JP2008027060A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ蓄積にHDDを利用する画像処理装置において、第三者によって勝手にHDDが交換されたり、データ漏洩目的で別のデバイスが接続されたりしても、記憶データに対するセキュリティや正当性を保障することが可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置101は、ASIC107及び不揮発メモリ203を搭載したメインCTL基板105と、制御回路201及び不揮発メモリ202を搭載したHDDユニット115を備える。制御回路201は、起動コードを生成し、不揮発メモリ202及び203に格納する。メインCTL基板105は、格納された起動コードの参照結果に基づいて、HDD109や画像処理装置101の起動停止制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に、データ蓄積にHDDを利用する画像処理装置において、画像処理装置の内部メモリとHDDに格納した起動コードを照合することで、HDDに記憶されたデータに対するセキュリティや正当性を担保できる画像処理装置に関するものである。
従来、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段を備えた画像形成装置として、複写機を基本とし、プリンタ、ファクシミリ等の機能を備えた複合機が普及している。このような複合機は、原稿の画像を光学的に読み取ってプリントアウトするコピー機能はもちろん、外部のコンピュータから送られた画像データを印刷するプリンタ機能、FAX送受信等のファクシミリ機能を備え、加えてかかる記憶手段に入力された画像データを保存するため、ユーザの指示に応じて画像データを読み出して、適宜印刷を行える構成となっている。
ところが、上記のように記憶手段を搭載する場合、大容量のデータを蓄積できる利便性があると同時に、蓄積されたデータのセキュリティを担保できるか否かが問題となる。これは、データ蓄積にHDDを使用するシステムにおいて、そのデータ自体が暗号化されたとしても、例えば、第三者により勝手にHDDがすり替えられたり、接続経路途中にデータ漏洩目的で別のデバイスが接続されていたりしてもシステムが起動する場合は、そのシステムと記憶データに対する正当性やセキュリティが保障できないということを意味する。
例えば、特許文献1では、AC電源の停電時でもバックアップ電源を用いて必要最小限の動作を保障し、停電中はバックアップ電源の長寿命化を図り、AC電源復帰時には該停電が起こらなかったときと同様の動作状態に復元する技術が開示されている。
また、例えば特許文献2では、HDD上にROMの拡張スペースを形成し、OSやBIOSによるセキュリティチェック機能とも異なる、セキュリティチェックシステムを該スペースに構築する技術が提案されている。
また、例えば特許文献3では、画像形成装置本体の電源スイッチとは別に、HDDへの電源供給スイッチを設けることにより、HDDドライブ自身の破損を回避しうる画像形成装置が開示されている。
特開平7−160596号公報 特開2003−150455号公報 特開2004−276588号公報
特許文献1で開示された技術は、AC電源によって二次電池を充電し、AC停電時に二次電池でシステムを駆動するものであり、記憶装置に保持されたデータのセキュリティを目的とするものではない。
また、特許文献2で提案された技術は、HDD上にセキュリティチェックのためのパスワードロック機能を設けるものであるが、HDDの着脱自在性を考慮すると、HDD側のみならず画像形成装置側にもセキュリティチェック機能を付加することが望ましい。
また、特許文献3で開示された画像形成装置は、本体電源スイッチとは別にHDD自身への供給電源スイッチを設けることでHDD自身の破損を防ぐものであり、特許文献1と同様に、記憶装置に保持されたデータのセキュリティを目的とするものではない。また、後述するように、本発明の機能電源スイッチと類似しているが、コードの生成の為にシステムの電源OFF時に手順として設定している点が異なる。
