JP2008021655A - コネクタ - Google Patents

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JP2008021655A
JP2008021655A JP2007183349A JP2007183349A JP2008021655A JP 2008021655 A JP2008021655 A JP 2008021655A JP 2007183349 A JP2007183349 A JP 2007183349A JP 2007183349 A JP2007183349 A JP 2007183349A JP 2008021655 A JP2008021655 A JP 2008021655A
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Harald Michael Lutsch
ハラルト・ミヒャエル・ルッチュ
Vladimir Buden
ヴラディシール・ブデン
Minja Adzic
ミンニャ・アドジッチ
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/5208Sealing means between cable and housing, e.g. grommet having at least two cable receiving openings

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Abstract

【課題】簡単な組立工程を可能にするコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、相手方コネクタに接続可能であって、長手軸5に平行に延長する複数の第1収容室3と複数の第2収容室4が設けられたハウジング2を備える。第1収容室3は、電線15に接続された接触要素14を収容するように働く。ハウジング2は、その後側6に、第1収容室3と第2収容室4の複数の開口8,9を備える。少なくとも一つのマットシール18,19がハウジング2の後側6に支持され、当該少なくとも一つのマットシール18,19が開口8,9に位置合わせされた複数のアパーチャ20,21を備える。マットシールホルダ22がハウジング2の後側6に取り外し自在に固定されている。マットシールホルダ22は、マットシール18,19のアパーチャ20,21に位置合わせされたアパーチャ25を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、相手方コネクタに接続可能なコネクタに係り、より詳細には、長手軸に平行に延長する複数の第1収容室と第2収容室が設けられたハウジングを備え、前記複数の第1収容室が、電線に接続された接触要素を収容するように働き、前記ハウジングが、その後側に、前記複数の第1収容室と第2収容室の複数の開口を備え、少なくとも一つのマットシールが前記ハウジングの後側に支持され、そして当該少なくとも一つのマットシールが前記複数の開口に位置合わせされた複数のアパーチャを備え、少なくとも一つのマットシールホルダが前記ハウジングの後側に取り外し自在に固定されており、前記少なくとも一つのマットシールホルダが、前記少なくとも一つのマットシールのアパーチャに位置合わせされたアパーチャを備え、前記少なくとも一つのマットシールが、前記ハウジングと前記少なくとも一つのマットシールホルダとの間に保持されているコネクタに関する。
そのようなコネクタが特許文献1に示されている。マットシールは、ハウジングの後側に抗して支持されるようにマットシールホルダにより保持されている。そのマットシールホルダは、ハウジングの後側から離れて該後側とは反対側に面するマットシールの面に抗して支持される。マットシールホルダは、マットシールを囲む複数の固定アームを備える。それら固定アームはハウジングのロック突起の後方に延長する。このようにマットシールホルダはハウジングに固定されている。マットシールはハウジングとマットシールホルダとの間に配置され且つ保持されている。マットシールホルダは、マットシールのアパーチャに位置合わせされたアパーチャを備える。接触要素の電線は、マットシールのアパーチャおよびマットシールホルダのアパーチャを通って収容室の外に案内される。
