JP2008021721A - 冷却装置およびそれを備える車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却効率が向上し、かつ冷却むらが低減された冷却装置を提供する。
【解決手段】冷却液媒体の流入口26および冷却液媒体を排出する排出口が設けられ、冷却液媒体を流入口および排出口の他の部分では密閉する吸熱部10を備える冷却装置であって、吸熱部10は、冷却対象物である半導体素子21〜23を設置する設置面36および設置面36の裏面である冷却面38を有する上部部材32と、上部部材32とともに冷却面38を内壁面の一部とする室を形成する下部部材34とを含む。下部部材34には、流入口26と連通し冷却面38に向けて冷却媒体を噴射する噴射口41〜43が設けられ、噴射口41〜43の開口位置よりも低い位置に排出口が設けられる。
【選択図】図7

Description

この発明は、冷却装置およびそれを備える車両に関し、特に冷却液媒体で冷却対象物を冷却する冷却装置およびそれを備える車両に関する。
半導体素子の発熱量の増大に伴い、空冷式のヒートシンク等の冷却装置に代わり水冷式の冷却装置が採用される例も多くなっている。
図13は、水冷式の冷却装置の一例を示した図である。
図13を参照して、冷却装置400は、半導体素子406を冷却するためのものであり、吸熱部404にポンプ402から送られた冷却水が噴射口408から半導体素子406の設置されている部分の内側に噴射され、冷却効率を高めている。このように、噴流を壁面衝突噴流の形態で伝熱促進を図ることは良く知られている。
図14は、従来の壁面衝突噴流を用いた冷却装置の例を示した図である。
図14に示すような冷却装置は、特開2001−135763号公報(特許文献1)に開示されている。図14を参照して、半導体素子501は、セラミックのキャップ等で封止され、非常に小さな半田球503によってセラミック基板502と接続される。半導体素子501には、半田球503と基板の内部に設けられた配線(図示せず)によって接続されているパッド504を介して給電や信号の入出力が行なわれる。
支持体507は、半導体素子501をその中に収容する開口部525を有し、セラミック基板502を支持又は保持する。ピン509が支持体に対するセラミック基板502の位置決めを行うために支持体の表面に部分的に設けられる。スペーサ508は、セラミック基板502と支持体507との間に空気を流すためのものである。
間隙511は、支持体507の上面で半導体素子501と開口部525との間の間隙である。間隙512は、スペーサ508によって設けられたセラミック基板502と支持体507との間の間隙である。排出口514は、筐体513に設けられた冷却液体と空気の排出口である。
半導体素子501の電気的特性を測定して評価したりデバイスの良品と不良品とを選別したりする際に、まず半導体素子501がそれを収容する開口部525内に支持体507と間隙511を形成するように下向きにセットされる。
そして、ブロワ517によって筐体513内の空気が引き抜かれると共に支持体507上部から空気が間隙512及び511を通して筐体513内に取り込まれる。
次いで、このように空気を継続して取り込みながら、タンク516の冷却水は、熱交換器518によって冷却され、さらにポンプ515によって冷却液体噴射ノズル510から半導体素子501の主表面(セラミックキャップの表面)に向かって吹き付けられる。矢印519によって、間隙511と512内に吸引される空気の流れが示される。矢印520によって、冷却水の流れが示される。冷却液体用ポンプ515はまた、排出口514から冷却水と空気を吸引する。そして、タンク516で、空気と水が分離される。
支持体507の下部の筐体513に設けられた排出口514よりタンク516へ、ブロワ517によって空気を排出すると、図14の冷却装置の周囲から常温の空気が、セラミック基板502と支持体507との間隙512及び支持体507と半導体素子501の側面との間隙511を流れ込む。半導体素子501のまわりにはエアーカーテン521が形成される。半導体素子501の主表面に噴射された冷却水の流れなどはこのエアーカーテン521によって下流に押し流されてしまう。
このような壁面に気体中で噴流を噴射するので液中噴射よりも噴流の速度が弱まることがなく、半導体素子からの放熱効率が良くなる。
