JP2008023297A - 微細発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材 - Google Patents

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【目的】 流動体と共に入れた微細な発泡ビーズがその比重によって浮上動作等する状態を観察して装飾的に利用する部材とそれを応用した物品を提供すること。
【構成】 外部から観察できるように少なくともその一部を透明部とした立体部材1の中に、所定の粘度とされた人体に無害な流動性パラフィンまたはプロピレングリコールのどちらか一方と所定サイズ以内に制限された複数個の発泡ビーズ3とを入れて、立体部材1を傾けた際に生じる比重差と粘度に基づく発泡ビーズ3の浮上動作速度を所望の範囲に制御していることを特徴とする発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材である。
【選択図】図1

Description

本発明は、流動体と共に入れた微細な発泡ビーズがその比重差と粘度によって浮上動作等する状態を観察して装飾的に利用する部材とそれを応用した物品に関するものである。
透明な容器の中に水その他の流動体を入れ、さらに比重差によって浮上・沈降動作する微細物などを入れて、容器を傾けたり逆さまにすることで該動作を起してその様子を観察し楽しむ装飾的物品は多数提案され商品化されている。
特開2005−153191号公報
しかしながら、容器中での浮上・沈降動作を楽しむといっても、単に空中におけるよりもゆっくりしているので観察し易いという程度のものが殆んどであり、使用する流動体と微細物との組合わせにより動作速度等を精密にコントロールしようとするものは存在していなかった。
つまり、流動体の粘性と微細物との組合わせによって動作速度をコントロールすることが技術的に可能であるが、このような関係を正確に捉えて適切な浮上・沈降速度を実現しようとする試みはなされていないのである。
また、流動体内に入った微細物の動作を物理的手段によって制御することでより多様な変化を実現することができるが、このような関係をも加味した開発は殆んどされていないのが実情である。
特許文献1は、ゲル中に配置する装飾体について述べているが、流動体の粘性と微細物のサイズ等の条件を適切に組合わせて望ましい動作を実現するような技術開示はなされていない。
本発明は上記したような従来技術の課題を解消すべく研究を重ねて創案されたものであり、特定範囲の粘性を持つように規定された流動性パラフィンまたはプロピレングリコールのような流動体とそのサイズや比重を厳密に管理された発泡ビーズのような微細物との組合わせによって、従来似ないより繊細な動作を実現して美感や面白さの向上を実現したものであり、具体的には以下の如くである。
(1) 外部から観察できるように少なくともその一部を透明部とした立体部材の中に、所定の粘度とされた人体に無害な流動性パラフィンまたはプロピレングリコールのどちらか一方と所定サイズ以内に制限された複数個の発泡ビーズとを入れて、立体部材を傾けた際に生じる比重差と粘度に基づく発泡ビーズの浮上動作速度を所望の範囲に制御していることを特徴とする発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
(2) 流動性パラフィンやプロピレングリコールの粘度が37.8℃において20平方mm/秒〜30平方mm/秒であり、発泡ビーズのサイズが直径で0.3mm〜1mmとされていることから、容器内における発泡ビーズの浮上動作速度が2mm/秒〜4mm/秒の範囲で任意に制御可能とされていることを特徴とする前記(1)項に記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
(3) 立体部材が柔軟性素材により形成された容器であることを特徴とする前記(1)項又は(2)項に記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
(4) 立体部材が硬質性素材により形成されたものであり、発泡ビーズの浮上動作を制御する調整手段をも備えたものであることを特徴とする前記(1)項又は(2)項に記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性容器。
