JP2008024477A - 給紙用紙さばき装置 - Google Patents

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声一 高田
Tsutomu Maiwa
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Abstract

【課題】紙詰まりした用紙を破断させることなく容易に除去でき、かつ、定常状態での給紙ローラに対するリタードローラの平行度とニップ圧を確保できる給紙用紙さばき装置を提供することである。
【解決手段】固定軸13上に配設した第1と第2の出力部材11、12に対向させて設けた傘歯車11a、12aの間に噛み合わせた遊星傘歯車14を、固定軸13の回りに旋回可能な直交軸部材15に設けられた軸部15aに支持し、出力部材12に内嵌されて直交軸部材15に連結された中間軸16の回転を止めるブレーキ手段を設けて、紙詰まりが生じたときに、ブレーキ手段を解除して、リタードローラ2に回転力が伝達されないようにし、リタードローラ2の回転軸2aを固定軸13に2点支持することにより、紙詰まりした用紙を破断させることなく容易に除去可能とするとともに、定常状態での給紙ローラ1に対するリタードローラ2の平行度を確保できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、給紙用紙さばき装置に関する。
複写機やプリンタ等に組み込まれ、給紙トレイから供給される用紙を1枚ずつ印刷装置等に給紙する給紙用紙さばき装置には、供給される用紙を送給方向に給紙する給紙ローラと、供給される用紙を1枚ずつに紙さばきするリタードローラとを対向させて配設して、給紙ローラを用紙の送給方向へ回転駆動し、リタードローラを用紙の戻し方向へ給紙ローラと同方向にトルクリミッタを介して回転駆動し、これらの給紙ローラとリタードローラの間に噛み込まれた用紙が1枚となったときに、トルクリミッタを作用させ、リタードローラを用紙の送給方向に従動回転させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたものでは、給紙ローラとリタードローラとを別々または共通の駆動モータに伝動ギヤ装置で連結して、リタードローラへの伝動経路にトルクリミッタを介在させることにより、給紙ローラを用紙の送給方向へ回転駆動するとともに、リタードローラを用紙の戻し方向へ給紙ローラと同方向に回転駆動し、これらの給紙ローラとリタードローラの間に噛み込まれた用紙が1枚となって、リタードローラと用紙間の摩擦トルクが大きくなったときに、トルクリミッタを作用させて、リタードローラを用紙の送給方向に従動回転させるようにしている。
特開平7−206197号公報
特許文献1に記載されたような従来の給紙用紙さばき装置では、給紙ローラとリタードローラの間で紙詰まりが生じたときに、回転駆動源としての駆動モータを停止し、ニップ圧が掛かった状態の紙詰まりした用紙を、用紙の送給方向または戻し方向に引き抜いて除去している。上述したように、リタードローラはトルクリミッタを介して給紙ローラと同方向に回転するように連結されているので、用紙をいずれかの方向に引き抜こうとすると、リタードローラは、トルクリミッタが作用するまでは給紙ローラと同方向に回転しようとして、用紙の引き抜きに対する抵抗となる。このため、トルクリミッタの設定トルク以上の大きな引き抜き力で用紙を引き抜く必要があり、用紙が大きな引き抜き力で破断しやすくなって、紙詰まりした用紙の除去に手間がかかる問題がある。
また、給紙用紙さばき装置は、用紙を紙さばきしながら給紙する定常状態では、給紙される用紙が蛇行したり、スリップしたりしないように、給紙ローラに対するリタードローラの平行度とニップ圧を確保する必要がある。
