JP3139133U - 内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造を提供する。
【解決手段】
主に透明の中空球体内部に少なくとも一種類の液体及び少なくとも一つの装飾品を設置し、該装飾品は重り及び該重りの上に設ける造形体を具有する。該重りの密度は該造形体の密度より大きく、且つ重りの密度は前記液体の密度より大きく或いは小さくすることができ、該装飾品が該球体内の液体の中で漂い、動くことができる。
【選択図】 図2
【解決手段】
主に透明の中空球体内部に少なくとも一種類の液体及び少なくとも一つの装飾品を設置し、該装飾品は重り及び該重りの上に設ける造形体を具有する。該重りの密度は該造形体の密度より大きく、且つ重りの密度は前記液体の密度より大きく或いは小さくすることができ、該装飾品が該球体内の液体の中で漂い、動くことができる。
【選択図】 図2
Description
本考案は玩具ボールに関し、特に球体の中に液体及び装飾品を設け、装飾品が液体の中で漂い動くことで、視覚上装飾効果のある設計の構造に関する。
図1に示すのは、従来技術の玩具ボールである。透明の中空球体Aの中に造形物Bを入れ、該造形物Bと一体成形する棒B1を具有する。球体Aを成型する前に、該棒B1を型の中に差込み、中空球体Aを成型した後、造形物Bの棒B1はボールの内側壁に固定する。更に球体Aの表にある開口口より液体を球体Aの中に注入し、開口口が閉鎖されると、造形物Bは液体と共に球体内に密封される。
前記の玩具ボール内に造形物を設置するものは、中身が詰まっている弾力性のあるボールより新鮮感はあるが、球体内に造形物を固定して設置しているため、ボールを投げても、造形物は元の位置にあり、球体内で何ら変化が発生しない単調なものである。子供は暫く遊ぶと、すぐに新鮮感がなくなるため、改善する必要があった。
登録実用新案第3135480号明細書
中空の球体内に、随時位置が変わる装飾物を具有し、玩具ボールの面白みを高め、及び装飾の役割も果たす玩具ボールを提供することが、本考案の主な目的である。
本考案の主な特徴は、装飾品を液体と一緒に中空の球体内に入れ、装飾品は固定されず、液体の浮力を利用して漂わせる。但し、装飾品はだるまのように揺れ動くが、倒れない。よって、玩具ボールが投げられたり、遊ばれて回転或いは移動するなどにより位置が変わっても、該装飾品はボールの密閉された空間の中で、液体に従って漂い動くが倒れることがないため、ビジュアル及び面白みの効果が高まる。
本考案の技術手段は、透明の中空球体内部に少なくとも一種類の液体及び少なくとも一つの装飾品を設置し、該装飾品は重り及び該重りの上に設ける造形体を具有する。該重りの密度は該造形体の密度より大きくすることで、装飾品の重心が下方に位置する。且つ重りの密度は前記液体の密度より大きく或いは小さくすることができ、該重りを介し、該装飾品はだるまのように、該球体内の液体の中で漂い動くことができる。
本考案が中空の球体内に充填する液体は、水或いはオイルのような単一密度の液体とすることができ、該球体内部を充満する。また、オイルと水のように、同時に二つの異なる密度の液体を一緒に中空球体内に充填することができる。密度の小さい液体は密度の大きい液体の上に浮かび、該二つの異なる密度の液体に、それぞれ異なる色の顔料を混ぜることで、球体内にくっきりと二つの区域が現れる。
本考案の球体内に設けた装飾品の重りの密度は、該単一液体の密度より大きく或いは小さくすることができる。重りの大小及び密度を調整し、装飾品の密度を単一液体の密度より大きくさせると、該装飾品は沈むため、重りが球体の内壁に接触する。逆に装飾品の密度を単一液体の密度より小さくすると、該装飾品は液体の中で浮かぶようになる。
本考案の球体内に比較的大きい密度の第一液体と、比較的小さい密度の第二液体を充填するとき、重りの大小及び密度を調整し、装飾品の密度を第一及び第二液体の密度の間にあるように調整することで、装飾品が第一液体及び第二液体の界面に浮かぶようになる。また、重りの大小及び密度を調整し、装飾品の密度を第一及び第二液体より大きく調整すると、該装飾品が沈み、球体の内壁に接触する。
本考案の提供する装飾品について、重りの上に設けられる造形体は船や鴨、人形などの物品や、動物などにすることができる。また、前記液体の中に金色の粉やスパンコールのような光物を入れることで、光線を反射することができ、液体が球体内で流動する際、金色の粉やスパンコールなどが液体に沿って漂うことで、キラキラと光るビジュアル美感がアップする。
本考案の透明の中空球体内に少なくとも一種類の液体を注入し、装飾品が一種類或いは二種類の液体の中で漂うことができる。玩具ボールは投げて遊ぶことができると同時に、装飾効果も具有する。また、液体の内部に小魚や藻などの形状の、きらめく装飾品を入れると、海底の世界を作り出すこともできる。
本考案は透明の中空球体内部に少なくとも一種類の液体及び少なくとも一つの装飾品または光を反射するものを設置し、該装飾品は重り及び該重りの上に設ける造形体を具有する。該重りの密度は該造形体の密度より大きく、且つ重りの密度は前記液体の密度より大きく或いは小さくすることができ、該装飾品が該球体内の液体の下に沈む、或いは液体の中で漂い動くことができる。
本考案による内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。
図2は本考案の第一実施例の平面断面図である。透明の中空球体1の中に一種類の液体2及び一つの装飾品5を入れてから球体1は完全に密閉することで、液体が漏れるのを防ぐ。装飾品5とは重り51及び該重り51の上に設ける造形体52である。該重り51の密度は造形体52の密度より大きくすべき。重り51は金属或いは非金属の材料で作られる。該造形体52は船、鴨、人形に動物などの造形ができる。球体1は透明のポリウレタン(PU)で作ることができ、該球体が型の中で成形する前に、まず前述の装飾品5を型の内部に入れる。そして、溶解したPU材料を型の中に入れ、中空の球体1を成型すれば、装飾品5は球体の内部空間に位置することになる。該球体1成型後は、液体2を注入するための開口口(図に未掲載)を保留する。液体2を球体1内部空間一杯に注入してから、開口口を密閉する。重り51の密度は液体2の密度より大きく或いは小さくすることができる。重り51の大小及び密度を調整し、装飾品5の密度が単一液体2の密度より大きいとき、該装飾品5は沈み、重りが球体の内壁に接触する。逆に装飾品5の密度が単一液体2の密度より小さいとき、該装飾品5は液体2の中で浮かぶ。
