JP2008020681A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロータリ現像機を有する多色画像形成装置において、現像機に着脱されるトナーカートリッジに取り付けられた一つの非接触ICタグとの通信に失敗した場合、適切に装置の停止制御を行う。
【解決手段】ロータリ現像機12には、所定の色のトナーを収容したカートリッジ16C,16M,16Y,16Kが搭載されている。このカートリッジには、そのカートリッジを特定するための情報が記録された非接触ICタグ44C,44M,44Y,44Kが取り付けられている。この非接触ICタグを一つずつ装置側のアンテナ46に対向させて、記録された内容の読み込み、また内容の書き換えを行う。このとき、一つの非接触ICタグ44との通信に失敗すると、まだ通信していないタグに対して通信を行う。全ての非接触ICタグ44との通信を試みてから、装置を停止する。
【選択図】図2
【解決手段】ロータリ現像機12には、所定の色のトナーを収容したカートリッジ16C,16M,16Y,16Kが搭載されている。このカートリッジには、そのカートリッジを特定するための情報が記録された非接触ICタグ44C,44M,44Y,44Kが取り付けられている。この非接触ICタグを一つずつ装置側のアンテナ46に対向させて、記録された内容の読み込み、また内容の書き換えを行う。このとき、一つの非接触ICタグ44との通信に失敗すると、まだ通信していないタグに対して通信を行う。全ての非接触ICタグ44との通信を試みてから、装置を停止する。
【選択図】図2
Description
本発明は、ロータリ式の多色画像形成装置に関し、特に着脱される各色のカートリッジのそれぞれに当該カートリッジに関する情報を記憶した記憶装置を備えた画像形成装置に関する。
多色の画像形成装置において、各色の現像部を備え、回転することにより所定の色の現像部を感光体などの像形成体に対向させるロータリ現像機を有する、いわゆるロータリ現像方式の画像形成装置が知られている。ロータリ現像機には、トナーなどの記録剤が収容されたカートリッジが着脱可能に搭載されている。記録剤が消費されて無くなると、このカートリッジが取り外され、新しいカートリッジに交換される。
この着脱可能なカートリッジに、そのカートリッジ固有の情報を記録しておく記憶装置を設ける技術が知られている。カートリッジ固有の情報としては、そのカートリッジに収容された記録剤の色、そのカートリッジを特定するためのID識別コード、製造メーカ、使用の履歴などがある。装着されたカートリッジの記憶装置から、これらの情報を画像形成装置本体が読み出し、この情報に基づいて適切な制御を行い画像形成処理が行われる。
ロータリ現像方式を採用した画像形成装置においては、装置本体に対してカートリッジが現像部と共に回転するため、非接触で、すなわち無線によりカートリッジの記録装置と本体側との通信を行うことが望ましい。このような画像形成装置が、下記特許文献1に記載されている。
前記の特許文献に記載された装置のように、非接触式の記憶装置を用いる場合、接触式に比べて通信に失敗する可能性が高くなる。通信に失敗してカートリッジ側から必要な情報を得られないと、画像形成装置を動作させることができず、装置を停止制御する。しかし、通信に失敗した記憶装置以外の記憶装置とは、通信ができる可能性もある。
本発明は、カートリッジに設けられた記憶装置との通信異常が発生した場合、他の記憶装置に対して情報の書き込み、読み出しを行うことを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、ロータリ現像機のカートリッジに設ける記憶装置として非接触ICタグを用い、装置本体側に固定されたアンテナを介して、このタグと通信する。一つのタグについて通信に失敗すると、残りのタグとの通信を行った後に、装置を停止制御する。これにより現時点で書き込み、読み込みを行うことができる情報を保存することができる。
本発明によれば、一つの非接触ICタグとの通信に失敗しても、他のタグに対して情報を書き込み、また読み出すことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1は、ロータリ式の多色画像形成装置10の概略構成、特にロータリ現像機12およびその周囲の構成を示した断面図である。ロータリ現像機12は、4色の現像部14を有している。現像部14を色ごとに特定する必要がある場合には、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のいずれかを符号の後に付して説明する。各現像部14には、それぞれ現像部14の色に対応したトナーが収容されたカートリッジ16が装着されている。このカートリッジ16は着脱可能であり、収容しているトナーが無くなったとき、新しいカートリッジに交換することができる。さらに、各現像部14には、カートリッジ16から送られてきたトナーを感光体に送り出す現像ローラ18が設けられている。カートリッジ16および現像ローラ18についても、カートリッジと同様、その色ごとに特定する必要があるときにはC、M、Y、Kを付して説明する。
