JP2008022617A - ステータおよびステータの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】分割ステータコア同士を円環状に配置して締結してリング状のステータとする場合に、ステータの内径真円度を高め、モータ特性を向上させる。
【解決手段】分割ステータコアが円環状に配置されたモータのステータであって、前記各分割ステータコアは、バックヨーク部と、該バックヨーク部からステータ内方へ突出するティース部を有し、各分割ステータコアの前記バックヨーク部のステータ周方向の端面を接合端面として、隣接する分割ステータコアのバックヨーク部同士が互いに接合されており、少なくとも1組の前記分割ステータコアのバックヨーク部はモータ軸線方向で台形状とし、該バックヨーク部の台形の対向する短辺と長辺とが互いに逆向きとなる第1分割ステータコアと第2分割ステータコアとを交互に配置し、隣接する前記台形状の分割ステータコアの互いに逆向きの傾斜辺を接合させている。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータのステータおよび該ステータの製造方法に関し、分割ステータコアを円環状に配置して形成されるステータの内径真円度を高め、モータ特性を向上させるものである。
従来、モータにおいて、ロータの外周に配置されるステータに用いられるステータコア(鉄心)には、巻き線のしやすさや占有率向上等の理由から、リング状のステータコアを所定角度に分割した分割ステータコアが用いられている。
前記分割ステータコアは、一般に、コイルを巻きつけた状態で円環状に連結し、分割ステータコア同士を焼きバメによって締結してリング状のステータとして形成している。
前記焼きバメとは、熱せられて膨張した焼きバメリングを環状に連結した分割ステータコアの外周面に外嵌し、該焼きバメリングを冷却して内径を縮小させることで、分割ステータコアの外周面を前記焼きバメリングで押圧し、分割ステータコア同士を締結する方法である。
モータの特性は、ステータコアとロータとのギャップ(間隔)に大きく影響を受けるため、ステータコアが分割ステータコアの場合には、各分割ステータコアの内周面のバラツキをなくしてステータの内径真円度を高め、各分割ステータコアとロータとのギャップを一定とし、モータの特性を向上させることが望まれる。ここで、真円度とは最大直径と最小直径の差を表す。
分割ステータコアを一体化して形成しているステータとして、特開2005−354838号公報(特許文献1)が提供されている。該特許文献1のステータ1は、図7(A)に示すように、複数のステータコア部品2をローターコア3の周囲に沿って周方向に連結して構成している。
前記ステータコア部品2は、図7(B)に示すように、ヨーク部2aと、ヨーク部2aから内周側に突設したティース部2bと、該ティース部2bを挟んでヨーク部2aと対向して設けられた鍔部2cと、前記ティース部2bに巻きつけたコイル2dとを備えている。前記ヨーク部2aの側面2eは平面とされ、前記鍔部2cの内周面2fはローターコア3と対向配置されており、前記内周面2fは前記ステータコア1の内周面を形成している。前記ヨーク部2aを環状に連続させて周方向に配置し、ステータコア部品2同士を締結している。
特開2005−354838号公報
特許文献1のステータ1では、各ステータコア部品2のヨーク部2aの側面2eがローターコア3の軸線方向に平行とされている。よって、ステータコア部品2を円環状に並べる際、所定位置に前記鍔部2cの内周面2fを配置させる前に、ヨーク部2aの側面2e同士が接触して、隣接するステータコア部品2が互いに固定される。このように、ステータコア部品2が外周を基準として円環状に組付けられるため、前記鍔部2cの内周面2fを連続させて形成するステータ1の内周面の真円度が低くなりやすく、内径精度が確保できにくい問題がある。
また、前記ステータコア部品2に外リングを外嵌して焼きバメによって締結すると、ステータコア部品2同士の内周面2fのばらつきを規制できずに、外周基準でステータコア部品同士が締結されてしまうため、ステータ1の内径の真円度が更に悪化する。
このように、ステータ1の内径の真円度が低下するとローターコア3とのギャップが一定とならず、モータの特性が低下することとなる。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、分割ステータコア同士を円環状に配置して締結してリング状のステータとする場合に、ステータの内径真円度を高め、モータ特性を向上させることを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、分割ステータコアが円環状に配置されたモータのステータであって、
