、第1樹脂材の色と第2樹脂材の色とを互いに異ならせていることから、第1及び第2ボール構成部材10、20に充填された溶着用樹脂材30は、外側から見えることになる。すなわち、外側から見える溶着用樹脂材30は、図1や図2に示すように、第1ボール構成部材10の頂部側から第2ボール構成部材20の頂部側まで連続して延び、かつ、その両端部へ近づくほど細くなる形状であり、周方向に等間隔に4つ並んでいる。
上記第1及び第2樹脂充填部12、22に充填された溶着用樹脂材30の長手方向の両端部は、図1や図3に示すように、第1及び第2ボール構成部材10、20の頂部近傍に位置しており、この部分が打撃用の目印Tを構成している。ボール1の使用者は、この目印Tを見て、第1ボール構成部材10の頂部側又は第2ボール構成部材20の頂部側にクラブの打撃力を直接作用させるようになる。これにより、頂部側に比べて衝撃に弱い第1及び第2ボール構成部材10、20の接合部分に、直接的な打撃力が作用しなくなる。
上記表皮材3は、無色透明な第3樹脂材で構成されている。この表皮材3を構成する第3樹脂材としては、第1及び第2樹脂材と同様なアイオノマー樹脂を挙げることができる。表皮材3は、第1及び第2ボール構成部材10、20の外面に溶着するとともに、溶着用樹脂材30の外面にも溶着している。表皮材3の厚さは、第1及び第2ボール構成部材10、20の肉厚よりも薄く設定され、略均一とされている。このように表皮材3を第1及び第2ボール構成部材10、20に溶着させることで、両ボール構成部材10、20がより一層強固に一体化する。
上記表皮材3を無色透明かつ無模様にしているので、図1に示すように、ボール1には、上述の如く長く延びる溶着用樹脂材30の形状が4箇所に模様として現れる。つまり、ボール1には、縞模様が形成されることになる。一方、樹脂通路Rに充填された溶着用樹脂材30は、ボール1の外側からは見えないので、ボール1の模様を構成しない。また、表皮材3が透光性を有しているので、模様はボール1の奥の方に見えることになり、奥行き感や深み感が出る。
次に、上記のように構成されたボール1を製造する際に用いる製造装置の構造について説明する。製造装置は、第1及び第2ボール構成部材10、20を一度に成形する一次成形部41(図10に示す)と、両ボール構成部材10、20に溶着用樹脂材30を溶着させる二次成形部42(図13に示す)と、表皮材3を成形する三次成形部43(図17に示す)とを備えている。
上記一次成形部41は、図10に示すように、固定型45及び可動型46と、一次射出機47とを備えている。可動型46は、図示しない型移動装置により水平方向に移動するように構成されている。可動型46の固定型45との対向面には、上半部に第1ボール構成部材10の外面側を成形する第1成形面48が形成され、下半部に第2ボール構成部材20の外面側を成形する第2成形面49が形成されている。固定型45の可動型46との対向面には、上半部に第1ボール構成部材10の内面側を成形する第1成形面51が形成され、下半部に第2ボール構成部材20の内面側を成形する第2成形面52が形成されている。これら固定型45及び可動型46を型締めすると、第1成形面48、51により第1キャビティ53が形成され、第2成形面49、52により第2キャビティ54が形成される。つまり、固定型45及び可動型46は、ボール構成部材10、20を成形するための成形型である。尚、第1ボール構成部材10と第2ボール構成部材20とは、別の成形型で成形するようにしてもよい。
上記可動型46の第1成形面48と第2成形面49との間には、型締めした状態で、第1キャビティ53に連通する第1ゲート57と、第2キャビティ54に連通する第2ゲート58と、ランナー59とが形成されるようになっている。固定型45には、ランナー59に連通するスプルー60が形成されており、このスプルー60に一次射出機47のノズル47aが接続されるようになっている。この一次射出機47は、第1樹脂材を混練して射出するためのシリンダ及びスクリュー(図示せず)を備えた周知のものである。この一次射出機47は、第1樹脂材供給部を構成している。
上記二次成形部42は、図15に示すように、固定型61及び可動型62と、二次射出機63(図14及び図16に示す)とを備えている。可動型62は、固定型61の上側に配置され、図示しない型移動装置により上下方向に移動するようになっている。固定型61の上面には、第1及び第2ボール構成部材10、20を組み合わせた中間成形品Y(図13及び図14に示す)を保持した状態で溶着用樹脂材30を成形する下側成形面64が形成されている。また、可動型62の下面には、下側成形面64に対応して上側成形面65が形成されている。これら下側及び上側成形面64、65は、半球面状の凹面で構成されている。
