JP2008021827A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Hirokazu Sayama
弘和 佐山
Masao Nishida
征男 西田
Takeshi Hayashi
岳 林
Tomohiro Yamashita
朋弘 山下
Seiichi Endo
誠一 遠藤
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Abstract

【課題】レーザー光を用いて半導体基板を部分に応じて異なる温度で熱処理できる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体デバイスA,Bが形成される形成領域A2,B2のうち、特定の形成領域を露出して他の形成領域を被覆する様にして、半導体基板1上に反射膜3をパターニングし、その反射膜3を介して半導体基板1の一面全体にレーザー光7を照射して、前記他の形成領域に含まれる不純物注入領域については反射膜3により保護(反射)されて熱処理されず、前記特定の形成領域に含まれる不純物注入領域だけを熱処理し、その後、反射膜3を除去し、前記特定の形成領域を変えて上記の処理を繰り返すことで前記他の形成領域に含まれる不純物注入領域を順に熱処理する。
【選択図】図3

Description

本発明は、レーザー光を用いて半導体基板を部分に応じて異なる温度で熱処理する半導体装置の製造方法に関する。
従来では、半導体基板に形成される不純物(ドーパント)注入領域の熱処理(活性化)には、電気炉を用いた熱処理を行うのが一般的であった。そのため、半導体基板に形成される全ての不純物注入領域に同じ温度の熱処理が施されていた。
最近、微細MOSトランジスタを形成するために、炉を用いた熱処理に代わって、レーザーを用いた熱処理技術が注目を浴びている(非特許文献1)。この技術では、レーザーを用いることで短時間(例えばmsec)での熱処理が可能となり、不純物の拡散が抑制され、ほとんどイオン注入直後の分布を維持したままで、不純物注入領域の熱処理が可能になる。
A. Shima, et. al : Dopant Profile Engineering of CMOS Devices Formed By non-melt Laser Spike Annealing, VLSI Technology Symp. P.144
上記のレーザーを用いた熱処理技術では、同一の半導体基板に形成された全ての不純物注入領域に同じ温度の熱処理が施されるので、各不純物注入領域それぞれに対して最適な温度で熱処理できないという欠点がある。実際、CMOSトランジスタの場合、nMOSのSD(ソースドレイン)に用いられる不純物(例えばAs)よりも、pMOSのSDに用いられる不純物(例えばB)の方が、熱拡散係数がかなり大きいため、pMOSの短チャネル特性を満足させるようにレーザーパワーを調整してレーザーを半導体基板に照射すると、nMOSの熱処理が不足し、nMOSの性能を十分引き出すことができないという欠点がある。また逆に、nMOSの性能を十分引き出そうとしてレーザーパワーを上げると、pMOSの短チャネル特性が劣化するという欠点がある。
そこで、この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、レーザー光を用いて半導体基板を部分に応じて異なる温度で熱処理できる半導体装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、同一の半導体基板上に、不純物注入領域の活性化温度の異なる複数の半導体デバイスが形成される半導体装置の製造方法であって、(a)半導体基板における各半導体デバイスが形成される形成領域にそれぞれ、不純物注入領域を形成する工程と、(b)前記各半導体デバイスが形成される形成領域のうち、特定の形成領域を露出して他の形成領域を被覆する様にして、前記半導体基板上に酸化膜または窒化膜と金属膜とを順に積層してなる反射膜をパターニングする工程と、(c)前記反射膜を介して前記半導体基板の一面全体にレーザー光を照射して、前記他の形成領域に含まれる前記不純物注入領域については前記反射膜により保護されて熱処理されず、前記特定の形成領域に含まれる前記不純物注入領域だけを熱処理する工程と、(d)前記特定の形成領域に含まれる前記不純物注入領域の熱処理の後、前記反射膜を除去する工程と、(e)前記特定の形成領域を変えて前記(b)〜(d)を実行する工程と、を備えるものである。
