JP2008022949A - 空間安定ベッド - Google Patents
空間安定ベッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008022949A JP2008022949A JP2006196573A JP2006196573A JP2008022949A JP 2008022949 A JP2008022949 A JP 2008022949A JP 2006196573 A JP2006196573 A JP 2006196573A JP 2006196573 A JP2006196573 A JP 2006196573A JP 2008022949 A JP2008022949 A JP 2008022949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed frame
- bed
- linear actuator
- linear
- inertia
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、ベッドフレームに設けた慣性装置を用い、各脚部に設けたリニアアクチュエータを制御し、ベッドフレームの空間安定を行うことを目的とする。
【解決手段】本発明による空間安定ベッドは、ベッドフレーム(1)に慣性装置(10)と制御装置(11)を設け、各脚部(4)にリニアアクチュエータ(5)を設け、慣性装置(10)の慣性信号(10a)を用いて各リニアアクチュエータ(5)を制御し、ベッドフレーム(1)を常に水平に保つようにした構成である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明による空間安定ベッドは、ベッドフレーム(1)に慣性装置(10)と制御装置(11)を設け、各脚部(4)にリニアアクチュエータ(5)を設け、慣性装置(10)の慣性信号(10a)を用いて各リニアアクチュエータ(5)を制御し、ベッドフレーム(1)を常に水平に保つようにした構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、空間安定ベッドに関し、特に、慣性装置、制御装置及びリニアアクチュエータを用いて、移動時のベッドフレームの水平姿勢を保ち、絶対安静患者等を安全に搬送することができるようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたベッドとしては、特許文献等を特に示していないが、一般に、ベッドフレームに設けられた各脚部の下部にはローラが設けられ、マット上に患者をのせて、搬送していた。
従来のベッドは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、各脚部には直接ローラが設けられていたため、床上でベッドを移動すると、床の凹凸によってベッドが上下動あるいは揺動することになり、例えば、重症又は絶対安静等の患者を搬送することは極めて困難であった。
すなわち、各脚部には直接ローラが設けられていたため、床上でベッドを移動すると、床の凹凸によってベッドが上下動あるいは揺動することになり、例えば、重症又は絶対安静等の患者を搬送することは極めて困難であった。
本発明による空間安定ベッドは、マットを有するベッドフレームと、前記ベッドフレームの脚部に設けられた複数のリニアアクチュエータと、前記リニアアクチュエータの下部に設けられたローラと、前記ベッドフレームに設けられた慣性装置及び制御装置と、を備え、前記ベッドフレームの移動時における姿勢を前記慣性装置で検出し、前記慣性装置からの慣性信号に基づき前記制御装置を介して前記各リニアアクチュエータが駆動され、前記ベッドフレームの水平状態を保つようにした構成であり、また、前記リニアアクチュエータはボールスクリュ型により構成され、かつ、直線位置センサが設けられている構成である。
本発明による空間安定ベッドは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ベッドフレームに設けられた慣性装置及び制御装置によって脚部に設けられたリニアアクチュエータの動作を制御し、ベッド移動時におけるベッドフレームの水平姿勢(空間安定)を保つことができ、重傷及び絶対安静等の患者の安全な搬送を行うことができる。
従って、病院内における各設備のレイアウトも、従来よりも都合の良いように変更でき、レイアウトの自由度を上げることができる。
すなわち、ベッドフレームに設けられた慣性装置及び制御装置によって脚部に設けられたリニアアクチュエータの動作を制御し、ベッド移動時におけるベッドフレームの水平姿勢(空間安定)を保つことができ、重傷及び絶対安静等の患者の安全な搬送を行うことができる。
従って、病院内における各設備のレイアウトも、従来よりも都合の良いように変更でき、レイアウトの自由度を上げることができる。
本発明は、慣性装置、制御装置及びリニアアクチュエータを用いて、移動時のベッドフレームの水平姿勢を保ち、絶対安静患者等を安全に搬送することができるようにした空間安定ベッドを提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による空間安定ベッドの好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは、全体形状で長方形の枠形をなすベッドフレームであり、このベッドフレーム1上には、患者2をのせるためのマット3が設けられている。
図1において符号1で示されるものは、全体形状で長方形の枠形をなすベッドフレームであり、このベッドフレーム1上には、患者2をのせるためのマット3が設けられている。
前記ベッドフレーム1の下部の四隅に設けられた各脚部4には、リニアアクチュエータ5が設けられ、各リニアアクチュエータ5の伸縮によってベッドフレーム1の高さが変えられるように構成されている。
前記各リニアアクチュエータ5には、図示していないが、周知のLVDT等からなる直線位置センサ6が設けられ、このリニアアクチュエータ5の下部にはキャスタとしてのローラ7が設けられている。
前記各リニアアクチュエータ5には、図示していないが、周知のLVDT等からなる直線位置センサ6が設けられ、このリニアアクチュエータ5の下部にはキャスタとしてのローラ7が設けられている。
前記ベッドフレーム1の下面には、周知の慣性装置10と制御装置11が設けられ、この慣性装置10はジャイロ12、加速度計13を有して構成され、電源部14Aからの電源によって駆動されるように構成されている。
前記制御装置11は、前記慣性装置10からの慣性信号10aが入力されることにより制御演算部14で必要とする演算が行われ、駆動部15では前記制御演算部14からの制御信号14aに基づき各リニアアクチュエータ5の伸縮駆動が行われる。
尚、各リニアアクチュエータ5に設けられている直線位置センサ6からの位置信号6aは前記制御装置11に入力され、各リニアアクチュエータ5の駆動に用いられている。
尚、各リニアアクチュエータ5に設けられている直線位置センサ6からの位置信号6aは前記制御装置11に入力され、各リニアアクチュエータ5の駆動に用いられている。