(5) 発泡ビーズの浮上動作を物理的に制御する調整手段を容器内に設置することで発泡ビーズの浮上動作に多様な変化を与え得るようにしたことを特徴とする前記(1)項〜(4)項の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
(6) 立体部材の透明部を通して観察できる背景部分に色彩や絵柄模様を施しており、発泡ビーズの浮上動作によって該背景部分が隠されることにより、観察される色彩や絵柄模様が変化することを特徴とする前記(1)項〜(5)項の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
(7) 立体部材が小物入れやビニールポーチ、筆入れ、チューインガムケース、キーホルダー用マスコット類、シール、柔軟性素材により形成されたペットボトルカバー、店舗・ドア用サインなどに応用されていることを特徴とする前記(1)項〜(6)項の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
(8) 立体部材が印鑑ホルダーやキーホルダー、ボールペン、シャープペンシル、キーライト、キーホルダーなどに応用されていることを特徴とする前記(1)項〜(6)項の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
(9) 流動性パラフィンやプロピリングリコールに透明性の着色を施していることを特徴とする前記(1)項〜(8)項の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
(10) サイズや比重に差のある発泡ビーズを混在させることで立体部材内での浮上動作に変化を付けたことを特徴とする前記(1)項〜(9)項の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
(11) 比重差により流動性パラフィンやプロピレングリコール内を沈降動作する素材をも中に入れていることを特徴とする前記(1)項〜(10)項の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
外部から観察できるように少なくともその一部を透明部とした立体部材の中に、所定の粘度とされた人体に無害な流動性パラフィンまたはプロピレングリコールのどちらか一方と所定サイズ以内に制限された複数個の発泡ビーズとを入れて、立体部材を傾けた際に生じる比重差と粘度に基づく発泡ビーズの浮上動作速度を所望の範囲に制御していることにより、流動性パラフィンやプロピレングリコール内での発泡ビーズの浮上動作速度を任意にコントロールして望ましい装飾効果を得ることができる。
流動性パラフィンやプロピレングリコールの粘度が37.8℃において20平方mm/秒〜30平方mm/秒であり、発泡ビーズのサイズが直径で0.3mm〜1mmとされていることから、容器内における発泡ビーズの浮上動作速度が2mm/秒〜4mm/秒の範囲で任意に制御可能とされていることにより、容易かつ確実に発泡ビーズの浮上動作をコントロールして望ましい製品を得ることができる。
立体部材が柔軟性素材により形成された容器であることにより、このような素材で形成された多様な物品に対して本発明を応用することができるようになる。
立体部材が硬質性素材により形成されたものであり、発泡ビーズの浮上動作を制御する調整手段をも備えたものであることにより、このような素材で形勢される多様な物品に関しても同様に本発明を応用することが可能となる。
発泡ビーズの浮上動作を物理的に制御する調整手段を容器内に設置することで発泡ビーズの浮上動作に多様な変化を与え得るようにしたことで、流動性パラフィンやプロピレングリコールと発泡ビーズとの組合わせだけでは実現し難い変化に富んだ動きをも実現することができるようになる。
立体部材の透明部を通して観察できる背景部分に色彩や絵柄模様を施しており、発泡ビーズの浮上動作によって該背景部分が隠されることにより、観察される色彩や絵柄模様が変化することで、部材の色彩や絵柄模様をも利用した動きのある装飾効果性の向上を実現することができるようになる。
立体部材が小物入れやビニールポーチ、筆入れ、チューインガムケース、キーホルダー用マスコット類、シール、柔軟性素材により形成されたペットボトルカバー、店舗・ドア用サインなどに応用されていることで、実用性も兼ねた物品への本発明の応用がなされることになる。
立体部材が印鑑ホルダーやキーホルダー、ボールペン、シャープペンシル、キーライト、キーホルダーなどに応用されていることで、筆記具や文具類などに関しての本発明の利用がなされることになる。
