JP2008021462A - 外部トリップ機能付配線用遮断器 - Google Patents
外部トリップ機能付配線用遮断器 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 特殊部品を使用する事無く、また外部接点を小型にできる外部トリップ機能付配線用遮断器を提供する。
【解決手段】 主電路3に設けた開閉接点4を開動作させるためのトリップコイル6と、零相変流器5と、零相変流器5の電流検知動作を受けてトリップコイル6を励磁する制御回路7を備え、零相変流器5は外部から電流を通電可能とした1本の外部制御線10のみが挿通され、この外部制御線10に通電操作することで制御回路7がトリップコイル6を励磁して主電路3を遮断する。
【選択図】 図1
【解決手段】 主電路3に設けた開閉接点4を開動作させるためのトリップコイル6と、零相変流器5と、零相変流器5の電流検知動作を受けてトリップコイル6を励磁する制御回路7を備え、零相変流器5は外部から電流を通電可能とした1本の外部制御線10のみが挿通され、この外部制御線10に通電操作することで制御回路7がトリップコイル6を励磁して主電路3を遮断する。
【選択図】 図1
Description
本発明は配線用遮断器に関し、特に外部トリップ機能を備えた配線用遮断器に関する。
過電流が流れたら電路を遮断する配線用遮断器において、外部操作により強制的に遮断動作させることができる外部トリップ機能を備えた配線用遮断器がある。従来のこのような外部トリップ機能付配線用遮断器は図2のように構成されている。図2において、15は電源側端子、16は負荷側端子、17は主接点 18は引き外し用シャントコイル(トリップコイル)、19は外部接点であり、外部接点19を閉路させることによりシャントコイル18を励磁して主接点17を引き外すよう構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
一方で、漏電が発生したら電路を遮断する図3に示すような漏電遮断器がある。図3において、20は零相変流器、21はテストボタン、22はトリップコイル、23は漏電が発生したらトリップコイル22を励磁する制御回路であり、零相変流器20が電路の零相電流を検知することで漏電を検出し、漏電が発生したら制御回路23がトリップコイル22に励磁電流を流して電路を遮断するよう構成されている。
しかし、外部トリップ機能を備えた配線用遮断器は、需要が少ない上に特殊部品である引き外し用シャントコイル等を追加する事になるため、製造に時間を要しコスト高となっていた。また、外部接点は大きな電流が流れるため十分な接点容量が必要であり、小型にすることができなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、特殊部品を使用する事無く、また外部接点を小型にできる外部トリップ機能付配線用遮断器を提供することを目的とする。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、特殊部品を使用する事無く、また外部接点を小型にできる外部トリップ機能付配線用遮断器を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明に係る外部トリップ機能付配線用遮断器は、路に設けた開閉接点を開動作させるためのトリップコイルと、零相変流器と、当該零相変流器の電流検知作用を受けて前記トリップコイルを励磁する制御回路を備え、前記零相変流器は外部から通電操作可能とした1本の外部制御線のみが挿通され、前記外部制御線に通電操作することで前記制御回路が前記トリップコイルを励磁して電路を遮断することを特徴とする。
この構成により、零相変流器、零相電流検出動作を受けてトリップコイルを励磁する制御回路を使用するので、漏電遮断器の構成部材を使用して外部トリップ機能付配線用遮断器を構成できる。
この構成により、零相変流器、零相電流検出動作を受けてトリップコイルを励磁する制御回路を使用するので、漏電遮断器の構成部材を使用して外部トリップ機能付配線用遮断器を構成できる。
本発明によれば、漏電遮断器の構成部材を使用できるので特別な部材を使用する事無く外部トリップ機能付配線用遮断器を作製できる。また、零相電流程度の電流を外部から供給するだけでトリップコイルを励磁できるため、僅かな電流でしてトリップ動作させることができ、外部接点の電流容量を小さくできる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る外部トリップ機能付配線用遮断器の一例を示す回路図であり、1は電源側端子、2は負荷側端子、3は主電路、4は開閉接点、5は零相変流器、6はトリップコイル、7は零相電流を検知してトリップコイル6に励磁電流を流す制御回路、8は外部から遮断操作するための外部接点である。