請求項3に記載の発明は、半導体基板上に、相対的に低い温度で熱処理すべき部分上ではブラッグの反射条件を満たす様にして、他方、相対的に高い温度で熱処理すべき部分上ではブラッグの反射条件を満たさない様にして多層構造膜を形成する工程と、前記多層構造膜を介して前記半導体基板の一面全体に、ブラッグの反射条件を満たす波長および入射角でレーザー光を照射するものである。
請求項1に記載の発明によれば、各半導体デバイスが形成される形成領域のうち、特定の形成領域を露出して他の形成領域を被覆する様にして、前記半導体基板上に反射膜をパターニングし、前記反射膜を介して前記半導体基板の一面全体にレーザー光を照射して、前記他の形成領域に含まれる前記不純物注入領域については前記反射膜により保護されて熱処理されず、前記特定の形成領域に含まれる前記不純物注入領域だけを熱処理して活性化させ、その後、前記反射膜を除去し、前記特定の形成領域を変えて上記の処理を繰り返して前記他の形成領域に含まれる前記不純物注入領域を順に熱処理するので、同一の半導体基板に、互いに活性化温度の異なる複数の不純物注入領域が混在する場合に、各不純物注入領域をそれぞれ異なる温度で熱処理できる。即ち、レーザー光を用いて半導体基板を部分に応じて異なる温度で熱処理できる。
また反射膜は、酸化膜または窒化膜と金属膜とを順に半導体基板上に積層して形成されるので、即ち、金属膜と半導体基板との間に酸化膜または窒化膜が形成されるので、前記酸化膜または窒化膜により金属膜を容易に除去できる。
請求項3に記載の発明によれば、半導体基板上に、相対的に低い温度で熱処理すべき部分上ではブラッグの反射条件を満たす様にして、他方、相対的に高い温度で熱処理すべき部分上ではブラッグの反射条件を満たさない様にして多層構造膜を形成し、その多層構造膜を介して半導体基板の一面全体に、ブラッグの反射条件を満たす波長および入射角でレーザー光を照射し、これにより前記相対的に低い温度で熱処理すべき部分では、その部分を被覆する前記多層構造膜によりレーザー光がブラッグ反射されるために相対的に低い温度で熱処理され、他方、前記相対的に高い温度で熱処理すべき部分では、その部分を被覆する前記多層構造膜によりレーザー光がブラッグ反射されないために相対的に高い温度で熱処理されるので、半導体基板を部分に応じて異なる温度で熱処理できる。即ち、レーザー光を用いて半導体基板を部分に応じて異なる温度で熱処理できる。
実施の形態1.
この実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、同一の半導体基板に複数の半導体デバイス(ここでは2つの半導体デバイスA,B)が形成される場合に、レーザー光を用いて、各半導体デバイスA,Bに含まれる不純物注入領域をそれぞれ異なる温度で熱処理(活性化)するものである。以下、図1〜図3に基づきその製造方法を詳説する。
図1の様に、まず半導体基板1における各半導体デバイスA,Bが形成される形成領域A2,B2にそれぞれ、不純物注入領域A3,B3を形成する。そして、その半導体基板1の一面全体に反射膜3およびレジスト膜5を順に積層形成する。
そして図2の様に、レジスト膜5を、特定の形成領域(例えばA2)と重なる部分を除去して他の形成領域(例えばB2)と重なる部分を残す様にして例えば写真製版によりパターニングする。そして図2の様に、そのパターニングしたレジスト膜5をマスクとして、当該特定の形成領域A2上の反射膜3だけをエッチングにより除去する。そしてその除去後、パターニングしたレジスト膜5を除去する。この様にして、図3の様に、形成領域A2,B2のうち、特定の形成領域(最初に熱処理する形成領域)A2を露出して他の形成領域(次に熱処理する形成領域)B2を被覆する様にして、半導体基板1上に反射膜3をパターニングする。
そして図3の様に、パターニングした反射膜3を介して半導体基板1の一面全体に、不純物注入領域A3の活性化に適したパワーのレーザー光7(尚、ここでは一例として波長が10μm以上のレーザー光を用いている。)を照射する。これにより、形成領域B2に含まれる不純物注入領域B3については反射膜3により保護されて熱処理されず、形成領域A2に含まれる不純物注入領域A3だけが熱処理されて活性化される。
そしてその活性化後、パターニングされた反射膜3を除去し、上記の手順に準拠した手順で、他の形成領域A2に含まれる不純物注入領域A3だけを熱処理して活性化する。