図3に示すのは本考案の第二実施例の平面断面図である。該構造は図2に示すものとほぼ同じである。異なるのは、中空球体内に二種類の異なる密度の第一液体3及び第二液体4を注入している。本考案の実施例で、該第一液体3は水、該第二液体4はオイルにすることができる。よって、第一液体3の密度が第二液体4の密度より大きい。本考案では重り51の大小及び密度を調整することができ、該装飾品5の密度を第一液体3及び第二液体4の密度の間に調整すれば、装飾品5は第一液体3及び第二液体4の界面で浮かぶ。また、重り51の大小及び密度を調整し、装飾品5の密度が第一及び第二液体より大きくすると、装飾品5を球体の内壁に接触するまで沈ませることもできる。
第一液体3及び第二液体4の内部にそれぞれ異なる色の顔料を入れると、見た目くっきりと二つの区域に分けられる。このほか、球体内に一種類或いは二種類の液体、いずれを充填しても、該液体内に別途金色の粉やスパンコール、藻の造形物、水中生物などの装飾品を入れることができ、球体内の造形を豊かにする。
図4に示すのは、本考案の装飾品5に含まれる重り51と造形体52の組合せ構造である。造形体52の底部に複数の突起521を設け、重り51の上に、複数の該突起521に対応する穴511を設ける。また、該突起と穴の表面、及び造形体52の下と重り51の上、いずれも粘着剤を塗布し、造形体と重りを粘着固定する。造形体と重りを結合する方法は、ほかのいずれの適切な技術を用いることができる。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者は、固定構造の変更などの適当な変更および調整を行うことができ、これらの変更および調整を行っても本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 球体
2 液体
3 第一液体
4 第二液体
5 装飾品
51 重り
511 穴
52 造形体
521 突起
2 液体
3 第一液体
4 第二液体
5 装飾品
51 重り
511 穴
52 造形体
521 突起
Claims (10)
- 透明の中空球体及び液体、装飾品を含み、
液体は該球体内に充填し、
重り及び該重りの上に設ける造形体を具有し、該重りの密度は該造形体の密度より大きく、該装飾品を球体内に入れ、該液体の中で漂い動くことを特徴とする内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造。 - 前記液体は単一の密度を具有し、該球体の内部を充満することを特徴とする請求項1記載の内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造。
- 第一液体及び第二液体を含み、該第一液体の密度は第二液体の密度より大きく、二種類の液体が共に該球体の内部に充満することを特徴とする請求項1記載の内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造。
- 前記重りの密度は該液体の密度より大きくすることを特徴とする請求項1或いは請求項2記載の内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造。
- 前記重りの密度は該液体の密度より小さくすることを特徴とする請求項1或いは請求項2記載の内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造。
- 前記重りの密度は該第一液体の密度より小さく、第二液体の密度より大きくすることを特徴とする請求項3記載の内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造。
- 前記重りの密度は該第一液体の密度より大きくすることを特徴とする請求項3記載の内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造。
- 前記第一液体と第二液体は異なる色を具有することを特徴とする請求項3記載の内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造。
- 前記第一液体は水、第二液体はオイルであることを特徴とする請求項3記載の内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造。
- 前記第一液体は水、第二液体はオイルであることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造。
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---|---|---|---|
JP2007008907U JP3139133U (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造 |
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JP2007008907U JP3139133U (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造 |
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JP2007008907U Expired - Fee Related JP3139133U (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 内部に装飾品が浮かぶ玩具ボールの構造 |
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JP (1) | JP3139133U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102151410A (zh) * | 2010-02-11 | 2011-08-17 | 马克·J·切尔尼克 | 玩具球 |
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2007
- 2007-11-16 JP JP2007008907U patent/JP3139133U/ja not_active Expired - Fee Related
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