JP2008025314A - 巾木 - Google Patents

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JP2008025314A
JP2008025314A JP2006202434A JP2006202434A JP2008025314A JP 2008025314 A JP2008025314 A JP 2008025314A JP 2006202434 A JP2006202434 A JP 2006202434A JP 2006202434 A JP2006202434 A JP 2006202434A JP 2008025314 A JP2008025314 A JP 2008025314A
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Takeshi Yasumura
武 安村
Mitsuo Terasono
三男 寺園
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】巾木本体とは別部材である不陸調整材を不要とすることによって製造効率を高め、また、床との不陸調整の機能を容易に実現できる巾木を提供する。
【解決手段】壁20と床21との隅部を塞ぐ巾木Aにおいて、芯材1の表面に柔軟な化粧シート2が貼着されており、下端部分に化粧シート2の裏面側より化粧シート2が残存するように長手方向にV字状溝3を設けており、V字状溝3は下端部分に複数並設されており、芯材1の下側表面1cを長手方向にわたりその縦断面が下方へ略円弧状に膨らむよう曲成した。
【選択図】図2

Description

本願発明は、端部に柔軟性を有することによって床面に対する優れた追従性を得る巾木に関する。
従来から、特開2005−336782号公報に示されるように、床や壁に当接される不陸調整材を巾木の端部に取り付けられることが知られている。図4に示すように、巾木Bは、壁20と床21との隅部に取り付けられ、床21の不陸によって生じた隙間Sを目立たなくしたり、隙間Sからの漏気を防ぐ役割を担うものであるが、この巾木Bだけではそれらの役割を完全に果たすことは困難である。そこで、巾木Bの端部に設けられた嵌合溝30aに挿入される挿入端40aを一端に備え、他端に床21に当接される舌片40bを備えた不陸調整材40を用いることで、舌片40bにより隙間Sをさらに目立たなくするとともに、隙間Sからの漏気を防いでいた。
特開2005−336782号公報
しかしながら、上記従来例である巾木Bにあっては、巾木Bと不陸調整材40の二部材より構成されているため、それぞれの部材を製造した後に嵌合させる必要があり、製造効率が悪いという問題点があった。
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その目的は、床面へ追従する不陸調整材としての機能を有し、且つ製造効率を高めることができる巾木を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、壁と床との隅部を塞ぐ巾木において、芯材の表面に柔軟な化粧シートが貼着されており、下端部分に芯材の裏面側より化粧シートが残存するように長手方向のV字状溝を形成することでこのV字状溝の底部分に柔軟変形部を形成したことを特徴としている。
本願請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の巾木において、V字状溝を下端部分に複数並設したことを特徴としている。
本願請求項3記載の発明では、上記請求項1又は2記載の巾木において、芯材の下側表面を長手方向にわたりその縦断面が下方へ略円弧状に膨らむよう曲成し、化粧シートを裏面側へ巻き込むようにして同下側表面に貼着したことを特徴としている。
本願請求項1記載の発明の巾木においては、下端部分に芯材の裏面側より化粧シートを残してV字状溝を設けることでV字状溝の底部に柔軟変形部が形成され、下端部分は、その柔軟変形部が床面に追従して変形することによって、同床面との隙間の発生を防止するものとなるので、不陸調整材を別部材で構成する必要がなくなり、製造効率を高めることができる。
本願請求項2記載の発明の巾木においては、複数のV字状溝を並設することで複数の柔軟変形部が形成され、下端部分にさらに柔軟性を増すことができ、床面への追従性を高めることができる。
本願請求項3記載の発明の巾木においては、芯材の下側表面を長手方向にわたりその縦断面が下方へ略円弧状に膨らむよう曲成し、化粧シートを裏面側へ巻き込むようにその下側表面に貼着することによって、化粧シートは湾曲した形状となるので、床面と当接する際の接触面積が小さくなり摩擦を低減することができ、その結果、下端部分は床面に当接し易くなり施工性を向上することができる。
図1〜3は、本願発明の実施形態である巾木を示している。壁20と床21との隅部を塞ぐ巾木Aにおいて、芯材1の表面に柔軟な化粧シート2が貼着されており、下端部分に芯材1の裏面側より化粧シート2が残存するように長手方向のV字状溝3を形成することでこのV字状溝3の底部分に柔軟変形部5を形成し、V字状溝3は下端部分に複数並設されており、芯材1の下側表面1cを長手方向にわたりその縦断面が下方へ略円弧状に膨らむよう曲成し、化粧シート2を裏面1d側へ巻き込むようにして下側表面1cに貼着したものである。