特開2001−135763号公報 特開昭64−25447号公報
近年においては、ハイブリッド自動車、電気自動車、および燃料電池を搭載した燃料電池車などの電力を動力源とする車が注目されている。ハイブリッド自動車は、従来のエンジンに加えてモータも動力源とする自動車である。ハイブリッド自動車は、エンジンを駆動することにより動力を得るとともに、直流電源からの直流電圧を交流電圧に変換し、変換された交流電圧によりモータを駆動することによって動力を得るものである。また、電気自動車は、直流電源からの直流電圧を変換した交流電圧によりモータを駆動して動力を得る自動車である。
このような電気を動力源とする自動車においては、インバータや昇圧コンバータのような電力変換器が搭載される。自動車等に搭載される電力変換器は、高い動力性能を得るために大電力を必要とする。大電力の電力変換器等は、発熱量が大きく、電力変換器を冷却するための冷却装置が搭載される。
電力変換器には、複数のパワー半導体素子が含まれる。パワー半導体素子には、たとえば、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)等が含まれる。
このような半導体素子を冷却する車載用の冷却装置においても、冷却効率を向上させるために壁面衝突噴流の形態で熱伝達促進を図ることを検討する価値がある。
しかしながら、図13に示したような例では、冷却対象となる半導体素子が複数に増やすと、冷却水の下流側に設置される半導体素子は上流側で別の半導体素子に噴射された冷却水の影響を受けるので、複数の半導体素子各部分で一様な流速で冷却水を噴射することが難しくなり、冷却むらが生じることが懸念される。
また、図14に示したような、筐体が外気と連通している開放系の壁面衝突噴流の形態では、振動や加速度が加わる車載用のような冷却装置としては冷却水の漏れなどが発生する恐れがあり好ましくない。
この発明の目的は、冷却効率が向上し、かつ冷却むらが低減された冷却装置を提供することである。
この発明は、要約すると、冷却液媒体の流入口および冷却液媒体を排出する排出口が設けられ、冷却液媒体を流入口および排出口の他の部分では密閉する吸熱部を備える冷却装置であって、吸熱部は、冷却対象物を設置する設置面および設置面の裏面である冷却面を有する上部部材と、上部部材とともに冷却面を内壁面の一部とする室を形成する下部部材とを含む。下部部材には、流入口と連通し冷却面に向けて冷却媒体を噴射する噴射口が設けられ、噴射口の開口位置よりも低い位置に排出口が設けられる。
好ましくは、室には、所定量の気体が封入される。噴射口は、気体中において冷却液媒体を冷却面に向けて噴射する。排出口は、室における液媒体と気体との境界である液面よりも低い位置に設けられる。
好ましくは、下部部材は、噴射口周辺に設けられ、液媒体を噴射口の高さを維持して周囲に放射状に流すための支持部を有する。
好ましくは、冷却対象物は、複数の半導体素子であり、噴射口は、複数の半導体素子が設置されている部分にそれぞれ対応して下部部材に複数設けられる。
より好ましくは、下部部材には、室の内部において噴射口周辺から排出口に至り液媒体を排出口に導く溝が設けられ、溝の流路断面積は、液媒体の流れの上流から下流に向けて次第に大きくなる。
好ましくは、下部部材には、室の内部において噴射口周辺から排出口に至り液媒体を排出口に導く溝が設けられる。冷却面は、噴射口から噴射される液媒体が当たる第1の部分と、第1の部分より低くなっており溝に流れる液媒体に浸漬される第2の部分とを含む。
好ましくは、冷却装置は、室の外部に排出口から流入口に至る経路上に直列に設けられるポンプおよび放熱器をさらに備える。
この発明は、他の局面に従うと、上記いずれかの冷却装置を備える車両である。
本発明によれば、冷却媒体の漏れを防ぎつつ、冷却効率の向上を図ることができる。また、本発明の他の利点は、複数の冷却対象がある場合において、冷却効率の向上を図るとともに冷却むらの低減が可能となることである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、冷却装置が搭載される車両の概略構成を示した図である。
