JP2008027603A - シャドウマスク及びシャドウマスク製造用エッチングマスクパターン - Google Patents

シャドウマスク及びシャドウマスク製造用エッチングマスクパターン Download PDF

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Abstract

【課題】エッチング条件の変動が通常程度生じても、擬似ブリッジの空隙幅のバラツキを小さくする構造要素を備えたスロットテンション型シャドウマスク及びシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンを提供する。
【解決手段】スクリーン側に設けられる表側開口部12と電子銃側に設けられる裏側開口部13とが連通して形成されるスロットを有し、そのスロットの長尺辺の両側から突出する凸部2とその凸部間に形成される所定幅W1の空隙3とからなる擬似ブリッジ4がそのスロットの長尺方向に一定の間隔で設けられているスロットテンション型シャドウマスクにおいて、(1)その空隙3を形成する両凸部の稜線部6と裏側開口部13の開口端部7との距離をシャドウマスクの厚さ方向における座標距離で表したとき、距離t1とシャドウマスクの厚さTとの比をt1/T≦0.4としたこと、及び/又は、(2)疑似ブリッジ形成部Aにおける表側開口部12の開口幅M1と裏側開口部13の開口幅L1との比をL1/M1=0.05〜0.3としたことにより、上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、疑似ブリッジ部の空隙幅のバラツキが小さいスロットテンション型のブラウン管用シャドウマスク及びそのシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンに関するものである。
ブラウン管用のシャドウマスクには、プレス型シャドウマスクとテンション型シャドウマスクとがあるが、近年のブラウン管の平面化に対する要請から、一次元方向にテンションが加えられた一次元テンション型シャドウマスクが要求されている。
このような一次元テンション型シャドウマスクには、アパーチャーグリル型シャドウマスクとスロットテンション型シャドウマスクがある。アパーチャーグリル型シャドウマスクは、金属薄膜にエッチング加工を施し、所定の形状で形成された縦方向のスリット孔で構成された鋼板を、比較的高い張力を持たせた状態で上下の鋼枠に取り付けて使用されるものである。一方、スロットテンション型シャドウマスクは、スクリーン側に設けられる表側開口部と電子銃側に設けられる裏側開口部とが連通するスロット(略長方形孔)が形成された鋼板を、比較的弱い張力を持たせた状態で上下の鋼枠に取り付けて使用されるものである。
このうち、スロットテンション型シャドウマスクにおいては、使用時の熱により鋼板が膨張してしまい、X軸方向(シャドウマスクを平面視した際の左右方向)の外周部においてミスランディングが生じる可能性があるという問題があった。こうした問題の発生は、テンションの加わっていないX軸方向において、各スロットの上下に存在するブリッジが熱により膨張し、その膨張が累積してX軸方向の位置が大きくずれてしまうためであった。この問題に対しては、低熱膨張率の材料を用いることにより対応しているが、材料自体が高価であることから構造面での改良が望まれていた。
上記問題を構造面で解決する手段として、ブリッジの数を減少させる方法、すなわち各スロット間のブリッジを間引いてY軸方向(シャドウマスクを平面視した際の上下方向)に細長いスロットを形成する方法が提案された。しかしながら、このようにブリッジの数を減少させたシャドウマスクを使用した際、ブリッジの位置が画面上の線として肉眼でとらえられ、それが視覚障害になるという問題が生じた。
このような問題点を解決するために、疑似ブリッジという手法が提案された(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。この手法は、例えば図7に示すように、Y軸方向に一定の間隔をおいて、スロット1の長尺辺の両側から突出した凸部2、2とその凸部間の空隙3とからなる擬似ブリッジ4を設け、この擬似ブリッジ4における電子ビームの通過量を正規ブリッジ5と同程度とすることにより、通常のスロットテンション型シャドウマスクを装着したブラウン管のように0.5〜1.0mmの間隔でブリッジの影を形成し、上述した視覚障害を防止するというものである。一方、擬似ブリッジ4は所定幅の空隙3を有することから、熱が加わった場合でもこの部分でX軸方向に膨張することがなく、Y軸方向に長いスロットを設けた場合と同様の効果を得ることができる。