そこで、本発明の課題は、紙詰まりした用紙を破断させることなく容易に除去でき、かつ、定常状態での給紙ローラに対するリタードローラの平行度とニップ圧を確保できる給紙用紙さばき装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、供給される用紙を送給方向に給紙する給紙ローラと、供給される用紙を1枚ずつに紙さばきするリタードローラとを対向させて配設して、回転駆動源から伝達される回転力によって、前記給紙ローラを用紙の送給方向へ回転駆動し、前記リタードローラを用紙の戻し方向へ給紙ローラと同方向にトルクリミッタを介して回転駆動し、これらの給紙ローラとリタードローラの間に噛み込まれた用紙が1枚となったときに、前記トルクリミッタが作用して、前記リタードローラが用紙の送給方向に従動回転する給紙用紙さばき装置において、前記回転駆動源から回転力が入力され、前記給紙ローラの回転軸に設けられた平歯車と噛み合う平歯車が外径面に設けられた第1の出力部材と、前記リタードローラの回転軸に設けられた平歯車と中間平歯車を介して噛み合う平歯車が外径面に設けられた第2の出力部材とを、同軸の固定軸の回りに回転するよう配設し、これらの第1と第2の出力部材とに互いに対向する傘歯車を設けて、これらの対向する傘歯車の間に少なくとも1つの遊星傘歯車を噛み合わせ、この遊星傘歯車を前記固定軸の回りに旋回可能な直交軸部材に設けられた固定軸と直交する軸部に回転自在に支持して、この直交軸部材に、前記第2の出力部材に内嵌され、前記固定軸に外嵌された回転可能な中間軸を連結し、この中間軸の回転を止めるブレーキ手段を設けて、このブレーキ手段で中間軸の回転が止められたときに、前記第2の出力部材を前記第1の出力部材と逆方向に回転させて、前記リタードローラを前記給紙ローラと同方向に回転駆動し、前記給紙ローラとリタードローラの間で紙詰まりが生じたときに、前記ブレーキ手段を解除し、前記第2の出力部材に回転力が伝達されないようにして、前記リタードローラにも回転力が伝達されないようにし、前記リタードローラの回転軸を、前記固定軸に、前記第1と第2の出力部材が配設された両側で、支持部材によって2点支持した構成を採用した。
すなわち、回転駆動源から回転力が入力され、給紙ローラの回転軸に設けられた平歯車と噛み合う平歯車が外径面に設けられた第1の出力部材と、リタードローラの回転軸に設けられた平歯車と中間平歯車を介して噛み合う平歯車が外径面に設けられた第2の出力部材とを、同軸の固定軸の回りに回転するよう配設し、これらの第1と第2の出力部材とに互いに対向する傘歯車を設けて、これらの対向する傘歯車の間に少なくとも1つの遊星傘歯車を噛み合わせ、この遊星傘歯車を固定軸の回りに旋回可能な直交軸部材に設けられた固定軸と直交する軸部に回転自在に支持して、この直交軸部材に、第2の出力部材に内嵌され、固定軸に外嵌された回転可能な中間軸を連結し、この中間軸の回転を止めるブレーキ手段を設けて、このブレーキ手段で中間軸の回転が止められたときに、第2の出力部材を第1の出力部材と逆方向に回転させて、リタードローラを給紙ローラと同方向に回転駆動し、給紙ローラとリタードローラの間で紙詰まりが生じたときに、ブレーキ手段を解除し、第2の出力部材に回転力が伝達されないようにして、リタードローラにも回転力が伝達されないようにし、リタードローラの回転軸を、固定軸に、第1と第2の出力部材が配設された両側で、支持部材によって2点支持することにより、紙詰まりした用紙を引き抜くときに、リタードローラが空転して引き抜き抵抗とならないようにし、紙詰まりした用紙を破断させることなく小さな引抜力で容易に除去可能とするとともに、定常状態での給紙ローラに対するリタードローラの平行度を確保できるようにした。
