JP2008026262A - 回転センサおよび金具一体磁気センサ部 - Google Patents

回転センサおよび金具一体磁気センサ部 Download PDF

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Abstract

【課題】 部品点数を削減し、工数を削減することができ、かつ水密性を保持することができる回転センサを提供する。
【解決手段】 回転軸5と、回転軸5の外周に位置する固定系の外筒6と、ケーブル2と、ケーブル2の先端に形成した磁気センサ部3とからなる回転センサにおいて、外筒6に取り付ける環状の金具7に磁気センサ部3を挿通するための貫通穴21を形成し、貫通穴21の周辺部にシール部材9を設け、この貫通穴21に磁気センサ部3を挿通し、貫通穴21に樹脂を流し込むことにより、金具7を挟み込むように樹脂成型物8を成型して樹脂成型物8に磁気センサ部3を埋め込み、磁気センサ部3を金具7に固定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転体による磁気の変化から回転を検出する回転センサおよび金具一体磁気センサ部に係り、部品点数を削減し、工数を削減することができ、かつ水密性を保持することができる回転センサおよび金具一体磁気センサ部に関する。
回転体の回転を検出する回転センサとして磁気センサを利用したものがある。磁気センサとしては、永久磁石と磁気ICとを組み合わせたものがある。磁気ICには、磁気の変化に応じて電気的変量が変化する磁気感応素子とその電気的変量を信号として取り出す電子回路とが内蔵されている。永久磁石による磁場が回転体の回転角度による影響を受け、磁気感応素子によって感知される。永久磁石と磁気ICは、回転体に臨ませて配置する。回転体は、回転角度によって磁気への影響の大小が異なるような形状であることが好ましく、例えば鉄製の回転円盤の周囲に凹凸の歯を形成した歯車がある。
この種の回転センサを実際に組み上げるに際しては、永久磁石と磁気ICとその磁気ICの出力信号を伝送するケーブルを固定系に固定しなければならない。その固定先としては回転体の軸受けが好ましい。
図5(a)及び図5(b)に従来の回転センサを示す。
この回転センサは内燃機関を備えた車両中の回転系に適用されるものである。図示のように、ケーブル2の先端に磁気センサ部3が形成されている。このケーブル2はECU(エレクトリックコントロールユニット)から検出対象の回転系まで引き回されたものである。磁気センサ部3は、永久磁石22と磁気IC23とを組み合わせたもので、ケーブル1の導体26に磁気IC23のリード24を接続し、磁気IC23の片面に永久磁石22を装着してなる。
ケーブル2は、シース27の中に複数本の絶縁被覆電線25を収容したものである。ただし、図では簡単のため絶縁被覆電線25は1本だけ示す。シース27から剥き出された絶縁被覆電線25の絶縁被覆を剥き取って導体26が露出されている。このようなケーブル2の端末部と磁気センサ部3を保護するために、ケーブル2の端末部と磁気センサ部3が樹脂成型物51に一体的に埋め込まれている。図示のように、樹脂成型物51が側面視く字状に形成されているのは、ケーブル2の引き回しをできるだけ軸受け52の外面に沿わせたい(軸受け52からの突き出し距離を短くしたい)からである。
この回転センサを軸受け52に取り付けるために、軸受け52にはセンサ挿通穴53が設けられ、樹脂成型物51にはこのセンサ挿通穴53に挿通される円筒状の磁気センサ部内蔵部54と、センサ挿通穴53を覆うブッシュ部55とが形成され、ブッシュ部55はボルト56により軸受け52に固定されるようになっている。図では主要部だけを示しているが、実際の軸受け52は全体が水密構造になっており、軸受け外部(ケーブル2がある側)から軸受け内部(歯車1がある側)へ水が浸み通らないようになっている。センサ挿通穴53における水密を図るために磁気センサ部内蔵部54の根本にはOリング57が嵌装される。さらに、磁気センサ部内蔵部54をセンサ挿通穴53に円滑に挿通するために、磁気センサ部内蔵部54にはグリース58が塗布される。
特開2005−9527号公報
従来の回転センサは、軸受け52に取り付けるために、Oリング57、グリース58、ボルト56といった部材が必要であると共に、Oリング57を嵌装し、グリース58を塗布し、ボルト56を締め付けるという作業が必要である。つまり、部品点数と工数が共に多い。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、部品点数を削減し、工数を削減することができ、かつ水密性を保持することができる回転センサおよび金具一体磁気センサ部を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の回転センサは、回転軸と、該回転軸の外周に位置する固定系の外筒と、ケーブルと、該ケーブルの先端に形成した磁気センサ部とからなる回転センサにおいて、前記外筒に取り付ける環状の金具に前記磁気センサ部を挿通するための貫通穴を形成し、該貫通穴の周辺部にシール部材を設け、この貫通穴に前記磁気センサ部を挿通し、該貫通穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型して該樹脂成型物に前記磁気センサ部を埋め込み、該磁気センサ部を前記金具に固定したものである。