そこで、上述した事情に鑑み、本発明は、データ蓄積にHDDを利用する画像処理装置において、第三者によって勝手にHDDが交換されたり、データ漏洩目的で別のデバイスが接続されたりしても、記憶データに対するセキュリティや正当性を保障することが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像データを蓄積する記憶装置と不揮発性の内部メモリとを備える記憶装置ユニットと、前記記憶装置ユニットと接続され不揮発性の内部メモリを備えるメイン制御ユニットとを有する画像処理装置であって、前記記憶装置を起動するためのキーとして利用するコードで、生成されるたびに異なる不定のコードである起動コードを生成する起動コード生成手段と、前記起動コード生成手段により生成された起動コードを前記記憶装置ユニット及び前記メイン制御ユニットの内部メモリへ格納する起動コード格納手段と、前記起動コード格納手段により格納されたそれぞれの起動コードを参照して前記記憶装置及び画像処理装置の起動停止処理を制御する起動停止制御手段とを有することを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記起動コード生成手段は、少なくとも画像処理装置内のシステムがOFF状態となるときまでに生成することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、前記起動コード生成手段は、前記記憶装置ユニット又は前記メイン制御ユニットに設けられていることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記起動コード生成手段は、画像処理装置のシステム電源をOFFにする指示がなされたときに前記記憶装置が動作中の場合には、前記記憶装置の動作完了を待って前記起動コードを生成することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記起動停止制御手段は、画像処理装置のシステム電源をOFFにする指示がなされた場合、前記起動コード生成手段により前記起動コードが生成された後に前記記憶装置の電源をOFFとすることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記起動停止制御手段は、画像処理装置のシステム電源をONにする指示がなされたときに、前記記憶装置ユニットの内部メモリに前記起動コードが存在しない場合には、エラーメッセージを表示して前記記憶装置の機能利用を制限することを特徴とする。
また、請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記起動停止制御手段は、画像処理装置のシステム電源をONにする指示がなされたときに、前記記憶装置ユニットの内部メモリに格納された前記起動コードと前記画像処理装置の内部メモリに格納された前記起動コードとが一致しない場合には、エラーメッセージを表示してシステム電源をOFFとすることを特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記記憶装置やその周辺回路に供給される電源として、画像処理装置本体の電源であるメイン電源とは別のサブ電源を備えることを特徴とする。
また、請求項9記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記サブ電源は、大容量コンデンサや二次電池であることを特徴とする。
また、請求項10記載の発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記周辺回路は、前記サブ電源の電圧レベルを監視する電圧監視回路を備えることを特徴とする。
また、請求項11記載の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記記憶装置ユニットは、前記記憶装置、前記周辺回路、及び前記サブ電源を有し、ユニット単位で画像処理装置への取り付け及び取り外しが可能であることを特徴とする。
本発明によれば、データ蓄積にHDDを利用する画像処理装置において、第三者によって勝手にHDDが交換されたり、データ漏洩目的で別のデバイスが接続されたりしても、記憶データに対するセキュリティや正当性を保障することが可能な画像処理装置が実現される。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態の画像処理装置について説明する。
図1は、本実施形態の画像処理装置の機能構成を示したブロック図である。画像処理装置101は、読取部102、FAX103、メインCTL基板105、画像形成部111、メインディスプレイ/操作部112、メイン電源ユニット113、及び機能電源スイッチ116から構成される。
読取部102は、原稿台(不図示)に載置された原稿を光学的に読み取る。FAX103は、公衆回線網を介して画像データの送受信を行う。
メインCTL基板105は、CPU(Central Processing Unit)106、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)107、主メモリ108、I/O(Input/Output)コントローラ110、及びHDDユニット115を有しており、HDDユニット115は、HDD109及びサブ電源ユニット114を有している。