尚、上記の反射膜3には、吸収係数の小さな膜を用いたものと、全反射を利用するために積層構成された膜を用いたものの2種類がある。吸収係数の小さな膜としては、金属が良く知られている。特に、真空蒸着して形成した金属膜は反射率が高く効果的でLSIプロセスに適合する。金属としては特に限定は無いが、Al,Cu,Au,Ag,Co,Ni,W,Pt,Fe,TiのうちLSI製造プロセスと親和性の高いものを選ぶ必要がある。一方、全反射を利用するために積層構成された膜としては、屈折率が重要であるが、下地ウエハに形成されている材料によって影響を受けるのを避けるため、2層構造とし、その下層は、例えばSiウエハと親和性の高いシリコン酸化膜や窒化膜が望ましく、その上層は、それらより屈折率が高く下記の式1の臨界角条件を満たす材質がよく、その様な材料としては金属が考えられる。
尚、全反射とは、屈折率の高い物質から屈折率の低い物質に光が進む時に、その境界面で光が100%反射することをいう。全反射では入射前のエネルギーが全て反射光になり、透過する光はまったく存在しないため、熱処理を完全に遮断できる。ちなみに、全反射させるためには入射角度が下記の式1で表される臨界角θcよりも大きくなければならない。
θc=arcsin(n2/n1)・・・式1
ここで、n1は光が入射している物質の屈折率、n2(n1>n2)は光が入射しようとする物質の屈折率である。
以上に説明した半導体装置の製造方法によれば、半導体デバイスA,Bが形成される形成領域A2,B2のうち、特定の形成領域を露出して他の形成領域を被覆する様にして、半導体基板1上に反射膜3を形成し、その反射膜3を介して半導体基板1の一面全体にレーザー光7を照射して、前記他の形成領域に含まれる不純物注入領域については反射膜3により保護(反射)されて熱処理(活性化)されず、前記特定の形成領域に含まれる不純物注入領域だけを熱処理し、その後、反射膜3を除去し、前記特定の形成領域を変えて上記の処理を繰り返すことで前記他の形成領域に含まれる不純物注入領域を順に熱処理するので、同一の半導体基板1に、互いに活性化温度の異なる複数の不純物注入領域が混在する場合に、各不純物注入領域をそれぞれ異なる温度(最適な温度)で熱処理できる。即ち、レーザー光7を用いて半導体基板1を部分に応じて異なる温度で熱処理できる。
また反射膜3を、酸化膜または窒化膜と金属膜とを順に半導体基板1上に積層して形成した場合には、酸化膜または窒化膜により金属膜を容易に除去できる。また反射膜3は、上層に金属膜を使用するので、金属膜で90%以上の反射が行える。
実施の形態2.
この実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、上記の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を、CMOSプロセスのSD(ソースドレイン)の熱処理工程に適用したものである。以下では、例えばnMOSとpMOSの2つの半導体デバイスを搭載したCMOSトランジスタを例に挙げて説明する。
まず図4の様に、通常のCMOSプロセスに従って、CMOSトランジスタを熱処理する前の段階まで作製する。即ち例えば、半導体基板(例えばSi基板)1に素子分離膜4を形成し、且つ半導体基板1おけるnMOSが形成される形成領域A2に、p-ウエルA5、n+SD領域(不純物注入領域)A3、ゲート絶縁膜A6、ゲート電極A7およびスペーサA8を形成すると共に、半導体基板1におけるpMOSが形成される形成領域B2に、n-ウエルB5、p+SD領域(不純物注入領域)B3、ゲート絶縁膜B6、ゲート電極B7およびスペーサB8を形成する。
そして、上記の実施の形態1の場合と同様に、半導体基板1の一面全体に反射膜3およびレジスト膜5を順に積層形成する。そして図5の様に、そのレジスト膜5を、形成領域A2と重なる部分を除去して形成領域B2と重なる部分を残す様にして例えば写真製版によりパターニングする。そして図5の様に、そのパターニングしたレジスト膜5をマスクとして、形成領域A2上の反射膜3だけをエッチングにより除去し、その除去後、図6の様に、パターニングしたレジスト膜5を除去する。この様にして、図6の様に、形成領域A2,B2のうち、形成領域A2(最初に熱処理する形成領域)を露出して形成領域B2(次に熱処理する形成領域)を被覆する様にして、半導体基板1上に反射膜3をパターニングする。