図13及び図14に示すように、上記下側及び上側成形面64、65には、第1ボール構成部材10又は第2ボール構成部材20の外面のうち、樹脂充填部12、22以外の面が接触するようになっており、固定型61と可動型62とを型締めした状態で、中間成形品Yが下側及び上側成形面64、65に保持されるようになっている。つまり、固定型61と可動型62とで本発明の保持部が構成されている。上記中間成形品Yが保持された状態では、下側及び上側成形面64、65と、第1及び第2樹脂充填部12、22とによってキャビティ66が4つ形成されるようになっている。
図14に示すように、上記固定型61の上面には、下側成形面64を囲むように延びるランナー形成溝68と、ランナー形成溝68から各キャビティ66に連通するように延びるゲート形成溝69、69、…と、ランナー形成溝68から固定型61の外方へ向けて延びるスプルー形成溝70とが形成されている。型閉じ状態では、上記ランナー形成溝68によりランナーが形成され、ゲート形成溝69によりゲートが形成され、スプルー形成溝70によりスプルーが形成される。このスプルーに二次射出機63のノズル63aが接続されるようになっている。この二次射出機63は、一次射出機47と同様に構成され、第2樹脂材を射出するように構成されている。二次射出機63は、第2樹脂材供給部を構成している。
上記三次成形部43は、図17に示すように、固定型71及び可動型72と、三次射出機73とを備えている。可動型72は、固定型71の上側に配置され、図示しない型移動装置により上下方向に移動するようになっている。固定型71の上面には、下側成形面74が形成され、また、可動型72の下面には、下側成形面74に対応して上側成形面75が形成されている。これら下側及び上側成形面74、75は、第3樹脂材を成形するためのものであり、半球面状の凹面で構成されている。固定型71と可動型72とを型締めした状態で、キャビティ76が形成されるようになっている。
固定型71及び可動型72には、中芯球体2をキャビティ76の略中心で保持しておくための保持ピン77、77が設けられている。これら保持ピン77、77は、下側成形面74及び上側成形面75の中心部近傍に複数本設けられ、図示しない移動機構により、先端部が、キャビティ76内へ突出した状態(図17に示す)と、成形面74、75と同一面上に位置した状態(図18に示す)とに切り替えられるようになっている。保持ピン77、77をキャビティ76内へ突出させた状態では、該保持ピン77、77が第1及び第2ボール構成部材10、20の頂部近傍に当たり、この状態で、中芯球体2がキャビティ76内で保持される。また、固定型71には、図示しないが、スプルー、ランナー及びゲートが設けられており、スプルーに三次射出機73のノズル73aが接続されるようになっている。この三次射出機73は、一次射出機47や二次射出機63と同様に構成され、第3樹脂材を射出するように構成されている。
次に、上記製造装置を用いてボール1を製造する要領について説明する。まず、図10に示すように、一次成形部41の固定型45と可動型46とを型締めした後、図11に示すように、第1キャビティ53及び第2キャビティ54に第1樹脂材を射出する。第1樹脂材が冷却固化した後、図12に示すように、型開きして第1及び第2ボール構成部材10、20を押し出しピン(図示せず)により脱型する。このとき、ランナーやスプルー等で固化した樹脂材Xも脱型しておく。以上が、ボール構成部材成形工程である。
その後、第1及び第2ボール構成部材10、20を組み合わせて図4に示すような中間成形品Yを得る。これが組み合わせ工程である。この組み合わせ工程の際、第1及び第2突起15を第1及び第2嵌合部16に嵌入させるようにしているので、第1及び第2ボール構成部材10、20が互いに位置ずれすることなく正規の状態で組み合わされる。このようにして組み合わせた中間成形品Yを、図14に示すように二次成形部42の下側成形面64に置く。このとき、第1及び第2樹脂充填部12、22をゲート用溝部69と一致させておく。尚、第1及び第2ボール構成部材10、20を組み合わせる際には、例えば、第1ボール構成部材10を下側成形面64に置いた後に、該第1ボール構成部材10に第2ボール構成部材20を重ねるようにしてもよい。