CPU106は、画像処理装置101の制御プログラムの基づいて装置全体の処理を司る。ASIC107は、メインCTL基板105の中心をなす特定用途向け集積回路であり、CPU106、HDD109、メインディスプレイ/操作部112等に接続される。主メモリ108は、制御プログラムを格納し、またCPU106の処理のためのデータを一時的に保持する。
I/Oコントローラ110は、データ出力装置であるPC104とネットワーク接続され、ASIC107とPCI(Peripheral Components Interconnect)バスを介して接続されている。
HDD109は、読取部102で読み取った画像データや、FAX103の受信データ、PC104からの出力データを蓄積する。サブ電源ユニット114は、装置のメイン電源が突然OFFとなったときにHDD109へ一時的に電源供給するためのサブ電源を備えている。
画像形成部111は、メインCTL基板105の制御に従って画像データに対する画像形成を行う。メインディスプレイ/操作部112は、ユーザが画像処理装置101を操作するための入力部や装置状況を把握するための表示部を有する。メイン電源ユニット113は、メイン電源スイッチ(不図示)を備え、画像処理装置101全体の電源を入れたり切断したりする。機能電源スイッチ116は、例えばHDD機能等の画像処理装置101内における各装置の機能を停止させるための電源スイッチである。
図2は、本実施形態の画像処理装置の機能構成を示したブロック図で、メインCTL基板及びHDDユニットについて表したものである。
メインCTL基板105は、ASIC107に接続された不揮発メモリ203を有している。一方、HDDユニット115は、HDD109及びサブ電源ユニット114のほかに、制御回路201、不揮発メモリ202を有している。
制御回路201は、ASIC107と接続されており、HDDユニット115内部では、不揮発メモリ202、HDD109、及びサブ電源ユニット114と接続されている。また、制御回路201は、起動キーとして利用するコード(以下、起動コードという)を生成して、不揮発メモリ202及び203に該コードを格納する。
制御回路201により生成された起動コードは、画像処理装置内のシステム固有のコードであり、かつ、生成されるたびに異なるものである。起動コードは、例えば1バイトで表現される数値コードであり、制御回路201で乱数を発生させることによって、生成されるたびに異なるものとすることができる。なお、コードを複雑にするために、2バイト、あるいはそれ以上にしてもよい。また、乱数でなく、図示しないタイマの時刻からコードを生成するように構成してもよい。
本実施形態では、起動コードを生成する制御回路201がHDDユニットに搭載されているが、画像処理装置側(メインCTL基板105)へ搭載されるように構成してもよい。いずれかにおいて起動コードの生成を行うように構成されていればよい。
図3は、本実施形態における起動コード生成の流れを示したフローチャートである。本フローでは、スタート時は画像処理装置がスタンバイ状態となっており、エンド時は画像処理装置のメイン電源がOFFの状態となる。
装置の電源OFF手順として、機能電源スイッチを押下すると、HDDの動作状態を判定し、動作中であればHDDの動作終了手順に移行し、データの保護を完了させる。その後、若しくは先の分岐でHDDが動作中でない場合、起動コードが生成されているかどうかの判定を行い、されていなければコードを生成し、画像処理装置側とHDD側に起動コードを格納した後、HDD電源をOFFにする。以下、詳述する。
起動コードが生成済みでないとき(ステップS301/NO)、機能電源スイッチをOFFにする指示を行い(ステップS306)、HDDが動作中のときは(ステップS307/YES)HDD動作終了のシーケンスに従って、まずはHDDの動作を終了させる(ステップS308)。なお、HDDが動作中でない場合は(ステップS307/NO)、HDD動作終了のシーケンスによる終了処理は不要である。
そして、HDD動作終了後に再度起動コード生成について判断し、生成済みでない場合に(ステップS309/NO)、制御回路にて起動コードの生成を行う(ステップS310)。次いで、まず装置側(ASIC側の不揮発メモリ)に起動コードXを書き込み(ステップS311)、次にHDD側(HDDユニット内の不揮発メモリ)に起動コードYを書き込む(ステップS312)。生成した起動コードの書き込みが完了したら、HDD電源をOFFにする(ステップS313)。
一方、起動コードが生成済みであれば(ステップS301/YES)、機能電源スイッチをOFFにして(ステップS302)、HDDが動作中のときは(ステップS303/YES)HDD動作終了のシーケンスに従って該動作を終了させ(ステップS304)、HDD電源を切断する(ステップS305)。また、HDDが動作中でなければ(ステップS303/NO)、そのままHDD電源をOFFにする(ステップS305)。
