JP2008024223A - モータ取り付け構造 - Google Patents

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Takashi Nagano
傑 永野
Tomohisa Hirakawa
智久 平川
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Abstract

【課題】モータとモータ固定側の設計自由度を高めることができるモータ取付け構造を提供すること。
【解決手段】モータアセンブリ(モータ)5と、該モータアセンブリ5が取付けられたギアボックスアセンブリ(モータ固定台)10とを備え、ギアボックスアセンブリ10には、モータアセンブリ5側に伸びるギアボックス側インロー(突部)12が設けられ、モータアセンブリ5側には、前記ギアボックス側インロー12が嵌合する凹部13が設けられ、前記モータアセンブリ5とギアボックスアセンブリ10とが前記ギアボックス側インローと凹部にて嵌合した状態で、該ギアボックス側インローと凹部とが互いにボルト(締結手段)
20によりボルト止めされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動パワーステアリング(EPS:Electric Power Steering)などに適用可能なモータの取り付け構造に関する。
EPSは、日々複雑化する車両に対して搭載する必要があり、また、同じ設計でも異なる車種に取り付けられる場合が多い。このため、EPSの取り付け自由度を高めることが望まれている。
特開2001-180506号公報
従来のモータ取り付け構造を図3に示した。図のようにモータ105側に径方向外側に張り出す締結用突起106を設け、ギアボックス107側(モータ固定側)には締結用突起106と対向する位置に前記締結用突起106に対応した締結部108を設ける。そして締結用突起106と締結部108とをモータの軸方向に向けたボルト109により締結することでモータ105を固定する。
この締結方法ではモータ105から外側に張り出す締結用突起106を設ける必要があり、狭いスペースに設置されるEPSのレイアウト性を低下させるという問題がある。すなわち、車両側の設計変更や、同設計で異なる車種に使用する場合であっても、締結用突起106を設けるスペースを必ず確保しなければならず、取り付け自由度の妨げとなるという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、モータの取り付け自由度を高めることができるモータ取り付け構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のモータ取り付け構造は、モータと、該モータが取り付けられるモータ固定台とを備え、前記モータと前記モータ固定台のいずれか一方には、同他方側に向けて延在する突部が設けられ、同他方側には、前記突部が嵌合する凹部が設けられ、前記モータと前記モータ固定台とが前記突部と凹部にて嵌合した状態で、該凹部と突部とが互いに締結手段により締結されるものである。
本構成は、前記モータと前記モータ固定台とが前記突部と凹部にて嵌合した状態で、該凹部と突部とが互いに締結される(例えばボルト止めされる)構成であるため、従来必要であった締結用突起を設ける必要がない。このため、狭いスペースに設置されるEPSのレイアウト性を低下させることがなく、したがって、車両側の設計変更や、同設計で異なる車種に対する取り付け自由度が向上する。さらに、締結用突起を設ける必要がないため、モータを軽量化することができる。これにより同重量での剛性を高めることが可能となる。モータとモータ固定台とが互いに広面積で嵌合することで剛性を高めることができ、音振動低減に効果がある。なお、モータ側に突部を設け、モータ固定台側に凹部を設けてもよいし、その逆にモータ側に凹部を設け、モータ固定台側に突部を設けてもよい。
更に本発明は、既述のモータ取り付け構造において、前記締結手段による締結方向が、前記モータの径方向から僅かに角度、例えば3−7°、好ましくは約5°が付けられていることを特徴とする。
これにより、締結手段による軸方向の押し付け力を確保することができる。
本発明によれば、モータ及びモータ固定台の一方が他方に嵌合する形状であり、径方向に沿って締結される構成であるため、従来の締結用突起を設ける必要がなくなり、狭いスペースに設置されるEPSのレイアウト性を低下させることなく、車両側の設計変更や、同設計で異なる車種に対して取り付ける際の取り付け自由度を向上させることができる。さらに、従来の締結用突起を設ける必要がないことから軽量化を実現することができ、同じ重量でもボルト本数を増やすことができるとこと、モータとモータ固定台が広い面積で嵌合することにより、剛性を高めることができる。また、剛性向上においてボルト本数を調整してモータの取付け剛性に起因する固有振動モードを抑制することで、振動に対しても有利となり、作動音を改善することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係るモータ取り付け構造について説明する。
図1は本発明の一実施形態として示したモータ取り付け構造の側断面図及び平断面図である。また図2はモータ取り付け状態を説明する分解斜視図である。