そして、図13に示すように、固定型61と可動型62とを型締めした後、図15及び図16に示すように、4つのキャビティ66、66、…に第2樹脂材を射出する。これら第2樹脂材充填工程である。各キャビティ66に射出された第2樹脂材は、第1及び第2樹脂充填部12、22をその周縁部へ向けて流れながら、樹脂通路Rに流入し、やがて、第1及び第2樹脂充填部12、22並びに樹脂通路Rに完全に充填される。このとき、周方向に隣り合う樹脂充填部12、22と12、22とに流入した第2樹脂材は、それらの間に位置する樹脂通路Rに互いに反対側から流れ込み、この樹脂通路R内で突き当たることになる。この樹脂通路R内の樹脂材は外側から見えないので、樹脂の流れの突き当たり部分にできるウエルドラインがボール1の外観に影響を与えることはない。尚、各キャビティ66へ流入する第2樹脂材の流入速度は、各ゲートの開口面積やランナーの形状等で容易に設定することが可能である。
上記第1及び第2樹脂充填部12、22に流入した高温の第2樹脂材は、第1及び第2ボール構成部材10、20に溶着する。また、樹脂通路Rに流入した第2樹脂材も、第1及び第2ボール構成部材10、20に溶着する。これにより、第1及び第2ボール構成部材10、20が全周に亘って接着されることになる。上記第2樹脂材が冷却固化することで溶着用樹脂材30となり、固定型61と可動型62とを型開きすると中芯球体2が得られ、該中芯球体2を押し出しピン(図示せず)により脱型する。つまり、二次成形部42では、溶着用樹脂材30により両ボール構成部材10、20を一体化する工程で、上記のような縞模様のデザインを施すことが可能になっている。
しかる後、図17に示すように、中芯球体2を三次成形部43の下側成形面74に置いた後、固定型71と可動型72とを型締めするとともに、保持ピン77、77を突出させて中芯球体2を所定位置に保持する。そして、三次射出機73によりキャビティ76に第3樹脂材を射出してキャビティ76の全体に行き渡らせる。この第3樹脂材は第1及び第2ボール構成部材10、20の外面や溶着用樹脂材30の外面に溶着する。第3樹脂材が完全に固化する前に、図18に示すように、保持ピン77、77を後退させることで、保持ピン77、77の跡にも第3樹脂材が充填される。そして、固定型71と可動型72とを型開きすると、図1に示すような樹脂製ボール1が得られる。
したがって、この実施形態に係るボール1によれば、第1及び第2ボール構成部材10、20の外面に第1及び第2樹脂充填部12、22を形成し、該樹脂充填部12、22に、上記ボール構成部材10、20と異なる色の溶着用樹脂材30を充填して両ボール構成部材10、20に溶着させているので、溶着用樹脂材30により第1及び第2ボール構成部材10、20を一体化するとともに、ボール1にデザインを施すことができる。これにより、ボール1を複数のボール構成部材10、20で構成する場合に、製造工数の増大を抑制して低コストとしながら、デザインを施して高い商品性を与えることができる。
また、ボール1に縞模様のデザインを施したことで、ボール1が速く転がると、観察者には、視覚の残像現象により、ボール1の色が第1樹脂材の色と第2樹脂材の色とが混ざった色に見えることになる。これにより、観察者には、ボール1を、静止時と回転時とで異なるデザインに見せることができ、商品性をより一層高めることができる。
また、第2樹脂材を利用して両ボール構成部材10、20の頂部近傍に打撃用の目印Tを構成したので、頂部側に比べて衝撃に弱い第1及び第2ボール構成部材10、20の接合部分に、直接的な打撃力が作用しなくなる。これにより、ボール1の耐久性を向上させることができる。
また、樹脂通路Rを構成する第1溝14及び第2溝24に第2樹脂材を充填するようにしたので、ボール1のデザインに影響を与えることなく、両ボール構成部材10、20の接合強度を高めて耐久性をより一層向上させることができる。
また、第1溝14と第1樹脂充填部12とを連続させ、第2溝24と第2樹脂充填部23とを連続させたので、製造時に第2樹脂材を樹脂充填部12、22と樹脂通路Rとに一度に充填することができ、製造工程を簡素化することができる。
尚、図19〜図21に示す実施形態の変形例のように、第1ボール構成部材10の第1接合面13に、第1突条部17及び第1凹条部18を形成するようにしてもよい。第1突条部17は、第1突起15側に位置しボール1の外周面に沿うように湾曲して延びており、また、第1凹条部18は、第1嵌合部16側に位置し第1突条部17と同様に湾曲して延びている。一方、第2ボール構成部材20の第2接合面23には、上記第1突条部17が嵌入する第2凹条部(図示せず)と、上記第1凹条部18に嵌入する第2突条部(図示せず)とが形成されている。上記第1突条部17と第2突条部とは同じ形状であり、第1凹条部18と第2凹条部とも同じ形状である。第1突条部17を第2凹条部に嵌入させるとともに、第2突条部を第1凹条部18に嵌入させることで、打撃力を受けたときに、第1ボール構成部材10と第2ボール構成部材20とが、接合部分において径方向にずれにくくなり、ボール1の耐久性をより一層向上させることができる。