流動性パラフィンやプロピレングリコールに透明性の着色を施していることで、より視覚的な美的表現が可能なものとして本発明を実施することは可能となる。
サイズや比重に差のある発泡ビーズを混在させることで立体部材内での浮上動作に変化を付けたことにより、多様な動きが複合した状態を実現しより装飾性や面白さを高めたものとして本発明を実現することができるようになる。
比重差により流動性パラフィンやプロピレングリコール内を沈降動作する素材をも中に入れていることにより、異なる方向への動作変化をも加味したことによる装飾性及び面白さを向上した本発明が実現するようになる。
上記してきたような本発明の具体的な実施形態の若干例を添付図面などを利用しながら以下において説明する。
図1は、本発明の立体部材1として、ミニチュアサイズのビールジョッキ2の形状を利用する場合の1例を示したものである。
ここでのミニチュアビールジョッキ2の大きさは、キーホルダーやストラップなどのマスコット部材として採用することを想定するものであることから、縦横奥行き共に2〜3cm程度、大きくても5cm程度のものとなっている。
このミニチュアビールジョッキ2は透明なプラスチック素材などにより形成されたものであり、内部を中空とされ流動パラフィン3やポリプロピレングリコールを充填すると共に微細な白色の発泡ビーズ4を多数個入れ、さらに微細発泡ビーズ4の浮上動作を実際のビールの泡立ちらしくコントロールするために物理的な制御手段5もジョッキの底部に配置させている。
この制御手段5はその内部に入り込んで溜められた微細発泡ビーズ4を少量ずつ浮上動作させるようにコントロールするもので、比較的大量の微細発泡ビーズ4が一気に浮上してジョッキ2上部の泡層を形成した後にもジョッキ2底部からの少量の微細泡上昇動作を模さしめることで、現実のビールジョッキに注がれたビールの状態をリアルに再現しようとするものである。
充填される流動パラフィン3やポリプロピレングリコールは本来的には無色透明な液体であるが、適宜な色素を混ぜ合わせることで望ましいカラー付けをすることができることを発明者は確認している。図1の場合にも現実のビール同様な透明な黄金色の着色が可能である。
ミニチュアビールジョッキ2自体を透明な黄金色のプラスチックとなるように着色することも考えられるが、白色の微細泡層として表現されるべきジョッキ2上部においても白色微細発泡ビーズ4に色が付いてしまい好ましくない。
また、発泡ビーズ4の大きさと流動性パラフィン3やポリプロピレングリコールの粘度との関係は、例えば、図1のミニチュアビールジョッキ2において現実同様の泡の浮上動作を再現する上で重要な役割を果たす。つまり、ビーズ4のサイズが大きすぎたり、粘度との関係で浮上速度が速すぎたりすると、リアルなビールの泡立ち状況を再現することはできなくなるのである。
つまり、ビールジョッキ2はあくまでもミニチュアサイズのものなので、現実のものに対する縮尺関係によりリアルな泡立ち状況再現のためのビーズ4の大きさや流動パラフィン3やポリプロピレングリコールの粘度は変えられるべきものである。具体的には、より小さな縮尺関係にある場合にはビーズ4のサイズを小さくし、流動パラフィン3やポリプロピレングリコールの粘度も大きくしてミニチュアジョッキ2に対して速すぎる泡浮上動作とならないように配慮するが、比較的大きなサイズのミニチュアであれば、ビーズ4のサイズも若干大きめでよく、流動パラフィン3やポリプロピレングリコールの粘度もそれ程大きくしない方がかえってリアルな泡立ちが再現されるのである。
本発明では、特にこの流動パラフィン3やポリプロピレングリコールの粘度と発泡ビーズ4のサイズとを厳密に所定範囲内に納まるように調整管理して、立体部材1(ミニチュアビールジョッキ2)をさまざまに傾けたりした際に生じる多数の発泡ビーズ4の移動動作を好ましいものに制御しようとするものである。
なお、ここでの流動パラフィン3やポリプロピレングリコールは食品添加物規格に合格した人体への安全性の高いものを採用するものとしている。
すなわち、具体的には気温37.8℃における粘度が20平方mm/秒〜30平方mm/秒とされた流動パラフィン3やポリプロピレングリコールを採用し、発泡ビーズ4は略球状であって直径が0.3mm〜1mmの範囲にあるものを採用する。
そして、このような範囲において適宜な組合わせを選択することで、立体部材1(ミニチュアビールジョッキ2)内において発泡ビーズ4を2mm/秒〜4mm/秒の速度で任意に移動動作させることが実現するのである。