本実施形態のモータ取り付け構造において、モータアセンブリ(モータ)5はヨーク6と、ヨーク6の軸方向内側から外側に突出する出力軸7と、出力軸7を環状に取り囲んで同出力軸7と同じ方向に膨出するモータ側インロー8とを備える。ギアボックスアセンブリ(モータ固定台)10は、ハウジング11を備え、ハウジング11からモータアセンブリ5側に向かってギアボックス側インロー(突部)12が突出している。ギアボックス側インロー12は、中心軸を取り囲んで環状に形成されており、その外径はモータ側インロー8の内径と略同一とされていることにより、ギアボックス側インロー12はモータ側インロー8により形成される凹部13に対して嵌合する形状となっている。
モータ側インロー8及びギアボックス側インロー12には、中心軸を挟んで対向する2箇所にボルト孔8a、12aが形成されており、モータ側インロー8とギアボックス側インロー12とが嵌合した状態でボルト孔8aと12aとが一直線上に揃うように構成されている。
このように構成された本実施形態のモータ取り付け構造においては、モータアセンブリ5はギアボックスアセンブリ10に対して以下のように固定される。モータアセンブリ5のモータ側インロー8の内部にギアボックスアセンブリ10のギアボックス側インロー12を挿入することにより、モータアセンブリ5とギアボックスアセンブリ10とを嵌合させる。また、このときボルト孔8aとボルト孔12aとが合うようにモータアセンブリ5の角度を合わせる。次いでボルト孔8a及びボルト孔12aに対してボルト(締結手段)20を螺合させる。本実施形態では、二組設けられたボルト孔8a及びボルト孔12aに対してそれぞれボルト20を螺合させる。これにより、モータアセンブリ5がギアボックスアセンブリ10に対して固定される。
このように、本実施形態のモータ取り付け構造においては、モータアセンブリ5がギアボックスアセンブリ10に嵌合し、ボルト20により締結される構成であるため、モータアセンブリ5の取り付け自由度を高めることができる。すなわち、従来のモータ取り付け構造ではモータにはギアボックスの締結部に対応した締結用突起(図3の符号106参照)を径方向外側に張り出して設け、軸方向に沿ってボルト止めしていた。すなわちボルト固定位置を確保するためにモータ及びギアボックスの取り付の自由度に制限を受けていたが、本実施形態のモータ取り付け構造ではボルトが径方向外側から内側に向かって固定される構成であるから、締結用突起を設ける制限を受けず、狭いスペースに設置されるモータアセンブリ5のレイアウト性を向上させることができる。
また、従来のように径方向外側に張り出す締結用突起を設ける必要が無く、軽量化することができる。特に、従来は締結箇所(ボルト数)を増やすためにはボルトの数に応じて締結用突起を増やす必要があったが、本実施形態では締結用突起を設けることなくボルトによる締結箇所を増やすことができるため、重量の増加を極力抑えたまま、高剛性化が可能である。
さらにまた、モータ側インロー8とギアボックス側インロー12とが互いに広面積で嵌合することで、高い剛性を得ることができる。さらに、上記のように高い剛性を得ることができるため、振動に対しても有利となり、作動音の改善となる。
なお、上記の例では2箇所をボルト20により固定しているが、周方向にさらに固定箇所を増やしてもよい。これにより、モータの取付剛性に起因する固有振動モードの調整が可能で、更に音対策として有効である。また、上記においてはモータアセンブリ5側の凹部13にギアボックスアセンブリ10のギアボックス側インロー12が嵌合する形状を例に挙げたが、上記とは逆に、モータアセンブリ5に設けた突起がギアボックスアセンブリ10側に設けた凹部に嵌合する形状であってもよい。この場合にも上記と同様の効果を得ることができる。また、上記においてはモータ側インロー8及びギアボックス側インロー12を環状に設けたが、環状でなくともよく、モータアセンブリ5とギアボックスアセンブリ10とが互いに他方に嵌合する形状であればよい。
また、変形例として、ボルト方向が径方向から僅かに角度が付くようにボルト孔8a及びボルト孔12aの向きを設定してもよい。これにより、ボルト20に依るモータアセンブリ5の軸方向の押し付け力を確保することができる。
本発明の一実施形態として示したモータ取り付け構造の平面図(a)及び側面図(b)である。 同モータ取り付け構造によるモータ取り付け状態を説明する分解斜視図である。 従来のモータ取り付け構造を示した平面図(a)及び側面図(b)である。
符号の説明
5…モータアセンブリ、10…ギアボックスアセンブリ(モータ固定台)、12…ギアボックス側インロー(突部)、20…ボルト(締結手段)。

Claims (4)

  1. モータと、該モータが取り付けられるモータ固定台とを備え、前記モータと前記モータ固定台のいずれか一方には、他方側に向けて延在する突部が設けられ、同他方側には、前記突部が嵌合する凹部が設けられ、前記モータと前記モータ固定台とが前記突部と凹部にて嵌合した状態で、該凹部と突部とが互いに締結手段により締結されるモータ取り付け構造。
  2. 前記締結手段による前記突部と前記凹部との締結方向が、前記モータの径方向に形成されている、請求項1記載のモータ取り付け構造。
  3. 前記突部に前記凹部が嵌合した部位において、前記突部と前記凹部とが複数の前記締結手段によって締結されてなる、請求項2記載のモータ取り付け構造。
  4. 前記締結手段による締結方向が、前記モータの径方向から僅かに角度が付けられている請求項2又は3に記載のモータ取り付け構造。
JP2006200808A 2006-05-02 2006-07-24 モータ取り付け構造 Pending JP2008024223A (ja)

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