前記金具に補助穴を形成し、該補助穴に沿わせて前記ケーブルを配し、該補助穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型して該樹脂成型物に前記ケーブルの一部を埋め込み、該ケーブルの一部を前記金具に固定してもよい。
前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型してもよい。
前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該接着剤に樹脂チップを付け、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型してもよい。
前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該接着剤に環状のゴム材を付け、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型してもよい。
また、本発明の金具一体磁気センサ部は、ケーブルと、該ケーブルの先端に形成した磁気センサ部と、前記磁気センサ部を固定するための環状の金具とを備え、前記金具に貫通穴を形成し、この金具の穴周辺部にシール部材を設け、前記磁気センサ部を前記貫通穴に挿通し、該貫通穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型し、該樹脂成型物に前記磁気センサ部を埋め込んで、該磁気センサ部を前記金具に固定したものである。
前記金具に補助穴を形成し、該補助穴に沿わせて前記ケーブルを配し、該補助穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型し、該樹脂成型物に前記ケーブルの一部を埋め込んで、該ケーブルの一部を前記金具に固定してもよい。
前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型してもよい。
前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該接着剤に樹脂チップを付け、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型してもよい。
前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該接着剤に環状のゴム材を付け、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型してもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)部品点数を削減することができる。
(2)工数を削減することができる。
(3)水密性を保持することができる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1(a)及び図1(b)に示されるように、この回転センサは、回転軸5と、回転軸5の外周に位置する固定系の外筒6と、ケーブル2と、そのケーブル2の先端に形成した磁気センサ部3とからなる回転センサにおいて、磁気センサ部3を環状の金具7に固定し、その金具7を外筒6に取り付けたものである。
また、この回転センサは、ケーブル2の一部を金具7に固定したものである。
さらに、この回転センサは、回転軸5の外周に回転体4を取り付け、回転体4の外周に歯車1を取り付け、磁気センサ部3を歯車1外周の歯に対向させて配置したものである。回転体4の外周と固定系である外筒6の内周との間に転動体(ボールベアリング)12が挿入されていることにより、回転軸5、回転体4、歯車1は一体的に回転する。
歯車1は回転軸5の一端に取り付けられた円盤状のものであり、外周面から径方向に突き出した歯を有する。磁気センサ部3は、この歯に対して径方向外方から臨む位置に配置されている。
この回転センサは、磁気センサ部3を保持するための金具7を有する。この金具7は、回転軸5を軸中心とする環状に形成され、外筒6に嵌るように、外筒6の端部とほぼ同じ内径を有する。金具7は、外筒6に対してかしめて取り付けられる。金具7には、外筒6との嵌め合い部7aより径の小さいセンサ装着部7bが形成されており、側断面(図1(a))で見ると、嵌め合い部7aからセンサ装着部7bまでがクランク状になって段差7cが形成されている。センサ装着部7bは、歯車1を径方向外方から覆うように位置している。歯車1に臨む金具7の内周面を表面、外周面を裏面とする。この金具7をその金具7の表面が歯車1に臨むように外筒6端部にかしめて取り付ける。金具7の内周と回転体4の外周との間にシール11が設けられる。
図2(a)に示されるように、金具7には、該金具7の表裏を貫く貫通穴21が形成されている。この貫通穴21には、金具7の裏面から磁気センサ部3を挿入して金具7の表面に抜け出させ、磁気センサ部3の感応面が歯車1を向くように磁気センサ部3の姿勢が整えられている。磁気センサ部3の感応面とは、片面に永久磁石22を装着した磁気IC23の反対面のことである。磁気IC23のリード24は、ケーブル2中の絶縁被覆電線25の導体26にはんだで接続されている。ここでは図示の都合上、リード24は1本、絶縁被覆電線25は2本となっているが、リード24及び絶縁被覆電線25は各々必要な本数使用されることは言うまでもない。