以下、この実施形態の巾木をより具体的詳細に説明する。図1に示すように、巾木Aは、芯材1の前側表面1aの上端部分付近に長手方向の断面略コ字型溝8と、前側表面1aと上側表面1bとの角部分長手方向に傾斜した面取り部9とを形成し、下側表面1cは長手方向にわたりその縦断面が下方へ略円弧状に膨らむよう曲成している。さらに、芯材1の前側表面1a、上側表面1b及び下側表面1cにわたり、柔軟な化粧シート2を貼着されており、化粧シート2は合成樹脂や不織布、或いは、これ等を積層した複合材でなり、芯材1の前側表面1a、上側表面1b及び下側表面1cの凹凸に沿って、接着剤を介して貼着固定される。また、化粧シート2は弾性に富む材料であってもよく、端部2aが芯材1の裏面1d側に巻き込むように貼着されて剥離し難い。
そして、芯材1の下端部分には、化粧シート2が残存する柔軟変形部5を形成するように芯材1の裏面1d側より長手方向のV字状溝3を隣接して二箇所に設けられ、二箇所のV字状溝3の中央部に形成される山部3aは芯材1の裏面1dの面より内側に形成されている。また、二箇所のV字状溝3の下側には、芯材1の一部が錘部6として形成される。
巾木Aは、図2に示すように施工される。巾木Aはその断面略コ字型溝8の底部分で、釘やネジなどの固着具10によって室内の壁20に取着固定される。この場合、芯材1の裏面1dが壁10に当接され、化粧シート2の上縁である端部2aは芯材1の裏面1dと壁20とで挟持された状態となって剥離し難く、化粧シート2の下縁である端部2bは床21に当接される。ここでは、二箇所に設けたV字状溝3の底部の柔軟変形部5が変形することによって、錘部6は床21に追従して矢印X方向に回転することが可能であり、化粧シート2の端部2bと共に床21に当接する。なお、V字状溝3の数をさらに増やすことによって、化粧シート2の柔軟変形部5が増え、巾木Aの下端部分の柔軟性を増加させることもできる。
さらに、下側表面1cが裏面1d側に巻き込むように長手方向に曲成していることによって、化粧シート2の端部2bと床21との接触面積を小さくすることで摩擦を低減でき、化粧シート2の端部2bが床21の表面を滑りやすくなり、錘部6の矢印X方向の回転が容易となるので、床21への追従性を向上させることができる。なお、化粧シート2が弾性変形するものであれば、その弾性復元力によって錘部6及び化粧シート2の端部2bは床21に対して確実に当接される。
したがって、この実施形態の巾木においては、下端部分に裏面1d側より化粧シート2を残してV字状溝3を設けることでV字状溝8の底部に柔軟変形部5が形成され、下端部分は、その柔軟変形部5が床面に追従して変形することによって、床21の表面との隙間の発生を防止するものとなるので、不陸調整材を別部材で構成する必要がなくなり、製造効率を高めることができる。
また、この実施形態の巾木においては、複数のV字状溝8を並設することで複数の柔軟変形部5が形成され、下端部分にさらに柔軟性を増すことができ、床21への追従性を高めることができる。
また、この実施形態の巾木においては、芯材1の下側表面1cを長手方向にわたりその縦断面が下方へ略円弧状に膨らむよう曲成し、化粧シート2を裏面1d側へ巻き込むようにその下側表面1cに貼着することによって、化粧シート2は湾曲した形状となるので、床21の表面と当接する際の接触面積が小さくなり摩擦を低減することができ、その結果、下端部分は床面に当接し易くなり施工性を向上することができる。
本願発明の実施形態である巾木の断面図である。 本願発明の実施形態である巾木の取り付け状態での断面図である。 本願発明の実施形態である巾木の取り付け状態での斜視図である。 従来例である巾木および不陸調整材の断面図である。
符号の説明
A 巾木
1 芯材
2 化粧シート
3 V字状溝
5 柔軟変形部
6 錘部
8 断面略コ字型溝
9 面取り部
10 固着具
20 壁
21 床
B 巾木(従来例)
30a 嵌合溝
40 不陸調整材
40a 挿入端
40b 舌片

Claims (3)

  1. 壁と床との隅部を塞ぐ巾木において、芯材の表面に柔軟な化粧シートが貼着されており、下端部分に芯材の裏面側より化粧シートが残存するように長手方向のV字状溝を形成することでこのV字状溝の底部分に柔軟変形部を形成したことを特徴とする巾木。
  2. V字状溝を下端部分に複数並設したことを特徴とする請求項1記載の巾木。
  3. 芯材の下側表面を長手方向にわたりその縦断面が下方へ略円弧状に膨らむよう曲成し、化粧シートを裏面側へ巻き込むようにして同下側表面に貼着したことを特徴とする請求項1又は2記載の巾木。
JP2006202434A 2006-07-25 2006-07-25 巾木 Pending JP2008025314A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101194267B1 (ko) 2010-05-19 2012-10-29 주식회사 행림종합 건축사사무소 바닥재 탄지수단을 갖는 걸레받이

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