ただし、ここで流動パラフィン3やポリプロピレングリコールの粘度および発泡ビーズ4の形状やサイズについて所定の幅を持って表現しているが、実際の製品化の場合には所望の移動動作速度を実現するために特定数値の粘度とサイズの選択を行うものである。この範囲内であれば異なるサイズの発泡ビーズ4が適当に混合しても良いというものではなく、あくまでも所定数値の移動速度を実現するために上記範囲内での特定数値の組合わせを正確に行うことが本発明上の重要なポイントである。
また、仮に上記範囲内において異なるサイズの発泡ビーズ4を混合させるとしても、それは立体部材1内での移動(浮上)速度に差を設けることによる動作の視覚的変化を狙うものであるから、その効果を確実に実現するために混合比率を正確にコントロールすることが本発明では重要である。
上記した範囲条件内で適切な粘度およびサイズに調整した流動パラフィン3やポリプロピレングリコールと発泡ビーズ4を縦横高さ共に数cm程度の図1のような立体部材1(ミニチュアビールジョッキ2)に充填し、これを傾けたり、逆さまにしたりすると、比重差によって微細な発泡ビーズ4は浮上動作するが、この浮上動作速度を所望のものとすることで、ミニチュアサイズでありながらもリアルな微細泡浮上動作が立体部材1(ミニチュアビールジョッキ2)内で実現されることになる。
浮上速度を流動パラフィン3やポリプロピレングリコールの粘度と発泡ビーズ4のサイズとの特定の組合わせによってコントロールすることで、さまざまな形状やサイズの立体部材1においてもそれぞれに好ましいリアルさを実現した微細泡浮上動作が実現できるようになるのである。
また、図示はしていないが、例えば、カラフルな色彩等を付した別の微細小片をも採用するものとして、その形状やサイズに変化を付けると共に流動パラフィン3やポリプロピレングリコールとの比重差(流動パラフィン3やポリプロピレングリコールより軽くても重くても良い)についても白色の微細発泡ビーズ4とは別の関係性を持たせるものとすることで、立体部材1内においてさまざまな速度を持たせて浮上動作や沈降動作を行わせることが可能である。
このように多様な動作が微細発泡ビーズ4の浮上動作と複合することで、本発明の立体部材1内において装飾性に富んだ変化を観察することができるのである。
図2は、本発明の立体部材1としてボールペンのような筆記具6の筆記軸部に採用する場合の1例を示したものである。すなわち、筆記軸部の一部を透明なプラスチック素材などにより中空の円筒状となし、その内部に流動性パラフィン3やポリプロピレングリコールと微細発泡ビーズ4を入れて本発明を実施するものである。
この場合にも物理的な制御手段5を用いて泡の浮上動作に変化を与え、さらに他のキャラクター部材7などと合わせることでより装飾性や趣味性を向上したものとすることができるのである。
さらに、図3は印鑑などのスタンプ8の軸部分に同様な関係で本発明を実施した場合の1例を示したものであり、図4はペンライト9に応用した場合の1例を示したものである。
このように、本発明はさまざまな日用品において応用可能なものであると理解される。
図5は、小物入れとなるポーチ10の表面側に本発明を応用した例を示している。流動パラフィン3やポリプロピレングリコールの中での発泡ビーズ4の比重差による動作は硬質な立体部材1においてのみではなく、軟質なビニール素材などで形成した図示のような構造物においても十分に実現可能である。
このような軟質素材による立体部材1に本発明を応用することで非常に多くの種類の物品に対してもその装飾性を発泡ビーズ4の動的変化によって向上させることが可能となるのである。
つまり、図5は煙草入れなどに相応しい小物入れポーチ10であるが、同様の構造で図6に示すようなソフト素材によるペンケース11に応用することも可能であり、同様な応用例は他にも多数考えることができる。
図7は、本発明をシール・マグネット・ストラップ12に採用する場合の1例を示している。すなわち、清涼飲料の入ったカップの形状をかたどったもので、発泡ビーズ4の動きによって炭酸気泡の動作が再現されているものである。図8は、同様のシール・マグネット・ストラップ12において、ソフトクリームの形状をかたどる場合について示している。図7と同様に微細の発泡ビーズ4の動作によってソフトクリームが表現されるようになっているものである。
以上説明してきたように、本発明の立体部材はさまざまな物品に対してその装飾性や面白さ、趣味性を向上するために応用することができ、多くの工夫と組合わせることで新しい製品群を提供することが可能となるものである。
したがって、市場において新たな需要を多く産み出す可能性を秘めたものとして、その産業上の利用可能性において優れた発明であると理解されるべきものである。