種々のコネクタは一般には異なる構成を備えるので、即ち、構成によっては、コネクタは異なる収容室に異なる数の接触要素を備えるので、全ての収容室に接触要素が設けられるとは限らない。そのような場合、接触要素が設けられていない収容室をシールする必要がある。接触要素が設けられていない収容室の領域に何らアパーチャを持たない、構成毎に異なる、マットシールを設けねばならないことを避けるため、特許文献1では、マットシールホルダのアパーチャを閉塞し且つマットシールのアパーチャ内に突出する複数のシール突起をマットシールホルダに設けることが提案されている。それらシール突起は、マットシールホルダ上に形成され、且つ治具により除去可能となっている。これらのシール突起は、接触要素が設けられた収容室に位置合わせされるアパーチャから除去される。このために、シール突起は、接触要素の電線がマットシールホルダのアパーチャを通って案内されるように、治具により破壊される。
こういった解決の仕方の短所としては、組み立ての間、不要なシール突起を予め全て破壊および除去せねばならないことである。
米国特許第4944688号明細書
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な組立工程を可能にするコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記(I)〜(IV)を特徴としている。
(I) 相手方コネクタに接続可能なコネクタであって、長手軸に平行に延長する複数の第1収容室と第2収容室が設けられたハウジングを備え、
前記複数の第1収容室は、電線に接続された接触要素を収容するように働き、
前記ハウジングは、その後側に、前記複数の第1収容室と第2収容室の複数の開口を備え、
少なくとも一つのマットシールが前記ハウジングの後側に支持され、当該少なくとも一つのマットシールが前記複数の開口に位置合わせされた複数のアパーチャを備え、
少なくとも一つのマットシールホルダが前記ハウジングの後側に取り外し自在に固定されており、前記少なくとも一つのマットシールホルダが、前記少なくとも一つのマットシールのアパーチャに位置合わせされたアパーチャを備え、
前記少なくとも一つのマットシールが、前記ハウジングと前記少なくとも一つのマットシールホルダとの間に保持されており、
複数のシール要素が前記少なくとも一つのマットシールホルダに取り外し自在に接続されており、
前記シール要素が、各々、前記少なくとも一つのマットシールホルダから突出し且つ前記少なくとも一つのマットシールのアパーチャの一つの中に封止的に配置されるシール部を備えていること。
(II) 上記(I)の構成のコネクタにおいて、
前記シール要素は、前記少なくとも一つのマットシールホルダのアパーチャへの係合接続によって前記少なくとも一つのマットシールホルダに接続されていること。
(III) 上記(II)の構成のコネクタにおいて、
前記シール要素は、前記ハウジングから離れて面する前記少なくとも一つのマットシールホルダの端部から前記アパーチャ内に前記長手軸に平行に挿入され、
前記シール要素は、第1支持面によって、前記ハウジングに向かって前記少なくとも一つのマットシールホルダの第2支持面に抗して支持され、
前記シール要素は、各々、ロック位置と非ロック位置との間で前記長手軸に交差する方向に弾性的に変形自在であり且つ第1ロック面を形成するロックアームを備え、そして
前記シール要素は、前記第1ロック面によって、前記ハウジングから離れる方向に、前記少なくとも一つのマットシールホルダの第2ロック面に抗して支持されていること。
(IV) 上記(III)の構成のコネクタにおいて、
前記シール要素のロックアームは、各々、前記長手軸に対して鋭角を形成するように配置され且つ、前記シール要素を差し込む際に、前記ロックアームが前記ロック位置から前記非ロック位置に前記長手軸に交差する方向に変形自在であるように前記少なくとも一つのマットシールホルダと協働する調整面を備えていること。
このように、本発明のコネクタでは、少なくとも一つのマットシールホルダに取り外し自在に接続された複数のシール要素が設けられており、当該シール要素が、各々、少なくとも一つのマットシールホルダから突出し且つ少なくとも一つのマットシールのアパーチャの一つの中に封止的に配置されるシール部を備えている。
第1収容室、即ち、全ての収容室のうちの第1の部分的な数の収容室には、接触要素が設けられ、そして第2収容室、即ち、全ての収容室のうちの第2の部分的な数の収容室には、シール要素が設けられている。当該シール要素は、少なくとも一つのマットシールホルダから突出し且つマットシールのアパーチャの中に位置するので、各構成に対して同じマットシールを使用することができる。その上、各構成に対して同じマットシールホルダをも使用することができる。なぜならば、構成によっては、複数のシール要素はマットシールホルダに取り外し自在に接続される。異なる構成にマットシールホルダを適用するために、マットシールホルダの如何なる要素も治具により破壊する必要がない。