特開2002−157963号公報(請求項1、図1) 特開2002−150969号公報(請求項1、図3)
疑似ブリッジを設けたスロットテンション型シャドウマスクが上述した効果を得るためには、その擬似ブリッジの空隙部分を通過する電子ビーム量が適正であることが必要である。そのため、擬似ブリッジの空隙幅を、バラツキの小さい所定幅で形成することが要求されている。
しかしながら、図6に示すように、疑似ブリッジ4の空隙3を形成する両凸部2の稜線部6はシャドウマスクの厚さ方向のおよそ中央部に位置するように表裏両面からエッチングされているので、その稜線部6はかなり尖った形態となっており、僅かなエッチング条件の変動によりその稜線部6のエッチング状態が異なって空隙幅W1が大きく変化してしまうおそれがあった。しかも、要求される疑似ブリッジ4の空隙幅W1はかなり小さい(例えば、30〜100μm)ので、僅かなエッチング条件の変動によるバラツキが大きくなり、不良率が上昇するおそれがあった。さらに、こうした問題を現状のエッチング技術で解決するのはかなり難しいという現状があった。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであって、その第1の目的は、エッチング条件の変動が通常程度生じても、擬似ブリッジの空隙幅のバラツキを小さくする構造要素を備えたスロットテンション型シャドウマスクを提供することにある。また、第2の目的は、エッチング条件の変動が通常程度生じても、擬似ブリッジの空隙幅のバラツキを小さくすることができるシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンを提供することにある。
第1の目的を達成するための第1の観点に係る本発明のシャドウマスクは、スクリーン側に設けられる表側開口部と電子銃側に設けられる裏側開口部とが連通して形成されるスロットを有し、当該スロットの長尺辺の両側から突出する凸部と当該凸部間に形成される所定幅の空隙とからなる擬似ブリッジが当該スロットの長尺方向に一定の間隔で設けられているスロットテンション型のシャドウマスクにおいて、前記空隙を形成する両凸部の稜線部と裏側開口部の開口端部との距離をシャドウマスクの厚さ方向における座標距離で表したとき、当該距離t1とシャドウマスクの厚さTとの比が、t1/T≦0.4であることに特徴を有する。
この発明によれば、空隙を形成する両凸部の稜線部と裏側開口部の開口端部との距離t1が、シャドウマスクの厚さTに対して上記範囲内にあるので、こうした構造要素を備えたシャドウマスクは、疑似ブリッジの空隙幅が小さいバラツキで製造される。すなわち、空隙幅を画定する両凸部の稜線部が、厚さ方向の中央部付近ではなく裏側開口部の開口端部近くに形成されているので、その凸部の稜線部が従来よりも尖っていない形状となる。その結果、僅かなエッチング条件の変動が起こってもその稜線部のエッチング量の変化が小さくなり、いわゆるエッチング感度が鈍くなり、空隙幅の変化が抑制されバラツキが減少するのである。
第1の目的を達成するための第2の観点に係る本発明のシャドウマスクは、スクリーン側に設けられる表側開口部と電子銃側に設けられる裏側開口部とが連通して形成されるスロットを有し、当該スロットの長尺辺の両側から突出する凸部と当該凸部間に形成される所定幅の空隙とからなる擬似ブリッジが当該スロットの長尺方向に一定の間隔で設けられているスロットテンション型のシャドウマスクにおいて、疑似ブリッジ形成部における表側開口部の開口幅M1と裏側開口部の開口幅L1との比が、L1/M1=0.05〜0.3であることに特徴を有する。
この発明によれば、疑似ブリッジ形成部における表側開口部の開口幅M1と裏側開口部の開口幅L1の比が上記範囲内にあるので、こうした構造要素を備えたシャドウマスクは、疑似ブリッジの空隙幅が小さいバラツキで製造される。すなわち、表側開口部の開口幅M1と裏側開口部の開口幅L1が上記のように大きく違うので、形成される凸部の稜線部は、厚さ方向の中央部付近ではなく開口端部近くに形成される。そのため、その凸部の稜線部が従来よりも尖っていない形状となり、その結果、僅かなエッチング条件の変動が起こってもその稜線部のエッチング量の変化が小さくなり、いわゆるエッチング感度が鈍くなり、空隙幅の変化が抑制されバラツキが減少するのである。