なお、起動コードが生成済みであるかの判断を複数回行うのは(本フローでは2回(ステップS301及びS309))、画像処理装置内のシステムが最終的にOFF状態となるまでに起動コードの生成を行うことを前提としていることによる。本フローの例では、システムの最終OFF状態はHDD電源がOFFとなったときを示す。
図4は、本実施形態の画像処理装置の機能構成を示したブロック図で、メイン電源ユニット113について詳細に表したものである。
メイン電源ユニット113は、PSU(Power Supply Unit)401、メイン電源スイッチ402、制御部403、及びリレー回路404を有している。そして、メイン電源ユニット113はメインCTL基板105と接続され、メインCTL基板105はメインディスプレイ/操作部を介して機能電源スイッチ106と接続されている。
機能電源スイッチ106での電源OFFの指示を受けて、制御信号がメインCTL基板105からメイン電源ユニット113内の制御部403へ伝送される。そして、制御部403は、リレー回路404をOFFさせることで、AC電源405からの装置電源が切断される。なお、メイン電源スイッチ402は、機能電源スイッチ106とは別の場所に設けられる。
図5は、本実施形態における装置電源OFF手順を示したフローチャートである。本フローでは、スタート時は装置がスタンバイ状態となっており、エンド時は装置のメイン電源がOFFの状態となる。
機能電源スイッチを押した場合は、通常の電源OFF手順に移行する。一方、機能電源スイッチをOFFせずにメイン電源が切断された場合は、サブ電源からHDD及びおよびその周辺回路に電源を供給し、電源OFF手順に移行する。以下、詳述する。
機能電源スイッチが押下されたときは(ステップS501/YES)、通常の電源OFF手順となる。すなわち、HDDが動作中であるか判断し動作中の場合は(ステップS502/YES)HDD動作終了のシーケンスに従って該動作を終了させ(ステップS503)、起動コードが生成済みでなければ(ステップS504/NO)、制御回路にて起動コードを生成して(ステップS505)装置側及びHDD側にコードを書き込み(ステップS506、S507)、HDD電源を切断する(ステップS508)。
他方、機能電源スイッチが押下されずに(ステップS501/NO)メイン電源が切断されたときは(ステップS509/YES)、HDDの動作を正常に停止させる電源を確保するために、サブ電源からHDD電源への供給を行う(ステップS510)。以降は、HDD電源をOFFにするフローとして先に述べたものと同様である。つまり、HDDが動作中はHDD動作終了のシーケンスにより動作を終了させ、起動コードが生成されていなければ、制御回路によるコード生成及び生成したコードの書込みを行い、HDD電源を切断する(ステップS511〜S517)。HDD電源のOFF後にサブ電源を切断する(ステップS518)。
なお、機能電源スイッチが押下されず(ステップS501/NO)、メイン電源も切断されないときは(ステップS509/NO)、画像処理装置は動作を継続することとなる(ステップS519)。
図6は、本実施形態におけるサブ電源の充電の流れを示したフローチャートである。この場合、制御回路(図2の201)は、サブ電源の電圧レベルを監視する回路を備え、装置電源がON状態の間は常に電圧監視、充電を繰り返す。
サブ電源の電圧レベルが十分であるか否かを判断し、電圧レベルが十分であるときは充電をせずに終了となり(ステップS601/YES)、電圧レベルが不十分のときは(ステップS601/NO)サブ電源の充電を行う(ステップS602)。
図7は、本実施形態における装置電源ON手順を示したフローチャートである。本フローでは、スタート時は装置電源がOFF状態となっており、エンド時はそれぞれの場合で異なり、HDD機能制限、メイン電源OFF、あるいはスタンバイ状態となる。
まず、メイン電源スイッチをONにすると(ステップS701)、連動してHDD電源スイッチをONにして(ステップS702)、メインCTL基板上のASICとHDDユニットの制御回路とでコードの有無を判定する。つまり、お互いの不揮発メモリに起動コードが書き込まれているかを確認する。
ここで、メインCTL基板上のASICとHDDユニットの制御回路のどちらか、若しくはどちらにも起動コード自体が存在しない場合(例えば、HDDが盗まれていたり、すり替えられていたりした場合)には(ステップS703/NO)、ユーザにその情報を通知し(ステップS704)、HDDへのデータ蓄積機能を使用不可とするHDD機能制限モードへ自動的に移行する。