前記各分割ステータコアは、バックヨーク部と、該バックヨーク部からステータ内方へ突出するティース部を有し、
各分割ステータコアの前記バックヨーク部のステータ周方向の端面を接合端面として、隣接する分割ステータコアのバックヨーク部同士が互いに接合されており、
少なくとも1組の前記分割ステータコアのバックヨーク部はモータ軸線方向で台形状とし、該バックヨーク部の台形の対向する短辺と長辺とが互いに逆向きとなる第1分割ステータコアと第2分割ステータコアとを交互に配置し、隣接する前記台形状の分割ステータコアの互いに逆向きの傾斜辺を接合させていることを特徴とするステータを提供している。
前記構成とすると、分割ステータコアを環状に並べる際、分割ステータコアのバックヨーク部の対向させる傾斜辺が逆向きに傾斜しているので、バックヨーク部同士を接触させて接合する前に、分割ステータコアの内周面を所定位置に配置することができる。即ち、所定位置に分割ステータコアの内周面が配置される前に、隣接する分割ステータコア同士が固定されることがなく、分割ステータコアの内周面が径方向にばらつくことを防止できる。このように、外周側を基準として分割ステータコアが組み立てられるのではなく、内周側を基準として分割ステータコアを組み立てていくことができるため、ステータの内径真円度を高めることできる。
前記構成からなる本発明のステータの内径真円度は、0.05mm以下とすることができ、このような真円度を達成することで、ロータとステータとのギャップを一定として、モータ特性を向上させることができる。
前記バックヨーク部の傾斜角度は5°以下が好ましい。これは前記傾斜角度が5°以上であると隣接するコアの相対位置が軸方向へのずれが大きくなり、磁束のもれが顕著となり、モータ特性を劣化させてしまう。また、巻き線にも影響し、巻き線領域の減少につながり、高出力化が困難となる。
前記分割ステータコアは圧粉磁性材で構成しても良いし、積層鋼板で構成してもよい。分割ステータコアを圧粉を用いて金型で成形する場合、バックヨーク部を所要の台形状に容易に成形できると共に、金型から容易に取り出すことができ、作業性良く、精度の高い分割ステータコアを形成することができる。
前記隣接させる第1分割ステータコアと第2分割ステータコアとは軸線方向にずらして連結している。
このように、隣接する分割ステータコアの軸線方向をずれさせることで、分割ステータコアの内周面のバラツキを吸収することができ、ステータの内径真円度を簡単に高めることができる。
前記隣接する分割ステータコアの軸線方向のずれは、分割ステータコアの軸線方向の長さに対して5%以下としている。これは5%以上であると漏れ磁束が発生しやすく、モータの性能を低下させることによる。
なお、1つおきに配置する第1分割ステータコア同士、第2分割ステータコア同士はそれぞれ軸線方向で略同一位置としていることが好ましい。
前記分割ステータコアが偶数個の場合は、全ての分割ステータコアのバックヨーク部の接合辺は傾斜させた台形状とする一方、
前記分割ステータコアが奇数個の場合は、隣接させる少なくとも一組の分割ステータコアのバックヨーク部の接合辺はモータ軸線方向に対して平行としていることが好ましい。
前記構成とすると、分割ステータコアの個数に関わらず、バックヨーク部を台形状とした分割ステータコアを順次円環状に並べて組み立てていくことができる。
また、前記分割ステータコアが偶数個の場合、前記第1、第2分割ステータコアのバックヨーク部の台形は等脚台形とし、第1、第2分割ステータコアを同一部材を、使用時に逆転して用いていることが好ましい。
このように、第1、第2分割ステータコアを同一部材とすると、部品の共通化を図って部品点数を削減できると共に、これら分割ステータコアの組付作業性を高めることができる。
さらに、本発明は前記構成のステータの製造方法を提供している。
該ステータの製造方法は、円筒形状とした内径治具の外周面に、前記分割ステータコアのティース部の内周面を接触させると共に、前記第1分割ステータコアと第2分割ステータコアとを順次交互に周方向に並べて円環状に並設した後に、該円環状とした分割ステータコアの外周面に外リングを外嵌し、