本発明のシャドウマスクは、上記第1又は第2の観点に係るシャドウマスクのスロット長尺部において、表側開口部と裏側開口部とが連通して形成された稜線部と、裏側開口部の開口端部との距離をシャドウマスクの厚さ方向における座標距離で表したとき、当該距離t2とシャドウマスクの厚さTとの比が、t2/T≦0.4であることに特徴を有する。
本発明のシャドウマスクは、上記第1又は第2の観点に係るシャドウマスクにおいて、疑似ブリッジ形成部における表側開口部の開口幅M1と、スロット長尺部における表側開口部の開口幅M2との比が、M1/M2=0.7〜1.0であることに特徴を有する。
以上、第1の目的を達成する第1及び第2の観点に係る本発明のシャドウマスクによれば、空隙幅のバラツキが小さくなって不良率が低減すると共に、高品質なブラウン管用シャドウマスクを安定して製造・管理することができる。
第2の目的を達成するための本発明のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンは、スクリーン側に設けられる表側開口部と電子銃側に設けられる裏側開口部とが連通するスロットを形成し、当該スロットの長尺辺の両側から突出する凸部と当該凸部間に形成される所定幅の空隙とからなる擬似ブリッジを当該スロットの長尺方向に一定の間隔で設けるための、スロットテンション型シャドウマスク製造用のエッチングマスクパターンであって、疑似ブリッジ形成部において、表側開口部を形成するエッチングパターン幅M’と裏側開口部を形成するエッチングパターン幅L’との比が、L’/M’=0.01〜0.2であることに特徴を有する。
この発明によれば、疑似ブリッジ形成部において、表側開口部を形成するエッチングパターン幅M’と裏側開口部を形成するエッチングパターン幅L’との比が上記範囲内のあるので、このエッチングマスクパターンを用いてシャドウマスクを製造すれば、空隙幅を画定する両凸部の稜線部が、厚さ方向の中央部付近ではなく開口端部近くに形成される。その結果、その凸部の稜線部が従来よりも尖っていない形状となるので、僅かなエッチング条件の変動が起こってもその稜線部のエッチング量の変化が小さくなり、いわゆるエッチング感度が鈍くなり、空隙幅の変化が抑制されバラツキが減少したシャドウマスクが製造される。
本発明のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンは、上記シャドウマスク製造用エッチングマスクパターンのスロット長尺部において、表側開口部を形成するエッチングパターン幅M”と前記疑似ブリッジ形成部における表側開口部を形成するエッチングパターン幅M’とが、同一又は略同一幅で形成され、裏側開口部を形成するエッチングパターン幅L”と前記疑似ブリッジ形成部における裏側開口部を形成するエッチングパターン幅L’とが、L’/L”=0.01〜0.5の関係で形成されていることを特徴とする請求項5に記載のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターン。
以上、第2の目的を達成する本発明のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンによれば、製造されたシャドウマスクの空隙率のバラツキを小さくして不良率の低減を図ることができると共に、高品質なブラウン管用シャドウマスクを安定して製造・管理することができる。
以上説明したように、本発明のシャドウマスクによれば、空隙幅を画定する両凸部の稜線部が従来よりも尖っていない形状となるので、僅かなエッチング条件の変動が起こってもその稜線部のエッチング量の変化が小さくなり、いわゆるエッチング感度が鈍くなり、空隙幅の変化が抑制されバラツキを減少できる。その結果、不良率が低減すると共に高品質なブラウン管用シャドウマスクを安定して製造・管理することができる。
本発明のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンによれば、空隙幅を画定する両凸部の稜線部が従来よりも尖っていない形状のシャドウマスクを製造できるので、僅かなエッチング条件の変動が起こってもその稜線部のエッチング量の変化が小さくなり、いわゆるエッチング感度が鈍くなり、空隙幅の変化が抑制されバラツキが減少したシャドウマスクが製造される。その結果、シャドウマスクの不良率の低減を図ることができると共に、高品質なブラウン管用シャドウマスクを安定して製造・管理することができる。
以下、本発明のシャドウマスク及びシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンについて詳しく説明する。