ロータリ現像機12は、現像機軸20を介して駆動モータ50(図2参照)により回転駆動される。この回転駆動により、所望の色の現像ローラ18が、ロータリ現像機12に接するように配置される感光体ドラム22に対向するように位置決めされる。感光体ドラム22には、転写ベルト24が接している。転写ベルト24は、複数のローラ26に巻き渡されており、このうち一つの駆動ローラにより駆動されて周回する。転写ベルト24には、感光体ドラム22上のトナー画像が転写され、このトナー画像がベルトの周回によって用紙の搬送路28へと運ばれる。用紙の搬送路28には、給紙トレイ30から排紙トレイ32へと用紙が搬送されて、転写ベルト24に対向する位置で、ベルト上のトナー画像が用紙上に転写される。トナー画像が転写された用紙は、搬送路28上を進み、定着ローラ34にて加熱、加圧されて画像が定着され、排紙トレイ32に送出される。
トナー画像の形成について説明する。感光体ドラム22の周囲には、前述のロータリ現像機12、転写ベルト24に加え、ドラム22の表面を帯電させる帯電部36およびドラム上に転写されずに残留したトナーを回収するクリーナ38が配置されている。感光体ドラム22は、図1において反時計回りに回転し、これにより帯電部36により均一に帯電されたドラム表面が、ロータリ現像機12のいずれかの色の現像部14に向けて送られる。ドラム表面は、現像部14に達する前に露光部40からのレーザ光により走査され、不要な部分の電荷が除去されて、ドラム表面上に潜像が形成される。露光部40は、外部装置で作成された画像データや、スキャナで読み取られた画像データに基づいて制御され、この画像データに対応した潜像が形成される。
現像部14に達したドラム表面には、表面上の電荷により現像部14からトナーが引きつけられ、潜像がトナー画像として現像される。感光体ドラム22上のトナー画像は、更にドラムの回転に伴って、転写ベルト24に対向する位置まで運ばれる。転写ベルト24の裏面には、ドラム22上のトナーを転写ベルト24に引きつけるように帯電された転写ローラ42が配置されている。これにより、感光体ドラム22上の画像が転写ベルト24に転写(一次転写)される。トナー画像が転写された後の感光体ドラム22の表面は、クリーナ38により清掃され、再度帯電部36に達し再度帯電される。以後これを繰り返して、転写ベルト上に、用紙1枚に相当するトナー画像を形成する。
多色画像の形成にあっては、一つの色のトナー画像が転写ベルト24上に形成された後、ロータリ現像機12を回転させて、他の色の現像ローラ18を感光体ドラム22に対向させ、その色のトナー画像を先の色のトナー画像に重ねて形成する。必要な色のトナー画像が転写ベルト24上に形成されると、用紙が送られ、トナー画像の用紙への転写が行われる(二次転写)。
前述のように、ロータリ現像機12に対して着脱可能となっているカートリッジ16には、それぞれに、そのカートリッジに特有の情報を記憶する記憶装置として非接触ICタグ44が取り付けられている。非接触ICタグ44は、マイコン、半導体メモリ、共振回路、アンテナ等を内蔵しており、外部の機器と通信により情報のやりとりを行うものである。多色画像形成装置10の本体側には、非接触ICタグ44との通信を行うためのアンテナ46が、ロータリ現像機12の周囲の1か所に配置されている。通信を行う際には、ロータリ現像機12は、各色の非接触ICタグ44のうち一つがアンテナ46に対向する位置である通信位置となるように回転される。そして、非接触ICタグ44に係るリーダライタ48(図2参照)が、アンテナ46を介してタグ44と通信を行い、情報の読み取り、書き込みを行う。一つの非接触ICタグ44に対し通信が終了後、次の色のタグが通信位置に送られ、通信が行われる。
非接触ICタグ44に記憶される情報は、カートリッジ16が装着される以前にあらかじめ書き込まれている情報と、カートリッジ16が使用されている過程において、リーダライタ48により書き込まれた情報がある。あらかじめ書き込まれている情報は、例えば、そのカートリッジに収容されたトナーの色、あるカートリッジを特定するための識別子、使用回数(例えば新品か中古品かなど)等の情報である。また、使用中に書き込まれた情報は、例えば、このカートリッジの使用開始日、累積の使用時間、このカートリッジを用いて印刷された用紙の枚数などがある。これらの情報に基づき、画像形成装置10は、適切に動作するよう制御される。つまり、プロセス制御における各種の設定パラメータを変更して、最適な処理が行われる。極端な例としては、ブラック以外の3色のカートリッジ16C,16M,16Yは同じ形状であり、入れ替えて装着することができてしまうが、非接触ICタグ44に記憶されたそのカートリッジ16のトナー色を特定する情報と、装着された現像部14C,14M,14Yが不整合の場合、装置の動作を停止するなどがある。
本実施形態では、一つの非接触ICタグ44との通信が失敗したとき、他のタグに対して通信を試みた後、画像形成装置10を停止制御する。非接触ICタグ44との通信に係る動作について説明する。