そして図6の様に、パターニングされた反射膜3を介して半導体基板1の一面全体に、n+SD領域A3の活性化に適したパワーのレーザー光7を照射する。これにより、形成領域B2に含まれるp+SD領域B3については反射膜3により保護(反射)されて熱処理(活性化)されず、形成領域A2に含まれるn+SD領域A3だけが適切な温度で熱処理されて活性化される。そして、その活性化後、パターニングされた反射膜3を除去する。
そして再び、半導体基板1の一面全体に反射膜3およびレジスト膜5を順に積層形成し、今度は図7の様に、そのレジスト膜5を、形成領域B2と重なる部分を除去して形成領域A2と重なる部分を残す様にして例えば写真製版によりパターニングする。そして図7の様に、そのパターニングしたレジスト膜5をマスクとして、形成領域B2上の反射膜3だけをエッチングにより除去し、その除去後、図8の様に、パターニングしたレジスト膜5を除去する。この様にして、図8の様に、形成領域B2を露出して形成領域A2を被覆する様にして、半導体基板1上に反射膜3をパターニングする。
そして図8の様に、パターニングされた反射膜3を介して半導体基板1の一面全体に、p+SD領域B3の活性化に適したパワーのレーザー光7を照射する。これにより、形成領域A2に含まれるn+SD領域A2については反射膜3により保護(反射)されて熱処理されず、形成領域B2に含まれるp+SD領域B3だけが適切な温度で熱処理されて活性化される。そして、その活性化後、パターニングされた反射膜3を除去する。そして後は、通常のCMOSプロセスを踏襲してCMOSを完成させる。
以上に説明した半導体装置の製造方法によれば、CMOSトランジスタにおけるnMOSのSDおよびpMOSのSDをそれぞれ異なる温度(最適な温度)で熱処理(活性化)でき、CMOSトランジスタの性能を向上させることができる。この点、従来法では、nMOSのSDおよびpMOSのSDに対して同じ温度の熱処理しかできなかった。一般に、nMOSのゲート電極やソースドレインに不純物としてよく用いられるAsは、熱拡散が小さく高温ほど活性化し易いという特徴を持ち、他方、pMOSのゲート電極やソースドレインに不純物として用いられるBは、拡散量がかなり大きいという特徴を持つので、従来法では、半導体基板1全体に行われる熱処理の温度の上限がpMOSで制限され、nMOSに最適な熱処理を行うのが難しかった。
実施の形態3.
この実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、上記の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法において、半導体基板1上に反射膜3をパターニングする際、隣接する形成領域との間の境界部分を被覆して、レーザー光の照射の際に当該境界部分が常に熱処理にされない様にするものである。
上記の実施の形態2を例に採って詳説すると、図9の様に、形成領域B2を被覆して形成領域A2を露出する様にして反射膜3をパターニングする際には、反射膜3bの様に各形成領域A2,B2の間の境界部分8上に形成される様にし、同様に、形成領域A2を被覆して形成領域B3を露出する様にして反射膜3をパターニングする際も、反射膜3aの様に境界部分8上に形成される様にする。これにより、形成領域B2がレーザー光の照射により熱処理(活性化)される際にも、また形成領域A2がレーザー光の照射により熱処理(活性化)される際にも、境界部分8は、レーザー光が照射されず、熱処理されない。
一般にポリシリコン中での拡散はシリコン中よりも早いため、レーザーで熱処理しても、不純物(ドーパント)の拡散は少なからず起こる。その結果、nMOSのゲートポリシリコン中の不純物であるPなどがpMOS側へ拡散し、pMOSの特性を狂わせてしまう。逆も同様である。微細CMOSトランジスタではpMOS・nMOS間距離も縮小されるため、上記の原因によりpMOSの特性が狂い易くなる。そこで、pMOS・nMOSの境界部分8が熱処理されなくすることで、不純物の相互拡散を抑制する様にしたのである。
以上の様に説明した半導体装置の製造方法によれば、半導体基板1上に反射膜3をパターニングする際、隣接する形成領域との間の境界部分を被覆して、レーザー光の照射の際に当該境界部分が常に熱処理にされない様にするので、熱処理された形成領域に含まれる不純物が境界部分を通過して隣りの形成領域に拡散する事を防止できる。
実施の形態4.