図1は、本発明のシャドウマスクの疑似ブリッジ形成部の一例を示す断面図であり、図2は、本発明のシャドウマスクのスロット長尺部の一例を示す断面図である。また、図3は、本発明のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンの疑似ブリッジ形成部の一例を示す断面図であり、図4は、本発明のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンのスロット長尺部の一例を示す断面図である。また、図5は、本発明のシャドウマスクの一例を示す部分平面図である。
(シャドウマスク)
本発明のシャドウマスク11は、図5に示すように、スクリーン側に設けられる表側開口部12と電子銃側に設けられる裏側開口部13とが連通して形成されるスロット1を有し、そのスロット1の長尺辺の両側から突出する凸部2とその凸部間に形成される所定幅W1の空隙3とからなる擬似ブリッジ4がスロット1の長尺方向に一定の間隔で設けられているスロットテンション型のブラウン管用シャドウマスクとして用いられるものである。そして、本発明に係るシャドウマスクは、スロットテンション型のシャドウマスク用に通常用いられている範囲の厚さTを有するものであり、具体的には、0.05〜0.2mmの厚さTのものが用いられる。
こうしたスロットテンション型のブラウン管用シャドウマスクは、図8に示すように、多数のスロットが形成されている陰極線(電子ビーム)通過部81と、スカート部82とから構成されている。このようなスロットテンション型のブラウン管用シャドウマスクは、図9に示すように鋼材などの矩形状フレーム91に緊張状態で溶接され、さらに不要部分が切り離されてブラウン管のパネル面内側の所定位置に固定される。このブラウン管の電子銃から発射された陰極線がシャドウマスクの陰極線通過部を通過して、全面パネルの蛍光体を発光させることで、微細な光点の集合体としてパネル上に画像が表示される。
本発明のシャドウマスクは、擬似ブリッジ4が形成された疑似ブリッジ形成部Aを、第1の観点と第2の観点に係る構造要素により特定したところに特徴を有するものである。
第1の観点に係る本発明のシャドウマスクは、図1及び図5に示すように、疑似ブリッジ形成部Aにおいて、空隙3を形成する両凸部2の稜線部6と裏側開口部13の開口端部7との距離をシャドウマスクの厚さ方向における座標距離で表したとき、その距離t1とシャドウマスクの厚さTとの比をt1/T≦0.4、好ましくはt1/T=0.1〜0.3としたことに特徴がある。
ここで、凸部2は、スロット1をエッチングにより形成する際に、そのスロット1の長尺辺の両側から突出した形態で形成されたものであり、表側開口部12と裏側開口部13とが連通して形成される。凸部2の稜線部6とは、表側開口部12と裏側開口部13とが連通してなる稜線状の尖った先端部分のことであり、向かい合った両凸部2の稜線部6の間隔が、空隙幅W1として表される。開口端部7とは、表側開口部12又は裏側開口部13におけるエッチング孔14と、エッチングされていないシャドウマスク平坦面15との境界部分のことである。シャドウマスクの厚さ方向における座標距離とは、シャドウマスク平面の鉛直方向を座標軸で捉えたものであり、例えば、スロット1の長手方向をY座標軸とし、シャドウマスク平面でそのY座標軸に直交する方向をX座標軸とした場合、Z座標軸方向での距離として捉えられる。
本発明においては、両凸部2の稜線部6と開口端部7との距離t1とシャドウマスクの厚さTとの比を、t1/T≦0.4、好ましくはt1/T=0.1〜0.3とすることにより、空隙幅W1を画定する両凸部2の稜線部6が、厚さ方向の中央部付近ではなく裏側開口部13の開口端部7近くに形成されることになる。そうした部位に形成される稜線部6は大きさの異なるエッチング孔14が連通して形成されるので、小さいエッチング孔の存在により、従来よりも尖っていない形状となる(図5及び図6を参照。)。こうした形状の稜線部6を有する本発明のシャドウマスクは、経時変動に基づく僅かなエッチング条件の変化が起こっても、その稜線部6のエッチング量の変化が小さくなり、いわゆるエッチング感度が鈍くなり、両稜線部6で画定される空隙幅W1の変化が抑制されバラツキが減少するのである。
1/Tが0.05未満の場合には稜線部が尖ってしまうことがあり、t1/Tが0.4を超えた場合も尖った稜線部が形成され易くなるので、何れの場合も、経時変動に基づく僅かなエッチング条件の変化が起こった場合のエッチング感度が敏感になり、空隙幅が変動し易くバラツキが大きくなり易くなる。