零相変流器5には、外部接点8が設けられ主電路3に接続された外部制御線10が挿通され、外部接点8を閉操作することで擬似零相電流を流すよう構成されている。そして制御回路7は、零相変流器5に発生する僅かな電流(零相電流)を検知したらトリップコイル6を引き外し動作させるための励磁電流を流すよう制御する回路であり、上記図3に示す漏電遮断器の制御回路23と同様の回路となっている。
このように、図1の回路を構成する部材は、上記図3に示す漏電遮断器の構成要素と同一の作用を奏するものであり、図3の零相変流器20が主電路に装着されているのに対し、1本の外部制御線10のみが挿通されている点が大きく異なっている程度である。
このように、図1の回路を構成する部材は、上記図3に示す漏電遮断器の構成要素と同一の作用を奏するものであり、図3の零相変流器20が主電路に装着されているのに対し、1本の外部制御線10のみが挿通されている点が大きく異なっている程度である。
上記構成の遮断器は次のように動作する。先ず、主電路3に過電流が流れたら、熱動式等の引き外し装置が動作して電路は遮断される。そして、外部接点8が閉操作されたら外部制御線10に電流が流れ、零相変流器5がその電流を検知して電流が発生する。この電流を制御回路7が検知してトリップコイル6を励磁する。その結果、トリップコイル6はトリップ動作して開閉接点4は開放される。こうして、主電路3は遮断される。
このように、漏電遮断器の構成部材である零相変流器、零相電流検出動作を受けてトリップコイルを励磁する制御回路を使用するので、特別な部材を使用する事無く外部トリップ機能付配線用遮断器を作製できる。また、零相電流程度の電流を外部から供給するだけでトリップコイルを励磁できるため、僅かな電流でトリップ動作させることができ、外部接点の電流容量を小さくでき小型なものが使用できる。
尚、外部トリップ機能付配線用遮断器の零相変流器5は、漏電遮断器で使用するものと同一のもので良いが、挿通される電線が外部制御線10の1本だけであるので、更に小型なものが使用できる。また、漏電遮断器に組み込まれているテスト回路、テストボタン21を使用して外部制御線10及び外部接点8を構成しても良く、更に簡単な回路変更で漏電遮断器の構成から本発明の外部トリップ機能付配線用遮断器を構成することができる。
3・・主電路、4・・開閉接点、5・・零相変流器、6・・トリップコイル、7・・制御回路、8・・外部接点、10・・外部制御線。
Claims (1)
- 電路に設けた開閉接点を開動作させるためのトリップコイルと、零相変流器と、当該零相変流器の電流検知作用を受けて前記トリップコイルを励磁する制御回路を備え、
前記零相変流器は外部から通電操作可能とした1本の外部制御線のみが挿通され、前記外部制御線に通電操作することで前記制御回路が前記トリップコイルを励磁して電路を遮断することを特徴とする外部トリップ機能付配線用遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006190817A JP2008021462A (ja) | 2006-07-11 | 2006-07-11 | 外部トリップ機能付配線用遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006190817A JP2008021462A (ja) | 2006-07-11 | 2006-07-11 | 外部トリップ機能付配線用遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008021462A true JP2008021462A (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=39077277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006190817A Pending JP2008021462A (ja) | 2006-07-11 | 2006-07-11 | 外部トリップ機能付配線用遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008021462A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000149758A (ja) * | 1998-11-17 | 2000-05-30 | Mitsubishi Electric Corp | 漏電検出装置 |
JP2005142173A (ja) * | 2005-02-28 | 2005-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 漏電遮断器 |
-
2006
- 2006-07-11 JP JP2006190817A patent/JP2008021462A/ja active Pending
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