前記外嵌した外リングを焼きバメして縮径化し、該外リングで前記バックヨーク部を内方へと押圧して、ティース部内周面を前記内径治具の外周面に圧接させて所定の内径を取得し、その後、前記内径治具を取り外すことを特徴とする。
前記方法とすると、隣接させる第1、第2分割ステータコアの台形状の短辺と長辺とを逆向きとしていることで、第1、第2分割ステータコアのバックヨーク部同士が接触する前に、内径治具に前記各分割ステータコアの内周面を確実に接触させることができる。その結果、内周面にばらつきは発生させずに第1、第2分割ステータコアを順次配置することができる。よって、ステータの内径真円度を高めてロータのギャップを確実に一定とすることができ、モータ特性を向上させることができる。
さらに、内径治具を内嵌した状態で分割ステータコア外周に焼きバメリングを外嵌して分割ステータコア同士を締結しているため、ステータの外径精度を満たすことができると同時に、ステータの内径真円度を高めることができる。さらに、焼きバメリングを外嵌しているので、モータの経年使用後においても、ステータの内径真円度を精度よく持続することができる。
前述したように、本発明によれば、分割ステータコアのバックヨーク部を台形状とし、隣接する分割ステータコアのバックヨーク部の台形を互いに逆向きとして組みつけているため、これら分割ステータコアの内周面を位置決めしてからバックヨーク部を接合させることができる。その結果、ステータの内径真円度を高めることができ、ロータとステータとのギャップを一定として、モータ特性を向上させることができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5は本発明の実施形態を示す。
本発明のステータ10は、図1(A)(B)に示すように、円柱形状のロータ20の周囲に配置されてモータ30を構成するもので、コイル11が巻きつけられている複数の分割ステータコア12と、前記分割ステータコア12を円環状に配置した状態で外嵌した焼きバメ用外リング13とからなる。なお、本実施形態では分割ステータコア12の個数を偶数個としている。
前記分割ステータコア12は、図2(A)〜(C)に示すように、隣接する分割ステータコア12と接合するバックヨーク部12aと、コイル11を巻きつけるティース部12bと、前記コイル11を位置決め固定する鍔部12cとを備え、圧粉磁性体材料を加圧、圧縮した後に加熱処理することにより一体成形している。
前記バックヨーク部12aは、図2(A)(C)に示すように、モータ軸線方向で等脚台形状とし、モータ軸線方向で対向する辺を短辺12dと長辺12eとすると共に、該短辺12dと長辺12eの両側辺を傾斜辺12fとしている。
図1(A)に示すように、分割ステータコア12を交互に上下逆転して用い、図中、上辺が短辺12d、下辺が長辺12eとした第1分割ステータコア12−1と、上辺が長辺12e、下辺が短辺12eとした第2分割ステータコア12−2と交互に組み立てている。
隣接する第1分割ステータコア12−1と第2分割ステータコア12−2のバックヨーク部12a同士は、短辺12dと長辺12eとを逆としているため、接合する傾斜辺12fは逆向き傾斜となり、バックヨーク部12aの周方向の接合端面12gを、隣接するバックヨーク部12aの接合端面12gと互いに接合させて円環状に連結している。
前記隣接する第1分割ステータコア12−1と第2分割ステータコア12−2とは、接合するバックヨーク部12aの傾斜辺12fをモータ軸線方向にずらせて配置している。
前記傾斜辺12fの傾斜角度を1.5°とすると共に、バックヨーク部12aのずれをモータ軸線方向の長さに対して3%としている。
前記ティース部12bは断面長方形状とすると共に、前記バックヨーク部12aよりも高さおよび幅を小としており、該バックヨーク部12aからステータ10内方へ突出させている。前記ティース部12bの先端には、さらに、該ティース部12bより高さおよび幅を大とした鍔部12cが突設し、ティース部12bに巻くコイル11を前記バックヨーク部12aと該鍔部12cとの間に保持できるようにしている。
前記鍔部12cの内周面12hは前記ロータ20の曲面に沿った曲面とし、複数の分割ステータコア12を円環状に組みつけて形成するステータ10の内周面の一部を構成する。図1(B)に示すように、前記ロータ20に組み付けられると、該鍔部12cの内周面12hは前記ロータ20とギャップLをあけて配置される。