なお、このシャドウマスクにおいて、距離t1は、両凸部2の稜線部6と裏側開口部13の開口端部7との距離t1として説明しているが、表側開口部12側の開口端部7から稜線部6までの距離であってもよい。
第2の観点に係る本発明のシャドウマスクは、図1及び図5に示すように、疑似ブリッジ形成部Aにおいて、表側開口部12の開口幅M1と裏側開口部13の開口幅L1の比が、L1/M1=0.05〜0.3としたことに特徴がある。
ここで、開口幅M1は、表側開口部12のX座標軸方向における開口端部間の幅であり、開口幅L1は、裏側開口部13のX座標軸方向における開口端部間の幅である。なお、表側開口部12の開口幅M1は、要求されるシャドウマスクの種類にもよるが、通常0.25〜0.5mm程度である。
本発明においては、表側開口部12の開口幅M1と裏側開口部13の開口幅L1の比をL1/M1=0.05〜0.3とすることにより、凸部2の稜線部6は、厚さ方向の中央部付近ではなく裏側開口部13の開口端部7側近くにシフトして形成されることになる。すなわち、表側開口部12においては深く大きなエッチング孔が形成され、裏側開口部13においては浅く小さなエッチング孔が形成されるので、開口幅の異なる両エッチング孔が連通して形成される凸部2の稜線部6は、厚さ方向の中央部付近ではなく裏側開口部13の開口端部7側近くにシフトして形成されることになるのである。そして、開口端部7側近くに形成されるその稜線部6は、裏側開口部13の小さいエッチング孔の存在により、従来よりも尖っていない形状となる(図5及び図6を参照。)。こうした形状の稜線部6を有する本発明のシャドウマスクは、経時変動に基づく僅かなエッチング条件の変化が起こっても、その稜線部のエッチング量の変化が小さくなり、いわゆるエッチング感度が鈍くなり、両稜線部6で画定される空隙幅W1の変化が抑制されバラツキが減少するのである。
1/M1が0.05未満の場合には稜線部が尖ってしまうことがあり、L1/M1が0.3を超えた場合も尖った稜線部が形成され易くなるので、何れの場合も、経時変動に基づく僅かなエッチング条件の変化が起こった場合のエッチング感度が敏感になり、空隙幅W1が変動し易くバラツキが大きくなり易くなる。
本発明のシャドウマスクにおいては、上述した第1の観点からなる特徴的な構造と第2に観点からなる特徴的な構造の両方を備えていることがより好ましい。第1の観点の構造要素及び/又は第2の観点の構造要素を備えた本発明のシャドウマスクは、凸部間に形成される空隙3の幅W1が30〜100μmであり、そのバラツキは±5μm以下であることが望ましい。
また、図2に示すように、スロット長尺部Bにおける稜線部6と裏側開口部13の開口端部7との距離をシャドウマスクの厚さ方向における座標距離で表したとき、当該距離t2とシャドウマスクの厚さTとの比が、t2/T≦0.4であることが好ましい。ここで、スロット長尺部Bにおける稜線部6とは、凸部2が形成された疑似ブリッジ形成部A以外の部分、すなわち長尺スロット1の中央胴部における稜線部6のことである。
距離t2とシャドウマスクの厚さTとの比をt2/T≦0.4とすることにより、裏側開口部13の開口幅L2と両稜線部間の開口幅W2との差(L2−W2)が小さくなり、両稜線部間の開口幅W2が安定するという利点がある。t2/Tが0.4を超えると、その差(L2−W2)が大きくなり、開口幅W2が不安定になることがある。なお、スロット長尺部における稜線部間の開口幅は、要求されるシャドウマスクの種類にもよるが、通常50〜80μm程度である。
また、本発明のシャドウマスクにおいては、上述した各構造要素を有すると共に、さらに加えて、疑似ブリッジ形成部Aにおける表側開口部12の開口幅M1と、スロット長尺部Bにおける表側開口部12の開口幅M2との比が、M1/M2=0.7〜1.0であることが好ましい。ここで、開口幅M2は、スロット長尺部Bにおける表側開口部12のX座標軸方向における開口端部間の幅である。
開口幅M1と開口幅M2との比をM1/M2=0.7〜1.0とすることにより、t1が低くなり、W1のバラツキが小さくなるという利点がある。
次に、シャドウマスクの製造方法について説明する。
本発明のシャドウマスク11は、従来公知の方法で製造される。通常のエッチング工程が利用され、連続したインライン装置で製造される。エッチング工程については、両面から同時にエッチングする1段エッチング手段でも、一方の面をエッチングした後に目詰め材を充填し、さらに他方の面をエッチングする2段エッチング手段の何れも適用できる。