また、この実施形態では、第1及び第2樹脂充填部12、22を4つ設けているが、これに限らず、3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。また、第1及び第2樹脂充填部12、22の大きさ及び形状は自由に設定することができ、例えば、第1ボール構成部材10の頂部近傍を指すような矢印形状として打撃用の目印Tがより明確となるようにしてもよい。
また、第1ボール構成部材10の第1溝14と、第2ボール構成部材20の第2溝24とのうち、一方を省略してもよい。
また、第1樹脂材及び第2樹脂材の色は上記した色に限られるものではなく、自由に決定することができる。また、第3樹脂材は、透光性を有する樹脂材であれば着色されていてもよい。
以上説明したように、本発明に係る樹脂製ボール、その製造方法及び製造装置は、例えば、パークゴルフ等で使用されるボールに適している。
本発明の実施形態に係るボールを上方から見た斜視図である。 ボールの側面図である。 ボールの平面図である。 第1及び第2ボール構成部材を組み合わせた中間成形品の側面図である。 図3のA−A線における断面図である。 図2のB−B線における断面図である。 第1ボール構成部材を第1凹面側から見た斜視図である。 第1ボール構成部材を第1凹面側から見た図である。 第1ボール構成部材を頂部側から見た図である。 本発明の実施形態に係るボール製造装置の一次成形部の断面図である。 一次成形部のキャビティに第1樹脂材を射出した状態の図10相当図である。 一次成形部で成形した第1及び第2ボール構成部材を脱型した状態の図10相当図である。 本発明の実施形態に係るボール製造装置の二次成形部に係り、成形面に中間成形品を保持した状態の図14のC−C線に相当する断面図である。 二次成形部の固定型の成形面に中間成形品を置いた状態を上方から見た図である。 二次成形部のキャビティに第2樹脂材を射出した状態の図13相当図である。 二次成形部のキャビティに第2樹脂材を射出した状態の図14相当図である。 本発明の実施形態に係るボール製造装置の三次成形部の断面図であり、内部に中芯球体を保持した状態を示すものである。 三次成形部のキャビティに第3樹脂材を射出した状態の図17相当図である。 実施形態の変形例に係る図7相当図である。 実施形態の変形例に係る図8相当図である。 実施形態の変形例に係る図9相当図である。
符号の説明
1 ボール
2 中芯球体
3 表皮材
10 第1ボール構成部材
12 第1樹脂充填部
13 第1接合面
14 第1溝(凹部)
20 第2ボール構成部材
22 第2樹脂充填部
23 第2接合面
24 第2溝(凹部)
30 溶着用樹脂材
45 ボール構成部材用の固定型
46 ボール構成部材用の可動型
47 一次射出機(第1樹脂材供給部)
53 第1キャビティ
54 第2キャビティ
61 固定型(保持部)
62 可動型(保持部)
63 二次射出機(第2樹脂材供給部)
T 打撃用の目印

Claims (7)

  1. 第1樹脂材を成形してなる複数のボール構成部材が組み合わされて一体化された樹脂製ボールであって、
    隣接するボール構成部材には、樹脂充填部が両ボール構成部材の外面に亘って連続するように形成され、
    上記樹脂充填部には、上記第1樹脂材とは異なる色の第2樹脂材が充填されて上記両ボール構成部材に溶着していることを特徴とする樹脂製ボール。
  2. 請求項1に記載の樹脂製ボールにおいて、
    樹脂充填部は、ボール構成部材を一体化した状態で所定方向に長く延びる形状をなすように形成され、互いに間隔をあけて複数設けられていることを特徴とする樹脂製ボール。
  3. 請求項1または2に記載の樹脂製ボールにおいて、
    半球形状に形成された第1及び第2ボール構成部材を備え、
    樹脂充填部は、第1ボール構成部材の頂部側まで延びるように形成され、
    上記樹脂充填部に充填された第2樹脂材が、第1ボール構成部材の頂部側で打撃用の目印を構成していることを特徴とする樹脂製ボール。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の樹脂製ボールにおいて、