前記リタードローラの回転軸を2点支持する支持部材を、前記固定軸の回りに回動可能とし、この支持部材を前記リタードローラが前記給紙ローラへ押し当てられるように付勢する手段を設けることにより、給紙ローラに対するリタードローラのニップ圧を確保することができる。
前記第2の出力部材の平歯車またはリタードローラの回転軸の平歯車を、歯車径の異なるものと交換可能とすることにより、リタードローラの回転数を調整することができる。
本発明の給紙用紙さばき装置は、回転駆動源から回転力が入力され、給紙ローラの回転軸に設けられた平歯車と噛み合う平歯車が外径面に設けられた第1の出力部材と、リタードローラの回転軸に設けられた平歯車と中間平歯車を介して噛み合う平歯車が外径面に設けられた第2の出力部材とを、同軸の固定軸の回りに回転するよう配設し、これらの第1と第2の出力部材とに互いに対向する傘歯車を設けて、これらの対向する傘歯車の間に少なくとも1つの遊星傘歯車を噛み合わせ、この遊星傘歯車を固定軸の回りに旋回可能な直交軸部材に設けられた固定軸と直交する軸部に回転自在に支持して、この直交軸部材に、第2の出力部材に内嵌され、固定軸に外嵌された回転可能な中間軸を連結し、この中間軸の回転を止めるブレーキ手段を設けて、このブレーキ手段で中間軸の回転が止められたときに、第2の出力部材を第1の出力部材と逆方向に回転させて、リタードローラを給紙ローラと同方向に回転駆動し、給紙ローラとリタードローラの間で紙詰まりが生じたときに、ブレーキ手段を解除し、前記第2の出力部材に回転力が伝達されないようにして、前記リタードローラにも回転力が伝達されないようにし、リタードローラの回転軸を、固定軸に、第1と第2の出力部材が配設された両側で、支持部材によって2点支持したので、紙詰まりした用紙を引き抜くときに、リタードローラが空転して引き抜き抵抗となることがなく、紙詰まりした用紙を破断させることなく小さな引抜力で容易に除去できるとともに、定常状態での給紙ローラに対するリタードローラの平行度を確保して、給紙される用紙が蛇行しないようにすることができる。
前記リタードローラの回転軸を2点支持する支持部材を、固定軸の回りに回動可能とし、この支持部材をリタードローラが給紙ローラへ押し当てられるように付勢する手段を設けることにより、給紙ローラに対するリタードローラのニップ圧を確保して、給紙される用紙がスリップしないようにすることができる。
前記第2の出力部材の平歯車またはリタードローラの回転軸の平歯車を、歯車径の異なるものと交換可能とすることにより、リタードローラの回転数を調整することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この給紙用紙さばき装置は、図1および図2に示すように、供給される用紙Aを送給方向に給紙する給紙ローラ1と、供給される用紙Aを1枚ずつに紙さばきするリタードローラ2とが対向するように配設されて、後述する回転切替機構の第1の出力部材11の外径面に設けられた平歯車11bに、回転駆動源としての駆動モータ3の出力軸3aの平歯車3bが噛み合わされるとともに、給紙ローラ1の回転軸1aに設けられた平歯車1bが噛み合わされ、回転切替機構の第2の出力部材12の外径面に設けられた平歯車12bに、リタードローラ2の回転軸2aに設けられた平歯車2bが、中間平歯車2cを介して噛み合わされている。また、リタードローラ2の回転軸2aにはトルクリミッタ4が取り付けられている。
前記用紙Aを紙さばきしながら給紙する定常状態では、図2(a)に示すように、給紙ローラ1が用紙Aの送給方向へ回転駆動されるとともに、リタードローラ2が用紙Aの戻し方向へ給紙ローラ1と同方向に回転駆動され、図2(b)に示すように、給紙ローラ1とリタードローラ2の間に噛み込まれた用紙Aが1枚となって、リタードローラ2と用紙A間の摩擦トルクが大きくなると、トルクリミッタ4が作用して、リタードローラ2が用紙の送給方向に従動回転するようになっている。