例えば、金属薄板の両面に水溶性コロイド系フォトレジスト等を塗布し、乾燥する。その後、その表面には、上述した構造要素を形成できる表側開口パターンが形成されたフォトマスクを密着させ、裏面にも、上述した構造要素を形成できる裏側開口パターンが形成されたフォトマスクを密着させ、高圧水銀等の紫外線によって露光し、水で現像する。なお、表側開口パターンが形成されたフォトマスクと、裏側開口パターンが形成されたフォトマスクとの位置関係及びその形状は、形成する陰極線通過部及びスロットの形状等を考慮して設計され、配置される。レジスト膜画像で周囲がカバーされた金属の露出部分は、各部のエッチング進行速度の相違に基づいて、上述したような各々の形状で形成される。なお、エッチング加工は、熱処理等された後、両面側から塩化第二鉄溶液をスプレー等して行われる。その後、水洗い、剥離等の後工程を連続的に行うことによってシャドウマスクが製造される。
(シャドウマスク製造用エッチングマスクパターン)
本発明のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターン31は、図3及び図4に示すように、上述した本発明のシャドウマスクを製造するためのエッチングマスクパターンである。すなわち、スクリーン側に設けられる表側開口部12と電子銃側に設けられる裏側開口部13とが連通するスロット1を形成し、そのスロット1の長尺辺の両側から突出する凸部2とその凸部間に形成される所定幅W1の空隙3とからなる擬似ブリッジ4をそのスロット1の長尺方向に一定の間隔で設けるためのエッチングマスクパターンである。
本発明に係るエッチングマスクパターン31は、疑似ブリッジ形成部Aにおいて、表側開口部12を形成するエッチングパターン幅M’と裏側開口部13を形成するエッチングパターン幅L’との比をL’/M’=0.01〜0.2としたことに特徴がある。
ここで、各エッチングパターン幅M’、L’は、疑似ブリッジ形成部AにおけるX座標軸方向のパターン幅を示すものであり、製造するシャドウマスクの種類にもよるが、エッチングパターン幅M’は200〜400μm程度で形成され、エッチングパターン幅L’は5〜50μm程度で形成されている。
本発明においては、L’/M’=0.01〜0.2の構造要素を有するエッチングマスクパターン31を、シャドウマスク製造用として用いることにより、エッチングにより形成される凸部2の稜線部6は、厚さ方向の中央部付近ではなく裏側開口部13の開口端部7側近くにシフトして形成されることになる。すなわち、表側開口部12側のエッチングパターン(パターン幅M’)により深く大きなエッチング孔が形成され、裏側開口部13側のエッチングパターン(パターン幅L’)により浅く小さなエッチング孔が形成されるので、開口幅の異なる両エッチング孔14が連通して形成される凸部2の稜線部6は、厚さ方向の中央部付近ではなく、裏側開口部13の開口端部7側近くにシフトして形成されることになるのである。そして、開口端部7側近くに形成されるその稜線部6は、裏側開口部13の小さいエッチング孔の存在により、従来よりも尖っていない形状となる(図5及び図6を参照。)。こうした稜線部6を備えて製造されたシャドウマスクは、経時変動に基づく僅かなエッチング条件の変化が起こっても、その稜線部のエッチング量の変化が小さくなり、いわゆるエッチング感度が鈍くなり、両稜線部で画定される空隙幅の変化が抑制されバラツキが減少するのである。
また、図4に示すように、スロット長尺部Bにおいて、表側開口部12を形成するエッチングパターン幅M”と、上述した疑似ブリッジ形成部Aにおける表側開口部12を形成するエッチングパターン幅M’とが、同一又は略同一幅、具体的にはM’/M”=0.7〜1.0で形成され、さらに、裏側開口部13を形成するエッチングパターン幅L”と、上述した疑似ブリッジ形成部Aにおける裏側開口部13を形成するエッチングパターン幅L’とが、L’/L”=0.01〜0.5の関係で形成されていることが好ましい。ここで、各エッチングパターン幅M”、L”は、スロット長尺部BにおけるX座標軸方向のパターン幅を示すものであり、製造するシャドウマスクの種類にもよるが、エッチングパターン幅M”は200〜400μm程度で形成され、エッチングパターン幅L”は50〜200μm程度で形成されている。