    隣接するボール構成部材のうち、少なくとも1つのボール構成部材の接合面には凹部が形成され、該凹部には、第2樹脂材が充填されて両ボール構成部材に溶着していることを特徴とする樹脂製ボール。
  5. 請求項4に記載の樹脂製ボールにおいて、
    凹部は樹脂充填部と連続していることを特徴とする樹脂製ボール。
  6. 複数のボール構成部材が組み合わされて一体化された樹脂製ボールの製造方法であって、
    第1樹脂材により、外面に樹脂充填部が形成されたボール構成部材を成形するボール構成部材成形工程と、
    上記ボール構成部材成形工程で成形された複数のボール構成部材を、上記樹脂充填部が互いに連続するように組み合わせる組み合わせ工程と、
    上記組み合わせ工程の後、上記樹脂充填部に上記第1樹脂材とは異なる色の第2樹脂材を充填し、該第2樹脂材を両ボール構成部材に溶着する第2樹脂材充填工程とを備える樹脂製ボールの製造方法。
  7. 複数のボール構成部材が組み合わされて一体化された樹脂製ボールの製造装置であって、
    外面に樹脂充填部が形成されたボール構成部材を成形するための成形型と、
    上記成形型のキャビティに第1樹脂材を供給する第1樹脂材供給部と、
    複数のボール構成部材を、上記樹脂充填部が互いに連続するように組み合わせた状態で保持する保持部と、
    上記保持部で保持されたボール構成部材の樹脂充填部に、上記第1樹脂材とは異なる色の第2樹脂材を溶融状態で供給する第2樹脂材供給部とを備えていることを特徴とする樹脂製ボールの製造装置。
JP2006205670A 2006-07-28 2006-07-28 樹脂製ボール、その製造方法及び製造装置 Active JP5081412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006205670A JP5081412B2 (ja) 2006-07-28 2006-07-28 樹脂製ボール、その製造方法及び製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006205670A JP5081412B2 (ja) 2006-07-28 2006-07-28 樹脂製ボール、その製造方法及び製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008029553A true JP2008029553A (ja) 2008-02-14
JP5081412B2 JP5081412B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=39119576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006205670A Active JP5081412B2 (ja) 2006-07-28 2006-07-28 樹脂製ボール、その製造方法及び製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5081412B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021088318A1 (zh) * 2019-11-05 2021-05-14 长泰化学工业(惠州)有限公司 一种一体化球片及其制备方法以及一种球体及其制备方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59220342A (ja) * 1983-05-30 1984-12-11 Sekisui Chem Co Ltd 合成樹脂球体の製造方法
JPS60195063U (ja) * 1984-06-04 1985-12-26 日本卓球株式会社 卓球練習用ボ−ル
JPS62246380A (ja) * 1986-04-14 1987-10-27 ウイルソン・スポ−テイング・グツズ・カンパニ− ゴルフボ−ル
JPH0395472U (ja) * 1990-01-22 1991-09-30
JPH11235402A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Bridgestone Sports Co Ltd 球技用ボール及びその製造方法