前記焼きバメ用外リング13は、図1(A)(B)に示すように、円筒状の金属製リングとし、前記焼きバメ用外リング13の内周径を、円環状に配置された分割ステータコア12の外周径よりも小とし、かつ、熱せられて膨張した状態で円環状に配置された分割ステータコア12の外周に嵌合可能な径に設定している。
次に、前記ステータ10の製造方法について説明する。
図3(A)(B)は第1工程を示し、予めティース部12bにコイル11を巻きつけた第1分割ステータコア12ー1を、バックヨーク部12aの台形状の短辺12dを上側とし、前記鍔部12cの内周面12hを円筒形状の内径治具40の外周面40aに接触させて配置する。残りの分割ステータコア12もコイル11を巻いた状態としておく。
前記内径治具40は、外周径を所定値に設定している樹脂あるいはセラミック製の円筒形状のリングとし、該内径治具40の外周面40aに沿って前記第1、第2分割ステータコア12ー1、12−2を順次並べ、分割ステータコア12を該内径治具40の外周面40aに圧接することにより、ステータ10の内径を取得するものである。
内径治具40の外周面40aに配置した前記第1分割ステータコア12ー1に、第2分割ステータコア12ー2をバックヨーク部12aの短辺12dを下側に配置した状態で、モータ軸線方向に対して上方より取り付ける。その際、前記鍔部12cの内周面12hを前記内径治具40の外周面40aに沿わせると共に、バックヨーク部12aの傾斜辺12fを前記第1分割ステータコア12ー1の傾斜辺12fに沿わせながら取り付け、傾斜辺12f同士が接触して、第1、第2分割ステータコア12ー1、12ー2が互いに固定される位置まで移動させる。
隣接する第1、第2分割ステータコア12−1、12−2のバックヨーク部12aの短辺12dと長辺12eが一直線上となる前に、バックヨーク部12aの接合端面12gが接触し、隣接する第1、第2分割ステータコア12ー1、12ー2同士はモータ軸線方向にずれて取り付けられる。
図4(A)(B)は第2工程を示し、残りの分割ステータコア12を隣接する分割ステータコア12の台形状の短辺12dと長辺12eとを逆向きにして、前記内径治具40の外周面40aに沿うよう順次周方向へ並べていき、分割ステータコア12を円環状に配置する。
図5(A)(B)は第3工程を示し、前記焼きバメ用外リング13を予め熱して膨張させ、該焼きバメ用外リング13の内周径を前記円環状に連結した第1、第2分割ステータコア12ー1、12−2の外周径よりも大とし、この状態で、焼きバメ用外リング13を円環状に連結した第1、第2分割ステータコア12ー1、12−2の外周に外嵌する。
円環状に連結した第1、第2分割ステータコア12ー1、12−2を外嵌した前記焼きバメ用外リング13を縮径化し、該焼きバメ用外リング13で前記バックヨーク部12aを内方へと押圧して、鍔部12cの内周面12hを前記内径治具40の外周面40aに圧接させ、その後、前記内径治具40を取り外す。
前記構成とすると、隣接させる第1、第2分割ステータコア12ー1、12−2のバックヨーク部12aの等脚台形状の短辺12dと長辺12eとを逆向きとしていることで、バックヨーク部12aの接合端面12g同士が接触する前に、内径治具40の外周面40aに前記鍔部12cの内周面12hを確実に接触させることができる。従って、第1、第2分割ステータコア12ー1、12−2の内周面12hが径方向にばらつくことを防止でき、前記ステータ10の内径真円度を高めることができるので、前記ステータ10と前記ロータ20との前記ギャップLを一定とすることができる。
また、内径治具40を内嵌した状態で分割ステータコア12の外周に焼きバメ用外リング13を外嵌して分割ステータコア12同士を締結するので、ステータ10の外径精度を満たすと同時に、ステータ10の内径真円度を高めることができる。
図6は、第2実施形態を示し、内径治具40の外周面40aに第1、第2分割ステータコア12ー1、12−2からなる分割ステータコア12を配置した状態の図である。
本実施形態では、円環状に連結する前記分割ステータコア12を奇数個とし、隣接させる一組の第1分割ステータコア12ー1’、第2分割ステータコア12ー2’のバックヨーク部12a’の一側の接合辺を傾斜辺12fとすると共に、他側の接合辺をモータ軸線方向に対して平行する非傾斜辺12f’とし、バックヨーク部12a’の短辺12dと長辺12eとを逆にして隣接させている点で第1実施形態と相違させている。
残りの分割ステータコア12は、第1実施形態と同様、バックヨーク部12aの両側の接合辺を傾斜辺12fとし、隣接する分割ステータコア12と短辺12dと長辺12eとを逆とした第1、第2分割ステータコア12−1、12−2を交互に配置している。