次に、コードが存在し(ステップS703/YES)、かつ、一致していなかった場合(HDDがすり替えられていたり、別デバイスが連結されていたりした場合)にも(ステップS705/NO)、ユーザにその情報を通知し(ステップS706)、さらに不正デバイスが取り付けられていた場合には、画像処理装置のメイン電源を自動的に切断する。
最終的に、コードがメインCTL基板上のASICとHDDユニットの制御回路とに存在し(ステップS703/YES)、かつ、コードが一致していた場合(ステップS705/YES)のみ、画像処理装置及びHDDは正常に起動し(ステップS707)、すべての機能を使用することができる。
なお、起動コードは、本実施形態では1つのコード同士で一致するか否かを判断しているが、1つのコードと2つ以上のコードの組合せとの一致を判定するように構成してもよい。また、2つ以上のコードの組合せ同士が一致するかどうかを判定するように構成してもよい。
例えば、画像処理装置側に起動コード“11111111”が格納され、HDD側に起動コード“11110000”と“00001111”とが格納された場合、装置側の1つのコードとHDD側の2つのコードとを比較して一致するかどうかの判定を行うこととなる。なお、先にも述べたが、ここでの起動コード“11110000”及び“00001111”は、1バイトの2進数である。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
上記の実施形態によれば、起動キーとして利用するコードを機器内部で自動生成できるので、ユーザは簡便にシステムの正当性と高いセキュリティを確保しながら利用することができる。
また、上記の実施形態によれば、システム電源がONの状態、少なくとも電源OFF時には復帰コードを生成し格納するので、そのコードが何らかの要因によって変値することがなく、システムの正当性を保持することができる。
また、上記の実施形態によれば、機器内部で自動生成されるコードをホスト側(画像処理装置側)とデバイス側(HDD側)のいずれでも生成可能な構成としているので、システムの正当性とセキュリティ向上を図ることができる。
また、上記の実施形態によれば、システムの電源をOFFにする際に一定の手順を設けているので、確実にコードを生成することができる。
また、上記の実施形態によれば、システム電源をOFFと指示するときにHDDが動作中であった場合には、その動作が完了するまで待つ機構を備えているので、必要なデータ及びHDDそのものを保護することができる。
また、上記の実施形態によれば、HDDへの電源が画像処理装置本体の電源と別系統となっているので、ユーザがいつ装置本体の電源をOFFにしても、HDDへのデータ書込みやHDD自体を保護することができる。
また、上記の実施形態によれば、HDD及びその周辺回路への電源供給に、サブ電源として大容量コンデンサや二次電池を利用することができるので、突然システム電源がOFFされたときにもHDD周辺の動作を継続することができる。
また、上記の実施形態によれば、サブ電源の電圧監視/充電回路を備えることで、サブ電源の電圧をいつでも使用可能状態にすることができる。
また、上記の実施形態によれば、HDD、その周辺回路、及びHDD用サブ電源を1つのユニットとして備えているので、システムへの取り付け/取り外しの作業を容易にすることができる。特に、HDDや二次電池等の寿命による部品交換が懸念されるデバイスの交換を容易にすることができる。
また、上記の実施形態によれば、電源投入時に起動キーとして生成されたコードが存在しない場合、ユーザにエラー表示を返してHDD機能の利用を制限することで、HDDのセキュリティを高め、また、ユーザインタフェースに対してのアプライエンスを高めることができる。
また、上記の実施形態によれば、システム内にあるホスト(画像処理装置)とデバイス(HDD)とが一対の復帰コード(起動キーとして生成されたコード)を持っているので、正常起動時にはそれぞれが一意の関係であると保障することができる。
また、上記の実施形態によれば、復帰コードが正しいものではなかった場合に、ユーザに装置内の異常を知らせることができるので、ユーザの利便性を図ることができる。
また、上記の実施形態によれば、復帰コードが一致しない組合せで電源を投入した場合に、エラー表示後に装置本体の電源が自動的に切断されることで、ユーザに正しいデバイス装着及び組合せに修正することを促すことができる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示したブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示したブロック図である。 本発明の実施形態における起動コード生成の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示したブロック図である。 本発明の実施形態における装置電源OFF手順の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態におけるサブ電源充電の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態における装置電源ON手順の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