この実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、上記の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を、異種材料を含むCMOSプロセスのSD形成工程に適用したものである。
詳説すると、Siデバイスと、Ge,SiGe,GaAs,InSbなどをチャネル部に適用したデバイスとを同一基板に混載したウエハにて、SDの熱処理時に、上記の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を適用する。SiデバイスのSDの熱処理(活性化)の際には、ハイパワーのレーザーを照射して高温で熱処理し、他方、Ge,SiGe,GaAs,InSbなどをチャネル部に適用したデバイスのSDの熱処理(活性化)の際には、ローパワーのレーザーを照射して低温で熱処理する。
一般に、Geをチャネル部に含む場合、高温で熱処理すると、Geがチャネル部の表面側に拡散してゲート絶縁膜の信頼性を劣化させてしまうため、GeおよびSiGeをチャネル部に適用したデバイスを熱処理する際は、低温で行うのが望ましい。また、GaAsおよびInSbは蒸気圧が低いため、GaAsおよびInSbをチャネル部に適用したデバイスを高温で熱処理すると、チャネル部の組成が変化してしまうため、GaAsおよびInSbをチャネル部に適用したデバイスを熱処理する際も、低温で行うのが望ましい。そのため、Ge,SiGe,GaAs,InSbなどをチャネル部に適用したデバイスのSDの熱処理(活性化)は、上記の様に低温で行うのが望ましい。
以上に説明した半導体製造装置の製造方法によれば、Siデバイスには、高温で熱処理でき、他方、Ge、SiGe、GaAs、InSbなどをチャネル部に適用したデバイスには、低温で熱処理できるので、異種材料を含むCMOSプロセスにおいても、同一基板に搭載される各デバイスに対して異なる温度(適切な温度)で熱処理できる。
実施の形態5.
この実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、レーザー光を用いてブラッグ反射を利用して半導体基板を部分に応じて異なる温度で一度に熱処理するものである。以下、例えばnMOSとpMOSの2つの半導体デバイスを搭載したCMOSプロセス(例えばソースドレイン)の熱処理(活性化)に適用する場合を例にあげて説明する。
尚、ブラッグ反射とは、多層構造膜の各層の厚さd、多層構造膜への入射光の波長λおよび入射角θが、2dsinθ=nλ(n:正数)の関係(ブラッグの反射条件)を満たす場合には、多層構造膜での反射光の強度が強まり(従って多層構造膜を透過する透過光の強度が弱まり)、逆にブラッグの反射条件を満たさない場合は、多層構造膜での反射光の強度が弱まる(従って多層構造膜を透過する透過光の強度が強まる)反射である。
まず図10の様に、CMOSトランジスタを活性化熱処理の前の段階まで作製する。即ち例えば、半導体基板(例えばSi基板)1におけるnMOS、pMOSがそれぞれ形成される形成領域A2,B2間に素子分離膜4を形成し、且つ形成領域A2に、p-ウエルA5、n+SD領域(不純物注入領域)A3、ゲート絶縁膜A6、ゲート電極A7およびスペーサA8を形成すると共に、形成領域B2に、n-ウエルB5、p+SD領域(不純物注入領域)B3、ゲート絶縁膜B6、ゲート電極B7およびスペーサB8を形成する。
そして、その半導体基板1上に、その一面全体が十分埋まる様にして層間膜9aを形成する。層間膜9aとしては、どのような材質の膜でも構わないが、例えば、レーザー光に対する透過率の高い半導体酸化物(例えばSiO2)を用いる。そして図10の点線の様に、CMP等により、ゲート電極A7,B7が露出しない様に層間膜9aの上面を平坦化する。ブラッグ反射では、1次元の周期構造が必要であるため、ここで層間膜9aの上面を平坦化することは重要である。
そして図11の様に、その層間膜9a上に、屈折率の異なる2種類の膜9b,9cを交互に膜厚制御性よく積層形成することで、ブラッグ反射膜(ブラッグの反射条件を満たす膜)9dを形成する。ブラッグ反射膜9dは周期構造が重要であるため、2種類の膜9b,9cの膜厚は、制御性よく、全く同じ膜厚になるように積層する。膜9b,9c自体は、アモルファス、結晶のどちらでも良い。各膜9b,9cが膜厚制御性の良い状態であるなら、各膜9b,9cの繰り返しは30-50回程度でよいと思われる。各膜9b,9cとしては、通常の半導体材料との整合性を考え、半導体窒化物膜(例えばSiN膜)と半導体酸化物膜(例えばSiO2膜)がよいと思われる。
そして図12の様に、ブラッグ反射膜9dにおける、nMOSの形成領域(相対的に高い温度で熱処理すべき部分)A2と重なる部分上にのみ、ブラッグの反射条件を満たさない様にするための屈折膜(ここでは、各膜9b,9cの膜厚よりもわずかに分厚い屈折膜)9eを形成する。この屈折膜9eは、ブラッグ反射膜9d上にデポジション後、リソグラフィーとエッチングで作るのがよい。またこの屈折膜9eは、例えば半導体酸化物(例えばSiO2)で形成することを考え、ブラッグ反射膜9dの最上膜9b−1を半導体窒化物膜(例えばSiN膜)にしておき、ウェットエッチングによって作成するのがよいと思われる。