磁気センサ部3とケーブル2は、金具7と共に樹脂成型物8に一体的に埋め込まれている。すなわち、磁気センサ部3が貫通穴21から金具7の表面に抜け出した状態で、貫通穴21を通じて金具7の表側又は裏側から金具7の表裏に樹脂を流し込むことにより、金具7の表面に抜け出している磁気センサ部3から金具7の裏面に残っているケーブル2の一部までを樹脂成型物8に一体的に埋め込んである。樹脂成型物8は、金具7の裏面側では、段差7cから金具7の縁までにわたるセンサ装着部7bの範囲で、嵌め合い部7aとほぼ同じ径方向位置まで充填されている。これにより、ケーブル2の一部(少なくともシース27から絶縁被覆電線25を剥き出した箇所を含む)が完全に樹脂成型物8に埋め込まれている。
一方、金具7の表面側では、樹脂成型物8は、貫通穴21の大きさ(穴径)より大きく形成されている。このことは、樹脂成型物8が金具7を表裏から挟むこと、そして樹脂成型物8が金具7に係合していることを意味する。樹脂成型物8は、図示しない金型に温度の高い流体状の樹脂を射出して成型されるが、冷却時に収縮するため金具7に対してよく密着している。
本実施の形態では、金具7には、貫通穴21とは別に、金具7の表裏を貫く補助穴28が形成されている。図1(b)に示されるように、補助穴28は貫通穴21に対して周方向にややずれた位置に設けられている。この補助穴28の近傍を通るようにケーブル2が引き回されている。図2(b)に示されるように、補助穴28の近傍を通るケーブル2の一部が樹脂成型物8に一体的に埋め込まれている。これは、前述のように貫通穴21を通じて金具7の表裏に樹脂を流し込む際に、補助穴28を通じても樹脂を流し込むことによりなしたものである。ここでも樹脂成型物8は、金具7の裏面側では、センサ装着部7bの範囲で、嵌め合い部7aとほぼ同じ径方向位置まで充填されていると共に、金具7の表面側では、補助穴28の大きさ(穴径)より大きく形成されている。
ケーブル2は、図1(b)のように、貫通穴21の位置から補助穴28の位置を通るよう、センサ装着部7bに沿わせて円周方向に引き回されているので、樹脂成型物8から出たところからは、ほぼ接線方向に引き回すことができる。
さらに、本実施の形態では、貫通穴21の周囲及び補助穴28の周囲に金具7と樹脂成型物8との隙間を塞ぐシール部材9が設けられている。シール部材9としては、例えば、接着剤がある。樹脂成型を行う前に、接着剤を金具7に塗布する。樹脂成型後は、樹脂成型物8が冷却収縮して金具7に密着するので、シール部材9と金具7との接着強度が高まる。シール部材9は、樹脂成型の温度に耐えられるだけの耐熱性があり、かつ樹脂が硬化した後も伸びがあるものが使用されている。伸びがあるとは、ケーブル2が引っ張られたときに、金具7と樹脂成型物8とに隙間が生じようとするので、その力に耐えてシール部材9がよく伸びて水密性を失わないことを言う。シール部材9は、シリコーン系樹脂やウレタン含有樹脂であれば、伸びがあるため、水密性維持に適している。
接着剤の接着強度は、樹脂成形時の圧力で飛ばない(剥がれない)ような接着強度であると共に、ケーブル2が引っ張られたときに、所定の力がかかるまで剥がれないような接着強度であることが望ましい。このためには、ケーブル2が引っ張られたときに金具7と樹脂成型物8とに生じる隙間について、応力を計算し、隙間を推定し、その隙間に耐えうる硬化後の伸びを持った接着剤及びシール部材9を選定しなければならない。
さらに、本実施の形態では、樹脂成型時に樹脂チップ10を使用する。すなわち、樹脂成型を行う前に、接着剤を用いてシール部材9を貫通穴21の周囲及び補助穴28の周囲に貼り付けた後、樹脂チップ10をシール部材9の上に付ける。その後、樹脂成型を行うことで樹脂チップ10は樹脂成型物8と一体化する。このために、樹脂チップ10は、流し込まれる樹脂に触れて溶融しやすいように、小さいリブを有する。樹脂チップ10には、樹脂成型物8と同じ樹脂を用いるのが好ましい。
本発明の他の実施形態を説明する。
図3(a)及び図3(b)に示されるように、この回転センサでは、シール部材31は図2の形態で使用したシール部材9よりも厚みを有する。また、ここでは樹脂チップ10を使用しない。他の部分は図2の形態と同じである。
この実施形態では、樹脂成型を行う前に、接着剤からなるシール部31材を貫通穴21の周囲及び補助穴28の周囲に付ける。その後、樹脂成型を行うとき、成型圧によってシール部材31が潰れることにより、水密性が高められる。
図4(a)及び図4(b)に示されるように、この回転センサでは、ゴム材41が設けられている。他の部分は図3の形態と同じである。ゴム材41は、Oリングのような環状ものであり、樹脂成型を行う前に、接着剤13を用いてゴム材41を貫通穴21の周囲及び補助穴28の周囲に貼り付ける。
この実施形態では、ケーブル2が引っ張られて金具7と樹脂成型物8とに隙間が生じようとするとき、ゴム材41が伸びることで隙間が生じるのを防ぐことができる。
以上の各実施形態によれば、金具7に貫通穴21、補助穴28を設け、これらの穴から金具7の表裏に樹脂を流し込むことにより、金具7の表面に抜け出している磁気センサ部3から金具7の裏面に残っているケーブル2の一部までを樹脂成型物8に一体的に埋め込んだので、樹脂成型物8が金具7を表裏からしっかり挟むことができると共に、磁気センサ部3及びケーブル2も金具7に固定される。