101 画像処理装置
102 読取部
103 FAX
104 PC
105 メインCTL基板
106 CPU
107 ASIC
108 主メモリ
109 HDD
110 I/Oコントローラ
111 画像形成部
112 メインディスプレイ/操作部
113 メイン電源ユニット
114 サブ電源ユニット
115 HDDユニット
201 制御回路
202,203 不揮発メモリ
401 PSU
402 メイン電源スイッチ
403 制御部
404 リレー回路
405 AC電源
406 機器電源

Claims (11)

  1. 画像データを蓄積する記憶装置と不揮発性の内部メモリとを備える記憶装置ユニットと、前記記憶装置ユニットと接続され不揮発性の内部メモリを備えるメイン制御ユニットとを有する画像処理装置であって、
    前記記憶装置を起動するためのキーとして利用するコードで、生成されるたびに異なる不定のコードである起動コードを生成する起動コード生成手段と、
    前記起動コード生成手段により生成された起動コードを前記記憶装置ユニット及び前記メイン制御ユニットの内部メモリへ格納する起動コード格納手段と、
    前記起動コード格納手段により格納されたそれぞれの起動コードを参照して前記記憶装置及び画像処理装置の起動停止処理を制御する起動停止制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記起動コード生成手段は、少なくとも画像処理装置内のシステムがOFF状態となるときまでに生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記起動コード生成手段は、前記記憶装置ユニット又は前記メイン制御ユニットに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記起動コード生成手段は、画像処理装置のシステム電源をOFFにする指示がなされたときに前記記憶装置が動作中の場合には、前記記憶装置の動作完了を待って前記起動コードを生成することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記起動停止制御手段は、画像処理装置のシステム電源をOFFにする指示がなされた場合、前記起動コード生成手段により前記起動コードが生成された後に前記記憶装置の電源をOFFとすることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記起動停止制御手段は、画像処理装置のシステム電源をONにする指示がなされたときに、前記記憶装置ユニットの内部メモリに前記起動コードが存在しない場合には、エラーメッセージを表示して前記記憶装置の機能利用を制限することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記起動停止制御手段は、画像処理装置のシステム電源をONにする指示がなされたときに、前記記憶装置ユニットの内部メモリに格納された前記起動コードと前記画像処理装置の内部メモリに格納された前記起動コードとが一致しない場合には、エラーメッセージを表示してシステム電源をOFFとすることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記記憶装置やその周辺回路に供給される電源として、画像処理装置本体の電源であるメイン電源とは別のサブ電源を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記サブ電源は、大容量コンデンサや二次電池であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記周辺回路は、前記サブ電源の電圧レベルを監視する電圧監視回路を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記記憶装置ユニットは、前記記憶装置、前記周辺回路、及び前記サブ電源を有し、ユニット単位で画像処理装置への取り付け及び取り外しが可能であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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