この様にして、半導体基板1上に、nMOSの形成領域(相対的に低い温度で熱処理すべき部分)A2上ではブラッグの反射条件を満たす様にして、他方、pMOSの形成領域(相対的に高い温度で熱処理すべき部分)B2上ではブラッグの反射条件を満たさない様にして、層間膜9a、ブラッグ反射膜9dおよび屈折膜9eからなる多層構造膜9が形成される。
そして図13の様に、多層構造膜9を介して半導体基板1の一面全体に、ブラッグの反射条件を満たす波長および入射角でレーザー光7を照射する。
これにより、多層構造膜9のうちの形成領域A2に重なる部分では、ブラッグ条件が満たされるため、レーザー光7がブラッグ反射され、よってレーザー光7が形成領域A2に含まれるn+SD領域A3まであまり到達せず、n+SD領域A3の温度の上がりが相対的に小さくなる(即ちn+SD領域A3は、比較的に低い温度で熱処理される)。
他方、多層構造膜9のうちの形成領域B2に重なる部分では、屈折膜9eによりレーザー光7の入射角がずらされてブラッグの反射条件を満たさなくなるため、レーザー光7がブラッグ反射されず、よってレーザー光7が形成領域B2に含まれるp+SD領域B3まで十分に到達し、p+SD領域B3の温度の上がりが相対的に大きくなる(即ちp+SD領域B3は比較的に高い温度で熱処理される)。
以上に説明した半導体製造装置の製造方法によれば、半導体基板1上に、相対的に低い温度で熱処理すべき部分(ここでは形成領域A2に含まれるn+SD領域A3)上ではブラッグの反射条件を満たす様にして、他方、相対的に高い温度で熱処理すべき部分(ここでは形成領域B2に含まれるp+SD領域B3)上ではブラッグの反射条件を満たさない様にして多層構造膜9を形成し、その多層構造膜9を介して半導体基板1の一面全体に、ブラッグの反射条件を満たす波長および入射角でレーザー光7を照射し、これにより前記相対的に低い温度で熱処理すべき部分では、その部分を被覆する多層構造膜9によりレーザー光7がブラッグ反射されるために相対的に低い温度で熱処理され、他方、前記相対的に高い温度で熱処理すべき部分では、その部分を被覆する多層構造膜9によりレーザー光7がブラッグ反射されないために相対的に高い温度で熱処理されるので、CMOSトランジスタにおけるnMOSのSDおよびpMOSのSDをそれぞれ異なる温度(最適な温度)で熱処理できる。即ち、レーザー光7を用いて半導体基板1を部分に応じて異なる温度で熱処理できる。
上記の様に、この製造方法を、CMOSトランジスタにおけるnMOSのSDおよびpMOSのSDの熱処理に適用した場合には、それらnMOSのSDおよびpMOSのSDをそれぞれ異なる温度(最適な温度)で熱処理でき、それらnMOSおよびpMOSともに短チャネル特性が良く、活性化率の十分高いCMOSトランジスタを製造する事が出来る。
また多層構造膜9は、屈折率の異なる半導体酸化物膜および半導体窒化物膜を用いて構成されるので、新規材料やメタルによる汚染を気にすることなく、従来の半導体プロセスで用いられている材料を用いることができる。
尚、この実施の形態では、CMOSトランジスタにおけるnMOSのSDおよびpMOSのSDをそれぞれ異なる温度で熱処理する場合で説明したが、pMOSのゲートにmetal gate/high-k構造を有し、nMOSのゲートにpoly-Si gate/high-k構造を有するhigh-kトランジスタにおけるpMOSのゲートおよびnMOSのゲートをそれぞれ異なる温度(例えばnMOSのゲートは十分高温で、他方、pMOSのゲートはpMOSの閾値電圧Vthが変わらない程度に低い温度)で熱処理する場合にも、上記と同様の手順で適用してもよい。high-k絶縁膜を使ったトランジスタの開発では、pMOSの閾値電圧Vthが高くなり過ぎて、pMOSのコントロールが出来なくなるという問題があり、これを解決するために、pMOSのゲート電極にmetal gateを用いてフラットバンド電圧を制御する方法が検討されている。しかし、その方法においても、pMOSを高温で熱処理すると、フラットバンド電圧がシフトしてしまい、高Vthのトランジスタしか作成できないという問題があった。そこで、上記の様に、この実施の形態に係る半導体製造方法を上記のhigh-kトランジスタに適用することで、pMOSのコントロールが可能なhigh-kトランジスタを提供できる様になる。