好ましい実施形態では、複数のシール要素が、マットシールホルダのアパーチャへの係合接続によってマットシールホルダに接続されている。
それに関連した詳細について、複数のシール要素がハウジングから離れて面するマットシールホルダの端部からアパーチャ内に長手軸に平行に挿入されることが提案される。それらシール要素は、第1支持面によって、ハウジングに向かってマットシールホルダの第2支持面に抗して支持される。更に、シール要素は、各々、ロック位置と非ロック位置との間で長手軸に交差する方向に弾性的に変形自在であり且つ第1ロック面を形成するロックアームを備える。それで、これらのシール要素は、それら自体を、第1ロック面によって、ハウジングから離れる方向に、マットシールホルダの第2ロック面に抗して、支持することができる。
複数のシール要素がマットシールホルダの複数のアパーチャに容易に挿入されるようにするために、シール要素のロックアームは、各々、長手軸に対して鋭角を形成するように配置され且つ、シール要素を差し込む際に、ロックアームがロック位置から非ロック位置に長手軸に交差する方向に変形自在であるようにマットシールホルダと協働する調整面を備えている。
また、ハウジングでロック位置と解放位置との間を動くことが可能な少なくとも一つの二次ロック要素を設けることが提案される。当該少なくとも一つの二次ロック要素は、前記ロック位置において、複数の第1収容室と第2収容室のうち少なくとも一つの中に一つのロック突起を突出させる。
複数の接触要素が複数の収容室から引き出されることが二次ロック要素によって阻止される。二次ロック要素は、ハウジングでロック位置と非ロック位置との間を動くことが可能なようにハウジングに取り付けられる。一つまたはそれ以上の二次ロック要素を設けることもできる。例えば、二次ロック要素は、ハウジングに摺動自在に案内されるか、またはハウジングに揺動自在に取り付けられる。二次ロック要素は、前記ロック位置において、幾つかの収容室の中に同時に突出するロック突起を備えることもできる。収容室の長手方向の延長を基準にして、ロック突起は、前記長手方向の延長に対して横方向に収容室に該収容室の二端の間で係合する。通常、接触要素は、収容室から引き出されそうになったとき、二次ロック要素の少なくとも一つのロック突起に抗して、接触要素を支持するロック面を備えている。
本発明によれば、簡単な組立工程を可能にするコネクタを提供できる。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係るコネクタの斜視図である。図2は図1のコネクタの長手方向の断面図である。図1および図2を纏めて以下に説明する。
コネクタ1は、互いに同一である複数の第1収容室3および複数の第2収容室4が設けられたハウジング2を備える。第1収容室3および第2収容室4は、相手方コネクタ(不図示)にコネクタ1が接続する長手軸5の方向に平行に延長するように配置されている。
ハウジング2は、互いに反対を向く後側6および前側7を備える。この後側6には、第1収容室3に通じる複数の第1後側開口8が設けられるとともに、第2収容室4に通じる複数の第2後側開口9が設けられている。長手軸5に対して垂直な断面視において、第1後側開口8および第2後側開口9は、第1収容室3および第2収容室4と同じ形で且つ同じサイズを有している。
前側7には、第1収容室3に通じる複数の第1前側開口10が設けられるとともに、第2収容室4に通じる複数の第2前側開口11が設けられている。断面視において、第1前側開口10が連続的に内側に傾斜する第1支持面12を形成し、そして第2前側開口11が連続的に内側に傾斜する第2支持面13を形成しているように、第1前側開口10および第2前側開口11は第1収容室3および第2収容室4よりも小さい。
第1収容室3には複数の接触要素(即ち、導電金属製の端子)14が配置される。これら接触要素14は、後側6から第1後側開口8を通って第1収容室3内に挿入される。ハウジング2の後側6に向かう接触要素14の端部は、第1収容室3から第1後側開口8それぞれの外に案内される電線15にそれぞれ接続されている。ハウジング2の前側7に向かって接触要素14は第1支持面12に抗して支持される。なぜならば、接触要素14の前側7に向かう端部が、第1前側開口10よりも大きな断面を有しているからである。
第2収容室4には接触要素は収容されない。