エッチングパターン幅M”とエッチングパターン幅M’とを同一又は略同一幅で形成するのは、t1を小さくするためであり、エッチング後の裏側開口部13の開口幅L1と両稜線部間の開口幅W1との差(L1−W1)が小さくなり、両稜線部間の開口幅W1が安定するという効果がある。また、L’/L”=0.01〜0.5の関係で形成するのは、疑似ブリッジを構成する両凸部を形成するためである。
なお、本発明のシャドウマスク及びシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンは、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
以下、本発明のシャドウマスク及びシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンについて、実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
板厚T150μmの鋼板を用い、疑似ブリッジ4の空隙幅W1を約60μmに設定した32インチのスロットテンション型のブラウン管用シャドウマスクを製造した。
先ず、疑似ブリッジ形成部Aにおいて、表側開口部12を形成するエッチングパターン幅M’が200μmであり、裏側開口部13を形成するエッチングパターン幅L’が25μmであるシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンを用い、板厚T150μmの鋼板の両面からエッチング加工した。なお、スロット長尺部Bにおいては、表側開口部12を形成するエッチングパターン幅M”が250μmであり、裏側開口部13を形成するエッチングパターン幅L”が70μmであった。用いたエッチングマスクパターンの寸法を表1に示した。
上記マスクパターンによりエッチング加工されたシャドウマスクは、疑似ブリッジ形成部Aにおいて、凸部2の稜線部6と裏側開口部13側の開口端部7との距離をシャドウマスクの厚さ方向における座標距離で表したとき、その距離t1は50μmであった。また、このシャドウマスクは、疑似ブリッジ形成部Aにおける表側開口部12の開口幅M1は310μmであり、裏側開口部13の開口幅L1は70μmであった。また、スロット長尺部Bにおいては、表側開口部12の開口幅M2は360μmであり、裏側開口部13の開口幅L2は150μmであり、稜線部7と裏側開口部13側の開口端部7との距離t2をシャドウマスクの厚さ方向における座標距離で表したとき、その距離t2は40μmであった。得られたシャドウマスクの寸法を表2に示した。
こうした構造要素を備えたシャドウマスクは、60μmの空隙幅W1のバラツキが小さく、安定して製造、管理することができた。なお、空隙幅W1のバラツキは、3σ値で評価したところ、±10μmであった。
Figure 2008027603
(実施例2、3及び比較例1)
実施例1のスロットテンション型ブラウン管用シャドウマスクの製造方法において、エッチングマスクパターンの各部の寸法であるM’、L’、M”、L”を表1に示すように変化させたエッチングマスクを用い、その他は実施例1と同様にして、実施例2、3及び比較例1のシャドウマスクを製造した。製造されたシャドウマスクの寸法を、実施例1のシャドウマスクの寸法と併せて表2に示した。
製造された実施例2のシャドウマスクは、65μmの空隙幅W1のバラツキが小さく、安定して製造、管理することができた。なお、空隙幅W1のバラツキは、3σ値で評価したところ、±10μmであった。
製造された実施例3のシャドウマスクは、68μmの空隙幅W1のバラツキが小さく、安定して製造、管理することができた。なお、空隙幅W1のバラツキは、3σ値で評価したところ、±10μmであった。
一方、製造された比較例1のシャドウマスクは、60μmの空隙幅W1のバラツキが大きく、安定して製造、管理することができた。なお、空隙幅W1のバラツキは、3σ値で評価したところ、±20μmであった。
Figure 2008027603
本発明のシャドウマスクの疑似ブリッジ形成部の一例を示す断面図である。 本発明のシャドウマスクのスロット長尺部の一例を示す断面図である。 本発明のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンの疑似ブリッジ形成部の一例を示す断面図である。 本発明のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターンのスロット長尺部の一例を示す断面図である。 本発明のシャドウマスクの一例を示す部分平面図とその断面図である。 従来のシャドウマスクの一例を示す部分平面図とその断面図である。 擬似ブリッジを説明するための平面図である。 スロットテンション型のシャドウマスクを説明するための概略平面図である。 スロットテンション型のシャドウマスクの取付状態を示す概略斜視図である。