また、シール部材9の働きにより、金具7と樹脂成型物8の水密性を確保できると共に、金具7と樹脂成型物8の接着強度を確保できる。
また、大きさの小さい回転センサが提供でき、回転センサを狭いスペースに配置することができるようになる。
また、Oリング57を嵌装する必要がなくなり、グリース58が不要になると共に、ボルト56を締め付ける必要もなくなったので、部品点数を削減し、工数を削減することができる。
本発明は、回転センサに限らず、種々の部材を他の部材に対して水密性あるいは気密性を確保しつつ固定するのに適している。
本発明の一実施形態による回転センサの図であり、(a)は回転軸に沿った断面を示す側断面図、(b)は回転軸に直角な断面を示す横断面図である。 本発明の一実施形態による回転センサの要部拡大図であり、(a)は図1(b)のAA線に沿った樹脂成型物の断面図、(b)は図1(b)のBB線に沿った樹脂成型物の断面図である。 本発明の一実施形態による回転センサの要部拡大図であり、(a)は図1(b)のAA線に沿った樹脂成型物の断面図、(b)は図1(b)のBB線に沿った樹脂成型物の断面図である。 本発明の一実施形態による回転センサの要部拡大図であり、(a)は図1(b)のAA線に沿った樹脂成型物の断面図、(b)は図1(b)のBB線に沿った樹脂成型物の断面図である。 従来の回転センサの要部拡大図であり、(a)は回転軸に沿った断面を示す側断面図、(b)は回転軸に直角な断面を示す横断面図である。
符号の説明
1 歯車
2 ケーブル
3 磁気センサ部
4 回転体
5 回転軸
6 外筒(固定系)
7 金具
8 樹脂成型物
9 シール部材
21 貫通穴
28 補助穴

Claims (10)

  1. 回転軸と、該回転軸の外周に位置する固定系の外筒と、ケーブルと、該ケーブルの先端に形成した磁気センサ部とからなる回転センサにおいて、前記外筒に取り付ける環状の金具に前記磁気センサ部を挿通するための貫通穴を形成し、該貫通穴の周辺部にシール部材を設け、この貫通穴に前記磁気センサ部を挿通し、該貫通穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型して該樹脂成型物に前記磁気センサ部を埋め込み、該磁気センサ部を前記金具に固定したことを特徴とする回転センサ。
  2. 前記金具に補助穴を形成し、該補助穴に沿わせて前記ケーブルを配し、該補助穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型して該樹脂成型物に前記ケーブルの一部を埋め込み、該ケーブルの一部を前記金具に固定したことを特徴とする請求項1記載の回転センサ。
  3. 前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型したことを特徴とする請求項1又は2記載の回転センサ。
  4. 前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該接着剤に樹脂チップを付け、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型したことを特徴とする請求項1又は2記載の回転センサ。
  5. 前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該接着剤に環状のゴム材を付け、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型したことを特徴とする1又は2記載の回転センサ。
  6. ケーブルと、該ケーブルの先端に形成した磁気センサ部と、前記磁気センサ部を固定するための環状の金具とを備え、前記金具に貫通穴を形成し、この金具の穴周辺部にシール部材を設け、前記磁気センサ部を前記貫通穴に挿通し、該貫通穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型し、該樹脂成型物に前記磁気センサ部を埋め込んで、該磁気センサ部を前記金具に固定したことを特徴とする金具一体磁気センサ部。
  7. 前記金具に補助穴を形成し、該補助穴に沿わせて前記ケーブルを配し、該補助穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型し、該樹脂成型物に前記ケーブルの一部を埋め込んで、該ケーブルの一部を前記金具に固定したことを特徴とする請求項6記載の金具一体磁気センサ部。
  8. 前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型したことを特徴とする請求項6又は7記載の金具一体磁気センサ部。
  9. 前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該接着剤に樹脂チップを付け、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型したことを特徴とする請求項6又は7記載の金具一体磁気センサ部。
  10. 前記シール部材として、前記金具の穴周辺部に接着剤を塗布し、該接着剤に環状のゴム材を付け、該穴に樹脂を流し込むことにより、前記金具を挟み込むように樹脂成型物を成型したことを特徴とする請求項6又は7記載の金具一体磁気センサ部。
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