図2は、マゼンタのカートリッジ16Mに設けられた非接触ICタグ44Mが、アンテナ46に対向する位置である通信位置にある状態を概略的に示している。ロータリ現像機12を回転駆動する駆動モータ50は、図2においては、現像機軸20に直接結合され、この軸を介して回転駆動を行うものとして示されている。しかし、歯車等の伝達要素を介して駆動するように構成してもよい。また、ロータリ現像機12の外周に歯車の歯列を形成し、この歯車と噛み合う歯車を駆動モータにより駆動することで、ロータリ現像機12を回転駆動するようにもできる。また、図2には制御に係る構成をブロックで模式的に示している。非接触ICタグ44への情報の書き込み、タグ44からの情報の読み出しは、リーダライタ48により制御され、リーダライタ48の制御は装置全体の制御を司る制御部52が行う。制御部52は、駆動モータ50を制御して要求に応じてロータリ現像機12を回転させる。
ロータリ現像機12の近傍には、その回転の基準位置を検出するための基準位置センサ54が配置されている。ロータリ現像機12の外周面などの一か所に基準位置を示すマークが設けられ、このマークが基準位置センサ54に検出されると、この検出信号が制御部52に送られ、ロータリ現像機12が基準位置にあると判断される。基準位置を示すマークは、ロータリ現像機12に直接設けるのではなく、これと同期して回転する部材、例えば駆動モータのロータなどに設けることもできる。
図3は、非接触ICタグ44との通信に係る制御に関するフローチャートである。この制御は制御部52が実行する。非接触ICタグ44との通信を行うタイミングになったら、最初の非接触ICタグ44が通信位置となるようにロータリ現像機12を回転させ(S100)、このタグとの通信を実行する。タグとの通信が所定時間内に終わらない場合、通信の失敗と判断する(S104)。所定時間経過していなければ、通信が完了しているかが判断され(S106)、完了していなければ引き続き通信を行う。また、ステップS104で通信が失敗したと判断された場合は、通信異常のフラグをセットし(S108)、このタグとの通信は断念し、次のタグと通信するために、ロータリ現像機12を回転させる(S110)。次の、非接触ICタグ44が通信位置となったら、ステップS102に移行して通信を実行する。
ステップS106にて通信が完了したと判断された場合、次にロータリ現像機12が1周したかが判断される(S112)。ロータリ現像機12が1周していれば、全ての非接触ICタグ44との通信が試みられたことになり、通信異常の発生していない非接触ICタグ44への情報の書き込み、またタグからの情報の読み出しが実行されたことになる。ロータリ現像機12が1周していなかった場合、次のタグに移動し(S110)、さらにステップS102に移行する。ロータリ現像機12が1周を終えていた場合、通信異常フラグがセットされているかが判断される(S114)。いずれかの非接触ICタグ44との通信に失敗していると、通信異常フラグがセットされており、この場合には、適切な印刷動作が行えない可能性があるので、当該画像形成装置10の動作を停止する(S116)。ステップS114にて異常フラグがセットされていないと判断された場合、非接触ICタグ44との通信に係る制御が正常に終了する。
以上の制御によれば、複数の非接触ICタグ44と順次通信を行っている際に、通信に失敗したタグがあれば、まだ通信していない残りのタグとの通信を実行してから、装置を停止制御することができる。これにより、通信が行えるタグに対して書き込める情報は書き込み、読み出せる情報は読み出したのち、装置を停止することができる。
10 画像形成装置、12 ロータリ現像機、14 現像部、16 カートリッジ、44 非接触ICタグ、46 アンテナ、48 リーダライタ、50 駆動モータ、52 制御部、54 基準位置センサ。
Claims (1)
- ロータリ現像方式の多色の画像形成装置であって、
各色の現像部を備え、回転することにより、所定の色の現像部を転写ローラに対向させるロータリ現像機と、
ロータリ現像機に着脱可能で、色ごとに設けられたカートリッジと、
個々のカートリッジに装着され、当該カートリッジに関する情報が記憶された非接触ICタグと、
当該画像形成装置の本体側に設けられ、アンテナを介して、アンテナと対向する通信位置にて非接触ICタグとの間で通信を行うリーダライタと、
ロータリ現像機の回転動作を制御する制御部と、
を有し、
通信位置にある非接触ICタグとの通信に失敗すると、前記制御部は、ロータリ現像機を回転させて、通信が未完了の他の非接触ICタグとの通信を行い、その後、当該装置を停止する、
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=39076651
Family Applications (1)
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JP2006192550A Withdrawn JP2008020681A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 画像形成装置 |
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2006
- 2006-07-13 JP JP2006192550A patent/JP2008020681A/ja not_active Withdrawn
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