前記第1、第2分割ステータコア12ー1’、12ー2’を隣接配置させる際は、鍔部12cの内周面12hを前記内径治具40の外周面40aに沿わせると共に、第1分割ステータコア12−1’のバックヨーク部12a’の非傾斜辺12f’を第2分割ステータコア12−2’の非傾斜辺12f’に沿わせながら取り付け、非傾斜辺12f’同士が接触し、第1、第2分割ステータコア12−1’、12−2’が互いに固定される位置まで移動させる。他の製造方法は第1実施形態と同様とし、前記第1、第2分割ステータコア12ー1’、12ー2’を配置する順番はいつでもよい。
なお、他の構成、製造方法および作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
モータに組み付けた本発明の第1実施形態に係るステータを示し、(A)は斜視図、(B)は平面図である。 本発明の分割ステータコアを示し、(A)は斜視図、(B)右側面図であり、(C)は背面図である。 第1実施形態に係るステータの製造工程の第1工程を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図である。 第1実施形態に係るステータの製造工程の第2工程を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図である。 第1実施形態に係るステータの製造工程の第3工程を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図である。 本発明の第2実施形態を示し、(A)は内径治具の外周面に分割ステータコアを配置した状態の斜視図、(B)は(A)の正面図である。 従来例を示し、(A)はステータコアを示す平面図、(B)はステータコア部品を示す平面図である。
符号の説明
10 ステータ
12 分割ステータコア
12−1 第1分割ステータコア
12−2 第2分割ステータコア
12a バックヨーク部
12b ティース部
12d 短辺
12e 長辺
12f 傾斜辺
12g 接合端面
13 焼きバメ用外リング
20 ロータ
30 モータ
40 内径治具

Claims (5)

  1. 分割ステータコアが円環状に配置されたモータのステータであって、
    前記各分割ステータコアは、バックヨーク部と、該バックヨーク部からステータ内方へ突出するティース部を有し、
    各分割ステータコアの前記バックヨーク部のステータ周方向の端面を接合端面として、隣接する分割ステータコアのバックヨーク部同士が互いに接合されており、
    少なくとも1組の前記分割ステータコアのバックヨーク部はモータ軸線方向で台形状とし、該バックヨーク部の台形の対向する短辺と長辺とが互いに逆向きとなる第1分割ステータコアと第2分割ステータコアとを交互に配置し、隣接する前記台形状の分割ステータコアの互いに逆向きの傾斜辺を接合させていることを特徴とするステータ。
  2. 前記隣接させる第1分割ステータコアと第2分割ステータコアとは軸線方向にずらして連結している請求項1に記載のステータ。
  3. 前記分割ステータコアが偶数個の場合は、全ての分割ステータコアのバックヨーク部の接合辺は傾斜させた台形状とする一方、
    前記分割ステータコアが奇数個の場合は、隣接させる少なくとも一組の分割ステータコアのバックヨーク部の接合辺はモータ軸線方向に対して平行としている請求項1に記載のステータ。
  4. 前記分割ステータコアが偶数個の場合、前記第1、第2分割ステータコアのバックヨーク部の台形は等脚台形である請求項1乃至請求項3に記載のステータ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のステータの製造方法であって、
    円筒形状とした内径治具の外周面に、前記分割ステータコアのティース部の内周面を接触させると共に、前記第1分割ステータコアと第2分割ステータコアとを順次交互に周方向に並べて円環状に並設した後に、該円環状とした分割ステータコアの外周面に外リングを外嵌し、
    前記外嵌した外リングを焼きバメして縮径化し、該外リングで前記バックヨーク部を内方へと押圧して、ティース部内周面を前記内径治具の外周面に圧接させて所定の内径を取得し、その後、前記内径治具を取り外すことを特徴とするステータの製造方法。
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