図1を参照して、車両1は、車輪2と、車輪2を駆動するモータ4と、モータ4に三相交流の駆動信号を供給するインバータ6と、インバータ6の半導体素子を冷却する冷却装置8とを含む。
冷却装置8は、インバータ6から熱を吸収する吸熱部10と、吸熱部10の外部に設けられ吸熱部の冷却媒体の排出口から流入口に冷却媒体を循環させる経路上に直列に設けられるポンプ12およびラジエータ14とを含む。
車両1は、ハイブリッド自動車、電気自動車、および燃料電池を搭載した燃料電池車などの電力を動力源とする車両である。
図2は、図1の吸熱部10の平面図である。
図3は、図2のIII−III断面を示す断面図である。
図2、図3を参照して、吸熱部10は、冷却液媒体(たとえば冷却水)の流入口26および冷却液媒体を排出する排出口29が設けられ、冷却液媒体を流入口26および排出口29の他の部分では密閉するものである。
なお、排出口29の位置は、対称性から、後に説明する図9〜図12の排出口129の位置に変更しても良い。
吸熱部10は、冷却対象物(半導体素子21〜23)を設置する設置面36および設置面36の裏面である冷却面38を有する上部部材32と、上部部材32とともに冷却面38を内壁面の一部とする室を形成する下部部材34とを含む。
下部部材34には、流路28によって流入口26と連通し冷却面38に向けて冷却媒体を噴射する噴射口41〜43が設けられ、後に図6で詳しく説明するように、噴射口41〜43の開口位置よりも低い位置に排出口29が設けられる。
冷却対象物は、発熱体であれば限定されないが、たとえば複数の半導体素子21〜23であり、噴射口41〜43は、複数の半導体素子21〜23が設置されている部分にそれぞれ対応して下部部材34に複数設けられる。
図4は、図3のIV−IV断面から下方を見た図である。
図3、図4を参照して、下部部材34は、噴射口41〜43周辺にそれぞれ設けられ、冷却液媒体を噴射口41〜43の高さを維持して周囲に放射状に流すための支持部51〜53を有する。つまり、図14に示した噴射口を有するパイプ形状の噴射口付近の末端部分が図3、図4では広くなっている。これにより、噴流衝突部近傍の発熱体が設置されている部分に冷却媒体がいきわたり、冷却面から熱を奪うことが可能となる。
支持部51〜53の周囲に設けられる流路56〜58は、支持部51〜53より高さが一段低くなっており、流路59および側溝62,64は、それらより高さがさらに一段低くなっている。
図5は、図4のV−V断面における断面図である。
図4、図5を参照して、噴射口42は、流路28と連通しており、流路28から供給される冷却液媒体が噴射される。支持部52は、噴射口42の周囲に設けられ噴射された液媒体が冷却対象物の近傍で噴射口42の高さよりも落ちないように支持する。
支持部52の両脇には側溝62および64が設けられており、噴射された冷却液媒体は側溝62,64を流れて排出口29に至る。
図6は、図4のVI−VI断面から排出口を見た断面図である。
図4、図6を参照して、排出口29の吸込み口は、支持部51の高さh3よりも低く、かつ側溝62,64の液面の高さh2よりも低い位置(高さh1)に設けられている。
図7は、図3において冷却液媒体の流れを示した図である。
図8は、図4において冷却液媒体の流れを示した図である。
図7、図8を参照して、上部部材32および下部部材34で形成される室には、所定量の気体(たとえば空気等)が封入される。流入口26から矢印A1に示すように流入した冷却媒体は、噴射口41〜43から冷却面38の冷却対象物が設置された部分に向けて噴射される。このとき、噴射口41〜43は、矢印A2に示すように、気体中において冷却液媒体を冷却面38に向けて噴射する。
噴射された液媒体は、冷却面38に当たった後で冷却面との間で並行狭路を形成する支持部51〜53の上で矢印A3に示すように周囲に放射状に広がる。このとき支持部51〜53の各々の周辺は、流路56〜58では高さが一段低くなっており、側溝62,64および流路59では高さがさらに一段低くなっている。したがって、矢印A4、A5に示すように液媒体は流れる。噴射口42から噴射された液媒体の流れは、噴射口41,43からそれぞれ支持部51,53上に噴射された液媒体の流れには、少なくとも支持部51,53上では影響を与えない。
その後、液媒体は、矢印A6に示すように排出口29から排出され、ポンプとラジエータに至る。