後側6では、2つのマットシール(即ち、シール部材)18,19がハウジング2に接触して支持されている。第1収容室3の各々につき、マットシール18は一つのアパーチャ(穴)20を備える。第2収容室4の各々につき、マットシール19は一つのアパーチャ(穴)21を備える。アパーチャ20は第1後側開口8それぞれと位置合わせされており、そしてアパーチャ21は第2後側開口9それぞれと位置合わせされている。第1収容室3および第2収容室4をシールする目的で、マットシール18,19はハウジング2の後側6に抗して(接触して)封止的に支持される。その上、複数の電線15は、アパーチャ20,21のうちの第1の部分的な数のアパーチャをそれぞれ通って封止的に案内される。
ハウジング2の後側6上には、ハウジング2に接続されたマットシールホルダ22が設けられている。マットシールホルダ22は、複数の固定アーム23によって、ハウジング2の複数の固定突起24の後に係合し、且つハウジング2に取り外し自在に接続される。マットシール18,19は、マットシールホルダ22とハウジング2の後側6との間に配置されるとともに保持される。マットシールホルダ22には、マットシール18,19のアパーチャ20,21の各々につき、一つのアパーチャ(穴)25が設けられている。アパーチャ25は、マットシール18,19のアパーチャ20,21にそれぞれ位置合わせされ、それにより電線15がマットシールホルダ22のアパーチャ25を通って案内される。
接触要素14が設けられていない第2収容室4の第2後側開口9と位置合わせされたアパーチャ21それぞれに位置するように、シール要素16はマットシールホルダ22に取り外し自在に固定される。シール要素16は、各々、マットシールホルダ22からマットシール18,19に向かって突出し且つマットシール18のアパーチャ21の一つの中に封止的に配置されるシール部17を備えている。こうなっていることで、第1収容室3および第2収容室4全てが外部から確実にシールされる。
接触要素14は、二次ロック要素26によって、第1収容室3から引き出されることに抗して固定される。
二次ロック要素26は、羊毛や綿等を梳く道具(combe)のような形を持っており、第1アーム27、第2アーム28、および第3アーム29を有している。これら第1アーム27、第2アーム28、および第3アーム29によって、二次ロック要素26は、ハウジング2内の案内凹部30,31,40に対応するようなデザイン(設計)であって、ハウジング2で長手軸5に交差する方向に変位自在なようにハウジング2内を案内される。二次ロック要素26は、案内凹部30,31,40から引き出されて外れた非ロック位置と案内凹部30,31,40内に押し込まれたロック位置との間を変位自在である。第1アーム27は、二次ロック要素26の変位軸32に沿って延長する第1ロック突起(突条)33を備える。二次ロック要素26がそのロック位置にあるとき、第1ロック突起33は、収容室3,4のうちの第1の部分的な数の収容室内に部分的に交差するように延長する。第2アーム28は、第2収容室4のうちの第2の部分的な数の収容室内に突出する第2ロック突起(突条)34を備える。その上、第2アーム28は、二次ロック要素26のロック位置において、収容室3,4のうちの第3の部分的な数の収容室内に突出する第3ロック突起(突条)35を備える。第3アーム29に設けられた第4ロック突起(突条)36は、第1収容室3のうちの第4の部分的な数の収容室内に突出する。長手方向の断面を示す図2は、どのように第4ロック突起36が第1収容室3内に突出し且つ第1収容室3を断面視で狭めるかを示している。第4ロック突起36の領域において、接触要素14は、より幅狭になっており、且つ第4ロック突起36に向かって尖るロック面37を備えている。そして、第1収容室3から外に接触要素14を引き出そうとすると、ロック面37は第4ロック突起36に抗して支持され、このように接触要素14の引き抜きが阻止される。
図3および図4は、シール要素16が、どのようにデザイン(設計)され且つ、どのようにマットシールホルダ22に固定されるかについて詳細に示している。
シール要素16は、マットシールホルダ22のアパーチャ25への係合接続によってマットシールホルダ22に固定される。このため、ハウジング2に向かって尖り且つマットシールホルダ22の第2支持面42に抗して支持される第1支持面41を備えている。更に、シール要素16は、図3および図4に示されるロック位置とシール要素16の中央軸39に近い非ロック位置との間で中央軸39(長手軸5)に交差する方向に弾性的に変形自在であるロックアーム38を備える。