符号の説明
1…スロット
2…凸部
3…空隙
4…擬似ブリッジ
5…正規ブリッジ
6…稜線部
7…開口端部
11…シャドウマスク
12…表側開口部
13…裏側開口部
14…エッチング孔
15…シャドウマスク平坦面
31…エッチングマスクパターン
A…疑似ブリッジ形成部
B…スロット長尺部
1…疑似ブリッジ形成部の空隙幅
2…スロット長尺部の空隙幅
T…シャドウマスクの厚さ
1…疑似ブリッジ形成部における稜線部から開口端部までの距離
2…スロット長尺部における稜線部から開口端部までの距離
1…疑似ブリッジ形成部における裏側開口部の開口幅
2…スロット長尺部における裏側開口部の開口幅
1…疑似ブリッジ形成部における表側開口部の開口幅
2…スロット長尺部における表側開口部の開口幅
L’…疑似ブリッジ形成部における裏側開口部側のエッチングパターン幅
L”…スロット長尺部における裏側開口部側のエッチングパターン幅
M’…疑似ブリッジ形成部における表側開口部側のエッチングパターン幅
M”…スロット長尺部における表側開口部側のエッチングパターン幅

Claims (6)

  1. スクリーン側に設けられる表側開口部と電子銃側に設けられる裏側開口部とが連通して形成されるスロットを有し、当該スロットの長尺辺の両側から突出する凸部と当該凸部間に形成される所定幅の空隙とからなる擬似ブリッジが当該スロットの長尺方向に一定の間隔で設けられているスロットテンション型のシャドウマスクにおいて、
    前記空隙を形成する両凸部の稜線部と裏側開口部の開口端部との距離をシャドウマスクの厚さ方向における座標距離で表したとき、当該距離t1とシャドウマスクの厚さTとの比が、t1/T≦0.4であることを特徴とするシャドウマスク。
  2. スクリーン側に設けられる表側開口部と電子銃側に設けられる裏側開口部とが連通して形成されるスロットを有し、当該スロットの長尺辺の両側から突出する凸部と当該凸部間に形成される所定幅の空隙とからなる擬似ブリッジが当該スロットの長尺方向に一定の間隔で設けられているスロットテンション型のシャドウマスクにおいて、
    疑似ブリッジ形成部における表側開口部の開口幅M1と裏側開口部の開口幅L1との比が、L1/M1=0.05〜0.3であることを特徴とするシャドウマスク。
  3. スロット長尺部において、表側開口部と裏側開口部とが連通して形成された稜線部と、裏側開口部の開口端部との距離をシャドウマスクの厚さ方向における座標距離で表したとき、当該距離t2とシャドウマスクの厚さTとの比が、t2/T≦0.4であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシャドウマスク。
  4. 疑似ブリッジ形成部における表側開口部の開口幅M1と、スロット長尺部における表側開口部の開口幅M2との比が、M1/M2=0.7〜1.0であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のシャドウマスク。
  5. スクリーン側に設けられる表側開口部と電子銃側に設けられる裏側開口部とが連通するスロットを形成し、当該スロットの長尺辺の両側から突出する凸部と当該凸部間に形成される所定幅の空隙とからなる擬似ブリッジを当該スロットの長尺方向に一定の間隔で設けるための、スロットテンション型シャドウマスク製造用のエッチングマスクパターンであって、
    疑似ブリッジ形成部において、表側開口部を形成するエッチングパターン幅M’と裏側開口部を形成するエッチングパターン幅L’との比が、L’/M’=0.01〜0.2であることを特徴とするシャドウマスク製造用エッチングマスクパターン。
  6. スロット長尺部において、表側開口部を形成するエッチングパターン幅M”と前記疑似ブリッジ形成部における表側開口部を形成するエッチングパターン幅M’とが、同一又は略同一幅で形成され、裏側開口部を形成するエッチングパターン幅L”と前記疑似ブリッジ形成部における裏側開口部を形成するエッチングパターン幅L’とが、L’/L”=0.01〜0.5の関係で形成されていることを特徴とする請求項5に記載のシャドウマスク製造用エッチングマスクパターン。
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