本発明をミニチュアのビールジョッキに応用した場合の1例を示した図面である。 本発明をボールペンのような筆記具6の筆記軸部に採用する場合の1例を示したものである。 印鑑などのスタンプ類の軸部分に同様な関係で本発明を実施した場合の1例を示したものである。 ペンライトに応用した場合の1例を示したものである 小物入れとなるポーチの表面側に本発明を応用した例を示したものである。 ソフト素材によるペンケースに本発明を応用する場合を示したものである。 本発明をシール・マグネット・ストラップに採用する場合の1例を示している。 本発明を別な形状のシール・マグネット・ストラップに採用する場合の1例を示している。
符号の説明
1 本発明の立体部材
2 ミニチュアビールジョッキ
3 流動性パラフィンまたはポリプロピレングリコール
4 微細発泡ビーズ
5 物理的制御手段
6 ポールペンのような筆記具
7 キャラクター部材
8 印鑑などのスタンプ
9 ペンライト
10 小物入れポーチ
11 ソフト素材ペンケース
12 シール・マグネット・ストラップ

Claims (11)

  1. 外部から観察できるように少なくともその一部を透明部とした立体部材の中に、所定の粘度とされた人体に無害な流動性パラフィンまたはプロピレングリコールのどちらか一方と所定サイズ以内に制限された複数個の発泡ビーズとを入れて、立体部材を傾けた際に生じる比重差と粘度に基づく発泡ビーズの浮上動作速度を所望の範囲に制御していることを特徴とする発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
  2. 流動性パラフィンやプロピレングリコールの粘度が37.8℃において20平方mm/秒〜30平方mm/秒であり、発泡ビーズのサイズが直径で0.3mm〜1mmとされていることから、立体部材における発泡ビーズの浮上動作速度が2mm/秒〜4mm/秒の範囲で任意に制御可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
  3. 立体部材が柔軟性素材により形成された容器であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
  4. 立体部材が硬質性素材により形成されたものであり、発泡ビーズの浮上動作を制御する調整手段をも備えたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性容器。
  5. 発泡ビーズの浮上動作を物理的に制御する調整手段を立体部材内に設置することで発泡ビーズの浮上動作に多様な変化を与え得るようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
  6. 立体部材の透明部を通して観察できる背景部分に色彩や絵柄模様を施しており、発泡ビーズの浮上動作によって該背景部分が隠されることにより、観察される色彩や絵柄模様が変化することを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
  7. 立体部材が小物入れやビニールポーチ、筆入れ、チューインガムケース、キーホルダー用マスコット類、シール、柔軟性素材により形成されたペットボトルカバー、店舗・ドア用サインなどに応用されていることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
  8. 立体部材が印鑑ホルダーやキーホルダー、ボールペン、シャープペンシル、キーライト、キーホルダーなどに応用されていることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
  9. 流動性パラフィンやプロピレングリコールに透明性の着色を施していることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
  10. サイズや比重に差のある発泡ビーズを混在させることで立体部材内での浮上動作に変化を付けたことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
  11. 比重差と粘度により流動性パラフィンやプロピレングリコール内を沈降動作する素材をも中に入れていることを特徴とする請求項1〜請求項10の何れか1つに記載の発泡ビーズの動きを利用した装飾性立体部材。
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