ロックアーム38には第1ロック面43が設けられている。第1ロック面43は、ハウジング2から離れて向き且つマットシールホルダ22の第2ロック面44に抗してハウジング2から離れて支持される。このように、シール要素16は、マットシールホルダ22のアパーチャ25から引き出されることに抗して固定される。更に、マットシールホルダ22のアパーチャ25の領域において、シール要素16は、それ自体がマットシールホルダ22のアパーチャ25に対して斜めにならないように、アパーチャ25の断面に大体一致する断面を備えている。
ロックアーム38には調整面45が設けられている。調整面45は、中央軸39および長手軸5と共に、鋭角を形成する。シール要素16の取り付けの際に、調整面45は、ロックアーム38が中央軸39および長手軸5それぞれと交差してロック位置から非ロック位置に変形するようにマットシールホルダ22と協働する。
シール要素16を取り付けるために、シール要素16は、マットシールホルダ22のハウジング2から離れた方を向く側から、マットシールホルダ22のアパーチャ25に挿入される。調整面45がマットシールホルダ22と接触するとすぐに、ロックアーム38は(シール要素16の挿入が続けられているので)非ロック位置と見込まれる所まで中央軸39に向かって変形する。シール要素16がマットシールホルダ22のアパーチャ25に完全に挿入されるとすぐに、(調整面45がアパーチャ25により形成された突起46を通過しており)ロックアーム38がロック位置に弾性的に復元する(即ち、はね返る)。これは、調整面45がカム47により形成されているから可能になっているのである。カム47は、中央軸39から、ロックアーム38から、離れる方向に突出し、且つシール要素16が完全挿入位置にあるとき突起46の前(即ち、突起46のハウジング2側の面)に係合する。加えて、カム47は、第1ロック面43を形成する。
ここで、上述した本発明のコネクタの特徴それぞれを以下i項〜iv項に簡潔に纏めて列記する。
[i] 相手方コネクタに接続可能なコネクタ(1)であって、長手軸(5)に平行に延長する複数の第1収容室と第2収容室(3,4)が設けられたハウジング(2)を備え、
前記複数の第1収容室(3)は、電線(15)に接続された接触要素(14)を収容するように働き、
前記ハウジング(2)は、その後側(6)に、前記複数の第1収容室と第2収容室(3,4)の複数の開口(8,9)を備え、
少なくとも一つのマットシール(18,19)が前記ハウジング(2)の後側(6)に支持され、当該少なくとも一つのマットシール(18,19)が前記複数の開口(8,9)に位置合わせされた複数のアパーチャ(20,21)を備え、
少なくとも一つのマットシールホルダ(22)が前記ハウジング(2)の後側(6)に取り外し自在に固定されており、前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)が、前記少なくとも一つのマットシール(18,19)のアパーチャ(20,21)に位置合わせされたアパーチャ(25)を備え、
前記少なくとも一つのマットシール(18,19)が、前記ハウジング(2)と前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)との間に保持されており、
複数のシール要素(16)が前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)に取り外し自在に接続されており、
前記シール要素(16)が、各々、前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)から突出し且つ前記少なくとも一つのマットシール(18,19)のアパーチャ(20,21)の一つの中に封止的に配置されるシール部(17)を備えていることを特徴とするコネクタ(1)。
[ii] 上記[i]のコネクタ(1)であって、
前記シール要素(16)は、前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)のアパーチャ(25)への係合接続によって前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)に接続されていることを特徴とするコネクタ(1)。
[iii] 上記[ii]のコネクタ(1)であって、
前記シール要素(16)は、前記ハウジング(2)から離れて面する前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)の端部から前記アパーチャ(25)内に前記長手軸(5)に平行に挿入され、