JP2005027711A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Miwa Kako:Kk 中芯球体と表皮とからなるプラスチック製球体及びその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59220342A (ja) * 1983-05-30 1984-12-11 Sekisui Chem Co Ltd 合成樹脂球体の製造方法
JPS60195063U (ja) * 1984-06-04 1985-12-26 日本卓球株式会社 卓球練習用ボ−ル
JPS62246380A (ja) * 1986-04-14 1987-10-27 ウイルソン・スポ−テイング・グツズ・カンパニ− ゴルフボ−ル
JPH0395472U (ja) * 1990-01-22 1991-09-30
JPH11235402A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Bridgestone Sports Co Ltd 球技用ボール及びその製造方法
JP2005027711A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Miwa Kako:Kk 中芯球体と表皮とからなるプラスチック製球体及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021088318A1 (zh) * 2019-11-05 2021-05-14 长泰化学工业(惠州)有限公司 一种一体化球片及其制备方法以及一种球体及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5081412B2 (ja) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU647781B2 (en) Golf ball injection mold
JP3130865U (ja) ゴルフクラブヘッド
JPH10127826A (ja) ゴルフボール射出成形用金型及びゴルフボールの製造方法
US5798071A (en) Method for the combined injection and compression molding of golf balls
US20010038167A1 (en) Method of molding a layer around a body
KR830001508B1 (ko) 정구채 제조용 코어
JP5867024B2 (ja) ゴルフボール成形用金型及びゴルフボールの製造方法
JPH1176466A (ja) ゴルフボール射出成形用金型及びゴルフボール
JP5081412B2 (ja) 樹脂製ボール、その製造方法及び製造装置
JP2000254254A (ja) ゴルフボール用成形金型及びゴルフボール
CN101003162B (zh) 用于高尔夫球的模具
KR102364612B1 (ko) 공동 코어와 다층 쉘 구조를 가지는 파크 골프공 및 이의 제조방법
US3439917A (en) Pool ball
KR20220020087A (ko) 배향방향이 상이한 다층 쉘 구조를 가지는 파크 골프공 및 이의 제조방법
EP2676783A1 (en) Method for manufacturing a golf ball
KR200449370Y1 (ko) 두께가 두꺼운 제품을 수축 및 기포없이 사출하는 금형
JP4718907B2 (ja) 樹脂製ボール
US7052406B2 (en) Bowling pin and manufacturing method of the same
JP2018108345A (ja) ゴルフボールおよびゴルフボールの製造方法
JP2004230876A (ja) プラスチック製中空球体及びその製造方法
JP4718906B2 (ja) 樹脂製ボールの製造装置
JP3189777B2 (ja) 球技用ボール及びその製造方法
JP6131578B2 (ja) ゴルフボール成形用金型及びゴルフボールの製造方法
JP2007029325A (ja) 樹脂製ボール
JP2000237351A (ja) ゴルフボ−ルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120903

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5081412

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250