実施の形態1に係る半導体装置の製造方法における、反射膜およびレジスト膜を半導体基板の一面全体に形成した状態を示した図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法における、形成領域A2を露出する様に反射膜をパターニングしている様子を示した図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法における、レーザー光を照射して半導体基板の形成領域A2を熱処理している様子を示した図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法における、CMOSトランジスタを熱処理する前の段階まで作製した状態を示した図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法における、形成領域A2を露出する様に反射膜をパターニングしている様子を示した図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法における、レーザー光を照射して半導体基板の形成領域A2を熱処理している様子を示した図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法における、形成領域B2を露出する様に反射膜をパターニングしている様子を示した図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法における、レーザー光を照射して半導体基板の形成領域B2を熱処理している様子を示した図である。 実施の形態3に係る半導体装置の製造方法における、反射膜のパターニングの仕方を説明する図である。 実施の形態5に係る半導体装置の製造方法における、半導体基板上への層間膜の形成の仕方を説明する図である。 実施の形態5に係る半導体装置の製造方法における、層間膜上へのブラッグ反射膜の形成の仕方を説明する図である。 実施の形態5に係る半導体装置の製造方法における、ブラッグ反射膜上への屈折膜の形成の仕方を説明する図である。 実施の形態5に係る半導体装置の製造方法における、半導体基板にレーザー光を照射して熱処理している状態を示した図である。
符号の説明
1 半導体基板、3 反射膜、4 素子分離膜、5 レジスト膜、7 レーザー光、8 境界部分、A,B 半導体デバイス、A2,B2 形成領域、A3 n+SD領域(不純物注入領域)、B3 p+SD領域(不純物注入領域)、A5 p-ウエル、B5 n-ウエル、A6,B6 ゲート絶縁膜、A7,B7 ゲート電極、A8,B8 スペーサ、9 多層構造膜、9a 層間膜、9b,9c 膜、9d ブラッグ反射膜、9e 屈折膜。

Claims (6)

  1. 同一の半導体基板上に、不純物注入領域の活性化温度の異なる複数の半導体デバイスが形成される半導体装置の製造方法であって、
    (a)半導体基板における各半導体デバイスが形成される形成領域にそれぞれ、不純物注入領域を形成する工程と、
    (b)前記各半導体デバイスが形成される形成領域のうち、特定の形成領域を露出して他の形成領域を被覆する様にして、前記半導体基板上に酸化膜または窒化膜と金属膜とを順に積層してなる反射膜をパターニングする工程と、
    (c)前記反射膜を介して前記半導体基板の一面全体にレーザー光を照射して、前記他の形成領域に含まれる前記不純物注入領域については前記反射膜により保護されて熱処理されず、前記特定の形成領域に含まれる前記不純物注入領域だけを熱処理する工程と、
    (d)前記特定の形成領域に含まれる前記不純物注入領域の熱処理の後、前記反射膜を除去する工程と、
    (e)前記特定の形成領域を変えて前記(b)〜(d)を繰り返す工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記工程(b)において、前記半導体基板上に前記反射膜をパターニングする際、隣接する前記形成領域との間の境界部分を被覆することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記異なる半導体デバイスは、nMOSとpMOSであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記異なる半導体デバイスは、Siデバイスと、Ge,SiGe,GaAsまたはInSbをチャネル部に適用したデバイスであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 半導体基板上に、相対的に低い温度で熱処理すべき部分上ではブラッグの反射条件を満たす様にして、他方、相対的に高い温度で熱処理すべき部分上ではブラッグの反射条件を満たさない様にして多層構造膜を形成する工程と、
    前記多層構造膜を介して前記半導体基板の一面全体に、ブラッグの反射条件を満たす波長および入射角でレーザー光を照射する工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記多層構造膜は、屈折率の異なる半導体酸化物膜および半導体窒化物膜を用いて構成されることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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