図3および図4に示すように、前記回転切替機構は、第1の出力部材11と第2の出力部材12が同軸の固定軸13の回りに回転するように配設され、これらの第1と第2の出力部材11、12とに互いに対向するように設けられた傘歯車11a、12aの間に2つの遊星傘歯車14が噛み合わされ、各遊星傘歯車14が、固定軸13の回りに旋回可能な直交軸部材15に設けられた固定軸13と直交する直交軸部材15の軸部15aに回転自在に支持されている。
前記直交軸部材15の中心部には、固定軸13に旋回可能に外嵌される筒部15bが設けられ、先端が筒部15bの端面に凹凸部の嵌まり合いで連結された中間軸16が、回転可能に固定軸13に外嵌されるとともに第2の出力部材12に内嵌されている。中間軸16の後端側は第2の出力部材12の背面側に貫通し、この貫通した中間軸16の後端側の外径面にセレーション状に軸方向へ延びる複数の凹溝16aが設けられ、その外方には、ソレノイド17のオン・オフによって半径方向に進退し、凹溝16aに半径方向から差し込まれて、中間軸16の回転を止めるブレーキ手段としての爪18が設けられている。
図1および図5(a)、(b)に示すように、前記リタードローラ2の回転軸2aは、固定軸13に、第1と第2の出力部材11、12が配設された両側で、支持部材5a、5bによって2点支持されている。各支持部材5a、5bはボルト6で結合されて、固定軸13の回りに回動可能とされ、リタードローラ2が給紙ローラ1へ押し当てられるようにばね7で付勢されている。したがって、定常状態における給紙ローラ1に対するリタードローラ2の平行度とニップ圧を確保することができる。なお、支持部材5bには、中間平歯車2cの軸も支持されている。
図6(a)、(b)は、前記リタードローラ2の回転軸2aの平歯車2bを歯車径が異なるものと交換し、リタードローラ2の回転数を調整した状態を示す。この回転数の調整は、第2の出力部材12の外径面の平歯車12bを歯車径の異なるものと交換することによっても行なえる。なお、平歯車2bの交換に伴って、各支持部材5a、5bも寸法が異なるものと交換されている。
以下に、上述した逆転機構による給紙ローラ1とリタードローラ2への回転の伝達作用を説明する。図3に示したように、前記凹溝16aに爪18を差し込んで中間軸16の回転を止めた定常状態では、中間軸16に連結された直交軸部材15の旋回が止められて、その軸部15aの回りに遊星傘歯車14が自転し、この遊星傘歯車14の自転によって、第1の出力部材11と第2の出力部材12が逆方向に回転する。したがって、この定常状態では、第2の出力部材12の平歯車12bから中間平歯車2cとリタードローラ2の平歯車2bを介して、第1の出力部材11の平歯車11bから給紙ローラ1の平歯車1bを介する給紙ローラ1の回転と同方向の回転がリタードローラ2に伝達され、図2(a)、(b)に示したように、用紙Aが1枚ずつ送給方向へ給紙される。
前記給紙ローラ1とリタードローラ2の間で紙詰まりが生じたときは駆動モータ3を停止し、図7に示すように、前記爪18を凹溝16aから後退させて中間軸16の回転を止めるブレーキ手段を解除する。このときは、第1の出力部材11が回転すると、直交軸部材15が旋回するとともに、遊星傘歯車14がその軸部15aの回りを自転する。これらの旋回トルクと回転トルクは一般的に負荷トルクよりも小さいので、第2の出力部材12には回転が伝達されず、第2の出力部材12は第1の出力部材11の回転と無関係に空転可能となる。したがって、図2(a)、(b)に示した用紙Aの送給方向または戻し方向へ紙詰まりした用紙Aを引き抜くときに、リタードローラ2は引き抜きの抵抗とならず、紙詰まりした用紙Aを破断させることなく小さな引抜力で容易に除去することができる。