従って、前述の構成において、ベッドフレーム1のマット3上に患者2をのせて、ベッドフレーム1を押すと、各ローラ7を介してベッドフレーム1は移動するが、この場合、床面の凹凸によって脚部4を介してベッドフレーム1の水平状態が変化しようとするが、この変化状態は迅速に慣性装置10によって検出され、制御装置11によって各リニアアクチュエータ5が伸縮駆動され、ベッドフレーム1は常に水平に保たれ、患者2の水平姿勢を保つことができ、任意の場所への搬送が可能となる。
1 ベッドフレーム
3 マット
4 脚部
5 リニアアクチュエータ
6 直線位置センサ
7 ローラ
10 慣性装置
11 制御装置
3 マット
4 脚部
5 リニアアクチュエータ
6 直線位置センサ
7 ローラ
10 慣性装置
11 制御装置
Claims (2)
- マット(3)を有するベッドフレーム(1)と、前記ベッドフレーム(1)の脚部(4)に設けられた複数のリニアアクチュエータ(5)と、前記リニアアクチュエータ(5)の下部に設けられたローラ(7)と、前記ベッドフレーム(1)に設けられた慣性装置(10)及び制御装置(11)と、を備え、
前記ベッドフレーム(1)の移動時における姿勢を前記慣性装置(10)で検出し、前記慣性装置(10)からの慣性信号(10a)に基づき前記制御装置(11)を介して前記各リニアアクチュエータ(5)が駆動され、前記ベッドフレーム(1)の水平状態を保つようにしたことを特徴とする空間安定ベッド。 - 前記リニアアクチュエータ(5)はボールスクリュ型により構成され、かつ、直線位置センサ(6)が設けられていることを特徴とする請求項1記載の空間安定ベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006196573A JP2008022949A (ja) | 2006-07-19 | 2006-07-19 | 空間安定ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006196573A JP2008022949A (ja) | 2006-07-19 | 2006-07-19 | 空間安定ベッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008022949A true JP2008022949A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39114219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006196573A Pending JP2008022949A (ja) | 2006-07-19 | 2006-07-19 | 空間安定ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008022949A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101245361B1 (ko) * | 2011-03-10 | 2013-03-19 | 김태유 | 환자용 침대 |
KR101684940B1 (ko) * | 2015-12-29 | 2016-12-12 | 가천대학교 산학협력단 | 자동 수평유지 스트레쳐 장치 및 이를 이용한 스트레쳐의 자동 수평유지 방법 |
KR102229718B1 (ko) * | 2020-07-06 | 2021-03-18 | 이용욱 | 운구용 이동 대차 |
-
2006
- 2006-07-19 JP JP2006196573A patent/JP2008022949A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101245361B1 (ko) * | 2011-03-10 | 2013-03-19 | 김태유 | 환자용 침대 |
KR101684940B1 (ko) * | 2015-12-29 | 2016-12-12 | 가천대학교 산학협력단 | 자동 수평유지 스트레쳐 장치 및 이를 이용한 스트레쳐의 자동 수평유지 방법 |
KR102229718B1 (ko) * | 2020-07-06 | 2021-03-18 | 이용욱 | 운구용 이동 대차 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2020509454A (ja) | 転動装置を組み込んだ機構を自律的に再配置する転動装置および方法 | |
WO2014175340A1 (ja) | ベッド装置 | |
EP2898865B1 (en) | Care method and care robot used therein | |
ATE531313T1 (de) | System zur steuerung einer haptischen exoskelettvorrichtung zu rehabilitationszwecken und entsprechende haptische exoskelettvorrichtung | |
US8607388B1 (en) | Patient-support apparatus having patient entertainment projector | |
CN105377210A (zh) | 用于控制手术台的装置和方法 | |
WO2004052225A3 (en) | Apparatus and method for automated positioning of a device | |
JP2008022949A (ja) | 空間安定ベッド | |
US9933775B2 (en) | Programmable mattress adjustment apparatus and method | |
JP2014100767A (ja) | 多脚歩行ロボットの段差歩行制御装置及び方法 | |
CN107408527A (zh) | 基板搬送机器人及其末端执行器 | |
JP6947613B2 (ja) | パワーアシスト装置 | |
JP2018083081A (ja) | 介助装置及び介助システム | |
JP2005142443A (ja) | カセット装置および薄型基板移載システム | |
JP2010124860A (ja) | ベッド装置及びその制御方法 | |
KR20200136446A (ko) | 통합된 매트리스 조정 장치를 가진 매트리스 | |
JP5632609B2 (ja) | ロボット制御装置およびロボット制御方法 | |
JP2005517875A5 (ja) | ||
JP6377281B2 (ja) | ロボット、ロボットの制御方法、およびプログラム | |
JP2009279668A5 (ja) | ||
JP7301701B2 (ja) | 制御装置、制御方法およびプログラム | |
JP2007252469A (ja) | 支持装置およびそれを用いた介護ロボット装置 | |
RU2507061C2 (ru) | Способ управления стабилизацией шагающего робота | |
KR20160061823A (ko) | 말단장치를 구비하는 구난로봇 및 구난로봇의 인양 방법 | |
JP2005087368A (ja) | 電動式ギャッチベッドの駆動制御装置 |