排出口29は、図6で説明したように、室における液媒体と気体との境界である液面よりも低い位置に設けられる。このため、上部部材32および下部部材34で形成される室に封入された、所定量の気体は、排出されず液媒体のみが排出される。
なお、噴射口位置よりも低ければ冷却面の噴流が当たる部分以外に気体を残しておくことが可能であるため排出口の吸込み口の位置は図6に示すほど低い位置にしなくてもよい。ただし、流速が大きい場合に発生する気泡を吸い込まないようにするためおよび気体封入量を多くするためには、図6に示すような低い位置に排出口を設けるのが望ましい。
以上説明したように、実施の形態1に示した冷却装置では、車両等の振動や加速度が加えられても冷却液媒体漏れが発生せず、かつ複数の発熱体である半導体素子に対して均一な流速で冷却液媒体が供給できるので、冷却むらが低減される。
[実施の形態2]
実施の形態2に係る冷却装置は、実施の形態1の構成において吸熱部10に換えて吸熱部110を備える。他の部分については、図1に説明した構成と同様であり説明は繰返さない。
図9は、吸熱部110の平面図である。
図10は、図4に対応する図であり吸熱部110の上部部材132を取り去った状態を示す平面図である。
図9、図10を参照して、吸熱部110は、冷却液媒体(たとえば冷却水)の流入口126および冷却液媒体を排出する排出口129が設けられ、冷却液媒体を流入口126および排出口129の他の部分では密閉するものである。
なお、排出口129を設ける位置は、対称性から図9〜図12に示す方向が好ましいが、図1〜図8に示した方向であっても良い。
吸熱部110は、冷却対象物を設置する上部部材132と、上部部材132とともに冷却面を内壁面の一部とする室を形成する下部部材134とを含む。
下部部材134には、流路128によって流入口126と連通し冷却面に向けて冷却媒体を噴射する噴射口141〜143が設けられる。
冷却対象物は、発熱体であれば限定されないが、たとえば複数の半導体素子121〜123であり、噴射口141〜143は、複数の半導体素子121〜123が設置されている部分にそれぞれ対応して下部部材134に複数設けられる。
図11は、図10のXI−XI断面における断面図である。
図10、図11を参照して、噴射口141〜143の開口位置よりも低い位置に排出口129が設けられる。
下部部材134は、噴射口141〜143周辺にそれぞれ設けられ、冷却液媒体を噴射口141〜143の高さを維持して周囲に放射状に流すための支持部151〜153を有する。これにより、噴流衝突部近傍の発熱体が設置されている部分に冷却媒体がいきわたり、冷却面から熱を奪うことが可能となる。
支持部151〜153の周囲に設けられる流路171〜174は、支持部151〜153より高さが低くなっている。より詳細には、下部部材134には、上部部材132との間で形成される室の内部において噴射口141〜143周辺から排出口129に至り液媒体を排出口129に導く溝である流路171〜174が設けられ、これらの溝の流路断面積は、液媒体の流れの上流から下流に向けて次第に大きくなる。すなわち、流路174、173,172,171の順に深さが増すので流路の断面積も増加する。図10、図11には深さが階段状に増加した例が示されているが、滑らかに深さが増加するようにしても良いし、直線的に深さが増加しても良い。なお、深さを増加させる代わりに幅を広げるようにして断面積を増加させても良い。
流路の断面積を上流側から下流側に向けて増加させることにより、流路内を流れる冷却液媒体の流速を上流側と下流側を同程度の速度にすることができる。または、上流側と下流側の放熱程度が同等になるように流速を調整することができる。
図12は、図9のXII−XII断面において吸熱部110内の冷却液媒体の流れを示した図である。
図12を参照して、噴射口141〜143は、流路128と連通しており、流路128から供給される冷却液媒体が噴射される。支持部151〜153は、噴射口141〜143の周囲にそれぞれ設けられ噴射された液媒体が冷却対象物の近傍で噴射口の高さよりも落ちないように支持する。
排出口129の吸込み口は、支持部151の高さよりも低く、かつ流路171の液面の高さよりも低い位置に設けられている。