前記シール要素(16)は、第1支持面(41)によって、前記ハウジング(2)に向かって前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)の第2支持面(42)に抗して支持され、
前記シール要素(16)は、各々、ロック位置と非ロック位置との間で前記長手軸(5)に交差する方向に弾性的に変形自在であり且つ第1ロック面(43)を形成するロックアーム(38)を備え、そして
前記シール要素(16)は、前記第1ロック面(43)によって、前記ハウジング(2)から離れる方向に、前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)の第2ロック面(44)に抗して支持されていることを特徴とするコネクタ(1)。
[iv] 上記[iii]のコネクタ(1)であって、
前記シール要素(16)のロックアーム(38)は、各々、前記長手軸(5)に対して鋭角を形成するように配置され且つ、前記シール要素(16)を差し込む際に、前記ロックアーム(38)が前記ロック位置から前記非ロック位置に前記長手軸(5)に交差する方向に変形自在であるように前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)と協働する調整面(45)を備えていることを特徴とするコネクタ(1)。
本発明に係るコネクタの斜視図である。 接触要素が設けられた第1収容室およびシール要素が設けられた第2収容室を有する図1のコネクタの長手方向の断面図である。 本発明に係るシール要素の斜視図である。 マットシールホルダの、マットシールの、そしてシール要素の斜視図である。
符号の説明
1:コネクタ
2:ハウジング
3:第1収容室
4:第2収容室
5:長手軸
6:後側
7:前側
8:第1後側開口
9:第2後側開口
10:第1前側開口
11:第2前側開口
12:第1支持面
13:第2支持面
14:接触要素
15:電線
16:シール要素
17:シール部
18:マットシール
19:マットシール
20:アパーチャ
21:アパーチャ
22:マットシールホルダ
23:固定アーム
24:固定突起
25:アパーチャ
26:二次ロック要素
27:第1アーム
28:第2アーム
29:第3アーム
30:案内凹部
31:案内凹部
32:変位軸
33:第1ロック突起
34:第2ロック突起
35:第3ロック突起
36:第4ロック突起
37:ロック面
38:ロックアーム
39:中央軸
40:案内凹部
41:第1支持面
42:第2支持面
43:第1ロック面
44:第2ロック面
45:調整面
46:突起
47:カム

Claims (1)

  1. 相手方コネクタに接続可能なコネクタ(1)であって、長手軸(5)に平行に延長する複数の第1収容室と第2収容室(3,4)が設けられたハウジング(2)を備え、
    前記複数の第1収容室(3)は、電線(15)に接続された接触要素(14)を収容するように働き、
    前記ハウジング(2)は、その後側(6)に、前記複数の第1収容室と第2収容室(3,4)の複数の開口(8,9)を備え、
    少なくとも一つのマットシール(18,19)が前記ハウジング(2)の後側(6)に支持され、当該少なくとも一つのマットシール(18,19)が前記複数の開口(8,9)に位置合わせされた複数のアパーチャ(20,21)を備え、
    少なくとも一つのマットシールホルダ(22)が前記ハウジング(2)の後側(6)に取り外し自在に固定されており、前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)が、前記少なくとも一つのマットシール(18,19)のアパーチャ(20,21)に位置合わせされたアパーチャ(25)を備え、
    前記少なくとも一つのマットシール(18,19)が、前記ハウジング(2)と前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)との間に保持されており、
    複数のシール要素(16)が前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)に取り外し自在に接続されており、
    前記シール要素(16)が、各々、前記少なくとも一つのマットシールホルダ(22)から突出し且つ前記少なくとも一つのマットシール(18,19)のアパーチャ(20,21)の一つの中に封止的に配置されるシール部(17)を備えていることを特徴とするコネクタ(1)。
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