上述した実施形態では、回転切替機構の直交軸部材に取り付ける遊星傘歯車の個数を2個としたが、遊星傘歯車の個数は1個または3個以上とすることもできる。
給紙用紙さばき装置の実施形態を示す縦断面図 a、bは、それぞれ図1のII−II線に沿った断面図 図1の回転切替機構を示す縦断面図 図3の回転伝達部の分解斜視図 aは図1のVa−Va線に沿った断面図、bは図1のVb−Vb線に沿った断面図 a、bは、それぞれ図5のリタードローラの回転軸の平歯車を歯車径が異なるものと交換した状態を示す断面図 図3の第2の出力部材に回転を伝達しない状態を示す縦断面図
符号の説明
1 給紙ローラ
2 リタードローラ
1a、2a 回転軸
1b、2b 平歯車
2c 中間平歯車
3 駆動モータ
3a 出力軸
3b 平歯車
4 トルクリミッタ
5a、5b 支持部材
6 ボルト
7 ばね
11 第1の出力部材
12 第2の出力部材
11a、12a 傘歯車
11b、12b 平歯車
13 固定軸
14 遊星傘歯車
15 直交軸部材
15a 軸部
15b 筒部
16 中間軸
16a 凹溝
17 ソレノイド
18 爪

Claims (3)

  1. 供給される用紙を送給方向に給紙する給紙ローラと、供給される用紙を1枚ずつに紙さばきするリタードローラとを対向させて配設して、回転駆動源から伝達される回転力によって、前記給紙ローラを用紙の送給方向へ回転駆動し、前記リタードローラを用紙の戻し方向へ給紙ローラと同方向にトルクリミッタを介して回転駆動し、これらの給紙ローラとリタードローラの間に噛み込まれた用紙が1枚となったときに、前記トルクリミッタが作用して、前記リタードローラが用紙の送給方向に従動回転する給紙用紙さばき装置において、前記回転駆動源から回転力が入力され、前記給紙ローラの回転軸に設けられた平歯車と噛み合う平歯車が外径面に設けられた第1の出力部材と、前記リタードローラの回転軸に設けられた平歯車と中間平歯車を介して噛み合う平歯車が外径面に設けられた第2の出力部材とを、同軸の固定軸の回りに回転するよう配設し、これらの第1と第2の出力部材とに互いに対向する傘歯車を設けて、これらの対向する傘歯車の間に少なくとも1つの遊星傘歯車を噛み合わせ、この遊星傘歯車を前記固定軸の回りに旋回可能な直交軸部材に設けられた固定軸と直交する軸部に回転自在に支持して、この直交軸部材に、前記第2の出力部材に内嵌され、前記固定軸に外嵌された回転可能な中間軸を連結し、この中間軸の回転を止めるブレーキ手段を設けて、このブレーキ手段で中間軸の回転が止められたときに、前記第2の出力部材を前記第1の出力部材と逆方向に回転させて、前記リタードローラを前記給紙ローラと同方向に回転駆動し、前記給紙ローラとリタードローラの間で紙詰まりが生じたときに、前記ブレーキ手段を解除し、前記第2の出力部材に回転力が伝達されないようにして、前記リタードローラにも回転力が伝達されないようにし、前記リタードローラの回転軸を、前記固定軸に、前記第1と第2の出力部材が配設された両側で、支持部材によって2点支持したことを特徴とする給紙用紙さばき装置。
  2. 前記リタードローラの回転軸を2点支持する支持部材を、前記固定軸の回りに回動可能とし、この支持部材を前記リタードローラが前記給紙ローラへ押し当てられるように付勢する手段を設けた請求項1に記載の給紙用紙さばき装置。
  3. 前記第2の出力部材の平歯車またはリタードローラの回転軸の平歯車を、歯車径の異なるものと交換可能とした請求項1または2に記載の給紙用紙さばき装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114572728A (zh) * 2022-03-03 2022-06-03 台州市邦盈纸品有限公司 一种气浮式双棍柔性退纸架

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