上部部材132および下部部材134で形成される室には、所定量の気体(たとえば空気等)が封入される。流入口126から矢印A11に示すように流入した冷却媒体は、噴射口141〜143から冷却面の冷却対象物が設置された部分138−1〜138−3に向けて噴射される。このとき、噴射口141〜143は、矢印A13〜A15に示すように、気体中において冷却液媒体を部分138−1〜138−3に向けて噴射する。
噴射された液媒体は、部分138−1〜138−3に当たった後で冷却面と並行狭路を形成する支持部151〜153上で矢印A13〜A15に示すように周囲に放射状に広がる。このとき支持部151〜153の各々の周辺の流路171〜174は高さが支持部151〜153より低くなっている。
したがって、噴射口142から噴射された液媒体の流れは、噴射口141,143からそれぞれ支持部151,153上に噴射された液媒体の流れには、支持部151,153上では影響を与えない。
その後、液媒体は矢印A16〜A18に示すように流路171〜173を排出口129に向けて流れる。流路174の液面からの深さd1、流路173の液面からの深さd2、流路172の液面からの深さd3、流路171の液面からの深さd4は、d1<d2<d3<d4となるように設定されている。
そして、矢印A19に示すように排出口129から排出され、ポンプとラジエータに至る。排出口129の吸込み口は、室における液媒体と気体との境界である液面よりも低い位置に設けられる。このため、上部部材32および下部部材34で形成される室に封入された、所定量の気体は、排出されず液媒体のみが排出される。
なお、噴射口位置よりも低ければ冷却面の噴流が当たる部分以外に気体を残しておくことが可能であるため排出口の吸込み口の位置は図12に示すほど低い位置にしなくてもよい。ただし、流速が大きい場合に発生する気泡を吸い込まないようにするためおよび気体封入量を多くするためには、図12に示すような低い位置に排出口を設けるのが望ましい。
下部部材134には、室の内部において噴射口141〜143周辺から排出口129に至り液媒体を排出口129に導く溝である流路171〜174が設けられる。冷却面は、噴射口から噴射される液媒体が当たる第1の部分138−1〜138−3と、第1の部分より低くなっており溝に流れる液媒体に浸漬される第2の部分139とを含む。
第2の部分139も冷却液媒体に浸漬されるので、半導体素子121〜123から上部部材132中を熱伝導で伝わる熱が第2の部分139で放熱される。つまり、実施の形態2では噴流が衝突した後から排水されるまでの間でも冷却水を冷却に使用する。
したがって、実施の形態2では、実施の形態1の奏する効果に加えてさらに冷却効率が向上する。その際にも流路の断面積が下流ほど大きくなっているので矢印A16、A17,A18で示される流れの速度がほぼ等しく設定することができ、または放熱性能をほぼ等しくすることができるので冷却むらが低減される。
なお、図9および図12では、上部部材132の厚みが一様で、半導体素子が設けられている外面(図12では上面)も冷却媒体が封入される内面(図12では下面)と同様に凹凸が設けられている例を示した。しかし、上部部材132の内面のみに凹凸を設け、上部部材132の外面(図12では上面)はフラットな形状としても良い。
以上説明したように、実施の形態2に示した冷却装置でも、車両等の振動や加速度が加えられても冷却液媒体漏れが発生せず、かつ複数の発熱体である半導体素子に対して均一な流速で冷却液媒体が供給できるので、冷却むらが低減される。
なお、以上説明した実施の形態では、3つの半導体素子が冷却対象となる冷却装置について例を示して説明したが、半導体素子等の冷却対象は3つに限らず2つであっても4つ以上であっても本発明を適用することができる。たとえば、インバータ装置の3相の上アームおよび下アームに設けられた6個のIGBTおよびIGBTと並列接続されるダイオード素子が行列状に配置された構成に本発明を適用することもできる。
また、本発明は、車載用以外にも複数の発熱体を冷却する冷却装置に広く適用が可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
冷却装置が搭載される車両の概略構成を示した図である。 図1の吸熱部10の平面図である。 図2のIII−III断面を示す断面図である。 図3のIV−IV断面から下方を見た図である。 図4のV−V断面における断面図である。 図4のVI−VI断面から排出口を見た断面図である。 図3において冷却液媒体の流れを示した図である。 図4において冷却液媒体の流れを示した図である。 吸熱部110の平面図である。 図4に対応する図であり吸熱部110の上部部材132を取り去った状態を示す平面図である。 図10のXI−XI断面における断面図である。 図9のXII−XII断面において吸熱部110内の冷却液媒体の流れを示した図である。 水冷式の冷却装置の一例を示した図である。 従来の壁面衝突噴流を用いた冷却装置の例を示した図である。
符号の説明
1 車両、2 車輪、4 モータ、6 インバータ、8,400 冷却装置、10,110,404 吸熱部、12,402,515 ポンプ、14 ラジエータ、21〜23,121〜123,406,501 半導体素子、26,126 流入口、28,56〜59,128,171〜174 流路、29,129,514 排出口、32,132 上部部材、34,134 下部部材、36 設置面、38 冷却面、41〜43,141〜143,408 噴射口、51〜53,151〜153 支持部、62,64 側溝、138,139 部分、502 セラミック基板、503 半田球、504 パッド、507 支持体、508 スペーサ、509 ピン、510 冷却液体噴射ノズル、511,512 間隙、513 筐体、515 冷却液体用ポンプ、516 タンク、517 ブロワ、518 熱交換器、521 エアーカーテン、525 開口部。

Claims (8)

  1. 冷却液媒体の流入口および前記冷却液媒体を排出する排出口が設けられ、前記冷却液媒体を前記流入口および前記排出口の他の部分では密閉する吸熱部を備える冷却装置であって、
    前記吸熱部は、
    冷却対象物を設置する設置面および前記設置面の裏面である冷却面を有する上部部材と、
    前記上部部材とともに前記冷却面を内壁面の一部とする室を形成する下部部材とを含み、
    前記下部部材には、前記流入口と連通し前記冷却面に向けて前記冷却媒体を噴射する噴射口が設けられ、前記噴射口の開口位置よりも低い位置に前記排出口が設けられる、冷却装置。
  2. 前記室には、所定量の気体が封入され、
    前記噴射口は、前記気体中において前記冷却液媒体を前記冷却面に向けて噴射し、
    前記排出口は、前記室における前記液媒体と前記気体との境界である液面よりも低い位置に設けられる、請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記下部部材は、
    前記噴射口周辺に設けられ、前記液媒体を前記噴射口の高さを維持して周囲に放射状に流すための支持部を有する、請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 前記冷却対象物は、複数の半導体素子であり、
    前記噴射口は、前記複数の半導体素子が設置されている部分にそれぞれ対応して前記下部部材に複数設けられる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷却装置。
  5. 前記下部部材には、前記室の内部において前記噴射口周辺から前記排出口に至り前記液媒体を前記排出口に導く溝が設けられ、
    前記溝の流路断面積は、前記液媒体の流れの上流から下流に向けて次第に大きくなる、請求項4に記載の冷却装置。
  6. 前記下部部材には、前記室の内部において前記噴射口周辺から前記排出口に至り前記液媒体を前記排出口に導く溝が設けられ、
    前記冷却面は、
    前記噴射口から噴射される液媒体が当たる第1の部分と、
    前記第1の部分より低くなっており前記溝に流れる前記液媒体に浸漬される第2の部分とを含む、請求項1に記載の冷却装置。
  7. 前記室の外部に前記排出口から前記流入口に至る経路上に直列に設けられるポンプおよび放熱器をさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷却装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の冷却装置を備える車両。
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